JP2005256670A - メタル触媒担体 - Google Patents
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Abstract
【課題】 矩形状又は台形状の波形を有する金属製の波板と平板とを重ね合わせて巻き回し、かつ波板の頂部及び底部を平板に当接させたコアを備えたメタル触媒担体において、排気ガスの浄化効率を向上すると共に触媒活性温度に達するまでの時間を短縮する。
【解決手段】 矩形状又は台形状の波形を有する波板1と平板2とを重ね合わせて巻き回し、波板1の頂部5及び底部6を平板2に当接させたコア3を備えたメタル触媒担体であって、平板2における波板1の各頂部5及び各底部6と対向する部位に開口部7が設けられてあることを特徴とする。
【選択図】 図1
【解決手段】 矩形状又は台形状の波形を有する波板1と平板2とを重ね合わせて巻き回し、波板1の頂部5及び底部6を平板2に当接させたコア3を備えたメタル触媒担体であって、平板2における波板1の各頂部5及び各底部6と対向する部位に開口部7が設けられてあることを特徴とする。
【選択図】 図1
Description
本発明は、エンジン等から排出される排気ガスを浄化する触媒コンバータのメタル触媒担体に関する。
図4はこの種のメタル触媒担体の一例を概略的に示す外観斜視図、図5はその一部の拡大分解斜視図である。
このメタル触媒担体は、台形状の波形を有する金属製の波板1と平板2とを重ね合わせて巻き回して成るコア3を備えており、このコア3は外筒4内に挿入されている。
波板1は、例えば金属板をプレス加工することにより形成され、複数の台形状の波を有しており、波の稜線方向に隣り合う波列の位相が半ピッチづつずれた状態となっている。
これにより、波板1の頂部5及び底部6の稜線は、凸部及び凹部がガス流れ方向(矢印方向)に一定間隔をおいて形成された状態となっている。なお、頂部5及び底部6はほぼ全面が平板2に当接した状態となっており、波板1と平板2はろう付けや拡散接合等により接合されている。
この種のメタル触媒担体では、波板1の頂部5及び底部6が平板2と重なり合う構造となっているため、その分、排気ガスと担体との有効接触面積が小さくなり、排気ガスの浄化効率が低下するという問題がある。
また、この重なり合い部分は、他の部分に比べて熱伝達性が悪く、温度上昇が遅いため、メタル触媒担体全体が、エンジン始動時から触媒活性温度に達するまでの時間が長くなるという問題がある。
本発明の目的は、矩形状又は台形状の波形を有する金属製の波板と平板とを重ね合わせて巻き回し、かつ波板の頂部及び底部を平板に当接させたコアを備えたメタル触媒担体において、排気ガスの浄化効率を向上すると共に触媒活性温度に達するまでの時間を短縮することにある。
本発明のメタル触媒担体は、矩形状又は台形状の波形を有する波板1と平板2とを重ね合わせて巻き回し、波板1の頂部5及び底部6を平板2に当接させたコア3を備えたメタル触媒担体であって、平板2における波板1の各頂部5及び各底部6と対向する部位に開口部(7)が設けられてあることを特徴としている。
本発明のメタル触媒担体は、平板における波板の各頂部及び各底部と対向する部位に開口部を設けたことにより、波板と平板との重なり合い部分(重なり代)の面積が小さくなり、排気ガスの浄化効率が向上すると共に、触媒活性温度に達するまでの時間を短縮することができる。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。図1は本発明の一実施形態であるメタル触媒担体の一部の拡大分解斜視図である。なお、本実施形態において、上記従来例と同一又は類似の部分には同一の符号を付してあり、重複する説明を省略してある。
本実施形態のメタル触媒担体の全体構造は図4と同様であるので説明を省略する。本実施形態では、図1に示すように、平板2における波板1の各頂部5及び各底部6と対向する部位に円形の開口部7が設けられている。
そして、図2に示すように、これらの開口部7における平板2の巻き方向の最大幅(直径)をW、波板1の頂部5における巻き方向の長さをLとしたとき、WとLの関係がW≧1/2Lとなるように、開口部7の大きさが設定されている。
また、平板2の巻き方向における開口部7間のピッチをP1、波板1の巻き方向における頂部5間のピッチをP2とすると、P1とP2の関係がP1=1/2P2となるように開口部7が設けられている。
このように、平板2における波板1の各頂部5及び各底部6と対向する部位に開口部7を設けたことにより、波板1と平板2との重なり合い部分(重なり代)の面積が小さくなり、排気ガスの浄化効率が向上すると共に、触媒活性温度に達するまでの時間を短縮することができる。また、使用素材を有効に利用することができ、コストと性能の両立を図ることができる。
また、開口部7の大きさとピッチを上記の関係になるように設定することにより、波板1と平板2とを重ねて巻き回す際に両者の位置合わせを行う必要が無く、各頂部5及び各底部6に開口部7が必ず重なり合うため、加工性及び量産性に優れている。
また、開口部7における頂部5と底部6に重なり合わない部分にガスが流入してガス流れが三次元状になるため、触媒浄化率が著しく向上する。
なお、LとP2の関係は5L≧P2となっている。これは5LがP2に近づくほど、図3に示すように、波板1の頂部5がその両側の斜辺となす角度θが小さくなってゆき、5L<P2では、強度が小さくなってセル潰れ等の問題が生じる恐れがあるからである。
なお、波板1及び平板2は、熱伝導性、生産性、製造コスト、耐久性等の点で、Fe、Cr、Al元素を含有するステンレス鋼により形成すると好ましく、厚みは10〜100μmであることが好ましい。
なお、波板1の波形形状は矩形状であってもよい。
その他にも、本発明の要旨を逸脱しない範囲で上記実施形態に種々の改変を施すことができる。
1 波板
2 平板
3 コア
5 頂部
6 底部
7 開口部
2 平板
3 コア
5 頂部
6 底部
7 開口部
Claims (6)
- 矩形状又は台形状の波形を有する波板(1)と平板(2)とを重ね合わせて巻き回し、波板(1)の頂部(5)及び底部(6)を平板(2)に当接させたコア(3)を備えたメタル触媒担体であって、平板(2)における波板(1)の各頂部(5)及び各底部(6)と対向する部位に開口部(7)が設けられてあることを特徴とするメタル触媒担体。
- 波板(1)及び平板(2)が、Fe、Cr、Al元素を含有するステンレス鋼から成ることを特徴とする請求項1記載のメタル触媒担体。
- 波板(1)及び平板(2)の厚みが10〜100μmであることを特徴とする請求項1又は請求項2記載のメタル触媒担体。
- 波板(1)がオフセット波板であることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか一項記載のメタル触媒担体。
- 波板(1)の頂部(5)における巻き方向の長さLと、波板(1)の巻き方向における頂部(5)間のピッチP2の関係が5L≧P2であることを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか一項記載のメタル触媒担体。
- 開口部(7)における平板(2)の巻き方向の幅Wと、波板(1)の頂部(5)における巻き方向の長さLとの関係が、W≧1/2Lであると共に、平板(2)の巻き方向における開口部(7)間のピッチP1と、波板(1)の巻き方向における頂部(5)間のピッチP2との関係が、P1=1/2P2であることを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれか一項記載のメタル触媒担体。
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2004
- 2004-03-10 JP JP2004067429A patent/JP2005256670A/ja not_active Withdrawn
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A761 | Written withdrawal of application |
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