JP2005253760A - いびき防止装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】就寝中のいびきの発生状況に応じて、効果的にいびきを止めることができるいびき防止装置を提供することを目的とする。
【解決手段】いびき防止装置1は、就寝者が仰臥する寝具2の横に配置される操作盤3と、寝具2上に配置される枕4に内蔵される枕空気袋5と、寝具2上に配置されるいびきセンサ6を備えている。枕空気袋5は、膨張時に略三角柱形状となるため、枕空気袋5を高い位置まで膨らませることなく、大きな傾斜角を得ることができる。従って、就寝者の頭部を横向きにさせ易くなるとともに、熟睡している就寝者の安眠を妨げることなく、いびきの発生を止めることが可能になる。
【選択図】 図6
【解決手段】いびき防止装置1は、就寝者が仰臥する寝具2の横に配置される操作盤3と、寝具2上に配置される枕4に内蔵される枕空気袋5と、寝具2上に配置されるいびきセンサ6を備えている。枕空気袋5は、膨張時に略三角柱形状となるため、枕空気袋5を高い位置まで膨らませることなく、大きな傾斜角を得ることができる。従って、就寝者の頭部を横向きにさせ易くなるとともに、熟睡している就寝者の安眠を妨げることなく、いびきの発生を止めることが可能になる。
【選択図】 図6
Description
本発明は、いびきをかいている就寝者のいびきを止めるためのいびき防止装置に関する。
睡眠中のいびき音は、時として他人に迷惑を及ぼすものである。このいびき音は、同室で就寝している人に多大なる悪影響を与え、睡眠の質低下という不都合が生じる。
このいびき音の発生は、就寝者の頭部が上向きになって気道が狭くなり、当該気道を通る空気の速度が早まることが原因であると考えられている。従って、いびき音の発生の原因となる気道の狭小化を防止するために、就寝者の頭部を横向きにすることが効果的であると言え、当該原理を利用したいびき防止装置が開発されている。
例えば、就寝者が頭部を置くことができるハウジングと、就寝者のいびき音を検知するセンサと、センサからの信号に応答して制御信号を生成する制御回路と、上部カバーを有し、制御回路からの制御信号に基づいて作動する揺動デバイスとを備え、当該揺動デバイスにより就寝者の頭部が左右方向へ揺動するのを促進させ、就寝者のいびきを止めるいびき防止装置が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
又、枕の内部に左右対称に配置された一対の枕空気袋と、就寝者が仰臥する寝具上に左右対称に配置された一対の背中用空気袋と、枕空気袋、及び背中用空気袋に空気を供給する空気ポンプと、枕空気袋と背中用空気袋の吸排気制御を行う空気制御弁と、いびきの有無を検知するためのいびき検知センサと、就寝者の就寝位置を検知するため位置検知センサとを備えるいびき防止装置が開示されている。このいびき防止装置は、いびき検知センサと位置検知センサの検知結果に基づいて、左右一方の空気袋群を膨張させることにより就寝者の頭部を横向きにして、当該膨張状態を維持することにより就寝者のいびきを停止させ、所定時間経過後に、空気制御弁により、膨張した空気袋群の空気を速やかに外部に放出する構成となっている(例えば、特願2003−290969号参照)。
登録実用新案第3063219号公報
しかし、上記従来の揺動デバイスを用いるいびき防止装置においては、熟睡状態から目覚める方向の刺激を就寝者の頭部に与えるため、就寝者が目を覚ましてしまい、安眠が妨げられるという問題があった。
又、上記従来の空気袋群を用いるいびき防止装置においては、枕空気袋、背中空気袋、空気制御弁、及び位置検知センサ等を各々複数個設けなければならないため、いびき防止装置が大型化するとともに、コストアップに繋がるという問題があった。又、就寝者の頭部を横向きにさせて、いびきの発生を防止するためには、就寝者が使用する枕の傾斜角を大きくする必要があるが、上記従来のいびき防止装置における枕空気袋は略円筒形状を有しているため、枕の傾斜角を大きくするためには当該枕空気袋をかなり高い位置まで膨らませる必要がある。しかし、枕空気袋を高い位置まで膨らませてしまうと、頭部における違和感等により熟睡している就寝者が目を覚ましてしまう恐れがあり、安眠が妨げられるという問題があった。
そこで、本発明は、上述の問題に鑑みてなされたものであり、小型かつ安価であり、就寝者の安眠を妨げることなく効果的にいびきの発生を止めることができるいびき防止装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明のいびき防止装置は、寝具上に配置される枕と、枕に内蔵される枕空気袋と、いびきの有無を検知するいびき検知手段と、枕空気袋に空気を供給する空気供給手段と、枕空気袋の給排気制御を行う空気制御弁と、空気供給手段と空気制御弁の制御を行う制御手段とを備え、枕空気袋が、膨張時に略三角柱形状を有することを特徴とする。
ここで、本発明のいびき防止装置においては、枕は、積層された表材と裏材により構成されるとともに、枕空気袋は、表材と裏材の間に配置されており、表材には、枕空気袋を膨張させた場合に、表材を枕空気袋の側面に沿って折曲させるための切り込みが形成された折曲部が設けられているものとすることができる。
又、枕空気袋は、枕空気袋の幅方向における両端部の各々が、幅方向における枕の端部より所定距離内側に位置するように配置されるものとすることができ、実用性を考慮した場合、当該所定距離を、5cm〜25cmに設定することが好ましく、10cm〜20cmに設定することが特に好ましい。
又、枕空気袋には、枕空気袋を空気供給手段と空気制御弁に連結する空気配管を接続するための空気配管接続口が形成されており、枕空気袋は、空気配管接続口を介して、空気配管に対して着脱自在に設けられているものとすることができる。
更に、枕は、合成樹脂により形成されているものとすることができ、当該合成樹脂が、ポリウレタンであるものとすることができる。
本発明のいびき防止装置によれば、枕空気袋が、膨張時に略三角柱形状を有する構成としているため、枕空気袋を高い位置まで膨らませることなく、大きな傾斜角を得ることが可能になる。従って、就寝者の頭部を横向きにさせ易くなるとともに、熟睡している就寝者の安眠を妨げることなく、いびきの発生を止めることが可能になる。
又、枕上における就寝者の頭部の位置にかかわらず、1個の枕空気袋のみで、就寝者の頭部を横向きにさせることが可能になるため、枕空気袋や、当該枕空気袋に接続される三方弁等を各々複数個設ける必要がなくなり、結果として、いびき防止装置を小型化することができるとともに、コストをダウンを図ることが可能になる。
又、枕の表材に、枕空気袋を膨張させた場合に、表材を枕空気袋の側面に沿って折曲させるための切り込みが形成された折曲部を設ける構成としているため、枕空気袋の膨張時の形状を略三角柱形状とする構成とした場合であっても、就寝者の頭部を左右いずれかの方向へ横向きにさせることが可能になる。
又、枕空気袋は、枕空気袋の幅方向における両端部の各々が、幅方向における枕の端部より所定距離内側に位置するように配置される構成としているため、枕空気袋を膨張させ、就寝者の頭部が左右いずれかの方向へ横向きになっても、当該就寝者の頭部が枕から落ちるのを回避することが可能になる。
又、枕空気袋には、枕空気袋を空気供給手段と空気制御弁に連結する空気配管を接続するための空気配管接続口が形成されており、枕空気袋を、空気配管接続口を介して、空気配管に対して着脱自在に設ける構成としているため、就寝者の頭部の大きさや好み等に応じて、枕空気袋5を大きさの異なる別の枕空気袋に容易に交換することが可能になる。
又、枕を合成樹脂により形成する構成としており、特に、当該合成樹脂を、入手しやすく、汎用性のあるポリウレタンにより構成しているため、量産性に優れたいびき防止装置を製造することが可能になる。
以下に、本発明の具体的な実施例について図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の実施例に係るいびき防止装置を寝具上に設置した状態を示す斜視図であり、図2は、本発明の実施例に係るいびき防止装置の空気配管回路図であり、図3は、本発明の実施例に係るいびき防止装置における枕部分の内部構造を説明するための上面図である。又、図4は、本発明の実施例に係るいびき防止装置において、枕空気袋が膨張していない状態を示す上部側面図である。
図1、図2に示す様に、本実施例のいびき防止装置1は、就寝者が仰臥するマットレス、布団、ベッドなどの寝具2の横に配置される操作盤3と、寝具2上に配置され、合成樹脂により形成された枕4と、当該枕4に内蔵される枕空気袋5と、寝具上に配置されるいびきセンサ6と、枕空気袋5に空気を供給する空気ポンプ7と、枕空気袋5の給排気制御するための空気制御弁である三方弁8、空気ポンプ7と三方弁8を、枕空気袋5に連結するための空気配管9等により構成されている。
枕4は、図4に示す様に、合成樹脂製の表材4aと裏材4bが積層されることにより構成されており、本実施例においては、上記合成樹脂としてポリウレタンが使用されている。又、枕空気袋5は、ポリエチレンやポリウレタンなどから形成されたシートにより構成されており、表材4aと裏材4bの間であって、枕4の中央部付近に配置されている。
又、枕空気袋5の幅は、当該枕空気袋5を膨張させた際に、就寝者の頭部14が枕4から落ちない様に設定されている。より具体的には、図3に示す様に、枕空気袋5の幅方向Yにおける両端部(左側端部5a、及び右側端部5a')の各々が、当該幅方向Yにおける枕4の端部(即ち、左側端部5aにおいては、幅方向Yにおいて対向する枕4の左側端部4c、右側端部5a'においては、幅方向Yにおいて対向する枕4の右側端部4c')よりも所定距離Lだけ内側に位置するように枕空気袋5が配置されている。この距離Lは、枕空気袋5の幅方向Yにおける、枕4の左側端部4cと枕空気袋5の左側端部5a、及び、枕4の右側端部4c'と枕空気袋5の右側端部5a'との距離を示しており、枕4の幅にもよるが、実用性を考慮すれば、当該距離Lを、5cm〜25cmに設定することが好ましく、10cm〜20cmに設定することが特に好ましいと言える。
又、当該枕空気袋5の頭上側の端部5bには、空気配管9を接続するための空気配管接続口10が形成されている。そして、三方弁8と空気配管接続口10が空気配管9により接続されるとともに、空気ポンプ7と三方弁8が空気配管11により接続されており、全体として枕空気袋5が、空気ポンプ7と三方弁8に連結される構成となっている。尚、本実施例においては、枕空気袋5を大きさの異なる別の枕空気袋に容易に交換可能とするために、枕空気袋5を、当該空気配管接続口10を介して、空気配管9に対して着脱自在に設ける構成としている。
空気ポンプ7は、ダイヤフラム型ポンプが用いられている。このダイヤフラム型ポンプは、吐出側圧力の最高値が一定圧力になるとそれ以上には上昇しない構造になっている。尚、空気ポンプ7が枕空気袋5に空気を供給する運転を行っている場合であって、枕空気袋5の圧力が空気ポンプ7の最高圧力に達した場合、当該空気ポンプ7の運転をそのまま継続しても、空気ポンプ7自体は支障をきたさないような構造になっている。
三方弁8は、空気ポンプ7の吐出側と枕空気袋5とを接続する給気位置と、空気ポンプ7の吐出側を閉塞して枕空気袋5内を外気に接続させる排気位置と、枕空気袋5の出口を閉鎖する閉鎖位置とを備えるものが用いられる。即ち、三方弁8は、給気位置にしたときは空気ポンプ7からの空気を枕空気袋5に供給することができ、排気位置にしたときは枕空気袋5内の空気を外部に放出することができ、閉鎖位置にしたときは枕空気袋5内に供給された空気をそのまま枕空気袋5内に維持することができるものである。
いびきセンサ6は、いびき音やいびきにより身体から伝わる振動を捉えて、いびきの有無を検出するものであって、従来公知のものでよい。
操作盤3は、就寝する人が運転時間等を設定するための運転スイッチが設けられた操作部(不図示)と、空気ポンプ7や三方弁8等の制御を行う制御部(不図示)とを備えている。この制御部は、いびきを防止するために予め設定されたプログラムに従い、各部の制御を行う。又、当該制御部には、上述のいびきセンサ6が接続されており、就寝者によるいびきの発生状態に基づいて当該いびきセンサ6から出力された検知信号に基づいて、空気ポンプ7の運転や三方弁8の開閉等の制御を行う構成となっている。
次に、枕空気袋7の膨張状態について説明する。図5は、本発明の実施例に係るいびき防止装置において、枕空気袋が膨張している状態を示す上部側面図であり、図6は、本発明の実施例に係るいびき防止装置において、枕空気袋が膨張している状態を示す斜視図である。
図4に示す状態、即ち、枕空気袋5が膨張していない状態から、空気ポンプ7により、当該枕空気袋5内へ空気を供給すると、枕空気袋5が膨張するとともに、閉鎖位置にある三方弁8により、枕空気袋5内に供給された空気は、枕空気袋5内に維持される。この際、本実施例においては、図5、図6に示す様に、枕空気袋5は略三角柱形状を有する状態で維持される点に特徴がある。以下に、略三角柱形状を有する枕空気袋5を用いた場合の利点について図面を用いて説明する。
図7、図8は、本発明の実施例に係るいびき防止装置における枕空気袋の傾斜角を説明するための概略図である。尚、説明の便宜上、図7、図8に示す本実施例の枕空気袋5と、膨張時に略円筒形状を有する枕空気袋16の横幅は同一としている。
図7に示す様に、略三角柱形状を有する枕空気袋5の高さ5Hが、略円筒形状を有する枕空気袋16の高さ16Hと同じ場合、枕空気袋5の傾斜角bは、枕空気袋16の傾斜角aよりも大きくなることが解る。即ち、同一の高さにおいては、略円筒形状を有する枕空気袋16よりも略三角柱形状を有する枕空気袋5を用いる方が、就寝者が使用する枕の傾斜角を高くすることができるため、就寝者の頭部14を横向きにさせて、いびきの発生を防止し易くなると言える。しかしながら、上述のごとく、枕空気袋5をあまり高い位置まで膨らませてしまうと、熟睡している就寝者が目を覚ましてしまい、安眠が妨げられる恐れがある。
そこで、図8に示す様に、枕空気袋5を、図7に示す状態よりも低い位置まで膨らませた場合を考えると、枕空気袋5の高さ5Hが枕空気袋16の高さ16Hよりも低いにもかかわらず、枕空気袋16の傾斜角aよりも大きな傾斜角bを得ることが可能になることが解る。即ち、本実施例における枕空気袋5によれば、枕空気袋16と同じ高さまで膨らませることなく(即ち、枕空気袋16よりも低い高さで)、枕空気袋16の傾斜角aよりも大きな傾斜角bを得ることが可能になると言える。従って、膨張時に略三角柱形状を有する枕空気袋5を使用することにより、枕空気袋5を高い位置まで膨らませることなく(即ち、就寝者が目を覚ましてしまう高さまで膨らませることなく)、大きな傾斜角bを得ることが可能になるため、略円筒形状を有する枕空気袋16を用いる場合に比し、就寝者の頭部14を横向きにさせ易くなるとともに、熟睡している就寝者の安眠を妨げることなく、いびきの発生を止めることが可能になる。
更に、膨張時に略三角柱形状を有する枕空気袋5を使用することにより、枕空気袋5を高い位置まで膨らませることなく、大きな傾斜角を得ることが可能になるため、枕4上における就寝者の頭部14の位置にかかわらず、就寝者の頭部14を横向きにさせることが可能になる。従って、1個の枕空気袋5のみで、就寝者の安眠を妨げることなく、いびきの発生を止めることが可能になる。
尚、図3〜図5に示す様に、枕4を構成する表材4aの中央部には、枕空気袋5が膨張した場合に、表材4aを枕空気袋5の側面5cに沿って折曲させるための切り込み12が形成された折曲部13が設けられている。従って、本実施例においては、図5に示す様に、枕空気袋5が膨張し、略三角柱形状の状態になると、表材4aが、当該折曲部13を中心として、枕空気袋5の側面5cに沿って折曲するため、枕空気袋5の膨張時の形状を略三角柱形状とする構成とした場合であっても、就寝者の頭部14を左右いずれかの方向へ横向きにさせることが可能になる。
又、本実施例においては、図3において説明した様に、枕空気袋5の幅方向Yの端部5a、5a'の各々が、枕空気袋5の幅方向Yにおける枕4の端部4c、4c'よりも、所定の距離Lだけ内側に位置するように枕空気袋5を配置する構成としており、当該距離Lを大きく(上述のごとく、5cm〜25cmが好ましく、10cm〜20cmが、特に好ましい)設定しているため、表材4aの表面には、枕空気袋5を膨張させた際に、当該枕空気袋5の膨張による影響を受けない頭部載置用避難部15を形成することが可能になる(図5参照)。従って、本実施例においては、枕空気袋5を膨張させ、就寝者の頭部14が左右いずれかの方向へ横向きになっても、当該就寝者の頭部14が枕4から落ちない様に構成されている。
以上に説明した様に、本実施例においては、枕空気袋5が、膨張時に略三角柱形状を有する構成としているため、枕空気袋5を高い位置まで膨らませることなく、大きな傾斜角を得ることが可能になる。従って、就寝者の頭部14を横向きにさせ易くなるとともに、熟睡している就寝者の安眠を妨げることなく、いびきの発生を止めることが可能になる。又、枕4上における就寝者の頭部14の位置にかかわらず、1個の枕空気袋5のみで、就寝者の頭部14を横向きにさせることが可能になるため、枕空気袋や、当該枕空気袋に接続される三方弁等を各々複数個設ける必要がなくなり、結果として、いびき防止装置1を小型化することができるとともに、コストをダウンを図ることが可能になる。
又、本実施例においては、枕4を構成する表材4aの中央部に、枕空気袋5が膨張した場合に、表材4aを枕空気袋5の側面5cに沿って折曲させるための切り込み12が形成された折曲部13を設ける構成としているため、枕空気袋5の膨張時の形状を略三角柱形状とする構成とした場合であっても、就寝者の頭部14を左右いずれかの方向へ横向きにさせることが可能になる。
又、本実施例においては、枕空気袋5の幅方向Yの左端部5a、右端部5a’の各々が、枕空気袋5の幅方向Yにおける枕4の端部4c、4c’より、所定の距離L内側に位置するように枕空気袋5を配置する構成としているため、枕空気袋5を膨張させ、就寝者の頭部14が左右いずれかの方向へ横向きになっても、当該就寝者の頭部14が枕4から落ちるのを回避することが可能になる。
又、本実施例においては、枕空気袋5を、空気配管接続口10を介して、空気配管9に対して着脱自在に設ける構成としているため、就寝者の頭部の大きさや好み等に応じて、枕空気袋5を大きさの異なる別の枕空気袋に容易に交換することが可能になる。
又、本実施例においては、枕4を合成樹脂により形成する構成としており、特に、当該合成樹脂を、入手しやすく、汎用性のあるポリウレタンにより構成しているため、量産性に優れたいびき防止装置1を製造することが可能になる。
尚、上記実施例は、単なる説明例であり、本発明の範囲は、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づいて各構成物品の形状、寸法、材料等を変更することが可能であり、それらを本発明の範囲から除外するものではない。
例えば、上記実施例においては、合成樹脂製の枕4を使用する構成としたが、上述の切り込み12が形成された折曲部13を設けることができるものであれば、当該枕4にどのような材質のものを使用しても良い。
本発明の活用例としては、一般家庭、宿泊施設等において、就寝時にいびきをかく人が同室にいる場合であって、当該就寝者のいびきを止めるために使用されるいびき防止装置が挙げられる。
1 いびき防止装置
2 寝具
3 操作盤
4 枕
4a 表材
4b 裏材
5 枕空気袋
6 いびきセンサ
7 空気ポンプ
8 三方弁
9 空気配管
10 空気配管接続口
11 空気配管
12 切り込み
13 折曲部
14 就寝者の頭部
15 頭部載置用避難部
16 枕空気袋
2 寝具
3 操作盤
4 枕
4a 表材
4b 裏材
5 枕空気袋
6 いびきセンサ
7 空気ポンプ
8 三方弁
9 空気配管
10 空気配管接続口
11 空気配管
12 切り込み
13 折曲部
14 就寝者の頭部
15 頭部載置用避難部
16 枕空気袋
Claims (8)
- 寝具上に配置される枕と、前記枕に内蔵される枕空気袋と、いびきの有無を検知するいびき検知手段と、前記枕空気袋に空気を供給する空気供給手段と、前記枕空気袋の給排気制御を行う空気制御弁と、前記空気供給手段と前記空気制御弁の制御を行う制御手段とを備え、前記枕空気袋が、膨張時に略三角柱形状を有することを特徴とするいびき防止装置。
- 前記枕は、積層された表材と裏材により構成されるとともに、前記枕空気袋は、前記表材と前記裏材の間に配置されており、前記表材には、前記枕空気袋を膨張させた場合に、前記表材を前記枕空気袋の側面に沿って折曲させるための切り込みが形成された折曲部が設けられていることを特徴とする請求項1に記載のいびき防止装置。
- 前記枕空気袋は、前記枕空気袋の幅方向における両端部の各々が、前記幅方向における前記枕の端部より所定距離内側に位置するように配置されることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のいびき防止装置。
- 前記所定距離が、5cm〜25cmであることを特徴とする請求項3に記載のいびき防止装置。
- 前記所定距離が、10cm〜20cmであること特徴とする請求項3に記載のいびき防止装置。
- 前記枕空気袋には、前記枕空気袋を前記空気供給手段と前記空気制御弁に連結する空気配管を接続するための空気配管接続口が形成されており、前記枕空気袋は、前記空気配管接続口を介して、前記空気配管に対して着脱自在に設けられていることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれかに記載のいびき防止装置。
- 前記枕は、合成樹脂により形成されていることを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれかに記載のいびき防止装置。
- 前記合成樹脂が、ポリウレタンであることを特徴とする請求項7に記載のいびき防止装置。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2004070867A JP2005253760A (ja) | 2004-03-12 | 2004-03-12 | いびき防止装置 |
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-
2004
- 2004-03-12 JP JP2004070867A patent/JP2005253760A/ja active Pending
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