JP2005251463A - 燃料電池システム - Google Patents

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達也 山崎
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    • Y02E60/50Fuel cells

Abstract

【課題】燃料電池システムの起動時に内部で凍結している水を少ない消費電力で解凍し、優れた低温始動性を確保することである。
【解決手段】燃料電池のスタック1に、過冷却特性を有する酢酸ナトリウム三水和物の凝固熱により発熱する発熱手段14を設置し、スタック1の始動に先行して発熱手段14を起動することにより、少ない消費電力でスタック1の内部で凍結している水を解凍し、優れた低温始動性を確保できるようにした。
【選択図】図1

Description

本発明は、燃料電池システムに関し、特に、低温時での始動性を改善した燃料電池システムに関する。
燃料ガスと酸化剤ガスを燃料電池のスタックに供給して、これらのガスの酸化反応エネルギを電気エネルギとして取り出す燃料電池システムでは、スタック内を循環する冷却水、酸化反応で生成される生成水、およびスタック内に設けられた電解質膜を加湿する加湿水が内部に存在する。加湿水は燃料ガスや酸化剤ガスを加湿する方法で供給されることが多く、生成水を加湿水として用いることもある。このため、氷点下の寒冷時における燃料電池の停止中にこれらの水が凍結して、低温始動性が損なわれる問題がある。
このような燃料電池システムの低温始動性を改善する手段としては、冷却水の凍結防止を目的として、冷却水の循環系内の水温を検出する水温センサを設け、水温センサの検出水温に応じて、燃料電池の停止中に冷却水を強制循環させるようにしたものがある(例えば、特許文献1参照。)。特許文献1に記載されたものでは、可変容量のヒータを設けて、このヒータで強制循環させる冷却水を加温することも提案している。
また、低温時におけるスタック内での生成水や加湿水の凍結防止を目的として、燃料電池の停止前に酸化剤ガスとしての空気の加湿を停止し、無加湿の空気を所定時間供給することにより、スタック内を乾燥させ、凍結水分をなくすようにしたものもある(例えば、特許文献2参照。)。
特開2002−352835号公報(第2−6頁、第1−2図) 特開2001−332281号公報(第3−4頁、第1−2図)
特許文献1に記載された冷却水の凍結防止手段は、冷却水を強制循環させることにより冷却水の凍結を防止することはできるが、スタック内の生成水や加湿水の凍結を防止することはできない。強制循環させる冷却水を可変容量のヒータで加温すれば、その伝熱で凍結した生成水や加湿水を解凍することはできるが、燃料電池の停止中に、冷却水を強制循環させるポンプのほかにヒータも作動させる必要があり、これらの消費電力を賄うために大容量のバッテリを必要とする問題がある。
一方、特許文献2に記載されたスタック内を乾燥させて凍結水分をなくす方法は、燃料電池停止中の消費電力は少ないが、冷却水の凍結は防止することはできない。
そこで、本発明の課題は、燃料電池システムの起動時に内部で凍結している水を少ない消費電力で解凍し、優れた低温始動性を確保することである。
上記の課題を解決するために、本発明は、燃料ガスと酸化剤ガスを燃料電池のスタックに供給して、これらのガスの酸化反応エネルギを電気エネルギとして取り出す燃料電池システムにおいて、過冷却特性を有する溶液の凝固熱により発熱する発熱手段を、前記燃料電池システムの凍結の恐れがある箇所に設置し、この発熱手段を設置した箇所を所定の燃料電池システムの起動時に温めて、その内部で凍結した水を解凍する構成を採用した。
すなわち、過冷却特性を有する溶液の凝固熱により発熱する発熱手段を、燃料電池システムの凍結の恐れがある箇所に設置し、この箇所を所定の燃料電池システムの起動時に発熱手段で温めることにより、その内部で凍結している水を少ない消費電力で解凍し、優れた低温始動性を確保できるようにした。
前記過冷却特性を有する溶液としては、酢酸ナトリウム三水和物を採用することができる。
前記発熱手段に、前記過冷却特性を有する溶液に衝撃を与えて凝固反応を起こさせる起動器を設けることにより、必要な箇所を短時間で速やかに温めることができる。起動器は、冷却水や生成水等の水温や、スタック内や外気等の気温を検出する温度センサ等の検出出力に基づいて自動的に作動させてもよいし、スイッチ等を用いて手動で作動させてもよい。
前記起動器としては、前記過冷却特性を有する溶液中に配設した金属片を弾性変形させて、溶液に衝撃を与えるものを採用することができる。
前記凝固した過冷却特性を有する溶液の液化復元に、前記ガスの酸化反応に伴う熱を利用することにより、別途の液化復元用の熱源を不要とすることができる。
前記ガスの酸化反応に伴う熱は、前記スタックから直接、または、前記酸化反応に伴って生成される高温の生成水、もしくは前記スタックの冷却に用いられる冷却水の保有熱として、前記液化復元に利用することができる。
前記スタックの運転を停止する前後近くに、水が存在する箇所に設けた排水弁を開放し、その内部に存在する水を排水することにより、燃料電池停止中にこれらの箇所に存在する水分を少なくして、発熱手段からの凝固熱をより有効に活用することができる。
前記スタックの運転を停止する前後近くに、内部に水が存在する箇所からの排水を、吸引ポンプを用いて強制的に行うことによっても、燃料電池停止中にこれらの箇所に存在する水分を少なくして、発熱手段からの凝固熱をより有効に活用することができる。
前記スタックに供給される燃料ガスと酸化剤ガスの少なくともいずれかを加湿するようにし、前記スタックの運転停止前には、このガスの加湿を発電できる最低限の度合に抑制することにより、燃料電池停止時のスタック内の水分を少なくして、発熱手段からの凝固熱をより有効に活用することができる。
前記ガスの加湿の抑制は、前記燃料ガスと酸化剤ガスのスタックへの各供給経路の少なくともいずれかに設けた加湿器の操作で行うことができる。
前記燃料電池システムが、前記燃料ガスと酸化剤ガスの少なくともいずれかを加湿器で加湿して、ガス供給経路で前記スタックに供給し、前記ガスの酸化反応で生成される生成水を水分回収経路で水分回収器に回収するものである場合は、前記発熱手段を設置する箇所を、前記加湿器、ガス供給経路、スタック、水分回収経路および水分回収器の少なくともいずれかとするとよい。
本発明の燃料電池システムは、過冷却特性を有する溶液の凝固熱により発熱する発熱手段を、燃料電池システムの凍結の恐れがある箇所に設置し、この箇所を所定の燃料電池システムの起動時に発熱手段で温めるようにしたので、その内部で凍結している水を少ない消費電力で解凍し、優れた低温始動性を確保することができる。
前記発熱手段に、過冷却特性を有する溶液に衝撃を与えて凝固反応を起こさせる起動器を設けることにより、必要な箇所を短時間で速やかに温めることができる。
前記凝固した過冷却特性を有する溶液の液化復元に、ガスの酸化反応に伴う熱を利用することにより、別途の液化復元用の熱源を不要とすることができる。
前記スタックの運転を停止する前後近くに、水が存在する箇所に設けた排水弁を開放し、その内部に存在する水を排水するか、内部に水が存在する箇所からの排水を吸引ポンプを用いて強制的に行うことにより、燃料電池停止中にこれらの箇所に存在する水分を少なくして、発熱手段からの凝固熱をより有効に活用することができる。
前記スタックに供給される燃料ガスと酸化剤ガスの少なくともいずれかを加湿するようにし、スタックの運転停止前には、このガスの加湿を発電できる最低限の度合に抑制することにより、燃料電池停止時のスタック内の水分を少なくして、発熱手段からの凝固熱をより有効に活用することができる。
以下、図面に基づき、本発明の実施形態を説明する。図1乃至図3は、第1の実施形態を示す。この燃料電池システムは、図1に示すように、スタック1に設けた燃料極2と酸化剤極3に、それぞれ燃料ガスとしての水素ガスと酸化剤ガスとしての空気とを各ガス供給経路4、5から供給し、これらのガスの酸化反応エネルギを電気エネルギとして取り出すものであり、酸化反応で昇温するスタック1内を冷却して、その回収熱を放熱器6で放出する冷却水の循環経路7が設けられている。
また、この燃料電池システムには、酸化反応で生成される生成水を水分回収経路8から回収する水分回収器9と、水分回収器9に回収された水分を加湿水として加湿水経路10から供給し、各ガス供給経路4、5で水素ガスと空気を加湿する加湿器11も設けられている。これらの加湿器11は、スタック1内に設けられた電解質膜(図示省略)を間接的に加湿するためのものである。水分回収経路8と各加湿器11には、それぞれ生成水や加湿水を排水経路12に排水する排水弁12aが設けられ、排水経路12には各排水弁12aからの排水を強制的に吸引する吸引ポンプ13が設けられている。
前記スタック1には、所定の外気温以下で凍結の恐れがあるときに、その始動に先行して起動される発熱手段14が設置されている。この発熱手段14は、図2に示すように、スタック1を覆う金属製の容器15に過冷却特性を有する酢酸ナトリウム三水和物Aを満たし、この酢酸ナトリウム三水和物Aに衝撃を与える起動器16を容器15の上部に取り付けたものであり、この起動器16による衝撃で、過冷却状態の酢酸ナトリウム三水和物Aの平衡を崩して、液体から固体への凝固反応を生じさせ、このときに発生する凝固熱でスタック1の内部を速やかに温める。容器15は外周側を断熱材17で覆われ、内周側のスタック1が効率よく温められて、内部で凍結した水が解凍されるようになっている。
前記起動器16は、図3に示すように、電磁力等でピストン運動するアクチュエータ18を下方に押し込むことにより、容器15の密封構造を保つ可撓性のラバー19を介して起動ピン20を下方へ突き出し、容器15内の孔部21に固定された薄い金属片22を弾性変形させて、酢酸ナトリウム三水和物Aに衝撃を与えるものである。この衝撃によって凝固した酢酸ナトリウム三水和物Aは、スタック1の始動後にガスの酸化反応に伴って生じる熱により液化復元される。
また、前記スタック1の運転を停止するときに今後の凍結が予想される場合は、スタック1を停止する前後近くに、各排水弁12aが開けられるとともに吸引ポンプ13が作動され、水分回収経路8と各加湿器11から、スタック1内や水分回収器9内の生成水や加湿水が排水経路12に強制的に排水される。また、加湿水経路10には絞り弁10aが設けられており、スタック1の停止前に、水分回収器9から各加湿器11に供給される加湿水が、発電可能な最低限の度合に抑制されるようになっている。このように、スタック1の停止時に燃料電池システム内の水分を少なくしておくことにより、スタック1の始動前に発熱手段14から発生する凝固熱を、より有効に活用することができる。
図4乃至図6は、第2の実施形態を示す。この燃料電池システムは、図4に示すように、前記冷却水の循環経路7に開閉弁7aを介して、各ガス供給経路4、5に沿う延長経路7bを設け、これらの延長経路7bが沿う各ガス供給経路4、5と水分回収経路8とに、それぞれ発熱手段14a、14bを設置したものであり、各発熱手段14a、14bの起動によって、各ガス供給経路4、5と水分回収経路8の内部が温められ、内部で凍結した水が解凍されるようになっている。その他の部分は、第1の実施形態のものと同じである。
前記各ガス供給経路4、5に設置した発熱手段14aは、図5に示すように、いずれかのガス供給経路4、5と延長経路7bを覆う容器15に過冷却特性を有する酢酸ナトリウム三水和物Aを満たし、第1の実施形態のものと同様に、酢酸ナトリウム三水和物Aに衝撃を与える起動器16を容器15の上部に取り付けたものである。また、水分回収経路8に設置した各発熱手段14bも、図6に示すように、水分回収経路8を覆う容器15に酢酸ナトリウム三水和物Aを満たし、容器15に起動器16を取り付けたものである。
この実施形態では、前記スタック1の始動に先行して各発熱手段14a、14bが起動されるときに、循環経路7の開閉弁7aが開けられ、発熱手段14aにより延長経路7bで温められる冷却水が循環経路7に流入して、スタック1内も間接的に温められる。また、起動器16の衝撃によって凝固した発熱手段14aの酢酸ナトリウム三水和物Aは、スタック1始動後の酸化反応熱で昇温されて延長経路7bを循環する冷却水の保有熱で液化復元され、発熱手段14bの酢酸ナトリウム三水和物Aは、酸化反応に伴って生成され、水分回収経路8に流入する高温の生成水で液化復元される。なお、発熱手段14aの酢酸ナトリウム三水和物Aが液化復元された後は、循環経路7の開閉弁7aが閉じられ、冷却水は高温のスタック1内のみを冷却する。
図7は、第3の実施形態を示す。この燃料電池システムは、前記循環経路7の延長経路7bが各加湿器11まで延長され、各加湿器11内に延長経路7bを覆う発熱手段14cが設置されている。その他の部分は第2の実施形態のものと同じであり、水分回収経路8にも発熱手段14bが設置されている。
図8は、第4の実施形態を示す。この燃料電池システムは、前記冷却水の循環経路7に開閉弁7aを介して、水分回収器9内に延びる延長経路7cを設け、水分回収器9内で延長経路7cを覆う発熱手段14dを設置したものである。その他の部分は、スタック1に発熱手段14が設置されていないことを除いて、第1の実施形態のものと同じである。
この実施形態では、前記スタック1の始動に先行して発熱手段14dが起動されるときに、循環経路7の開閉弁7aが開けられ、延長経路7cで温められる冷却水が循環経路7に流入して、スタック1内も間接的に温められる。また、起動器16の衝撃によって凝固した発熱手段14dの酢酸ナトリウム三水和物Aは、スタック1始動後に昇温されて延長経路7cを循環する冷却水の保有熱で液化復元され、酢酸ナトリウム三水和物Aが液化復元された後は、開閉弁7aが閉じられて冷却水は高温のスタック1内のみを冷却する。
上述した各実施形態では、過冷却特性を有する溶液として酢酸ナトリウム三水和物を用い、その平衡状態を崩す衝撃を、金属片を弾性変形させる起動器で付与するようにしたが、溶液の種類および起動器の形態は実施形態のものに限定されることはない。なお、起動器は、冷却水や生成水等の水温や、スタック内や外気等の気温を検出する温度センサ等の検出出力に基づいて自動的に作動させてもよいし、スイッチ等を用いて手動で作動させてもよい。
第1の実施形態の燃料電池システムを示す系統図 図1のスタックに設置した発熱手段を示す断面図 図2の発熱手段の起動器を拡大して示す断面図 第2の実施形態の燃料電池システムを示す系統図 図4のガス供給経路に設置した発熱手段を示す断面図 図4の水分回収経路に設置した発熱手段を示す断面図 第3の実施形態の燃料電池システムを示す系統図 第4の実施形態の燃料電池システムを示す系統図
符号の説明
1 スタック
2 燃料極
3 酸化剤極
4、5 ガス供給経路
6 放熱器
7 循環経路
7a 開閉弁
7b、7c 延長経路
8 水分回収経路
9 水分回収器
10 加湿水経路
10a 絞り弁
11 加湿器
12 排水経路
12a 排水弁
13 吸引ポンプ
14、14a、14b、14c、14d 発熱手段
15 容器
16 起動器
17 断熱材
18 アクチュエータ
19 ラバー
20 起動ピン
21 孔部
22 金属片

Claims (11)

  1. 燃料ガスと酸化剤ガスを燃料電池のスタックに供給して、これらのガスの酸化反応エネルギを電気エネルギとして取り出す燃料電池システムにおいて、過冷却特性を有する溶液の凝固熱により発熱する発熱手段を、前記燃料電池システムの凍結の恐れがある箇所に設置し、この発熱手段を設置した箇所を所定の燃料電池システムの起動時に温めて、その内部で凍結した水を解凍するようにしたことを特徴とする燃料電池システム。
  2. 前記過冷却特性を有する溶液として酢酸ナトリウム三水和物を用いた請求項1に記載の燃料電池システム。
  3. 前記発熱手段に、前記過冷却特性を有する溶液に衝撃を与えて凝固反応を起こさせる起動器を設けた請求項1または2に記載の燃料電池システム。
  4. 前記起動器が、前記過冷却特性を有する溶液中に配設した金属片を弾性変形させて、溶液に衝撃を与えるものである請求項3に記載の燃料電池システム。
  5. 前記凝固した過冷却特性を有する溶液の液化復元に、前記ガスの酸化反応に伴う熱を利用した請求項1乃至4のいずれかに記載の燃料電池システム。
  6. 前記ガスの酸化反応に伴う熱を、前記スタックから直接、または、前記酸化反応に伴って生成される高温の生成水、もしくは前記スタックの冷却に用いられる冷却水の保有熱として、前記液化復元に利用するようにした請求項5に記載の燃料電池システム。
  7. 前記スタックの運転を停止する前後近くに、水が存在する箇所に設けた排水弁を開放し、その内部に存在する水を排水するようにした請求項1乃至6のいずれかに記載の燃料電池システム。
  8. 前記スタックの運転を停止する前後近くに、内部に水が存在する箇所からの排水を、吸引ポンプを用いて強制的に行うようにした請求項1乃至7のいずれかに記載の燃料電池システム。
  9. 前記スタックに供給される燃料ガスと酸化剤ガスの少なくともいずれかを加湿するようにし、前記スタックの運転停止前には、このガスの加湿を発電できる最低限の度合に抑制するようにした請求項1乃至8のいずれかに記載の燃料電池システム。
  10. 前記ガスの加湿の抑制を、前記燃料ガスと酸化剤ガスのスタックへの各供給経路の少なくともいずれかに設けた加湿器の操作で行うようにした請求項9に記載の燃料電池システム。
  11. 前記燃料電池システムが、前記燃料ガスと酸化剤ガスの少なくともいずれかを加湿器で加湿して、ガス供給経路で前記スタックに供給し、前記ガスの酸化反応で生成される生成水を水分回収経路で水分回収器に回収するものであり、前記発熱手段を設置した箇所を、前記加湿器、ガス供給経路、スタック、水分回収経路および水分回収器の少なくともいずれかとした請求項1乃至10のいずれかに記載の燃料電池システム。
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