JP2005250103A - マルチビーム走査光学装置及びそれを用いた画像形成装置 - Google Patents

マルチビーム走査光学装置及びそれを用いた画像形成装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 各々の光源に対する光学素子の調整工程を簡素化し、作業効率を効率化し、また光学素子の位置ずれを抑制し、画像品質の向上を図ることができるマルチビーム走査光学装置及びそれを用いた画像形成装置を得ること。
【解決手段】 光源1a,1bと、該光源から出射された光束の状態を変換する第1の光学系3a、3bとを有する組を複数有する光源部31と、該光源部から出射された複数の光束を偏向手段7に導光する第2の光学系5と、該偏向手段で偏向された複数の光束を被走査面51上に導光する第3の光学系9と、を有するマルチビーム走査光学装置において、該光源部を構成する少なくとも一つの光源は光軸方向に調整可能であり、それ以外の少なくとも一つの光源は光軸に垂直な平面上を調整可能であること。
【選択図】 図1

Description

本発明はマルチビーム走査光学装置及びそれを用いた画像形成装置に関し、特に複数の光源を有する入射光学系から出射した複数の光束(レーザ光)を光偏向器としてのポリゴンミラーにより偏向させた後、fθ特性を有する結像光学系を介して被走査面上を光走査して画像情報を記録するようにした、例えば電子写真プロセスを有するレーザービームプリンタやデジタル複写機、マルチファンクションプリンタ(多機能プリンタ)等の画像形成装置に好適なものである。
近年、高速又は高精細な画像を得る為に、例えば感光体(感光ドラム)等の記録媒体上を複数の光束で光走査するマルチビーム走査光学装置が種々と実用化されている。
これらは、光源である複数の半導体レーザから出射される複数の光束を、近接させるように配置し、ビーム合成させて複数の光束を出射するマルチビーム走査光学装置である。
従来、上述したマルチビーム走査光学装置は、複数の異なる発光点(発光部)から出射された複数の光束を回転多面鏡等の光偏向器と結像光学系(fθレンズ系)とにより、各々の光束が互いに副走査方向に分離した複数のビームスポットとして被走査面である感光体等の記録媒体上に導き、該記録媒体上を主走査方向に同時に光走査して画像情報の記録を行っている。
このような従来のマルチビーム走査光学装置においては、同時に走査される隣接するスポットの副走査方向の距離、言い換えれば複数のスポットによる副走査方向の走査線ピッチが精度良く調整されていなければならない。
近年のマルチビーム走査光学装置においては、環境温度の変化に対応し、走査される隣接するスポットの副走査方向の距離、要するに副走査方向の走査線ピッチの幅を自動調整機構で可変し、所定値に維持している。
このようなマルチビーム走査光学装置は種々と提案されている(例えば特許文献1参照)。またこれに対して光源部を可変させることなく機械的振動や環境特性等に優れた光学系を有するマルチビーム走査光学装置が提案されている(例えば特許文献2参照)。
図12は特許文献1で提案されているマルチビーム走査装置の要部概要図、図13は特許文献2で提案されているマルチビーム走査光学装置の要部概要図である。
それぞれ図12、図13に示されるように第1、第2の半導体レーザ41,42に対して各々第1、第2のコリメータレンズ46,47(もしくはシリンドリカルレンズ)を光軸方向及び光軸に垂直な平面上である照射位置方向に調整する構成である。
またさらなる高精細化、高速化に対応したマルチビーム走査光学装置を構成する場合においては、例えば図14に示すように直線上に複数の発光点61-LD1、61-LD2を有するマルチビーム半導体レーザ61を用い、ビームスポットを所定の走査ピッチ間隔Pに調整する為に、該マルチビーム半導体レーザの回転調整が加わる。
要約すると、それぞれの光束に対して所望の光学特性を得る為にマルチビーム半導体レーザ又はコリメータレンズを光軸方向及び照射位置方向と、該マルチビーム半導体レーザの光軸中心に発光点配列の回転調整が為されていた。
特開平11−133326号公報 特開2002−296525号公報
しかしながら、上述した従来例であるマルチビーム走査光学装置には以下に示す課題があった。
マルチビーム半導体レーザの発光点に対するコリメータレンズ(もしくはシリンドリカルレンズ)の調整は、各光束の絶対値調整と、他方の光束に対する相対差調整をそれぞれのマルチビーム半導体レーザに対して調整を要した。従って調整次元が増えて作業が複雑化し、組立効率が悪化することが問題点となっていた。
また調整次元を複数有するレンズで構成される場合には、各マルチビーム半導体レーザに対して光軸方向及び光軸に垂直な平面上である照射位置方向を一度に3次元調整し、接着固定する構成になることから、環境温度の変化によって構成部品が熱膨張等を生じた場合、非常に位置変動し易くなるという問題点があった。
具体的には接着剤の塗布むら等によって各調整軸方向に位置ズレを及ぼし、光学素子の相対的な位置ずれを生じ易い。特にそれぞれの光束軸の照射位置に変動を生じると、スポットの配列順序が異なることや、各ビームの相対位置が崩れて走査線ピッチ間隔が変動し、画像劣化が懸念されていた。
本発明は複数の光源を有するマルチビーム走査光学装置において、各々の光源の調整工程を簡略化し、組立効率を向上することができるマルチビーム走査光学装置及びそれを用いた画像形成装置の提供を目的とする。
請求項1の発明のマルチビーム走査光学装置は、
光源と、該光源から出射された光束の状態を変換する第1の光学系とを有する組を複数有する光源部と、該光源部から出射された複数の光束を偏向手段に導光する第2の光学系と、該偏向手段で偏向された複数の光束を被走査面上に導光する第3の光学系と、を有するマルチビーム走査光学装置において、
該光源部を構成する少なくとも一つの光源は光軸方向に調整可能であり、それ以外の少なくとも一つの光源は光軸に垂直な平面上を調整可能であることを特徴としている。
請求項2の発明は請求項1の発明において、
前記第1の光学系は、主走査方向に屈折力を有するシリンドリカルレンズを有することを特徴としている。
請求項3の発明は請求項1の発明において、
前記第1の光学系は、入射光束を略平行光束に変換するコリメータレンズを有することを特徴としている。
請求項4の発明は請求項1、2又は3の発明において、
前記光源部と前記第2の光学系との間に、該光源部から出射された複数の光束を合成し、略同一方向に出射させるビーム合成手段を設けたことを特徴としている。
請求項5の発明は請求項1、2又は3の発明において、
前記光源部から出射された複数の光束は、前記偏向手段に対して、主走査方向に角度を隔てて各々入射していることを特徴としている。
請求項6の発明は請求項1乃至5のいずれか1項の発明において、
前記光源部を構成する少なくとも一つの光源は、複数の発光点を有するマルチビーム半導体レーザであることを特徴としている。
請求項7の発明は請求項1乃至6のいずれか1項の発明において、
前記光源部を構成する少なくとも一つの光源は、光軸を中心に回転調整が可能であることを特徴としている。
請求項8の発明は請求項1乃至7のいずれか1項の発明において、
前記光源部を構成する少なくとも一つの光源から前記第2の光学系までの光路内に光学素子を設け、該光学素子に副走査方向に傾き調整する傾き調整手段を設けたことを特徴としている。
請求項9の発明の画像形成装置は、
請求項1乃至8の何れか1項に記載のマルチビーム走査光学装置と、前記被走査面に配置された感光体と、前記マルチビーム走査光学装置で走査された光束によって前記感光体面上に形成された静電潜像をトナー像として現像する現像器と、現像されたトナー像を被転写材に転写する転写器と、転写されたトナー像を被転写材に定着させる定着器とを有することを特徴としている。
請求項10の発明の画像形成装置は、
請求項1乃至8の何れか1項に記載のマルチビーム走査光学装置と、外部機器から入力したコードデータを画像信号に変換して前記マルチビーム走査光学装置に入力せしめるプリンタコントローラとを有していることを特徴としている。
請求項11の発明のカラー画像形成装置は、
各々が請求項1乃至8の何れか1項に記載のマルチビーム走査光学装置の被走査面に配置され、互いに異なった色の画像を形成する複数の像担持体とを有することを特徴としている。
請求項12の発明は請求項11の発明において、
外部機器から入力した色信号を異なった色の画像データに変換して各々の光走査装置に入力せしめるプリンタコントローラを有していることを特徴としている。
本発明によれば、複数の光源を用いたマルチビーム走査光学装置において、該複数の光源の調整に対して光軸方向、照射位置方向に互いに基準を設け、他の光源によって相対位置調整を行うことにより、各々の光源に対する光学素子の調整工程を簡素化し、作業効率を効率化することができ、これにより組立タクトも短縮することができ、また光学素子の位置ずれを抑制し、画像品質の向上を図ることができるマルチビーム走査光学装置及びそれを用いた画像形成装置を達成することができる。
以下、図面を用いて本発明の実施例を説明する。
図1は本発明の実施例1の主走査方向の要部断面図(主走査断面図)、図2は本発明の実施例1の入射光学系の要部構成図である。
ここで、主走査方向とは偏向手段の回転軸及び結像光学系の光軸に垂直な方向(偏向手段で光束が反射偏向(偏向走査)される方向)を示し、副走査方向とは偏向手段の回転軸と平行な方向を示す。また主走査断面とは主走査方向に平行で結像光学系の光軸を含む平面を示す。また副走査断面とは主走査断面と垂直な断面を示す。
図中、31は光源部であり、光源(1a,1b)と第1の光学系としてのシリンドリカルレンズ(3a,3b)との組を複数有している。
光源部31を構成する一方の組(第1の組)は第1の光源1aと第1のシリンドリカルレンズ3aとを有しており、他方の組(第2の組)は第2の光源1bと第2のシリンドリカルレンズ3bとを有している。第1、第2の光源1a,1bは主走査断面内で離れて配置されている。
尚、後述するように第1の光源1aは第1の光軸La方向に調整可能であり、第2の光源1bは第2の光軸Lbに垂直な平面上を調整可能である。
第1、第2の光源1a、1bは、各々2つの発光点(発光部)を有するマルチビーム半導体レーザより成っている。第1、第2のシリンドリカルレンズ(主走査シリンドリカルレンズ)3a、3bは、各々主走査方向にのみ所定の屈折力(パワー)を有しており、対応する第1、第2の光源1a、1bから出射した2つの光束(光ビーム)を収束光束に変換している。尚、第1、第2の光源1a、1bから出射した2つの光束を必要に応じて略平行収束に変換してもよい。このときは第1の光学系をコリメータレンズより構成すれば良い。
4はビーム合成手段であり、光源部31と後述する第2の光学系5との間の光路内に配され、複数のプリズムを有するビーム合成プリズムにより成り、第1、第2の主走査シリンドリカルレンズ3a、3bで収束光束に変換された複数の光束を略同一方向に出射するように合成している。
5は第2の光学系としてのシリンドリカルレンズ(副走査シリンドリカルレンズ)であり、副走査方向にのみ所定の屈折力(パワー)を有しており、ビーム合成プリズム4から出射した4本の光束を後述する偏向手段としての光偏向器7の偏向面(反射面)又はその近傍に主走査方向に長い線像として結像させている。
6は光学絞りであり、副走査シリンドリカルレンズ5から出射された光束を所定の最適なビーム形状に形成している。
尚、光源部31、ビーム合成プリズム4、副走査シリンドリカルレンズ5、そして光学絞り6の各要素は入射光学系32の一要素を構成している。
7は偏向手段としての光偏向器であり、例えば6面構成の回転多面鏡(ポリゴンミラー)より成り、モータ等の駆動手段8により図中矢印A方向に一定速度で回転している。
9は集光機能とfθ特性とを有する第3の光学系としての結像光学系(fθレンズ系)であり、1枚のfθレンズより成り、光偏向器7によって反射偏向された画像情報に基づく光束を被走査面としての感光ドラム面(感光体面)51上に結像させ、かつ副走査断面内において光偏向器7の偏向面と感光ドラム面51との間を共役関係にすることにより、倒れ補正機能を有している。
10は折り返しミラー(以下、「BDミラー」と記す。)であり、感光ドラム面51面上の走査開始位置のタイミングを調整するための複数のBD光束を同期検知手段11側へ反射させている。
11は同期検知手段であり、検出素子としての光センサー(以下、「BDセンサー」と記す。)を有しており、本実施例では該BDセンサーからの出力信号を検知して得られた同期信号(BD信号)を用いて感光ドラム面51上への画像記録の走査開始位置のタイミングを調整している。
12は筐体であり、上述した各光学要素1〜11等を収納している。
図2において、2aは第1のレーザホルダであり、第1の光源1aを保持し、第1の光軸La方向の調整を可能にし、かつ第1の光軸Laを中心に回転調整可能に構成された円筒部20a(細斜線部)を有している。
2bは第2のレーザホルダであり、光源1bを保持し、主走査シリンドリカルレンズ3bの第2の光軸Lbに垂直な平面上である照射位置方向の調整を可能にし、かつ第2の光軸Lbを中心に回転調整可能なフランジ部20b(太斜線部)を有している。
401は1/2波長板であり、第2の光源1bから出射した光束の偏光方向を紙面内の直線偏光(P偏光)に変換している。ビーム合成プリズム4の偏光束スプリッタ面(不図示)は紙面と垂直な直線偏光(S偏光)を反射し、紙面内の直線偏光(P偏光)を透過している。
402は1/4波長板であり、ビーム合成プリズム4で合成された90度偏光方向が異なる2つの偏光束をそれぞれ円偏光(右円偏光と左円偏光)に変換している。偏光方向が異なる2つの直線偏光を円偏光に変換することにより、偏光の違いによる光学部品の反射率差をなくすことができ、走査ビーム間の光量差を均一にできる。
本実施例では第1の光源1aから入射した2本の光束の偏光方向を90度回転させ、偏光束スプリッタ面で該2本の光束を反射させて、第2の光源1bから入射した2本の光束と合成している。
図3は本発明の実施例1におけるレーザ調整部位の説明図である。同図において図1、図2に示した要素と同一要素には同符番を付している。
同図に示すように筐体12は第1のレーザホルダ2aを支持するV字形状した溝部12a(斜線部)と、第2のレーザホルダ2bを支持する第2の光軸Lbに直交する平面部12b(網目部)を有している。尚、この筐体12の上部開口部は不図示の蓋によって閉塞されている。
上記構成において、第1、第2の光源(マルチビーム半導体レーザ)1a、1bは圧入によって各々の第1、第2のレーザホルダ2a、2bに各々保持されている。
次にこの第1、第2のレーザホルダ2a、2bの調整手法について説明する。
第1のレーザホルダ2aは、円筒部20aと筐体12のV字溝部12aによって照射位置方向に位置決めされる。即ち、第1の光軸Laの基準位置となる絶対位置基準が決定される。そして上部から押圧される図2に示す板ばね13によって筐体12に固定されている。
一方、第2のレーザホルダ2bは、フランジ部20bが筐体12の第2の光軸Lbに直交する平面部12bに当接され、第2の光軸Lb方向に位置決めされる。即ち、第2の主走査シリンドリカルレンズ3bを第2の光軸Lb方向に調整する際の第2の光源1bの絶対位置基準が決定される。そして、図2に示すねじ15の締結によって筐体12に固定されている。
尚、各々のレーザホルダの調整時においては、位置決め方向には治具等で規制された状態で他軸の調整が為される。
ビーム合成プリズム4は、所定位置に接着によって固定されている。
第1、第2の主走査シリンドリカルレンズ3a,3b及び副走査シリンドリカルレンズ5は次の順に調整され、接着によって固定される。
副走査シリンドリカルレンズ5を光軸L方向に調整し、第2の光軸Lbの副走査方向の基準位置となるピント絶対値を調整する。
第1のレーザホルダ2aを第1の光軸La方向に調整し、第2の光軸Lbの副走査方向のピント絶対値に対して第1の光軸Laの副走査方向のピント相対差を調整する。
第1の主走査シリンドリカルレンズ3aを第1の光軸La方向に調整し、該第1の光軸Laの主走査方向のピント絶対値を調整する。
第1の光軸Laを中心に第1のレーザホルダ2aを回転調整して発光点の配列角度を調整する。要するに被走査面である感光ドラム面51上でのビームスポットの配列位置が調整される。
第2の主走査シリンドリカルレンズ3bを第2の光軸Lb方向に調整し、該第2の光軸Lbの主走査方向のピント絶対値を調整する。
第2の光軸Lbを中心に第2のレーザホルダ2bを回転調整して発光点の配列角度を調整する。要するに、被走査面である感光ドラム面51上でのビームスポットの配列位置が調整される。
第1の光軸Laの照射位置を基準に第2のレーザホルダ2bを照射位置方向に調整して、該第2の光軸Lbの照射位置を所定位置に調整する。
このように構成されたマルチビーム走査光学装置において、画像情報に応じて第1、第2の光源1a、1bから光変調され出射した4本の光束は各々対応する第1、第2の主走査シリンドリカルレンズ3a、3bにより収束光束に変換され、ビーム合成プリズム4により略同一の方向に出射するように合成される。ビーム合成プリズム4により合成され出射した4本の光束は副走査シリンドリカルレンズ5に入射する。副走査シリンドリカルレンズ5に入射した光束のうち主走査断面内においてはそのままの状態で出射して光学絞り6を通過する(一部遮光される)。また副走査断面内においては収束して光学絞り6を通過し(一部遮光される)光偏向器7の偏向面にほぼ線像(主走査方向に長手の線像)として結像する。そして光偏向器7の偏向面で反射偏向された4本の光束は各々結像光学系9により感光ドラム面51上にスポット状に結像され、該光偏向器7を図中矢印A方向に回転させることによって、該感光ドラム面51上を矢印B方向(主走査方向)に等速度で光走査している。これにより記録媒体である感光ドラム面51上に4本の走査線を同時に形成し、画像記録を行っている
このとき感光ドラム面51上を光走査する前に該感光ドラム面51上の走査開始位置のタイミングを調整する為に、光偏向器7で反射偏向された光束Lの一部をfθレンズ9によりBDミラー10を介してBDセンサーを有する同期検出手段11に導光している。そしてBDセンサーからの出力信号を検知して得られた同期信号(BD信号)を用いて感光ドラム面51上への画像記録の走査開始位置のタイミングを各BD光束毎に調整している。
図4(A)は光源からポリゴンミラーの偏向面に至るまでの主走査方向の要部断面図(主走査断面図)、図4(B)は光源からポリゴンミラーの偏向面に至るまでの副走査方向の要部断面図(副走査断面図)である。図4(A),(B)において図1に示した要素と同一要素には同符番を付している。
本実施例において、第1の光源1aから出射され、第1の主走査シリンドリカルレンズ3aにより収束光束に変換された光束laは、上記の如くビーム合成プリズム4の入射面4cから入射し、該ビーム合成プリズム4の偏光束スプリッタ面4aを透過し、ビーム合成プリズム4の出射面4eに配置された1/4波長板402を通過して円偏光に変換され出射される。
一方、光源1bから出射され、第2の主走査シリンドリカルレンズ3bにより収束光束に変換された光束lbは、ビーム合成プリズム4の入射面4dに配置された1/2波長板401を通過し、偏光方向を90度旋回されて、反射面4bによって反射され、さらにビーム合成プリズム4の偏光束スプリッタ面4aによって反射され、該ビーム合成プリズム4の出射面4eに配置された1/4波長板402を通過して円偏光に変換されて出射される。
そして共に円偏光に変換された光束la,lbは副走査シリンドリカルレンズ5によって副走査方向にのみ収束され、光学絞り6によって光束幅が制限され、ポリゴンミラー7の反射面もしくはその近傍で主走査方向に長い焦線状にそれぞれ結像される。そしてポリゴンミラー7により偏向走査された4本の光束はfθレンズ9を通り、被走査面である感光ドラム面51上に結像される。
図5は感光ドラム面上を光走査するビームスポットの配列図である。
同図においては第1の光軸O1(La)を基準に第2の光軸O2(Lb)の照射位置を調整することにより、主走査方向、副走査方向の相対位置が調整される。これらは副走査方向の走査線ピッチ間隔Yに対応して第1の光源1aの直線上に並ぶ発光点1a-LD1、1a-LD2と、光源1bの直線上に並ぶ発光点1b-LD1、1b-LD2とが、それぞれの光軸O1、O2を中心に回転させて分離調整されており、主走査方向においても発光点間隔に応じて所定の間隔Xで分離されている。
このように複数の発光点を有する光源(マルチビーム半導体レーザ)を用いる場合は、主走査方向に対しては各々の発光点における同期信号が分離制御できる範囲に離間され、副走査方向に対しては所定の走査ピッチ間隔を得るように分離配置されている。このような状態において、なおスポット配列の中心にはfθレンズ9の光軸が位置するように配置されている。また発光点間隔はこれらを満足するように設定されている。
このように本実施例では上述の如く、一方の第1の光源1aは光軸方向を調整可能にし、照射位置方向は位置決め規制され、他方の第2の光源1bは照射位置方向を調整可能にし、光軸方向は位置決め規制される。つまり第1、第2の2つの光源1a、1bの調整に対して光軸方向、照射位置方向に互いに基準を設け、他方の光源によってそれぞれ相対位置調整が行われる。これにより各々の光源1a、1bの調整工程を簡素化し、容易に組立てることができると共に作業効率を効率化することができ、高精度に副走査方向のピッチ間隔を調整することができる。
尚、本実施例では光源(1a、1b)とシリンドリカルレンズ(3a、3b)との組を2組より構成しているが、これに限らず、3組以上でも良い。また本実施例では光源1a、1bの発光点の数を2つより構成したが、これに限らず、1つもしくは3つ以上であっても良く、またその発光点の数の組み合わせは任意で良い。また本実施例では第1の光源1aを光軸方向に調整可能とし、また光源1bを照射位置方向に調整可能としたが、その逆の構成でも良い。また本実施形態においては結像光学系9を1枚のレンズより構成したが、これに限らず、例えば2枚以上のレンズより構成しても良く、また回折光学素子を含ませて構成しても良い。
図6は本発明の実施例2の主走査方向の要部断面図(主走査断面図)である。同図において図1に示した要素と同一要素には同符番を付している。
本実施例において前述の実施例1と異なる点は、ビーム合成プリズムを用いず、光源部31から出射された複数の光束を光偏向器の偏向面に対して、主走査方向に角度を隔てて各々入射(斜入射)させたことである。その他の構成及び光学的作用は実施例1と略同様であり、これにより同様な効果を得ている。
即ち、同図において、31は光源部であり、光源(1a、1b)と第1の光学系としてのシリンドリカルレンズ(30a、30b)との組を複数有している。
光源部31を構成する一方の組(第1の組)は第1の光源1aと第1のシリンドリカルレンズ30aとを有しており、他方の組(第2の組)は第2の光源1bと第2のシリンドリカルレンズ30bとを有している。
第1、第2のシリンドリカルレンズ(主走査シリンドリカルレンズ)30a、30bは、各々主走査方向にのみ所定の屈折力(パワー)を有しており、対応する第1、第2の光源1a、1bから出射した2つの光束(光ビーム)を収束光束に変換している。尚、第1、第2の光源1a、1bから出射した2つの光束を必要に応じて略平行収束に変換してもよい。このときは第1の光学系をコリメータレンズより構成すれば良い。
5a,5bは各々第2の光学系としてのシリンドリカルレンズ(副走査シリンドリカルレンズ)であり、副走査方向にのみ所定の屈折力(パワー)を有しており、光源部31から出射した4本の光束を光偏向器7の偏向面(反射面)又はその近傍に主走査方向に長い線像として結像させている。
6a,6bは各々光学絞りであり、対応する副走査シリンドリカルレンズ5a,5bから出射された光束を所定の最適なビーム形状に形成している。
尚、光源部31、副走査シリンドリカルレンズ5a,5b、そして光学絞り6a,6bの各要素は入射光学系32の一要素を構成している。
本実施例では前述の実施例1とは異なり、ビーム合成プリズムを用いず、光源部31から出射された4本の光束を光偏向器7の偏向面に対して、主走査方向に角度を隔てて各々入射させている。これにより部品点数を削減し、装置全体の簡素化を図っている。
このように本実施例では上記の如く入射光学系32を構成することによっても前述の実施例1と同様な効果を得ることができる。
図7は本発明の実施例3のマルチビーム走査光学装置の入射光学系の要部概略図、図8は図7における平行平板の傾きを調整する調整図である。同図において図1、図2に示した要素と同一要素には同符番を付している。
本実施例において前述の実施例1と異なる点は第2の光源2bから副走査シリンドリカルレンズ5までの光路内に光学素子16を設け、該光学素子16に副走査方向に傾き調整が可能な傾き調整手段を設けたことである。その他の構成及び光学的作用は実施例1と略同様であり、これにより同様な効果を得ている。
即ち、図7、図8において16は光学素子としての平行平板であり、光軸方向を位置基準とした光軸上に設けている。17は弾性部材であり、平行平板16を傾き調整している。18は傾き調整支持部材であり、弾性部材17を押圧し、平行平板16を傾けるねじ部を有し、セットビス19によって、該平行平板16の傾きを自由に可変している。尚、弾性部材17、傾き調整支持部材18の各要素は傾き調整手段の一要素を構成している。
光源としてのマルチビーム半導体レーザの発光点間隔は走査光学系全体の副走査倍率によって、その配列方向が像面(被走査面)でのビームスポット列の隣接ピッチに拡大されて投影される。つまり発光点位置に対して像面上におけるビーム位置の敏感度が高くなる。
また近年コストダウンの要求が厳しく、筐体やレーザホルダといった部品が樹脂の成形品で構成されることから、樹脂同士の接触による調整は摺動性が劣り調整作業が困難になることが懸念される。
そこで本実施例では第2の光源2bから副走査シリンドリカルレンズ5までの光路内に照射位置調整の補正手段として平行平板16を設け、該平行平板16を傾けることにより、第2の第2の光軸Lbの屈折方向を変化させ、これにより副走査方向の照射位置を可変することにより、確実に所定の副走査方向のピッチ間隔を調整することができる。
図9は平行平板16の傾き調整における光路図である。
平行平板16の傾き調整において、空気中にある屈折率をN、平行平板16の厚みをtとした場合に、該平行平板16に対する入射光と反射光は互いに平行になるはずであり、面法線に対してそれらが為す角をiとし、該平行平板16の内部で光線が法線と為す角をi’とするとき、該平行平板16を通過する光束の副走査方向の照射位置変化量σは以下のような式で示される。
また入射光の傾きは非常に小さいので、以下のような近似式で表すこともできる。
このように本実施例では上記の如く第2の光源2bから副走査シリンドリカルレンズ5までの光路内に設けた光学素子16によって、光束を屈折させて副走査方向の照射位置を微調整することにより、より高精度に副走査方向のピッチ間隔を調整することができる。
尚、本実施例では第2の光源2bから副走査シリンドリカルレンズ5までの光路内に光学素子16を設けたが、これに限らず、第1の光源2aから副走査シリンドリカルレンズ5までの光路内に設けても良い。また本実施例では光学素子16を平行平板より構成したが、これに限らず、他の光学素子(例えばレンズ)より構成しても良い。
[画像形成装置]
図10は、本発明の画像形成装置の実施形態を示す副走査方向の要部断面図である。図において、符号104は画像形成装置を示す。この画像形成装置104には、パーソナルコンピュータ等の外部機器117からコードデータDcが入力する。このコードデータDcは、装置内のプリンタコントローラ111によって、画像データ(ドットデータ)Diに変換される。この画像データDiは、実施例1〜3のいずれかに示した構成を有する光走査ユニット(マルチビーム走査光学装置)100に入力される。そして、この光走査ユニット100からは、画像データDiに応じて変調された複数の光束103が出射され、この複数の光束103によって感光ドラム101の感光面が主走査方向に走査される。
静電潜像担持体(感光体)たる感光ドラム101は、モータ115によって時計廻りに回転させられる。そして、この回転に伴って、感光ドラム101の感光面が光束103に対して、主走査方向と直交する副走査方向に移動する。感光ドラム101の上方には、感光ドラム101の表面を一様に帯電せしめる帯電ローラ102が表面に当接するように設けられている。そして、帯電ローラ102によって帯電された感光ドラム101の表面に、前記光走査ユニット100によって走査される光束103が照射されるようになっている。
先に説明したように、複数の光束103は、画像データDiに基づいて変調されており、この複数の光束103を照射することによって感光ドラム101の表面に静電潜像を形成せしめる。この静電潜像は、上記複数の光束103の照射位置よりもさらに感光ドラム101の回転方向の下流側で感光ドラム101に当接するように配設された現像器107によってトナー像として現像される。
現像器107によって現像されたトナー像は、感光ドラム101の下方で、感光ドラム101に対向するように配設された転写ローラ108によって被転写材たる用紙112上に転写される。用紙112は感光ドラム101の前方(図10において右側)の用紙カセット109内に収納されているが、手差しでも給紙が可能である。用紙カセット109端部には、給紙ローラ110が配設されており、用紙カセット109内の用紙112を搬送路へ送り込む。
以上のようにして、未定着トナー像を転写された用紙112はさらに感光ドラム101後方(図10において左側)の定着器へと搬送される。定着器は内部に定着ヒータ(図示せず)を有する定着ローラ113とこの定着ローラ113に圧接するように配設された加圧ローラ114とで構成されており、転写部から搬送されてきた用紙112を定着ローラ113と加圧ローラ114の圧接部にて加圧しながら加熱することにより用紙112上の未定着トナー像を定着せしめる。更に定着ローラ113の後方には排紙ローラ116が配設されており、定着された用紙112を画像形成装置の外に排出せしめる。
図10においては図示していないが、プリントコントローラ111は、先に説明したデータの変換だけでなく、モータ115を始め画像形成装置内の各部や、後述する光走査ユニット内のポリゴンモータなどの制御を行う。
[カラー画像形成装置]
図11は本発明の実施態様のカラー画像形成装置の要部概略図である。本実施形態は、マルチビーム走査光学装置を4個並べ各々並行して像担持体である感光ドラム面上に画像情報を記録するタンデムタイプのカラー画像形成装置である。図11において、260はカラー画像形成装置、211,212,213,214は各々実施例1〜3に示したいずれかの構成を有するマルチビーム走査光学装置、221,222,223,224は各々像担持体としての感光ドラム、231,232,233,234は各々現像器、251は搬送ベルトである。
図11において、カラー画像形成装置260には、パーソナルコンピュータ等の外部機器52からR(レッド)、G(グリーン)、B(ブルー)の各色信号が入力する。これらの色信号は、装置内のプリンタコントローラ53によって、C(シアン),M(マゼンタ),Y(イエロー)、B(ブラック)の各画像データ(ドットデータ)に変換される。これらの画像データは、それぞれマルチビーム走査光学装置211,212,213,214に入力される。そして、これらのマルチビーム走査光学装置からは、各画像データに応じて変調された複数の光束241,242,243,244が出射され、これらの複数の光束によって感光ドラム221,222,223,224の感光面が主走査方向に走査される。
本実施態様におけるカラー画像形成装置はマルチビーム走査光学装置(211,212,213,214)を4個並べ、各々がC(シアン),M(マゼンタ),Y(イエロー)、B(ブラック)の各色に対応し、各々平行して感光ドラム221,222,223,224面上に画像信号(画像情報)を記録し、カラー画像を高速に印字するものである。
本実施態様におけるカラー画像形成装置は上述の如く4つのマルチビーム走査光学装置211,212,213,214により各々の画像データに基づいた複数の光束を用いて各色の潜像を各々対応する感光ドラム221,222,223,224面上に形成している。その後、記録材に多重転写して1枚のフルカラー画像を形成している。
前記外部機器252としては、例えばCCDセンサを備えたカラー画像読取装置が用いられても良い。この場合には、このカラー画像読取装置と、カラー画像形成装置260とで、カラーデジタル複写機が構成される。
本発明の実施例1の要部概略図 本発明の実施例1の入射光学系の要部概略図 本発明の実施例1のレーザ調整部位の説明図 本発明の実施例1の入射光学系の要部断面図 本発明の実施例1のビームスポットの配列図 本発明の実施例2の要部概略図 本発明の実施例3の入射光学系の要部概略図 本発明の実施例3の平行平板の傾き調整図 本発明の実施例3の平行平板の傾きによる光路図 本発明の画像形成装置の実施形態を示す副走査断面図 本発明の実施態様のカラー画像形成装置の要部概略図 従来のマルチビーム走査光学装置の要部概略図 従来のマルチビーム走査光学装置の要部概略図 従来例のマルチビームレーザの回転調整図
符号の説明
1a、1b 光源(マルチビーム半導体レーザ)
2a 第1のレーザホルダ
2b 第2のレーザホルダ
3a、3b 第1の光学系(主走査シリンドリカルレンズ)
30a、30b 第1の光学系(主走査シリンドリカルレンズ)
31 光源部
32 入射光学系
4 ビーム合成プリズム
401 1/2波長板
402 1/4波長板
5 第2の光学系(副走査シリンドリカルレンズ)
5a、5b 第2の光学系(副走査シリンドリカルレンズ)
6 光学絞り
6a、6b 光学絞り
7 偏向手段(ポリゴンミラー)
8 スキヤナモータ
9 第3の光学系(結像光学系)
10 同期検知ミラー
11 同期検知手段
51 被走査面(感光ドラム面)
12 筐体
12a V字溝
12a 平面部
16 光学素子(平行平板)
211,212,213,214 光走査装置
221、222、223、224 像担持体(感光ドラム)
231、232、233、234 現像器
241,242,243,244 光ビーム
251 搬送ベルト
252 外部機器
253 プリンタコントローラ
260 カラー画像形成装置
100 マルチビーム走査光学装置
101 感光ドラム
102 帯電ローラ
103 光ビーム
104 画像形成装置
107 現像装置
108 転写ローラ
109 用紙カセット
110 給紙ローラ
111 プリンタコントローラ
112 転写材(用紙)
113 定着ローラ
114 加圧ローラ
115 モータ
116 排紙ローラ
117 外部機器

Claims (12)

  1. 光源と、該光源から出射された光束の状態を変換する第1の光学系とを有する組を複数有する光源部と、該光源部から出射された複数の光束を偏向手段に導光する第2の光学系と、該偏向手段で偏向された複数の光束を被走査面上に導光する第3の光学系と、を有するマルチビーム走査光学装置において、
    該光源部を構成する少なくとも一つの光源は光軸方向に調整可能であり、それ以外の少なくとも一つの光源は光軸に垂直な平面上を調整可能であることを特徴とするマルチビーム走査光学装置。
  2. 前記第1の光学系は、主走査方向に屈折力を有するシリンドリカルレンズを有することを特徴とする請求項1に記載のマルチビーム走査光学装置。
  3. 前記第1の光学系は、入射光束を略平行光束に変換するコリメータレンズを有することを特徴とする請求項1に記載のマルチビーム走査光学装置。
  4. 前記光源部と前記第2の光学系との間に、該光源部から出射された複数の光束を合成し、略同一方向に出射させるビーム合成手段を設けたことを特徴とする請求項1、2又は3に記載のマルチビーム走査光学装置。
  5. 前記光源部から出射された複数の光束は、前記偏向手段に対して、主走査方向に角度を隔てて各々入射していることを特徴とする請求項1、2又は3に記載のマルチビーム走査光学装置。
  6. 前記光源部を構成する少なくとも一つの光源は、複数の発光点を有するマルチビーム半導体レーザであることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の走査光学装置。
  7. 前記光源部を構成する少なくとも一つの光源は、光軸を中心に回転調整が可能であることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載のマルチビーム走査光学装置。
  8. 前記光源部を構成する少なくとも一つの光源から前記第2の光学系までの光路内に光学素子を設け、該光学素子に副走査方向に傾き調整する傾き調整手段を設けたことを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載のマルチビーム走査光学装置。
  9. 請求項1乃至8の何れか1項に記載のマルチビーム走査光学装置と、前記被走査面に配置された感光体と、前記マルチビーム走査光学装置で走査された光束によって前記感光体面上に形成された静電潜像をトナー像として現像する現像器と、現像されたトナー像を被転写材に転写する転写器と、転写されたトナー像を被転写材に定着させる定着器とを有することを特徴とする画像形成装置。
  10. 請求項1乃至8の何れか1項に記載のマルチビーム走査光学装置と、外部機器から入力したコードデータを画像信号に変換して前記マルチビーム走査光学装置に入力せしめるプリンタコントローラとを有していることを特徴とする画像形成装置。
  11. 各々が請求項1乃至8の何れか1項に記載のマルチビーム走査光学装置の被走査面に配置され、互いに異なった色の画像を形成する複数の像担持体とを有することを特徴とするカラー画像形成装置。
  12. 外部機器から入力した色信号を異なった色の画像データに変換して各々の光走査装置に入力せしめるプリンタコントローラを有していることを特徴とする請求項11記載のカラー画像形成装置。
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