JP2005250644A - ディスク制御装置、ディスク管理方法、バックアップ方法、及びプログラム - Google Patents

ディスク制御装置、ディスク管理方法、バックアップ方法、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 簡易な方法でディスクの寿命を延ばすと共にデータの時間差バックアップを実現し得る、ディスク制御装置、ディスク管理方法、バックアップ方法、及びプログラムの提供。
【解決手段】 期間T1においてディスクHDD1をリードマスターとしたミラーリング構成としてHDD1ではリード/ライトを、HDD2ではライトを行い、HDD3はスタンバイしている。そして、前回の期間T3のリビルド開始から期間Tを経過するとHDD3が自動的に起動される。同時に、HDD1に書込まれている過去T分のデータがHDD3にコピーされる。このような動作を所定期間T1、T2、T3が検出される毎にディスクHDD1、HDD2、HDD3をシフトさせて期間T1〜T3、T1、・・というように循環的に繰り返す。
【選択図】 図2

Description

本発明はディスク制御技術に関し、簡易な方法でディスクの寿命を延ばすと共にデータの時間差バックアップを実現し得るディスク制御装置、ディスク管理方法、バックアップ方法、及びプログラムに関する。
ディスクをアレイ上に構成したディスクアレイ装置において、データを分割して複数のディスクに格納し、高速アクセスと高信頼性を実現する技術としてRAID(Redundant Arrays of Independent(Inexpensive) Disks)がある。RAIDは分割格納と障害対策の方式の違いによって幾つかのレベルに分類されており、米国カルフォルニア大学バークレイ校のパターソン博士(Dr.Patterson)らの論文では5種類のRAIDが定義されている。
なお、その中ではRAID0は含まれていないが、その有用性からRAID0はRAIDの一種として考えられているので、現在ではRAIDはRAID0〜RAID5の6レベルに分類されている。そして、レベルによってディスク容量の使用効率やデータアクセスの効率などが異なっている。
すなわち、RAID0→ストライピング; RAID1→ミラーリング(二重化);RAID2→ストライピング(バイト)とハミングコードによるECC;RAID3→ストライピング(バイト)とパリティドライブ固定;RAID4→ストライピング(ブロック)とパリティドライブ固定;RAID5→ストライピング(ブロック)とパリティドライブ分散。例えば、RAID1ではディスクの二重化(ミラーリング)を行なう(非特許文献1参照)。
ホスト(マザーボード)の二重化技術として、マザーボードとディスクを二重化して一方で本来業務の実行を行うデュプレックス方式と、両方のマザーボードとディスクの組で本来業務をそれぞれ実行して双方の実行結果の一致を絶えず確認しながら業務実行を進めるデュアル方式がある。
また、デュプレックス方式にはマザーボードを二重化して一方を本来業務の実行に用い、他方のマザーボードを非通電としておき故障が起きた場合に他方のマザーボードに切替えて通電し本来業務の実行を行うコールドスタンバイ方式と、メイン系で本来業務(例えば、トランザクション処理)の実行を行い、サブ系で他業務(例えば、バッチ処理)を実行するホットスタンバイ方式がある。
そして、コールドスタンバイ方式には、図11(a)に示すようにマザーボード(82、82’)とディスク(83、83’)を二重化して一方を本来業務の実行に用い、故障が起きた場合に他方に切替えて本来業務の実行を行う方式と、図11(b)に示すようにマザーボード(82、82’)のみを二重化し、ディスク83をマザーボード82、82’で共用して一方のマザーボードを本来業務の実行に用い、故障が起きた場合に他方に切替えて本来業務の実行を行う方式がある。
なお、マザーボードは、通常、ホストコンピュータの中枢をなす基板であってCPUやRAM及び各種インターフェイス等、ホストコンピュータの基本的な部品を組み込んだ基板(ボード)である。
RAIDシステムでは複数のディスクを使用しているが、そのうちの1台のディスクが故障した場合、通電中にディスクの入れ替え(ホットスワッピング)を行う場合がある。
また、ホットスワッピングなしにディスクを修復する技術として、ハードディスク装置の1台に故障が発生したとき、論理ユニットの修復用の領域とユーザが使用している領域を備えているハードディスク装置を使用し、自動修復を可能とする制御を行うディスクアレイ装置がある(例えば、特許文献1参照)。
上記特許文献1記載のディスクアレイ装置では、ユーザが使用する領域と、その領域と同じ容量以上の修復容量領域との2つの領域を有するハードウエア装置が複数の前記ハードディスク装置を持ち、そのようなハードディスク装置を並列にリードライトするディスクアレイを構成した論理ユニットを複数有するようにすることにより、別のRAIDを構成している未使用の領域を使用して故障時に自動的に修復を行い、修復時に使用する専用のハードディスク装置を備えていない状態でもデータの安全性を高めるようにしている。
また、ホットスペア(=ホットスタンバイ方式)において、正常であるか否かを監視するホットスペアパトロール機能がホストアクセスオペレーションに対して非同期的に行われることによるアクセス性能の低下を避けるため、ホットスペアパトロール機能を設ける代わりに、冗長性の高い別の論理グループから故障代替デバイスを取り込んで冗長性を回復することによりアクセス性能を向上させたデバイスアレイ・システムが提案されている(例えば、特許文献2参照)。
また、一つのチャンネルに対しIDEインターフェイスには2つのデバイスしか接続できないので、従来、1台のホストに対し図10(a)に示すように2台のディスクしか接続できず、安価なIDE(Integrated Drive Electronics)インターフェイスを用いて3台以上のディスクによるディスクアレイ装置の多重化ができなかったが、SCSIやFCにはこのような制限がないので、3台以上のディスクアレイシステムには、従来、高価な、SCSI(Small Computer System Interface)やFC(Fiber Channel)が用いられていた。しかし、図10(b)に示すようにIDEインターフェイスを備えたRAID制御ユニット14とディスク15、16、17とを結ぶバス7−1、7−2、7−3の間にドライバ素子(双方向バッファ51、52、53)を設け、安価なIDEインターフェイスを用いてディスクアレイシステムの多重化(3台以上)を行うようにしたRAID制御ユニットが提案されている(例えば、特許文献3参照)。
特開2001−34424号公報 特開平10−260789号公報 特願2003−57113号 Patterson、D.A、Gibson、G、Katz、R.H、"A Case for Redundant Arrays of Inexpensive Disks(RAID)、"Report No.UCB/CSD 87/391、Computer Science Division、University of California Berkeley 1987
上記特許文献1、2では、RAIDは複数のハードウエア装置からなるデバイスアレイを構成した複数の論理ユニット(論理グループ)とデバイスアレイ制御等を行うコントローラ部からなる大規模かつ複雑なディスク制御装置として構成されており、そのような大規模なシステムには好適であっても、現在市販されているパソコンのハードディスクやCD−ROMのほとんどが採用している安価なIDEインターフェイスを用いた小規模システムには適用できないといった問題点があった。
一方、上記特許文献3に記載の技術によれば、安価なIDEインターフェイスを用いてディスクアレイシステムの多重化(3台以上)を行うことができ、また、ドライバ素子を設けたことにより故障したディスクをドライバインターフェイスから切り離すことが可能となり、いわゆる縮退運転が可能となる。同様にこの構成により、ディスクの電源投入時間を3台(またはそれ以上)のディスク間で完全にずらすことができるため、近年のディスクの急速な容量アップ(ひいては起動時の突入電流アップ)に対応することも容易になる。
しかしながら、上記従来の技術では故障時のバックアップを行うには好適であるとしてもディスクアレイシステムの物理的寿命は多重化した各ディスクの物理的寿命のうちの最少寿命となり、故障ディスクをバックアップしても当該ディスクアレイシステムの物理的寿命に至れば、少なくともその最少寿命のディスクを交換する必要が生ずるのであり、ディスクアレイシステムの寿命を延ばすことはできない。
ここで、ディスクアレイシステムの平均寿命を簡易な方法で従来より延ばすと共にデータの時間差バックアップを実現することができれば、ディスク交換時期を延長することができることからディスク装置の運用コストにおける経済効果の向上及びディスク交換に伴う労力の低減が期待できると共に、故障時のリビルドを容易にすることが期待できる。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、簡易な方法でディスクの寿命を延ばすと共にデータの時間差バックアップを実現し得る、ディスク制御装置、ディスク管理方法、バックアップ方法、及びプログラムの提供を目的とする。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明では、3台のディスクからなるディスクアレイ装置を制御するディスク制御装置であって、ディスクのシフト待ち時間の到来を検出する時間検出手段と、時間検出手段によってシフト待ち時間が検出されたとき、3台のディスクのうちの1台のディスクをスタンバイさせるディスクスタンバイ手段と、ディスクスタンバイ手段によってスタンバイさせられるディスク以外の2台のディスクに同一のデータを書込む2重書込み手段を備え、時間検出手段によってシフト待ち時間が検出される毎に、ディスクスタンバイ手段によってスタンバイさせられるディスクと2重書込み手段によってデータを書込まれるディスクを1つずつ循環的にシフトすることを特徴とするディスク制御装置を提供する。
これにより、1台あたりのディスクの可動時間(又は、平均可動率)は従来の常時運転と比べると2/3に減少するので、システム全体の寿命が1.5倍になる。
また、請求項2に記載の発明では、3台のディスクからなるディスクアレイ装置を制御するディスク制御装置であって、各ディスクシフト待ち時間の到来を検出する時間検出手段と、時間検出手段によってシフト待ち時間が検出されたとき、3台のディスクのうちスタンバイさせられているディスクを起動するディスク起動手段と、ディスク起動手段によって起動されたディスク以外の2台のディスクのうちの1台のディスクの記憶内容を起動手段によって起動されたディスクにコピーするリビルド手段と、2台のディスクのうちの他の1台をスタンバイさせるディスクスタンバイ手段と、ディスクスタンバイ手段によってスタンバイさせられるディスク以外の2台のディスクに同一のデータを書込む2重書込み手段と、を備え、時間検出手段によってシフト待ち時間が検出される毎に、ディスクスタンバイ手段によってスタンバイさせられるディスクと2重書込み手段によってデータを書込まれるディスクを1つずつ循環的にシフトさせることを特徴とするディスク制御装置を提供する。これにより、システム全体の寿命を1.5倍にすることができると共に、一定時間前のデータが保存されることにより時間差バックアップがとれる。
また、請求項3に記載の発明では、リビルド手段は、前記ディスク起動手段によって起動されたディスク以外の2台のディスクのうちの1台のディスクの記憶内容全部を前記起動手段によって起動されたディスクにコピーすることを特徴とする請求項2記載のディスク制御装置を提供する。
また、請求項4に記載の発明では、リビルド手段は、前記ディスク起動手段によって起動されたディスク以外の2台のディスクのうちの1台のディスクの記憶内容のうちの差分のみを起動手段によって起動されたディスクにコピーすることを特徴とする請求項2記載のディスク制御装置を提供する。
また、請求項5に記載の発明では、3台のディスクからなるディスクアレイ装置と、ディスクアレイ装置を制御するディスク制御手段と、を備えたディスクアレイシステムにおけるディスク管理方法であって、所定期間T1の到来を検出すると3台のディスクのうちの第1のディスクをスタンバイさせて第2と第3のディスクに同一のデータを書込み、所定期間T2の到来を検出すると第2のディスクをスタンバイさせて第3と第1のディスクに同一のデータを書込み、所定期間T3の到来を検出すると第3のディスクをスタンバイさせて第1と第2のディスクに同一のデータを書込む、ことを循環して繰り返す、ことを特徴とするディスク管理方法を提供する。これにより、ディスクの可動時間は常時運転と比べ2/3に減少する。つまり、システム全体の寿命を1.5倍にすることができる。
また、請求項6に記載の発明では、1〜Nまで附番される3台以上のディスクからなるディスクアレイ装置と、ディスクアレイ装置を制御するディスク制御手段と、を備えたディスクアレイシステムにおけるディスク管理方法であって、ディスクのうちの第1と第2のディスクに同一のデータを書込み、第3以降のディスクをスタンバイさせ、以後、所定期間Tの到来毎にディスクの附番を一つずつ循環的にシフトさせてなる第1と第2のディスク以外のディスクをスタンバイさせ、第1と第2のディスクに同一のデータを書込む、ことを特徴とするディスク管理方法を提供する。これにより、ディスクが3台以上の場合には、1台あたりのディスクの可動時間は常時運転と比べ2/Nに減少することとなる。つまり、システム全体の寿命をN/2倍にすることができる。
また、請求項7に記載の発明では、3台のディスクからなるディスクアレイ装置と、ディスクアレイ装置を制御するディスク制御手段と、を備えたディスクアレイシステムにおけるバックアップ方法であって、所定期間T1の到来を検出すると、3台のディスクのうちの第1のディスクの記憶内容を第3のディスクにコピーしてから第1のディスクをスタンバイさせて第2と第3のディスクに同一のデータを書込み、所定期間T2の到来を検出すると第2のディスクの記憶内容を第1のディスクにコピーしてから第2のディスクをスタンバイさせて第3と第1のディスクに同一のデータを書込み、所定期間T3の到来を検出すると第3のディスクの記憶内容を第2のディスクにコピーしてから第3のディスクをスタンバイさせて第1と第2のディスクに同一のデータを書込む、ことを順に繰り返すことを特徴とするバックアップ方法を提供する。これにより、システム全体の寿命を1.5倍にすることができると共に、データの時間差バックアップがとれる。
また、請求項8に記載の発明では、1〜Nまで附番される3台以上のディスクからなるディスクアレイ装置と、ディスクアレイ装置を制御するディスク制御手段と、を備えたディスクアレイシステムにおけるバックアップ方法であって、N個のディスクのうちの第3のディスクの記憶内容を第2のディスクにコピーしてから第3以降のディスクをスタンバイさせて第1と第2のディスクに同一のデータを書込み、以後、所定期間Tの到来毎にN個のディスクの附番を一つずつ循環的にシフトさせてなる第3のディスクの記憶内容を第2のディスクにコピーしてから第3以降のディスクをスタンバイさせて第1と第2のディスクに同一のデータを書込む、ことを特徴とするバックアップ方法を提供する。これにより、ディスクが3台以上の場合には、1台あたりのディスクの可動時間を常時運転と比べ2/Nに減少することとなる。つまり、システム全体の寿命をN/2倍にすることができると共に、時間差バックアップをとることができる。
また、請求項9に記載の発明では、3台のディスクからなるディスクアレイ装置を制御するディスク制御装置において実行されるプログラムであって、所定期間T1の到来を検出させるプログラムステップと、所定期間T1の到来が検出されたとき、3台のディスクのうちスタンバイしている第3のディスクを起動させるプログラムステップと、第1のディスクをスタンバイさせるプログラムステップと、第2と第3のディスクに同一のデータを書込ませるプログラムステップと、所定期間T2の到来を検出させるプログラムステップと、所定期間T2の到来が検出されたとき、スタンバイしている第1のディスクを起動させるプログラムステップと、第2のディスクをスタンバイさせるプログラムステップと、第3と第1のディスクに同一のデータを書込ませるプログラムステップと、所定期間T3の到来を検出させるプログラムステップと、所定期間T3の到来が検出されたとき、スタンバイしている第2のディスクを起動させるプログラムステップと、第1のディスクをスタンバイさせるプログラムステップと、第1と第2のディスクに同一のデータを書込ませるプログラムステップと、を備えたことを特徴とするプログラムを提供する。
これにより、所定期間が到来すると3台のディスクのうちスタンバイしているディスクを起動させ、その他のディスクのうち1台をスタンバイさせ、起動している2つのディスクに同一のデータを書込ませ、次に、所定期間が到来すると対象ディスクをシフトさせて上記動作を循環的に繰り返させることができるので、ディスクの可動時間を常時運転と比べ2/3に減少させることができる。
また、請求項10に記載の発明では、3台のディスクからなるディスクアレイ装置を制御するディスク制御装置において実行されるプログラムであって、所定期間T1の到来を検出させるプログラムステップと、所定期間T1の到来が検出されたとき、3台のディスクのうちスタンバイしている第3のディスクを起動させるプログラムステップと、第1のディスクの記憶内容を第3のディスクにコピーさせるプログラムステップと、第1のディスクをスタンバイさせるプログラムステップと、第2と第3のディスクに同一のデータを書込ませるプログラムステップと、所定期間T2の到来を検出させるプログラムステップと、所定期間T2の到来が検出されたとき、スタンバイしている第1のディスクを起動させるプログラムステップと、第2のディスクの記憶内容を第1のディスクにコピーさせるプログラムステップと、第2のディスクをスタンバイさせるプログラムステップと、第3と第1のディスクに同一のデータを書込ませるプログラムステップと、所定期間T3の到来を検出させるプログラムステップと、所定期間T3の到来が検出されたとき、スタンバイしている第2のディスクを起動させるプログラムステップと、第3のディスクの記憶内容を第2のディスクにコピーさせるプログラムステップと、第1のディスクをスタンバイさせるプログラムステップと、第1と第2のディスクに同一のデータを書込ませるプログラムステップと、を備えたことを特徴とするプログラムを提供する。
これにより、所定期間が到来すると3台のディスクのうちスタンバイしているディスクを起動させ、その他のディスクのうちリードマスターとされたディスクに記憶されているデータを起動されたディスクにコピーさせ、リードマスターとされたディスクをスタンバイさせ、起動している2つのディスクに同一のデータを書込ませ、次に、所定期間が到来すると対象ディスクをシフトさせて上記動作を循環的に繰り返させることができるので、ディスクの可動時間を常時運転と比べ2/3に減少させることができると共に、データの時間差バックアップを実現できる。
本発明によれば、簡易な方法でディスクの可動時間を常時運転と比べ2/3に減少させると共に、データの時間差バックアップを撮ることができる。
図1は、本発明のディスク管理方法及びバックアップ方法を適用可能なRAIDシステムの構成例を示す図であり、図1(a)の破線内の電源11、マザーボード(mother board;システムボードとも呼ばれる)12、13、及びディスク15、バス5、6からなる構成は図10(b)に示したコールドスタンバイのディスク共用構成をなす。
本発明は、このディスク共用システムの構成のマザーボード12とディスク15の間に後述する構成(図3)を備えたRAID制御ユニット14を設け、マザーボード12とバス5で接続すると共にディスク16、17・・を付加し、RAID1におけるディスク管理及びデータのバックアップ(以下、単に「ディスク管理」と記す)を可能とする。
なお、このディスク共用システムにおいてマザーボードをデュアル化(二重化)し、マザーボード12、13とディスク15の間にRAID制御ユニット14を設け、マザーボード12、13とバス5、6で接続すると共にディスク16、17・・を付加した構成としてもよい。
また、図1で破線内は、電源11、マザーボード(MB1)12、(MB2)13、バス5、6、RAID制御ユニット14、及びバス7−1、7−2からなる「ディスク管理システム」の要部を含むホストコンピュータ10を示す。
RAID制御ユニット14はマザーボード12と(この例では)2つのディスク(HDD1)15、(HDD2)16に接続し、ディスク(HDD3)17はコールドスタンバイ状態である。また、RAID制御ユニット14をマザーボード13とディスク(HDD2)16、(HDD3)17に接続するように切換えた場合は、ディスク(HDD1)15はコールドスタンバイ状態となり、RAID制御ユニット14をマザーボード13とディスク(HDD3)17、(HDD1)15に接続するように切換えた場合は、ディスク(HDD2)16がコールドスタンバイ状態となる。
また、ディスク15、16がRAID制御ユニット14に接続しているときはそれらはミラー構成(RAID1)を成し、ディスク16、17がRAID制御ユニット14に接続しているとき、ディスク17、15がRAID制御ユニット14に接続しているときもそれぞれミラー構成を成す。
なお、マザーボードをデュアル構成とした場合はRAID制御ユニット14は後述(図3)するように物理的にはマザーボード12、13の双方に接続しているが電気的にはいずれか一方のみに接続(つまり、通電)する。
なお、本実施例ではRAID制御ユニット14は3台のディスクを接続しているが、4台以上でもよい。また、ディスクはハードディスクに限定されず、例えば、CD−ROMのような記憶媒体にアクセス可能な記憶装置でもよい。
<ディスク管理>
図2は本発明のディスク管理方法及びデータバックアップ方法の説明図であり、図2(a)は本発明を適用した場合、図2(b)は本発明を適用しない場合、つまり、従来例のようにディスクを全期間にわたって常時運転する場合の説明図である。図2(b)の例ではディスク2台が専らミラーリングを構成し、他の1台のディスクは故障発生まではコールドスタンバイ状態である。以下、図1に示したRAIDシステム構成を例として説明する(本発明の具体例については図4〜図7の説明図及び図8のフローチャート参照)。
図2(a)でTはシフト期間であり、シフト期間が到来すると図示のようにミラーリング(二重化)するディスクの組み合わせを切換え、ディスクが3つのときは3シフトで1巡するように構成する。シフト期間T1、T2、T3は実施例ではそれぞれ1週間としたがこれに限定されない。つまり、データのバックアップ期間との兼ね合いで経験的に決めてもよい。
また、t1、t2、t3はリビルド期間であり、t<<T且つt⊂Tである。つまり、リビルド期間は交換したターゲットディスク(=ディスク17)にミラーリングディスクの一方のデータをコピーするものであり、ターゲットディスクが(RAIDユニット14に電気的に接続されて)起動されたのち行われ、コピー終了により終了する期間であり、シフト期間Tに含まれる。期間T(=T1=T2=T3)を経過するとターゲットディスクとデータコピー元ディスクがミラーリングされたディスクとされ、他の一つはRAID制御ユニット14から電気的に切り離されてコールドスタンバイ状態となる。
コピーは実施例ではミラーリングディスクの一方のデータ全部をコピーしているが、差分(つまり、前回バックアップした状態から次にリビルドするまで(例えば、1週間)の間に追加したファイル及び更新したファイル)だけをコピーするようにしてもよい。この場合は、削除したファイルについてはコピーの際に併せて削除することとなる。なお、差分をコピーするように構成する場合には、ファイルの変更/追加/削除があった場合にファイルの変更履歴を作成し、リビルドの際に当該変更履歴を参照しながらコピーを行う。
図2(a)を基に説明すると、図示のように3つのディスクをHDD1、HDD2、HDD3とするとき、まず、期間T1(第1週間)においてHDD1をリードマスターとしたミラーリング構成としてHDD1ではリード/ライト(データの読出し/書込み)が、HDD2ではライト(データの書込み)が行われ、HDD3はコールドスタンバイしている。そして、前回の期間T3のリビルド開始から期間T(1週間)を経過するとHDD3が自動的に起動される。同時に、HDD1に書込まれている過去T(1週間)分のデータがHDD3にコピーされる。
リビルドが終わるとHDD1は切り離されコールドスタンバイ状態とされ、期間T2(第2週間)においてHDD2をリードマスターとしたミラーリング構成としてHDD2ではリード/ライトが、HDD3ではライトが行われる。そして、前回のリビルドから期間Tを経過するとHDD1が自動的に起動される。同時に、HDD2に書込まれた過去T分のデータがHDD1にコピーされる。
リビルドが終わるとHDD2は切り離されコールドスタンバイ状態とされ、期間T3(第3週間)においてHDD3をリードマスターとしたミラーリング構成としてHDD3ではリード/ライトが、HDD1ではライトが行われる。そして、前回のリビルドから期間Tを経過するとHDD2が自動的に起動される。同時に、HDD3に書込まれた過去T分のデータがHDD2にコピーされる。
以下、上記T1〜T3の期間が繰り返される。このように構成すると、1台あたりのディスクの可動時間(又は、平均可動率)は図2(b)の常時運転と比べると2/3に減少することとなる。つまり、システム全体の寿命を1.5倍にすることができる。
また、一定時間前(実施例では1日〜1週間前、つまり、最大1週間分)のデータが保存されることにより、時間差バックアップがとれている。時間差バックアップがとれることにより、例えば、装置側やプログラムのバグ(bug)によりデータを誤書込みしていた等の場合の救済を図ることができる。
<RAID制御ユニット>
RAID制御ユニット14は、図3に示すように、マイコンインターフェイスと5つのIDEインターフェイス(ホストインターフェイス×2、ディスクインターフェイス×3)を備え、マイコンの指示に従ってホスト(マザーボード)とディスク間のデータ転送を行う。ディスクに関しては3台同時運用が可能であるが、マザーボードがデュアル化されている場合はどちらか一方に限られる。なお、ホストインターフェイスはIDEに限定されない。
図3は本発明のディスク管理方法及びバックアップ方法を適用可能なRAID制御ユニットの構成例を示すブロック図であり、ディスクを3台接続した例を示す。
具体的には、RAID制御ユニット14は、図示のようにホスト(マザーボード(MB))の二重化に伴い、IDEインターフェイス(ホストインターフェイス(HOST I/F))を2ポート(HOST1 I/F、HOST2 I/F)を設け、両方のマザーボード(MB1、MB2)からアクセス可能とし、マザーボード12または13から受け取ったコマンドをマイコン141で解析し、コントローラ145を制御してデータ転送を行う。但し、同時アクセスは禁止とする。
図3で、RAID制御ユニット14は、RAID制御ユニット14の基板全体の制御を行うワンチップマイコン141、RAM142、フラッシュメモリ(Flash)143、RAM142のバックアップを行う電池144、データの自動転送制御とホストインターフェイス146、147のレジスタ制御を行うコントローラ(FPGA)145、IDEインターフェイス(ホストインターフェイス1、2(HOST1 I/F、HOST2 I/F))146、147、ユーザへのエラー通知やログの読み出しを行うためのシリアルインターフェイス(RS232C)148、ディスク15、16、17への個別アクセス及び書込み処理を並列(同時)に行うIDEインターフェイス(デバイスインターフェイス(HDD1I/F、HDD 2/F、HDD3 I/F))151、161、171を備えている。
実施例ではRAM142としてSARAMを用いているがこれに限定されない。RAM142はマイコン141のワークメモリとして使用される他に、エラー情報やリカバリー情報が格納される。但し、重要なログデータに関してはフラッシュメモリ143にバックアップしているため、バッテリの容量が無くなっても動作には影響がない。また、フラッシュメモリ143内にはマイコン141の制御プログラムとコントローラ145のデータが格納されている。
また、シリアルインターフェイス(RS232C)148はホストと通信するために設けられ、通信情報として、エラー報告、エラーステータス、システムログデータ、比較実行指示、リードマスター切替え指示等がある。
なお、2台のディスクを接続するようにする場合は、IDEインターフェイス171をアイドルにしておくか、IDEインターフェイス171を設けないようにすればよい。
<RAID制御ユニットの動作例>
図4は通常モード、つまり、リード/ライト時のRAID制御ユニットの動作例の説明図であり、図5はリビルド時のRAID制御ユニットの動作例の説明図、図6はシフト時のRAID制御ユニットの動作例の説明図、図7は故障時のRAID制御ユニットの動作例の説明図である。
以下の説明で、図4〜図6のデータ転送制御は、UDMA(Ultra DMA/33の略、ATA/IDEの拡張仕様)転送の場合、RAID制御ユニット14のコントローラ145(図3参照)でハード的に行っているが、これに限定されない。また、UDMA転送に限定されない(例えば、PIO(Programmable I/O)転送でもよい)。また、データ転送はホスト(マザーボード)とディスク間、またはディスクとディスク間で行われる。この場合、転送セクタ数、転送方向、転送モードはマイコン141からの指示に従い、設定されたセクタ数×1セクタ分のワード数(例えば、256word)の転送を行うと終了する。
図4〜図7では、図示のようにRAID制御ユニット14とディスク15、16、17とを結ぶバス7−1、7−2、7−3の間にドライバ素子(双方向バッファ:例えば、TTL245シリーズ)51、52、53を設ける。このようにすることにより故障したディスクをドライバインターフェイス(151、161、171)から切り離すことが可能となり、3台のディスク構成の場合は2台での動作(いわゆる縮退運転)が可能となる。
(リード/ライト動作例)
図4で、マザーボード12は、現在接続され、ミラーリング構成をなしている2台のディスク(ディスク15、16)にリードマスターディスクから読み込みを行う。リードマスターディスクはデフォルトでプライマリディスク(最上段のディスク15)となっているが、リビルド後の自動変更のほか、ホスト側から意図的に変更することもできる。また、現在接続されている2台のディスク(ディスク15、16)に同時に書込みを行う。つまり、各デバイス(この例ではディスク)にコマンド発行後、全てのデバイスがレディ(READY)になってから同時に書込みを行う。
(リビルド動作)
図5で、シフト時期が到来したディスクをディスク15とすると、ディスク15が電気的に切り離され、ディスク17がRAID制御ユニット14に電気的に接続されて起動される。そして、ディスク16とディスク17の間で自動的にリビルド動作が行われる。この動作は交換したターゲットディスク(=ディスク17)に正常なディスク16のデータをコピーするものでファイルシステムやパーティションに依存しない。また、リビルド動作中に誤って電源を切ってしまった場合でも、次の起動でリビルド動作の続きを行うことができる。なお、リビルド時のコピー動作は実施例では全データをコピーするが前述したように差分(つまり、前回バックアップした状態から次にリビルドするまで(例えば、1週間)の間に追加したファイル及び更新したファイル)だけをコピーするようにしてもよい。
(シフト時の切換え、切り離し動作)
図6で、リビルドが終了するとディスク16とディスク17がミラーリング構成とされ、ディスク16がリードマスターディスクとなりデータのリード/ライトが行われ、ディスク17にはライトが行われる。また、同時にディスク15を電気的に切り離してコールドスタンバイ状態とする。
(故障時の動作)
図7で、ディスクが故障した場合、バスをロックする場合(例えば、隣の配線やグランド等にショートしたような場合)がある。
図8は本発明に基くディスク管理を実行する動作プログラムの動作例を示すフローチャートである。
図6でミラーリングしたディスク16とディスク17のうちディスク17に故障が生じたとすると、図7に示すように、故障ディスク17を電気的に切り離し、同時に、ディスク15を電気的に接続してディスク16からディスク15にデータをコピー(リビルド)する。
また、図6でミラーリングしたディスク16とディスク17のうちディスク16に故障が生じたとすると、故障ディスク16を電気的に切り離し、同時に、ディスク15を電気的に接続してディスク17からディスク15にデータをコピー(リビルド)する。この場合、ディスク17には図5のリビルド動作により所定期間(実施例では少なくとも1週間)分のデータがバックアップされているので、故障時にもデータの継続性が保証される。
(ディスク管理プログラムの動作例)
図8は、本発明に基くディスク管理を実行する制御プログラムの動作例を示すフローチャートである。図8で、T1、T2、T3は所定期間(例えばそれぞれ1週間)であり、T1=T2=T3である。CT1、CT2、CT3は期間比較用のカウンタである。また、HDD1、HDD2、HDD3は図3や図6等に示したRAID制御ユニット14に接続されたハードディスクであり、RAID1を構成する。
また、ディスク管理用の制御プログラムはRAID制御ユニット14のフラッシュメモリ143に格納されておりRAM142に読み出されて、ワンチップマイコン141によって実行される(図3参照)。図8に示す以下の動作はディスク管理用の制御プログラムに基づくワンチップマイコン141の動作に相当する。また、ステップS1、S8、S15は時間検出手段の時間検出動作に相当し、ステップS2、S9、S16は2重書き込み手段によるミラーリング処理動作を含み、ステップS3、S10、S17はディスク起動手段のディスク起動動作を含み、ステップS4〜S6、S11〜S13、S18〜S20はリビルド手段の動作に相当し、ステップS7はディスクスタンバイ手段によるディスク切り離し動作に相当する。
図8で、ディスク管理用の初期設定を行う。そして、この際、期間T1、T2、T3との比較用カウンタCT1、CT2、CT3はゼロクリアされる(ステップS0)。
次に、期間T1が到来したか否かを調べ、期間T1が到来した場合はステップS3に進み、未到来の場合はステップS2に進む。期間の到来の有無はカウンタCT1との比較によって調べることができる。つまり、CT1≧T1のときは期間T1到来と判定され、CT1<T1のときは未到来と判定される(ステップS1)。
期間T1が未到来の場合は、RAID制御ユニット14はHDD1、HDD2を制御してミラーリング処理、つまり、HDD1ではリード/ライト、HDD2ではライト動作を行わせると共に、カウンタCT1のカウントアップを行い、ステップS1に戻る(ステップS2)。
期間T1が到来した場合は、RAID制御ユニット14はCT1をゼロクリアすると共にHDD3との通電を行ってHDD3を起動し(ステップS3)、リビルドのタイミングであるか否かを調べ、リビルドタイミングの場合はステップS5に進み、そうでない場合はステップS7に進む。リビルドのタイミングであるか否かは例えば期間T1とカウンタCT1の現在の値との差分が所定の値であるか否かによって判定できる(ステップS4)。
リビルドタイミングの場合は、RAID制御ユニット14はHDD1及びHDD3を制御しHDD1の記憶内容を読み出してHDD3に例えばセクタ単位でコピーすると共に、カウンタCT3のカウントアップを行う(ステップS5)。
次に、リビルドが終了したか否かを調べ、終了した場合はステップS7に進みそうでない場合はコピー動作を繰り返すためにステップS5に戻る(ステップS6)。
リビルドが終了すると、RAID制御ユニット14はHDD2をリードマスターディスクとし、HDD1を電気的に切り離しコールドスタンバイ状態とする(ステップS7)。
次に、期間T2が到来したか否かを調べ、期間T2が到来した場合はステップS10に進み、未到来の場合はステップS9に進む。期間の到来の有無はカウンタCT1との比較によって調べることができる。つまり、CT2≧T2のときは期間T2到来と判定され、CT2<T2のときは未到来と判定される(ステップS8)。
期間T2が未到来の場合は、RAID制御ユニット14はHDD2、HDD3を制御してミラーリング処理、つまり、HDD2ではリード/ライト、HDD3ではライト動作を行わせると共に、カウンタCT2のカウントアップを行い、ステップS8に戻る(ステップS9)。
期間T2が到来した場合は、RAID制御ユニット14はCT2をゼロクリアすると共にHDD1との通電を行ってHDD1を起動し(ステップS10)、リビルドのタイミングであるか否かを調べ、リビルドタミングの場合はステップS12に進み、そうでない場合はステップS14に進む。リビルドのタイミングであるか否かは例えば期間T1とカウンタCT1の現在の値との差分が所定の値であるか否かによって判定できる(ステップS11)。
リビルドタイミングの場合は、RAID制御ユニット14はHDD2及びHDD1を制御しHDD2の記憶内容を読み出してHDD1にコピーすると共に、カウンタCT3のカウントアップを行う(ステップS12)。
次に、リビルドが終了したか否かを調べ、終了した場合はステップS14に進み、そうでない場合はコピー動作を繰り返すためにステップS12に戻る(ステップS13)。
リビルドが終了すると、RAID制御ユニット14はHDD3をリードマスターディスクとし、HDD2を電気的に切り離しコールドスタンバイ状態とする(ステップS14)。
次に、期間T3が到来したか否かを調べ、期間T3が到来した場合はステップS17に進み、未到来の場合はステップS16に進む。期間の到来の有無はカウンタCT3との比較によって調べることができる。つまり、CT3≧T3のときは期間T3到来と判定され、CT3<T3のときは未到来と判定される(ステップS15)。
期間T1が未到来の場合は、RAID制御ユニット14はHDD3、HDD1を制御してミラーリング処理、つまり、HDD3ではリード/ライト、HDD1ではライト動作を行わせると共に、カウンタCT3のカウントアップを行い、ステップS15に戻る(ステップS16)。
期間T3が到来した場合は、RAID制御ユニット14はCT3をゼロクリアすると共にHDD2との通電を行ってHDD2を起動し(ステップS17)、リビルドのタイミングであるか否かを調べ、リビルドタミングの場合はステップS19に進み、そうでない場合はステップS21に進む。リビルドのタイミングであるか否かは例えば期間T3とカウンタCT3の現在の値との差分が所定の値であるか否かによって判定できる(ステップS18)。
リビルドタイミングの場合は、RAID制御ユニット14はHDD3及びHDD2を制御しHDD3の記憶内容を読み出してHDD2にコピーすると共に、カウンタCT1のカウントアップを行う(ステップS19)。
次に、リビルドが終了したか否かを調べ、終了した場合はステップS21に進み、そうでない場合はコピー動作を繰り返すためにステップS19に戻る(ステップS20)。
リビルドが終了すると、RAID制御ユニット14はHDD1をリードマスターディスクとし、HDD3を電気的に切り離しコールドスタンバイ状態としてステップS1に戻る(ステプS21)。
上記図8のフローチャートに示した動作により、1台あたりのディスクの可動時間(又は、平均可動率)は図2(b)の常時運転と比べると2/3に減少することとなる。つまり、システム全体の寿命を1.5倍にすることができる。また、一定時間前のデータが保存されることにより、時間差バックアップがとれている。
なお、上記説明では、RAID制御ユニット14に接続可能なディスクの数を3台としたがこれに限定されず、4台以上を接続するようにすることもできる。例えば、N(N≧3)台以上のディスクからなるディスクアレイ装置の場合、N個のディスクのうちの第3のディスクの記憶内容を第2のディスクにコピーしてから第3以降のディスクをスタンバイさせて第1と第2のディスクに同一のデータを書込み、以後、所定期間Tの到来毎にN個のディスクの附番を一つずつ循環的にシフトさせてなる第3のディスクの記憶内容を第2のディスクにコピーしてから第3以降のディスクをスタンバイさせて第1と第2のディスクに同一のデータを書込むように構成すればよい。
また、上記各実施例では、RAID制御ユニット14に接続しているディスクのうちアクセスされないディスクは非通電状態、つまり、コールドスタンバイによりスタンバイさせたが、通電状態、つまり、ホットスタンバイによりスタンバイさせるようにしてもよい。
また、上記各実施例では、RAID制御ユニット14は1つのマザーボードに接続している例を示したが、図9に示すように2つのマザーボード12、13に接続(但し、電気的にはいずれか一方のみに接続(つまり、通電))したデュアルボードシステムであってもよい。
また、上記各実施例ではRAIDシステムをRAID1としたが、本発明の適用範囲はRAID1に限定されない。
以上、本発明の一実施例について説明したが本発明は上記実施例に限定されるものではなく、種々の変形実施が可能であることはいうまでもない。
本発明のディスク管理方法及びバックアップ方法を適用可能なRAIDシステムの構成例を示す図である。 本発明のディスク管理方法及びデータバックアップ方法の説明図である。 RAID制御ユニットの構成例を示すブロック図である。 リード/ライト時のRAID制御ユニットの動作例の説明図である。 リビルド時のRAID制御ユニットの動作例の説明図である。 シフト時のRAID制御ユニットの動作例の説明図である。 故障時のRAID制御ユニットの動作例の説明図である。 本発明に基くディスク管理を実行する制御プログラムの動作例を示すフローチャートである。 本発明のディスク管理方法及びバックアップ方法を適用可能なRAIDシステムの構成例を示す図である。 IDEインターフェイスを用いたディスク多重化の従来例の説明図である。 コールドスタンバイ方式の説明図である。
符号の説明
14 RAID制御ユニット(ディスク制御装置)
15、16、17 ディスク(ディスクアレイ装置)
51、52、53 ドライバ素子(双方向バッファ)
141 マイコン(時間検出手段、ディスクスタンバイ手段、ディスク起動手段、シフトする手段、リビルド手段)
145 コントローラ(2重書込み手段、リビルド手段))
CT1、CT2、CT3 カウンタ(時間検出手段)
HDD1、DHH2、HDD3 ディスク

Claims (10)

  1. 3台のディスクからなるディスクアレイ装置を制御するディスク制御装置であって、
    前記ディスクのシフト待ち時間の到来を検出する時間検出手段と、
    前記時間検出手段によってシフト待ち時間が検出されたとき、前記3台のディスクのうちの1台のディスクをスタンバイさせるディスクスタンバイ手段と、
    前記ディスクスタンバイ手段によってスタンバイさせられるディスク以外の2台のディスクに同一のデータを書込む2重書込み手段と、
    を備え、
    前記時間検出手段によってシフト待ち時間が検出される毎に、前記ディスクスタンバイ手段によってスタンバイさせられるディスクと前記2重書込み手段によってデータを書込まれるディスクを1つずつ循環的にシフトすることを特徴とするディスク制御装置。
  2. 3台のディスクからなるディスクアレイ装置を制御するディスク制御装置であって、
    前記各ディスクシフト待ち時間の到来を検出する時間検出手段と、
    前記時間検出手段によってシフト待ち時間が検出されたとき、前記3台のディスクのうちスタンバイさせられているディスクを起動するディスク起動手段と、
    前記ディスク起動手段によって起動されたディスク以外の2台のディスクのうちの1台のディスクの記憶内容を前記起動手段によって起動されたディスクにコピーするリビルド手段と、
    前記2台のディスクのうちの他の1台をスタンバイさせるディスクスタンバイ手段と、
    前記ディスクスタンバイ手段によってスタンバイさせられるディスク以外の2台のディスクに同一のデータを書込む2重書込み手段と、
    を備え、
    前記時間検出手段によってシフト待ち時間が検出される毎に、前記ディスクスタンバイ手段によってスタンバイさせられるディスクと前記2重書込み手段によってデータを書込まれるディスクを1つずつ循環的にシフトさせることを特徴とするディスク制御装置。
  3. 前記リビルド手段は、前記ディスク起動手段によって起動されたディスク以外の2台のディスクのうちの1台のディスクの記憶内容全部を前記起動手段によって起動されたディスクにコピーすることを特徴とする請求項2記載の
    ディスク制御装置。
  4. 前記リビルド手段は、前記ディスク起動手段によって起動されたディスク以外の2台のディスクのうちの1台のディスクの記憶内容のうちの差分のみを前記起動手段によって起動されたディスクにコピーすることを特徴とする請求項2記載のディスク制御装置。
  5. 3台のディスクからなるディスクアレイ装置と、前記ディスクアレイ装置を制御するディスク制御手段と、を備えたディスクアレイシステムにおけるディスク管理方法であって、
    所定期間T1の到来を検出すると前記3台のディスクのうちの第1のディスクをスタンバイさせて第2と第3のディスクに同一のデータを書込み、所定期間T2の到来を検出すると第2のディスクをスタンバイさせて第3と第1のディスクに同一のデータを書込み、所定期間T3の到来を検出すると第3のディスクをスタンバイさせて第1と第2のディスクに同一のデータを書込む、ことを循環して繰り返す、
    ことを特徴とするディスク管理方法。
  6. 1〜Nまで附番される3台以上のディスクからなるディスクアレイ装置と、前記ディスクアレイ装置を制御するディスク制御手段と、を備えたディスクアレイシステムにおけるディスク管理方法であって、
    前記ディスクのうちの第1と第2のディスクに同一のデータを書込み、第3以降のディスクをスタンバイさせ、
    以後、所定期間Tの到来毎に前記ディスクの附番を一つずつ循環的にシフトさせてなる第1と第2のディスク以外のディスクをスタンバイさせ、第1と第2のディスクに同一のデータを書込む、
    ことを特徴とするディスク管理方法。
  7. 3台のディスクからなるディスクアレイ装置と、前記ディスクアレイ装置を制御するディスク制御手段と、を備えたディスクアレイシステムにおけるバックアップ方法であって、
    所定期間T1の到来を検出すると、前記3台のディスクのうちの第1のディスクの記憶内容を第3のディスクにコピーしてから第1のディスクをスタンバイさせて第2と第3のディスクに同一のデータを書込み、所定期間T2の到来を検出すると第2のディスクの記憶内容を第1のディスクにコピーしてから第2のディスクをスタンバイさせて第3と第1のディスクに同一のデータを書込み、所定期間T3の到来を検出すると第3のディスクの記憶内容を第2のディスクにコピーしてから第3のディスクをスタンバイさせて第1と第2のディスクに同一のデータを書込む、ことを順に繰り返すことを特徴とするバックアップ方法。
  8. 1〜Nまで附番される3台以上のディスクからなるディスクアレイ装置と、前記ディスクアレイ装置を制御するディスク制御手段と、を備えたディスクアレイシステムにおけるバックアップ方法であって、
    前記ディスクのうちの第3のディスクの記憶内容を第2のディスクにコピーしてから第3以降のディスクをスタンバイさせて第1と第2のディスクに同一のデータを書込み、
    以後、所定期間Tの到来毎に前記ディスクの附番を一つずつ循環的にシフトさせてなる第3のディスクの記憶内容を第2のディスクにコピーしてから第3以降のディスクをスタンバイさせて第1と第2のディスクに同一のデータを書込む、
    ことを特徴とするバックアップ方法。
  9. 3台のディスクからなるディスクアレイ装置を制御するディスク制御装置において実行されるプログラムであって、
    所定期間T1の到来を検出させるプログラムステップと、
    所定期間T1の到来が検出されたとき、前記3台のディスクのうちスタンバイしている第3のディスクを起動させるプログラムステップと、第1のディスクをスタンバイさせるプログラムステップと、第2と第3のディスクに同一のデータを書込ませるプログラムステップと、
    所定期間T2の到来を検出させるプログラムステップと、
    所定期間T2の到来が検出されたとき、スタンバイしている第1のディスクを起動させるプログラムステップと、第2のディスクをスタンバイさせるプログラムステップと、第3と第1のディスクに同一のデータを書込ませるプログラムステップと、
    所定期間T3の到来を検出させるプログラムステップと、
    所定期間T3の到来が検出されたとき、スタンバイしている第2のディスクを起動させるプログラムステップと、第1のディスクをスタンバイさせるプログラムステップと、第1と第2のディスクに同一のデータを書込ませるプログラムステップと、
    を備えたことを特徴とするプログラム。
  10. 3台のディスクからなるディスクアレイ装置を制御するディスク制御装置において実行されるプログラムであって、
    所定期間T1の到来を検出させるプログラムステップと、
    所定期間T1の到来が検出されたとき、前記3台のディスクのうちスタンバイしている第3のディスクを起動させるプログラムステップと、第1のディスクの記憶内容を第3のディスクにコピーさせるプログラムステップと、第1のディスクをスタンバイさせるプログラムステップと、第2と第3のディスクに同一のデータを書込ませるプログラムステップと、
    所定期間T2の到来を検出させるプログラムステップと、
    所定期間T2の到来が検出されたとき、スタンバイしている第1のディスクを起動させるプログラムステップと、第2のディスクの記憶内容を第1のディスクにコピーさせるプログラムステップと、第2のディスクをスタンバイさせるプログラムステップと、第3と第1のディスクに同一のデータを書込ませるプログラムステップと、
    所定期間T3の到来を検出させるプログラムステップと、
    所定期間T3の到来が検出されたとき、スタンバイしている第2のディスクを起動させるプログラムステップと、第3のディスクの記憶内容を第2のディスクにコピーさせるプログラムステップと、第1のディスクをスタンバイさせるプログラムステップと、第1と第2のディスクに同一のデータを書込ませるプログラムステップと、
    を備えたことを特徴とするプログラム。
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