JP2005249516A - 信号処理回路および車輪速信号処理回路 - Google Patents

信号処理回路および車輪速信号処理回路 Download PDF

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Abstract

【課題】 入力信号の時間的な監視レベルを低下させることなく,消費電力および回路規模の増大を抑制した信号処理回路および車輪速信号処理回路を提供すること。
【解決手段】 車輪速信号処理回路20では,コンパレータ21にて入力されたセンサ信号を車輪速検出閾値により2値化する。そして,タイミング生成部27にて,その2値化した信号(車輪速検査信号)を基に共用コンパレータ22にて利用する閾値を決める制御信号を作成し,その制御信号に従って閾値切換部28内の各スイッチをオンオフさせる。具体的には,車輪速検査信号がHであれば車輪速検出閾値より高電圧の閾値を選択し,車輪速検査信号がLであれば車輪速検出閾値より低電圧の閾値を選択する。そして,共用コンパレータ22の出力を回転方向検出,短絡検出,断線検出の検査項目に応じてマスクすることによりその検査項目に応じた検査信号を出力する。
【選択図】 図1

Description

本発明は,入力信号から各種の検査に必要な信号を生成する信号処理回路に関する。さらに詳細には,車輪速センサからの信号を基に,被検車輪の回転状態を検出する信号と車輪速センサの異常を検出する信号とを生成する車輪速信号処理回路に関するものである。
従来から,信号処理回路の利用形態の一例として,車輪速センサからの信号を処理する車輪速信号処理回路がある。この車輪速信号処理回路は,車両の走行状態を管理する車輪速検出装置の一部として車載される。図8は,車輪速検出装置の構成を示す一例である。この車輪速検査装置100は,車輪速センサ1と,車輪速信号処理部2と,車輪速計測部3と,回転方向検出部4と,短絡検出部5と,断線検出部6とを有している。
車輪速信号処理部2は,車輪速センサ1からの信号(以下,「センサ信号」とする)の波形整形等を行い,各検査項目に適した信号を生成して出力するものである。車輪速計測部3は,被検車輪の回転速度を計測する機能を備えるものである。なお,車輪速計測部3は,被検車輪が正回転であるか逆回転であるかを区別するものではない。また,回転方向検出部4は被検車輪の回転方向を区別する機能を,短絡検出部5は車輪速センサ中の短絡を検出する機能を,断線検出部6は車輪速センサ中の断線を検出する機能をそれぞれ備えている。すなわち,車輪速検査装置100は,車輪速センサ1からのセンサ信号を基に,被検車輪の回転速度,被検車輪の回転方向,車輪速センサ1の短絡,および車輪速センサ1の断線をそれぞれ常時監視している。このように車輪速センサからの信号を基に,被検車輪の回転状態のみならず車輪速センサの異常も検出可能なものとしては,例えば特許文献1に開示された回転検出センサがある。
図9は,図8に示した車輪速信号処理部2に利用される車輪速信号処理回路200の一例を示すブロック図である。車輪速信号処理回路200は,検査項目ごとにコンパレータを備え,各コンパレータを介して検査項目に応じた信号を出力する。具体的には,車輪速検出コンパレータ23にてセンサ信号と車輪速検出閾値とを比較し,その結果を車輪速検査信号として車輪速検出部3に出力している。また,回転方向検出コンパレータ24にてセンサ信号と回転方向検出閾値とを比較し,その結果を回転方向検出信号として回転方向検出部4に出力している。また,短絡検出コンパレータ25にてセンサ信号と短絡検出閾値とを比較し,その結果を短絡検出信号として短絡検出部5に出力している。また,断線検出コンパレータ26にてセンサ信号と断線検出閾値とを比較し,その結果を断線検出信号として断線検出部6に出力している。
すなわち,図9に示した従来の車輪速信号処理回路200では,車輪速センサ1からのセンサ信号を各コンパレータにて常時監視し,検査項目に応じた閾値電圧と比較することで検査信号を生成している。そして,車輪速検出装置は,各コンパレータから出力される検査信号を基に,常時,被検車輪の回転速度と,被検車輪の回転方向と,車輪速センサ1の短絡と,車輪速センサ1の断線とを検査している。
また,この他の信号処理回路の一例として,例えば特許文献2に開示されている回路がある。この回路は,コンパレータを共用化し,外部入力端子に入力された信号を時分割して監視するものである。
実公平7−34380号公報 特開平9−91164号公報
しかしながら,図9に示した従来の車輪速信号処理回路200には,次のような問題があった。すなわち,車輪速信号処理回路200には,車輪速センサ1から出力される信号の処理,具体的には車輪速検査信号の出力,回転方向検出信号の出力,短絡検出信号の出力,および断線検出信号の出力を行うためにそれぞれ1つずつコンパレータを設けている。そのため,消費電力の増大を招いているとともに回路全体のコンパクト化の妨げとなっている。
この問題の解決には,特許文献2に開示された回路のようにコンパレータを共用化し,センサ信号を時分割して監視することが考えられる。しかし,コンパレータを時分割して共用すると,検査項目ごとにセンサ信号を監視できない時間ができてしまう。すなわち,センサ信号の時間的な監視レベルを低下させてしまう。
本発明は,前記した従来の信号処理回路が有する問題点を解決するためになされたものである。すなわちその課題とするところは,入力信号の時間的な監視レベルを低下させることなく,消費電力および回路規模の増大を抑制した信号処理回路および車輪速信号処理回路を提供することにある。
この課題の解決を目的としてなされた信号処理回路は,入力信号を基準電圧と比較し,その結果を出力する基準電圧比較部と,基準電圧比較部からの出力信号を基に,複数の閾値電圧から1つの閾値電圧を選択する閾値電圧選択部と,入力信号と閾値選択部にて選択された閾値電圧とを比較し,その結果を出力する選択電圧比較部とを備え,閾値電圧選択部は,入力信号が基準電圧より高電圧であれば基準電圧より高電圧の閾値電圧を選択し,入力信号が基準電圧より低電圧であれば基準電圧より低電圧の閾値電圧を選択することを特徴とするものである。
本発明の信号処理回路では,あらかじめ基準電圧と少なくとも2つの閾値電圧とが設けられている。そして,基準電圧比較部にて基準電圧を基に入力信号が2値化される。そして,閾値電圧選択部では,基準電圧比較部にて2値化された信号を基に1つの閾値電圧が選択される。詳細には,入力信号が基準電圧より高電圧のときには,基準電圧より高電圧の閾値電圧が選択される。一方,入力信号が基準電圧より低電圧のときには,基準電圧より低電圧の閾値電圧が選択される。そして,選択電圧比較部では,閾値選択部にて選択された閾値電圧を基に入力信号が2値化される。この選択電圧比較部にて2値化された信号が各種の検査に必要な信号となって出力される。
すなわち,本発明の信号処理回路の閾値電圧選択部では,入力信号が基準電圧より高電圧であるか否かによって閾値電圧を切り換えている。そして,選択電圧比較部では選択された閾値電圧と入力信号とを比較している。すなわち,入力信号について,基準電圧より高電圧の閾値電圧との比較と,基準電圧より低電圧の閾値電圧との比較とを選択的に行っている。これにより,比較手段を共用することができ,消費電力の低減および回路規模の縮小を図ることができる。
また,閾値電圧選択部は,入力信号が基準電圧より高電圧であれば基準電圧より高電圧の閾値電圧を選択し,入力信号が基準電圧より低電圧であれば基準電圧より低電圧の閾値電圧を選択している。すなわち,入力信号が基準電圧より高電圧であれば,当然に基準電圧より低い閾値電圧より高電圧である。その反対に,入力信号が基準電圧より低電圧であれば,当然に基準電圧より高い閾値電圧より低電圧である。よって,本発明の閾値電圧選択部のように閾値電圧を切り換えることによって監視していないときの状態を互いに推定することができる。そのため,基準電圧より高電圧の閾値電圧も低電圧の閾値電圧も常時監視していることと同視することができる。従って,入力信号の監視レベルを低下させずに比較手段の共用化を図ることができる。
また,本発明の信号処理回路の閾値電圧選択部は,基準電圧比較部からの出力信号がハイからローもしくはローからハイに変化した時点を基準に始期と終期とが定まる期間では第1閾値電圧を選択し,その期間以外の期間では,入力信号が基準電圧より高電圧であれば基準電圧より高電圧の第2閾値電圧を選択し,入力信号が基準電圧より低電圧であれば基準電圧より低電圧の第3閾値電圧を選択することとしてもよい。
また,本発明の別の信号処理回路は,入力信号を閾値電圧と比較し,その結果を出力する閾値電圧比較部と,閾値電圧比較部からの出力信号を基に複数の閾値電圧から1つの閾値電圧を選択し,閾値電圧比較部の閾値電圧として出力する閾値電圧出力部とを備え,閾値電圧出力部は,基準電圧比較部からの出力信号がハイからローもしくはローからハイに変化した時点を基準に始期と終期とが定まる期間では第1閾値電圧を選択し,その期間以外の期間では第2閾値電圧を選択することを特徴とするものである。
また,本発明の車輪速信号処理回路は,車輪速センサから出力されるセンサ信号を基に,被検車輪の回転状態を検査する信号と車輪速センサの異常を検査する信号とを出力する車輪速信号処理回路であって,センサ信号を車輪速閾値電圧と比較し,その結果を出力する車輪速閾値比較部と,車輪速閾値比較部からの出力信号を基に,複数の閾値電圧から1つの閾値電圧を選択する閾値電圧選択部と,センサ信号と閾値選択部にて選択された閾値電圧とを比較し,その結果を出力する選択電圧比較部とを備え,閾値電圧選択部は,センサ信号が車輪速閾値電圧より高電圧であれば車輪速閾値電圧より高電圧の閾値電圧を選択し,センサ信号が車輪速閾値電圧より低電圧であれば車輪速閾値電圧より低電圧の閾値電圧を選択することを特徴とするものである。
また,本発明の車輪速信号処理回路の閾値電圧選択部は,車輪速閾値比較部からの出力信号がハイからローもしくはローからハイに変化した時点を基準に始期と終期とが定まる期間では第1閾値電圧を選択し,その期間以外の期間では,センサ信号が車輪速閾値電圧より高電圧である期間のうち,センサ信号が車輪速閾値電圧より高電圧であれば車輪速閾値電圧より高電圧の第2閾値電圧を選択し,センサ信号が車輪速閾値電圧より低電圧であれば車輪速閾値電圧より低電圧の第3閾値電圧を選択することとしてもよい。
また,本発明の別の車輪速信号処理回路は,車輪速センサから出力されるセンサ信号を基に,被検車輪の回転状態を検査する信号を出力する車輪速信号処理回路であって,センサ信号を閾値電圧と比較し,その結果を出力する閾値電圧比較部と,閾値電圧比較部からの出力信号を基に複数の閾値電圧から1つの閾値電圧を選択し,閾値電圧比較部の閾値電圧として出力する閾値電圧出力部とを備え,閾値電圧出力部は,車輪速閾値比較部からの出力信号がハイからローもしくはローからハイに変化した時点を基準に始期と終期とが定まる期間では第1閾値電圧を選択し,その期間以外の期間では第2閾値電圧を選択することを特徴とするものである。
本発明によれば,比較手段を共用させて検査に必要な信号を生成している。また,入力信号を監視していないときの良否を推定することで常時監視している状態を作りだしている。よって,入力信号の時間的な監視レベルを低下させることなく,消費電力および回路規模の増大を抑制した信号処理回路および車輪速信号処理回路が実現されている。
以下,本発明を具体化した実施の形態について,添付図面を参照しつつ詳細に説明する。なお,本実施の形態は,車輪速検出装置に利用される車輪速信号処理回路に本発明を適用したものである。また,車輪速検出装置の全体構成は,図8に示した従来のものと同様である。
[第1の形態]
第1の形態に係る車輪速信号処理回路20は,図1のブロック図に示すように構成されている。すなわち車輪速信号処理回路20は,車輪速検査信号生成用のコンパレータ21と,回転方向,短絡,および断線の各検出信号生成用の共用コンパレータ22と,タイミング生成部27と,閾値切換部28と,回転方向検出信号用のマスク294と,短絡検出信号用のマスク295と,断線検出信号用のマスク296とを有している。本形態の車輪速信号処理回路20では,回転方向,短絡,および断線の各検出信号を生成するためのコンパレータを共用コンパレータ22にて共用している。この点,検査項目ごとにコンパレータが設けられている従来の車輪速信号処理回路(図9参照)と異なる。
閾値切換部28は,共用コンパレータ22の−入力端子に入力する閾値電圧を切り換えるものである。具体的には,回転方向検出閾値の入力を切り換える回転方向検査スイッチSW1と,短絡検出閾値の入力を切り換える短絡検査スイッチSW2と,断線検出閾値の入力を切り換える断線検査スイッチSW3とによって構成されており,そのうちの1つのスイッチがオンされていれば残りのスイッチがオフとなるように制御される。タイミング生成部27は,閾値切換部28の各スイッチのオンオフを切り換える制御信号を生成するものである。また,マスク294,295,296は,タイミング生成部22から出力される制御信号に従って共用コンパレータ22の出力信号を適当にマスクするものである。
続いて,車輪速信号処理回路20の動作について説明する。まず,車輪速センサ1からのセンサ信号がコンパレータ21および共用コンパレータ22のそれぞれ+入力端子に送られる。コンパレータ21では,車輪速検出閾値を基にセンサ信号の波形整形が行われる。具体的には,車輪速検出閾値によるセンサ信号の2値化が行われ,ノイズや後述する回転方向検出用の成分が取り除かれる。コンパレータ21の出力は,車輪速検査信号として車輪速計測部3に送られる。また,車輪速検査信号は,閾値切換えの基準信号としてタイミング生成部27にも送られる。タイミング生成部27では,車輪速検査信号を基に閾値切換部28中の各スイッチのオンオフを切り換える制御信号が生成される。また,タイミング生成部27からの制御信号は,マスク294,295,296にも送られる。なお,タイミング生成部27の詳細については後述する。
一方,共用コンパレータ22では,回転方向,短絡,断線のうち,いずれか1つの閾値電圧を基にセンサ信号との比較が行われる。どの閾値と比較するかはタイミング生成部27から出力される制御信号によって決められ,その制御信号に従って閾値切換部28の各スイッチが切り換えられる。共用コンパレータ22からの出力信号は,マスク294,295,296に送られ,タイミング生成部27からの制御信号に従って共用コンパレータ22の出力信号が適当にマスクされる。具体的には,各マスクは,閾値切換部28のうち,対応するスイッチがオフされているときに共用コンパレータ22からの信号をマスクする。そして,マスク294の出力は,回転方向検出信号として回転方向検出部4に送られる。マスク295の出力は,短絡検出信号として短絡検出部5に送られる。マスク296の出力は,断線検出信号として断線検出部6に送られる。
次に,車輪速信号処理回路20に入力されるセンサ信号について説明する。図2は,車輪速センサ1から出力されるセンサ信号の一例を示している。なお,説明の簡略化のため,被検車輪の回転速度は一定とする。また,図2の信号波形図では,正回転の場合と逆回転の場合とを同じ図に表している。
車輪速センサ1から出力されるセンサ信号は,被険車輪の回転速度によってその周波数が決められる方形波信号である。さらに,逆回転時には,センサ信号がハイレベルの電圧(H)からローレベルの電圧(L),あるいはLからHに変化するタイミングに同期して,Hよりもさらに高いレベルのパルス電圧(PH)が出力される。すなわち,被検車輪の回転方向は,このPHが検出されるか否かによって求められる。なお,本形態のセンサ信号では,図2に示したようにHからL,およびLからHに変化するタイミングに同期して,およそ150μsの間,PHが出力される。
また,センサ信号は,車輪速センサ1のコイルが短絡したり断線したりすると時間的変化がなくなる。具体的に本形態のセンサ信号では,短絡すると車輪速センサからPHよりも高い電圧が出力され続ける。一方,断線するとLよりも低い電圧が出力され続ける。
続いて,タイミング生成部27での閾値電圧の切換え制御について説明する。本形態の車輪速信号処理回路20では,センサ信号の波形整形に利用される閾値(車輪速検出閾値),被検車輪の回転方向の検出に利用される閾値(回転方向検出閾値),車輪速センサ1の短絡の検出に利用される閾値(短絡検出閾値),および車輪速センサ1の断線の検出に利用される閾値(断線検出閾値)の関係が次のようになっている。
(短絡検出閾値)>(回転方向検出閾値)>(車輪速検出閾値)>(断線検出閾値)
すなわち,被検車輪の回転速度の検出では,センサ信号を波形整形するためにHとLとの間に車輪速検出閾値が設定される。一方,回転方向の検出では,PHを検出する必要がある。そのため,回転方向検出閾値は,PHとHとの間に設定される。すなわち,回転方向検出閾値は,車輪速検出閾値よりも高電圧である。また,断線の検出にはLよりも低い電圧を一定期間検出する必要があり,短絡の検出にはPHよりも高い電圧を一定期間検出する必要がある。すなわち,短絡検出閾値は,回転方向検出閾値よりも高電圧に設定され,断線検出閾値は,車輪速検出閾値よりも低電圧に設定される。従って,各閾値の関係は,前記の関係となる。
前記した閾値電圧の関係により,車輪速検査信号がHのとき,すなわちセンサ信号の電圧値が車輪速検出閾値より大きいときは断線状態でないことがわかる。また,車輪速検査信号がLのとき,すなわちセンサ信号の値が車輪速検出閾値より小さいときは短絡状態でないことがわかる。すなわち,コンパレータ21から出力される車輪速検査信号によって,短絡状態あるいは断線状態ではないことが推定される期間が存在する。
また,回転方向の検出は,センサ信号の変化時に出力されるパルス電圧(PH)を検出すれば足りる。すなわち,常時,センサ信号を監視する必要はない。本形態では,車輪速検査信号がLからHになった後から150μs経過する前までの間に検査すればよい。これらにより,車輪速の検査以外にセンサ信号を常時監視する必要性がないことがわかる。
そこで,タイミング生成部27では,図3に示すようなタイミングで共用コンパレータ22の閾値電圧を切り換える制御信号を生成する。具体的には,閾値切換部28の各スイッチが次のように切り換えられる制御信号を出力する。すなわち,車輪速検査信号がLからHになったときから10μsまでの間(以下,「第1の短絡検出期間」とする)は,短絡検出を行うために短絡検査スイッチSW2をオンとする。第1の短絡検出期間の経過後,50μsの経過前は,回転方向の検出を行うために回転方向検査スイッチSW1をオンとする。回転方向検出期間の経過後,すなわち車輪速検査信号がLからHになったときから60μsの経過後,車輪速検査信号がHからLになるまでの間(以下,「第2の短絡検出期間」とする)は再び短絡検査スイッチSW2をオンとする。一方,車輪速検査信号がHからLになると,車輪速検査信号がLからHになるまで断線検査スイッチSW3をオンとする。これにより,1つの共用コンパレータ22にて車輪の回転方向の検出,車輪速センサの短絡の検出,および車輪速センサの断線の各検査を行うことができる。
このようなタイミングでコンパレータの共用化を図ると,例えば断線検出では,車輪速検査信号がLのときだけしかセンサ信号を監視していないことになる。しかしながら,車輪速検査信号がHのときは,センサ信号が当然に断線検出閾値よりも高電圧である。そのため,当然に断線していないと推定でき,常時監視していることと同視することができる。また,短絡検出においても,車輪速検査信号がHのときだけしかセンサ信号を監視していないことになる。しかしながら,車輪速検査信号がLのときは当然に短絡していないと推定できるために常時監視していることと何ら変わりない。
また,回転方向検出では,パルス電圧(PH)を出力する可能性がある時間のみ監視している。具体的には,車輪速検査信号がLからHに変化した時点から10μs後を始期として50μsの間だけ共用コンパレータ22にてセンサ信号を監視している。よって,単にセンサ信号を時分割することによりコンパレータの共用化を図るものと比較して,時間的な監視レベルを低下させずにコンパレータを共用することができている。
なお,短絡検出は,一定期間(数100μs)継続して検出されたときに電源オフ等の処理を行う。そのため,回転方向の検出のために50μs程度の空白期間を設けても異常検出の精度に大きな影響を与えることはない。また,第1の短絡検出期間は,短絡検査を優先して行うために設けられる。すなわち,第1の短絡検出期間で短絡を検出した場合には,回転方向の検出に切り換えずに短絡検査を優先する。
図4は,タイミング生成部27の回路構成を示すブロック図である。タイミング生成部27は,10μsタイマ271と,60μsタイマ272とを有している。10μsタイマ271は,入力信号の立ち上がりエッジで出力をセットし,10μs後に出力をリセットするものである。60μsタイマ272は,入力信号の立ち上がりエッジで出力をセットし,60μs後に出力をリセットするものである。
タイミング生成部27は,図4に示した回路にて図5に示す表を満たす制御信号を出力する。すなわち,車輪速検査信号がLのときは,SW3制御信号がHとなる。そのため,断線検査スイッチSW3がオンとなり,その他のスイッチはオフとなる。よって,車輪速検査信号がLのときは,断線検出閾値電圧が共用コンパレータ22に入力される。
一方,車輪速検査信号がHのときは次のように動作する。すなわち,車輪速検査信号がLからHになると10μsタイマ271および60μsタイマ272がセットされる。そして,両タイマがセットされている間(両タイマセット後,10μsが経過するまでの間)は,SW1制御信号がLでSW2制御信号がHとなる。そのため,短絡検査スイッチSW2がオンとなり,その他のスイッチはオフとなる。これにより,短絡検出閾値電圧が共用コンパレータ22に入力される。そして,10μsタイマ271がリセットされて60μsタイマがセットされている間(両タイマセット後,10μsが経過してから60μsが経過するまでの間)は,SW1制御信号がHでSW2制御信号がLとなる。そのため,回転方向検査スイッチSW1がオンとなり,その他のスイッチはオフとなる。そして,両タイマがリセットされている間(両タイマセット後,60μsが経過したとき)は,SW1制御信号がLでSW2制御信号がHとなる。そのため,短絡検査スイッチSW2が再びオンとなり,その他のスイッチはオフとなる。これにより,短絡検出閾値電圧が再び共用コンパレータ22に入力される。
以上詳細に説明したように第1の形態の車輪速信号処理回路20では,コンパレータ21にて車輪速検出閾値を基にセンサ信号を2値化することとしている。そして,タイミング生成部27にてその2値化した信号(車輪速検査信号)を基に制御信号を作成し,その制御信号に従って閾値切換部28内の各スイッチをオンオフさせることとしている。具体的には,車輪速検査信号がH(車輪速検査信号が車輪速検出閾値より高電圧)であれば車輪速検出閾値より高電圧の閾値(短絡検出閾値あるいは回転方向検出閾値)を選択し,車輪速検査信号がL(車輪速検査信号が車輪速検出閾値より低電圧)であれば車輪速検出閾値より低電圧の閾値(断線検出閾値)を選択することとしている。そして,共用コンパレータ22の出力を回転方向検出,短絡検出,断線検出の検査項目に応じてマスクすることによりその検査項目に応じた検査信号を出力することとしている。すなわち,共用コンパレータ22を介して回転方向検出,短絡検出,断線検出の各検査信号を生成することができている。よって,消費電力や回路規模の増大を抑制することができている。
また,各検査項目の閾値の関係から,センサ信号を監視していない期間についてもその良否を推定し,センサ信号の時間的な監視レベルの低下を抑制することができている。例えば断線の検査について,車輪速検査信号がLの期間では,共用コンパレータ22にてセンサ信号を監視している。一方,車輪速検査信号がHの期間では,車輪速検査信号が車輪速検出閾値より高電圧であることから,当然に断線検出閾値より高電圧であることがわかる。すなわち,断線していないことを推定することができる。よって,センサ信号を常時監視していることと同視することができる。従って,センサ信号の時間的な監視レベルを低下させることはない。
また,例えば回転方向の検出では,車輪速検査信号がLからHに変化した時点から10μs後を始期として50μsの間だけ共用コンパレータ22にてセンサ信号を監視している。すなわち,回転方向の検出では,パルス電圧(PH)の発生期間についてセンサ信号を監視すれば足りる。そのため,回転方向の検出については,その期間以外の期間についてはセンサ信号を監視しなくても問題にならない。これにより,センサ信号を常時監視していることと同視することができ,センサ信号の時間的な監視レベルを低下させることはない。
[第2の形態]
第2の形態に係る車輪速信号処理回路220の回路構成を図6に示す。車輪速信号処理回路220は,共用コンパレータ221と,50μsタイマ222と,ラッチ回路223と,閾値切換部224とを有している。本形態の車輪速信号処理回路220では,共用コンパレータ221が車輪速検査信号の生成と回転方向検出信号の生成とに供する。すなわち,本形態の車輪速信号処理回路220では,車輪速検査信号用のコンパレータと回転方向検出用のコンパレータとの共用化を図る。そして,短絡および断線については,他のコンパレータ(不図示)にて常時監視する。この点,回転方向検出用,短絡検出用,および断線検出用の各コンパレータの共用化を図る第1の形態の車輪速信号処理回路20と異なる。
この車輪速信号処理回路220では,共用コンパレータ221の−入力端子にセンサ信号がLからHに変化した後の50μsの期間だけ回転方向検出閾値が入力され,それ以外の期間は車輪速検出閾値が入力される。すなわち,センサ信号がLからHになると50μsタイマ222がセットされ,それに伴い回転方向検査スイッチSW5が50μsの間だけオンとなる。これにより,共用コンパレータ221には,回転方向検出に必要な期間には回転方向検出閾値が入力され,それ以外の期間には車輪速検出閾値が入力される。
また,ラッチ回路223は,共用コンパレータ221の出力がHであればセットされ,共用コンパレータ221の出力がLでありかつ50μsタイマ222がセットされていない状態であればリセットされる。このラッチ回路233の出力が車輪速検査信号となる。なお,センサ信号は,周期性を持つ信号であり,HからLに変化すると,ある程度の期間はその状態を維持する。通常,センサ信号がHからLに変化してからLからHに変化するまでには50μs以上かかるため,ラッチ回路223はセンサ信号がHからLになるタイミングでリセットされる。
すなわち,車輪速信号処理回路220では,回転方向の検出としてパルス電圧(PH)を出力する可能性がある時間のみ監視している。具体的には,共用コンパレータ221の出力がLからHに変化した時点を始期として50μsの間だけ共用コンパレータ221にてセンサ信号を監視している。
また,回転方向検出閾値が共用コンパレータ221に入力されている間,すなわち車輪速検査信号にとっての空白期間には,ラッチ回路223にリセット信号が供給されないため,車輪速検査信号としてHが出力される。ここで,センサ信号(車輪速検査信号)は,被検車輪の回転速度に応じて所定の周期でオンオフを繰り返す信号である。そのため,回転方向の検出のために50μs程度の空白期間を設け,その期間の共用コンパレータ221の出力をHと推定したとしても回転速度の計測精度に影響を与えることはない。従って,時間的な監視レベルを低下させずにコンパレータを共用することができていることがわかる。
以上詳細に説明したように,第2の形態の車輪速信号処理回路220では,車輪速検査信号用のコンパレータと回転方向検出用のコンパレータとを共用している。よって,消費電力や回路規模の増大を抑制することができている。
また,センサ信号を監視していない期間についてもその良否を推定し,センサ信号の時間的な監視レベルの低下を抑制することができている。すなわち,回転方向の検出では,共用コンパレータ221の出力がLからHに変化した時点を始期として,50μsの期間だけセンサ信号を監視している。すなわち,回転方向の検出では,パルス電圧(PH)の発生期間についてセンサ信号を監視すれば足りる。そのため,その期間以外の期間についてはセンサ信号を監視しなくても問題にならない。また,センサ信号(車輪速検査信号)は,一旦Hに変化すると,ある程度の期間はその状態を維持する。そのため,センサ信号がHに変化した直後に50μs程度の空白期間を設けても,その期間中のセンサ信号はHであると推定することができる。よって,回転速度の計測精度に大きな影響を与えることはない。従って,センサ信号の時間的な監視レベルを低下させることはない。
なお,本実施の形態は単なる例示にすぎず,本発明を何ら限定するものではない。したがって本発明は当然に,その要旨を逸脱しない範囲内で種々の改良,変形が可能である。例えば,本形態のセンサ信号は,短絡するとHが出力され,断線するとLが出力されるが,これとは反対に短絡するとLが出力され,断線するとHが出力されるとしてもよい。その場合,閾値の関係が短絡と断線とで反対となり,それに伴ってコンパレータへの閾値電圧の入力タイミングも反対となる。
また,本形態では,コンパレータを共用することで消費電力の抑制等を図っているが,図7に示すようにADコンバータによってセンサ信号をデジタル化して各検査信号を生成してもよい。この場合,ADコンバータ30のサンプリングは1回/μsの頻度で行えば十分である。また,10回/μsの頻度でサンプリングを行うとすれば車輪速検査信号も生成可能である。
第1の形態にかかる車輪速信号処理回路のブロック図である。 車輪速センサから出力されるセンサ信号の一例を示す信号波形図である。 センサ信号,車輪速検査信号,および検査切換えタイミングの一例を示す図である。 第1の形態にかかるタイミング生成部のブロック図である。 タイミング生成部にて出力される制御信号の仕様を示す図である。 第2の形態にかかる車輪速信号処理回路のブロック図である。 変形例にかかるADコンバータのブロック図である。 従来の形態にかかる車輪速検査装置の概略を示す概略構成図である。 従来の形態にかかる車輪速信号処理回路のブロック図である。
符号の説明
1 車輪速センサ
2 車輪速信号処理部
20 信号処理回路
21 コンパレータ(基準電圧比較部)
22 共用コンパレータ(選択電圧比較部)
27 タイミング生成部(閾値電圧選択部)
28 閾値切換部(閾値電圧選択部)
221 共用コンパレータ(閾値電圧比較部)
222 50μsタイマ(閾値電圧出力部)
224 閾値切換部(閾値電圧出力部)

Claims (6)

  1. 入力信号を基準電圧と比較し,その結果を出力する基準電圧比較部と,
    前記基準電圧比較部からの出力信号を基に,複数の閾値電圧から1つの閾値電圧を選択する閾値電圧選択部と,
    入力信号と前記閾値選択部にて選択された閾値電圧とを比較し,その結果を出力する選択電圧比較部とを備え,
    前記閾値電圧選択部は,
    入力信号が基準電圧より高電圧であれば基準電圧より高電圧の閾値電圧を選択し,入力信号が基準電圧より低電圧であれば基準電圧より低電圧の閾値電圧を選択することを特徴とする信号処理回路。
  2. 入力信号を基準電圧と比較し,その結果を出力する基準電圧比較部と,
    前記基準電圧比較部からの出力信号を基に,複数の閾値電圧から1つの閾値電圧を選択する閾値電圧選択部と,
    入力信号と前記閾値選択部にて選択された閾値電圧とを比較し,その結果を出力する選択電圧比較部とを備え,
    前記閾値電圧選択部は,
    前記基準電圧比較部からの出力信号がハイからローもしくはローからハイに変化した時点を基準に始期と終期とが定まる期間では第1閾値電圧を選択し,
    その期間以外の期間では,入力信号が基準電圧より高電圧であれば基準電圧より高電圧の第2閾値電圧を選択し,入力信号が基準電圧より低電圧であれば基準電圧より低電圧の第3閾値電圧を選択することすることを特徴とする信号処理回路。
  3. 入力信号を閾値電圧と比較し,その結果を出力する閾値電圧比較部と,
    前記閾値電圧比較部からの出力信号を基に複数の閾値電圧から1つの閾値電圧を選択し,前記閾値電圧比較部の閾値電圧として出力する閾値電圧出力部とを備え,
    前記閾値電圧出力部は,
    前記基準電圧比較部からの出力信号がハイからローもしくはローからハイに変化した時点を基準に始期と終期とが定まる期間では第1閾値電圧を選択し,
    その期間以外の期間では第2閾値電圧を選択することを特徴とする信号処理回路。
  4. 車輪速センサから出力されるセンサ信号を基に,被検車輪の回転状態を検査する信号と車輪速センサの異常を検査する信号とを出力する車輪速信号処理回路において,
    センサ信号を車輪速閾値電圧と比較し,その結果を出力する車輪速閾値比較部と,
    前記車輪速閾値比較部からの出力信号を基に,複数の閾値電圧から1つの閾値電圧を選択する閾値電圧選択部と,
    センサ信号と前記閾値選択部にて選択された閾値電圧とを比較し,その結果を出力する選択電圧比較部とを備え,
    前記閾値電圧選択部は,
    センサ信号が車輪速閾値電圧より高電圧であれば車輪速閾値電圧より高電圧の閾値電圧を選択し,センサ信号が車輪速閾値電圧より低電圧であれば車輪速閾値電圧より低電圧の閾値電圧を選択することを特徴とする車輪速信号処理回路。
  5. 車輪速センサから出力されるセンサ信号を基に,被検車輪の回転状態を検査する信号と車輪速センサの異常を検査する信号とを出力する車輪速信号処理回路において,
    センサ信号を車輪速閾値電圧と比較し,その結果を出力する車輪速閾値比較部と,
    前記車輪速閾値比較部からの出力信号を基に,複数の閾値電圧から1つの閾値電圧を選択する閾値電圧選択部と,
    センサ信号と前記閾値選択部にて選択された閾値電圧とを比較し,その結果を出力する選択電圧比較部とを備え,
    前記閾値電圧選択部は,
    前記車輪速閾値比較部からの出力信号がハイからローもしくはローからハイに変化した時点を基準に始期と終期とが定まる期間では第1閾値電圧を選択し,
    その期間以外の期間では,センサ信号が車輪速閾値電圧より高電圧である期間のうち,センサ信号が車輪速閾値電圧より高電圧であれば車輪速閾値電圧より高電圧の第2閾値電圧を選択し,センサ信号が車輪速閾値電圧より低電圧であれば車輪速閾値電圧より低電圧の第3閾値電圧を選択することを特徴とする車輪速信号処理回路。
  6. 車輪速センサから出力されるセンサ信号を基に,被検車輪の回転状態を検査する信号を出力する車輪速信号処理回路において,
    センサ信号を閾値電圧と比較し,その結果を出力する閾値電圧比較部と,
    前記閾値電圧比較部からの出力信号を基に複数の閾値電圧から1つの閾値電圧を選択し,前記閾値電圧比較部の閾値電圧として出力する閾値電圧出力部とを備え,
    前記閾値電圧出力部は,
    前記車輪速閾値比較部からの出力信号がハイからローもしくはローからハイに変化した時点を基準に始期と終期とが定まる期間では第1閾値電圧を選択し,
    その期間以外の期間では第2閾値電圧を選択することを特徴とする車輪速信号処理回路。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2015023718A (ja) * 2013-07-22 2015-02-02 三菱電機株式会社 車両用電力変換装置
CN108387806A (zh) * 2017-12-28 2018-08-10 交控科技股份有限公司 一种速度传感器断线的检测方法
CN113002802A (zh) * 2021-03-20 2021-06-22 西安航空制动科技有限公司 一种具有状态输出功能的机轮速度传感器

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