JP2005249278A - 空気調和装置 - Google Patents

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克明 永松
Toru Matsuda
徹 松田
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裕輔 田島
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Abstract

【課題】 室内の快適性をできるだけ損なうことなく、圧縮機の起動異常を防ぐことができる信頼性にすぐれた空気調和装置を提供する。
【解決手段】 各室内ユニット3の要求能力に応じて圧縮機4a,4bの運転台数および能力を制御するとともに、圧縮機4a,4bのうち運転の優先順位が高い圧縮機4aから吐出される冷媒の圧力Pdを検知する。圧縮機4a,4bの2台運転が必要なとき、検知圧力Pdが設定値Pds未満であれば、運転中の圧縮機4aの能力を維持した状態で、停止中の圧縮機4bを運転する。ただし、検知圧力Pdが設定値Pds以上であれば、運転中の圧縮機4aの能力を低減してから、停止中の圧縮機4bを運転する。
【選択図】 図1

Description

この発明は、複数台の能力可変圧縮機を有する室外ユニット、および複数台の室内ユニットからなる空気調和装置に関する。
複数台の能力可変圧縮機を有する室外ユニット、および複数台の室内ユニットからなるマルチタイプの空気調和装置では、各室内ユニットの要求能力(空調負荷)に応じて各圧縮機の運転台数および能力が制御される。
このようなマルチタイプの空気調和装置で、例えば2台の能力可変圧縮機を有するものでは、圧縮機の1台運転から2台運転への切換えに際し、すでに運転している1台目圧縮機からの吐出冷媒の影響により、これから運転(起動)しようとする2台目圧縮機に大きな起動負荷がかかり、2台目圧縮機が起動異常を起こすことがある。
このような2台目圧縮機の起動異常を防ぐため、2台目圧縮機の運転に際し、あらかじめ1台目圧縮機の能力を低減する例がある(例えば特許文献1参照)。
特許第2557903号公報
しかしながら、2台目圧縮機の運転に際してあらかじめ1台目圧縮機の能力を低減するものでは、2台目圧縮機の起動負荷が小さくて2台目圧縮機が起動異常を起こさない状況であっても、1台目圧縮機の能力が低減されてしまう。これは、空調能力の不要な減少につながり、室内の快適性が損なわれることがある。しかも、1台目圧縮機の能力が一旦低減されると、2台目圧縮機が起動してから1台目圧縮機の能力が定常状態に立ち上がるまでに時間がかかり、やはり快適性が損なわれることがある。
この本発明は、上記の事情を考慮したもので、室内の快適性をできるだけ損なうことなく、圧縮機の起動異常を防ぐことができる信頼性にすぐれた空気調和装置を提供することを目的とする。
請求項1に係る発明の空気調和装置は、複数台の能力可変圧縮機を有する室外ユニット、および複数台の室内ユニットからなるものであって、各室内ユニットの要求能力に応じて各圧縮機の運転台数および能力を制御するとともに、各圧縮機のうち運転の優先順位が高い圧縮機から吐出される冷媒の圧力を検知する。各圧縮機の運転台数の増加が必要なとき、上記検知圧力が設定値未満であれば、運転中の圧縮機の能力を維持した状態で、停止中の圧縮機を運転する。ただし、検知圧力が設定値以上であれば、運転中の圧縮機の能力を低減してから、停止中の圧縮機を運転する。
この発明によれば、室内の快適性をできるだけ損なうことなく、圧縮機の起動異常を防ぐことができる信頼性にすぐれた空気調和装置を提供できる。
[1]以下、この発明の第1の実施形態について図面を参照して説明する。
図1において、1はマルチタイプの空気調和装置で、1台の室外ユニット2および複数台の室内ユニット3からなる。室外ユニット2は、2台の能力可変圧縮機4a,4b、油分離器7、四方弁9、室外熱交換器10、リキッドタンク11、アキュムレータ16、室外ファン20、室外制御部50、およびインバータ51,52などで構成されている。各室内ユニット3は、電子膨張弁13、室内熱交換器14、室内ファン30、および室内制御部(図示しない)などで構成されている。この室外ユニット2および各室外ユニット3は、液側管12およびガス側管13により、接続されている。
上記室外制御部50は、室外ユニット2の運転を制御する。インバータ51,52は、商用交流電源53の電圧を整流し、整流後の電圧を室外制御部50の指令に応じた周波数の交流電圧にそれぞれ変換して出力する。このインバータ51,52の出力により、圧縮機4a,4bのモータMa,Mbが駆動される。圧縮機4aは、圧縮機4bよりも運転の優先順位が予め高く設定されていて、上記各室内ユニット3の要求能力の合計が大きくないときには、圧縮機4aが先に運転(起動)される。上記運転の優先順位は適宜切換え可能であり、圧縮機4bを先に運転(起動)するようにしてもよい。
圧縮機4a,4bはその運転中に密閉ケース内が高圧になる高圧型の圧縮機で、密閉ケース内に潤滑用の油Lが収容されている。この圧縮機4a,4bの冷媒吐出口に吐出管5a,5bがそれぞれ接続され、これら吐出管5a,5bが高圧側配管6に接続されている。吐出管5a,5bには、圧力検知手段として圧力センサ8a,8bがそれぞれ設けられるとともに、逆止弁51a,51bが設けられている。また、圧縮機4a,4bの冷媒吸込口に吸込管18a,18bが接続され、これら吸込管18a,18bが低圧側配管17に接続されている。吸込管18a、18bには、サクションカップ19a,19bが接続されている。
圧縮機4a,4bの密閉ケースの側面における所定の高さ位置に、第1均油管41a,41bの一端が接続され、これら均油管41a,41bに逆止弁42a,42bおよび第1減圧手段たとえばキャピラリチューブ43a,43bが設けられている。均油管41a,41bの他端は、気液分離手段であるバッファタンク44に集合接続されている。バッファタンク44は、気体と液体とを分離する機能を有し、均油管41a,41bから流れてきた余剰分の油Lを一時的に蓄える。
バッファタンク44の側面部における所定の高さ位置に第2均油管45の一端が接続され、その均油管45の他端は2つの均油管45a,45bに分岐して吸込管18a,18bに接続されている。均油管45a,45bには第2減圧手段たとえばキャピラリチューブ46a,46bが設けられている。
高圧側配管6とバッファタンク44との間にバイパス管47が接続され、そのバイパス管47に第3減圧手段たとえばキャピラリチューブ48が設けられている。
油分離器7と均油管45の間に、油戻り管71,72が接続されている。油戻り管71は、その一端が油分離器7の側面における所定の高さ位置に接続されている。この油戻し管71にキャピラリチューブ73が設けられている。油戻し管71の接続位置より上方に溜まった油分離器7内の油Lは、油戻し管71に流入し、キャピラリチューブ73を介して均油管45に流入する。均油管45に流入した油Lは、均油管45a,45bに分流し、キャピラリチューブ46a,46bを介して吸込管18a,18bに流入し、冷凍サイクルを循環した冷媒と共に圧縮機4a,4bに吸込まれる。
油戻し管72は、その一端が油分離器7の下部に接続されている。この油戻し管72に開閉弁74およびキャピラリチューブ75が設けられている。
第1均油管41a,41bのキャピラリチューブ43a,43bの下流側には、第1温度センサT1a,T1bが設けられ、第2均油管45には、第2温度センサT2が取付けられ、バイパス管47のキャピラリチューブ48の下流側位置には、第3温度センサT3が取付けられている。油Lが流れる管は温度が高く、冷媒が流れる管は温度が低く検出されるため、上記各温度センサで検出された温度差を比較することによって圧縮機4a,4bの油面レベルを検出することができる。これら各温度センサT1a,T1b,T2,T3のデータを室外制御部50が処理し、上記開閉弁74の開閉を制御して均油を行う。
圧縮機4a,4bが運転されると、その圧縮機4a,4bから吐出される冷媒が、吐出管5a,5bを介して高圧側配管6に流れ、その高圧側配管6により油分離器7に供給される。油分離器7は、冷媒と油Lを分離し、この油分離器7内の冷媒は、四方弁9に流れる。
四方弁9に流れた冷媒は、冷房運転時、室外熱交換器10に流れ、この室外熱交換器10で室外空気と熱交換して凝縮(液化)する。室外熱交換器10を経た冷媒は、リキッドタンク11、バックドバルブ21a、液側管12、パックドバルブ21cを順に介して室内ユニット3に流れる。室内ユニット3に流れた冷媒は、膨張弁13を通って室内熱交換器14に流れ、この室内熱交換器14で室内空気と熱交換して気化する。室内熱交換器14を経た冷媒は、パックドバルブ21d、ガス管15、パックドバルブ21bを順に介して室外ユニット2に流れる。室外ユニット2に流れた冷媒は、上記四方弁9を通ってアキュムレータ16に流れ、そのアキュムレータ16から低圧側配管17および吸込管18a,18bを通って圧縮機4a,4bに吸込まれる。
暖房運転時は、四方弁9が切換わることにより、反対方向に冷媒が流れる。
圧縮機4a,4bの密閉ケース内の油面がそれぞれ均油管41a,41bの接続位置よりも高ければ、その接続位置を超えている分の油Lが、余剰分として均油管41a,41bに流入する。均油管41a,41bに流入した油Lは、キャピラリチューブ43a,43bを介してバッファタンク44に流入する。バッファタンク44には、高圧側配管6からバイパス管47を通じて微小量の高圧の冷媒ガスが流入する。バッファタンク44に流入した油Lは、バイパス管47を通じて加わる圧力と、吸込管18a,18bから均油管45,45bおよび均油管45を通じて加わる吸入圧力とにより、均油管45に流出してそこから均油管45a,45bに分流する。分流した油はキャピラリチューブ46a,46bを介して吸込管18a,18bに流入する。吸込管18a,18bに流入した油Lは、冷凍サイクル中を循環した冷媒と共に、吸込管19a,19bを通って圧縮機4a,4bに吸込まれる。
圧縮機4aのケース内の油面は均油管41aの接続位置よりも高く、圧縮機4bのケース内の油面が均油管41bの接続位置よりも低いというように、圧縮機4a,4bのケース内の油面レベルに偏りが生じることがある。この場合、圧縮機4a側の均油管41aには油Lが流入し、圧縮機4b側の均油管4bには高圧の冷媒ガスが流入するが、これら流入した油Lおよび冷媒ガスはバッファタンク44に集合する。集合した油Lと冷媒ガスはバッファタンク44内で互いに分離され、均油管45の接続位置を越えている分の油が均油管45に流入する。均油管45に流入した油は、キャピラリチューブ46a,46bの抵抗作用によって均油管45a,45bに均等に分流する。
こうして、油量の多い側の圧縮機4aから油量の少ない側の圧縮機4bへと油が移動するようになり、圧縮機4a,4bのケース内の油面レベルが迅速にバランスする。
一方、圧縮機4a,4bから冷媒が吐出されるのに伴い、圧縮機4a,4b内の油Lの一部が吐出管5a,5bに流出する。流出した油Lは、高圧側配管6から油分離器7に流れる。油分離器7は、油Lを冷媒ガスから分離して収容する。油分離器7に収容される油Lのうち、油戻し管71の接続位置を超えた分の油が油戻し管71に流入する。油戻し管71に流入した油Lは、均油管45および均油管45a,45bを介して圧縮機4a,4bに戻される。
圧縮機4a,4bの密閉ケース内の油面レベルが両方とも低下した場合は、油戻し管72に設けられている開閉弁74が開かれることによって、油分離器7内の油が均油管45および均油管45a,45bを介して圧縮機4a,4bに戻される。
また、均油管41aと均油管41bとの間にバッファタンク44が存在し、そのバッファタンク44内では重量が軽い冷媒が上方に移動して重量の重い油Lが下方に移動するので、運転中の圧縮機4aから均油管41aに流入した油Lがバッファタンク44および均油管41bを通って停止中の圧縮機4bへ流れ込むという不具合を未然に防止することができる。よって、運転中の圧縮機4aから停止中の圧縮機4bへの油Lの不要な移動を防ぐことができる。
次に、圧縮機4a,4bの1台運転から2台運転への切換制御について、図2のフローチャートを参照しながら説明する。
各室内ユニット3の要求能力の合計が大きくないとき、圧縮機4aの1台が運転され、圧縮機4bが停止される。そして、圧縮機4aの能力すなわち運転周波数(インバータ51の出力周波数)Faが、各室内ユニット3の要求能力の合計に応じて制御される。
各室内ユニット3の要求能力の合計が増して、圧縮機4a,4bの2台運転が必要になると(ステップ101のYES)、圧力センサ8aの検知圧力(圧縮機4aから吐出されている冷媒の圧力)Pdと予め定められている設定値Pdsとが比較される(ステップ102)。
検知圧力Pdが設定値Pds未満であれば(ステップ102のYES)、これから運転(起動)する圧縮機4bの起動負荷が小さくて圧縮機4bが起動異常を起こす心配はないとの判断の下に、運転中の圧縮機4aの運転周波数Faがそのままの状態に維持されたまま(ステップ103)、停止中の圧縮機4bが運転(起動)される(ステップ104)。そして、圧縮機4a,4bの運転周波数Fa,Fbが、各室内ユニット3からの指令周波数(要求能力の合計に対応する運転周波数)に設定される(ステップ105)。
このように、圧縮機4bの運転に際し、すでに運転中の圧縮機4aの運転周波数Faがそのままの状態に維持されることにより、空調能力の不要な減少を回避することができる。よって、室内の快適性が損なわれる心配はない。また、運転中の圧縮機4aの運転周波数Faがそのままの状態に維持されることにより、2台運転が開始された後の圧縮機4a,4bの運転周波数Fa,Fbを指令周波数に向けて迅速に移行させることができる。
検知圧力Pdが設定値Pds以上であれば(ステップ102のNO)、これから運転する圧縮機4bに大きな起動負荷がかかる可能性があるとの判断の下に、運転中の圧縮機4aの運転周波数Faが許容最低周波数Fminまで低減される(ステップ106)。この後、圧縮機4bが運転される(ステップ104)。そして、圧縮機4a,4bの運転周波数Fa,Fbが、各室内ユニット3からの指令周波数(要求能力の合計に対応する運転周波数)に設定される(ステップ105)。
このように、圧縮機4aの運転周波数Faを許容最低周波数Fminまで低減してから2台目の圧縮機4bを運転することにより、運転開始する圧縮機4bに大きな起動負荷がかからず、圧縮機4bの起動異常を未然に防ぐことができる。よって、1台運転から2台運転に確実に移行することができ、各室内ユニット3の要求能力を満たす十分な空調能力を得ることができる。
複数の室内ユニット3が接続されるマルチタイプの空気調和機の場合、各室内ユニット3の運転パターンが頻繁に変化し、それに伴って圧縮機4a,4bの1台運転と2台運転とが頻繁に切換わることが多いため、上記の制御を採用することにより、空気調和装置としての高い信頼性を確保することができる。
[2]第2の実施形態について説明する。
構成は第1の実施形態と同じであるので、その説明は省略する。
作用について図3のフローチャートを参照しながら説明する。
圧縮機4a,4bの2台運転が必要になると(ステップ201のYES)、圧力センサ8aの検知圧力Pdと設定値Pdsとが比較される(ステップ202)。
検知圧力Pdが設定値Pds未満であれば(ステップ202のYES)、これから運転する圧縮機4bの起動負荷が小さくて圧縮機4bが起動異常を起こす心配はないとの判断の下に、運転中の圧縮機4aの運転周波数Faがそのままの状態に維持されたまま(ステップ203)、停止中の圧縮機4bが運転される(ステップ204)。そして、圧縮機4a,4bの運転周波数Fa,Fbが、各室内ユニット3からの指令周波数に設定される(ステップ205)。
検知圧力Pdが設定値Pds以上であれば(ステップ202のNO)、これから運転する圧縮機4bに大きな起動負荷がかかる可能性があるとの判断の下に、運転中の圧縮機4aの運転周波数Faが予め定められている設定周波数F2まで低減される(ステップ206)。この後、検知圧力Pdと設定値Pdsとが再び比較される(ステップ207)。
ここで、検知圧力Pdが設定値Pds未満に下がれば(ステップ207のYES)、運転中の圧縮機4aの運転周波数Faがそのままの状態に維持されたまま(ステップ203)、停止中の圧縮機4bが運転される(ステップ204)。そして、圧縮機4a,4bの運転周波数Fa,Fbが、各室内ユニット3からの指令周波数に設定される(ステップ205)。
ただし、検知圧力Pdがまだ設定値Pds以上の状態にあれば(ステップ207のNO)、運転中の圧縮機4aの運転周波数Faが上記設定周波数F2よりもさらに低い設定周波数F1(<F2)まで低減される(ステップ208)。この後、検知圧力Pdと設定値Pdsとが再び比較される(ステップ209)。
ここで、検知圧力Pdが設定値Pds未満に下がれば(ステップ209のYES)、運転中の圧縮機4aの運転周波数Faがそのままの状態に維持されたまま(ステップ203)、停止中の圧縮機4bが運転される(ステップ204)。そして、圧縮機4a,4bの運転周波数Fa,Fbが、各室内ユニット3からの指令周波数に設定される(ステップ205)。
ただし、検知圧力Pdがまだ設定値Pds以上の状態にあれば(ステップ209のNO)、運転中の圧縮機4aの運転周波数Faが上記設定周波数F1よりさらに低い許容最低周波数Fmin(<F1)までさらに低減される(ステップ210)。この後、圧縮機4bが運転される(ステップ204)。そして、圧縮機4a,4bの運転周波数Fa,Fbが、各室内ユニット3からの指令周波数に設定される(ステップ205)。
このように、圧縮機4aの運転周波数Faを低減する周波数として3段階の値F2,F1,Fminを用意することにより、空調能力の減少をできるだけ抑えながら、2台目の圧縮機4bの異常のない確実な起動が可能となる。
他の効果は第1の実施形態と同じである。
[3]なお、この発明は、上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。
各実施形態の構成を示す図。 第1の実施形態の作用を説明するためのフローチャート。 第2の実施形態の作用を説明するためのフローチャート。
符号の説明
1…空気調和装置、2…室外ユニット、3…室内ユニット、4a,4b…圧縮機、5a,5b…吐出管、8a,8b…圧力センサ、10…室外熱交換器、41a,41b…第1均油管、43a,43b…キャピラリチューブ、45…第2均油管、46a,46b…キャピラリチューブ、47…バイパス管、50…室外制御部、51,52…インバータ、Ma,Mb…モータ

Claims (1)

  1. 複数台の能力可変圧縮機を有する室外ユニット、および複数台の室内ユニットからなる空気調和装置において、
    前記各室内ユニットの要求能力に応じて前記各圧縮機の運転台数および能力を制御する制御手段と、
    前記各圧縮機のうち運転の優先順位が高い圧縮機から吐出される冷媒の圧力を検知する圧力検知手段と、
    前記各圧縮機の運転台数の増加が必要なとき、前記圧力検知手段の検知圧力が設定値未満であれば、運転中の圧縮機の能力を維持した状態で停止中の圧縮機を運転する制御手段と、
    前記各圧縮機の運転台数の増加が必要なとき、前記圧力検知手段の検知圧力が設定値以上であれば、運転中の圧縮機の能力を低減してから停止中の圧縮機を運転する制御手段と、
    を備えていることを特徴とする空気調和装置。
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