JP2005257172A - 保存庫 - Google Patents
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Abstract
【課題】 保存室内を高湿度に保つ。
【解決手段】 保存室14の天井面12cを含む4面の裏面にブライン管30が配されて冷却壁面18となる。扉17の裏面には上下方向のダクト45が設けられ、上面開口48が、保存室14の天井部に配された露受け皿35の手前側の開口38に臨む。扉17を通った外気の熱は、ダクト45で遮られて保存室14内までは侵入せず、ダクト45内の空気を温めるに留まる。この温められた空気は、上昇後に露受け皿35と天井面12cとの間を奥側に流れ、天井面12cの冷熱で冷却されたのち保存室14内に流れ込む。扉17からの侵入熱により保存室14内が温度上昇することが抑えられるから、冷却壁面18の温度を大きく下げる必要がなく、保存室14内の空気と冷却壁面18との温度差が小さく保たれる。冷却壁面18への結露が防止されて、保存室14内が高湿度に維持される。
【選択図】 図3
Description
本発明は、庫内壁に沿って配管された冷媒管に冷媒を循環させることで庫内を冷却するようにした保存庫に関する。
例えば恒温高湿庫は、生鮮食品の鮮度を長期にわたって維持できるように、庫内を高湿度に保ちつつ冷却するものであり、断熱箱体からなる本体の内部が保存室とされて、この保存室の前面開口に扉が開閉可能に装着されるとともに、保存室の内壁(内箱)の裏面側にブライン管が蛇行状に配管され、冷凍装置により冷却されたブラインがブライン管に循環流通されることで、内壁の冷却を介して庫内が間接冷却されるようになっている(例えば、特許文献1参照)。
実開昭59−185581号公報
ところでこの種の恒温高湿庫において、扉には冷却機能がないために、外気の熱が扉を通して保存室内に侵入しやすいという事情があり、したがって保存室内を所望の温度に維持するには、保存室の冷却壁面の温度をより低くする必要がある。そうすると保存室内の空気と冷却壁面との温度差が大きくなり、冷却壁面への結露が進むために、保存室内の湿度が低下するという問題があった。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、その目的は、保存室内を高湿度に保つところにある。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、その目的は、保存室内を高湿度に保つところにある。
上記の目的を達成するための手段として、請求項1の発明は、断熱箱体からなる保存庫本体の内部が保存室とされて、この保存室の前面開口に扉が開閉可能に装着されるとともに、前記保存室の少なくとも天井部を含む内壁の裏面側に冷却媒体が流通されることによって保存室内が冷却される保存庫において、前記保存室の天井部には露受け皿が設けられるとともに、前記扉の裏面には上下方向を向いたダクトが設けられて、このダクトの上端が前記露受け皿の手前側の端部付近に臨んでいる構成としたところに特徴を有する。
<請求項1の発明>
露受け皿は、天井面の結露水を受けて保存室内に滴下することを防止するように機能する。一方、扉を通して侵入した外熱は、ダクトで遮られて保存室内に侵入することなくダクト内の空気を温めるに留まり、この温められた空気はダクト内を上昇したのち、天井面と露受け皿との間を流れる。この間に天井面により冷却され、露受け皿の奥端側から保存室内に流れ込む。
上記により、保存室内の中央部は、扉からの侵入熱の影響をほとんど受けない。また、侵入熱により温められた空気は、冷却媒体により冷却状態にある天井面付近に導かれることで効率良く熱交換される。そのため、扉からの侵入熱に対しても冷却壁面の温度を大きく下げる必要がなくて、保存室内の空気と冷却壁面との温度差を小さく保つことができ、もって冷却壁面への結露が防止されて、保存室内の湿度を高く維持することができる。
露受け皿は、天井面の結露水を受けて保存室内に滴下することを防止するように機能する。一方、扉を通して侵入した外熱は、ダクトで遮られて保存室内に侵入することなくダクト内の空気を温めるに留まり、この温められた空気はダクト内を上昇したのち、天井面と露受け皿との間を流れる。この間に天井面により冷却され、露受け皿の奥端側から保存室内に流れ込む。
上記により、保存室内の中央部は、扉からの侵入熱の影響をほとんど受けない。また、侵入熱により温められた空気は、冷却媒体により冷却状態にある天井面付近に導かれることで効率良く熱交換される。そのため、扉からの侵入熱に対しても冷却壁面の温度を大きく下げる必要がなくて、保存室内の空気と冷却壁面との温度差を小さく保つことができ、もって冷却壁面への結露が防止されて、保存室内の湿度を高く維持することができる。
<実施形態>
以下、本発明の一実施形態を図1ないし図3に基づいて説明する。この実施形態では、恒温高湿庫を例示している。
図1において、符号10は恒温高湿庫の本体であって、縦長の断熱箱体により形成されている。断熱箱体は、前面を開口した縦長の外箱11内に、同じく前面を開口したほぼ立方体をなす上下2個の内箱12が間隔を開けて収納され、外箱11と内箱12との間に発泡樹脂等の断熱材13を充填して形成されている。外箱11と内箱12とは例えば、ともに熱良導性のステンレス鋼板により形成されている。本体10の内部には上下2個の保存室14が形成され、各保存室14の前面開口15に、それぞれ扉17が開閉可能に設けられている。
以下、本発明の一実施形態を図1ないし図3に基づいて説明する。この実施形態では、恒温高湿庫を例示している。
図1において、符号10は恒温高湿庫の本体であって、縦長の断熱箱体により形成されている。断熱箱体は、前面を開口した縦長の外箱11内に、同じく前面を開口したほぼ立方体をなす上下2個の内箱12が間隔を開けて収納され、外箱11と内箱12との間に発泡樹脂等の断熱材13を充填して形成されている。外箱11と内箱12とは例えば、ともに熱良導性のステンレス鋼板により形成されている。本体10の内部には上下2個の保存室14が形成され、各保存室14の前面開口15に、それぞれ扉17が開閉可能に設けられている。
各保存室14内は基本的には、冷凍装置20により一次冷却されたブラインBの冷熱を介して二次冷却されるようになっている。冷凍装置20は、圧縮機21、凝縮器22、ドライヤ23、キャピラリチューブ24(膨張弁)及び蒸発器25を一次冷媒配管によって循環接続することにより、公知の冷凍サイクルを構成したものである。
ブラインBの供給手段としては、ブラインBを貯留可能なタンク27が備えられ、その中に冷凍装置20の蒸発器25が浸漬状態で装備されている。
ブラインBの供給手段としては、ブラインBを貯留可能なタンク27が備えられ、その中に冷凍装置20の蒸発器25が浸漬状態で装備されている。
タンク27からは、ブラインBを循環流通させる2本のブライン供給路28a,28bが引き出され、それぞれポンプ29が介設されているとともに、それぞれの途中位置に設けられたブライン管30が、上下の保存室14の壁面に沿って配管されている。
ブライン管30は、銅管等の熱良導性の金属管によって形成されており、図2に示すように、保存室14の壁面を構成する内箱12のうちの、背面12a、右側面12b、天井面12c及び左側面12dの4面の裏面(外面)にわたり、蛇行状に配管されて密着されている。したがって、これらの4面12a〜12dが冷却壁面18となる。
ブライン管30は、銅管等の熱良導性の金属管によって形成されており、図2に示すように、保存室14の壁面を構成する内箱12のうちの、背面12a、右側面12b、天井面12c及び左側面12dの4面の裏面(外面)にわたり、蛇行状に配管されて密着されている。したがって、これらの4面12a〜12dが冷却壁面18となる。
保存室14の天井部には、図3に示すように露受け皿35が設けられている。この露受け皿35は例えば合成樹脂製であって、保存室14の天井面12cのほぼ全面を覆う浅皿状に形成され、手前側と奥側の側面とは開口されている。この露受け皿35が、天井面12cとの間に所定の間隔を開け、かつ奥側を下げた斜め姿勢とされ、両側板36を保存室14の左右の内側面に当てて、締結具で止められ、あるいは接着して取り付けられている。なお、天井面12cからブラケットを介して吊り下げるようにしてもよい。 露受け皿35は、保存室14の天井面12cに結露が生じた場合に、結露水が滴下して保存室14内の食材に降り懸かるのを防ぐべくこれを受けるように機能し、受けた結露水は傾斜に倣って露受け皿35上を奥端に向かって流下し、そののち保存室14の奥面に沿って流下して、底面に設けられた排水口(図示せず)から庫外に排水されるようになっている。
各保存室14の前面開口15に設けられた扉17は断熱性であって、例えば正面から見た右側縁においてヒンジ40により揺動開閉可能に装着されている。扉17の裏面の周縁部には、保存室14の前面開口15の口縁に密着してシールするパッキン41が装着されている。
さて、扉17の裏面にはダクト45が設けられている。このダクト45は、例えば合成樹脂製であって、上下両面に開口した浅いチャンネル型で、かつパッキン41よりも一回り小さい正面方形状に形成されている。また、両側板46の開口縁には、外側に直角曲げされた取付板47が形成されている。
このダクト45が、パッキン41の装着領域の内側において縦向きに配され、両取付板47を扉17の裏面に当てて接着する等により固定されている。このときダクト45は、図3に示すように、保存室14の前面開口15における周面の幅内に収まり、特にダクト45の上面開口48が、露受け皿35の手前側の開口38の少し手前の位置に臨んでいる。
さて、扉17の裏面にはダクト45が設けられている。このダクト45は、例えば合成樹脂製であって、上下両面に開口した浅いチャンネル型で、かつパッキン41よりも一回り小さい正面方形状に形成されている。また、両側板46の開口縁には、外側に直角曲げされた取付板47が形成されている。
このダクト45が、パッキン41の装着領域の内側において縦向きに配され、両取付板47を扉17の裏面に当てて接着する等により固定されている。このときダクト45は、図3に示すように、保存室14の前面開口15における周面の幅内に収まり、特にダクト45の上面開口48が、露受け皿35の手前側の開口38の少し手前の位置に臨んでいる。
続いて、本実施形態の作用効果を説明する。
冷却運転は以下のようにして行われる。タンク27内に貯留されたブラインBは、冷凍装置20の蒸発器25を流通する一次冷媒によって冷却され、この間、タンク27内のブラインBの検知温度が予め定められた設定温度と比較され、検知温度が設定温度よりも高いか低いかによって圧縮機21がオンオフ制御されることで、ブラインBがほぼ一定の冷却温度に保持されている。
各ブライン供給路28a,28bに介設されたポンプ29が駆動されると、図1の実線または鎖線の矢線に示すように、タンク27内で一次冷却されたブラインBが、対応するブライン供給路28a,28bに循環され、保存室14の冷却壁面18の裏面に沿って配管されたブライン管30に流通し、その冷熱により保存室14内が二次冷却される。各保存室14では、その庫内検知温度が設定温度と比較され、検知温度が設定温度よりも高いか低いかによってポンプ29のオンオフが制御され、すなわちブラインBの循環供給とその停止とが制御されることで、庫内が設定温度に維持されるようになっている。
冷却運転は以下のようにして行われる。タンク27内に貯留されたブラインBは、冷凍装置20の蒸発器25を流通する一次冷媒によって冷却され、この間、タンク27内のブラインBの検知温度が予め定められた設定温度と比較され、検知温度が設定温度よりも高いか低いかによって圧縮機21がオンオフ制御されることで、ブラインBがほぼ一定の冷却温度に保持されている。
各ブライン供給路28a,28bに介設されたポンプ29が駆動されると、図1の実線または鎖線の矢線に示すように、タンク27内で一次冷却されたブラインBが、対応するブライン供給路28a,28bに循環され、保存室14の冷却壁面18の裏面に沿って配管されたブライン管30に流通し、その冷熱により保存室14内が二次冷却される。各保存室14では、その庫内検知温度が設定温度と比較され、検知温度が設定温度よりも高いか低いかによってポンプ29のオンオフが制御され、すなわちブラインBの循環供給とその停止とが制御されることで、庫内が設定温度に維持されるようになっている。
ここで、保存室14の前面開口15に設けられた扉17は断熱性であるとはいえども、ブライン管30は配管されておらず、すなわち冷却機能を保有していないため、図3の白抜きの矢線Xに示すように、外気の熱が扉17を通して保存室14内に侵入しようとする。しかしながら、この侵入熱は、扉17の裏面に設けられたダクト45で遮られて保存室14内にまで侵入することなく、ダクト45内の空気を温めるに留まる。この温められた空気は、同図の実線の矢線Yに示すように、ダクト45内を上昇したのち、露受け皿35の手前側の開口38から、この露受け皿35と天井面12cとの間を奥側に向けて流れる。この流通する空気は、ブラインBによって冷却されている天井面12cの冷熱で冷却され、そののち、露受け皿35の奥側の開口から保存室14内に向けて流れ込む。
上記の作用により、保存室14内の中央部は、扉17からの侵入熱の影響をほとんど受けない。また、侵入熱により温められた空気は、ブラインBにより冷却状態にある天井面12c付近に導かれて、それに沿って流れることで効率良く熱交換される。そのため、扉17からの侵入熱に対しても冷却壁面18の温度を大きく下げる必要がなくて、保存室14内の空気と冷却壁面18との温度差を小さく保つことができる。その結果、冷却壁面18へ結露することが極力防止されて、保存室14内の湿度を高く維持することができる。
<関連技術>
図4ないし図7は関連技術を示す。この関連技術では、ダクトに替えて仕切板50が備えられている。
露受け皿35は、底板37の手前側の端縁が所定寸法切り欠かれるとともに、両側板36の手前側の端縁の間に支持軸39が差し渡されている。
仕切板50は、保存室14の前面開口15よりも一回り小さい方形状をなし、その上縁の両端部に、支持軸39に掛止可能な円弧状の掛止部51が形成されているとともに、下縁の中央部に、ストッパを兼ねた把手52が曲げ形成されている。
その他の構造は上記実施形態と同様であって、同一機能を有する部位については同一符号を付すことで重複した説明は省略する。
図4ないし図7は関連技術を示す。この関連技術では、ダクトに替えて仕切板50が備えられている。
露受け皿35は、底板37の手前側の端縁が所定寸法切り欠かれるとともに、両側板36の手前側の端縁の間に支持軸39が差し渡されている。
仕切板50は、保存室14の前面開口15よりも一回り小さい方形状をなし、その上縁の両端部に、支持軸39に掛止可能な円弧状の掛止部51が形成されているとともに、下縁の中央部に、ストッパを兼ねた把手52が曲げ形成されている。
その他の構造は上記実施形態と同様であって、同一機能を有する部位については同一符号を付すことで重複した説明は省略する。
この関連技術では、扉17が閉じられた状態では、図4及び図5に示すように、掛止部51が支持軸39に掛けられ、仕切板50が前面開口15の少し内側を塞ぐようにして垂下して配される。外気の熱が扉17を通して保存室14内に侵入しようとした場合(矢線X)、この侵入熱は、仕切板50で遮られて保存室14内にまで侵入することなく、仕切板50の手前側の空気を温めるに留まり、この温められた空気は、矢線Yに示すように、仕切板50の手前側を上昇したのち、露受け皿35と天井面12cとの間を奥側に向けて流れ、その間に天井面12cの冷熱で冷却されて、露受け皿35の奥側から保存室14内に向けて流れ込む。
同様に、保存室14内の中央部は侵入熱の影響をほとんど受けず、また侵入熱により温められた空気も、冷却壁面18である天井面12cに沿って流れることで効率良く熱交換され、そのため扉17からの侵入熱に対しても冷却壁面18の温度を大きく下げる必要がなくて、保存室14内の空気と冷却壁面18との温度差を小さくでき、もって冷却壁面18への結露が極力防止されて、保存室14内が高湿度に維持される。
なお、扉17を開けて保存室14内に食材等を出し入れする場合は、図6に示すように、把手52を持って垂下した仕切板50の下端を手前に起こし、露受け皿35の底板に沿って奥側に押し込むと、把手52が底板37の手前の縁部に当たったところで、図7にも示すように、仕切板50が露受け皿35内に収納された状態とされる。
なお、扉17を開けて保存室14内に食材等を出し入れする場合は、図6に示すように、把手52を持って垂下した仕切板50の下端を手前に起こし、露受け皿35の底板に沿って奥側に押し込むと、把手52が底板37の手前の縁部に当たったところで、図7にも示すように、仕切板50が露受け皿35内に収納された状態とされる。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
(1)庫面冷却方式に使用する二次冷媒としては、上記実施形態に例示したブライン以外にも、水等の液状冷媒、空気等の気体冷媒を用いることも可能である。
(2)また本発明は、冷凍装置を構成する蒸発器(蒸発管)を庫面に沿って配管し、そこに冷媒を流通させることで庫内を冷却する形式のものにも適用可能である。
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
(1)庫面冷却方式に使用する二次冷媒としては、上記実施形態に例示したブライン以外にも、水等の液状冷媒、空気等の気体冷媒を用いることも可能である。
(2)また本発明は、冷凍装置を構成する蒸発器(蒸発管)を庫面に沿って配管し、そこに冷媒を流通させることで庫内を冷却する形式のものにも適用可能である。
10…保存庫本体 12…内箱 12c…天井面 14…保存室 15…前面開口 17…扉 18…冷却壁面 30…ブライン管 35…露受け皿 38…(露受け皿35の)手前側の開口 45…ダクト 48…(ダクト45の)上面開口 B…ブライン
Claims (1)
- 断熱箱体からなる保存庫本体の内部が保存室とされて、この保存室の前面開口に扉が開閉可能に装着されるとともに、前記保存室の少なくとも天井部を含む内壁の裏面側に冷却媒体が流通されることによって保存室内が冷却される保存庫において、
前記保存室の天井部には露受け皿が設けられるとともに、前記扉の裏面には上下方向を向いたダクトが設けられて、このダクトの上端が前記露受け皿の手前側の端部付近に臨んでいることを特徴とする保存庫。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004069315A JP2005257172A (ja) | 2004-03-11 | 2004-03-11 | 保存庫 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004069315A JP2005257172A (ja) | 2004-03-11 | 2004-03-11 | 保存庫 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005257172A true JP2005257172A (ja) | 2005-09-22 |
Family
ID=35083066
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004069315A Pending JP2005257172A (ja) | 2004-03-11 | 2004-03-11 | 保存庫 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005257172A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013140011A (ja) * | 2008-09-25 | 2013-07-18 | Be Aerospace Inc | 冷却システムおよび冷却システムを輸送手段の液冷システムに連結する方法 |
-
2004
- 2004-03-11 JP JP2004069315A patent/JP2005257172A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013140011A (ja) * | 2008-09-25 | 2013-07-18 | Be Aerospace Inc | 冷却システムおよび冷却システムを輸送手段の液冷システムに連結する方法 |
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