JP2005252979A - ボイスメモ機能付きテレビジョン装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 ユーザーが必要とする緊急性のメッセージを操作設定画面上に表示して迅速に伝達することができるボイスメモ付きテレビジョン装置を提供する。
【解決手段】 音声データ制御部24は、音声入力部25から出力される音声データ信号をボイスメモファイルとして一時的に保存したり、カード型記録媒体22に記録したボイスファイルから音声データを抽出したりするための音声データファイル制御部26と、ボイスメモの記録又は再生するためのユーザー操作を支援する操作設定画面を生成する操作設定画面生成部27とから構成される。
メッセージタイトルに「緊急」を指定して、記録終了が行われると、音声データファイル制御部26は、この音声データファイルから「緊急」を認識して、ファイルの保存中又は保存直後にボイスメモリスト56の表示内で優先的に表示する。
【選択図】 図4

Description

本発明は、ユーザーの音声メッセージを記録又は再生するボイスメモ機能付きテレビジョン装置に関する。
従来技術として、記録した音声からより迅速に必要な情報を検索するために、入力した音声データを発音ごとに分割し、分割された音声データ内にユーザーの発音したキーワードとキーワード記憶部に記憶されているキーワードとの検索照合を行い、その照合結果に基づいて音声データを時系列に記録する音声記録装置および方法が提案されている(特許文献1参照)。
特開2003−6208号公報
しかしながら、上記に示した従来の技術では、音声データも時系列で保存されているので、緊急性の性格を有する音声データが記録された場合であっても結局時系列で保存されてしまうため、ユーザーが必要とする緊急性のメッセージを伝えるには迅速性に乏しいものとなってしまう恐れがあるという問題点があった。
また、入力した音声データを発音ごとに分割し、分割された音声データ内、メモリに記憶されているキーワードと検索照合する方式であるため、処理時間の観点からもユーザーが必要とする緊急性のメッセージを伝えるには迅速性に乏しいものとなってしまう恐れがあるという問題点があった。
さらに、キーワードが商品番号、技術用語、一般用語を含むか否かに応じて音声データに優先度を設けている。
ユーザーの望む優先度が、音声データから直接反映されない場合もあり、ユーザーが直接優先度を選択したい場合も有りうる。
そこで、本発明は、斯かる実情に鑑み、ユーザーに緊急性を要するメッセージを的確、迅速に伝えることができるボイスメモ機能付きテレビジョン装置を提供しようとするものである。
本発明に係るボイスメモ機能付きテレビジョン装置は、上述した課題を解決するため、以下の特徴点を備えている。
本発明に係るボイスメモ機能付きテレビジョン装置は、外部の音声情報を入力するための集音部と、入力された外部の音声情報を、該音声に所定の音声処理を施した音声データを生成する音声処理部と、前記音声処理を施した音声データを入力し、該音声データに所定の認識データを付して音声データファイルの生成管理を行う制御部と、該音声データファイルの記録操作を支援する操作設定画面を生成する操作設定画面データを記憶した記憶部と、音声データファイルの記録又は再生操作をするため操作部と、前記操作設定画面を表示する表示部と、を備え、前記操作画面には、生成された音声データファイルの性格を特定するための属性を選択するための選択手段と、生成された音声データファイルをリスト表示するためのリスト表示手段を有し、前記操作部の前記記録操作が行われると生成された音声データファイルは前記リスト表示手段に他の音声データファイルと並んでリスト表示され、前記選択手段において属性が選択された状態で前記操作部の前記記録操作が行われることにより、該記録操作によって生成された音声データファイルは他の音声データファイルと異なる表示状態でリスト表示されることを特徴とする。
本発明に係るボイスメモ機能付きテレビジョン装置は、音声データファイルの性格を特定するための属性を選択する前記選択手段とは、該音声データファイルの緊急性の是非を選択するための選択手段であることを特徴とする。
本発明に係るボイスメモ機能付きテレビジョン装置は、前記選択手段において属性が選択された状態で前記操作部の前記記録操作が行われることにより、該記録操作によって生成された音声データファイルは他の音声データファイルに対して優先的にリスト表示されることを特徴とする。
本発明に係るボイスメモ機能付きテレビジョン装置は、前記リスト表示手段は表示された複数の音声データファイルを上側から表示し、前記選択手段において属性が選択された状態で前記操作部の前記記録操作が行われることにより、該記録操作によって生成された音声データファイルは他の音声データファイルに対して優先的に上側に配置されるようにリスト表示されることを特徴とする。
本発明に係るボイスメモ機能付きテレビジョン装置は、前記選択手段において属性が選択された状態で前記操作部の前記記録操作が行われることにより、該記録操作によって生成された音声データファイルは他の音声データファイルに対して異なる表示形式でリスト表示されることを特徴とする。
本発明に係るボイスメモ機能付きテレビジョン装置は、前記選択手段において属性が選択された状態で前記操作部の前記記録操作が行われることにより、該記録操作によって生成された音声データファイルは他の音声データファイルに対して異なる表示色又は字体でリスト表示されることを特徴とする。
本発明に係るボイスメモ機能付きテレビジョン装置は、前記音声データファイル制御部が、ユーザーにより前記音声データを記録開始又は記録停止指令を受けた際に、前記識別データを付加して前記音声データファイルを生成することを特徴とする。
本発明に係るボイスメモ機能付きテレビジョン装置は、前記音声データファイル制御部が、緊急メモである旨の認識データを含んだ前記音声データファイルが複数個ある場合、前記音声データファイルのうち、最先に記録したファイルを操作設定画面生成部に対して優先的にファイルリスト上に表示させることを特徴とする。
本発明に係るボイスメモ付きテレビジョン装置は、上述した構成を備えているため、下記の効果を奏することができる。
本発明のボイスメモ付きテレビジョン装置によれば、保存又は記録された複数個のボイスメモのうち緊急性を有するものから操作設定画面上に表示することことから、優先的かつ迅速に、ユーザーは、ボイスメモを聞くことができる。
本発明のボイスメモ付きテレビジョン装置によれば、保存又は記録された複数個のボイスメモのうち緊急性を有するものと非緊急性のものとを操作設定画面上で区別して設定できることから、ユーザーは、緊急性のボイスメモを容易に選択して聞くことができる。
本発明のボイスメモ付きテレビジョン装置によれば、保存又は記録された複数個の緊急性を有するボイスメモのうち、最も先に保存したメモの順に操作設定画面上に表示することことから、ユーザーは、緊急性を有するボイスメモのうち最も緊急性のあるボイスメモを聞くことができる。
以下、本発明の実施の形態を添付図面を参照して説明する。
図1〜図4は発明を実施する形態の一例であって、図中、同一の符号を付した部分は同一物を表わすものとする。
図1は、本発明に係るボイスメモ付きテレビジョン装置の実施形態の構成を示すブロック図である。
まず、図1を用いて本発明に係るボイスメモ付きテレビジョン装置の実施形態の概略構成について説明する。
ボイスメモ付きテレビビジョン装置10は、テレビジョン放送信号を受信するアンテナ11と、アンテナ11によって受信されたテレビジョン放送信号を映像検波し、放送信号(映像信号および音声信号を含む)を出力する受信部12と、入力された放送信号から映像信号を分離し、R,G,B信号に変換して出力する映像処理部13と、入力された放送信号から音声信号を分離処理及びユーザーの音声を増幅し、その増幅された音声信号に所定の音声処理を行う音声処理部14と、上記映像信号および後述するボイスメモための操作設定画面をCRTや液晶ディスプレイ等に表示する表示部15と、スピーカ16と、メモリカード等のカード型記録媒体20が挿入されるスロット部17と、スロット部17に挿入されたカード型記録媒体20と通信制御を行うカード制御部18と、上記音声処理部14から伝送される音声データをボイスメモとしてファイル生成・削除等の管理およびボイスメモための操作設定画面の生成を行う音声データファイル制御部26と、ボイスメモ付きテレビビジョン装置10全体を制御する中央制御部(以下、CPUという)19と、装置全体の制御を行うためのプログラムが記憶されているROM18と、CPU19に各種制御を行うための指示をユーザーが入力する操作部20とから構成される。
更に、映像信号を表示する表示部15に表示させたり、音声信号をスピーカ16に出力したりするために、受信部12からの放送信号又はカード型記録媒体22から再生したデジタル信号(映像信号及び音声信号を含む)を選択する選択部21が設けられている。この選択部21は、CPU19によって制御される。一般的には、この選択部21は、セレクタとも呼ばれ、集積回路ICとして実現化されているものもある。
また、受信部12からの放送信号が選択された場合、映像処理部13及び音声処理部14に伝達されると同時に、音声データ制御部24にも伝達されカード型記録媒体22に記録することもできる。
カード制御部18は、カード型記録媒体22に記憶されている映像信号と音声信号とからなるデータ信号を読み出し、映像信号を映像出力部13に、音声信号を音声処理部14にそれぞれ出力する再生処理と、受信部12から出力される映像信号および音声信号とからなる放送信号をカード型記録媒体22にデータ信号として書き込む記録処理とを行う。
このように、カード制御部18は、受信部12からの放送信号を書き込むための入力ラインとカード型記録媒体に記録されたデータ信号を出力する出力ラインが存在し、記録・再生ができるように双方向性ラインとなっている。
なお、後述するボイスメモ機能が動作した場合には、カード型記録媒体22に記録された音声データ信号は、後述する音声データ制御部24を介して選択部21によって選択されて、映像処理部13や音声処理部14に伝送される。また、カード型記録媒体22に記録する音声データファイルは、音声処理部14からのユーザーの音声データ信号が直接専用回線により音声データ制御部24に伝送され、音声データファイル化(詳細は、後述する)されてカード型記録媒体22に記録される。
次に、放送信号又はボイスメモデータの記録・再生を行うカード型記録媒体22及びその周辺部の構成並びにその動作について説明する。
図2(a)は、カード型記録媒体22をスロット部17に装着した状態を示す図である。
図2(b)は、カード型記録媒体22をスロット部17に脱着しようとする状態を示す図である。
スロット部17は、図2に示すように、挿入されたカード型記録媒体22が収納されるカード用コネクタ31と、カード用コネクタ31に挿着されたカード型記録媒体22の取り出しを行うためのプッシュロッド32と、プッシュロッド32が排出準備状態に移行したことを検出する排出準備状態検出センサ33と、カード用コネクタ31および排出準備状態検出センサ33からの出力に応じて状態信号を出力する信号検出部34とからなる。
プッシュロッド32は、2段階の操作によってカード型記録媒体22を排出する折れ曲がりタイプのプッシュロッドであり、カード用コネクタ31にカード型記録媒体22が挿着された状態で、図2(a)に示すように折れ曲げることにより、突出状態のプッシュロッド32の誤操作により接続中のカード型記録媒体22が意に反して排出されてしまうことを防止している。尚、このような排出機構を実現するプッシュロッド32の具体的実施形態としては、例えば市販のロック状態を有するプッシュスイッチ及びこれに類するスイッチ部材などが挙げられる。
カード型記録媒体22をカード用コネクタ31から排出する際には、図2(a)に矢印で示す方向にプッシュロッド32の折れ曲がり部分を回動させ(第1の操作)、図2(b)に示すように、プッシュロッド32を直線状にした状態で、プッシュロッド72を図2(b)に矢印で示す方向に押し込むことにより(第2の操作)、図示しないイジェクトレバーを作用させてカード型記録媒体22を排出させる。
排出準備状態検出センサ33は、例えば反射型光センサであり、図2に示すように、プッシュロッド32の折れ曲がり部分を検出する位置に配置され、プッシュロッド32の折れ曲がり部分の有無を検出することによって、プッシュロッド32の折れ曲がり部分を回動させる第1の操作が行われて排出準備状態に移行したことを検出し、排出準備状態検出信号を信号検出部34に出力する。
信号検出部34は、排出準備状態検出センサ33からの排出準備状態検出信号が入力されると、カード用コネクタ31とカード型記録媒体22との接続状態を検出するカード検出処理を行い、カード用コネクタ31にカード型記録媒体22が挿着されている場合には、排出準備状態検出信号をカード制御部18に出力する。さらに、信号検出部34は、カード用コネクタ31とカード型記録媒体22との接続状態を検出するカード検出処理を行うことで、カード用コネクタ31からのカード型記録媒体22の排出を検出し、カード用コネクタ31からのカード型記録媒体22の排出が検出されると、排出確認信号をカード制御部18に出力する。
カード制御部18は、信号検出部34からの排出準備状態検出信号が入力されると、カード型記録媒体22との間の通信状態を確認する通信状態確認処理を行い、カード型記録媒体22と通信中である場合には、音声処理部14を介してスピーカ16から警報を出力すると共に、映像出力部13を介して表示部5に警告表示を行ってユーザーに警告を報知することで、ユーザーにカード型記録媒体22の取り出しを中止することを促す。
なお、カード型記憶媒体22の現状の一般的仕様としては、PC−ATAカードタイプへの搭載が考えられる。PC−ATAカードを用いた場合には、プッシュロッド72によるカード取り出し作業においてプロテクト機能が別段設けられてないことが多いからである。しかしながら本発明に主旨としてはPC−ATAカードタイプ以外であってもこれに限定するものではない。
次に、本発明に係るボイスメモ付きテレビジョン装置のボイスメモ機能動作について図3から図5を用いて詳しく、以下に説明する。
図3は、図1からボイスメモ機能部分を抜き出したボイスメモ機能ブロック図である。
図4は、ボイスメモの音声データファイルの生成・消去の制御を行う音声データ制御部のブロック図である。
ボイスメモ機能を実現するために、ボイスメモ付きテレビジョン装置10は、音声を入力するマイク25と、マイク25から入力された音声を増幅するためのアンプ23と、アンプ23によって増幅された音声信号に所定の処理を行う音声処理部14と、メモリカード等のカード型記録媒体20が挿入されるスロット部17と、スロット部17に挿入されたカード型記録媒体20と通信制御を行うカード制御部18と、上記音声処理部14から伝送される音声データをボイスメモとしてファイル生成・削除等の管理およびボイスメモための操作設定画面の生成等を行う音声データファイル制御部26とからなるデータ制御部24と、音声データを記録するカード型記録媒体22とを備えている。マイク25は、入力した音声をアナログ音声信号に変換する。このアナログ音声信号は、アンプ23によって適切なレベルに増幅されて音声処理部14に入力される。音声処理部14から出力された音声データ信号は、専用回線を介して、音声データ制御部24に送られる。次に、音声データは、ボイスメモ用としてファイル化(詳細は後述する)されて、カード制御部18に送られる。ここで、カード制御部18に内蔵された信号処理部においてカード型記録媒体22に書き込むためのデータフォーマットに変換され、カード制御部18に内在するメモリ(図示せず)またはカード型記録媒体22に記録される。
なお、カード制御部18には、カード用マイコン(CPUを含む)やボイスメモを実行するためのプログラム等を記憶するメモリ、信号処理回路が含まれている。
上述したように、音声処理部14には、アンプ23を介してマイク25が接続されるが、使用できるマイクとしては小型薄型が特徴である全指向性型のコンデンサタイプのマイクが、液晶テレビやプラズマディスプレイなどの薄型ディスプレイに適しているといえる。
音声処理部14は、音声処理を行うサウンドプロセッサ41と、ユーザーの希望に応じて適当に音声環境を設定切替する音声設定切替回路42と、サウンドプロセッサ41に設定された音声サンプリング用の周波数とは別に設けられた周波数を新たに加えることにより高音強調調整時などの音声環境の微調整することができるパライコライザ43等とで構成される。尚、これらの各部間でデータの相互交換を行う信号バス・インターフェイスとしては、高速にデータ通信を行うために専用のバス・インターフェイスを採用している。
ここで、音声設定切替回路42は、ユーザーの好みに応じて音声環境を調整するための回路であり、例えば、周知のドルビーデジタル(登録商標)環境からなるバーチャルサウンド環境に応じた音声バランスで制御することもできれば、単純な高音強調等の設定に応じた音声バランスを制御することもできる。
また、パライコライザ43は、サウンドプロセッサ41で用意されたサンプリング周波数とは異なる周波数によるサンプリング周波数によるサンプリングデータを処理するための回路であり、これにより同一の音声から拾う集音データをより多く取ることができるため、微妙な音声バランス調整を行うことができる。例えば、サウンドプロセッサ41からの周波数を120/500/1k/5k/10kHzの5種用意したのに加え、パライコライザ(PEQ)43で上記各周波数の間に新たに4つの周波数を追加してサンプリングさせておき、300Hz辺りの低音域を弱める用にバランスを取りたい時は、サウンドプロセッサ41で用意した120及び500Hzの周波数に対して弱めずに、パライコライザで用意した300Hzの周波数に相当するデータを弱めれば、120Hzあるいは500Hzといった周波数のデータを不必要に弱めることなく(つまり極端に低音域を弱めることなく)、ユーザーの要望に応じた音声バランスを調整することができる。
このように、アンプ23で増幅された音声データ信号は、SP41に取り込まれた後、音声入力の環境に応じて、音声設定切替回路42及びパライコライザ43により音声バランス制御されて音声データとして再度、SP41に取り込まれる。最終的に取り込まれた音声データは、SP41により、常時、音声レベルの検出が行われて、その音声レベルのデータが音声データ制御部24に伝送される。
音声データ制御部24は、音声処理部14から出力される音声データ信号を入力する音声入力部25と、音声入力部25から出力される音声データ信号をボイスメモのファイル形式に変換し、ボイスメモファイルとして一時的に保存したり、カード型記録媒体22に記録したボイスファイルから音声データを抽出したりするための音声データファイル制御部26と、ボイスメモの記録又は再生するためのユーザー操作を支援する操作設定画面を生成する操作設定画面生成部27と、ボイスメモファイルをカード型記録媒体22に記録・再生のためのカード制御部18とのインタフェースであるカード制御インタフェースと、操作設定画面の表示ための映像信号およびボイスメモの再生する音声データ信号を選択部21に伝送する選択部インタフェース29とから構成される。
次に、表示部15に表示されるボイスメモの操作設定画面に基づいて音声データ制御部24の動作について説明する。
図5は、ボイスメモの操作設定画面の表示状態を示す図である。
まず、操作部(以下、リモコンという)20のモード切替キーを押すことによって、CPU19は、モード状態をカードモードに切替る。CPUからのモード切替指令を受けて、カード制御部18は、カード型記録媒体22に記録されている各種アプリケーションのアイコンを表示部15の画面に表示する。そして、ユーザーは、リモコン20を用いて、表示されたアイコンのうち、ボイスメモ機能(音声入力機能)に関するアイコンを選択する。これにより、カード型記録媒体22に記録されているボイスメモ機能を実行するアプリケーションがカード制御部18にあるメモリにロードされて、このアプリケーションが起動し、音声データファイル制御部26に指令が伝達される。音声データファイル制御部26は、操作設定画面生成部27から操作設定画面用データを受け取り、操作設定画面50の初期画面の表示データを送出する。
尚、この操作設定画面は、表示部15の表示画面全体に表示される必要はなく、例えば、カードモード切替操作前まで受信部12からの放送信号の映像信号に対して、映像処理部13の並列表示あるいは重畳処理表示処理によって子画面表示させたり、放送信号の映像信号をハーフトーン化して操作設定画面50を優先的に前面表示させた状態で表示させてもよい。また、このボイスメモ動作を終了するには、リモコン20を操作してボイスメモアプリケーションを終了すればよい。
ここで、操作設定画面50上の各部位ついて以下に説明する。
通常、ボイスメモ動作開始時では、音声データファイル制御部26は、カード制御部18の指令により、新規に音声データファイルを生成し、その音声データファイルを記録するモードとなっている。すなわち、音声データファイル制御部26は、ユーザーからの記録開始指令をいつでも受け付ける状態にあり、記録開始指令を受け付けると、音声処理部14からの音声データを直ちに入力し、記録停止指令があるまで入力を続行する。また、その記録停止指令後、次の記録開始指令を待つ状態となる。
ユーザーは、ボイスメモを録音したい場合には、リモコン20を操作して録音を開始させる。そして、録音を終了する時は、同様に、リモコン20を操作して録音を終了させる。このとき、記録・停止ボックス55は、録音中であることを示す○、記録停止中であることを示す□を表示する。この場合、記録停止表示ボックス55の右に示す数字の1は、記録又は停止を実行するリモコン20のキーが1CHキーであることをユーザーに示している。
ボイスメモ動作起動後、リモコン20の操作によって、カード制御部18を上述した記録モードから再生モードに換えることが可能である。
操作設定画面50のカード選択ボックス51は、他のボイスメモカードを選択するボックスである。これにより、過去に記録されているボイスメモを再生することが可能である。
記録時間表示ボックス54は、カード型記録媒体22、例えば、カード0が記録可能な時間数に対する現在録音中の記録時間の割合を示すボックスであり、ユーザーは、カードを交換するか否かの判断をすることができる。また、交換を促すに当たって、記録時間のバー表示が一定値以上(例えば、80%以上)に達した場合、又は、残り記録時間が一定時間以内(例えば、30秒以内)に達した時、表示形式を変更するようにしてもよい。
この表示形式としては、例えば、ボックス内のバーの色変更又は点滅表示してもよい。さらに、これらを併用してもよい。
特に、色変更の場合は、通常状態の場合は緑色、一定値以上に達した場合には赤色と表示するのが適切である。
録音中の音声レベル表示53は、ボイスメモを記録中に音声処理部14に入力された音声入力レベルを表示したものである。この録音中の音声入力レベル表示は、複数のブロック状のレベル数に区分して表示し、音声入力レベルが大きいほど、ブロック数が増加する。そして、ある一定のブロック数以上に達した時は、表示色を変更し、ユーザーに入力音声レベルを下げるように促す。この場合、表示色の変更は、ブロック全体の色を変化させてもよく、一定値以上のレベルを示すブロックのみ色を変更してもよい。表示色としては、通常の入力レベルでは緑色、大音量時には赤色で表示するのが適切である。
上記大音量で録音したことを音声レベル表示53で確認した場合に、ユーザーは、リモコン20のテレビ音量調節キーの調整操作を行い、ブロック数が適量になるようにする。これにより、再生時に、適切な音量でボイスメモを再生することができる。
次に、上記ボイスメモのリスト上に新規のボイスメモが生成について説明する。
リモコン20により録音開始から録音終了までの音声データが発生すると、音声データファイル制御部26は、1個のボイスメモファイルを生成し、1時的に保存する。この生成されたボイスメモファイルは、操作設定画面生成部27によって、ボイスメモリスト56上に追加される。この音声データファイルは、音声データとともに、メモの属性、記録日時が書き込まれて構成される。ここで、属性とは、例えば、緊急性(家族全員対するメッセージ)メッセージ、家族の各メンバに対するメッセージであるかどうかの識別データをいう。このように、ボイスメモを記録する際は、操作設定画面50上にメッセージを伝達する相手を特定したり、そのメッセージの特性(緊急性の有無)をあらわす属性を指定するメッセージタイトルボックス52が設けられている。
このタイトルとしては、例えば、「For Mom(お母さんへ)」、「For Dad(お父さんへ)」、「For Kids(子供たちへ)」あるいは「Urgent!(緊急)」等というメッセージタイトルが用意されている。そして、録音操作するユーザーがこれらのメッセージタイトルを選択した上で録音操作を行うことにより、メッセージを聞くべきユーザーが特定されるので、聞く必要のないユーザーの操作を誤って聞いてしまう事態を防止することができる。また、ユーザーに緊急のメッセージであることを伝えることも可能である。
メッセージタイトルボックス52で、メッセージタイトルに「緊急」を指定して、記録処理が行われると、音声データファイル制御部26は、この音声データファイルから「緊急」を認識して、ファイルの保存中又は保存直後にボイスメモリスト56の表示内で優先的に表示する。これにより、保存又は記録された複数個のボイスメモのうち緊急性を有するものから優先的かつ迅速に聞くことが可能である。
更に、属性が「緊急」であるファイルの中でも、より先に保存された時刻を有するファイルが優先的にボイスメモリリスト56上に表示するものとする。このような制御によって、記録されたメッセージを再生する際に、複数の緊急メッセージに対して緊急項目のみ時間経過を追ってリストの上側から順次選択して再生することが可能になる。故に、ある緊急事態が時間経過を伴う場合に一定時間ごとに緊急メッセージを入力する場合がありえるが、このような場合に緊急メッセージ同士の間で先の時間が上側にリスト表示しておけば、再生時に複数の緊急メッセージを時間優先で聞くようにユーザーの操作を促すことが可能になる。
次に、上記リスト表からメモを選択して再生する場合について説明する。
上記ボイスメモリスト56に表示された各種メモのうち、ユーザーの選択によってリスト内でカーソル58(太線で記載の枠)が移動し、選択したメモに対して、リモコン20のOKキー(例えば、決定キーや確定キーであってもよい)を押下操作することにより、選択したメモの再生処理が行われる。
ボイスメモを保存する必要がなくなったときは、リスト表示上でその必要がなくなったファイルを指定して削除することができる。メッセージ削除表示ボックス57の右に示す数字の2が、削除を実行するリモコン20のキーが2CHキーであることをユーザーに示している。又、緊急指定された音声データファイルが削除されるときは、『緊急メッセージです。削除して宜しいですか?』という削除操作前の警告表示を画面上に行い、ご操作等による削除がないようにユーザーに選択した操作の確認をうながすことができる。
なお、本発明が上記各実施の形態に限定されず、本発明の技術思想の範囲内において、各実施の形態は適宜変更され得ることは明らかである。また、上記構成部材の数、位置、形状等は上記実施の形態に限定されず、本発明を実施する上で好適な数、位置、形状等にすることができる。尚、音声データ制御部はカード記録媒体22に記録されたアプリケーションプログラムであっても良く、むしろその方がテレビジョン装置全体として必要とされるメモリー容量を必要時にのみ増設することになるので、使用状態に応じたメモリー容量を提供することが可能になる。
本発明に係るテレビジョン装置の実施形態の構成を示すブロック図である。 (a)は、カード型記録媒体をスロット部に装着した状態を示す図である。(b)は、カード型記録媒体をスロット部に脱着しようとする状態を示す図である。 図1からボイスメモ機能部分を抜き出したボイスメモ機能ブロック図である。 ボイスメモの音声データファイルの生成・消去の制御を行う音声データ制御部のブロック図である。 ボイスメモの操作画面の表示状態を示す図である。
符号の説明
10 テレビジョン装置
11 アンテナ
12 受信部
13 映像出力部
14 音声処理部
15 表示部
16 スピーカ
17 スロット部
18 カード制御部
19 CPU
20 操作部
21 選択部
22 カード記録媒体
23 アンプ
24 音声データ制御部
25 音声入力部
26 音声データファイル制御部
27 操作設定画面生成部
28 カード制御インタフェース
29 選択部インタフェース
31 カード用コネクタ
32 プッシュロッド
33 排出準備状態検出センサ
34 信号検出部
41 サウンドプロセッサ
42 音声環境切替手段
43 パライオライザ
50 ボイスメモ操作設定画面
51 カード選択ボックス
52 ボイスメモタイトルボックス
53 音声入力レベル表示ボックス
54 記録時間表示
55 記録・停止表示ボックス
56 ボイスメモリスト
57 メッセージ削除表示ボックス
58 カーソル

Claims (8)

  1. 外部の音声情報を記録又は再生する機能を搭載したボイスメモ機能付きテレビジョン装置において、
    外部の音声情報を入力するための集音部と、
    入力された外部の音声情報を、該音声に所定の音声処理を施した音声データを生成する音声処理部と、
    前記音声処理を施した音声データを入力し、該音声データに所定の認識データを付して音声データファイルの生成管理を行う制御部と、
    該音声データファイルの記録操作を支援する操作設定画面を生成する操作設定画面データを記憶した記憶部と、
    前記音声データファイルの記録又は再生操作をするため操作部と、
    前記操作設定画面を表示する表示部と、を備え、
    前記操作画面には、生成された音声データファイルの性格を特定するための属性を選択するための選択手段と、生成された音声データファイルをリスト表示するためのリスト表示手段を有し、
    前記操作部の前記記録操作が行われると生成された音声データファイルは前記リスト表示手段に他の音声データファイルと並んでリスト表示され、
    前記選択手段において属性が選択された状態で前記操作部の前記記録操作が行われることにより、該記録操作によって生成された音声データファイルは他の音声データファイルと異なる表示状態でリスト表示されることを特徴とするボイスメモ機能付きテレビジョン装置。
  2. 音声データファイルの性格を特定するための属性を選択する前記選択手段とは、該音声データファイルの緊急性の是非を選択するための選択手段であることを特徴とする請求項1に記載のボイスメモ機能付きテレビジョン装置。
  3. 前記選択手段において属性が選択された状態で前記操作部の前記記録操作が行われることにより、該記録操作によって生成された音声データファイルは他の音声データファイルに対して優先的にリスト表示されることを特徴とする請求項1又は2に記載のボイスメモ機能付きテレビジョン装置。
  4. 前記リスト表示手段は表示された複数の音声データファイルを上側から表示し、
    前記選択手段において属性が選択された状態で前記操作部の前記記録操作が行われることにより、該記録操作によって生成された音声データファイルは他の音声データファイルに対して優先的に上側に配置されるようにリスト表示されることを特徴とする請求項3に記載のボイスメモ機能付きテレビジョン装置。
  5. 前記選択手段において属性が選択された状態で前記操作部の前記記録操作が行われることにより、該記録操作によって生成された音声データファイルは他の音声データファイルに対して異なる表示形式でリスト表示されることを特徴とする請求項1又は2に記載のボイスメモ機能付きテレビジョン装置。
  6. 前記選択手段において属性が選択された状態で前記操作部の前記記録操作が行われることにより、該記録操作によって生成された音声データファイルは他の音声データファイルに対して異なる表示色又は字体でリスト表示されることを特徴とする請求項5に記載のボイスメモ機能付きテレビジョン装置。
  7. 前記制御部は、ユーザーにより前記音声データを記録開始又は記録停止指令を受けた際に、緊急性がある旨の前記識別データを付加して、前記音声データファイルを生成することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載のボイスメモ機能付きテレビジョン装置。
  8. 前記制御部は、緊急性がある旨の認識データを含んだ前記音声データファイルが複数個ある場合、前記音声データファイルのうち、最先に記録したファイルを操作設定画面生成部に対して優先的にファイルリスト上に表示させることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載のボイスメモ機能付きテレビジョン装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN102956162A (zh) * 2011-08-25 2013-03-06 天津三星电子有限公司 一种带备忘语音播报功能的显示器

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