JP2005250931A - 店舗における精算システム - Google Patents
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Abstract
【課題】 ICタグやICクレジットカードのような特別の仕組みを用いなくても無人で安全確実に商品購入の精算を可能とする。
【解決手段】 購入商品の各々に付された識別情報を読取る商品読取り手段と、個々の商品の価格及び重量を記憶した記憶手段と、を備えている。更に、前記商品読取り手段で読取られた購入商品の合計重量を、前記記憶手段に記憶された個々の商品の重量に基づいて算出する重量算出手段と、前記読取りを経た購入商品の総重量を計測する読取り後計測手段と、を備えている。そして、更に通過規制手段を備え、前記重量算出手段により算出された購入商品の合計重量が、前記読取り後計測手段により計測された購入商品の総重量と等しい場合に、商品購入者の通過を許可する。
【選択図】 図2
【解決手段】 購入商品の各々に付された識別情報を読取る商品読取り手段と、個々の商品の価格及び重量を記憶した記憶手段と、を備えている。更に、前記商品読取り手段で読取られた購入商品の合計重量を、前記記憶手段に記憶された個々の商品の重量に基づいて算出する重量算出手段と、前記読取りを経た購入商品の総重量を計測する読取り後計測手段と、を備えている。そして、更に通過規制手段を備え、前記重量算出手段により算出された購入商品の合計重量が、前記読取り後計測手段により計測された購入商品の総重量と等しい場合に、商品購入者の通過を許可する。
【選択図】 図2
Description
本発明は無人店舗などにおいて購入商品の精算を購入者自身に行わせることのできる精算システムに関する。
小売業における人件費削減のため、無人店舗システムの開発が望まれている。無人店舗システムの一例として、陳列商品の各々にICタグを付け、商品購入客が持っているICクレジットカードでの自動精算を可能にし、レジを無人化することが提案されている(日本経済新聞2004年1月1日朝刊第二部)。しかし、ICタグのコストが高いし、ICクレジットカードを持たない客には対応できないなど導入の障害が多く、実用化には至っていない。
日本経済新聞2004年1月1日朝刊第二部(第9面)
日本経済新聞2004年1月1日朝刊第二部(第9面)
本発明は、ICタグやICクレジットカードのような特別の仕組みを用いなくても無人で安全確実に商品購入の精算が可能な、商品販売店舗における精算システムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の精算システムは、購入商品の各々に付された識別情報を読取る商品読取り手段と、個々の商品の価格及び重量を記憶した記憶手段と、前記商品読取り手段で読取られた購入商品の合計価格を、前記記憶手段に記憶された個々の商品の価格に基づいて算出する価格算出手段と、を備えている。更に本発明の精算システムは、前記商品読取り手段で読取られた購入商品の合計重量を、前記記憶手段に記憶された個々の商品の重量に基づいて算出する重量算出手段と、商品購入者の支払額を読取る支払額読取り手段と、前記読取りを経た購入商品の総重量を計測する読取り後計測手段と、を備えている。そして、更に通過規制手段を備え、前記価格算出手段により算出された購入商品の合計価格が、前記支払額読取り手段により読取られた支払額以下であって、かつ前記重量算出手段により算出された購入商品の合計重量が、前記読取り後計測手段により計測された購入商品の総重量と等しい場合に、商品購入者の通過を許可する。
読取りが実行された商品の合計重量の実測値と、個々の重量データに基づいて算出した合計重量の計算値が一致するか否かにより、通過規制手段を制御するので、ICタグやICクレジットカードのような特別の仕組みを用いなくても無人で安全確実に商品購入の精算が可能となる。
上記精算システムにおいて、前記読取りを経る前の購入商品の総重量を計測する読取り前計測手段を更に備え、前記通過規制手段は、前記重量算出手段により算出された購入商品の合計重量と、前記読取り後計測手段により計測された購入商品の総重量と、前記読取り前計測手段により計測された購入商品の総重量とがすべて等しい場合に、商品購入者の通過を許可することが望ましい。
読取り前の商品の合計重量も実測して一致判定に加えることで、より安全確実に精算が可能となる。
<1.精算エリアの構成>
図1は、本発明の実施形態に係る精算システムが適用される店舗の精算エリアの概略平面図である。図示左側に商品陳列エリア、右側に当該店舗の出入り口が設けられている。精算エリアには1つ又は複数のレジA〜Eが設けられており、図示左側がレジへの入口、右側がレジからの出口となっている。
図1は、本発明の実施形態に係る精算システムが適用される店舗の精算エリアの概略平面図である。図示左側に商品陳列エリア、右側に当該店舗の出入り口が設けられている。精算エリアには1つ又は複数のレジA〜Eが設けられており、図示左側がレジへの入口、右側がレジからの出口となっている。
レジA〜Eの各々は、バーコードリーダ、ICタグリーダなどの商品読取り手段10と、後述の記憶手段2、価格算出手段3、重量算出手段4等として機能するコンピュータ11と、コイン計数機、磁気カード読取り機、ICカード読取り機などの支払額読取り手段15と、電子計量器などの読取り前計測手段16及び読取り後計測手段17と、開閉式ゲートなどの通過規制手段である入口規制手段18及び出口規制手段19と、を備えている。
商品購入者は商品陳列エリアから一人ずつレジの入口規制手段18から入り、精算を済ませたら出口側の出口規制手段19から出て行くことができる。商品購入者が入口規制手段18から入ったとき、レジAに示すように、読取り前計測手段16の上には空の買い物カゴ21が置かれている。商品購入者は、レジBに示すように、空の買い物カゴ21を読取り後計測手段17上に移動させ、自分の購入商品23が入った買い物カゴ22を読取り前計測手段16上に載せる。次に商品購入者は、レジCに示すように、購入商品23を1つずつ商品読取り手段10の上にかざして商品の識別情報を読取らせ、レジDに示すように、読取り後の購入商品23を読取り後計測手段17上の買い物カゴ21に入れる。レジEに示すように、すべての購入商品23の読取りが終わったら、終了ボタン13を押して購入代金の合計額を確かめ、代金の精算を行う。
代金の精算が済めば出口規制手段19が開くので、商品購入者は読取り後計測手段17上の買い物カゴ21ごと精算済み購入商品23を持って出口規制手段19を通過することができる。入口規制手段18の通過の際に用いた買い物カゴ22は、空のまま、読取り前計測手段16上に置いたままにする。出口規制手段19を通過すると、商品購入者は買い物カゴ21から自分の買い物袋などへの商品の詰め替えを行う。使用済みの買い物カゴ21は店舗出入り口付近の所定の場所に積み上げておくことで、次の来店者が使用することができる。
<2.精算システムの構成>
図2は、上記実施形態に係る精算システムの機能を示すブロック図である。本実施形態の精算システムは、商品読取り手段10と、記憶手段2、価格算出手段3、重量算出手段4等として機能するコンピュータ11と、支払額読取り手段15と、読取り前計測手段16と、読取り後計測手段17と、入口規制手段18と、出口規制手段19と、を備えている。
図2は、上記実施形態に係る精算システムの機能を示すブロック図である。本実施形態の精算システムは、商品読取り手段10と、記憶手段2、価格算出手段3、重量算出手段4等として機能するコンピュータ11と、支払額読取り手段15と、読取り前計測手段16と、読取り後計測手段17と、入口規制手段18と、出口規制手段19と、を備えている。
<2−1.商品読取り手段10>
商品読取り手段10は、商品の各々に付されたバーコード又はICタグのデータなどの識別情報を読取るバーコードリーダ又はICタグリーダなどからなる。商品読取り手段10は、商品の識別情報を読取るとその情報をコンピュータ11に出力する。
商品読取り手段10は、商品の各々に付されたバーコード又はICタグのデータなどの識別情報を読取るバーコードリーダ又はICタグリーダなどからなる。商品読取り手段10は、商品の識別情報を読取るとその情報をコンピュータ11に出力する。
<2−2.コンピュータ11>
コンピュータ11は、中央演算処理装置、メモリ、データROM、入出力ポートを備えている。そして、データROMに格納されたプログラム及びデータと、入力ポートから入力されるデータに基づき所定の演算を行って結果をメモリに記憶し又は出力ポートから出力する。これにより、記憶手段2、価格算出手段3、重量算出手段4等として機能する。また、コンピュータ11は、各種計測手段及び読取り手段を制御するほか、上記計測手段16、17及び読取り手段10、15で読取られた情報を基に出口規制手段19等を制御する。
コンピュータ11は、中央演算処理装置、メモリ、データROM、入出力ポートを備えている。そして、データROMに格納されたプログラム及びデータと、入力ポートから入力されるデータに基づき所定の演算を行って結果をメモリに記憶し又は出力ポートから出力する。これにより、記憶手段2、価格算出手段3、重量算出手段4等として機能する。また、コンピュータ11は、各種計測手段及び読取り手段を制御するほか、上記計測手段16、17及び読取り手段10、15で読取られた情報を基に出口規制手段19等を制御する。
コンピュータ11はレジA〜Eの各々にスタンドアロン方式で設けてもよいが、サーバクライアントシステムとして構築し、レジA〜Eの各々に配置されるクライアントのためのデータ格納及び演算処理の一部を、サーバで行うこととしてもよい。
記憶手段2は、上記メモリ及びデータROMによって実現され、中央演算処理装置の動作領域としての機能及びプログラム及びデータの格納領域としての機能を有するが、特に本実施形態では、各商品の価格や1個あたりの重量を記憶し、これらを各商品の商品識別情報と対応付けて記憶している。
価格算出手段3及び重量算出手段4は、いずれも上記中央演算処理装置によって実現される。具体的には、商品読取り手段10で読取られた商品の識別情報を取得し、この識別情報を基に記憶手段2から当該商品の価格及び重量を取得し、商品購入者が購入する商品すべての合計価格及び合計重量を算出する。終了ボタン13が押されたときはこれら合計価格及び合計重量を金額比較手段5及び重量比較手段6に出力する。
金額比較手段5及び重量比較手段6は、いずれも上記中央演算処理装置によって実現される。具体的には、金額比較手段5は、価格算出手段3で算出された購入商品の合計価格と、支払額読取り手段15で読取られた支払額とを比較し、その結果を出力する。重量比較手段6は、重量算出手段4で算出された購入商品の合計重量と、読取り前計測手段16及び読取り後計測手段17でそれぞれ計測された読取り前後の購入商品の重量とを比較し、その結果を出力する。
出入り口制御手段7は、重量比較手段6及び金額比較手段7の出力を基に、出口規制手段19の開閉を制御する。また、読取り後計測手段17における計測結果を基に、入口規制手段18の開閉を制御する。
<2−3.終了ボタン13>
終了ボタン13は例えば押しボタンで構成される。終了ボタン13の入力があるとその入力信号がコンピュータ11に伝達され、重量算出手段14で算出された購入商品の重量と読取り前後の計測手段16、17で計測された購入商品の重量との比較、及び価格算出手段13で算出された商品価格と支払額読取り手段15で読取られた支払い価格との比較がコンピュータ11にて行われる。
終了ボタン13は例えば押しボタンで構成される。終了ボタン13の入力があるとその入力信号がコンピュータ11に伝達され、重量算出手段14で算出された購入商品の重量と読取り前後の計測手段16、17で計測された購入商品の重量との比較、及び価格算出手段13で算出された商品価格と支払額読取り手段15で読取られた支払い価格との比較がコンピュータ11にて行われる。
<2−4.支払額読取り手段15>
支払額読取り手段15は、コイン計数機、磁気カードリーダ/ライタ又はICカードリーダ/ライタからなる。これにより商品購入者の支払額を読取ってコンピュータ11に出力し、必要に応じて商品購入者に釣り銭を支払い、又は磁気カード若しくはICカードの書換えを行って返却する。
支払額読取り手段15は、コイン計数機、磁気カードリーダ/ライタ又はICカードリーダ/ライタからなる。これにより商品購入者の支払額を読取ってコンピュータ11に出力し、必要に応じて商品購入者に釣り銭を支払い、又は磁気カード若しくはICカードの書換えを行って返却する。
<2−5.読取り前計測手段16、読取り後計測手段17>
読取り前計測手段16は、上記商品読取り手段10で読取る前の購入商品の重量を買い物カゴ22ごと計測し、コンピュータ11に出力する。読取り後計測手段17は、上記商品読取り手段10で読取った後の購入商品の重量を買い物カゴ21ごと計測し、コンピュータ11に出力する。これら計測手段による計測タイミングはこれに限らず、例えば計測手段の上に載せられた空の買い物カゴの重量(図1のレジBにおける読取り後計測手段17上のカゴの重量や図1のレジEにおける読取り前計測手段16上のカゴの重量)を計測し、商品が入っているときの重量との比較をコンピュータ11にて行って商品自体の重量を算出するのが好ましい。
読取り前計測手段16は、上記商品読取り手段10で読取る前の購入商品の重量を買い物カゴ22ごと計測し、コンピュータ11に出力する。読取り後計測手段17は、上記商品読取り手段10で読取った後の購入商品の重量を買い物カゴ21ごと計測し、コンピュータ11に出力する。これら計測手段による計測タイミングはこれに限らず、例えば計測手段の上に載せられた空の買い物カゴの重量(図1のレジBにおける読取り後計測手段17上のカゴの重量や図1のレジEにおける読取り前計測手段16上のカゴの重量)を計測し、商品が入っているときの重量との比較をコンピュータ11にて行って商品自体の重量を算出するのが好ましい。
<2−6.入口規制手段18、出口規制手段19>
入口規制手段18、出口規制手段19は、いずれも出入り口制御手段7の制御により開閉可能なゲートであり、好ましくはそれぞれ通過検知センサ(図示せず)を備えている。入口規制手段18はレジA〜Eへの入口側に、出口規制手段19はレジA〜Eからの出口側に設けられている。
入口規制手段18、出口規制手段19は、いずれも出入り口制御手段7の制御により開閉可能なゲートであり、好ましくはそれぞれ通過検知センサ(図示せず)を備えている。入口規制手段18はレジA〜Eへの入口側に、出口規制手段19はレジA〜Eからの出口側に設けられている。
入口規制手段18は、先の商品購入者が精算を済ませ、かつ読取り後計測手段17から買い物カゴが除去されたと判断された場合に開放され、一定時間後に閉鎖する。次の商品購入者が精算を済ませ、かつ読取り後計測手段17の出力から買い物カゴが除去されたと判断されるまで、入口規制手段18は閉鎖される。出口規制手段19に通過検知センサが備えられている場合は、先の商品購入者がレジから出て行ったことも入口規制手段18の開放条件に加える。入口規制手段18に通過検知センサが備えられている場合は、入口規制手段18の解放後次の商品購入者がレジの通路内に入ったことを入口規制手段の閉鎖条件とする。
出口規制手段19は、レジ通路内の商品購入者が精算を済ませた場合に開放され、一定時間後に閉鎖する。次の商品購入者が精算を済ませるまで、出口規制手段19は閉鎖される。出口規制手段19に通過検知センサが備えられている場合は、レジ通路内の商品購入者が出て行ったことを出口規制手段19の閉鎖条件とする。
なお、このような出口規制手段19等を設けないで、例えば精算が済んだらレジ袋のロックが外れて商品を持ち帰れるように構成することも考えられる。しかし、そのような構成ではレジ袋が無くなれば補充する必要があり、店舗の無人化が不可能となる。本発明によれば精算時にはレジ袋を用いず、使いまわしのできる買い物カゴ21、22を用いる。そして出口規制手段19などの通過規制手段を用いるので、店舗の無人化が可能となる。
<3.精算システムの動作及び効果>
図3は、上記実施形態に係る精算システムの動作手順を説明するフローチャートである。この精算システムの動作はコンピュータ11の中央演算処理装置によって行われ、商品購入者がレジの通路を通過するごとに実行される。
図3は、上記実施形態に係る精算システムの動作手順を説明するフローチャートである。この精算システムの動作はコンピュータ11の中央演算処理装置によって行われ、商品購入者がレジの通路を通過するごとに実行される。
<3−1.S1:精算準備の判定>
まず、コンピュータ11は当該レジにおける精算準備ができているか否かを判定する(ステップS1)。具体的には、先の商品購入者の精算が完了し、読取り後計測手段17上の買い物カゴが除去されたこと、及び好ましくは先の商品購入者が出口規制手段19を通って当該レジから出て行ったことを判定し、これらがいずれも肯定された場合に、次の精算準備が完了したものとして次のステップに進む。
まず、コンピュータ11は当該レジにおける精算準備ができているか否かを判定する(ステップS1)。具体的には、先の商品購入者の精算が完了し、読取り後計測手段17上の買い物カゴが除去されたこと、及び好ましくは先の商品購入者が出口規制手段19を通って当該レジから出て行ったことを判定し、これらがいずれも肯定された場合に、次の精算準備が完了したものとして次のステップに進む。
<3−2.S2:入口規制手段の開閉>
精算準備ができたと判定されたら(ステップS1:YES)、コンピュータ11の出入り口制御手段7は入口規制手段18を開放させる。解放後一定時間が経過し又は次の商品購入者がレジ通路内に入ったら、入口規制手段18を閉鎖させる(ステップS2)。
精算準備ができたと判定されたら(ステップS1:YES)、コンピュータ11の出入り口制御手段7は入口規制手段18を開放させる。解放後一定時間が経過し又は次の商品購入者がレジ通路内に入ったら、入口規制手段18を閉鎖させる(ステップS2)。
<3−3.S3:重量の計測>
次に、コンピュータ11は、読取り前計測手段16及び読取り後計測手段17の重量計測結果を取得する。読取り前計測手段16の計測結果は後述の出口規制手段19の開放条件の判定に用いるためメモリに格納する。読取り後計測手段17の計測結果が、空の買い物カゴの重量と一致すれば(但し一定の誤差は許容する)、以後のステップに進む。読み取り後計測手段17の計測結果が空の買い物カゴの重量より軽い場合は、空の買い物カゴを読取り後計測手段17の上に置くよう当該レジ内の商品購入者に案内する。逆に読み取り後計測手段17の計測結果が空の買い物カゴの重量より重い場合は、読取り後計測手段17の上の買い物カゴから未精算の商品を取り除くよう当該レジ内の商品購入者に案内する。
次に、コンピュータ11は、読取り前計測手段16及び読取り後計測手段17の重量計測結果を取得する。読取り前計測手段16の計測結果は後述の出口規制手段19の開放条件の判定に用いるためメモリに格納する。読取り後計測手段17の計測結果が、空の買い物カゴの重量と一致すれば(但し一定の誤差は許容する)、以後のステップに進む。読み取り後計測手段17の計測結果が空の買い物カゴの重量より軽い場合は、空の買い物カゴを読取り後計測手段17の上に置くよう当該レジ内の商品購入者に案内する。逆に読み取り後計測手段17の計測結果が空の買い物カゴの重量より重い場合は、読取り後計測手段17の上の買い物カゴから未精算の商品を取り除くよう当該レジ内の商品購入者に案内する。
<3−4.S4:終了判定>
コンピュータ11は、商品購入者が終了ボタン13を押したか否かを判定する。通常は1つ以上の商品の読取りを行ってから終了するので、初回はNOの判定になる。
コンピュータ11は、商品購入者が終了ボタン13を押したか否かを判定する。通常は1つ以上の商品の読取りを行ってから終了するので、初回はNOの判定になる。
<3−5.S5:商品読取り>
コンピュータ11は、商品読取り手段10によって読取られた商品の識別情報を取得する。
コンピュータ11は、商品読取り手段10によって読取られた商品の識別情報を取得する。
コンピュータ11は、商品の識別情報を取得すると、ステップS6において、記憶手段2から商品の価格データ及び重さデータを取得し、それぞれ価格算出手段3及び重量算出手段4にて当該商品購入者の商品の累積価格及び累積重量を算出してメモリに記憶させる。
<3−6.S7:読取りの終了>
購入商品の累積価格及び累積重量を算出したら、ステップS4に戻る。ここで終了ボタン13が押された場合には(ステップS4:YES)、コンピュータ11は、読取り前計測手段16及び読取り後計測手段17上の買い物カゴの重量を取得する(ステップS7)。
購入商品の累積価格及び累積重量を算出したら、ステップS4に戻る。ここで終了ボタン13が押された場合には(ステップS4:YES)、コンピュータ11は、読取り前計測手段16及び読取り後計測手段17上の買い物カゴの重量を取得する(ステップS7)。
好ましくは、コンピュータ11は、ステップS7において計測した読取り前計測手段16及び読取り後計測手段17上の買い物カゴの重量と、ステップS3において計測した読取り前計測手段16及び読取り後計測手段17上の買い物カゴの重量との差を求める。これにより、読取り前及び読取り後の購入商品の重量(買い物カゴの重量を除いたもの)をそれぞれ算出する。
更に好ましくは、読取り前計測手段16上の買い物カゴの重量を空の買い物カゴの重量のデータと比較し、読取り前計測手段16上の買い物カゴの重量が空の買い物カゴの重量より重い場合には、すべての商品の読取りを終えるよう当該レジ内の商品購入者に案内する。そして、読取り前計測手段16上の買い物カゴの重量が空の買い物カゴの重量と等しい場合に、読取り前及び読取り後の購入商品の重量(買い物カゴの重量を除いたもの)を算出するのが好ましい。
<3−7.S8:重量の比較>
次に、(1)ステップS7において読取り後計測手段17で計測した(好ましくはステップS7において空の買い物カゴの重量を引いて算出した)読取り後の商品の合計重量と、(2)ステップS6において重量算出手段4で算出した読取り商品の合計重量と、更に好ましくは(3)ステップS3において読取り前計測手段16で計測した(好ましくはステップS7において空の買い物カゴの重量を引いて算出した)読取り前の商品の合計重量と、を重量比較手段6において比較する(ステップS8)。
次に、(1)ステップS7において読取り後計測手段17で計測した(好ましくはステップS7において空の買い物カゴの重量を引いて算出した)読取り後の商品の合計重量と、(2)ステップS6において重量算出手段4で算出した読取り商品の合計重量と、更に好ましくは(3)ステップS3において読取り前計測手段16で計測した(好ましくはステップS7において空の買い物カゴの重量を引いて算出した)読取り前の商品の合計重量と、を重量比較手段6において比較する(ステップS8)。
これらが一致しない場合は(ステップS8:NO)、ステップS11にて不一致時の処理を行う。不一致時の処理は、例えば読取り前後の重量は一致するがこれら実測値よりも読取り商品の重量の方が軽い場合には、持ち出す商品のすべての読取りをしていないことになるので、すべてを読取るように当該レジ内の商品購入者に対してアナウンスする。或いは、出口規制手段19を開放せずに入口規制手段18のみ開閉して精算処理のスタートからやり直す。
<3−8.S9:代金清算>
重量が一致した場合は(ステップS8:YES)、コンピュータ11は、価格算出手段3において算出した読取り商品の合計価格をディスプレイ又は音声にて出力する。
重量が一致した場合は(ステップS8:YES)、コンピュータ11は、価格算出手段3において算出した読取り商品の合計価格をディスプレイ又は音声にて出力する。
合計価格の出力後、支払額読取り手段15において支払額が読取られたら、読取り商品の合計価格と支払額とを金額比較手段5において比較し、支払額が足りるか否かを判定する(ステップS9)。
支払額が足りる場合は(ステップS9:YES)、必要に応じて釣り銭を支払い、あるいはプリペイドカード等に残額を記録して返却し、コンピュータ11の出入り口制御手段7により出口規制手段19を開放させる。解放後一定時間を経過したら、或いはレジ通路内の商品購入者が通過したら、出口規制手段を閉じ(ステップS10)、ステップS1に戻って次の商品購入者の受入れを行う。
合計価格と支払額との比較の結果、支払額が足りなければ(ステップS9:NO)、追加の支払いをするようアナウンスし、不足分の支払いがなければ不一致時の処理を行う(ステップS11)。例えば、出口規制手段19を開放せずに入口規制手段18のみ開閉して精算処理のスタートからやり直す。
<3−9.効果>
以上のように本実施形態の精算システムによれば、無人で安全確実に商品購入の精算が可能となる。
以上のように本実施形態の精算システムによれば、無人で安全確実に商品購入の精算が可能となる。
2 記憶手段、3 価格算出手段、4 重量算出手段、10 商品読取り手段、11 コンピュータ、15 支払額読取り手段、16 読取り前計測手段、17 読取り後計測手段、19 出口規制手段(通過規制手段)、21、22 買い物カゴ、23 商品
Claims (2)
- 購入商品の各々に付された識別情報を読取る商品読取り手段と、
個々の商品の価格及び重量を記憶した記憶手段と、
前記商品読取り手段で読取られた購入商品の合計価格を、前記記憶手段に記憶された個々の商品の価格に基づいて算出する価格算出手段と、
前記商品読取り手段で読取られた購入商品の合計重量を、前記記憶手段に記憶された個々の商品の重量に基づいて算出する重量算出手段と、
商品購入者の支払額を読取る支払額読取り手段と、
前記読取りを経た購入商品の総重量を計測する読取り後計測手段と、
前記価格算出手段により算出された購入商品の合計価格が、前記支払額読取り手段により読取られた支払額以下であって、かつ前記重量算出手段により算出された購入商品の合計重量が、前記読取り後計測手段により計測された購入商品の総重量と等しい場合に、商品購入者の通過を許可する通過規制手段と、
を備えた、商品販売店舗における精算システム。 - 請求項1において、
前記読取りを経る前の購入商品の総重量を計測する読取り前計測手段を更に備え、
前記通過規制手段は、前記重量算出手段により算出された購入商品の合計重量と、前記読取り後計測手段により計測された購入商品の総重量と、前記読取り前計測手段により計測された購入商品の総重量とがすべて等しい場合に、商品購入者の通過を許可する、商品販売店舗における精算システム。
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2004
- 2004-03-05 JP JP2004061760A patent/JP2005250931A/ja active Pending
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