JP2005259365A - 面状光発生装置、画像表示装置 - Google Patents

面状光発生装置、画像表示装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2005259365A
JP2005259365A JP2004065481A JP2004065481A JP2005259365A JP 2005259365 A JP2005259365 A JP 2005259365A JP 2004065481 A JP2004065481 A JP 2004065481A JP 2004065481 A JP2004065481 A JP 2004065481A JP 2005259365 A JP2005259365 A JP 2005259365A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
input
planar
symmetry
point
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2004065481A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4452528B2 (ja
Inventor
Shinya Ono
晋也 小野
Daiki Nakano
大樹 中野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
INTERNAT DISPLAY TECHNOLOGY KK
International Display Technology Co Ltd
International Business Machines Corp
Original Assignee
INTERNAT DISPLAY TECHNOLOGY KK
International Display Technology Co Ltd
International Business Machines Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by INTERNAT DISPLAY TECHNOLOGY KK, International Display Technology Co Ltd, International Business Machines Corp filed Critical INTERNAT DISPLAY TECHNOLOGY KK
Priority to JP2004065481A priority Critical patent/JP4452528B2/ja
Publication of JP2005259365A publication Critical patent/JP2005259365A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4452528B2 publication Critical patent/JP4452528B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Liquid Crystal (AREA)
  • Planar Illumination Modules (AREA)
  • Light Guides In General And Applications Therefor (AREA)
  • Led Device Packages (AREA)
  • Led Devices (AREA)

Abstract

【課題】複数の点光源から出力される光に基づいて均一な面状光を出力する面状光発生装置を実現する。
【解決手段】面状発生装置1は、外部に設けられた点光源5a〜5dからの光を入力するための光入力窓2a〜2dと、入力した光を散乱させる散乱領域4を備えた導光部材3とを有する。光入力窓2a〜2dは、点光源5a〜5dからの入力光について、自由空間における光強度分布パターンがC4Vの対称性を有するよう必要に応じて光進行方向等を調整する機能を有し、散乱領域4上には、C4Vの対称性を有するよう光散乱部材が配置されている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、点光源から供給される光に基づいて面状光を出力する面状光発生装置および面状光発生装置を利用した画像表示装置に関する。
CRTディスプレイにおいて進歩の遅かったディスプレイの高解像度化は、液晶をはじめとする新たな技術の導入と共に飛躍的な進歩を遂げようとしている。すなわち、液晶材料を用いた画像表示装置は微細加工を施すことによりCRTディスプレイに比べて高精細な画像を表示することが可能である。
液晶を用いた画像表示装置は、液晶分子の配向性が印加電界に応じて変化することを利用しており、具体的には、液晶分子を含有する液晶層を備え、かかる液晶層に対して表示画像に応じた電界を印加することによって光透過率を変化させ、光透過率の分布状態に応じた濃淡を画面上に表示している。従って、液晶を用いた画像表示装置においては、画像表示を行うためには液晶層に対して光を入射する機構が必要となり、通常は、液晶を用いた画像表示装置は、いわゆるバックライトと称される面状光発生機構を備えた構成を有する。
かかる面状光発生機構の例として、蛍光管等の線状光発生機構を利用した構成に加え、近年、LED(Light Emitting Diode)等の点光源を用いたものが提案されている。LEDは、低消費電力で駆動し、高輝度の発光が可能である等の利点を有することから、LED等の点光源を利用した面状光発生機構を備えることにより、低消費電力等の利点を有する画像表示装置を実現することが可能となる。
図10は、点光源を用いた従来の面状光発生機構の構成を示す模式図である。図10に示すように、点光源を用いた従来の面状光発生機構は、複数の点光源101と、点光源101からの光を入力し、面状光に変換して出力する導光体102とを備える。導光体102は、面状光出射方向(図10において、紙面と垂直方向)から見て長方形状の形状を有すると共に、長方形の頂点に対応した位置に入射窓を有する。点光源101は、導光体に備わる入射窓を介して光を入射するよう配置されている。また、複数の点光源101は、出力する光の指向方向が導光体102の中心に向かうよう配置されている。(例えば、特許文献1参照。)
特開平11−133425号公報(第1図)
しかしながら、図10に示す面状光発生機構は、実際に作製した場合に面状光を出力することが困難であるという問題を有する。すなわち、特許文献1に記載された導光体102は、面状光出射方向に対して垂直方向に入力された放射光に基づいて面状光を出力する機能を有する必要があるが、かかる機能を実現する具体的構成については特許文献1に何ら開示されておらず、図10に示された技術事項のみでは面状光を出力することは困難である。
また、点光源を複数備えた面状光発生機構の場合には、導光体の構造を従来の蛍光管等の線状光発生機構を用いたものと同様とすることは妥当ではない。点光源より出力される光は、進行するに従って放射状に拡散する特性を有し、ほぼ一様な平面光として出力される線状光とは著しく異なるためである。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、複数の点光源から出力される光を用いて強度が均一な面状光を出力する面状光発生装置を実現することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、請求項1にかかる面状光発生装置は、放射状に光を発する複数の点光源からの入力光を、光散乱手段によって散乱させることによって面状光を生成する面状光発生装置であって、複数の前記点光源に対応して形成された複数の光入力窓と、前記光入力窓を介して入力される複数の前記点光源からの入力光の自由空間における強度分布パターンの対称性と、前記光散乱手段の配置パターンの対称性とが一致するよう前記光散乱手段が配置された光散乱領域を有する導光手段とを備えたことを特徴とする。
この請求項1の発明によれば、入力光の自由空間における強度分布パターンの対称性と、光散乱部材の配置パターンの対称性とが一致するよう光散乱部材を配置することとしたため、複数の点光源からの放射光を入力光として用いたにもかかわらず、均一な面状光を出力することが可能である。
また、請求項2にかかる面状光発生装置は、上記の発明において、前記光散乱領域は、前記面状光の出射方向と垂直な断面の形状が矩形状となるよう形成され、前記光入力窓は、前記矩形の頂点に対応した位置に形成されることを特徴とする。
また、請求項3にかかる面状光発生装置は、上記の発明において、前記入力光の自由空間における強度分布パターンは、前記光散乱領域内の基準点に対して2回対称であり、前記光散乱手段は、前記基準点に対して2回対称となるよう配置されることを特徴とする。
また、請求項4にかかる面状光発生装置は、上記の発明において、前記入力光の自由空間における強度分布パターンは、C2Vの対称性を有し、前記光散乱手段は、前記光散乱領域上にC2Vの対称性を有するよう配置されることを特徴とする。
また、請求項5にかかる面状光発生装置は、上記の発明において、前記光散乱領域は、面状光の出射方向と垂直な断面形状が正方形状となるよう形成され、前記入力光は、前記正方形の各頂点に対応して形成された前記光入力窓を介して入力され、前記入力光の自由空間における強度分布パターンは、C4Vの対称性を有し、前記光散乱手段は、前記光散乱領域上にC4Vの対称性を有するよう配置されることを特徴とする。
また、請求項6にかかる面状光発生装置は、上記の発明において、前記光入力窓は、前記点光源からの入力光の自由空間における強度分布パターンの調整機能を有することを特徴とする。
また、請求項7にかかる画像表示装置は、表示画素に対応した画素回路が形成されたアレイ基板と、前記アレイ基板と対向して配置された対向基板と、前記アレイ基板と前記対向基板との間に封入された液晶層と、複数の点光源と、前記点光源に対応して形成された光入力窓と、前記光入力窓を介して入力される複数の前記点光源からの入力光の自由空間における強度分布パターンの対称性と、前記入力光を散乱する光散乱部材の配置パターンの対称性とが一致するよう前記光散乱手段が配置された光散乱領域を有する導光手段とを有する面状光発生手段とを備えたことを特徴とする。
本発明にかかる面状光発生装置は、入力光の自由空間における強度分布パターンの対称性と、光散乱部材の配置パターンの対称性とが一致するよう光散乱部材を配置することとしたため、複数の点光源からの放射光を入力光として用いたにもかかわらず、均一な面状光を出力できるという効果を奏する。
また、本発明にかかる画像表示装置は、面状光発生手段として、入力光を生成する複数の点光源と、点光源からの入力光の自由空間における強度分布パターンの対称性と等しい対称性を有するよう配置された光散乱部材とを備えたものを用いることとしているため、点光源を用いたにもかかわらず均一な面状光を出力することが可能であり、かかる面状光を用いて画像表示を行うことから、画面全体に渡って均一な輝度の画像表示を行うことができるという効果を奏する。
以下に、本発明にかかる画像表示装置を実施するための最良の形態(以下、単に「実施の形態」と称する)について図面を参照しつつ説明を行う。なお、図面は模式的なものであって現実のものとは異なることに留意すべきであり、図面の相互間においても互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれていることはもちろんである。
(実施の形態1)
まず、実施の形態1にかかる面状光発生装置について説明する。図1は、本実施の形態1にかかる面状光発生装置の全体構成を示す模式図である。図1に示すように、本実施の形態1にかかる面状光発生装置1は、面状光出射方向(図1において、紙面に対して垂直方向)と垂直方向に関する導光部材3の断面形状がほぼ正方形となるよう形成されている。また、実施の形態1にかかる面状光発生装置1は、上記正方形の頂点に対応した領域に外部からの光を入力するための光入力窓2a〜2dと、導光部材3の内部において、外部から入力された光を散乱するための光散乱領域4とを備える。
光入力窓2a〜2dは、外部に配置された点光源5a〜5dから出力される放射光を面状光発生装置1内部に入力するためのものである。また、光入力窓2a〜2dは、点光源5a〜5dから出力される放射光について、自由空間における光強度分布パターンを補正する機能も有する。具体的には、光入力窓2a〜2dは、対応する点光源5a〜5dのすべてから出力される放射光の強度分布パターンが、自由空間内を進行する際に、シェーン・フリース記号におけるC4Vの対称性を有するよう、光の進行方向等を適宜補正する機能を有する。かかる機能は、例えば、点光源5a〜5dの光出力特性に合わせて光入力窓2a〜2dの形状、屈折率等を適宜調整することによって実現される。具体的には、光入力窓2a〜2dは、例えば、点光源5a〜5dのそれぞれから出力される放射光について、光散乱領域4の中心点に向かう方向に中心軸を有し、かかる中心軸に対して互いにほぼ等しい対称性を有するよう補正する機能を有する。
なお、「自由空間」とは、光の進行方向を変化させる光散乱要素等が存在しない空間をいい、理想的には、真空空間のことをいう。すなわち、「自由空間内を進行する際にC4Vの対称性を有する」とは、光散乱領域上に後述する光散乱部材10等が一切存在しない場合に、点光源5a〜5dから導光部材3に入力される光の導光部材3内における強度分布パターンがC4Vの対称性を有することを意味している。また、「放射光」とは、光源から複数の方向に進行する成分を含む光をいい、あらゆる角度に均等に放射される光以外の光も含む概念である。さらに、「点光源」とは、放射光を出力する光源全般を指す概念である。
光散乱領域4は、光入力窓2a〜2dを介して点光源5a〜5dより入力された放射光を散乱させることによって、面状光を生成するためのものである。具体的には、後述する光散乱部材10が所定のパターンに従って配列された構成を有し、光散乱部材10によって散乱された光が、図1の紙面と垂直方向に面状に出力される構成を有する。なお、光散乱部材10の具体的形状や、配置パターン等については、後に詳細に説明するのでここでは省略する。
図2は、図1のA−A線断面図である。図2に示すように、面状光発生装置1は、底面に光散乱領域4を備え、直方体状の形状を有する導光部材3と、導光部材3の側面のうち光入力窓2a〜2dが形成された領域以外の領域または導光部材3の底面領域を介して入力光が外部に漏れ出すことを防止するための反射部材7とを備える。なお、図2に示す構成では導光部材3と反射部材7とを別個独立に形成する構造としたが、例えば導光部材3の底面および側面に対して所定の処理を行うことによって光反射機能を備えさせること等によって、導光部材3と反射部材7とを一体的に形成することとしても良い。また、点光源5a〜5dは、図2に示すように(図2に示す部材は点光源5dだが、点光源5a〜5cも同様とする)、内部にLED8を備え、LED8から出力される放射光を面状光発生装置1に対して入力する構成を有する。
次に、光散乱領域4に所定のパターンに従って配置される光散乱部材について説明する。光散乱部材は、特許請求の範囲における光散乱手段の一例として機能するものであり、点光源5a〜5dから入力された放射光を散乱する機能を有する。図3−1〜図3−3は、光散乱部材10a〜10cの立体構造を示す模式図である。図3−1に示すように、光散乱部材10aは直方体形状を有し、図3−2に示すように、光散乱部材10bはテーパー形状を有し、図3−3に示すように、光散乱部材10cは円柱形状を有する。本実施の形態1にかかる面状光発生装置1において、光散乱領域4に配置する光散乱部材としては、光散乱部材10a〜10cのいずれを用いることとしても良く、また、光散乱部材10a〜10cの中から2以上の形状のものを混在させた構成としても良い。このため、以下では光散乱部材10a〜10cのうちで任意の光散乱機能を有する部材を「光散乱部材10」と称する。
図4は、光散乱領域4上に図3−1〜図3−3に示した光散乱部材10を配置するパターンの一例について示す模式図である。なお、図4における黒点は、光散乱の強弱を反映しており、具体的には、黒点の大小によって光散乱部材10の配置密度の程度または光散乱部材10の大小関係を表している。すなわち、黒点の大きさが大きい領域では、光散乱部材10が密に配置されているか、個々の光散乱部材10の大きさが他と比べて大きいものを用いていることを意味している。
図4からも明らかなように、本実施の形態1では、光散乱部材10は、シェーン・フリース記号におけるC4Vの対称性を有するよう配置されている。上述したように、本実施の形態1にかかる面状光発生装置1は、光入力窓2a〜2dを介して外部より入力される光の自由空間における強度分布パターンがC4Vとなるよう構成されており、光散乱領域4における光散乱部材10の配置パターンは、かかる光強度分布パターンに一致するよう構成されている。
また、図4にも示すように、本実施の形態1では、光散乱領域4における光散乱部材10の配置パターンについて、上記した対称性を維持しつつ、光入力窓2a〜2dから離隔するに従って、光散乱部材10の配置密度を増加させた構成を有する。既に述べたように、本実施の形態1にかかる面状光発生装置は、外部から入力される光を放射光としたために、入力光は、光入力窓2a〜2dのそれぞれを介して入力された後に徐々に拡散することによって光強度が低下する特性を有する。このため、本実施の形態1にかかる面状光発生装置では、光入力窓2a〜2dから離隔するに従って光散乱の発生程度高める構成を採用し、散乱強度の均一性を高めることとしている。
ここで、本実施の形態1における「対称性」について定義する。本実施の形態1では、対称性の有無は、例えば回転対称について、以下に示す式によって判断される。光散乱領域4の中心点を原点とし、原点からの距離をr、原点を通る任意の基準線との間の角度をθとして、光散乱部材10の配置密度関数ρ(r,θ)は、
Figure 2005259365
で定義される。(1)式において、Num(rp, P)は、基準点P(=光散乱領域4の中心点)を中心とした光散乱領域4の周縁と内接する円の半径rmより小さな値rpを半径とした円内に存在する散乱点の数(≒光散乱部材10の数または大きさ)である。なお、密度関数ρ(r,θ)は、厳密には散乱点に関する密度関数であるが、本実施の形態では、光散乱部材10の数密度または存在密度と等価のものとして以下の議論を展開する。
そして、(1)式で定義した密度関数ρ(r,θ)を用いて、
Figure 2005259365
が定義される。(2)式に示すZ(θ)について、理想的には、
Figure 2005259365
を満たす場合にθs(≠0)の回転対称性を有することとなる。本実施の形態1では、「対称性」とは、(3)式に示す場合よりも広い概念であって、具体的には、
Figure 2005259365
と定義するT(θs)に関して、T(θs)が極大となるθs(0ではない最小の数)について対称性を有するものとする。例えば、本実施の形態1では、θs=90°でT(θs)が極大となる場合には、4回対称(90°の回転対称性、すなわちC4の対称性)を有していることとし、θs=180°でT(θs)が極大となる場合には、2回対称(180°の回転対称性、すなわちC2の対称性)を有することとしている。
なお、回転対称の場合以外の対称性、例えば軸対称に関しても同様に定義することが可能である。例えば軸対称の場合には、(1)式〜(4)式における変数θ、rを適当な変数に変換することによって、ほぼ同様に対称性を定義することが可能である。なお、軸対称等についても、本実施の形態1では(3)式に対応する理想的な場合のみならず、(4)式に対応する相関関係において極大値を有する場合についても対称であるものとして扱う。
次に、本実施の形態1にかかる面状光発生装置1の利点について説明する。図5−1は、図4に示した光散乱部材10の配置パターンを有する面状光発生装置から出力される面状光の強度分布について数値計算を行った結果を示すグラフである。すなわち、図4は、面状光発生装置の光出力面を多数の格子点に分割し、各格子点から出力される光強度の分布を示すグラフである。また、図5−2は、図5−1と同様の測定条件の下、従来構造の面状光発生装置における面状光の強度分布について数値計算を行った結果を示すグラフである。なお、従来構造の面状光発生装置は、光散乱領域において、光散乱部材の配置パターンについて、特に対称性を意識することなく一様に配置している。また、図5−1および図5−2に示すグラフにおいて、横軸は光強度を示し、縦軸は格子点の数を表すものとする。
図5−1に示すグラフより明らかなように、本実施の形態1にかかる面状光発生装置から出力される面状光の強度分布は、ある強度において格子点の数が極大となり、大部分の格子点がかかる強度近傍の強度を有するよう分布している。このことは、面状光発生装置における光出力面の大部分の格子点がほぼ等しい光強度を有することを示しており、換言すれば、光出力面の大部分においてほぼ均等な光が出力されていることを意味している。すなわち、本実施の形態1にかかる面状光発生装置1は、均一な強度の面状光を出力していることが図5−1のグラフから明らかである。一方、図5−2に示すように、従来の面状光発生装置は、あらゆる強度に渡ってほぼ一様に格子点数が分布している。従って、従来の面状光発生装置では、光出力面から様々な強度の面状光を出力していることとなり、均一な強度の面状光を出力することが困難である。
本実施の形態1にかかる面状光発生装置と、従来の面状光発生装置との相違点は、上記したように光散乱部材の配置パターンに見いだすことが可能である。すなわち、従来の面状光発生装置は光散乱部材の配置パターンが有意な対称性を有さない一方で、本実施の形態1にかかる面状光発生装置1は、入力光の自由空間における強度分布パターンの対称性と一致する対称性を有するよう光散乱部材10を配置している。従って、本実施の形態1にかかる面状光発生装置は、光散乱部材10を、自由空間における入力光の強度分布パターンの対称性と一致する対称性を有するよう配置することによって、光出力面全体に渡って均一な強度の面状光を出力することが可能であるものと考えられる。
(変形例1)
次に、実施の形態1にかかる面状光発生装置の変形例1について説明する。図6は、本変形例1にかかる面状光発生装置の構造を示す平面図である。本変形例1にかかる面状光発生装置11は、図6に示すように、光散乱領域の形状が長方形状となるよう形成されている。また、かかる長方形の頂点に対応する領域に光入力窓12a〜12dが形成され、光入力窓12a〜12dを介して外部に配置された点光源5a〜5dから放射光が入力される。また、光入力窓12a〜12dは、光入力窓12a〜12dを介してそれぞれ入力される光について、自由空間における光強度分布がシェーン・フリース記号におけるC2Vの対称となるよう適宜補正する所定の補正機能を有する。具体的には、例えば、光入力窓12a〜12dは、点光源5a〜5dのそれぞれについて、光入力窓12a〜12dを介して入力される光が、光散乱領域14の中心点に向かう方向を軸として、それぞれ同様の対称性を有するよう光強度分布を補正する機能を有する。また、本変形例1にかかる面状光発生装置11は、実施の形態1と同様に内部の底面上に光散乱領域14を備え、光散乱領域14上に多数の光散乱部材10が配置された構造を有する。
本変形例1では、光散乱部材10は、実施の形態の場合と同様に、入力光の自由空間における強度分布パターンと同様の対称性を有するよう配置される。すなわち、本変形例1にかかる面状光発生装置11では、光散乱部材10は、配置パターンがシェーン・フリース記号におけるC2Vの対称を有するよう配置されている。かかる構成を有することによって、本変形例1にかかる面状光発生装置11は、実施の形態1と同様に、均一な面状光を出力することが可能である。
(変形例2)
次に、実施の形態1にかかる面状光発生装置の変形例2について説明する。図7は、本変形例2にかかる面状光発生装置の構成を示す平面図である。本変形例2にかかる面状光発生装置は、図7に示すように、面状光発生装置15に備わる光散乱領域18の形状が長方形状であると共に、かかる長方形の頂点に対応した位置に光入力窓16a〜16dが形成されている点に関して変形例1と同様の構成を有する。一方で、本変形例2では、光入力窓16a〜16dの構造および点光源5a〜5dの配置態様が変形例1と異なる構成を有する。
具体的には、図7にも示すように、点光源5a〜5dから出力され、光入力窓16a〜16dを通過した光の中心軸が、光散乱領域18の中心点に対して時計回り方向に角度θだけシフトした状態となるよう光入力窓16a〜16dの構造および点光源5a〜5dの配置態様が工夫されている。従って、本変形例2にかかる面状光発生装置においては、光入力窓16a〜16dを介して入力される放射光の自由空間における強度分布は、全体としてC2Vの対称性を有さず、単に2回対称(180°の回転対称性、すなわちC2の対称性)を有することとなる。
本変形例2の場合のように、入力光の自由空間における強度分布が2回対称となる場合でも、均一な面状光を出力することが可能である。すなわち、光散乱領域18において、光散乱部材10を入力光の対称性に適合するよう配置することによって、具体的には光散乱部材10が光散乱領域18の中心点に対して2回対称となるよう配置することによって、均一な面状光を出力することが可能である。
(変形例3)
次に、実施の形態1にかかる面状光発生装置の変形例3について説明する。図8は、変形例3にかかる面状光発生装置の全体構成を示す平面図である。図8に示すように、本変形例3にかかる面状光発生装置19は、光散乱領域20が正方形状の形状を有する点で実施の形態1と同様の構造を有する一方、光入力窓が正方形の頂点に対応した領域のみならず、各辺の中点に対応した領域にも設けられている点で実施の形態1と相違する。
すなわち、本変形例3にかかる面状光発生装置19は、正方形の頂点に対応した領域に設けられた光入力窓2a〜2dに加え、正方形の各辺の中点に対応した領域に光入力窓2e〜2hが形成された構造を有する。そして、かかる光入力窓2e〜2hを介して点光源5e〜5hからの放射光が入力される構成を有する。また、光入力窓2e〜2hは、必要に応じて、点光源5e〜5hからの放射光の強度分布が自由空間においてC4Vの対称性を有するよう光進行方向等を補正するよう構成されている。
本変形例3に示すように、矩形状の光散乱領域を有する面状光発生装置において、矩形の頂点に対応した領域以外から光が入力される構成を採用した場合にも、実施の形態1と同様に均一な強度の面状光を出力することが可能である。すなわち、入力光の自由空間における強度分布の対称性と適合する対称性を有するよう光散乱部材10を配置することによって、均一な強度の面状光を出力することが可能である。具体的には、図8に示す構成において、光散乱領域20上にC4Vの対称性を有するように光散乱部材10を配置することによって、均一な強度の面状光を出力することが可能である。
このことは、特にLED等の点光源からの光に基づいて面状光を生成する面状光発生装置において特に有効である。すなわち、LED等の点光源は、蛍光管等の線光源と比較して光強度が弱い傾向を有することから、頂点に対応した領域を介してのみ点光源からの光を入力する構成とした場合には、面状光出力面の面積の増加につれて光量が足りなくなるおそれがある。しかしながら、本変形例3で示したように、頂点以外の領域を介して点光源からの光を入力する構成を採用した場合であっても光散乱部材の配置パターンの対称性を考慮することで、均一な面状光を出力可能となる。従って、本変形例3にかかる面状光発生装置は、点光源からの光を用いて面状光を生成する面状光発生装置の大型化を実現できるという利点も有することとなる。
(実施の形態2)
次に、実施の形態2にかかる画像表示装置について説明する。本実施の形態2にかかる画像表示装置は、実施の形態1にかかる面状光発生装置をバックライトとして使用した構成を有する。
図9は、本実施の形態にかかる画像表示装置の全体構成を示す模式図である。なお、図9では、アレイ基板21が他の構成要素と分離した状態で表示されているが、これはアレイ基板21の表面構造の理解を容易にするために便宜的に表示したものであって、実際の画像表示装置では、アレイ基板21と、配向膜25aとは密着した構造を有する。
本実施の形態2にかかる画像表示装置は、図9に示すように、所定の回路構造が形成されたアレイ基板21と、アレイ基板21に対向して配置された対向基板22と、アレイ基板21と対向基板22との間に封入される液晶層23とを備える。より詳細には、アレイ基板21上には配向膜25a、対向基板22の下面には配向膜25bが形成され、配向膜25a、25bは液晶層23と直接接する構成となっている。また、アレイ基板21の外面および対向基板22の外面上に偏光板26a、26bがそれぞれ配置されている。また、アレイ基板21の下部には、アレイ基板21に対して面状光を出力するバックライト32が配置されている。
アレイ基板21および対向基板22は、それぞれ光透過性に優れた透明プラスチック基板または無アルカリガラス等を母材として形成され、表面が平坦性に優れた構造を有する。また、図示を省略したが、カラー表示を行う画像表示装置の場合、対向基板の内面上または外面上にR、G、Bに対応した光透過特性を有するカラーフィルタを配置した構成を採用するのが通常である。
液晶層23は、配向性を有する液晶分子を主成分として形成されている。液晶層23に含まれる液晶分子としては、一般に液晶を用いた画像表示装置に利用可能な液晶分子であれば良く、液晶分子について特に限定する必要はない。
配向膜25a、25bは、液晶層23に含まれる液晶分子の配向方向を規定するためのものである。具体的には、配向膜25a、25bは、それぞれ液晶層23と接する表面に異方性を持たせた構造を有し、かかる異方性構造に従って配向膜25a、25b近傍の液晶分子の配向方向が規定される。
偏光板26a、26bは、入力光のうち所定方向の偏光成分のみを通過させる透過軸を備えた構造を有する。液晶層23に含まれる液晶分子の配向方向と、偏光板26a、26bとの間に生じる光学的な相関関係に基づいて、後述する画素回路27ごとの光透過率が制御されて画像表示が行われている。
次に、アレイ基板21上に形成された回路構造について説明する。図9に示すように、アレイ基板21上には、表示画素に対応した複数の画素回路27が行列状に配置されている。また、画素回路27によって形成される行列の列方向に延伸し、画素回路27に対して所定の走査信号を供給する複数の走査線28と、画素回路27によって形成される行列の行方向に延伸し、画素回路27に対して表示階調に応じた表示信号を供給する複数の信号線29と、画素回路27を選択するための走査信号を生成する走査線駆動回路30と、表示信号を生成する信号線駆動回路31とを備える。画素回路27内には表示階調に応じた電荷を蓄積する画素電極(図示省略)が配置され、走査線28および信号線29の電位を適宜変化させることによって、画素電極に電荷が蓄積される構成を有する。
バックライト32は、液晶層23に対して面状光を出力するためのものである。液晶層23は、アレイ基板21上に、表示画素に対応して形成された画素回路27に備わる画素電極によって表示階調に応じた電界を印加され、液晶層23に含まれる液晶分子の配向性が変化する。かかる液晶分子の配向性の変化と、偏光板26a、26bの機能とによって、液晶層23の光透過率は表示階調に応じた値となる。そして、かかる状態の液晶層23に対してバックライト32が面状光を出力することによって、液晶層23を通過した光は表示画像に応じた濃淡を有し、画像表示が行われる。
本実施の形態2にかかる画像表示装置では、バックライト32として実施の形態1にかかる面状光発生装置を用いることとしている。すでに説明したように、実施の形態1にかかる面状光発生装置は、点光源を入力光として用いつつ、均一な面状光を出力する構成を有する。従って、本実施の形態2にかかる画像表示装置は、低消費電力かつ高耐久性という点光源の利点を享受しつつ、均一な画像表示が可能であるという利点を有する。
実施の形態1にかかる面状光発生装置の全体構成を示す平面図である。 図1のA−A線における断面図である。 光散乱部材の形状を示す立体図である。 光散乱部材の形状を示す立体図である。 光散乱部材の形状を示す立体図である。 光散乱領域における光散乱部材の配置パターンを示す模式図である。 実施の形態1にかかる面状光発生装置より出力される光の強度分布を示す模式的なグラフである。 従来構造の面状光発生装置より出力される光の強度分布を示す模式的なグラフである。 変形例1にかかる面状光発生装置の構成を示す平面図である。 変形例2にかかる面状光発生装置の構成を示す平面図である。 変形例3にかかる面状光発生装置の構成を示す平面図である。 実施の形態2にかかる画像表示装置の全体構成を示す模式図である。 従来の面状光発生装置の構成を示す模式図である。
符号の説明
1 面状光発生装置
2a〜2h 光入力窓
3 導光部材
4 光散乱領域
5a〜5h 点光源
7 反射部材
10a〜10c 光散乱部材
11 面状光発生装置
12a〜12d 光入力窓
13 導光部材
14 光散乱領域
15 面状光発生装置
16a〜16d 光入力窓
18 光散乱領域
19 面状光発生装置
20 光散乱領域
21 アレイ基板
22 対向基板
23 液晶層
25a、25b 配向膜
26a、26b 偏光板
27 画素回路
28 走査線
29 信号線
30 走査線駆動回路
31 信号線駆動回路
32 バックライト
101 点光源
102 導光体

Claims (7)

  1. 放射状に光を発する複数の点光源からの入力光を、光散乱手段によって散乱させることによって面状光を生成する面状光発生装置であって、
    複数の前記点光源に対応して形成された複数の光入力窓と、
    前記光入力窓を介して入力される複数の前記点光源からの入力光の自由空間における強度分布パターンの対称性と、前記光散乱手段の配置パターンの対称性とが一致するよう前記光散乱手段が配置された光散乱領域を有する導光手段と、
    を備えたことを特徴とする面状光発生装置。
  2. 前記光散乱領域は、前記面状光の出射方向と垂直な断面の形状が矩形状となるよう形成され、
    前記光入力窓は、前記矩形の頂点に対応した位置に形成されることを特徴とする請求項1に記載の面状光発生装置。
  3. 前記入力光の自由空間における強度分布パターンは、前記光散乱領域内の基準点に対して2回対称であり、
    前記光散乱手段は、前記基準点に対して2回対称となるよう配置されることを特徴とする請求項2に記載の面状光発生装置。
  4. 前記入力光の自由空間における強度分布パターンは、C2Vの対称性を有し、
    前記光散乱手段は、前記光散乱領域上にC2Vの対称性を有するよう配置されることを特徴とする請求項2に記載の面状光発生装置。
  5. 前記光散乱領域は、面状光の出射方向と垂直な断面形状が正方形状となるよう形成され、
    前記入力光は、前記正方形の各頂点に対応して形成された前記光入力窓を介して入力され、前記入力光の自由空間における強度分布パターンは、C4Vの対称性を有し、
    前記光散乱手段は、前記光散乱領域上にC4Vの対称性を有するよう配置されることを特徴とする請求項2に記載の面状光発生装置。
  6. 前記光入力窓は、前記点光源からの入力光の自由空間における強度分布パターンの調整機能を有することを特徴とする請求項1〜5のいずれか一つに記載の面状光発生装置。
  7. 表示画素に対応した画素回路が形成されたアレイ基板と、
    前記アレイ基板と対向して配置された対向基板と、
    前記アレイ基板と前記対向基板との間に封入された液晶層と、
    複数の点光源と、前記点光源に対応して形成された光入力窓と、前記光入力窓を介して入力される複数の前記点光源からの入力光の自由空間における強度分布パターンの対称性と、前記入力光を散乱する光散乱部材の配置パターンの対称性とが一致するよう前記光散乱手段が配置された光散乱領域を有する導光手段とを有する面状光発生手段と、
    を備えたことを特徴とする画像表示装置。
JP2004065481A 2004-03-09 2004-03-09 面状光発生装置、画像表示装置 Expired - Fee Related JP4452528B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004065481A JP4452528B2 (ja) 2004-03-09 2004-03-09 面状光発生装置、画像表示装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004065481A JP4452528B2 (ja) 2004-03-09 2004-03-09 面状光発生装置、画像表示装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005259365A true JP2005259365A (ja) 2005-09-22
JP4452528B2 JP4452528B2 (ja) 2010-04-21

Family

ID=35084902

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004065481A Expired - Fee Related JP4452528B2 (ja) 2004-03-09 2004-03-09 面状光発生装置、画像表示装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4452528B2 (ja)

Cited By (29)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007064133A1 (en) * 2005-11-29 2007-06-07 Korea Institute Of Industrial Technology Light guiding panel using point lights and fabricating method thereof
JP2007173002A (ja) * 2005-12-21 2007-07-05 Hitachi Displays Ltd 面状照明装置及びこの面状照明装置をバックライトとした液晶表示装置
CN100515011C (zh) * 2005-11-11 2009-07-15 三星电子株式会社 扫描装置
US7706050B2 (en) 2004-03-05 2010-04-27 Qualcomm Mems Technologies, Inc. Integrated modulator illumination
US7733439B2 (en) 2007-04-30 2010-06-08 Qualcomm Mems Technologies, Inc. Dual film light guide for illuminating displays
US7750886B2 (en) 2004-09-27 2010-07-06 Qualcomm Mems Technologies, Inc. Methods and devices for lighting displays
US7766498B2 (en) 2006-06-21 2010-08-03 Qualcomm Mems Technologies, Inc. Linear solid state illuminator
US7777954B2 (en) 2007-01-30 2010-08-17 Qualcomm Mems Technologies, Inc. Systems and methods of providing a light guiding layer
US7845841B2 (en) 2006-08-28 2010-12-07 Qualcomm Mems Technologies, Inc. Angle sweeping holographic illuminator
US7855827B2 (en) 2006-10-06 2010-12-21 Qualcomm Mems Technologies, Inc. Internal optical isolation structure for integrated front or back lighting
US7864395B2 (en) 2006-10-27 2011-01-04 Qualcomm Mems Technologies, Inc. Light guide including optical scattering elements and a method of manufacture
JP2011192448A (ja) * 2010-03-12 2011-09-29 Kuraray Co Ltd 導光板、及び面光源装置
US8040589B2 (en) 2008-02-12 2011-10-18 Qualcomm Mems Technologies, Inc. Devices and methods for enhancing brightness of displays using angle conversion layers
US8049951B2 (en) 2008-04-15 2011-11-01 Qualcomm Mems Technologies, Inc. Light with bi-directional propagation
JP2011530144A (ja) * 2008-07-30 2011-12-15 インテマティックス・コーポレーション 発光パネル
US8107155B2 (en) 2006-10-06 2012-01-31 Qualcomm Mems Technologies, Inc. System and method for reducing visual artifacts in displays
US8169688B2 (en) 2004-09-27 2012-05-01 Qualcomm Mems Technologies, Inc. System and method of reducing color shift in a display
US8172417B2 (en) 2009-03-06 2012-05-08 Qualcomm Mems Technologies, Inc. Shaped frontlight reflector for use with display
US8231257B2 (en) 2009-01-13 2012-07-31 Qualcomm Mems Technologies, Inc. Large area light panel and screen
US8346048B2 (en) 2008-05-28 2013-01-01 Qualcomm Mems Technologies, Inc. Front light devices and methods of fabrication thereof
US8348489B2 (en) 2008-01-30 2013-01-08 Qualcomm Mems Technologies, Inc. Thin illumination system
US8402647B2 (en) 2010-08-25 2013-03-26 Qualcomm Mems Technologies Inc. Methods of manufacturing illumination systems
US8654061B2 (en) 2008-02-12 2014-02-18 Qualcomm Mems Technologies, Inc. Integrated front light solution
US8902484B2 (en) 2010-12-15 2014-12-02 Qualcomm Mems Technologies, Inc. Holographic brightness enhancement film
US8979349B2 (en) 2009-05-29 2015-03-17 Qualcomm Mems Technologies, Inc. Illumination devices and methods of fabrication thereof
US9019590B2 (en) 2004-02-03 2015-04-28 Qualcomm Mems Technologies, Inc. Spatial light modulator with integrated optical compensation structure
US9019183B2 (en) 2006-10-06 2015-04-28 Qualcomm Mems Technologies, Inc. Optical loss structure integrated in an illumination apparatus
US9025235B2 (en) 2002-12-25 2015-05-05 Qualcomm Mems Technologies, Inc. Optical interference type of color display having optical diffusion layer between substrate and electrode
US9244212B2 (en) 2008-01-30 2016-01-26 Qualcomm Mems Technologies, Inc. Illumination device having a tapered light guide

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20140007662A (ko) 2012-07-10 2014-01-20 삼성디스플레이 주식회사 광원모듈 및 이를 포함하는 백라이트 어셈블리

Cited By (36)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9025235B2 (en) 2002-12-25 2015-05-05 Qualcomm Mems Technologies, Inc. Optical interference type of color display having optical diffusion layer between substrate and electrode
US9019590B2 (en) 2004-02-03 2015-04-28 Qualcomm Mems Technologies, Inc. Spatial light modulator with integrated optical compensation structure
US7706050B2 (en) 2004-03-05 2010-04-27 Qualcomm Mems Technologies, Inc. Integrated modulator illumination
US8169688B2 (en) 2004-09-27 2012-05-01 Qualcomm Mems Technologies, Inc. System and method of reducing color shift in a display
US7750886B2 (en) 2004-09-27 2010-07-06 Qualcomm Mems Technologies, Inc. Methods and devices for lighting displays
CN100515011C (zh) * 2005-11-11 2009-07-15 三星电子株式会社 扫描装置
US7817311B2 (en) 2005-11-11 2010-10-19 Samsung Electronics Co., Ltd. Scanning apparatus adapted to receive a plurality of different light source parts
KR100747001B1 (ko) 2005-11-29 2007-08-07 한국생산기술연구원 점광원을 이용한 도광판 및 그 제조방법
WO2007064133A1 (en) * 2005-11-29 2007-06-07 Korea Institute Of Industrial Technology Light guiding panel using point lights and fabricating method thereof
JP4729720B2 (ja) * 2005-12-21 2011-07-20 株式会社 日立ディスプレイズ 面状照明装置及びこの面状照明装置をバックライトとした液晶表示装置
JP2007173002A (ja) * 2005-12-21 2007-07-05 Hitachi Displays Ltd 面状照明装置及びこの面状照明装置をバックライトとした液晶表示装置
US7766498B2 (en) 2006-06-21 2010-08-03 Qualcomm Mems Technologies, Inc. Linear solid state illuminator
US7845841B2 (en) 2006-08-28 2010-12-07 Qualcomm Mems Technologies, Inc. Angle sweeping holographic illuminator
US8107155B2 (en) 2006-10-06 2012-01-31 Qualcomm Mems Technologies, Inc. System and method for reducing visual artifacts in displays
US9019183B2 (en) 2006-10-06 2015-04-28 Qualcomm Mems Technologies, Inc. Optical loss structure integrated in an illumination apparatus
US7855827B2 (en) 2006-10-06 2010-12-21 Qualcomm Mems Technologies, Inc. Internal optical isolation structure for integrated front or back lighting
US7864395B2 (en) 2006-10-27 2011-01-04 Qualcomm Mems Technologies, Inc. Light guide including optical scattering elements and a method of manufacture
US7777954B2 (en) 2007-01-30 2010-08-17 Qualcomm Mems Technologies, Inc. Systems and methods of providing a light guiding layer
US7733439B2 (en) 2007-04-30 2010-06-08 Qualcomm Mems Technologies, Inc. Dual film light guide for illuminating displays
US8348489B2 (en) 2008-01-30 2013-01-08 Qualcomm Mems Technologies, Inc. Thin illumination system
US9448353B2 (en) 2008-01-30 2016-09-20 Qualcomm Mems Technologies, Inc. Illumination device having a tapered light guide
US9395479B2 (en) 2008-01-30 2016-07-19 Qualcomm Mems Technologies, Inc. Illumination device having a tapered light guide
US9244212B2 (en) 2008-01-30 2016-01-26 Qualcomm Mems Technologies, Inc. Illumination device having a tapered light guide
US8040589B2 (en) 2008-02-12 2011-10-18 Qualcomm Mems Technologies, Inc. Devices and methods for enhancing brightness of displays using angle conversion layers
US8654061B2 (en) 2008-02-12 2014-02-18 Qualcomm Mems Technologies, Inc. Integrated front light solution
US8049951B2 (en) 2008-04-15 2011-11-01 Qualcomm Mems Technologies, Inc. Light with bi-directional propagation
US8346048B2 (en) 2008-05-28 2013-01-01 Qualcomm Mems Technologies, Inc. Front light devices and methods of fabrication thereof
JP2011530144A (ja) * 2008-07-30 2011-12-15 インテマティックス・コーポレーション 発光パネル
US8439546B2 (en) 2009-01-13 2013-05-14 Qualcomm Mems Technologies, Inc. Large area light panel and screen
US8231257B2 (en) 2009-01-13 2012-07-31 Qualcomm Mems Technologies, Inc. Large area light panel and screen
US8172417B2 (en) 2009-03-06 2012-05-08 Qualcomm Mems Technologies, Inc. Shaped frontlight reflector for use with display
US8979349B2 (en) 2009-05-29 2015-03-17 Qualcomm Mems Technologies, Inc. Illumination devices and methods of fabrication thereof
US9121979B2 (en) 2009-05-29 2015-09-01 Qualcomm Mems Technologies, Inc. Illumination devices and methods of fabrication thereof
JP2011192448A (ja) * 2010-03-12 2011-09-29 Kuraray Co Ltd 導光板、及び面光源装置
US8402647B2 (en) 2010-08-25 2013-03-26 Qualcomm Mems Technologies Inc. Methods of manufacturing illumination systems
US8902484B2 (en) 2010-12-15 2014-12-02 Qualcomm Mems Technologies, Inc. Holographic brightness enhancement film

Also Published As

Publication number Publication date
JP4452528B2 (ja) 2010-04-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4452528B2 (ja) 面状光発生装置、画像表示装置
KR102348580B1 (ko) 형광 멀티빔 요소를 채용한 멀티뷰 백라이팅
CN111527344B (zh) 可选择模式的背光板、隐私显示器及操作方法
JP4600269B2 (ja) 液晶表示装置
US7387422B2 (en) Light-guide plate, backlight assembly having the light-guide plate and display device having the backlight assembly
TWI434103B (zh) 用於改善之背光照度均勻性的系統
KR100978078B1 (ko) 프리즘 시트와 이를 구비한 액정표시장치
KR20160116792A (ko) 디스플레이 장치
TWI725595B (zh) 具有光罩元件的多視域背光件、顯示器和方法
KR101443564B1 (ko) 조명 시스템 및 디스플레이 디바이스
KR101432723B1 (ko) 백라이트 어셈블리 및 이를 갖는 표시장치
US20150146132A1 (en) Surface light source device, display device, and lighting device
WO2013061866A1 (ja) 照明装置およびそれを備えた表示装置
JP2006012763A (ja) 光学機材、これを有するバックライトアセンブリー及びこれを有する表示装置
KR100788669B1 (ko) 발광 디바이스 및 이를 광원으로 사용하는 백라이트 유닛및 이를 적용한 영역별 순차 구동방식 액정표시장치
JP2007066556A (ja) 面光源及び液晶表示装置
KR100793504B1 (ko) 조명 디바이스 및 이를 포함하는 디스플레이 장치
JP2006267156A (ja) 電気光学装置、電子機器及び照明装置
JP2006236770A (ja) バックライト装置及び液晶表示装置
JP2008225335A (ja) 液晶表示装置
US11385398B2 (en) Backlight unit and display apparatus having the same
JP5263230B2 (ja) 液晶表示装置
JP2019053323A (ja) 光学構造体および表示装置
JP2005183029A (ja) 照明装置
TWI465776B (zh) 顯示器

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070117

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090306

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090428

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090727

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100126

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100201

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130205

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160205

Year of fee payment: 6

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees