JP2005259835A - 半導体素子及びその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 イオン注入によりベース・コレクタ間容量が低減されており且つトランジスタ特性の劣化がない高性能なHBTを、工程数を増大させることなく実現する。
【解決手段】 半絶縁性基板100の上に、第1のコレクタ層101、第2のコレクタ層102、ベース層103、第1のエミッタ層104及び第2のエミッタ層105を順次形成する。第2のエミッタ層105をパターン化した後、第2のコレクタ層102における第2のエミッタ層105の外側の領域に対してイオン注入を行なって不活性化領域109を形成する。第2のエミッタ層105に対してサイドエッチングを行ない、それにより、第2のエミッタ層105の端と不活性化領域109の端とを離間させると共に、第1のエミッタ層104における第2のエミッタ層105の端と不活性化領域109の端との間に空乏化領域111を形成する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、エピタキシャル層が設けられた基板を用いたヘテロ接合型バイポーラトランジスタ(以下HBTと呼ぶ)及びその製造方法に関するものである。
HBTにおけるベース領域の直下に位置するコレクタ領域の一部分を、イオン注入法を用いて不活性化することにより、ベース・コレクタ間の寄生容量を低減し、それによって高性能なHBTを実現するプロセスが従来より用いられている(例えば非特許文献1参照)。
しかし、前述のプロセスにおいては、イオン注入されたドーパントがエミッタ表面からベース領域を通過してコレクタ領域に達するため、エミッタ層及びベース層のそれぞれの結晶性、並びにエミッタ層とベース層との界面の結晶性にダメージが生じる結果、トランジスタ特性(電流増幅率hFE=コレクタ電流/ベース電流)が劣化するという問題があった。
それに対して、山口(富士通)による方法(特許文献1参照)においては、エミッタの側面に、酸化膜よりなるサイドウォールを形成することによって、前述の問題の発生を回避している。
倉田衛、バイポーラトランジスタの動作理論、近代科学社、1980年 特開平6−232148号公報
しかしながら、特許文献1に記載された方法には、イオン注入に起因するダメージを防止するために酸化膜サイドウォールを形成する工程と、イオン注入後に酸化膜サイドウォールを除去する工程とを行なう必要があるため、工程数の増大が避けられず、製造コストが増大してしまうという問題がある。
前記に鑑み、本発明は、イオン注入によりベース・コレクタ間容量が低減されており且つトランジスタ特性の劣化がない高性能なHBTを、工程数を増大させることなく実現できるようにすることを目的とする。
本願発明者らは、種々の検討を行なった結果、イオン注入法を用いてコレクタ層に不活性化領域を形成した後に、エミッタをサイドエッチングするという簡易な工程を追加するだけで、前記の目的を達成できることを見出した。以下、その経緯について説明する。
従来、HBTの最大発振周波数の向上を図るために、ベース・コレクタ間容量を低減する技術として、イオン注入法や n/iコレクタ層が用いられてきた。イオン注入法によると、ベース直下のコレクタ層を空乏化することができる一方、この注入に起因して、エミッタ層とベース層との界面における注入端(イオン注入領域の端)でトラップ中心が発生する。その結果、トランジスタ動作において、ベース電極から注入されたキャリアがベース層を通ってエミッタ層に到達する際に、数%程度のキャリアが前述のトラップ中心にトラップされてしまう。従って、トランジスタ動作を継続させるためには、トラップされたキャリアを補償するためのベース電流が必要になるため、言い換えると、ベース電流にロスが生じるため、hFEが低下してしまう。
本願発明者らは、このhFEの低下を抑制するためにはエミッタまでの電流経路とトラップ部とを分離することが重要であることに着目し、エミッタ端(実質的にエミッタとして機能する部分の端)を注入端から引き離すことによって、エミッタ層におけるエミッタ端と注入端との間の部分を空乏化させ、それによってトラップ部方向への電流経路を遮断できるということを見出した。トラップ部方向への電流経路を遮断することにより、ベース電極から注入されたキャリアの大部分がベース層を通ってエミッタ層に到達すると考えられる。
尚、エミッタ端と注入端との分離は、エミッタに対するサイドエッチング、つまりエミッタ側壁部をウェットエッチング又はドライエッチングにより除去することによって実現することができる。但し、前述の分離つまりエミッタ形状の加工をドライエッチングにより実施した場合、新たに形成したエミッタ端面はドライエッチングによるダメージを受けることとなり、該ダメージは、ベースからエミッタへのリーク電流の増大を引き起こす。それに対しては、ドライエッチング後に、該エミッタ端面に対してウェットエッチングを行なうことにより、ドライエッチングによるダメージ領域を除去でき、それによってリーク電流を低減できるという効果が生じる。
本発明は、以上の知見に基づいてなされたものであって、具体的には、本発明に係るヘテロ接合型バイポーラトランジスタは、コレクタ層と、コレクタ層上に形成されたベース層と、ベース層上に形成されたエミッタ層とを備えたヘテロ接合型バイポーラトランジスタであって、エミッタ層は、ベース層の上面全体を覆う第1の半導体層と、第1の半導体層における所定の部分の上に形成された第2の半導体層とを有し、コレクタ層におけるベース層の下側の領域で且つ第2の半導体層の外側の領域には、イオン注入により不活性化領域が設けられており、不活性化領域の端と第2の半導体層の端とは離間しており、第1の半導体層における不活性化領域の端と第2の半導体層の端との間の領域は空乏化している。
また、本発明に係るヘテロ接合型バイポーラトランジスタの製造方法は、コレクタ層と、コレクタ層上に形成されたベース層と、ベース層上に形成されたエミッタ層とを備えたヘテロ接合型バイポーラトランジスタの製造方法であって、ベース層の上に、エミッタ層となる第1の半導体層及び第2の半導体層を順次形成する工程と、第2の半導体層を所定の形状にパターン化する工程と、コレクタ層におけるパターン化された第2の半導体層の外側の領域に対してイオン注入を行なって不活性化領域を形成する工程と、パターン化された第2の半導体層に対してサイドエッチングを行ない、それにより、該第2の半導体層の端と不活性化領域の端とを離間させると共に、第1の半導体層における該第2の半導体層の端と不活性化領域の端との間の領域を空乏化させる工程とを備えている。
本発明によると、ベース直下のコレクタ領域にイオン注入により不活性化領域が設けられるため、ベース・コレクタ間容量を低減できるので、高性能なHBTを実現できる。また、エミッタ層となる第2の半導体層の端(エミッタ端)と、不活性化領域の端(注入端)とを離間させるため、次のような効果が得られる。すなわち、不活性化領域を形成するためのイオン注入のダメージにより第1の半導体層(エミッタ層の一部)とベース層との界面に発生したトラップ準位によって、ベース電極からエミッタ電極へ向かうキャリアが捕獲されることを防止できる。このため、トランジスタ特性、つまりhFEの劣化を防止することができる。さらに、エミッタ端と注入端との分離を、エミッタ層である第2の半導体層に対するサイドエッチングの実施のみよって達成するので、工程数を増大させることなく高性能なHBTを実現することができる。
尚、本発明において、エミッタ端と注入端との離間距離は、0.1μm以上であることが好ましい。このようにすると、前述の効果が確実に得られる。また、エミッタ端と注入端との離間距離は、0.4μm以下であることが好ましい。このようにすると、hFE回復効果が得られる。
本発明によると、イオン注入によりコレクタ層の一部を不活性してベース・コレクタ間の寄生容量を低減する際に、エミッタをサイドエッチングするという簡易な工程を追加してエミッタ端と注入端とを分離することにより、電流増幅率hFEの劣化を回避できる。従って、トランジスタ特性の劣化がない高性能なHBTを低コストで製造できる。
以下、本発明の一実施形態に係るヘテロ接合型バイポーラトランジスタ(HBT)及びその製造方法について、図面を参照しながら説明する。
図1は、本実施形態に係るHBTの断面構造図である。図1に示すように、例えばGaAsよりなる半絶縁性基板100の上に、例えばSiドープ高濃度n型(n+型)GaAs層よりなる第1のコレクタ層101が形成されている。第1のコレクタ層101の上には、第1のコレクタ層101のコレクタ電極形成領域が露出するように、例えばSiドープn型GaAs層よりなる第2のコレクタ層102、例えばCドープp型GaAs層よりなるベース層103、及び例えばSiドープIn0.48GaP層よりなる第1のエミッタ層104が順次形成されている。第1のエミッタ層104の上には、第1のエミッタ層104のベース電極形成領域が露出するように、例えばSiドープn型GaAs層よりなる第2のエミッタ層105、例えばSeドープn+型In0.5 GaAs層よりなるコンタクト層106、及びWSiエミッタ層107が順次形成されている。ここで、WSiエミッタ層107のベース電極側の端部は、第2のエミッタ層105及びコンタクト層106の積層構造に対してオーバーハングしている。WSiエミッタ層107の上には、例えばPt/Ti/Pt積層構造(下から順にPt層、Ti層、Pt層が積層された構造)を持つエミッタ電極113が形成されている。ベース層103のベース電極形成領域の上には、第1のエミッタ層104を貫通し且つ例えばPt/Ti/Pt積層構造を持つベース電極114が形成されている。第1のコレクタ層101のコレクタ電極形成領域の上には、例えばAuGe/Ni/Au積層構造(下から順にAuGe層、Ni層、Au層が積層された構造)を持つコレクタ電極115が形成されている。
尚、第2のコレクタ層102におけるベース電極114の下側の領域には、イオン注入により不活性化領域109が設けられている。また、ベース層103及び第1のエミッタ層104における不活性化領域109の上側の領域にはそれぞれ、前記のイオン注入に起因して生じたダメージ領域103A及び104Aが形成されている。
本実施形態の特徴は、不活性化領域109の端つまりダメージ領域104Aの端(注入端)と第2のエミッタ層105の端(エミッタ端)とが離間していることである。これにより、第1のエミッタ層104における注入端とエミッタ端との間の領域に空乏化領域(本実施形態では空乏化したInGaP層領域)111が形成される。
以下、図1に示す本実施形態のHBTの製造方法の一例について説明する。図2(a)、(b)、図3(a)、(b)及び図4(a)、(b)は、本実施形態に係るHBTの製造方法の各工程を示す断面図である。
まず、図2(a)に示すように、例えばGaAsよりなる半絶縁性基板100の上に、例えばMOCVD法(有機金属化学的気相成長法)を用いて、例えばSiドープn+型GaAs層よりなる第1のコレクタ層101、例えばSiドープn型GaAs層よりなる第2のコレクタ層102、例えばCドープp型GaAs層よりなるベース層103、例えばSiドープIn0.48GaP層よりなる第1のエミッタ層104、例えばSiドープn型GaAs層よりなる第2のエミッタ層105、例えばSeドープn+型In0.5 GaAs層よりなるコンタクト層106を順次成膜する。続いて、スパッタ法を用いて、半絶縁性基板100の上に全面に亘って厚さ100nm程度のWSiエミッタ層107を形成する。
次に、図2(b)に示すように、エミッタ形成領域を覆うレジストパターン108をマスクとして、WSiエミッタ層107に対して、例えばCF4 ガスとSF6 ガスとの混合ガスを用いたドライエッチングを行なう。続いて、レジストパターン108をマスクとして、コンタクト層106及び第2のエミッタ層105に対して、例えばSiCl4 ガスとSF6 ガスとN2 ガスとの混合ガスを用いたドライエッチングを行なう。これによってHBTのエミッタ領域を形成することができる。
次に、図3(a)に示すように、例えばエミッタ形成に用いたレジストパターン108をマスクとして、第1のエミッタ層104、ベース層103及び第2のコレクタ層102に対して、例えば加速電圧100KeV、ドーズ量2.0×1011cm-2の注入条件でHe(ヘリウム)のイオン注入を行なう。これにより、Heイオンは、第1のエミッタ層(InGaP層)104とベース層(p+型GaAs層)103とを通過して第2のコレクタ層(n型GaAs層)102に到達し、不活性化領域109が形成される。不活性化領域109においては、結晶ダメージによってトラップ準位が生じており、キャリアは該準位にトラップされてしまう。また、ベース層103及び第1のエミッタ層104における不活性化領域109の上側の領域にはそれぞれダメージ領域103A及び104Aが形成される。ここで、第1のエミッタ層(InGaP層)104とベース層(p+型GaAs層)103との界面における注入端には、注入ダメージによりトラップ準位110が形成される。このトラップ準位110は、ベース電極から注入されたキャリアの一部をトラップしてトランジスタ特性の劣化を引き起こす原因となるものであるが、本実施形態では、後述するように該事態を回避することができる。
次に、図3(b)に示すように、例えばエミッタ形成に用いたレジストパターン108をマスクとして、例えばリン酸と過酸化水素水と水との混合液(混合体積比は例えばリン酸:過酸化水素水:水=4:1:90)を用いたウェットエッチングを、第2のエミッタ層(n型GaAs層)105及びコンタクト層(n+型In0.5 GaAs層)106のそれぞれに対して行なう。これにより、第2のエミッタ層105及びコンタクト層106がサイドエッチングされて、それぞれの側部が所定の厚さだけ除去される。その結果、第1のエミッタ層104におけるダメージ領域104A以外の他のInGaP層領域の表面が新たに露出し、該新たに露出した領域は空乏化領域111となる。また、不活性化領域109の端つまりダメージ領域104Aの端(注入端)と第2のエミッタ層105の端(エミッタ端)とが離間する。
次に、図4(a)に示すように、エミッタ形成領域を含むベース形成領域を覆うレジストパターン112をマスクとして、例えばCF4 ガスとSF6 ガスとの混合ガスを用いたドライエッチングを、第1のエミッタ層104、ベース層103及び第2のコレクタ層102に対して行ない、それによってHBTのベース領域を形成する。
次に、図4(b)に示すように、例えば抵抗加熱蒸着法及びリフトオフ法を用いて、WSiエミッタ層107の上及び第1のエミッタ層104のベース電極形成領域(本実施形態ではダメージ領域104A)の上にそれぞれエミッタ電極113及びベース電極114となる例えばPt/Ti/Pt積層構造を形成する。また、これとは別に、例えば抵抗加熱蒸着法及びリフトオフ法を用いて、第1のコレクタ層101のコレクタ電極形成領域の上に、コレクタ電極115となる例えばAuGe/Ni/Au積層構造を形成する。
尚、前記の各金属積層構造の形成後には、例えば窒素(N2 )雰囲気中における380℃、120秒間のアニールを行なう。これにより、ベース電極114となるPt/Ti/Pt積層構造のうち第1のエミッタ層(InGaP層)104と接するPt層のPt原子が該InGaP層中を拡散してベース層(p型GaAs層)103に到達し、それによってオーミック接合が形成される。また、コレクタ電極115となるAuGe/Ni/Au積層構造と第1のコレクタ層(n+型GaAs層)101との間でも合金化反応が生じ、その結果、オーミック接合が形成される。このようにして、エミッタ電極113、ベース電極114及びコレクタ電極115が形成されたHBTが完成する。
以上に説明したように、本実施形態によると、ベース層103の直下の第2のコレクタ層102にイオン注入により不活性化領域109が設けられるため、ベース・コレクタ間容量を低減できるので、高性能なHBTを実現できる。また、第2のエミッタ層105の端(エミッタ端)と不活性化領域109の端(注入端)とを離間させるため、次のような効果が得られる。すなわち、エミッタ端を注入端から引き離すことにより、第1のエミッタ層104における注入端とエミッタ端との間のInGaP領域が空乏化して空乏化領域111が形成されるため、第1のエミッタ層104とベース層103との界面における注入端(ダメージ領域103A及び104Aの端)に生じたトラップ準位110の方向への電流経路が遮断される。これにより、トランジスタ動作において、図8に示すように、ベース電極114から注入されたキャリアの大部分(図中の矢印がキャリアの流れ(電流)を示す)がベース層(p+型GaAs層)103を通ってエミッタ層104及び105に到達すると考えられる。このため、図10に示すように、トランジスタ特性、つまりhFEの劣化を防止することができる。尚、図10において、横軸はコレクタ電流IC を示し、縦軸はhFEを示す。また、図10において、「注入無し」は、本実施形態において「不活性化領域109を形成するためのイオン注入」と「エミッタ端と注入端とを分離するためのサイドエッチング」とを行なわなかった場合に得られるhFEを表している。また、「注入有り」は、本実施形態において「不活性化領域109を形成するためのイオン注入」を行ない且つ「エミッタ端と注入端とを分離するためのサイドエッチング」を行なわなかった場合に得られるhFEを表している。また、「注入有り+分離」は、本実施形態の方法を行なった場合に得られるhFE、つまり「不活性化領域109を形成するためのイオン注入」と「エミッタ端と注入端とを分離するためのサイドエッチング」とを行なった場合に得られるhFEを表している。図10に示すように、本実施形態によると、「不活性化領域109を形成するためのイオン注入」に起因するhFEの低下分を、「エミッタ端と注入端とを分離するためのサイドエッチング」によって回復させることができる。
また、本実施形態によると、エミッタ端と注入端との分離を、第2のエミッタ層105に対するサイドエッチングの実施のみよって達成するので、工程数を増大させることなく高性能なHBTを実現することができる。
尚、本実施形態において、不活性化領域109を形成するために第2のコレクタ層102にHeを注入したが、これに代えて、H(水素)又はB(ホウ素)を注入してもよい。
また、本実施形態において、第2のエミッタ層105をエミッタ形状にパターン化する際に、SiCl4 ガスとSF6 ガスとN2 ガスとの混合ガスを用いてドライエッチングを行なったが、これに代えて、他のエッチングガス、例えば、ArガスとCl2 ガスとの混合ガスを用いてドライエッチングを行なってもよい。
また、本実施形態において、第2のエミッタ層105に対してサイドエッチングを行なう際に、リン酸と過酸化水素水と水とを含むエッチング液を用いてウェットエッチングを行なったが、これに代えて、他のエッチング液、例えば、クエン酸アンモニウムと過酸化水素水と水とを含むエッチング液を用いてウェットエッチングを行なってもよい。
また、本実施形態において、第2のエミッタ層105に対してサイドエッチングを行なう際に、ウェットエッチングに代えて、ドライエッチングを用いてもよい。この場合、例えば、SiCl4 ガスとSF6 ガスとを含むエッチングガスを用いてドライエッチングを行なってもよい。
但し、第2のエミッタ層105のサイドエッチングをドライエッチングにより実施した場合、新たに形成したエミッタ端面はドライエッチングによるダメージを受けることとなり、該ダメージは、ベースからエミッタへのリーク電流の増大を引き起こす。それに対しては、ドライエッチング後に、該エミッタ端面に対してウェットエッチングを行なうことにより、ドライエッチングによるダメージ領域を除去でき、それによってリーク電流を抑制して良好なHBT特性を実現することができる。
また、本実施形態において、HBTを構成する基板、各半導体層及び各電極のそれぞれの材料が特に限定されないことは言うまでもない。
(比較例)
以下、比較例として、エミッタ端と注入端とが分離していないHBT及びその製造方法並びにその特性について、図面を参照しながら説明する。
図5(a)、(b)及び図6(a)、(b)は、比較例に係るHBTの製造方法の各工程を示す断面図である。
まず、図5(a)に示すように、例えばGaAsよりなる半絶縁性基板200の上に、例えばMOCVD法を用いて、例えばSiドープn+型GaAs層よりなる第1のコレクタ層201、例えばSiドープn型GaAs層よりなる第2のコレクタ層202、例えばCドープp型GaAs層よりなるベース層203、例えばSiドープIn0.48GaP層よりなる第1のエミッタ層204、例えばSiドープn型GaAs層よりなる第2のエミッタ層205、例えばSeドープn+型In0.5 GaAs層よりなるコンタクト層206を順次成膜する。続いて、スパッタ法を用いて、半絶縁性基板200の上に全面に亘って厚さ100nm程度のWSiエミッタ層207を形成する。その後、エミッタ形成領域を覆うレジストパターン208をマスクとして、例えばCF4 ガスとSF6 ガスとの混合ガスを用いたドライエッチングを、WSiエミッタ層207、コンタクト層206及び第2のエミッタ層205に対して行ない、それによってHBTのエミッタ領域を形成する。
次に、図5(b)に示すように、例えばエミッタ形成に用いたレジストパターン208をマスクとして、第1のエミッタ層204、ベース層203及び第2のコレクタ層202に対して、例えば加速電圧100KeV、ドーズ量2.0×1011cm-2の注入条件でHeのイオン注入を行なう。これにより、Heイオンは、第1のエミッタ層(InGaP層)204とベース層(p+型GaAs層)203とを通過して第2のコレクタ層(n型GaAs層)202に到達し、不活性化領域209が形成される。不活性化領域209においては、結晶ダメージによってトラップ準位が生じており、キャリアは該準位にトラップされてしまう。また、ベース層203及び第1のエミッタ層204における不活性化領域209の上側の領域にはそれぞれダメージ領域203A及び204Aが形成される。ここで、第1のエミッタ層(InGaP層)204とベース層(p+型GaAs層)203との界面における注入端には、注入ダメージによりトラップ準位210が形成される。このトラップ準位210は、ベース電極から注入されたキャリアの一部をトラップしてトランジスタ特性の劣化を引き起こす原因となるものである。
次に、図6(a)に示すように、エミッタ形成領域を含むベース形成領域を覆うレジストパターン212をマスクとして、例えばCF4 ガスとSF6 ガスとの混合ガスを用いたドライエッチングを、第1のエミッタ層204、ベース層203及び第2のコレクタ層202に対して行ない、それによってHBTのベース領域を形成する。
次に、図6(b)に示すように、例えば抵抗加熱蒸着法及びリフトオフ法を用いて、WSiエミッタ層207の上及び第1のエミッタ層204のベース電極形成領域(本実施形態ではダメージ領域104A)の上にそれぞれエミッタ電極213及びベース電極214となる例えばPt/Ti/Pt積層構造を形成する。また、これとは別に、例えば抵抗加熱蒸着法及びリフトオフ法を用いて、第1のコレクタ層201のコレクタ電極形成領域の上に、コレクタ電極215となる例えばAuGe/Ni/Au積層構造を形成する。
尚、前記の各金属積層構造の形成後には、例えばN2 雰囲気中における380℃、120秒間のアニールを行なう。これにより、ベース電極214となるPt/Ti/Pt積層構造のうち第1のエミッタ層(InGaP層)204と接するPt層のPt原子が該InGaP層中を拡散してベース層(p型GaAs層)203に到達し、それによってオーミック接合が形成される。また、コレクタ電極215となるAuGe/Ni/Au積層構造と第1のコレクタ層(n+型GaAs層)201との間でも合金化反応が生じ、その結果、オーミック接合が形成される。このようにして、エミッタ電極213、ベース電極214及びコレクタ電極215が形成されたHBTが完成する。
以上に説明した比較例によると、ベース層203の直下の第2のコレクタ層202にイオン注入により不活性化領域209が設けられるため、ベース・コレクタ間容量を低減できるという効果が得られる。しかしながら、このイオン注入に起因して、第1のエミッタ層(InGaP層)204とベース層(p+型GaAs層)203との界面における注入端(ダメージ領域203A及び204Aの端)でトラップ準位210が発生する。その結果、トランジスタ動作において、図7に示すように、ベース電極214から注入されたキャリアがベース層203を通ってエミッタ層204及び205に到達する際に、数%程度のキャリア(図中の矢印がキャリアの流れ(電流)を示す)がトラップ準位210によって捕獲されてしまう。従って、トランジスタ動作を継続させるためには、トラップされたキャリアを補償するためのベース電流が必要になるため、言い換えると、ベース電流にロスが生じるため、図9に示すように、hFEが低下してしまう。尚、図9において、横軸はコレクタ電流IC を示し、縦軸はhFEを示す。また、図9において、「注入無し」は、本比較例において「不活性化領域209を形成するためのイオン注入」を行なわなかった場合に得られるhFEを表している。また、「注入有り」は、本比較例の方法を行なった場合に得られるhFE、つまり「不活性化領域209を形成するためのイオン注入」を行なった場合に得られるhFEを表している。図9に示すように、本比較例の「不活性化領域209を形成するためのイオン注入」に起因してhFEの低下が生じている。
本発明は、HBT及びその製造方法に関し、イオン注入によりベース・コレクタ間容量が低減されたHBTに適用した場合に、工程数の増大とトランジスタ特性の劣化とを防止できるという効果が得られ有用である。
本発明の一実施形態に係るヘテロ接合型バイポーラトランジスタの構造を示す断面図である。 (a)及び(b)は、本発明の一実施形態に係るヘテロ接合型バイポーラトランジスタの製造方法の各工程を示す断面図である。 (a)及び(b)は、本発明の一実施形態に係るヘテロ接合型バイポーラトランジスタの製造方法の各工程を示す断面図である。 (a)及び(b)は、本発明の一実施形態に係るヘテロ接合型バイポーラトランジスタの製造方法の各工程を示す断面図である。 (a)及び(b)は、比較例に係るヘテロ接合型バイポーラトランジスタの製造方法の各工程を示す断面図である。 (a)及び(b)は、比較例に係るヘテロ接合型バイポーラトランジスタの製造方法の各工程を示す断面図である。 比較例に係るヘテロ接合型バイポーラトランジスタにおけるベース電極からエミッタ電極への電流の流れを示す図である。 本発明の一実施形態に係るヘテロ接合型バイポーラトランジスタにおけるベース電極からエミッタ電極への電流の流れを示す図である。 比較例に係るヘテロ接合型バイポーラトランジスタにおけるhFEの低下を示す図である。 本発明の一実施形態に係るヘテロ接合型バイポーラトランジスタによるhFEの劣化防止効果を示す図である。
符号の説明
100 半絶縁性基板
101 第1のコレクタ層
102 第2のコレクタ層
103 ベース層
103A ダメージ領域
104 第1のエミッタ層
104A ダメージ領域
105 第2のエミッタ層
106 コンタクト層
107 WSiエミッタ層
108 レジストパターン
109 不活性化領域
110 トラップ準位
111 空乏化領域
112 レジストパターン
113 エミッタ電極
114 ベース電極
115 コレクタ電極

Claims (12)

  1. コレクタ層と、前記コレクタ層上に形成されたベース層と、前記ベース層上に形成されたエミッタ層とを備えたヘテロ接合型バイポーラトランジスタであって、
    前記エミッタ層は、前記ベース層の上面全体を覆う第1の半導体層と、前記第1の半導体層における所定の部分の上に形成された第2の半導体層とを有し、
    前記コレクタ層における前記ベース層の下側の領域で且つ前記第2の半導体層の外側の領域には、イオン注入により不活性化領域が設けられており、
    前記不活性化領域の端と前記第2の半導体層の端とは離間しており、
    前記第1の半導体層における前記不活性化領域の端と前記第2の半導体層の端との間の領域は空乏化していることを特徴とするヘテロ接合型バイポーラトランジスタ。
  2. 前記第1の半導体層はInGaP層よりなることを特徴とする請求項1に記載のヘテロ接合型バイポーラトランジスタ。
  3. 前記不活性化領域に注入された元素は、H、He及びBのうちの少なくとも1つであることを特徴とする請求項1に記載のヘテロ接合型バイポーラトランジスタ。
  4. コレクタ層と、前記コレクタ層上に形成されたベース層と、前記ベース層上に形成されたエミッタ層とを備えたヘテロ接合型バイポーラトランジスタの製造方法であって、
    前記ベース層の上に、前記エミッタ層となる第1の半導体層及び第2の半導体層を順次形成する工程と、
    前記第2の半導体層を所定の形状にパターン化する工程と、
    前記コレクタ層におけるパターン化された前記第2の半導体層の外側の領域に対してイオン注入を行なって不活性化領域を形成する工程と、
    パターン化された前記第2の半導体層に対してサイドエッチングを行ない、それにより、該第2の半導体層の端と前記不活性化領域の端とを離間させると共に、前記第1の半導体層における該第2の半導体層の端と前記不活性化領域の端との間の領域を空乏化させる工程とを備えていることを特徴とするヘテロ接合型バイポーラトランジスタの製造方法。
  5. 前記第1の半導体層はInGaP層よりなることを特徴とする請求項4に記載のヘテロ接合型バイポーラトランジスタの製造方法。
  6. 前記第2の半導体層をパターン化する工程は、SiCl4 ガスとSF6 ガスとN2 ガスとの混合ガスを用いたドライエッチングにより実施されることを特徴とする請求項4に記載のヘテロ接合型バイポーラトランジスタの製造方法。
  7. 前記第2の半導体層をパターン化する工程は、ArガスとCl2 ガスとの混合ガスを用いたドライエッチングにより実施されることを特徴とする請求項4に記載のヘテロ接合型バイポーラトランジスタの製造方法。
  8. 前記サイドエッチングを行なう工程は、ドライエッチングにより実施されることを特徴とする請求項4に記載のヘテロ接合型バイポーラトランジスタの製造方法。
  9. 前記ドライエッチングにおいて、SiCl4 ガスとSF6 ガスとを含む混合ガスを用いることを特徴とする請求項8に記載のヘテロ接合型バイポーラトランジスタの製造方法。
  10. 前記サイドエッチングを行なう工程は、ウェットエッチングにより実施されることを特徴とする請求項4に記載のヘテロ接合型バイポーラトランジスタの製造方法。
  11. 前記ウェットエッチングにおいて、リン酸と過酸化水素水と水とを含むエッチング液を用いることを特徴とする請求項10に記載のヘテロ接合型バイポーラトランジスタの製造方法。
  12. 前記ウェットエッチングにおいて、クエン酸アンモニウムと過酸化水素水と水とを含むエッチング液を用いることを特徴とする請求項10に記載のヘテロ接合型バイポーラトランジスタの製造方法。
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