JP2005256628A - 排気ガス浄化システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 連続再生型DPFにおいて、車両停止時及び車両走行時の強制再生におけるオイルダイリューションの問題、及び、このオイルダイリューションに起因する機関手動部の摩耗や焼き付きの問題を回避すると共に、ドライバーの負担を軽くすることができる排気ガス浄化システムを提供する。
【解決手段】 連続再生型DPF13とDPF制御手段30Cを備えた排気ガス浄化システム1において、捕集開始後の走行距離ΔMc が、所定の第1判定用走行距離ΔM1 と所定の第2判定用走行距離ΔM2 の間にある時には、警告手段35Cによる警告を行ってドライバーに対して手動による強制再生手段34Cの作動を促し、所定の第2判定用走行距離ΔM2 と所定の第3判定用走行距離ΔM3 の間にある時には、警告手段35Cによる警告を行わずに強制再生手段34Cを自動的に作動させる。
【選択図】 図3

Description

本発明は、ディーゼルエンジン等の内燃機関の排気ガスに対して、連続再生型ディーゼルパティキュレートフィルタ(DPF)による粒子状物質(PM)の浄化を行う排気ガス浄化システムに関するものである。
ディーゼル内燃機関から排出される粒子状物質(PM:パティキュレート・マター:以下PMとする)の排出量は、NOx,COそしてHC等と共に年々規制が強化されてきており、このPMをディーゼルパティキュレートフィルタ(DPF:Diesel Particulate Filter :以下DPFとする)と呼ばれるフィルタで捕集して、外部へ排出されるPMの量を低減する技術が開発されている。
このPMを捕集するDPFにはセラミック製のモノリスハニカム型ウオールフロータイプのフィルタや、セラミックや金属を繊維状にした繊維型タイプのフィルタ等があり、これらのDPFを用いた排気ガス浄化システムは、他の排気ガス浄化システムと同様に、内燃機関の排気通路の途中に設置され、内燃機関で発生する排気ガスを浄化して排出している。
これらのDPF装置に、DPFの上流側に酸化触媒を設けた連続再生型のDPF装置や、触媒付きフィルタに担持させた触媒の作用によってPMの燃焼温度を低下させ、排気ガスによってPMを焼却する連続再生型のDPF装置等がある。
この上流側酸化触媒の連続再生型DPF装置は、NO2 (二酸化窒素)によるPMの酸化が、排気ガス中の酸素によりPMを酸化することにより、低温で行われることを利用したもので、酸化触媒とフィルタとから構成され、この上流側の白金等を担持した酸化触媒により、排気ガス中のNO(一酸化窒素)を酸化してNO2 にして、このNO2 で、下流側のフィルタに捕集されたPMを酸化してCO2 (二酸化炭素)とし、PMを除去している。
また、触媒付きフィルタの連続再生型DPF装置は、酸化セリウム(CeO2 )等の触媒を有する触媒付きフィルタで構成され、低温域(300℃〜600℃程度)では、触媒付きフィルタにおける排気ガス中のO2 (酸素)を使用した反応(4CeO2 +C→2Ce2 3 +CO2 ,2Ce2 3 +O2 →4CeO2 等)によりPMを酸化し、PMが排気ガス中のO2 で燃焼する温度より高い高温域(600℃程度以上)では、排気ガス中のO2 によりPMを酸化している。
そして、この触媒付きフィルタの連続再生型DPF装置等でも、上流側に酸化触媒を設けて、排気ガス中の未燃HCやCOの酸化により、これらの大気中への放出を防止しながら、排気ガス温度を上昇させて、PMの酸化除去を促進することが行われている。
しかしながら、これらの連続再生型DPFにおいても、排気ガス温度が350℃以上の時には、このDPFに捕集されたPMは連続的に燃焼して浄化され、DPFは自己再生するが、排気温度が低い場合やNOの排出が少ない内燃機関の運転状態、例えば、内燃機関のアイドル運転や低負荷・低速度運転等の低排気温度状態が継続した場合においては、排気ガス温度が低く触媒の温度が低下して活性化しないため、酸化反応が促進されず、また、NOが不足するので、上記の反応が生ぜず、PMを酸化してフィルタを再生できないため、PMのフィルタへの堆積が継続されて、フィルタが目詰まりが進行する。そのため、このフィルタの目詰まりによる排圧上昇の問題が生じる。
このフィルタの目詰まりに対して、この目詰まりが所定の目詰まり量を超えた時に排気温度を強制的に昇温させて捕集されているPMを強制的に燃焼除去することが考えられている。このフィルタの目詰まりの検出手段としては、フィルタの前後差圧で検出する方法やエンジンの運転状態から捕集されるPM量を予め設定したマップデータ等から算出してPM累積量を求めて検出する方法等があり、また、排気温度の昇温手段としては、筒内(シリンダ内)噴射における噴射制御による方法や排気管内への直接燃料噴射における燃料制御による方法がある。
この筒内噴射制御は、排気温度がDPFの上流に設けた酸化触媒又はDPFのフィルタに担持された酸化触媒の活性温度よりも低い場合に、マルチ噴射(多段噴射)を行って排気ガスを昇温し、その活性温度よりも上昇したらポスト噴射(後噴射)を行って、排気ガス中の燃料を酸化触媒で燃焼して排気ガスをDPFに捕集されたPMが燃焼する温度以上に昇温して、DPFに捕集されたPMを燃焼除去してDPFを再生させる。
通常、これらの連続再生型DPFでは、このPMの蓄積量が予め設定したPMの蓄積限界値に到達した時に、自動的に、内燃機関の運転状態を強制再生モード運転に変更して排気温度を強制的に上昇させたり、NOやNO2 の量を増加させたりして、フィルタに捕集されたPMを酸化して除去して再生処理を行っている。
また、何らかの事情によりDPFに大量のパティキュレート(PM)が溜まってしまったような場合に、運転者の意志で直ちにパティキュレートフィルタの強制再生を行うことができるように、強制再生手段を任意に作動せしめるような操作手段、より具体的には、過捕集状態を示す警告ランプと強制再生手段を任意作動させるための再生ボタンを運転席に設けることが提案され、更に、パティキュレートフィルタ(DPF)の前後の差圧に基づき背圧の異常な上昇が確認された時に、パティキュレートフィルタが目詰まりしていると判定して捕集済みパティキュレートを強制的に燃焼除去する強制再生の人為的な実行を促す警告を発生することも提案されている(例えば、特許文献1参照及び特許文献2参照。)。
しかしながら、本発明者らは、車両の走行中に強制再生処理を行うと、アイドル再生に比べてエンジン回転数が高いので必然的にポスト噴射量が増え、また、負荷が変化して、過渡状態でエンジン温度が上がってもポスト噴射を行うことになってしまう無駄な噴射(無駄打ち)を避けるのが難しく、その結果として、燃料によるオイルの希釈であるオイルダイリューションが多くなるために、頻繁に強制再生処理が行われるのは好ましくないことが判明した。一方で、車両の停止状態における強制再生制御では、そのようなことがなく、オイルダイリューションが比較的少ないという知見を得たので、車両走行中では強制再生制御をせずに、車両を停止してから強制再生制御をすることを考えた。
この一つとして、フィルタが所定量目詰まりした時にドライバー(運転者)にランプ等を利用して強制再生の必要があることを知らせ、この知らせを受けたドライバーが車両を停止してから運転席に設けた手動再生スイッチを操作することによって、強制再生制御を行ってDPFを再生する方法を考えた。即ち、この停車時のアイドル等の運転条件が安定した時に筒内後噴射を行って昇温させ、オイルダイリューションをより少なく抑えることによりこの問題を解決するとするものである。なお、このオイルダイリューションは、放置すると、機関摺動部の摩耗や焼き付きという問題を引き起こすので、その解決は重要である。
また、一方では、車両は様々な走行パターンを有しているため、例えば、高速道路を頻繁に走行する車両は高速高負荷で運転される機会が多く、排気温度も高いため自己再生が促進され、PM(捕集物)がDPF中心部には溜まらず、外側に円周状に偏積する目詰まり、即ち、差圧に現れない目詰まりが生じるという問題もある。このPMの偏積があると、この偏積後に行われる強制再生の時に、PMの燃焼が開始される時に、この偏積されたPMが略同時に燃焼し急激に燃焼が拡大してDPF内に高温状態が発生するという熱暴走によるDPF溶損の原因となる。そのため、これを防止する必要もある。
そして、本発明者らは、オイルダイリューションに関して、相当の距離を走行すると、オイル中に混入した燃料は蒸発し、オイルダイリューションの問題が少なくなるという知見を得たので、これを利用すべく本発明を行った。
特開2003−155914号公報 特開2003−155916号公報
本発明の目的は、連続再生型DPFの再生に関して、検出された捕集量が所定の判定用捕集量より大きいことを検出した場合に、点滅灯の点滅等の警告によりドライバーに車両を停止して手動再生スイッチの操作によって強制再生を行うように促す排気ガス浄化システムにおいて、DPFの強制再生に関して、走行中強制再生時のオイルダイリューションの問題、及び、このオイルダイリューションに起因する機関摺動部の摩耗や焼き付きの問題を回避すると共に、この警告を必要最小限にしてドライバーの負担を軽くすることができる排気ガス浄化システムを提供することにある。
また、本発明の更なる目的は、連続再生型DPFに捕集される捕集物の偏積に起因する強制再生時の熱暴走を防止してDPFの溶損を回避することができる排気ガス浄化システムを提供することにある。
上記の目的を達成するための本発明の排気ガス浄化システムは、車両に搭載された内燃機関の排気ガス通路に連続再生型ディーゼルパティキュレートフィルタを備えると共に、該連続再生型ディーゼルパティキュレートフィルタにおける捕集物の量を検出する捕集量検出手段と、該車両の走行距離を検出する走行距離検出手段と、排気温度を上昇させて強制的に捕集物を燃焼して該連続再生型ディーゼルパティキュレートフィルタを再生させる強制再生手段と、前記捕集量検出手段により検出された捕集量が、所定の判定用捕集量より大きいことを検出した場合にドライバーに対して強制再生手段の作動を促す警告を行う警告手段とを有するディーゼルパティキュレートフィルタ制御手段を備えたディーゼルエンジンの排気ガス浄化システムにおいて、前記ディーゼルパティキュレートフィルタ制御手段が、前記捕集量検出手段により検出された捕集量が前記所定の判定用捕集量より大きいことを検出した場合において、前記走行距離検出手段により検出された捕集開始後の走行距離が、所定の第1判定用走行距離に達しているが、所定の第2判定用走行距離に達していないと判定された時には、前記警告手段による警告を行ってドライバーに対して手動による前記強制再生手段の作動を促し、前記捕集開始後の走行距離が、前記所定の第2判定用走行距離に達しているが、所定の第3判定用走行距離に達していないと判定された時には、前記警告手段による警告を行わずに前記強制再生手段を自動的に作動させることを特徴として構成される。
また、上記の排気ガス浄化システムにおいて、前記ディーゼルパティキュレートフィルタ制御手段が、前記捕集量検出手段により検出された捕集量が前記所定の判定用捕集量よりも大きいことを検出していない場合において、前記捕集開始後の走行距離が、前記所定の第3判定用走行距離に達したと判定された時には、前記強制再生手段を自動的に作動することを特徴として構成される。
なお、上記の排気ガス浄化システムにおける連続再生型DPF装置としては、フィルタに酸化触媒を担持させた装置、フィルタの上流側に酸化触媒を設けた装置、フィルタに触媒を担持させると共に該フィルタの上流側に酸化触媒を設けた装置等がある。
本発明の排気ガス浄化システムによれば、DPFの再生のための強制再生手段の作動の可否の判定に関して、DPFの捕集量が所定の判定用捕集量よりも大きい場合に、再生後の走行距離に応じて、ドライバーへの手動操作による強制再生を促す警告と、自動作動とを使い分けるので、この組み合わせにより、次のような効果を奏することができる。
再生後の走行距離が所定の第2判定用走行距離を超えておらず、オイル中に混入した燃料の蒸発が不十分であると判断した時には、ドライバーに対して車両を停止して手動による強制再生を行うように警告し、ドライバーの手動操作により、停車時アイドル等の運転条件が安定した時に筒内噴射を行って、排気温度及びDPFを昇温させるので、オイルダイリューションの問題を回避することができる。
また、再生後の走行距離が所定の第2判定用走行距離を超えて、オイル中に混入した燃料の蒸発が十分行われていると判断した時には、ドライバーへの手動操作を促す警告を行わずに自動的に強制再生するので、ドライバーへの手動操作を促す警告を必要最小限にしてドライバーの負担を軽くすることができる。
更に、再生後の走行距離が所定の第3判定用走行距離を超えて、捕集物の偏積に起因する熱暴走の可能性が生じていると判断した時には、自動的に強制再生を行うので、捕集物の偏積に起因する熱暴走を防止してDPFの溶損を回避することができる。
また、DPFの捕集量が所定の判定用捕集量よりも小さい場合においても、再生後の走行距離が所定の第3判定用走行距離を超えて、捕集物の偏積に起因する熱暴走の可能性が生じていると判断した時には、自動的に強制再生を行うので、より効果的に熱暴走を防止してDPFの溶損を回避することができる。
以下、本発明に係る実施の形態の排気ガス浄化システムについて、酸化触媒と触媒付きフィルタの組合せで構成される連続再生型DPF装置を備えた排気ガス浄化システムを例にして、図面を参照しながら説明する。
図1に、この実施の形態の内燃機関の排気ガス浄化システム1の構成を示す。この排気ガス浄化システム1は、ディーゼルエンジン10の排気マニホールド11に接続する排気通路12に連続再生型DPF13を設けて構成されている。この連続再生型DPF13は、上流側に酸化触媒13aを下流側に触媒付きフィルタ13bを有して構成される。
この酸化触媒13aは、多孔質のセラミックのハニカム構造等の担持体に、白金(Pt)等の酸化触媒を担持させて形成され、触媒付きフィルタ13bは、多孔質のセラミックのハニカムのチャンネルの入口と出口を交互に目封じしたモノリスハニカム型ウオールフロータイプのフィルタや、アルミナ等の無機繊維をランダムに積層したフェルト状のフィルタ等で形成される。このフィルタの部分に白金や酸化セリウム等の触媒を担持する。
そして、触媒付きフィルタ13bに、モノリスハニカム型ウオールフロータイプのフィルタを採用した場合には、排気ガスG中のPM(粒子状物質)は多孔質のセラミックの壁で捕集(トラップ)され、繊維型フィルタタイプを採用した場合には、フィルタの無機繊維でPMを捕集する。
そして、触媒付きフィルタ13bのPMの堆積量を推定するために、連続再生型DPF13の前後に接続された導通管に差圧センサ21が設けられる。また、触媒付きフィルタ13bの再生制御用に、酸化触媒13aと触媒付きフィルタ13bの上流側、中間及び下流側に、それぞれ、酸化触媒入口排気温度センサ22、フィルタ入口排気温度センサ23が設けられる。
これらのセンサの出力値は、エンジン10の運転の全般的な制御を行うと共に、連続再生型DPF13の再生制御も行う制御装置(ECU:エンジンコントロールユニット)30に入力され、この制御装置30から出力される制御信号により、エンジン10の燃料噴射装置(噴射ノズル)14や、吸気マニホールド15への吸気量を調整する吸気絞り弁16や、図示しないEGR通路にEGRクーラと共に設けられたEGR量を調整するEGRバルブ等が制御される。
この燃料噴射装置14は燃料ポンプ(図示しない)で昇圧された高圧の燃料を一時的に貯えるコモンレール噴射システム(図示しない)に接続されており、制御装置30には、エンジンの運転のために、アクセルポジションセンサ(APS)31からのアクセル開度、回転数センサ32からのエンジン回転数等の情報の他、車両速度、冷却水温度等の情報も入力される。
そして、本発明においては、図2に示すように、制御装置30は、エンジンの運転を制御するエンジン制御手段20Cと、排気ガス浄化システム1のためのディーゼルパティキュレートフィルタ(DPF)制御手段30C等を有して構成される。そして、このDPF制御手段30Cは、通常運転制御手段31C、PM捕集量検出手段32C、走行距離検出手段33C、強制再生手段34C、警告手段35C等を有して構成される。
通常運転検出手段31Cは、特に、連続再生型DPF13の再生に関係なしに行われる通常の運転を行うための手段であり、アクセルポジションセンサ31の信号及び回転数センサ32の信号に基づいて制御装置30で演算された通電時間信号により、所定量の燃料が燃料噴射装置14から噴射される通常の噴射制御が行われる。
PM捕集量検出手段32Cは、連続再生型DPF13の触媒付きフィルタ13bに捕集されるPMの捕集量ΔPm を検出する手段であり、この捕集量ΔPm の検出は、エンジンの回転速度や負荷から推定した堆積量の累積計算値や、エンジンの回転累積時間や、連続再生型DPF装置13の前後の差圧等で検出する。この実施の形態では、連続再生型DPF装置13の前後の差圧、即ち、差圧センサ21による測定値を基にして検出する。
走行距離検出手段33Cは、DPF再生の後に車両が走行した距離ΔMc を検出する手段であり、強制再生が行われた場合には、再生の開始時から再生終了時までの適当な時期にリセットされる。
強制再生手段34Cは、連続再生型DPF13の種類に応じて多少制御が異なるが、エンジン10の筒内(シリンダ内)噴射においてマルチ噴射(多段噴射)を行って、排気温度を酸化触媒13aの活性温度まで上昇させ、その後ポスト噴射(後噴射)を行ってフィルタ入口排気温度センサ23で検知されるフィルタ入口排気温度を上げて、PMの酸化除去に適した温度や環境になるようにし、触媒付きフィルタ13bに捕集されたPMを強制的に燃焼除去して触媒付きフィルタ13bを強制再生する。なお、吸気絞りやEGR等の吸気系制御を併用することもある。
警告手段35Cは、点滅灯(DPFランプ)41、警告灯(警告ランプ)42等で構成され、ドライバー(運転者)に、点滅灯41の点滅により手動による強制再生手段34Cの作動を促す警告を行ったり、警告灯42の点灯によりドライバーに車両をサービスセンターに持っていくように促す手段である。なお、この警告を受けたドライバーは手動再生スイッチ43を操作することにより、強制再生手段34Cを作動することができる。
そして、これらの各種手段を有するDPF制御手段30Cは、PM捕集量検出手段32Cで検出されたPMの捕集量ΔPm と、走行距離検出手段33Cで検出されたDPF再生の後の走行距離ΔMc に基づいて、通常運転制御手段31Cによる通常の運転を継続したり、ドライバーに対して手動による強制再生手段34Cの作動を促す警告を行ったり、自動的に強制再生手段34Cを作動させたりする手段として構成される。
次に、この排気ガス浄化システム1の再生制御について、特に、DPF制御手段30Cが行う、強制再生手段34Cの作動と警告手段35Cの作動について説明する。この排気ガス浄化システム1の制御においては、通常運転制御手段31Cによって通常の運転が行われ、PMを捕集するが、この通常の運転において、適当な時間間隔で、図3に例示するような再生制御フローに従った制御を行う。この制御で、PM捕集量検出手段31Cで検出されたPMの捕集量ΔPm と走行距離検出手段32Cで検出された走行距離ΔMc が、所定の範囲内に入るか否か、手動再生の可否、走行自動再生の可否を判断して、必要に応じて、各種の処理を行った後戻って、更に、通常運転制御手段31Cによる通常の運転を行う。そして、通常の運転と再生制御を繰り返しながら、車両の運転が行われる。
この図3の再生制御フローについて、強制再生制御の要否を判定するために用いる図4の再生制御用マップを参照しながら説明する。
最初に、図4の再生制御用マップについて説明すると、この図4の模式的に示した再生制御用マップは、縦軸はPM(捕集物)の捕集量(この実施の形態では差圧)ΔPを示し、この捕集量ΔPの領域を第1閾値(所定の判定用捕集量)ΔP1 、第2閾値ΔP2 、第3閾値ΔP3 の三つの閾値で、第1捕集量領域Rp1,第2捕集量領域Rp2,第3捕集量領域Rp3,第4捕集量領域Rp4の四つの領域に区分する。また、横軸は走行距離ΔMを示し、この走行距離ΔMの領域を第1閾値(所定の第1判定用走行距離)ΔM1 、第2閾値(所定の第2判定用走行距離)ΔM2 、第3閾値(所定の第3判定用走行距離)ΔM3 の三つの閾値で、第1走行距離領域Rm1,第2走行距離領域Rm2,第3走行距離領域Rm3,第4走行距離領域Rm4の四つの領域に区分する。そして、再生制御によって現在の状態がどの領域にあるかを判断し、必要に応じて、次のような処理が行われる。
なお、この第1閾値ΔM1 は、車両停止時における強制再生を行う場合にオイルダイリューションによる問題が生じない下限を示す値であり、また、第2閾値ΔM2 は、走行中における強制再生を行う場合のオイルダイリューションによる問題が生じない下限を示す値である。更に、第3閾値ΔM3 は、触媒付きフィルタ13bにおけるPMの偏積に起因する熱暴走及びDPFの溶損を防止するために強制再生を行う値である。また、この第4走行距離領域Rm4は、第3閾値ΔM3 を超えた領域のことであり、自動的に強制再生を行ったり、自動的に警告灯を点灯したりする。
最初に、検出された走行距離ΔMc が第1閾値ΔM1 を超えずに第1走行距離領域Rm1にある場合は、手動(マニュアル)による強制再生を行うと、オイル中の燃料の蒸発が不十分であるため、オイルダイリューションの問題が生じる。そのため、この場合には手動による強制再生を禁ずる。また、この場合でも、走行パターンによっては、走行距離当たりのPMの蓄積量が多くて、検出された捕集量ΔPm が、第3閾値ΔP3 を超えて第4捕集量領域Rp4に入ってしまうことが生じる時があるが、この時には、連続再生型DPF13に捕集されたPMが自己燃焼を開始して急激なPMの燃焼である熱暴走を回避するために、手動再生及び走行自動再生を禁止した状態にすると共に、ドライバーにサービスセンターに持っていくことを促すための警告灯42を点灯する。
次に、検出された走行距離ΔMc が第1閾値ΔM1 を超えて第2走行距離領域Rm2に入った時には、まだ、走行が不十分でエンジンオイルに混入した燃料分の蒸発が十分に行われていないため、走行中の強制再生は行わずに、ドライバーに対して車両を停止して手動で強制再生を行う手動再生を促す警告を行うが、検出された捕集量ΔPm の大きさによって異なる警告を行う。
検出された捕集量ΔPm が、第1閾値ΔP1 より小さい間は、触媒付きフィルタ13bの目詰まりは小さく、強制再生手段34Cの作動の必要は無いので、そのまま、通常の運転を継続する。また、検出された捕集量ΔPm が、第1閾値ΔP1 を超えているが、第2閾値ΔP2 を超えていないという第2差圧領域Rp2に入った時には、走行中の強制再生時のオイルダイリューションの問題を回避するために走行自動再生を禁止すると共に、点滅灯41をゆっくり点滅(マニュアル点滅1)させ、ドライバーに対して、車両を停止しての手動による強制再生(手動再生:マニュアル再生)を促す。
更に、検出された捕集量ΔPm が、第2閾値ΔP2 を超えているが、第3閾値ΔP3 を超えていないという第3差圧領域Rp3に入った時には、走行中の強制再生時のオイルダイリューションの問題を回避するために走行自動再生を禁止すると共に、点滅灯41を早く点滅(マニュアル点滅2)させ、ドライバーに対して、車両を停止しての手動による強制再生を強く促す。この第3差圧領域Rp3に入った場合には、運転状態によっては、連続再生型DPF13に捕集されたPMが自己燃焼を開始して急激なPMの燃焼である熱暴走を起こし、触媒付きフィルタ13bの溶損が生じる可能性が大きくなるので、この自己着火を懸念して噴射燃料量の絞りを併せて行う。
そして、検出された捕集量ΔPm が、第3閾値ΔP3 を超えて第4差圧領域Rp4に入った時には、熱暴走を回避するために、手動再生及び走行自動再生を行わないようにして、警告灯42を点灯し、運転者にサービスセンターに持っていくことを促す。
次に、検出された走行距離ΔMc が第2閾値ΔM2 を超えて第3走行距離領域Rm3に入った時には、エンジンオイルに混入した燃料分の蒸発が十分に行われ、走行中に強制再生を行ってもオイルダイリューションの問題が生じ難いので、検出された捕集量ΔPm が、第1閾値ΔP1 を超えて第2捕集量領域Rp2に入った時には、走行中において自動的に強制再生手段34Cを作動させる走行自動再生を行う。この走行自動再生により、ドライバーに対する手動による強制再生、即ち、手動再生スイッチ43のON/OFF操作に関する負担をかけることのないようにする。なお、検出された捕集量ΔPm が、第1閾値ΔP1 より小さい間は、触媒付きフィルタ13bの目詰まりは小さく、強制再生手段34Cの作動の必要は無いので、そのまま、通常の運転を継続する。
そして、検出された走行距離ΔMc が第3閾値ΔM3 を超えて第4走行距離領域Rm4に入った時には、PMがDPF中心部には溜まらず、外側に円周状に偏積する目詰まり、即ち、差圧に現れない目詰まりが発生している可能性が強くなるので、この偏積に起因する熱暴走を防止するために、検出された捕集量ΔPm が、第3閾値ΔP3 を超えない範囲では、検出された差圧ΔPm に関係なく必ず走行中の自動強制再生を行って偏積されたPMを焼却する。
しかし、検出された捕集量ΔPm が、第3閾値ΔP3 を超えて第4差圧領域Rp4に入った時には、過捕集による熱暴走を回避するために手動再生及び走行自動再生を禁止した状態にすると共に、警告灯42を点灯し、運転者にサービスセンターに持っていくことを促す。
この図4に示すような再生制御マップに示された制御は、図3に例示したような再生制御フローによって実施できる。この図3の再生制御フローがスタートすると、ステップS10で、検出された走行距離ΔMc が第1閾値ΔM1 を超ているか否かを判定する。この判定で、超えておらずに第1走行距離領域Rm1にある場合には、ステップS11で、検出された捕集量ΔPm が、第3閾値ΔP3 を超えているか否かを判定し、超えていない場合にはそのままでリターンし、通常の運転を継続する。また、超えている場合にはステップS12で警告灯42を点灯してリターンする。
従って、ステップS10の判定で第1走行距離領域Rm1にあると判定された場合には、手動による強制再生手段34Cの作動は禁止される。なお、車両の走行中に自動的に強制再生手段34Cの作動を行う走行自動再生も行われない。
そして、ステップS10で、走行距離ΔMc が第1閾値ΔM1 を超えている場合には、ステップS20で、走行距離ΔMc が第2閾値ΔM2 を超えているか否かを判定する。この判定で、超えていない場合には、ステップS21で捕集量ΔPm が第1閾値ΔP1 を超えているか否かを判定し、超えていない場合にはそのままリターンし通常の運転を継続する。
そして、ステップS21で捕集量ΔPm が第1閾値ΔP1 を超えている場合には、ステップS22で捕集量ΔPm が第2閾値ΔP2 を超えているか否かを判定し、超えていない場合には、ステップS24で、点滅灯41をゆっくり点灯し、ステップS26で手動スイッチのON/OFFを判定する。
また、ステップS22の判定で捕集量ΔPm が第2閾値ΔP2 を超えている場合には、ステップS23で捕集量ΔPm が第3閾値ΔP3 を超えているか否かを判定し、超えていない場合には、ステップS25で、点滅灯41を早く点灯し、ステップS26で手動スイッチのON/OFFを判定する。
ステップS26で手動再生スイッチ43がONである場合には、ステップS26の手動再生スイッチ43のONによって強制再生手段34Cを作動させる手動再生を行い、ステップS28で、走行距離ΔMc のカウンタをリセットしてリターンする。また、捕集量ΔPm を差圧ではなく、PMの累積量で判定する場合には、このPMの累積量もリセットする。また、ステップS26で手動再生スイッチ43がONでない場合には、そのままリターンし、この再生制御フローの繰り返し中にドライバーによって手動再生スイッチ43がONされるのを待つ。
そして、ステップS23の判定で、捕集量ΔPm が第3閾値ΔP3 を超えている場合には、手動再生と走行自動再生を禁止した状態で、ステップS29で、警告灯42を点灯してリターンする。
また、ステップS20の判定で、走行距離ΔMc が第2閾値ΔM2 を超えている場合には、ステップS30で、走行距離ΔMc が第3閾値ΔM3 を超えているか否かを判定する。このステップS30の判定で、超えている場合には、ステップS31で捕集量ΔPm が第1閾値ΔP1 を超えているか否かを判定する。このステップS31の判定で、超えていない場合にはそのままリターンし通常の運転を継続する。また、ステップS31の判定で超えている場合には、ステップS32の判定に行く。そして、ステップS30の判定で、超えていない場合もステップS32の判定に行く。
ステップS32で、捕集量ΔPm が第3閾値ΔP3 を超えているか否かを判定し、超えている場合には、手動再生と走行自動再生を禁止した状態で、ステップS35で、警告灯42を点灯してリターンする。
また、ステップS32の判定で、捕集量ΔPm が第3閾値ΔP3 を超えていない場合には、ステップS33で走行中に自動的に強制再生手段34Cを作動させる走行自動再生を行い、ステップS34で、走行距離ΔMc のカウンタをリセットし、リターンする。また、捕集量ΔPm を差圧ではなく、PMの累積量で判定する場合には、このPMの累積量もリセットする。
この図3に示す再生制御フローに従った制御により、次のようなことができる。
捕集量検出手段32Cにより検出された捕集量ΔPm が所定の判定用捕集量ΔP1 より大きいことを検出した場合において、走行距離検出手段33Cにより検出された捕集開始後の走行距離ΔMc が、所定の第1判定用走行距離ΔM1 に達しているが、所定の第2判定用走行距離ΔM2 に達していないと判定された時には、警告手段35Cによる警告を行ってドライバーに対して手動による強制再生手段34Cの作動を促し、捕集開始後の走行距離ΔMc が、所定の第2判定用走行距離ΔM2 に達しているが、所定の第3判定用走行距離ΔM3 に達していないと判定された時には、警告手段35Cによる警告を行わずに強制再生手段34Cを自動的に作動させることができる。
また、捕集量検出手段32Cにより検出された捕集量ΔPm が所定の判定用捕集量ΔP1 よりも大きいことを検出していない場合において、捕集開始後の走行距離ΔMc が、所定の第3判定用走行距離ΔM3 に達したと判定された時には、強制再生手段34Cを自動的に作動することができる。
従って、この排気ガス浄化システム1によれば、連続再生型DPF13の再生のための強制再生手段34Cの作動の可否の判定に関して、触媒付きフィルタ13bの捕集量ΔPm が所定の判定用捕集量ΔP1 よりも大きい場合に、再生後の走行距離ΔMc に応じて、ドライバーへの手動操作を促す警告と、自動作動とを使い分けるので、この組み合わせにより、次のような効果を奏することができる。
再生後の走行距離ΔMc が所定の第2判定用走行距離ΔM2 を超えておらず、オイル中に混入した燃料の蒸発が不十分であると判断した時には、ドライバーに対して車両を停止してから手動による強制再生を行うように警告し、停車時アイドル等の運転条件が安定した時に筒内噴射を行って昇温させるので、オイルダイリューションの問題を回避することができる。
また、再生後の走行距離ΔMc が所定の第2判定用走行距離ΔM2 を超えて、オイル中に混入した燃料の蒸発が十分行われていると判断した時には、ドライバーへの手動操作を促す警告を行わずに自動的に強制再生するので、ドライバーへの手動操作を促す警告を必要最小限にしてドライバーの負担を軽くすることができる。
更に、再生後の走行距離ΔMc が所定の第3判定用走行距離ΔM3 を超えて、捕集物の偏積に起因する熱暴走の可能性が生じていると判断した時には、自動的に強制再生を行うので、捕集物の偏積に起因する熱暴走を防止して触媒付きフィルタ13bの溶損を回避することができる。
また、触媒付きフィルタ13bの捕集量ΔPm が所定の判定用捕集量ΔP1 よりも小さい場合においても、再生後の走行距離ΔMc が所定の第3判定用走行距離ΔM3 を超えて、捕集物の偏積に起因する熱暴走の可能性が生じていると判断した時には、自動的に強制再生を行うので、この熱暴走を防止して触媒付きフィルタ13bの溶損をより効果的に回避することができる。
なお、上記の説明では、排気ガス浄化システムにおける連続再生型DPF装置として、フィルタに触媒を担持させると共に該フィルタの上流側に酸化触媒を設けた装置を例にして説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、フィルタに酸化触媒を担持させた装置、フィルタの上流側に酸化触媒を設けた装置等の他のタイプの連続再生型DPFにも適用可能である。
本発明に係る実施の形態の排気ガス浄化システムのシステム構成図である。 本発明に係る実施の形態の排気ガス浄化システムの制御手段の構成を示す図である。 本発明に係る実施の形態の排気ガス浄化システムの再生制御フローを示す図である。 本発明に係る実施の形態の排気ガス浄化システムの再生制御用マップを模式的に示す図である。
符号の説明
1 排気ガス浄化システム
10 ディーゼルエンジン
13 連続再生型パティキュレートフィルタ装置
13a 酸化触媒
13b 触媒付きフィルタ
30 制御装置(ECU)
30C DPF制御手段
31C 通常運転制御手段
32C PM捕集量検出手段
33C 走行距離検出手段
34C 強制再生手段
35C 警告手段
ΔMc 捕集開始後の走行距離
ΔM1 所定の第1判定用走行距離(第1閾値)
ΔM2 所定の第2判定用走行距離(第2閾値)
ΔM3 所定の第3判定用走行距離(第3閾値)
ΔPm 検出された捕集量
ΔP1 所定の判定用捕集量(第1閾値)

Claims (2)

  1. 車両に搭載された内燃機関の排気ガス通路に連続再生型ディーゼルパティキュレートフィルタを備えると共に、該連続再生型ディーゼルパティキュレートフィルタにおける捕集物の量を検出する捕集量検出手段と、該車両の走行距離を検出する走行距離検出手段と、排気温度を上昇させて強制的に捕集物を燃焼して該連続再生型ディーゼルパティキュレートフィルタを再生させる強制再生手段と、前記捕集量検出手段により検出された捕集量が、所定の判定用捕集量より大きいことを検出した場合にドライバーに対して強制再生手段の作動を促す警告を行う警告手段とを有するディーゼルパティキュレートフィルタ制御手段を備えたディーゼルエンジンの排気ガス浄化システムにおいて、
    前記ディーゼルパティキュレートフィルタ制御手段が、前記捕集量検出手段により検出された捕集量が前記所定の判定用捕集量より大きいことを検出した場合において、前記走行距離検出手段により検出された捕集開始後の走行距離が、所定の第1判定用走行距離に達しているが、所定の第2判定用走行距離に達していないと判定された時には、前記警告手段による警告を行ってドライバーに対して手動による前記強制再生手段の作動を促し、前記捕集開始後の走行距離が、前記所定の第2判定用走行距離に達しているが、所定の第3判定用走行距離に達していないと判定された時には、前記警告手段による警告を行わずに前記強制再生手段を自動的に作動させることを特徴とする排気ガス浄化システム。
  2. 前記ディーゼルパティキュレートフィルタ制御手段が、前記捕集量検出手段により検出された捕集量が前記所定の判定用捕集量よりも大きいことを検出していない場合において、前記捕集開始後の走行距離が、前記所定の第3判定用走行距離に達したと判定された時には、前記強制再生手段を自動的に作動することを特徴とする請求項1記載の排気ガス浄化システム。
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