JP2018028788A - 店舗内清算システム - Google Patents

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Abstract

【課題】大勢の顧客が店舗に出入りする状況になっても商品の清算処理が迅速に行われ、且つ清算処理の完了直後でも購入し忘れた商品を迅速に購入可能とする店舗内清算システムを提供する。【解決手段】顧客によって店舗S内の商品の確認及び選択が可能で、且つ店舗S内での購入を終了させる終了情報が入力可能な1台以上の店舗携帯端末14及び個人携帯端末16と、商品の清算処理が可能な清算装置22、清算装置22とは別体で店舗Sに設置され、清算処理の完了後に顧客の店舗S内からの退出を可能とするゲート装置24と、店舗S内の商品の商品情報を保持するコンピュータ12と、を備え、コンピュータ12は、終了情報を受信後に、商品情報に基づき店舗携帯端末14及び個人携帯端末16で選択された全ての商品の合計金額を算出し、合計金額の金額情報を清算装置22に送信する。【選択図】図1

Description

本発明は、大勢の顧客が来店する店舗内で商品の清算処理を行う店舗内清算システムに関する。
従来、特許文献1の背景技術に示す如く、スーパーマーケットや量販店やホームセンタ等の小売店では、顧客が購入した全ての商品の種類、個数、金額等の商品情報を、店舗従業員が清算装置でバーコードリーダ等を用いて入力することで、清算処理を行っている。このため、顧客が購入する商品が多いほど清算装置での清算処理に時間がかかり、清算装置に顧客の長い行列が発生しやすい。
そこで、特許文献1では、顧客が有する携帯電話で商品コードを読み取り、顧客が購入する商品の合計金額を携帯電話で確認することを提案している。これによれば、清算装置に顧客が来る以前に商品情報の入力が完了可能となるので、清算装置での清算処理の時間が短くなり、清算装置で顧客の長い行列が発生することを低減することが可能となる。
特開2011−227643号公報
しかしながら、清算装置は、複数が並べられて一般に店舗内から顧客が退出する際の通路の役割も果たしている場合が多い。即ち、清算装置は店舗の出入り口近傍に設置され、大勢の顧客が店舗に出入りする状況になると、清算装置付近までも混雑してしまい、結果的に清算装置での清算処理の完了までに長い時間がかかるおそれがある。また、清算処理の完了直後に購入し忘れた商品の購入をしようとした場合には、顧客は清算装置による通路から商品の置かれていない場所に一旦出て、再度商品の置かれている店舗内の売り場に戻らなければならないという煩わしさがあった。
本発明はこのような問題に鑑みてなされたものであって、大勢の顧客が店舗に出入りする状況になっても商品の清算処理が迅速に行われ、且つ清算処理の完了直後でも例えば購入し忘れた商品を迅速に購入可能とする店舗内清算システムを提供することを課題とする。
本発明は、以下の実施例により上記課題を解決することができる。
(1)顧客によって店舗内の商品の確認及び選択が可能で、且つ該店舗内での購入を終了させる終了情報が入力可能な1台以上の携帯端末と、該商品の清算処理が可能な清算手段と、該清算手段とは別体で前記店舗に設置され、前記清算処理の完了後に前記顧客の該店舗内からの退出を可能とする退出制限手段と、前記店舗内の前記商品の商品情報を保持し、前記携帯端末と該清算手段と該退出制限手段と通信可能なコンピュータと、を備え、該コンピュータは、前記終了情報を受信後に、前記商品情報に基づき該携帯端末で選択された全ての前記商品の合計金額を算出し、該合計金額の金額情報を前記清算手段に送信することを特徴とする店舗内清算システム。
本実施例では、清算処理の完了後に顧客の店舗内からの退出を可能とする退出制限手段が清算手段とは別体で設置されている。即ち、清算手段と退出制限手段とを互いに離して設置することができる。このため、少なくとも顧客の退出の状況に関わらず、清算処理が迅速に行われることとなる。同時に、清算処理の完了直後は、顧客はまだ店舗内に留まった状態であるので、例えば購入し忘れた商品の購入をすること等が煩わしくならない。
(2)前記店舗内に前記コンピュータと通信可能に設置され、前記商品の重量を計量可能な計量手段を備え、前記コンピュータは、前記終了情報を受信すると前記商品情報に基づき前記携帯端末で選択された全ての前記商品の合計総重量を算出し、前記計量手段によって計量された全ての前記商品の実際の計量総重量が前記合計総重量と同一である場合に、前記合計金額を算出することを特徴とする(1)に記載の店舗内清算システム。
(3)前記計量手段は、前記清算手段を備えていることを特徴とする(2)に記載の店舗内清算システム。
(4)前記コンピュータと通信可能で、前記店舗内の商品の確認が可能な確認手段を備え、前記携帯端末で選択された前記商品が前記店舗内で類似する類似商品を有する場合には、前記コンピュータは、前記確認手段で前記商品の商品情報の再確認後に、前記合計金額を算出することを特徴とする(1)乃至(3)のいずれかに記載の店舗内清算システム。
(5)前記携帯端末は、前記清算手段を備えていることを特徴とする(1)乃至(4)のいずれかに記載の店舗内清算システム。
(6)前記携帯端末は、前記商品の画像撮像またはバーコードの読み取りを可能とする検出部を備え、該検出部の出力により該商品の確認がなされることを特徴とする(1)乃至(5)のいずれかに記載の店舗内清算システム。
(7)前記携帯端末は、前記店舗内に移動可能に配置されていることを特徴とする(1)乃至(6)のいずれかに記載の店舗内清算システム。
(8)前記携帯端末は、前記顧客個人の所有であることを特徴とする(1)乃至(6)のいずれかに記載の店舗内清算システム。
(9)前記携帯端末は、透過型のヘッドマウントディスプレイを備えていることを特徴とする(1)乃至(8)のいずれかに記載の店舗内清算システム。
(10)前記清算手段は、前記店舗から前記顧客に割り当てられた会員識別コードが記録された会員カードの読み取りと書き込みとが可能とされていることを特徴とする(1)乃至(9)のいずれかに記載の店舗内清算システム。
(11)前記清算手段は、前記清算処理の完了後に前記退出制限手段を開状態とする制御情報を前記会員カードに付与する付与機能を有し、該会員カードが該退出制限手段に係合することで前記顧客の該店舗内からの退出を可能とすることを特徴とする(10)に記載の店舗内清算システム。
(12)前記清算手段は、前記清算処理の完了後に前記退出制限手段を開状態とする切符を発券する発券機能を有し、該切符が該退出制限手段に回収されることで前記顧客の該店舗内からの退出を可能とすることを特徴とする(1)乃至(11)のいずれかに記載の店舗内清算システム。
本発明によれば、大勢の顧客が店舗に出入りする状況になっても商品の清算処理が迅速に行われ、且つ清算処理の完了直後でも例えば購入し忘れた商品を迅速に購入可能となる。
本発明の実施例に係る店舗内清算システムが用いられる店舗における装置レイアウトの一例を示す模式図 店舗内清算システムにおける各装置の関係の一例を示すブロック図 各装置の構成の一例を示すブロック図(コンピュータ(A)、店舗携帯端末(B)、個人携帯端末(C)、確認装置(D)) 各装置の構成の一例を示すブロック図(計量装置(A)、清算装置(B)、ゲート装置(C)) 携帯端末の一例を示す概略図(店舗携帯端末(A)、個人携帯端末(B)、(C)) 計量装置の一例を示す概略図 店舗内清算システムにおける清算手順を示すフローチャート
以下、添付図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について詳細に説明する。
最初に、本発明の実施例に係る店舗内清算システムの構成について、図1を用いて説明する。
本実施例の店舗内清算システム10は、図1、図2に示す如く、店舗S内に設置され、コンピュータ12と、1台以上の店舗携帯端末(携帯端末、確認手段、清算手段)14と、個人携帯端末(携帯端末、確認手段であり携帯電話やスマートフォンを含む)16と、1台以上の確認装置(確認手段)18と、1台以上の計量装置(計量手段)20と、1台以上の清算装置(清算手段)22と、1台以上のゲート装置(退出制限手段)24と、を備える。コンピュータ12は、無線あるいは有線で店舗携帯端末14、個人携帯端末16、確認装置18、計量装置20、清算装置22、及びゲート装置24と互いに(インターネットやイントラネット経由を含み)通信可能とされている。なお、図1で、符号SCは商品棚であり、例えば商品棚SCの側面に、商品の購入が終了した際に店舗携帯端末14または個人携帯端末16で読み込む終了バーコードESが貼り付けてある。また、図1では示していないが、店舗Sには、ゲート装置24以外に顧客の入店のみを自在に可能とするゲートが複数配置され、そのゲートの近傍には複数のバスケット及びカートが配置されている。
なお、本実施例では、顧客が、現金、一般のクレジット、あるいは店舗Sの会員カードで、購入する商品の清算を行うことができる。会員カードは、店舗Sから顧客に割り当てられた会員識別コードが記録されたカードであり、顧客に対して店舗Sから無償又は有償で付与される。会員カードは、例えば会員識別コードをJANコードと称されるバーコードや、QRコード(登録商標)或いは数値の形式で記載している。あるいは、会員カードは、例えば接触・非接触式カード(ICカードや磁気カード等)、又はICカードと同様のICチップが内蔵された個人携帯端末16等によるカード機能を含み、会員識別コードが磁気的に会員カードに記録されていてもよいし、会員識別コードが会員カードに内蔵されたICチップに記録されていてもよい。
以下、詳細に説明する。
前記コンピュータ12は、図1に示す如く、店舗S内に設置されている(これに限らず、コンピュータ12は、店舗Sの外部に設置されていてもよい)。そして、コンピュータ12は、図3(A)に示す如く、通信部12Aと処理部12Bと記憶部12Cと入力部12Dと表示部12Eとを有する。通信部12Aは、通信部14A、16A、18A、20A、22A、24Aを介して携帯端末14、16及び他の装置18、20、22、24(装置等と総称する)と各種情報の送受信を行う。なお、通信部12Aを介して、コンピュータ12は、インターネットに接続可能とされている。このため、店舗Sの商品情報等はコンピュータ12上だけなく、クラウドサーバ等にも蓄積でき、コンピュータ12は適宜商品情報等にアクセスすることが可能とされている。
処理部12Bは、通信部12Aと記憶部12Cと入力部12Dと表示部12Eと接続されている。処理部12Bは、主に通信部12Aを介して得られた情報や記憶部12Cに記憶された情報の処理を行う。例えば、商品情報等に基づき、複数の商品の合計金額や合計総重量を算出したり、売上の集計や、在庫管理などを行うことができる。
記憶部12Cは、店舗S内の全ての商品情報等を保持している。商品情報は商品名、商品画像、商品重量、数量、仕入れ時期、製造年月日、消費期限、賞味期限等とされている。また、記憶部12Cは、各商品に対して店舗S内で類似する類似商品があるか否かが判別でき、且つその類似商品を参照可能とする類似商品マスタ12CAを保持している。また、記憶部12Cは、店舗内清算システム10の全体を制御するための制御プログラム12CBや店舗Sに登録された会員情報12CC等を保持している。会員情報12CCは、会員識別コードに対応して会員の氏名、住所、年齢、性別、銀行口座、ポイント残高、過去購入情報(購入時期、購入頻度、購入金額、購入品目、購入数量等)等とされている。更に、記憶部12Cは、売上情報や在庫情報等を保持している(商品情報等は、上記情報全てを含んでいる)。なお、通常の店舗内清算システム10による処理は自動で行われる。このため、入力部12Dからの入力で、店舗内清算システム10の維持・修正、装置等の個別制御、及び店舗Sでの清算結果の処理等が行われる。表示部12Eは、処理部12Bでの処理状況等を表示する。
前記店舗携帯端末14は、図1に示す如く、ゲート装置24の近傍に複数が店舗S内に移動可能に配置されている。店舗携帯端末14は、いわばタブレット端末と称される一種の小型のコンピュータである。つまり、店舗携帯端末14は、図3(B)に示す如く、通信部14Aと処理部14Bと記憶部14Cと入力部14Dと表示部14Eと検出部14Fとカード受入部14Gとを有する。
通信部14Aは、通信部12Aを介してコンピュータ12と各種情報の送受信を行う(他の通信部16A〜24Aも同じ)。例えば、店舗携帯端末14は、通信部14Aを介して、コンピュータ12から店舗S内の商品情報を受信することができる。なお、店舗携帯端末14は、通信部14Aで直接インターネットに接続されてもよい(他の通信部16A〜24Aも同じ)。
処理部14Bは、通信部14Aと記憶部14Cと入力部14Dと表示部14Eと検出部14Fとカード受入部14Gとに接続されている。処理部14Bは、処理した結果を表示部14Eで表示させるようにしている。また、処理部14Bは、通信部14Aを介して得られた情報、記憶部14Cに記憶された情報、検出部14Fからの出力の処理を行う。さらに、処理部14Bは、カード受入部14Gからの情報の読み出し及びカード受入部14Gへの情報の書き込みの処理を行う。記憶部14Cは、店舗携帯端末14を動作させるプログラム(買い物専用ソフト)や処理部14Bで処理された結果や店舗S内の商品情報等を記憶することができる。
入力部14Dは、商品の確認・選択・決定等の清算処理に必要な一連の行為の確定を可能としている。
検出部14Fは、商品の画像撮像及び商品のバーコードの読み取りを可能とするカメラ、または商品のバーコードの読み取りを可能とするレーザスキャナを有する。検出部14Fがカメラを有しそのカメラが商品または商品のバーコードを撮像した際には、その画像からその商品を確認可能とする画像処理の機能を処理部14Bは備えている。つまり、店舗携帯端末14は、商品をバスケットに入れる際に、あるいはコンピュータ12の要求に従いそのバスケットに入れた商品の商品情報の再確認の際に、検出部14Fの出力により商品の認識を行い、顧客により商品の確認がなされる。この商品の認識により、コンピュータ12から送信された商品情報に基づいて、選択した商品の形状・価格・重量だけでなく産地や鮮度(加工日、生産日等)等も表示部14Eに表示することが可能となる。その際には、その鮮度に応じた割引率なども表示部14Eに表示することが可能となる。なお、検出部14Fがカメラを有する場合には、画像から商品を特定するための画像処理ソフトが記憶部14Cに記憶されている。画像処理ソフトは、処理部14Bで動作し、商品の形状から商品を認識するために、商品の形状を求めてその形状に似ている商品については、いくつかの候補を表示部14Eに表示し、顧客が正しい商品を選択し決定できる構成となっている。この画像処理ソフトを用いることで、顧客は複数の商品を同時に確認することも可能となる。なお、店舗S内には、肉や魚や惣菜など量り売りする商品があるが、それらの商品の売り場の量りでは計量時にバーコードを表示(印刷出力でもよい)する。購入の際には、そのバーコードを検出部14Fで取り込むことで、処理部14Bでは重さを含む商品情報を認識することができる。また、検出部14Fは、会員識別コードがJANコードと称されるバーコードや、QRコード(登録商標)或いは数値の形式で記載されている場合はその会員カードも読み取り可能である。そして、検出部14Fは、商品棚SCの側面の終了バーコードESも読み取り可能である。つまり、顧客は、この終了バーコードESを店舗携帯端末14で認識することで、店舗携帯端末14から購入終了の終了情報をコンピュータ12に送信することができる。即ち、店舗携帯端末14は、顧客によって店舗S内の商品の確認及び選択が可能で、且つ店舗S内での購入を終了させる終了情報が入力可能とされている(なお、この終了情報は、入力部14Dで直接入力してもよい)。
カード受入部14Gは、接触・非接触式カードの読み取りと書き込みとが可能とされている。カード受入部14Gは、顧客の会員情報が記録された店舗Sの会員カードがICカードであれば、その読み取りと書き込みとが可能とされている。カード受入部14Gは、一般のクレジットカードであれば、少なくともその読み取りが可能とされている。つまり、処理部14Bは、カード受入部14Gからの出力により、商品の清算をすることが可能となる。また、カード受入部14Gが会員カードに書き込みを行うことができる場合には、更に清算処理の完了後にゲート装置24を開状態とする制御情報を書き込み可能な会員カードに付与することが可能である(付与機能)。即ち、店舗携帯端末14は、清算手段を備えているといえる。しかも、カード受入部14Gが会員カードを読み取った場合には、店舗携帯端末14は、顧客のその店舗Sでの過去購入情報、ポイント残高等を照会することができる。
なお、会員カードがなくても、入力部14Dから会員識別コードを入力することで、店舗携帯端末14で会員情報を参照することが可能とされている。このため、顧客は表示部14Eで過去購入情報を確認でき、定期的に購入している商品を参照して、購入忘れを防止でき且つ価格の変動情報も確認することができる。また、会員情報を参照することで、顧客の利用頻度に応じた割引の紹介なども表示部14Eに表示することができる。カード受入部14Gは、店舗携帯端末14に一体に設けられているが、脱着可能とされていてもよい。
なお、店舗携帯端末14の外観は、例えば、図5(A)に示す如く、液晶や有機ELの表示部14Eと同じ面に入力部14Dが図示せぬスピーカー、マイクロフォン等とともに設けられ、その背面にカメラ等の検出部14Fとカード受入部14Gとが設けられている。
前記個人携帯端末16は、顧客個人の所有であり、図3(C)に示す如く、通信部16Aと処理部16Bと記憶部16Cと入力部16Dと表示部16Eと検出部16Fとを有する。個人携帯端末16は、店舗携帯端末14のカード受入部14Gの機能を除いて、他の機能は店舗携帯端末14と同一である。このため、個人携帯端末16の各機能についての説明は省略する。
なお、個人携帯端末16の外観は、例えば、図5(B)に示す如く、一般的なスマートフォンの形状とされ、表示部16Eに入力部16Dが設けられ、その背面に検出部16Fが設けられている。これに限らず、個人携帯端末17は、図5(C)に示す眼鏡型の形状であってもよい。この個人携帯端末17は、メガネレンズの一部に表示部17Eを備え、且つ検出部17Fをメガネのフレームの部分に備える透過型のヘッドマウントディスプレイを備え、音声、ジャスチャー、あるいは視線による選択及び入力が可能とされている。
前記確認装置18は、図1に示す如く、店舗S内に設置されている。そして、確認装置18は、図3(D)に示す如く、通信部18Aと処理部18Bと記憶部18Cと表示部18Eと検出部18Fとを有する。処理部18Bは、通信部18Aと記憶部18Cと表示部18Eと検出部18Fとに接続されている。処理部18Bは、コンピュータ12の要求に従い、処理を行い、処理部18Bは、処理した結果を表示部18Eで表示させるようにしている。また、処理部18Bは、通信部18Aを介して得られた情報、記憶部18Cに記憶された情報、検出部18Fからの出力の処理を行う。検出部18Fは、検出部14Fと同様の構成であり、商品の画像撮像及び商品のバーコードの読み取りを可能とするカメラ、または商品のバーコードの読み取りを可能とするレーザスキャナを有する。つまり、処理部18Bで、店舗S内の商品の認識が可能とされている。確認装置18は、コンピュータ12の要求に従いバスケットに入れた商品の商品情報の確認の際に、商品または商品のバーコードの撮像、あるいは商品のバーコードのレーザスキャンを行う。記憶部18Cは、確認装置18を動作させるプログラムや処理部18Bで処理された結果等を記憶する。このため、顧客は、確認装置18を使って商品の商品情報の再確認を行うことができる。なお、顧客が店舗携帯端末14の検出部14F(あるいは個人携帯端末16の検出部16F)を使って商品の商品情報の再確認を行う場合には、店舗携帯端末14(あるいは個人携帯端末16)が確認手段として機能する。
前記計量装置20は、図1に示す如く、店舗S内に設置されている。そして、計量装置20は、図4(A)に示す如く、通信部20Aと処理部20Bと記憶部20Cと表示部20Eと計量部20Fとを有する。
処理部20Bは、通信部20Aと記憶部20Cと表示部20Eと計量部20Fとに接続されている。処理部20Bは、処理した結果を表示部20Eで表示させるようにしている。また、処理部20Bは、通信部20Aを介して得られた情報、記憶部20Cに記憶された情報、計量部20Fからの出力の処理を行う。計量部20Fは、重量計を備え、商品の重量を計量可能であり、処理部20Bでは計量部20Fによって計量された全ての商品の実際の計量総重量を求めることが可能とされている。記憶部20Cは、通信部20Aを介して、コンピュータ12から送信された店舗携帯端末14または個人携帯端末16で選択された全ての商品の合計総重量の重量情報を記憶する。このため、処理部20Bでは、合計総重量と計量総重量とを比べ、許容誤差の範囲で同一であれば、清算処理が可能であることを示す清算可能情報を、通信部20Aを介してコンピュータ12に送信する。なお、合計総重量と計量総重量とが許容誤差の範囲で同一でなければ、処理部20Bは、表示部20Eに同一でない旨を表示し、再度の計量を顧客に促すことができる。その際には、単に再度の計量総重量を計量させるだけでもよいが、以下に示すように確認装置18まで用いてもよい。まず、処理部20Bは、重量の誤差が大きい商品を表示部20Eに表示させ、その商品だけを確認装置18で確認し、個別に再度計量するように指示する。商品の確認ができた段階で、再度、計量総重量を計量する。同時に、その商品の重量の誤差を誤差情報としてコンピュータ12に送信し、その誤差情報を商品の商品情報として追加記憶しておく。
前記清算装置22は、図4(B)に示す如く、通信部22Aと処理部22Bと記憶部22Cと入力部22Dと表示部22Eとカード受入部22Fと現金受入部22Gと発券部22Hとを有する。処理部22Bは、通信部22Aと記憶部22Cと入力部22Dと表示部22Eとカード受入部22Fと現金受入部22Gと発券部22Hとに接続されている。処理部22Bは、通信部22Aを介して、コンピュータ12からの清算処理の開始情報を受信し、清算処理を開始する。また、処理部22Bは、通信部22Aを介して、コンピュータ12から送信された商品の合計金額の総額情報を、記憶部22Cに記憶させる。同時に、処理部22Bは、合計金額を表示部22Eで表示させる。そして、処理部22Bは、表示部22Eに現金での清算か、カードでの清算かを表示させる。入力部22Dを介した顧客の選択を経た後(これらを経ずに顧客が直接カードの挿入または現金の投入があってもよい)、カード受入部22Fへのカードの挿入、若しくは現金受入部22Gへの現金の投入で、処理部22Bは清算処理を行う。カードでの清算であれば、カード決済に必要な情報の入力要求を処理部22Bは表示部22Eに表示させる。現金での清算であれば、合計金額と同一となる金額の投入があることを確認する。処理部22Bは、現金あるいは一般のクレジットカードによって清算処理が完了した段階で、発券部22Hからゲート装置24を開状態とする切符を発券させる。即ち、清算装置22はゲート装置24を開状態とする切符を発券する発券機能を有する。また、処理部22Bは、店舗Sの書き込み可能な会員カードによって清算処理が完了した段階で、会員カードにゲート装置24を開状態とする制御情報を付与する。即ち、清算装置22はゲート装置24を開状態とする制御情報を会員カードに付与する付与機能を有する。なお、本実施例においては、会員カードでの清算は、店舗携帯端末14で行ってもよいし、清算装置22で行ってもよい。また、顧客は、清算装置22で会員カードを用いて清算した場合でも、発券を要求してもよい。
なお、清算装置22は、図1に示す如く、確認装置18や計量装置20とは別体としているが、図6に示すように、それらが全て一体とされていてもよい(つまり、計量装置23が確認手段と清算手段を備えているともいえる)。図6の計量装置23は、ベルトコンベアBCに商品を載せることで、商品の重量を計量することができる。同時に、ベルトコンベアBCが移動することで、コラムユニットCUに設けられた図示せぬ検出部で、商品を個別に確認することが可能とされている。そして、例えば、コラムユニットCUに設けられた表示部23Eの指示に従い、清算処理を行ってもよい。このような計量装置23を用いることで、より処理スピードを高速化し、計量手段と確認手段の設置面積を低減することが可能となる。
前記ゲート装置24は、図1に示す如く、店舗Sの図示しない出入り口付近に清算装置22と別体で設置され、清算処理の完了後に顧客の店舗S内からの退出を可能としている。ゲート装置24は、図4(C)に示す如く、通信部24Aと処理部24Bとカード感知部24Fと切符受入部24Gと駆動部24Hとを有する。処理部24Bは、通信部24Aとカード感知部24Fと切符受入部24Gと駆動部24Hとに接続されている。処理部24Bは、通信部24Aを介して、コンピュータ12からの指示で駆動部24Hを開状態若しくは閉状態に制御することもできる。カード感知部24Fは会員カードの接近または接触(係合)により、会員カードに付与された制御情報を読み取ることができる。切符受入部24Gは、清算装置22により発券された切符を回収することができる。駆動部24Hは、入店が自在なゲート機構であり、処理部24Bに制御され、顧客の店舗S内からの退出を制限する。即ち、ゲート装置24は、カード感知部24Fに会員カードが係合することで、顧客の店舗S内からの退出を可能とする。あるいは、ゲート装置24は、切符が切符受入部24Gに回収されることで、顧客の店舗S内からの退出を可能とする。
次に、店舗内清算システムにおける清算手順を、主に図7を用いて説明する。
まず、顧客は、店舗Sの図示しない出入り口よりゲートあるいはゲート装置24を通り、店舗S内に入店する(ステップS2)。そして、顧客は図示しないバスケットを保持する。その際にはやはり図示しないカートを顧客は利用することができる。そして、顧客は、店舗携帯端末14または個人携帯端末16を起動させる。なお、店舗携帯端末14の場合は、顧客が手に取った際にその店舗Sにおける買い物専用ソフトが起動するようにされていてもよい。個人携帯端末16の場合は、顧客自身がその店舗Sにおける買い物専用ソフトを起動させてもよいし、店舗S内に顧客が入店した際に自動的にその店舗Sにおける買い物専用ソフトが起動するようになっていてもよい。その買い物専用ソフトが起動した際には、店舗携帯端末14または個人携帯端末16はコンピュータ12と通信をして、店舗S内の商品の商品情報をその記憶部14C、あるいは16Cに記憶する。そして、もし顧客が会員カードを有している場合には、会員カードの会員識別コードを店舗携帯端末14または個人携帯端末16に(検出部14F、16Fやカード受入部14Gに読み取らせて、あるいは直接)入力する。これにより、顧客は、過去購入情報を参照することができる。
次に、顧客は、買い物を開始する(ステップS4)。具体的には、顧客は、購入を希望する商品の置いてある商品棚SCに行き、そこで、その商品を手に取り、店舗携帯端末14または個人携帯端末16で、その商品または商品のバーコードの画像撮像あるいは商品のバーコードのレーザスキャンを行う。すると、記憶部14C、16Cに記憶された商品情報に基づいて、表示部14E、16Eにはその商品の画像とその商品情報(少なくとも価格)とが表示されるので、顧客は商品を確認する。なお、商品または商品のバーコードの画像撮像あるいは商品のバーコードのレーザスキャンの結果、記憶部14C、16Cに記憶された商品情報に基づいて、商品としていくつかの候補がある場合には、表示部14E、16Eはそれを全て表示する。顧客はそれらの表示に基づいて商品の選択と確定を行う。この買い物の工程は、顧客が購入を希望している商品全てに対して行われる。なお、商品を選択するたびに、金額は累積され、顧客は表示部14E、16Eでその合計金額を確認することができる。
次に、買い物を終了する(ステップS6)。つまり、顧客が購入を希望している商品全てに対して買い物の工程が終了するので、顧客は終了バーコードESを店舗携帯端末14または個人携帯端末16で読み取る。すると、店舗携帯端末14または個人携帯端末16からは、終了情報がコンピュータ12に送信される(顧客が直接入力部14D、16Dで終了情報を入力してもよい)。この時、店舗携帯端末14または個人携帯端末16から、購入する全ての商品の商品情報もコンピュータ12に送信される。
次に、類似商品の有無確認をする(ステップS8)。つまり、コンピュータ12は、送信された購入する全ての商品の商品情報を類似商品マスタ12CAに参照する。類似商品があれば(ステップS8でYes)、その商品の確認を行う(ステップS10)。つまり、コンピュータ12は、類似商品の商品情報を、店舗携帯端末14または個人携帯端末16に送信する。顧客は、店舗携帯端末14または個人携帯端末16の表示部14E、16Eに表示された類似商品を、確認装置18で確認する(店舗携帯端末14または個人携帯端末16でその類似商品の確認を行ってもよい)。顧客は、この類似商品の商品情報の再確認後に、店舗携帯端末14または個人携帯端末16からその確認及び終了情報をコンピュータ12に送信する。
次に、商品の計量を行う(ステップS12)。つまり、コンピュータ12は、類似商品がないと判定した際(ステップS8でNo)、あるいは確認及び終了情報を受信した際には、店舗携帯端末14または個人携帯端末16に商品の計量が可能となったことを示す計量要求情報を送信する。同時に、コンピュータ12は、使用可能な計量装置20の選択情報を送信する。顧客は、店舗携帯端末14または個人携帯端末16の表示部14E、16Eで使用可能な計量装置20を確認し、使用する計量装置20を決定し、その決定した計量装置20を特定する特定情報をコンピュータ12に送信する。
次に、重量の確認をする(ステップS14)。コンピュータ12は、店舗携帯端末14または個人携帯端末16から送信された計量装置20を特定する特定情報を受信する。そして、コンピュータ12は、商品情報に基づき店舗携帯端末14または個人携帯端末16で選択された全ての商品の合計総重量を算出し、その計量装置20に合計総重量の重量情報を送信する。計量装置20はコンピュータ12からの合計総重量の重量情報を受信し、計量準備が完了したことを表示部20Eに表示するとともに、合計総重量の重量情報を記憶部20Cに記憶する。顧客は、表示部20Eの表示に従い、店舗携帯端末14または個人携帯端末16で選択された全ての商品を、計量装置20の計量部20Fに載せて計量を行う。計量された全ての商品の実際の計量総重量が合計総重量と許容誤差の範囲で同一である場合(ステップS14のYes)、清算処理に進む。計量総重量が合計総重量と許容誤差の範囲で同一でなければ(ステップS14のNo)、再度計量をやり直す。その際には、重量誤差の大きい商品を個別に計量したり、場合によってはその商品の商品情報を確認装置18で確認することから行ったりする。そして、計量総重量が合計総重量と許容誤差の範囲で同一となるまで計量を繰り返して行う。計量総重量が合計総重量と許容誤差の範囲で同一となった段階で、計量装置20はコンピュータ12に清算可能情報を送信する。
次に、清算処理を行う(ステップS16)。コンピュータ12は、清算可能情報を受信すると、商品情報に基づき店舗携帯端末14または個人携帯端末16で選択された全ての商品の合計金額を計算する。そして、コンピュータ12は、店舗携帯端末14または個人携帯端末16に、合計金額の金額情報と、清算処理が可能であることと、使用可能な清算装置22の選択情報を送信する。
ここで、顧客が書き込みも可能な会員カードを所持し、且つ店舗携帯端末14を用いている場合には、顧客は、店舗携帯端末14での清算処理を選択し、会員カードを店舗携帯端末14に読み取らせる。顧客は、合計金額を確認して、会員カードでの清算処理を行う。そして、店舗携帯端末14は必要な情報をコンピュータ12等と通信し、その清算処理を完了させる。店舗携帯端末14は、清算処理の完了後にゲート装置24を開状態とする制御情報を会員カードに付与する。
上記以外の場合には、店舗携帯端末14または個人携帯端末16で、顧客は、合計金額と、清算処理が可能なことと、使用可能な清算装置22とを確認する。そして、顧客は、使用する清算装置22を決定し、その決定した清算装置22を特定する特定情報を送信する。すると、コンピュータ12は、開始情報と、商品情報に基づき店舗携帯端末14または個人携帯端末16で選択された全ての商品の合計金額の金額情報と、を特定情報に特定された清算装置22に送信する。清算装置22は、開始情報とコンピュータ12からの金額情報を受信し、合計金額と清算準備が完了したことと清算順序とを表示部22Eに表示するとともに、合計金額の金額情報を記憶部22Cに記憶する。一方、顧客は、表示部22Eの表示に従い、現金、一般のクレジットカード、あるいは会員カードによる清算処理を行う。清算装置22は、清算処理の完了後に発券部22Hでゲート装置24を開状態とする切符を発券する。なお、会員カードが書き込み可能であれば、清算処理の完了後に、ゲート装置24を開状態とする制御情報を会員カードに付与する。そして、清算装置22は、清算完了したという完了情報をコンピュータ12に送信する。コンピュータ12は、完了情報を受信して、記憶部12Cの会員情報12CC、商品情報、販売情報、及び在庫情報等を更新する。
そして、顧客は、退出する(ステップS18)。顧客は、使用したカート、バスケット、店舗携帯端末14を所定の場所に返却する。そして、清算装置22から切符が発券された場合には、その切符をゲート装置24で回収させる。若しくは店舗携帯端末14また清算装置22で制御情報が付与された会員カードをゲート装置24に係合させる。すると、ゲート装置24の駆動部24Hが駆動され、顧客の店舗Sからの退出が所定時間の間可能となる。ゲート装置24は、顧客の退出の際に、退出情報をコンピュータ12に送信する。コンピュータ12は、その退出情報を受信し、顧客の退出を会員情報の一部として記録することができる。
このように、本実施例においては、清算処理の完了後に顧客の店舗S内からの退出を可能とするゲート装置24が店舗携帯端末14や清算装置22等の清算手段とは別に設置されている。即ち、清算手段とゲート装置24とを互いに離して設置することができる。このため、少なくとも顧客の退出の状況に関わらず、清算処理が迅速に行われることとなる。同時に、清算処理の完了直後は、顧客が店舗S内に留まった状態であるので、例えば購入し忘れた商品の購入をすること等が煩わしくならない。
また、本実施例においては、計量装置20を備え、コンピュータ12が終了情報を受信すると商品情報に基づき合計総重量を算出し、計量総重量が合計総重量と同一である場合に、合計金額を算出している。このため、店舗従業員の確認が十分になされなくても未清算の商品の店舗S外への持ち出しの生じるおそれを低減でき、清算処理を確実に実施することが可能となる。
また、本実施例においては、確認装置18、店舗携帯端末14、及び個人携帯端末16を備え、店舗携帯端末14または個人携帯端末16で選択された商品が店舗S内で類似する類似商品を有する場合には、コンピュータ12が確認装置18、店舗携帯端末14、あるいは個人携帯端末16で商品の商品情報の再認識後に、合計金額を算出する。このため、顧客による購入する商品の取り違いを防止することができる。
また、本実施例においては、清算手段として店舗携帯端末14と清算装置22とを備えている。これらは、清算処理を基本的に顧客が全て行うことができる構成となっているので、清算処理に多くの店舗従業員を割り当てることを回避することができる。同時に、清算処理も店舗携帯端末14と清算装置22とに分散され行われるので、清算処理を行う清算装置22の設置面積を削減することが可能となる。
また、本実施例においては、店舗携帯端末14及び個人携帯端末16が商品の画像撮像またはバーコードの読み取りを可能とする検出部14F、16Fを備え、検出部14F、16Fの出力により商品の確認がなされる。このため、顧客がバスケットに商品を入れる際に顧客によって購入する商品の品目や価格などの確認を確実にでき、顧客が効率的に商品を選択することが可能となる。
また、本実施例においては、店舗携帯端末14が店舗S内に移動可能に配置されている。このため、顧客が個人携帯端末16を有していなくても、店舗Sで商品の購入を円滑に行うことができる。
また、本実施例においては、顧客個人の所有の個人携帯端末16を使用することができる。このため、店舗携帯端末14を用いなくても店舗Sで商品の購入を円滑に行うことができる。
また、本実施例において、図5(C)に示すような個人携帯端末17が用いられてもよい。この場合には、顧客は両手を自在に使用できるので、商品をより多く保持するでき、商品の選択や確認をより自由に行うことができる。
また、本実施例において、図6に示すような確認手段と清算手段とを備えた計量装置23が用いられてもよい。この場合には、各装置の設置面積を削減することが可能となる。
また、本実施例においては、店舗携帯端末14が会員カードの読み取りと書き込みとが可能とされている。このため、顧客が書き込み可能な会員カードで清算を行う場合には、別に設けられた清算装置22を使用する必要がなく、且つ別に切符の発券を必要とすることもなく、その会員カードをゲート装置24に係合させることで、顧客は店舗S内から退出することが可能となる。
また、本実施例においては、清算装置22が清算処理の完了後にゲート装置24を開状態とする制御情報を会員カードに付与する付与機能を有し、会員カードがゲート装置24に係合することで顧客の店舗S内からの退出を可能とする。このため、顧客が清算装置22で清算処理を行った場合でも書き込み可能な会員カードを有する顧客は、別に切符の発券を必要とすることなく、店舗S内から退出することが可能となる。
また、本実施例においては、清算装置22が清算処理の完了後にゲート装置24を開状態とする切符を発券する発券機能を有し、切符がゲート装置24に回収されることで顧客の店舗S内からの退出を可能とする。このため、書き込み可能な会員カードを有さない顧客は、清算装置22で切符の発券を受けることで、店舗S内から退出することが可能となる。
即ち、本実施例によれば、大勢の顧客が店舗に出入りする状況になっても商品の清算処理が迅速に行われ、且つ清算処理の完了直後でも例えば購入し忘れた商品を迅速に購入可能となる。
本発明について実施例を挙げて説明したが、本発明は実施例に限定されるものではない。即ち、本発明の要旨を逸脱しない範囲においての改良並びに設計の変更が可能なことは言うまでも無い。
例えば、実施例においては、店舗携帯端末14や清算装置22などの清算手段から出力される会員カードや切符などのカード部材をゲート装置24に係合(回収を含む)させることで、顧客の店舗S内からの退出を可能としていたが、本発明はこれに限定されない。例えば、店舗携帯端末14が所定の場所に返却された時点で、店舗携帯端末14からコンピュータ12に特定情報を送信する。コンピュータ12はその特定情報に基づきゲート装置24を開状態とする制御情報をゲート装置24に送信する。そして、ゲート装置24が開状態とされるような構成であってもよい。
また、実施例においては、店舗S内に計量装置20を備えていたが、本発明はこれに限定されない。例えば、計量装置20による計量がなされずに、購入する商品の清算処理がなされてもよい。その場合には、計量装置20の設置面積を削減することが可能となる。
また、実施例においては、確認装置18を備えていたが、本発明はこれに限定されない。例えば、確認装置18を備えていなくてもよい。商品の確認は店舗携帯端末14や個人携帯端末16で行ってもよいし行わなくてもよい。その場合には、確認装置18の設置面積を削減することが可能となる。
また、実施例においては、個人携帯端末16は清算手段を備えておらず、店舗携帯端末14が清算手段を備えていたが、本発明はこれに限定されない。例えば、個人携帯端末16だけが清算手段を備えていてもよい。あるいは両方の携帯端末14、16に清算手段が備えられていてもよいし、備えられていなくてもよい。両方の携帯端末14、16に清算手段が備えられていない場合には、清算装置22を別に用いればよい。なお、両方の携帯端末14、16は、清算処理をカード番号等を入力するなどして行い、ゲート装置24の動作をコンピュータ12や別に設けた発券機から発券された切符で制御するようにしてもよい。
また、実施例においては、確認装置18、計量装置20、及び清算装置22は、基本的に店舗従業員を不要としているが、本発明はこれに限定されない。例えば、これらの装置等の全部あるいは一部を、店舗従業員が動作あるいは動作補助してもよい。
また、実施例においては、店舗携帯端末14及び個人携帯端末16が検出部を備え、検出部の出力により商品の確認がなされていたが、本発明はこれに限定されない。例えば、店舗携帯端末14及び個人携帯端末16がこのような検出部を備えなくてもよい。店舗携帯端末及び個人携帯端末の表示部で店舗S内の商品情報を表示させ、顧客が店舗S内の商品と突き合わせることで、商品の確認及び選択をするようにしてもよい。
また、実施例においては、店舗携帯端末14が店舗S内に移動可能に配置されていたが、本発明はこれに限定されない。例えば、顧客が個人携帯端末16を使用するならば店舗携帯端末14を配置しなくてもよい。逆に、顧客が店舗携帯端末14を用いるならば、顧客個人の所有の個人携帯端末16を用いなくてもよい。
また、実施例においては、清算装置22が会員カードの読み取りと書き込みとが可能とされていたが、本発明はこれに限定されない。例えば、清算装置22は、会員カードの読み取りだけがなされるだけでもよいし、会員カード自体が使用できなくてもよい。清算が他のクレジットカードや現金でなされてもよい。
また、実施例においては、コンピュータ12は、装置等とは別体とされていたが、本発明はこれに限定されない。例えば、コンピュータ12は、いずれかの装置等と一体とされていてもよい。
本発明は、例えばスーパーマーケット等の大勢の顧客が来店する店舗内で商品の清算処理を行う店舗内清算システムに好適である。
10…店舗内清算システム
12…コンピュータ
12A、14A、16A、18A、20A、22A、24A…通信部
12B、14B、16B、18B、20B、22B、24B…処理部
12C、14C、16C、18C、20C、22C…記憶部
12CA…類似商品マスタ
12CB…制御プログラム
12CC…会員情報
12D、14D、16D、22D…入力部
12E、14E、16E、17E、18E、20E、22E、23E…表示部
14…店舗携帯端末
14F、16F、17F、18F…検出部
14G、22F…カード受入部
16、17…個人携帯端末
18…確認装置
20、23…計量装置
20F…計量部
22…清算装置
22G…現金受入部
22H…発券部
24…ゲート装置
24F…カード感知部
24G…切符受入部
24H…駆動部
BC…ベルトコンベア
CU…コラムユニット
ES…終了バーコード
S…店舗
SC…商品棚

Claims (12)

  1. 顧客によって店舗内の商品の確認及び選択が可能で、且つ該店舗内での購入を終了させる終了情報が入力可能な1台以上の携帯端末と、
    該商品の清算処理が可能な清算手段と、
    該清算手段とは別体で前記店舗に設置され、前記清算処理の完了後に前記顧客の該店舗内からの退出を可能とする退出制限手段と、
    前記店舗内の前記商品の商品情報を保持し、前記携帯端末と該清算手段と該退出制限手段と通信可能なコンピュータと、を備え、
    該コンピュータは、前記終了情報を受信後に、前記商品情報に基づき該携帯端末で選択された全ての前記商品の合計金額を算出し、該合計金額の金額情報を前記清算手段に送信する
    ことを特徴とする店舗内清算システム。
  2. 請求項1において、
    前記店舗内に前記コンピュータと通信可能に設置され、前記商品の重量を計量可能な計量手段を備え、
    前記コンピュータは、前記終了情報を受信すると前記商品情報に基づき前記携帯端末で選択された全ての前記商品の合計総重量を算出し、前記計量手段によって計量された全ての前記商品の実際の計量総重量が前記合計総重量と同一である場合に、前記合計金額を算出する
    ことを特徴とする店舗内清算システム。
  3. 請求項2において、
    前記計量手段は、前記清算手段を備えていることを特徴とする店舗内清算システム。
  4. 請求項1乃至3のいずれかにおいて、
    前記コンピュータと通信可能で、前記店舗内の商品の確認が可能な確認手段を備え、
    前記携帯端末で選択された前記商品が前記店舗内で類似する類似商品を有する場合には、前記コンピュータは、前記確認手段で前記商品の商品情報の再確認後に、前記合計金額を算出することを特徴とする店舗内清算システム。
  5. 請求項1乃至4のいずれかにおいて、
    前記携帯端末は、前記清算手段を備えていることを特徴とする店舗内清算システム。
  6. 請求項1乃至5のいずれかにおいて、
    前記携帯端末は、前記商品の画像撮像またはバーコードの読み取りを可能とする検出部を備え、該検出部の出力により該商品の確認がなされることを特徴とする店舗内清算システム。
  7. 請求項1乃至6のいずれかにおいて、
    前記携帯端末は、前記店舗内に移動可能に配置されていることを特徴とする店舗内清算システム。
  8. 請求項1乃至6のいずれかにおいて、
    前記携帯端末は、前記顧客個人の所有であることを特徴とする店舗内清算システム。
  9. 請求項1乃至8のいずれかにおいて、
    前記携帯端末は、透過型のヘッドマウントディスプレイを備えていることを特徴とする店舗内清算システム。
  10. 請求項1乃至9のいずれかにおいて、
    前記清算手段は、前記店舗から前記顧客に割り当てられた会員識別コードが記録された会員カードの読み取りと書き込みとが可能とされていることを特徴とする店舗内清算システム。
  11. 請求項10において、
    前記清算手段は、前記清算処理の完了後に前記退出制限手段を開状態とする制御情報を前記会員カードに付与する付与機能を有し、
    該会員カードが該退出制限手段に係合することで前記顧客の該店舗内からの退出を可能とすることを特徴とする店舗内清算システム。
  12. 請求項1乃至11のいずれかにおいて、
    前記清算手段は、前記清算処理の完了後に前記退出制限手段を開状態とする切符を発券する発券機能を有し、
    該切符が該退出制限手段に回収されることで前記顧客の該店舗内からの退出を可能とすることを特徴とする店舗内清算システム。
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