JP2005248751A - ガスタービン、ガスタービンの始動方法及び停止方法 - Google Patents
ガスタービン、ガスタービンの始動方法及び停止方法 Download PDFInfo
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Abstract
【解決手段】タービン10、圧縮機11、燃焼器12及び始動機16を具備するガスタービンの始動方法において、再始動時燃焼器12の着火前に始動機16を一定時間運転して圧縮機11を駆動し、圧縮機11により吸気した空気でタービン内部を強制冷却した後燃焼器12を着火して始動する。このようにタービン内部を強制冷却することにより、タービンの内部温度を短時間で再始動可能な温度まで低下させることができるから、再始動時間を大幅に短縮できる。
【選択図】図3
Description
以上本発明の実施形態を説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲、及び明細書と図面に記載された技術的思想の範囲内において種々の変形が可能である。例えば図3においては、ガスタービンを2軸式ガスタービンとしたが、本発明に係る再始動方法及び停止方法を適用するガスタービンは図示は省略するが1軸式ガスタービンであってもよいことは当然である。
11 圧縮機
12 燃焼器
13 減速機
14 被駆動機
15 補機ギヤ
16 始動機
17 タービンケーシング
18 吸気口
19 吸気フィルタ
20 吸気サイレンサ
21 排気ダクト
22 温度センサ
23 制御盤
24 始動機駆動源
25 点火装置
26 燃料源
27 燃料ポンプ
28 配管
29 燃料調整弁
Claims (12)
- 圧縮機、燃焼器、タービン、及び始動機等を具備するガスタービンにおいて、
再始動時に前記始動機を所定の速度に達した後も、一定時間、又は排気温度が所定の一定温度以下になるまで継続して運転し前記圧縮機を駆動した状態を持続することにより、該圧縮機により吸気した空気でガスタービン内部を強制冷却した後に前記燃焼器を点火する制御手段を具備することを特徴とするガスタービン。 - 圧縮機、燃焼器、タービン、及び始動機等を具備するガスタービンの始動方法において、
再始動時に前記始動機を所定の速度に達した後も一定時間継続して運転し前記圧縮機を駆動した状態を持続することにより、該圧縮機により吸気した空気でガスタービン内部を強制冷却した後に前記燃焼器を点火して始動することを特徴とするガスタービンの始動方法。 - 圧縮機、燃焼器、タービン、及び始動機等を具備するガスタービンの始動方法において、
再始動時に前記始動機を所定の一定速度に到達した後も排気温度が所定の一定温度以下になるまで継続して運転し前記圧縮機を駆動した状態を持続することにより、該圧縮機により吸気した空気でガスタービン内部を強制冷却した後に前記燃焼器を点火して始動することを特徴とするガスタービンの始動方法。 - 圧縮機、燃焼器、タービン、及び始動機等を具備するガスタービンの始動方法において、
再始動時の排気温度が所定の一定温度以下であれば、前記始動機を運転して前記圧縮機を駆動し所定の一定速度に到達後直ちに燃焼器を点火して始動し、該排気温度が所定の一定温度以上であれば、前記始動機を所定の速度に到達した後も一定時間継続して運転し前記圧縮機を駆動した状態を持続することにより、該圧縮機により吸気した空気でガスタービン内部を強制冷却した後に前記燃焼器を点火して始動することを特徴とするガスタービンの始動方法。 - 圧縮機、燃焼器、タービン、及び始動機等を具備するガスタービンの始動方法において、
再始動時の排気温度が所定の一定温度以下であれば、前記始動機を運転して前記圧縮機を駆動し所定の一定速度に到達後直ちに前記燃焼器を点火して始動し、該排気温度が所定の一定温度以上であれば、前記始動機を所定の速度に達した後も排気温度が所定の一定温度以下になるまで継続して運転し前記圧縮機を駆動した状態に維持することにより、該圧縮機により吸気した空気でガスタービン内部を強制冷却した後に前記燃焼器を点火して始動することを特徴とするガスタービンの始動方法。 - 圧縮機、燃焼器、タービン、及び始動機等を具備するガスタービンの始動方法において、
再始動時の排気温度が所定の一定温度以下であれば、前記始動機を運転して前記圧縮機を駆動し所定の一定速度に到達後直ちに前記燃焼器を点火して始動し、該排気温度が所定の一定温度以上であれば、前記始動機を所定の速度に達した後も一定時間又は該排気温度が所定の一定温度以下になるまでのいずれか先に達するまで継続して運転し前記圧縮機を駆動した状態を持続することにより、該圧縮機により吸気した空気でガスタービン内部を強制冷却した後前記燃焼器を点火して始動することを特徴とするガスタービンの始動方法。 - 圧縮機、燃焼器、タービン、及び始動機等を具備するガスタービンにおいて、
ガスタービン停止中の前記燃焼器消火後に前記圧縮機速度が所定の一定速度以下に達した後に前記始動機を一定時間、又は排気温度が所定の温度以下になるまで継続して運転し前記圧縮機を駆動した状態を維持することにより、該圧縮機により吸気した空気でガスタービン内部を強制冷却した後に停止する制御手段を具備することを特徴とするガスタービン。 - 圧縮機、燃焼器、タービン、及び始動機等を具備するガスタービンの停止方法において、
ガスタービン停止中の前記燃焼器消火後に前記圧縮機速度が所定の一定速度以下に達した後に前記始動機を一定時間継続して運転し前記圧縮機を駆動した状態を維持することにより、該圧縮機により吸気した空気でガスタービン内部を強制冷却した後に停止することを特徴とするガスタービンの停止方法。 - 圧縮機、燃焼器、タービン、及び始動機等を具備するガスタービンの停止方法において、
ガスタービン停止中の前記燃焼器消火後に前記圧縮機が所定の一定速度以下に達した後に前記始動機を排気温度が所定の温度以下になるまで継続して運転し前記圧縮機を駆動した状態を維持することにより、該圧縮機により吸気した空気で前記タービン内部を強制冷却した後停止することを特徴とするガスタービンの停止方法。 - 圧縮機、燃焼器、タービン、及び始動機等を具備するガスタービンの停止方法において、
ガスタービン停止中の前記燃焼器消火後に前記圧縮機速度が所定の一定速度以下に達した後に排気温度が所定の一定温度以下であればそのまま停止し、該排気温度が所定の一定温度以上であれば前記始動機を一定時間継続して運転し前記圧縮機を駆動した状態を維持することにより、該圧縮機により吸気した空気で前記タービン内部を強制冷却した後に停止することを特徴とするガスタービンの停止方法。 - 圧縮機、燃焼器、タービン、及び始動機等を具備するガスタービンの停止方法において、
ガスタービン停止中の前記燃焼器消火後に前記圧縮機速度が所定の一定速度以下に達して後に排気温度が所定の一定温度以下であればそのまま停止し、該排気温度が所定の一定温度以上であれば前記始動機を排気温度が所定の一定温度以下になるまで継続して運転し前記圧縮機を駆動した状態を維持することにより、該圧縮機により吸気した空気でガスタービン内部を強制冷却した後に停止することを特徴とするガスタービンの停止方法。 - 圧縮機、燃焼器、タービン、及び始動機等を具備するガスタービンの停止方法において、
ガスタービン停止中の前記燃焼器消火後に前記圧縮機速度が所定の一定速度以下に達した後に排気温度が所定の一定温度以下であればそのまま停止し、該排気温度が所定の一定温度以上であれば前記始動機を一定時間又は該排気温度が所定の一定温度以下になるまで継続して運転し前記圧縮機を駆動した状態を持続することにより、該圧縮機により吸気した空気でガスタービン内部を強制冷却した後停止することを特徴とするガスタービンの停止方法。
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