JP2005251047A - 印刷制御装置における用紙サイズ指定方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】 固定値である用紙の幅を指定するだけで、用紙の幅一杯になるような、拡大または縮小率、印刷装置の用紙サイズを指定可能にすること。
【解決手段】 用紙の幅一杯に拡大または縮小印刷をすることを指定し、
用紙幅一杯になる拡大または縮小率を自動的に算出し、
算出された拡大または縮小率に基づき長さを算出することを特徴とする。
【選択図】 図3
【解決手段】 用紙の幅一杯に拡大または縮小印刷をすることを指定し、
用紙幅一杯になる拡大または縮小率を自動的に算出し、
算出された拡大または縮小率に基づき長さを算出することを特徴とする。
【選択図】 図3
Description
本発明は、印刷制御装置における、拡大または縮小印刷の指定方法に関するものである。
従来、印刷制御装置における拡大または縮小印刷の指定方法は、ユーザが任意の倍率を指定するか、アプリケーションソフトウエアでの用紙サイズ、印刷装置での用紙サイズを指定して自動的に拡大または縮小率を設定する手段が一般的である(特許文献1)。
このような指定方法は、カット紙を利用するユーザには十分な指定方法である。
しかし、ロール紙のように、用紙の幅は一定であるが、用紙の長さが一定でない用紙を使用するユーザにとっては、用紙の幅一杯に印刷しようとした場合に、自動的に拡大または縮小率や印刷装置の用紙サイズを指定する手段がなかった。
そのため、ユーザがアプリケーションソフトウエアでの用紙サイズ、使用するロール紙の幅より、拡大または縮小率、印刷装置の用紙サイズを計算する必要があった。
また、この計算は、アプリケーションソフトウエアでの用紙サイズによって変わるため、アプリケーションソフトウエアを変更するたびに、計算しなおし設定しなおす必要があった。
特開平7−314843号公報
このように、従来の印刷制御装置においては、ロール紙などの用紙の幅が固定されている用紙一杯に印刷しようとした場合に、アプリケーションソフトウエアでの用紙サイズ、用紙の幅より、ユーザが拡大または縮小率、印刷装置の用紙サイズを計算して指定する必要があった。
そのため、ユーザは用紙サイズ幅一杯にデータを印刷したいときに、アプリケーションソフトウエアの用紙サイズ、使用する用紙の幅より、拡大または縮小率、印刷装置の用紙サイズを計算するという手間をかけなければならないという問題点があった。
また、上記計算は、アプリケーションソフトウエアの用紙サイズに影響を受けるため、アプリケーションソフトウエアや印刷データを変更するたびに、計算しなおさなければならないとう問題点があった。
本発明は、上記問題点を解決するためになされたもので、固定値である用紙の幅を指定するだけで、用紙の幅一杯になるような、拡大または縮小率、印刷装置の用紙サイズを指定可能にすることを目的とする。
また、本発明は、アプリケーションソフトウエアの用紙サイズに影響を受けることなく、常に、指定した用紙の幅一杯に印刷できることを可能とすることを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、用紙の幅一杯に印刷することを指定できることを特徴としている。
また、用紙の幅一杯に印刷することが指定された際、使用する用紙の幅を指定できることを特徴としている。
また、用紙の幅一杯に印刷する指定と、使用する用紙の幅が指定された際、印刷装置の用紙サイズ、拡大または縮小率を自動的に計算することを特徴としている。
また、アプリケーションソフトウエアの用紙サイズを意識しないで指定できることを特徴としている。
以上説明したように、本発明の請求項1から請求項6によれば、印刷装置の用紙幅を指定することにより、ユーザは、拡大または縮小率、印刷装置の用紙サイズを計算することなく、用紙サイズ幅一杯の印刷結果を得ることが可能となる。
また、アプリケーションソフトウエアの用紙サイズに影響を受けることなく、常に印刷装置の用紙サイズ幅一杯の印刷結果を得ることが可能となる。
(実施例)
以下に、図面を参照しながら本発明に係わる好適な一実施例を説明する。
以下に、図面を参照しながら本発明に係わる好適な一実施例を説明する。
図1は、本発明実施形態におけるプリンタシステムの概略構成である。
101はホストコンピュータであり、本発明における印刷制御装置や、アプリケーションソフトウエアなどが格納されている102である記憶装置、図示しないCPUやRAM、ROM、各バスなどから成り立っている。
103はデータ入力装置であり、マウスやキーボードなどである。
104は表示装置であり、印刷制御装置のグラフィカルユーザインタフェースなどを表示する。
105はプリンタ装置であり、ホストコンピュータ101より印刷データを受け取り、出力する。
図2は、プリンタ装置において用紙幅一杯に拡大または縮小印刷を行う指定をする際のグラフィカルユーザインタフェースの一例である。
このグラフィカルインタフェースは、印刷制御装置内に組み込まれ、アプリケーションソフトウエアの中の印刷メニューを選択した際に呼び出される図示しないウィンドウ画面より呼び出され、表示装置104に表示されるものである。
201は印刷するデータの大きさ、用紙一杯に印刷するかなどを指定するグラフィカルユーザインタフェース(ウィンドウ画面)である。
202はアプリケーションで指定された用紙サイズを表示する領域であり、ここで変更することも可能である。
203はプリンタ装置での用紙サイズを指定する項目である。
204は拡大縮小率を指定する入力領域である。
205は用紙幅一杯に印刷することを指定するための項目ボタンであり、これをマウスなどのデータ入力装置103で指定することにより、用紙幅一杯に印刷することが可能となる。
206はプリンタ装置に設置されている用紙サイズを検知し、そのサイズに拡大する際に指定する自動検知項目ボタンであり、用紙幅一杯に印刷項目ボタン205が選択されている場合にのみ選択可能となる。
207はプリンタ装置に設置されている用紙の幅を指定する項目であり、自動検知項目ボタン206が選択されていない場合のみ、選択可能である。
次に、図3のフローチャートを用いて、このグラフィカルユーザインタフェースの用紙幅一杯に印刷項目ボタン205が選択された際のプリンタ装置の用紙サイズ、または、拡大縮小率の算出方法について説明する。
分岐S301において、用紙幅一杯に印刷205がチェックされているかどうかを判断する。
S301の判定がYesだった場合、分岐S302において、自動検知206がチェックされているかどうか判断する。
S302の判定がNoだった場合、拡大縮小率、プリンタ装置の用紙サイズを算出する処理を行う。
まず、アプリケーションソフトウエアの用紙サイズ情報202を獲得する(S303)。
次に、指定されたプリンタ装置の用紙幅情報207を獲得する(S304)。
S303で得られたアプリケーション用紙サイズの幅と、S304で得られたプリンタ装置の用紙幅より、アプリケーションの用紙サイズの幅が、プリンタ装置の用紙幅になるような拡大または縮小率を計算する(S305)。
S305で得られた拡大または縮小率を、拡大縮小率204に設定する(S306)。
S305で得られた拡大または縮小率と、S303で獲得したアプリケーションの用紙サイズから、プリンタ装置で使用する用紙サイズの長さを計算する(S307)。
S307で得られたプリンタ装置で使用する用紙サイズの長さと、S304で獲得したプリンタ装置の用紙幅情報より、プリンタ装置で使用する用紙サイズを決定し、プリンタ用紙サイズ203に設定する。
S301の判定がNoであった場合、通常処理を行うため、何もせずに終了する。
S302の判定がYesであった場合、プリンタ装置で使用する用紙サイズの算出は印刷時に行うため、何もせずに終了する。
これにより、ユーザはプリンタ装置での用紙サイズを計算することなく、用紙幅一杯に印刷することを指定することが可能となる。
次に、図4のフローチャートを用いて、印刷時の処理の流れを説明する。
分岐S401において、用紙幅一杯に印刷が指定されているかどうかを判断する。
S401の判定がYesだった場合、用紙幅一杯に印刷するための処理を行う。
まず、アプリケーションソフトウエアの用紙サイズを獲得する(S402)。
次に、分岐S403において、グラフィカルユーザインタフェース201において自動検知206が指定されていたかどうかを判断する。
S403の判定がYesだった場合、プリンタ装置に設置されている用紙サイズ情報を獲得することにより、プリンタ装置に設置されている用紙幅一杯に印刷させる処理を行う。
まず、プリンタ装置より、用紙サイズの幅を獲得する(S404)。
次に、S402で得られたアプリケーションソフトウエアの用紙サイズの幅と、S404で獲得したプリンタ装置に設置されている用紙幅より、拡大または縮小率を計算する(S405)。
S405で得られた拡大または縮小率を設定する(S406)。
S403の判定がNoだった場合、分岐S407において、アプリケーションの用紙サイズが変更されているかを判断する。
S407の判定がYesだった場合、拡大または縮小率、プリンタ装置での用紙サイズを再計算する処理を行う。
まず、グラフィカルユーザインタフェース201上の用紙幅207で指定されていた用紙幅を獲得する(S408)。
次に、S402で得られたアプリケーションソフトウエアの用紙サイズの幅と、S408で獲得した指定用紙幅より、拡大または縮小率を計算する(S409)。
S406にてS409で得られた拡大または縮小率を設定する。
S403の判定がどちらの場合も、S406のステップを終了後、拡大または縮小率とS402で得られたアプリケーションソフトウエアの用紙サイズの長さから、プリンタ装置での用紙サイズの長さを計算する(S410)。
S410で得られたプリンタ装置での用紙サイズの長さと、S404またはS408で得られたプリンタ装置での用紙サイズの幅より、プリンタ装置での用紙サイズを設定する(S411)。
次に、S406で設定した拡大または縮小率、S411で設定したプリンタ装置での用紙サイズより、拡大、または縮小処理を行う(S412)。
S407の判定がNoの場合、グラフィカルユーザインタフェース201で指定した情報を基に、S412に進む。
最後に、印刷処理を実行する(S413)。
S401の判定がNoの場合、用紙幅一杯に印刷の処理は行わず、S413に進む。
これにより、ユーザはグラフィカルユーザインタフェース201で、用紙幅一杯に印刷205を選択し、用紙幅207を指定するだけで、拡大または縮小率、プリンタ装置の用紙サイズを計算することなく、プリンタ装置に設置している用紙幅一杯に印刷することが可能となる。
また、自動検知206を指定した際は、プリンタ装置に設置されている用紙幅一杯に印刷することが可能となる。
また、アプリケーションソフトウエアの用紙サイズが変更されても、再計算を行うため、ユーザはアプリケーションの用紙サイズを意識することなく、用紙幅一杯に印刷することが可能となる。
また、本実施例は、プリンタシステムについて説明したが、複数の機器から構成されるシステムあるいは統合装置に適用しても、一つの機器からなる装置(たとえば複写機、ファクシミリ装置、ワープロ装置など)に適用してもよい。
Claims (6)
- 拡大または縮小印刷を行うことが可能な印刷制御装置において、
用紙の幅一杯に拡大または縮小印刷をすることを指定する手段を備えることと、
用紙の幅を指定する手段を備えることと、
前記指定がされた場合に、用紙幅一杯になる拡大または縮小率を自動的に算出する手段を備えること、
前記指定がされた場合に、印刷装置で使用する用紙サイズを自動的に指定する手段を備えること、
を特徴とする印刷制御装置。 - 前記用紙の幅を指定する手段は、使用する用紙の幅から任意に選択することが可能なことを特徴とする、請求項1記載の印刷制御装置。
- また、前記用紙の幅を指定する手段は、印刷装置から装着されている用紙の幅の情報を利用することも可能なことを特徴とする、請求項1記載の印刷制御装置。
- 前記用紙幅一杯になる拡大または縮小率を自動的に算出する手段において、前記指定された用紙の幅とアプリケーションソフトウエアで指定した用紙サイズの幅を使用することを特徴とした、請求項1、請求項2、請求項3記載の印刷制御装置。
- 前記印刷装置で使用する用紙サイズを自動的に設定する手段において、前記指定された用紙の幅とアプリケーションソフトウエアで指定した用紙サイズと前記算出された拡大または縮小率を使用することを特徴とした、請求項1、請求項2、請求項3、請求項4記載の印刷制御装置。
- 前記算出された拡大または縮小率で、前記印刷装置で使用する用紙サイズを自動的に設定する手段によって得られた印刷装置で使用する用紙サイズに、アプリケーションソフトウエアからのデータを拡大または縮小印刷することを特徴とする、請求項1及び、請求項5記載の印刷制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2004063381A JP2005251047A (ja) | 2004-03-08 | 2004-03-08 | 印刷制御装置における用紙サイズ指定方法 |
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JP2014032701A (ja) * | 2008-06-20 | 2014-02-20 | Canon Inc | 情報処理装置、情報処理方法、およびプログラム |
JP2018018244A (ja) * | 2016-07-27 | 2018-02-01 | 富士ゼロックス株式会社 | 画像処理制御装置、画像形成装置、画像処理制御プログラム |
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2004
- 2004-03-08 JP JP2004063381A patent/JP2005251047A/ja not_active Withdrawn
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