JP2005256985A - ホースバンド - Google Patents
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Abstract
【解決手段】帯状部材1と、この帯状部材1に取り付けられ相互に掛合する掛止部材2及び受け掛止部材3と、を備える。掛止部材2は、その少なくとも一部をばね部材4で構成し、帯状部材1との取付部Bから受け掛止部材3との掛合部Aまでの長さLを伸縮可能とする。加えて、受け掛止部材3に、帯状部材1が挿通される挿通孔3Aを形成し、この挿通孔3Aを通された帯状部材1Aが折り返されることによって、受け掛止部材3が帯状部材1に取り付けられるようにする。
【選択図】図1
Description
〔請求項1記載の発明〕
帯状部材と、この帯状部材に取り付けられ相互に掛合する掛止部材及び受け掛止部材と、が備わるホースバンドであって、
前記掛止部材は、その少なくとも一部がばね部材で構成されたことによって前記帯状部材との取付部から前記受け掛止部材との掛合部までの長さが伸縮可能とされ、
前記受け掛止部材は、前記帯状部材が挿通される挿通孔を有し、この挿通孔を通された帯状部材が折り返されることによって、前記受け掛止部材が前記帯状部材に取り付けられる、ことを特徴とするホースバンド。
掛止部材が、帯状部材に取り付けられる基材と、この基材に軸支されたレバー材と、このレバー材の軸部よりも基端側に直接又はフック部材を介して取り付けられたばね部材と、を有し、
前記基材に受け係止部が設けられ、かつ前記レバー材に係止部が設けられ、前記レバー材を回動して前記基材に沿わせると、前記係止部及び前記受け係止部が係合する、請求項1記載のホースバンド。
掛止部材の基材先端部に受け掛止部材側に延在する延在片が設けられ、前記掛止部材及び前記受け掛止部材を掛合すると、前記延在片が前記受け掛止部材を上から押さえ付ける、請求項2記載のホースバンド。
レバー材の両側壁にそれぞれ貫通孔が形成され、
フック部材が、前記貫通孔にそれぞれ側方から貫通する貫通針を有し、この貫通針は、先割り可能とされている、請求項2又は請求項3記載のホースバンド。
受け掛止部材が、帯状部材の長手方向に沿う底板及びこの底板の両側縁からそれぞれ上方に延在する側板で断面略コ字状とされ、
前記両側板は、それぞれ前記長手方向に関して異なる複数の位置に切り欠き部が形成され、一方の側板の切り欠き部及びこれに対応する他方の側板の切り欠き部でそれぞれ受け掛合部が構成されている、請求項1〜4のいずれかに記載のホースバンド。
掛止部材の先端部が、一方の側板の切り欠き部及びこれに対応する他方の側板の切り欠き部に差し込まれて掛合する板材で構成されている、請求項5記載のホースバンド。
板材の基端部に、掛合状態において側板の表面に沿う掛止片が設けられている、請求項6記載のホースバンド。
板材及びフック部材の少なくとも一方に、ばね部材の先端部又は基端部が引っ掛かる切り欠き部が形成され、この切り欠き部の開口縁に突片が設けられ、この突片を折り曲げると前記切り欠き部の開口が閉じる、請求項6又は請求項7記載のホースバンド。
図1に示すように、本実施の形態のホースバンド10は、帯状部材1と、この帯状部材1に取り付けられ相互に掛合する掛止部材2及び受け掛止部材3と、から主になる。
帯状部材1の素材は、特に限定されず、例えば、SUS、アルミ、スチール等の可撓性を有する素材や、ナイロン、板紙、ビニール、ポリエステル、ポリプロピレンなどの公知の素材を使用することができる。用途に応じて、例えば、耐久性や防錆性などが要求される製造工場や食品加工工場等における使用であれば、SUSを、柔軟性や客体の毀損防止などが要求される荷造りにおける使用であれば、ナイロンやポリプロピレンなどを、用いるとよい。
底板37には、帯状部材1が挿通される挿通孔3Aが形成されており、図5に模式的に示すように、挿通孔3Aに帯状部材1が挿通され、挿通された帯状部材1Aが折り返されることによって、受け掛止部材3が帯状部材1に取り付けられるようになっている。このように本実施の形態のホースバンド10は、帯状部材1の折り返し位置を変化させることによってホースバンド径を変更するものなので、適用範囲径が大変広い。しかも、微調節(変更)は、ばね部材4によってなされるので、帯状部材1の折り返し位置を厳密に調節する必要がなく、径変更作業は、容易である。
本ロック機構においては、まず、受け係止部12が、基材5(平板11)から上方に立ち上がり、その先端部12Aが適宜の角度、本実施の形態では約120〜160度折り返された形状となっている。他方、係止部18は、レバー材7の側壁19に貫通させられた可動板20と、この可動板20を切り欠いて形成した幅狭部22に嵌合され、可動板20の切り欠いていない部位24及び側壁19に挟み込まれたスプリングなどの伸縮部材23と、から主になる。
可動板20の切り欠いていない部位24は、図11の(1)に断面図及び平面図として示すように、係合前においては受け係止部12の先端部12Aに突き当たる位置に設けられている。また、この切り欠いていない部位24の先端側には、挿通部21(切り欠き)が形成されており、この挿通部21は、受け係止部12の先端部12Aよりも、可動板20の長手方向に関する長さが長くなっている。したがって、レバー材7を基材5に沿わせるために下方に回動させると、可動板20の切り欠いていない部位24が受け係止部12の先端部12Aに突き当たり、この先端部12Aは斜め下方を向いているので、可動板20は、伸縮部材23を縮めながら基端側(側壁19側)に徐々にスライドし、図11の(2)に示すように、挿通部21に受け係止部12が挿通されることになる。そして、更にレバー材7を下方に回動させ、可動板20の切り欠いていない部位24が受け係止部12の先端部12Aよりも下方となると、図11の(3)に示すように、縮まっている伸縮部材23が側壁19から受ける反発力によって、可動板20が先端側に押し返され、可動板20の切り欠いていない部位24が係止部12の先端部12Aの下方に戻ることになる。これにより、レバー材7が基材5から離れる方向に回動しようとしても切り欠いていない部位24が受け係止部12の先端部12Aに引っ掛かることになるので、レバー材7の基材5から離れる方向への回動が防止される。以上の係合は、レバー材7を回動して基材5に沿わせるという作業にともなって自動的に行われるので、作業が全く増えない。また、レバー材7を基材5から離れる方向に回動して締め付けを解除するにも、可動板20の先端部20Aを基端側に押しながら行うのみ足りるので、大変簡易である。
基材5の帯状部材1に対する取り付け方法は、特に限定されず、例えば、図6及び図7に示すように、平板11の裏面11bに帯状部材1を溶接、接着、ビス止め、リベット止めするなどして取り付ける方法や、図8及び図9に示すように、平板11の表面11aに括れ部15に沿うように切り欠き16が形成された帯状部材1を溶接、接着、ビス止め、リベット止めするなどして取り付ける方法などを、例示することができる。
この形態においては、引っ掛け部46にばね部材4先端部4Bの輪を位置させた後、補助材42を、主材41のリベット孔43,43と補助材42のリベット孔44,44とが一致するように、ばね部材4先端部4Bの輪を通して主材41に重ね合わせてから、リベット孔43,43及びリベット孔44,44を利用して、リベット留めする。これにより、ばね部材4の先端部4Bが引っ掛け部46から外れない状態となる。
この形態においては、ばね部材4先端部4Bの輪に主材55の基端部を通した後、補助材60の先端部62を引っ掛け部58に引っ掛けつつ、リベット孔61をリベット孔56に一致させてリベット留めする。この形態においては、補助材60の先端部62を引っ掛け部58に引っ掛けることによって、補助材60の回転を防止し、もってリベット留めする箇所を一箇所で足りるようにしている。
Claims (8)
- 帯状部材と、この帯状部材に取り付けられ相互に掛合する掛止部材及び受け掛止部材と、が備わるホースバンドであって、
前記掛止部材は、その少なくとも一部がばね部材で構成されたことによって前記帯状部材との取付部から前記受け掛止部材との掛合部までの長さが伸縮可能とされ、
前記受け掛止部材は、前記帯状部材が挿通される挿通孔を有し、この挿通孔を通された帯状部材が折り返されることによって、前記受け掛止部材が前記帯状部材に取り付けられる、ことを特徴とするホースバンド。 - 掛止部材が、帯状部材に取り付けられる基材と、この基材に軸支されたレバー材と、このレバー材の軸部よりも基端側に直接又はフック部材を介して取り付けられたばね部材と、を有し、
前記基材に受け係止部が設けられ、かつ前記レバー材に係止部が設けられ、前記レバー材を回動して前記基材に沿わせると、前記係止部及び前記受け係止部が係合する、請求項1記載のホースバンド。 - 掛止部材の基材先端部に受け掛止部材側に延在する延在片が設けられ、前記掛止部材及び前記受け掛止部材を掛合すると、前記延在片が前記受け掛止部材を上から押さえ付ける、請求項2記載のホースバンド。
- レバー材の両側壁にそれぞれ貫通孔が形成され、
フック部材が、前記貫通孔にそれぞれ側方から貫通する貫通針を有し、この貫通針は、先割り可能とされている、請求項2又は請求項3記載のホースバンド。 - 受け掛止部材が、帯状部材の長手方向に沿う底板及びこの底板の両側縁からそれぞれ上方に延在する側板で断面略コ字状とされ、
前記両側板は、それぞれ前記長手方向に関して異なる複数の位置に切り欠き部が形成され、一方の側板の切り欠き部及びこれに対応する他方の側板の切り欠き部でそれぞれ受け掛合部が構成されている、請求項1〜4のいずれかに記載のホースバンド。 - 掛止部材の先端部が、一方の側板の切り欠き部及びこれに対応する他方の側板の切り欠き部に差し込まれて掛合する板材で構成されている、請求項5記載のホースバンド。
- 板材の基端部に、掛合状態において側板の表面に沿う掛止片が設けられている、請求項6記載のホースバンド。
- 板材及びフック部材の少なくとも一方に、ばね部材の先端部又は基端部が引っ掛かる切り欠き部が形成され、この切り欠き部の開口縁に突片が設けられ、この突片を折り曲げると前記切り欠き部の開口が閉じる、請求項6又は請求項7記載のホースバンド。
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Family Applications (1)
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JP2004070527A Pending JP2005256985A (ja) | 2004-03-12 | 2004-03-12 | ホースバンド |
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JPH1047740A (ja) * | 1996-07-29 | 1998-02-20 | O K Kizai Kk | 締付バンド及び該バンドによるダクト接続構造 |
JP2000240618A (ja) * | 1999-02-22 | 2000-09-05 | Nichido Denko Kk | バンド用留め具 |
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2004
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