JP2005252709A - 誤り訂正装置および誤り訂正方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 誤り訂正符号が付加されたデータを入力する入力部1,2,3と、入力部から入力されたデータに対する誤り訂正符号を生成する誤り訂正符号化部4と、入力部から入力されたデータに付加された誤り訂正符号と誤り訂正符号化部で生成された誤り訂正符号とを比較して入力部から入力されたデータが誤っているかどうかを判定する誤り判定部5と、誤り判定部により誤っていることが判定された場合に、入力部から入力されたデータの誤り訂正復号を行う誤り訂正復号部6と、誤り判定部により誤っていないと判断された場合は入力部から入力されたデータを取り込み、誤っていると判定された場合は誤り訂正復号部から誤り訂正復号されたデータを取り込んで処理する処理部7〜10とを備えている。
【選択図】 図1
Description
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1に係る誤り訂正装置の機能的な構成を示すブロック図である。この誤り訂正装置は、回線インタフェース部1、データ蓄積部2、切替部3、誤り訂正符号化部4、誤り判定部5、誤り訂正復号部6、メディア分離部7、映像デコーダ8、音声デコーダ9、データデコーダ10および制御部11から構成されている。
この発明の実施の形態2に係る誤り訂正装置は、入力されたメディア多重フレームに誤りが有る場合に、さらに訂正の可否を判断して、訂正不可能である場合は誤り訂正復号処理を行わないようにしたものである。なお、以下では、実施の形態1に係る誤り訂正装置と同一または相当の構成部分にはそれらと同一の符号を付して説明は簡略化または省略する。
この発明の実施の形態3に係る誤り訂正装置は、訂正可能な誤りの発生回数に対する訂正不可能な誤りの発生回数の割合が所定値を超えた場合、つまり通信環境状が良好でない場合は、誤り訂正符号による誤りの有無の判定を行うことなく、誤り訂正復号処理を行うようにしたものである。なお、以下では、実施の形態2に係る誤り訂正装置と同一または相当の構成部分にはそれらと同一の符号を付して説明は簡略化または省略する。
Claims (10)
- 誤り訂正符号を含むデータを入力する入力部と、
前記入力部から入力されたデータの訂正対象部に対する誤り訂正符号を生成する誤り訂正符号化部と、
前記入力部から入力されたデータに含まれる誤り訂正符号と前記誤り訂正符号化部で生成された誤り訂正符号とを比較することにより前記入力部から入力されたデータが誤っているかどうかを判定する誤り判定部と、
前記誤り判定部により誤っていることが判定された場合に、前記入力部から入力されたデータの誤り訂正復号を行う誤り訂正復号部と、
前記誤り判定部により誤っていないことが判断された場合は前記入力部から入力されたデータを取り込み、前記誤り判定部により誤っていることが判定された場合は前記誤り訂正復号部によって誤り訂正復号がなされたデータを取り込んで処理する処理部
とを備えた誤り訂正装置。 - 誤り判定部は、入力部から入力されたデータが誤っていることを判定した場合に、さらに、誤っているビット数が訂正可能なビット数を超えているかどうかに従って訂正の可否を判定し、
誤り訂正復号部は、前記誤り判定部により訂正不可能であることが判定された場合は前記入力部から入力されたデータの誤り訂正復号を行わず、前記誤り判定部により訂正可能であることが判定された場合にのみ前記入力部から入力されたデータの誤り訂正復号を行うことを特徴とする請求項1記載の誤り訂正装置。 - 誤り判定部によって訂正可能であると判定された回数に対する、訂正不可能であると判定された回数の割合を算出し、且つ誤り訂正符号化部、誤り判定部、誤り訂正復号部および処理部における処理の実行および停止を制御する制御部をさらに備え、
前記制御部は、算出した割合が所定値を超えることにより通信環境が良好でないと判断した場合は、
誤り訂正符号化部および誤り判定部の処理を停止させ、
誤り訂正復号部に、前記入力部から入力されたデータの誤り訂正復号を行わせ、
処理部に、前記誤り訂正復号部で誤り訂正復号されたデータを取り込んで処理させることを特徴とする請求項2記載の誤り訂正装置。 - 制御部は、算出した割合が所定値を下回ることにより通信環境が良好と判断した場合は、
誤り訂正符号化部および誤り判定部に処理を実行させ、
誤り訂正復号部に、前記誤り判定部により訂正不可能であることが判定された場合は入力部から入力されたデータの誤り訂正復号を行わず、前記誤り判定部により訂正可能であることが判定された場合にのみ前記入力部から入力されたデータの誤り訂正復号を行う処理を実行させ、
処理部に、前記誤り判定部により誤っていないことが判断された場合は前記入力部から入力されたデータを取り込み、前記誤り判定部により誤っていることが判定された場合は前記誤り訂正復号部によって誤り訂正復号されたデータを取り込む処理を実行させることを特徴とする請求項3記載の誤り訂正装置。 - 制御部は、通信環境が良好でない状態を初期状態として入力部、誤り訂正符号化部、誤り判定部、誤り訂正復号部および処理部の処理の実行および停止を制御することを特徴とする請求項4記載の誤り訂正装置。
- 制御部は、通信環境が良好な状態を初期状態として入力部、誤り訂正符号化部、誤り判定部、誤り訂正復号部および処理部の処理の実行および停止を制御することを特徴とする請求項4記載の誤り訂正装置。
- 制御部は、誤り判定部によって訂正可能であると判定された回数に対する、訂正不可能であると判定された回数の割合を所定周期で算出することを特徴とする請求項3から請求項6のうちのいずれか1項記載の誤り訂正装置。
- 入力部から入力されるデータは、複数の符号化メディアストリームが多重化されたデータに誤り訂正符号が付加されたメディア多重フレームから成ることを特徴とする請求項1から請求項7のうちのいずれか1項記載の誤り訂正装置。
- 入力部から入力されるデータは、メディア多重フレームを構成する複数の符号化メディアストリームの中の1つから成り、
制御部は、誤り判定部によって訂正可能であると判定された回数に対する、訂正不可能であると判定された回数の割合を、前記複数の符号化メディアストリームの少なくとも1つに基づいて算出することを特徴とする請求項4から請求項7のうちのいずれか1項記載の誤り訂正装置。 - 誤り訂正符号を含むデータを入力する入力ステップと、
前記入力ステップで入力されたデータの訂正対象部に対する誤り訂正符号を生成する誤り訂正符号生成ステップと、
前記入力ステップで入力されたデータに含まれる誤り訂正符号と前記誤り訂正符号生成ステップで生成された誤り訂正符号とを比較することにより前記入力ステップで入力されたデータが誤っているかどうかを判定する誤り判定ステップと、
前記誤り判定ステップで誤っていることが判定された場合に、前記入力ステップで入力されたデータの誤り訂正復号を行う誤り訂正復号ステップと、
前記誤り判定ステップで誤っていないことが判断された場合は前記入力ステップで入力されたデータを取り込み、前記誤り判定ステップで誤っていることが判定された場合は前記誤り訂正復号ステップで誤り訂正復号されたデータを取り込んで処理する処理ステップとを備えた誤り訂正方法。
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