JPH11212735A - データ記録再生処理方法とデータ記録再生処理装置およびコンピュータ読み取り可能な記録媒体 - Google Patents

データ記録再生処理方法とデータ記録再生処理装置およびコンピュータ読み取り可能な記録媒体

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JPH11212735A
JPH11212735A JP10014092A JP1409298A JPH11212735A JP H11212735 A JPH11212735 A JP H11212735A JP 10014092 A JP10014092 A JP 10014092A JP 1409298 A JP1409298 A JP 1409298A JP H11212735 A JPH11212735 A JP H11212735A
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JP10014092A
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English (en)
Inventor
Makoto Takazawa
誠 高沢
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Sony Group Corp
Original Assignee
Aiwa Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】データ記録再生の信頼性を向上させる。 【解決手段】コンピュータ10からのデータDTWをデ
ータ処理部33で分配すると共にパリティを生成してH
DD40-1〜40-7に記録する。HDD40-8は予備の
HDDである。HDD40-1〜40-7のいずれかで障害
が発生すると、制御部32と処理部33によって障害の
ないHDDのデータやパリティで障害の発生したHDD
の内容を復元して分配前のデータを生成する。このデー
タを再び分配すると共にパリティを生成し障害のないH
DDに記録する。HDDの容量が不足のときは予備のH
DDにもデータやパリティを分配する。また障害が発生
したときには障害の発生したHDDの内容を復元して予
備のHDDに記録する。その後分配前のデータを生成し
て予備のHDDを除き障害のないHDDに記録する。再
び障害が発生しても障害のないHDDのデータやパリテ
ィで分配前のデータを生成できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、データ記録再生
処理方法とデータ記録再生処理装置およびコンピュータ
読み取り可能な記録媒体に関する。詳しくは、供給され
る第1のデータが分離された第2のデータを記録した複
数の記録再生手段で障害が発生したときには、障害の発
生していない複数の記録再生手段から第2のデータが読
み出されて第1のデータが再現される。ここで、複数の
記録再生手段に記録されたデータ量が多いときには、こ
の再現された第1のデータを分離して予備の記録再生手
段と障害の発生していない記録再生手段に新たな第2の
データとして振り分けて記録する。また、障害が発生し
たときには、障害の発生した記録再生手段に記録されて
いる第2のデータを復元して予備の記録再生手段に記録
し、その後予備の記録再生手段と障害の発生していない
記録再生手段の第2のデータから第1のデータを再現
し、この再現された第1のデータを分離して障害の発生
していない記録再生手段に新たな第2のデータとして振
り分けて記録することにより、信頼性を向上させるもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来、大容量で高い信頼性を有するデー
タ記録再生処理装置として、例えばハード・ディスク・
ドライブ(以下「HDD」という)を並列に複数並べ
て、1つのディスク装置のように制御するディスク・ア
レイ装置(RAID:RedundantArray of Inexpensive
Disks)が知られいている。
【0003】このディスク・アレイ装置でデータを記録
する場合には、記録するデータが分離されると共に分離
されたデータが複数のHDDに順番かつ循環的に振り分
けて記録される。また、分離されて複数のHDDに記録
されるデータに基づきパリティ演算が行われて、得られ
たパリティもHDDに記録される。
【0004】複数のHDDに分離して記録されたデータ
を再生する場合には、記録されているパリティを利用し
て複数のHDDから読み出されたデータの誤り検出訂正
が行われたのち統合されて出力される。この例として米
国特許公報第4870643号が挙げられる。
【0005】このようなディスク・アレイ装置では、予
備のHDDを予め用意しておくものとし、HDDで障害
が発生したときには障害の発生していないHDDに記録
されているデータとパリティを利用して障害の発生した
HDDに記録されていたデータが再構築されて予備のH
DDに書き込まれる。その後、障害の発生していないH
DDとデータが記録された予備のHDDを使用してデー
タの記録や再生が行われる。また、障害の発生したHD
Dが新たなHDDに交換されたときには、この交換され
たHDDが新たに予備のHDDとされる。
【0006】このように、ディスク・アレイ装置では複
数のHDDを用いてデータが記録されるので多量のデー
タを記録することができる。また、パリティを利用して
データの誤り検出訂正が行われると共に予備のHDDが
設けられているので高い信頼性が確保されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このように
予備のHDDが設けられているディスク・アレイ装置で
あっても、予備のHDDを用いてデータの記録や再生が
行われていると共に障害の発生したHDDが新たなHD
Dに交換されていない期間中に、例えば1台のHDDで
障害が新たに発生したときには、障害が発生したHDD
のデータをパリティを用いて修復することができるが、
更に他のHDDで障害が発生したときにはパリティを用
いてデータを修復することができないため、記録された
データを正しく読み出すことができなくなってしまう。
【0008】そこで、この発明では信頼性を向上させる
ことができるデータ記録再生処理方法およびデータ記録
再生処理装置を提供するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明に係るデータ記
録再生処理方法は、データ記録の際には、供給された第
1のデータを分離して第2のデータとすると共に誤り訂
正符号を生成して、この第2のデータと誤り訂正符号を
複数の第1の記録再生手段に振り分けて記録し、データ
再生の際には、複数の第1の記録再生手段から読み出さ
れた第2のデータを統合して第1のデータを再現するも
のとし、複数の第1の記録再生手段のそれぞれには、第
2のデータや誤り訂正符号を記録するデータ記録領域が
予め設定されており、複数の第1の記録再生手段のいず
れかで障害が発生した場合、障害の発生した第1の記録
再生手段に第2のデータが記録されているときには、障
害の発生していない第1の記録再生手段に記録された第
2のデータと誤り訂正符号を読み出して第1のデータを
再現し、障害の発生した第1の記録再生手段に第2のデ
ータが記録されていないときには、障害の発生していな
い第1の記録再生手段に記録された第2のデータを読み
出して第1のデータを再現し、再現された第1のデータ
を障害の発生していない第1の記録再生手段の数に応じ
て分離して新たな第2のデータとすると共に新たに誤り
訂正符号を生成して、障害の発生していない第1の記録
再生手段に振り分けた場合、新たな第2のデータと誤り
訂正符号がデータ記録領域に書き込み可能でないときに
は、再現された第1のデータを障害の発生していない第
1の記録再生手段と第2の記録再生手段との数に応じて
分離して新たな第2のデータとすると共に新たに誤り訂
正符号を生成して、障害の発生していない第1の記録再
生手段と第2の記録再生手段に振り分けて記録するもの
である。
【0010】また、データ記録の際には、供給された第
1のデータを分離して第2のデータとすると共に誤り訂
正符号を生成して、この第2のデータと誤り訂正符号を
複数の第1の記録再生手段に振り分けて記録し、データ
再生の際には、複数の第1の記録再生手段から読み出さ
れた第2のデータを統合して第1のデータを再現するも
のとし、複数の第1の記録再生手段のいずれかで障害が
発生した場合、障害の発生した第1の記録再生手段に第
2のデータが記録されているときには、障害の発生して
いない第1の記録再生手段に記録された第2のデータと
誤り訂正符号を読み出して障害が発生した第1の記録再
生手段に記録されていた第2のデータを復元して第2の
記録再生手段に記録するものとし、その後、障害の発生
していない第1の記録再生手段に記録された第2のデー
タと第2の記録再生手段に記録された第2のデータを読
み出して第1のデータを再現し、再現された第1のデー
タを分離して新たな第2のデータとすると共に新たな誤
り訂正符号を付加して、この新たな第2のデータと誤り
訂正符号を障害の発生していない第1の記録再生手段に
振り分けて記録するものである。
【0011】次に、この発明に係るデータ記録再生処理
装置は、データ記録の際には、供給された第1のデータ
を分離して第2のデータとすると共に誤り訂正符号を付
加して振り分けるものとし、データ再生の際には、振り
分けられた第2のデータや誤り訂正符号から第1のデー
タを再現するデータ処理手段と、データ処理手段で振り
分けられた第2のデータや誤り訂正符号を記録するデー
タ記録領域が設けられた複数の第1の記録再生手段と、
データ処理手段で振り分けられた第2のデータや誤り訂
正符号を記録するデータ記録領域が設けられた第2の記
録再生手段と、複数の第1の記録再生手段での障害の発
生を検出して、検出結果に基づいてデータ処理手段を制
御する動作制御手段を有し、動作制御手段では、複数の
第1の記録再生手段での障害の発生が検出されていない
ときには第2のデータと誤り訂正符号を複数の第1の記
録再生手段に振り分けて記録すると共に複数の第1の記
録再生手段に振り分けて記録された第2のデータと誤り
訂正符号を読み出して第1のデータを再現するものと
し、第2のデータが記録された第1の記録再生手段で障
害が発生したことが検出されたときには、障害の発生し
ていない第1の記録再生手段に記録された第2のデータ
と誤り訂正符号を読み出して第1のデータを再現し、第
2のデータが記録されていない第1の記録再生手段で障
害が発生したことが検出されたときには、障害の発生し
ていない第1の記録再生手段に記録された第2のデータ
を読み出して第1のデータを再現し、再現された第1の
データを障害の発生していない第1の記録再生手段の数
に応じて分離して新たな第2のデータとすると共に新た
に誤り訂正符号を生成して障害の発生していない第1の
記録再生手段に振り分けた場合、新たな第2のデータと
誤り訂正符号がデータ記録領域に書き込み可能でないと
きには、再現された第1のデータを障害の発生していな
い第1の記録再生手段と第2の記録再生手段との数に応
じて分離して新たな第2のデータとすると共に新たに誤
り訂正符号を生成して、障害の発生していない第1の記
録再生手段と第2の記録再生手段に振り分けて記録する
ものである。
【0012】また、データ記録の際には、供給された第
1のデータを分離して第2のデータとすると共に誤り訂
正符号を付加して振り分けるものとし、データ再生の際
には、振り分けられた第2のデータや誤り訂正符号から
第1のデータを再現するデータ処理手段と、データ処理
手段で振り分けられた第2のデータや誤り訂正符号を記
録する複数の第1の記録再生手段と、データ処理手段で
振り分けられた第2のデータや誤り訂正符号を記録する
第2の記録再生手段と、複数の第1の記録再生手段での
障害の発生を検出して、検出結果に基づいてデータ処理
手段を制御する動作制御手段を有し、動作制御手段で
は、複数の第1の記録再生手段での障害の発生が検出さ
れていないときには第2のデータと誤り訂正符号を複数
の第1の記録再生手段に振り分けて記録すると共に複数
の第1の記録再生手段に振り分けて記録された第2のデ
ータと誤り訂正符号を読み出して第1のデータを再現す
るものとし、第2のデータが記録された第1の記録再生
手段で障害が発生したことが検出されたときには、障害
の発生していない第1の記録再生手段に記録された第2
のデータと誤り訂正符号を読み出して障害が発生した第
1の記録再生手段に記録されていた第2のデータを復元
して第2の記録再生手段に記録するものとし、その後、
障害の発生していない第1の記録再生手段に記録された
第2のデータと第2の記録再生手段に記録された第2の
データを読み出して第1のデータを再現し、再現された
第1のデータを分離して新たな第2のデータとすると共
に新たな誤り訂正符号を付加して、この新たな第2のデ
ータと誤り訂正符号を障害の発生していない第1の記録
再生手段に振り分けて記録するものである。
【0013】次に、この発明に係るコンピュータ読み取
り可能な記録媒体は、データ記録再生処理装置が、デー
タ記録の際には、供給された第1のデータを分離して第
2のデータとすると共に誤り訂正符号を生成して、この
第2のデータと誤り訂正符号を複数の記録再生手段に振
り分けて記録する手順と、データ再生の際には、複数の
第1の記録再生手段から読み出された第2のデータを統
合して第1のデータを再現する手順と、複数の第1の記
録再生手段のいずれかで障害が発生した場合、障害の発
生した第1の記録再生手段に第2のデータが記録されて
いるときには、障害の発生していない第1の記録再生手
段に記録された第2のデータと誤り訂正符号を読み出し
て第1のデータを再現し、障害の発生した第1の記録再
生手段に第2のデータが記録されていないときには、障
害の発生していない第1の記録再生手段に記録された第
2のデータを読み出して第1のデータを再現する手順
と、再現された第1のデータを障害の発生していない第
1の記録再生手段の数に応じて分離して新たな第2のデ
ータとすると共に新たに誤り訂正符号を生成して、複数
の第1の記録再生手段の障害の発生していない第1の記
録再生手段に振り分けた場合、新たな第2のデータと誤
り訂正符号が第1の記録再生手段のデータ記録領域に書
き込み可能でないときには、再現された第1のデータを
障害の発生していない第1の記録再生手段と第2の記録
再生手段との数に応じて分離して新たな第2のデータと
すると共に新たに誤り訂正符号を生成して、障害の発生
していない第1の記録再生手段と第2の記録再生手段に
振り分けて記録する手順とを実行してデータ記録再生処
理を実現するためのプログラムを記録したものである。
【0014】また、データ記録再生処理装置が、データ
記録の際には、供給された第1のデータを分離して第2
のデータとすると共に誤り訂正符号を生成して、この第
2のデータと誤り訂正符号を複数の第1の記録再生手段
に振り分けて記録する手順と、データ再生の際には、複
数の第1の記録再生手段から読み出された第2のデータ
を統合して第1のデータを再現する手順と、複数の第1
の記録再生手段のいずれかで障害が発生した場合、障害
の発生した第1の記録再生手段に第2のデータが記録さ
れているときには、障害の発生していない第1の記録再
生手段に記録された第2のデータと誤り訂正符号を読み
出して障害が発生した第1の記録再生手段に記録されて
いた第2のデータを復元して第2の記録再生手段に記録
する手順と、その後、障害の発生していない第1の記録
再生手段に記録された第2のデータと第2の記録再生手
段に記録された第2のデータを読み出して第1のデータ
を再現し、再現された第1のデータを分離して新たな第
2のデータとすると共に新たな誤り訂正符号を付加し
て、この新たな第2のデータと誤り訂正符号を障害の発
生していない第1の記録再生手段に振り分けて記録する
手順とを実行してデータ記録再生処理を実現するための
プログラムを記録したたものである。
【0015】この発明においては、供給される第1のデ
ータを分離した第2のデータが記録された複数の記録再
生手段で障害が発生したときには、障害の発生していな
い複数の記録再生手段から第2のデータが読み出されて
第1のデータが再現される。ここで、この第1のデータ
を分離して複数の記録再生手段の障害の発生していない
記録再生手段に新たな第2のデータとして分配するもの
としたとき、例えば記録再生手段に記録されているデー
タ量が多いため、この第2のデータを記録できないとき
には、障害の発生していない記録再生手段と予備の記録
再生手段に、再現された第1のデータが分離されて新た
な第2のデータとして振り分けられる。また、障害が発
生したときには、障害の発生した記録再生手段に記録さ
れている第2のデータが誤り訂正符号を用いて復元され
て予備の記録再生手段に記録される。その後、障害の発
生していない記録再生手段と予備の記録再生手段の第2
のデータから第1のデータが再現されて、この再現され
た第1のデータが分離されて障害の発生していない記録
再生手段に新たな第2のデータとして振り分けられる。
【0016】
【発明の実施の形態】次に、図を使用してこの発明に係
るデータ記録再生処理装置の実施の形態について説明す
る。
【0017】図1はデータ記録再生処理装置の構成を示
しており、ホストコンピュータ10からは記録データD
TWと共に、記録データのデータ量や記録位置等を示す
データ書込のためのコマンドデータMDがデータ記録再
生処理装置であるディスク・アレイ装置20に供給され
る。
【0018】ディスク・アレイ装置20は、アレイコン
トローラ30と複数のHDD、例えば7台のHDD40
-1〜40-7と予備のHDDであるHDD40-8で構成さ
れる。
【0019】ホストコンピュータ10と接続されたアレ
イコントローラ30のデータコントロール部31では、
ホストコンピュータ10から供給されたコマンドデータ
MDと記録データDTWが分離が行われる。コマンドデ
ータMDは動作制御部32に供給されると共に、記録デ
ータDTWはデータ処理部33に供給される。
【0020】動作制御部32は、動作の制御を行うマイ
クロコンピュータ(以下「マイコン」という)32a
と、マイコン32aで行われる動作の制御を実行するた
めのプログラムを記憶するメモリ32bを有している。
なお、メモリ32bは予めプログラムが記憶されたメモ
リを用いるものとしたり、プログラムの書き込みが可能
なメモリを用いるものとして、コンピュータ読み取り可
能な記録媒体(例えばフロッピーディスクや光ディスク
等)に記録されているプログラムをホストコンピュータ
10の記録媒体読取装置(図示せず)で読み取り、メモ
リ32bに書き込むものとしても良い。
【0021】この動作制御部32では、メモリ32bの
プログラムに従いマイコン32aで動作の制御が行われ
て、ホストコンピュータ10からのコマンドデータMD
に基づき記録データDTWのデータ量やHDD40での
書込位置等が判別されて、書込制御信号CWが生成され
る。この書込制御信号CWは、データ処理部33と書込
読出コントロール部34-1〜34-8に供給される。
【0022】データ処理部33では、書込制御信号CW
に基づいて記録データDTWを複数のHDDに順番かつ
循環的に振り分けて記録できるようにするための分配処
理が行われる。さらに、データ処理部33では、分配処
理して得られたデータWSに基づいて誤り訂正符号であ
るパリティPTが生成される。
【0023】ここでは、ディスク・アレイ装置20がR
AIDのレベル3であり、HDD40-1〜40-6に記録
データを振り分けて書き込むと共にHDD40-7にパリ
ティを書き込むものとしたときには、HDD40-1〜4
0-6に対応して設けられた書込読出コントロール部34
-1〜34-6に分配処理して得られたデータWS-1〜WS
-6が供給される。また、HDD40-7に対応する書込読
出コントロール部34-7に生成されたパリティPTが供
給される。なお、予備のHDD40-8が用いられる場合
には、このHDD40-8に記録するデータあるいはパリ
ティが、HDD40-8に対応する書込読出コントロール
部34-8に供給される。
【0024】書込読出コントロール部34-1では、書込
制御信号CWに基づいてHDD40-1の制御が行われ
て、データ処理部33から供給されたデータWS-1をコ
マンドデータMDで示された位置から順次書き込むため
の書込処理が行われる。また、書込読出コントロール部
34-2〜34-7も同様に、書込制御信号CWに基づいて
HDD40-2〜40-7にデータWS-2〜WS-6やパリテ
ィPTを順次書き込むための書込処理が行われる。な
お、書込読出コントロール部34-8では、書込制御信号
CWに基づいてHDD40-8の制御が行われて供給され
たデータやパリティの書込処理が行われる。
【0025】また、ホストコンピュータ10からディス
ク・アレイ装置20に記録されたデータを読み出すため
のコマンドデータNDが供給されたときには、このコマ
ンドデータNDに基づいて動作制御部32から読出制御
信号CRが書込読出コントロール部34-1〜34-8に供
給される。
【0026】書込読出コントロール部34-1〜34-7で
は、読出制御信号CRに基づきHDD40-1〜40-7を
制御して、コマンドデータNDで示された位置から順次
記録されたデータWS-1〜WS-6やパリティPTが読み
出される。この読み出されたデータWS-1〜WS-6やパ
リティPTはデータ処理部33に供給される。なお、予
備のHDD40-8が使用されているときには、読出制御
信号CRに基づき書込読出コントロール部34-8によっ
てHDD40-8に記録されているデータあるいはパリテ
ィが読み出されてデータ処理部33に供給される。
【0027】データ処理部33では読み出されたパリテ
ィPTを用いて読み出されたデータWS-1〜WS-5の誤
り訂正処理が行われる。この誤り訂正処理が行われたデ
ータWS-1〜WS-5は統合化処理によって分配処理前の
状態に戻されて、再生データDTRとしてデータコント
ロール部31を介してホストコンピュータ10に供給さ
れる。
【0028】なお、HDD40-1〜40-6からは障害の
発生したことを示す信号が出力されて、この信号が動作
制御部32に供給されることにより、HDD40-1〜4
0-6のいずれで障害が発生したかが判別される。また、
書込読出コントロール部34-1〜34-6でデータの書き
込みや読み出しの際にHDD40-1〜40-6で障害が発
生しているか否かの検出を行うものとし、検出結果を示
す信号を動作制御部32に供給することで、HDD40
-1〜40-6のいずれで障害が発生したかを判別すること
もできる。この場合、書込読出コントロール部34-1〜
34-6で行われる障害の発生の検出は、データの書き込
みや読み出しの際に限られるものではなく、例えば所定
時間間隔等で定期的に行うものとしてもよい。
【0029】次に、図を使用してディスク・アレイ装置
20の動作を説明する。なお、以下の動作では、必要に
応じて動作制御部32内のメモリ32bに記録されてい
る内容の手順をマイクロコンピュータ32aが読み出
し、読み出された手順に応じて制御が行われる。また、
説明を簡単とするため、パリティPTと各データWS-1
〜WS-6のデータ量は等しいものとして説明する。
【0030】図2のフローチャートにおいて、ステップ
ST1では、ホストコンピュータ10からコマンドデー
タが供給されたか否かの判別が行われる。ここで、コマ
ンドデータが供給されていないときにはステップST1
に戻り、コマンドデータが供給されたと判別されたとき
にはステップST2に進む。
【0031】ステップST2ではコマンドデータの判別
が行われる。このコマンドデータがデータをディスク・
アレイ装置20に記録するためのコマンドデータMDで
あるときにはステップST3に進み、ディスク・アレイ
装置20に記録されたデータを読み出すためのコマンド
データNDであるときにはステップST11に進む。
【0032】ステップST3では、ディスク・アレイ装
置20の動作制御部32からホストコンピュータ10に
対して、記録データDTWの供給開始するように要求が
行われてステップST4に進む。
【0033】ステップST4では、ホストコンピュータ
10から供給された記録データDTWがデータ処理部3
3によって分配処理される。ここで、上述したようにデ
ィスク・アレイ装置20がRAIDのレベル3であり、
6台のHDDにデータを記録する場合には分配処理によ
って記録データDTWはデータWS-1〜WS-6に分配処
理される。
【0034】次のステップST5では、データWS-1〜
WS-6に基づいてパリティPTがデータ処理部33で生
成されてステップST6に進む。
【0035】ステップST6では、データWS-1〜WS
-6やパリティPTがHDD40-1〜40-7に記録されて
ステップST1に戻る。
【0036】ステップST2で、ホストコンピュータ1
0から供給されたコマンドデータが、記録されたデータ
を読み出すためのコマンドデータNDであると判別され
てステップST11に進むと、ステップST11では、
HDD40-1〜40-7からデータWS-1〜WS-6やパリ
ティPTの読み出しが開始されてステップST12に進
む。
【0037】ステップST12では、HDD40-1〜4
0-7で障害が発生しているか否かが判別される。ここ
で、障害が発生していると判別されたときにはステップ
ST13に進み、障害が発生していないと判別されたと
きにはステップST14に進む。
【0038】ステップST13では、障害の発生してい
ないHDDから読み出されたデータWSとパリティPT
を使用して誤り訂正処理が行われ、障害の発生したHD
Dから読み出されるべきデータが復元されてステップS
T14に進む。
【0039】ステップST14では、読み出されたデー
タあるいは読み出されたデータと復元されたデータがデ
ータ処理部23で統合化処理されて再生データDTRと
されると共に、この再生データDTRがホストコンピュ
ータ10に供給されてステップST1に戻る。
【0040】また、ステップST12で障害が発生した
と判別されたときにはリカバリー処理が行われる。な
お、リカバリー処理は、ステップST12で障害が発生
したと判別されたときだけでなく、HDDの動作状態を
定期的に監視して障害の発生が検出されたときに実行さ
れるものとしても良い。
【0041】このリカバリー処理の第1の実施の形態を
図3を使用して説明する。図3Aは障害が発生する前の
HDD40-1〜40-8におけるデータWS-1〜WS-6お
よびパリティPTの記録状態を示しており、HDD40
-1〜40-8での最大記憶容量を容量「a」とする。また
HDD40-1〜40-6にはデータ量「b」だけデータW
S-1〜WS-6が記録されていると共に、HDD40-7に
はデータ量「b」だけパリティPTが記録されているも
のとする。また、HDD40-8は予備のHDDでありデ
ータやパリティは記録されていない。なお、HDD40
では、種々の処理を行う際に使用される容量「c」の領
域が予め設定されており、この容量「c」の領域を除い
た領域にデータWSやパリティPTが記録される。
【0042】ここで、1つのHDD、例えばHDD40
-3で障害が発生したことが判別されてデータあるいはパ
リティを読み出すことができないときには、障害の発生
していないHDDに記録されているデータとパリティか
ら、障害が発生したと判別されたHDD40-3に記録さ
れていたデータが復元され、あるいは障害の発生してい
ないHDDに記録されているデータからパリティが生成
される。次に、復元されたデータあるいは生成されたパ
リティを、予備のHDD40-8を除いた障害の発生して
いないHDDに振り分けて記録したときに、予め設定さ
れている容量「c」を確保できるか否かの判別が行われ
る。ここで、容量「c」を確保できるときには、図3B
に示すように、障害の発生していないHDDにデータや
パリティが振り分けて記録されて、障害の発生していな
いHDDのデータ量は「b」から「b+d」に増加され
る。
【0043】また、図3Cに示すように、データやパリ
ティが記録されたときのデータ量「b」が大きく、容量
「c」を確保できないときには、復元されたデータある
いは生成されたパリティを、予備のHDD40-8を含め
て障害の発生していないHDDに振り分けて記録したと
きに、予め設定されている容量「c」を確保できるか否
かの判別が行われる。ここで、容量「c」を確保できる
ときには、図3Dに示すように障害の発生していないH
DDと予備のHDDに復元されたデータやパリティが振
り分けて記録されて、障害の発生していないHDDのデ
ータ量は「b」から「b+d’」に増加されると共に予
備のHDDのデータ量は「d’」とされる。また、容量
「c」を確保できないときには、リカバリー動作が終了
される。
【0044】図4は第1のリカバリー処理を示すフロー
チャートであり、障害が発生していると判別されてリカ
バリー処理が開始されると、ステップST21では各H
DDの最大記憶容量「a」、記録されたデータあるいは
パリティのデータ量「b」、予め設定されている容量
「c」、およびHDDの数「N」がチェックされてステ
ップST22に進む。
【0045】ステップST22では、式(1)の条件が
満たされるか否かによって、障害の発生していないHD
Dに予備のHDDに記録されているデータを振り分けて
記録する等の処理を行ったときに、予め設定されている
容量「c」を確保できるか否かの判別が行われる。 (a−b−b/(N−2))>c ・・・(1) なお、式(1)において「N」はHDDの数を示してお
り、図1ではN=「8」とされる。
【0046】ここで、式(1)の条件が満たされると判
別されたときにはステップST23に進み、条件が満た
されないと判別されたときにはステップST31に進
む。なお、(a−b−b/(N−2))=cの条件を満
たすときにもステップST23に進むものとして、HD
Dの空き領域を最大限活用することもできる。
【0047】ステップST23では、障害の発生したH
DDにパリティが記録されていたか否かが判別される。
ここで、パリティが記録されていないときにはステップ
ST24に進み、パリティが記録されているときにはス
テップST25に進む。
【0048】ステップST24では、障害の発生したH
DDがパリティを記録したHDDでない、すなわちデー
タを記録したHDDであることから、障害の発生してい
ないHDDよりデータとパリティが読み出されると共
に、この読み出されたデータとパリティを用いて障害の
発生したHDDに記録されていたデータが復元されステ
ップST25に進む。
【0049】ステップST25では、障害の発生してい
ないHDDから読み出されたデータや復元されたデータ
を用いてデータの統合化処理が行われてステップST2
6に進む。
【0050】ステップST26では、ステップST25
で統合化処理して得られたデータが再び分配処理され
る。このとき、1台のHDDで障害が発生していると共
に障害の発生していないHDDの1台にはパリティが記
録され、さらに1台のHDDは予備のHDDとされるこ
とから、この分配処理ではデータを(N−3)台のHD
Dに分配する処理が行われる。例えば図3では障害の発
生していないHDDは7台であることから、1台のHD
Dにパリティが記録されて、5台のHDDにデータが分
配して記録されるように分配処理されてステップST2
7に進む。
【0051】ステップST27では分配処理されたデー
タに対するパリティが生成されてステップST28に進
む。
【0052】ステップST28では、分配処理されたデ
ータとパリティが障害の発生していないHDDに記録さ
れてリカバリー処理が完了される。
【0053】また、ステップST22で条件が満たされ
ないと判別されてステップST31に進むと、ステップ
ST31では、式(2)の条件が満たされるか否かによ
って、ステップST22と同様に障害の発生していない
HDDと予備のHDDに対して障害の発生したHDDに
記録されているデータ等を振り分けて記録したときに、
予め設定されている容量「c」を確保できるか否かの判
別が行われる。 (a−b−b/(N−1))>c ・・・(2)
【0054】ここで、式(2)の条件が満たされると判
別されたときにはステップST32に進み、条件が満た
されないと判別されたときにはリカバリー処理が終了さ
れる。なお、(a−b−b/(N−1)=cの条件を満
たすときにもステップST32に進むものとして、HD
Dの空き領域を最大限活用することもできる。
【0055】ステップST32では、障害の発生したH
DDがパリティを記録したHDDであるか否かが判別さ
れる。ここで、パリティを記録したHDDでないときに
はステップST33に進み、パリティを記録したHDD
であるときにはステップST34に進む。
【0056】ステップST33では、障害の発生したH
DDがパリティを記録したHDDでない、すなわちデー
タを記録したHDDであることから、障害の発生してい
ないHDDよりデータとパリティが読み出されると共
に、この読み出されたデータとパリティを用いて障害の
発生したHDDに記録されていたデータが復元されステ
ップST34に進む。
【0057】ステップST34では、障害の発生してい
ないHDDから読み出されたデータや復元されたデータ
を用いてデータの統合化処理が行われてステップST3
5に進む。
【0058】ステップST35では、ステップST34
で統合化処理して得られたデータが再び分配処理され
る。このとき、1台のHDDで障害が発生していると共
に障害の発生していないHDDの1台にはパリティが記
録されることから、この分配処理ではデータを(N−
2)台のHDDに分配する処理が行われる。例えば図3
では障害の発生していないHDDは7台であることか
ら、1台のHDDにパリティが記録されて、6台のHD
Dにデータが分配して記録されるように処理されてステ
ップST36に進む。
【0059】ステップST36では分配処理されたデー
タに対するパリティが生成されてステップST37に進
む。
【0060】ステップST37では、分配処理されたデ
ータとパリティが障害の発生していないHDDと予備の
HDDに記録されてリカバリー処理が完了される。
【0061】その後、障害の発生したHDDが新たなH
DDに交換されると、図5に示すリビルド処理が行われ
る。図5において、ステップST41では予備のHDD
が使用されているか否かが判別される。このステップS
T41で予備のHDDが使用されているときにはステッ
プST42に進み、使用されていないときにはステップ
ST46に進む。
【0062】ステップST42では障害の発生していな
いHDDや予備のHDDからデータやパリティが読み出
されて統合化処理が行われてステップST43に進む。
【0063】ステップST43では、ステップST42
で統合化処理して得られたデータが再び分配処理され
る。このとき、障害の発生したHDDが新たなHDDに
交換されていると共に障害の発生していないHDDの1
台にはパリティが記録される。更に予備のHDDが設け
られることから、この分配処理ではデータを(N−2)
台のHDDに分配する処理が行われてステップST44
に進む。
【0064】ステップST44では分配処理されたデー
タに対するパリティが生成されてステップST45に進
む。
【0065】ステップST45では、予備のHDDが1
台確保されて、分配処理されたデータとパリティが他の
障害の発生していないHDDや交換された新たなHDD
に記録されてリビルド処理が完了される。
【0066】また、ステップST41で予備のHDDが
使用されていないと判別されてステップST46に進む
と、ステップST46では障害の発生していないHDD
からデータやパリティが読み出されて統合化処理が行わ
れてステップST47に進む。
【0067】ステップST47では、ステップST46
で統合化処理して得られたデータが再び分配処理され
る。このとき、障害の発生したHDDが新たなHDDに
交換されていると共に障害の発生していないHDDの1
台にはパリティが記録される。更に1台のHDDは予備
のHDDとされているので、この分配処理ではデータを
(N−2)台のHDDに分配する処理が行われてステッ
プST48に進む。
【0068】ステップST48では分配処理されたデー
タに対するパリティが生成されてステップST49に進
む。
【0069】ステップST49では、分配処理されたデ
ータとパリティが、予備のHDDを除き、障害の発生し
ていないHDDや交換された新たなHDDに記録されて
リビルド処理が完了される。
【0070】このように、第1の実施の形態によれば、
HDDで障害が発生しても、障害の発生したHDDに記
録されているデータが復元されて障害の発生していない
HDDに振り分けて記録されるので、リビルド処理が完
了する前に再びHDDで障害が発生しても新たに障害の
発生したHDDに記録されているデータを復元して正し
い再生データを得ることができる。また、HDDに記録
されたデータやパリティのデータ量が大きい場合に、予
備のHDDにもデータやパリティが振り分けられるの
で、予備のHDDを確保しながら効率よくリカバリー処
理を行うことができる。
【0071】なお、予備のHDDに他のHDDよりも多
くのデータやパリティを記録するものとすれば、更に効
率よくリカバリー処理を行うことができる。
【0072】次にリカバリー処理の第2の実施の形態を
図6を使用して説明する。図6Aは図3Aと同様に障害
が発生する前のHDD40-1〜40-8におけるデータW
S-1〜WS-6およびパリティPTの記録状態を示してお
り、HDD40-1〜40-8での最大記憶容量を容量
「a」とする。またHDD40-1〜40-6にはデータ量
「b」だけデータWS-1〜WS-6が記録されていると共
に、HDD40-7にはデータ量「b」だけパリティPT
が記録されているものとする。また、HDD40-8は予
備のHDDでありデータやパリティは記録されていな
い。なお、HDD40では、種々の処理を行う際に使用
される容量「c」の領域が予め設定されており、この容
量「c」の領域を除いた領域にデータWSやパリティP
Tが記録される。
【0073】ここで、1つのHDD例えばHDD40-3
で障害が発生したことが判別されてデータあるいはパリ
ティを読み出すことができないときには、障害の発生し
ていないHDDに記録されているデータとパリティか
ら、障害が発生したと判別されたHDDに記録されてい
たデータが復元され、あるいは障害の発生していないH
DDに記録されているデータからパリティが生成されて
図6Bに示すように予備のHDD40-8に記録される。
【0074】その後、予備のHDD40-8に記録された
データを障害の発生していないHDDに振り分けて記録
したとき、あるいは予備のHDD40-8にパリティが記
録されているときには、障害の発生していないHDDに
記録されているデータと新たに生成されたパリティを振
り分けて記録したときに、予め設定されている容量
「c」を確保できるか否かの判別が行われる。ここで容
量「c」を確保できるときには、図6Cに示すように障
害の発生していないHDDに予備のHDD40−8に記
録されていたデータを振り分けて記録したり、障害の発
生していないHDDにデータと新たに生成されたパリテ
ィを振り分けて記録する処理が行われて、障害の発生し
ていないHDDのデータ量は「b」から「b+d」に増
加されると共に、HDD40-8は予備のHDDとして確
保される。図7は第2のリカバリー処理を示すフローチ
ャートであり、この場合にも必要に応じて動作制御部3
2内のメモリ32bに記録されている内容の手順をマイ
クロコンピュータ32aが読み出し、読み出された手順
に応じて制御が行われる。また、説明を簡単とするた
め、パリティPTと各データWS-1〜WS-6のデータ量
は等しいものとして説明する。
【0075】障害が発生していると判別されてリカバリ
ー処理が開始されると、ステップST51では障害の発
生したHDDにパリティが記録されていたか否かが判別
される。ここで、パリティが記録されていないときには
ステップST52に進み、パリティが記録されていると
きにはステップST53に進む。
【0076】ステップST52では、障害の発生したH
DDがパリティを記録したHDDでない、すなわちデー
タを記録したHDDであることから、障害の発生してい
ないHDDよりデータとパリティが読み出されると共
に、この読み出されたデータとパリティを用いて障害の
発生したHDDに記録されていたデータが復元されステ
ップST53に進む。
【0077】ステップST53では、復元されたデータ
あるいは生成されたパリティが予備のHDDに記録され
る。
【0078】次にステップST54では、各HDDの最
大記憶容量「a」、記録されたデータあるいはパリティ
のデータ量「b」、予め設定されている容量「c」、お
よびHDDの数「N」がチェックされてステップST5
5に進む。
【0079】ステップST55では、式(3)の条件が
満たされるか否かによって、障害の発生していないHD
Dに予備のHDDに記録されているデータを振り分けて
記録する処理を行ったときに、予め設定されている容量
「c」を確保できるか否かの判別が行われる。 (a−b−b/(N−2))>c ・・・(3) なお、式(3)において「N」はHDDの数を示してい
る。
【0080】ここで、式(3)の条件が満たされると判
別されたときにはステップST56に進み、条件が満た
されないと判別されたときにはリカバリー処理が終了さ
れる。なお、(a−b−b/(N−2))=Cの条件を
満たすときにもステップST56に進むものとして、H
DDの空き領域を最大限活用することもできる。
【0081】ステップST56では、障害の発生してい
ないHDDと予備のHDDからデータとパリティが読み
出されて、読み出されたデータやパリティを用いてデー
タの統合化処理が行われてステップST57に進む。
【0082】ステップST57では、ステップST56
で統合化処理して得られたデータが再び分配処理され
る。このとき、1台のHDDで障害が発生していると共
に障害の発生していないHDDの1台にはパリティが記
録され、さらに1台のHDDは予備とされることから、
この分配処理ではデータを(N−3)台のHDDに分配
する処理が行われる。例えば図6では障害の発生してい
ないHDDは7台であることから、1台のHDDが予備
のHDDとされると共に、1台のHDDにパリティが記
録されて、残りの5台のHDDにデータが分配して記録
されるように処理されてステップST58に進む。
【0083】ステップST58では分配処理されたデー
タに対するパリティが生成されてステップST59に進
む。
【0084】ステップST59では、分配処理されたデ
ータとパリティが障害の発生していないHDDに記録さ
れてリカバリー処理が完了される。
【0085】その後、障害の発生したHDDが新たなH
DDに交換されたときには、図8に示すリビルド処理が
行われる。図8において、ステップST61では、予備
のHDDを除き障害の発生していないHDDからデータ
が読み出されて統合化処理が行われてステップST62
に進む。
【0086】ステップST62では、ステップST61
で統合化処理して得られたデータが再び分配処理され
る。このとき、障害の発生したHDDが新たなHDDに
交換されていると共に障害の発生していないHDDの1
台にはパリティが記録される。更に予備のHDDが設け
られることから、この分配処理ではデータを(N−2)
台のHDDに分配する処理が行われてステップST63
に進む。
【0087】ステップST63では分配処理されたデー
タに対するパリティが生成されてステップST64に進
む。
【0088】ステップST64では、分配処理されたデ
ータとパリティが、予備のHDDを除き、障害の発生し
ていないHDDや交換された新たなHDDに記録されて
リビルド処理が完了される。
【0089】このように、上述の第2の実施の形態によ
れば、HDDで障害が発生しても障害の発生したHDD
に記録されているデータが復元されて予備のHDDに記
録されて、その後データが統合されてから予備のHDD
を除き障害の発生していないHDDに再び振り分けて記
録される。このため、障害が発生してから統合されたデ
ータが障害の発生していないHDDに再び振り分けて記
録される前にデータの読み出しが行われても予備のHD
Dにデータが復元されているので、速やかにデータを読
み出すことができる。また統合されたデータの振り分け
が完了したときには、再び予備のHDDを確保すること
ができる。さらに、リビルド処理が完了する前に再びH
DDで障害が発生しても新たに障害の発生したHDDに
記録されているデータを復元して正しい再生データを得
ることもできる。
【0090】また、上述の第1および第2の実施の形態
では、ディスク・アレイ装置20をRAIDのレベル3
として説明したが、レベル4あるいはレベル5であって
も同様に、障害が発生したHDDに記録されているデー
タを振り分けて障害の発生していないHDDに記録する
ことにより信頼性を向上させることができる。
【0091】さらに、上述の実施の形態では、説明を簡
単とするために、パリティPTと各データWS-1〜WS
-6のデータ量は等しいものとしたが、パリティPTと各
データWS-1〜WS-6のデータ量が異なる場合には、式
(1),式(2),式(3)をパリティPTと各データ
WS-1〜WS-6のデータ量に応じた式に変更すること
で、同様に処理を行うことができる。
【0092】
【発明の効果】この発明によれば、第1のデータを分離
して複数の記録再生手段の障害の発生していない記録再
生手段に新たな第2のデータとして分配するものとした
とき、例えば記録再生手段に記録されているデータ量が
多いため、この第2のデータを記録できないときには、
障害の発生していない記録再生手段と予備の記録再生手
段に、再現された第1のデータが分離されて新たな第2
のデータとして振り分けられる。
【0093】このため、リビルド処理が完了する前に再
び記録再生手段で障害が発生しても新たに障害の発生し
た記録再生手段に記録されている第2データを復元して
第1のデータを得られるので、信頼性を向上させること
ができる。また、予備の記録再生手段にも第2のデータ
が振り分けられるので、予備の記録再生手段を確保しな
がら効率よくリカバリー処理を行うことができる。
【0094】また、障害の発生した記録再生手段に記録
されている第2のデータが誤り訂正符号を用いて復元さ
れて予備の記録再生手段に記録されて、その後、障害の
発生していない記録再生手段と予備の記録再生手段の第
2のデータから第1のデータが再現されて、この再現さ
れた第1のデータが分離されて障害の発生していない記
録再生手段に新たな第2のデータとして振り分けられ
る。
【0095】このため、障害が発生してから統合された
第1のデータが障害の発生していない複数の記録再生手
段に再び振り分けて記録される前に第1のデータの読み
出しが行われても予備の記録再生手段に第2のデータが
復元されているので、速やかに第1のデータを読み出す
ことができる。また統合された第1のデータの振り分け
が完了したときには、再び予備の記録再生手段を確保す
ることができると共に、リビルド処理が完了する前に再
び記録再生手段で障害が発生しても新たに障害の発生し
た記録再生手段に記録されている第2データを復元して
第1のデータが生成されるので、信頼性を向上させるこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係るデータ記録再生処理装置の構成
を示す図である。
【図2】データ記録再生処理装置の動作を示すフローチ
ャートである。
【図3】第1のリカバリー処理を説明するための図であ
る。
【図4】第1のリカバリー処理の動作を示すフローチャ
ートである。
【図5】リビルド処理の動作を示すフローチャートであ
る。
【図6】第2のリカバリー処理を説明するための図であ
る。
【図7】第2のリカバリー処理の動作を示すフローチャ
ートである。
【図8】リビルド処理の動作を示すフローチャートであ
る。
【符号の説明】
10 ホストコンピュータ 20 ディスク・アレイ装置 30 アレイコントローラ 31 データコントロール部 32 動作制御部 33 データ処理部 34-1〜34-8 書込読出コントロール部 40-1〜40-8 HDD(ハード・ディスク・ドライ
ブ)

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データ記録の際には、供給された第1の
    データを分離して第2のデータとすると共に誤り訂正符
    号を生成して、この第2のデータと誤り訂正符号を複数
    の第1の記録再生手段に振り分けて記録し、 データ再生の際には、前記複数の第1の記録再生手段か
    ら読み出された第2のデータを統合して前記第1のデー
    タを再現するものとし、 前記複数の第1の記録再生手段のそれぞれには、前記第
    2のデータや誤り訂正符号を記録するデータ記録領域が
    予め設定されており、 前記複数の第1の記録再生手段のいずれかで障害が発生
    した場合、障害の発生した第1の記録再生手段に前記第
    2のデータが記録されているときには、障害の発生して
    いない前記第1の記録再生手段に記録された第2のデー
    タと誤り訂正符号を読み出して前記第1のデータを再現
    し、障害の発生した第1の記録再生手段に前記第2のデ
    ータが記録されていないときには、障害の発生していな
    い前記第1の記録再生手段に記録された第2のデータを
    読み出して前記第1のデータを再現し、 前記再現された第1のデータを前記障害の発生していな
    い第1の記録再生手段の数に応じて分離して新たな第2
    のデータとすると共に新たに誤り訂正符号を生成して、
    前記障害の発生していない第1の記録再生手段に振り分
    けた場合、前記新たな第2のデータと誤り訂正符号が前
    記データ記録領域に書き込み可能でないときには、前記
    再現された第1のデータを前記障害の発生していない第
    1の記録再生手段と第2の記録再生手段との数に応じて
    分離して新たな第2のデータとすると共に新たに誤り訂
    正符号を生成して、前記障害の発生していない第1の記
    録再生手段と第2の記録再生手段に振り分けて記録する
    ことを特徴とするデータ記録再生処理方法。
  2. 【請求項2】 データ記録の際には、供給された第1の
    データを分離して第2のデータとすると共に誤り訂正符
    号を生成して、この第2のデータと誤り訂正符号を複数
    の第1の記録再生手段に振り分けて記録し、 データ再生の際には、前記複数の第1の記録再生手段か
    ら読み出された第2のデータを統合して前記第1のデー
    タを再現するものとし、 前記複数の第1の記録再生手段のいずれかで障害が発生
    した場合、障害の発生した第1の記録再生手段に前記第
    2のデータが記録されているときには、障害の発生して
    いない前記第1の記録再生手段に記録された第2のデー
    タと誤り訂正符号を読み出して前記障害が発生した第1
    の記録再生手段に記録されていた第2のデータを復元し
    て第2の記録再生手段に記録するものとし、 その後、前記障害の発生していない第1の記録再生手段
    に記録された第2のデータと前記第2の記録再生手段に
    記録された第2のデータを読み出して第1のデータを再
    現し、前記再現された第1のデータを分離して新たな第
    2のデータとすると共に新たな誤り訂正符号を付加し
    て、この新たな第2のデータと誤り訂正符号を前記障害
    の発生していない第1の記録再生手段に振り分けて記録
    することを特徴とするデータ記録再生処理方法。
  3. 【請求項3】 データ記録の際には、供給された第1の
    データを分離して第2のデータとすると共に誤り訂正符
    号を付加して振り分けるものとし、データ再生の際に
    は、振り分けられた第2のデータや誤り訂正符号から前
    記第1のデータを再現するデータ処理手段と、 前記データ処理手段で振り分けられた第2のデータや誤
    り訂正符号を記録するデータ記録領域が設けられた複数
    の第1の記録再生手段と、 前記データ処理手段で振り分けられた第2のデータや誤
    り訂正符号を記録するデータ記録領域が設けられた第2
    の記録再生手段と、 前記複数の第1の記録再生手段での障害の発生を検出し
    て、検出結果に基づいて前記データ処理手段を制御する
    動作制御手段を有し、 前記動作制御手段では、前記複数の第1の記録再生手段
    での障害の発生が検出されていないときには前記第2の
    データと誤り訂正符号を前記複数の第1の記録再生手段
    に振り分けて記録すると共に前記複数の第1の記録再生
    手段に振り分けて記録された前記第2のデータと誤り訂
    正符号を読み出して第1のデータを再現するものとし、 前記第2のデータが記録された第1の記録再生手段で障
    害が発生したことが検出されたときには、障害の発生し
    ていない前記第1の記録再生手段に記録された第2のデ
    ータと誤り訂正符号を読み出して前記第1のデータを再
    現し、 前記第2のデータが記録されていない第1の記録再生手
    段で障害が発生したことが検出されたときには、障害の
    発生していない前記第1の記録再生手段に記録された第
    2のデータを読み出して前記第1のデータを再現し、 前記再現された第1のデータを前記障害の発生していな
    い第1の記録再生手段の数に応じて分離して新たな第2
    のデータとすると共に新たに誤り訂正符号を生成して前
    記障害の発生していない第1の記録再生手段に振り分け
    た場合、前記新たな第2のデータと誤り訂正符号が前記
    データ記録領域に書き込み可能でないときには、前記再
    現された第1のデータを前記障害の発生していない第1
    の記録再生手段と前記第2の記録再生手段との数に応じ
    て分離して新たな第2のデータとすると共に新たに誤り
    訂正符号を生成して、前記障害の発生していない第1の
    記録再生手段と前記第2の記録再生手段に振り分けて記
    録することを特徴とするデータ記録再生処理装置。
  4. 【請求項4】 データ記録の際には、供給された第1の
    データを分離して第2のデータとすると共に誤り訂正符
    号を付加して振り分けるものとし、データ再生の際に
    は、振り分けられた第2のデータや誤り訂正符号から前
    記第1のデータを再現するデータ処理手段と、 前記データ処理手段で振り分けられた第2のデータや誤
    り訂正符号を記録する複数の第1の記録再生手段と、 前記データ処理手段で振り分けられた第2のデータや誤
    り訂正符号を記録する第2の記録再生手段と、 前記複数の第1の記録再生手段での障害の発生を検出し
    て、検出結果に基づいて前記データ処理手段を制御する
    動作制御手段を有し、 前記動作制御手段では、前記複数の第1の記録再生手段
    での障害の発生が検出されていないときには前記第2の
    データと誤り訂正符号を前記複数の第1の記録再生手段
    に振り分けて記録すると共に前記複数の第1の記録再生
    手段に振り分けて記録された前記第2のデータと誤り訂
    正符号を読み出して第1のデータを再現するものとし、 前記第2のデータが記録された第1の記録再生手段で障
    害が発生したことが検出されたときには、障害の発生し
    ていない前記第1の記録再生手段に記録された第2のデ
    ータと誤り訂正符号を読み出して前記障害が発生した第
    1の記録再生手段に記録されていた第2のデータを復元
    して第2の記録再生手段に記録するものとし、 その後、前記障害の発生していない第1の記録再生手段
    に記録された第2のデータと前記第2の記録再生手段に
    記録された第2のデータを読み出して第1のデータを再
    現し、 前記再現された第1のデータを分離して新たな第2のデ
    ータとすると共に新たな誤り訂正符号を付加して、この
    新たな第2のデータと誤り訂正符号を前記障害の発生し
    ていない第1の記録再生手段に振り分けて記録すること
    を特徴とするデータ記録再生処理装置。
  5. 【請求項5】 データ記録再生処理装置が、 データ記録の際には、供給された第1のデータを分離し
    て第2のデータとすると共に誤り訂正符号を生成して、
    この第2のデータと誤り訂正符号を複数の記録再生手段
    に振り分けて記録する手順と、 データ再生の際には、前記複数の第1の記録再生手段か
    ら読み出された第2のデータを統合して前記第1のデー
    タを再現する手順と、 前記複数の第1の記録再生手段のいずれかで障害が発生
    した場合、障害の発生した第1の記録再生手段に前記第
    2のデータが記録されているときには、障害の発生して
    いない前記第1の記録再生手段に記録された第2のデー
    タと誤り訂正符号を読み出して前記第1のデータを再現
    し、障害の発生した第1の記録再生手段に前記第2のデ
    ータが記録されていないときには、障害の発生していな
    い前記第1の記録再生手段に記録された第2のデータを
    読み出して前記第1のデータを再現する手順と、 前記再現された第1のデータを前記障害の発生していな
    い第1の記録再生手段の数に応じて分離して新たな第2
    のデータとすると共に新たに誤り訂正符号を生成して、
    前記複数の第1の記録再生手段の障害の発生していない
    第1の記録再生手段に振り分けた場合、前記新たな第2
    のデータと誤り訂正符号が前記第1の記録再生手段のデ
    ータ記録領域に書き込み可能でないときには、前記再現
    された第1のデータを前記障害の発生していない第1の
    記録再生手段と第2の記録再生手段との数に応じて分離
    して新たな第2のデータとすると共に新たに誤り訂正符
    号を生成して、前記障害の発生していない第1の記録再
    生手段と第2の記録再生手段に振り分けて記録する手順
    とを実行してデータ記録再生処理を実現するためのプロ
    グラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒
    体。
  6. 【請求項6】 データ記録再生処理装置が、 データ記録の際には、供給された第1のデータを分離し
    て第2のデータとすると共に誤り訂正符号を生成して、
    この第2のデータと誤り訂正符号を複数の第1の記録再
    生手段に振り分けて記録する手順と、 データ再生の際には、前記複数の第1の記録再生手段か
    ら読み出された第2のデータを統合して前記第1のデー
    タを再現する手順と、 前記複数の第1の記録再生手段のいずれかで障害が発生
    した場合、障害の発生した第1の記録再生手段に前記第
    2のデータが記録されているときには、障害の発生して
    いない前記第1の記録再生手段に記録された第2のデー
    タと誤り訂正符号を読み出して前記障害が発生した第1
    の記録再生手段に記録されていた第2のデータを復元し
    て第2の記録再生手段に記録する手順と、 その後、前記障害の発生していない第1の記録再生手段
    に記録された第2のデータと前記第2の記録再生手段に
    記録された第2のデータを読み出して第1のデータを再
    現し、前記再現された第1のデータを分離して新たな第
    2のデータとすると共に新たな誤り訂正符号を付加し
    て、この新たな第2のデータと誤り訂正符号を前記障害
    の発生していない第1の記録再生手段に振り分けて記録
    する手順とを実行してデータ記録再生処理を実現するた
    めのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な
    記録媒体。
JP10014092A 1998-01-27 1998-01-27 データ記録再生処理方法とデータ記録再生処理装置およびコンピュータ読み取り可能な記録媒体 Pending JPH11212735A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005250644A (ja) * 2004-03-02 2005-09-15 Nippon Digital Kenkyusho:Kk ディスク制御装置、ディスク管理方法、バックアップ方法、及びプログラム
JP2007122185A (ja) * 2005-10-25 2007-05-17 Fujitsu Ltd データ記憶方法およびデータ記憶装置

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