JP2005248669A - グレーチング - Google Patents

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Abstract

【課題】 覆い部材が外れるのを防ぐことができるグレーチングを提供する。
【解決手段】 グレーチング1は、グレーチング本体2と、そのグレーチング本体2の上面2aを覆う覆い部材3と、枠部材4とからなる。ここで、覆い部材3は、エキスパンドメタルからなり、グレーチング本体2とは分離可能となっている。枠部材4は、覆い部材3の周縁部分の上面を覆う上部片4aと、その上部片4aから下方に折れ曲がり、グレーチング本体2の側面2bを覆う側部片4bとを有する。そして、この枠部材4は、グレーチング本体2に取外し可能に取り付けられる。
【選択図】 図2

Description

この発明は、側溝等の排水設備等に配置されるグレーチングであって、特に、覆い部材の外れが防止されるグレーチングに関するものである。
従来、側溝内の蚊等の虫が、グレーチング部分から外に出てこないように、グレーチングの上面に、網目状に形成された覆い部材としてのエキスパンドメタルを貼り付けることがあった。
ところで、前記従来の、上面に、網目状に形成された覆い部材となるエキスパンドメタルを貼り付けたグレーチングにおいては、エキスパンドメタルを数箇所溶接で止める程度であったため、そのエキスパンドメタルの外れ防止が十分ではなかった。そのため、このグレーチングは、車両通過頻度が高い場所では使用されていなかった。
また、覆い部材となるエキスパンドメタルの切断部は、切りっぱなしであったため、溶接で全個所押さえることが困難であることから、グレーチングの周囲のバーを少し立ち上げ、その中にエキスパンドメタルを落とし込むというように、エキスパンドメタルが外れないような工夫がされたものもあった。しかし、この方法であっても、切断部は、部分的に溶接で押さえられるだけであったため、車両等が通過すると、エキスパンドメタルは、その切断部が浮き上がったり、外れたりする虞があった。そのため、このグレーチングを、車両通過頻度が高い場所で使用することは、困難であった。
この発明は、上記した従来の問題を解決するためになされたものであり、その目的とするところは、覆い部材が外れるのを防ぐことができるグレーチングを提供することにある。
この発明に係るグレーチングは、前記目的を達成するために、次の構成からなる。すなわち、
請求項1に記載の発明に係るグレーチングは、グレーチング本体と、そのグレーチング本体の上面を覆ってその上を車両あるいは人が通行する覆い部材と、枠部材とを備える。ここで、前記覆い部材は、雨水等の水が通過する通孔を有するとともに、前記グレーチング本体とは分離可能である。そして、前記枠部材は、前記覆い部材の周縁部分の上面を覆う第1の上部片を有して、前記グレーチング本体に取外し可能に取り付けられる。
このグレーチングは、グレーチング本体の上面が、覆い部材によって覆われている。そして、グレーチング本体に取り付けられる枠部材の第1の上部片が、覆い部材の周縁部分の上面を覆うことで、この覆い部材の周縁部分が、第1の上部片とグレーチング本体の上面とで挟まれる。こうして、この覆い部材は、グレーチング本体に確実に取り付けられる。その上、覆い部材は、グレーチング本体に対して分離可能であり、また、枠部材は、グレーチング本体に対して取外し可能であるため、これら覆い部材および枠部材を、必要に応じて、他の覆い部材および枠部材と交換することができる。
また、請求項2に記載の発明に係るグレーチングのように、請求項1に記載のグレーチングにおいて、前記枠部材は、前記第1の上部片から下方に折れ曲がり、前記グレーチング本体の側面を覆う側部片を有してもよい。これにより、枠部材は、側部片により、剛性が増加するため、覆い部材は、グレーチング本体に安定して取り付けられる。
また、請求項3に記載の発明に係るグレーチングのように、請求項1または2に記載のグレーチングにおいて、前記枠部材は、前記第1の上部片から下方に延出する第1の雄ネジ部を有し、前記グレーチング本体は、前記第1の雄ネジ部が通る第1の取付孔が明けられた第1の取付座部を有し、前記第1の雄ネジ部に、前記第1の取付座部の下面側から第1のナットがねじ込まれてもよい。このように、枠部材は、グレーチング本体に、第1の雄ネジ部と第1のナットとを用いて取り付けられるため、そのグレーチング本体からの取外しが容易となる。
また、請求項4に記載の発明に係るグレーチングのように、請求項3に記載のグレーチングにおいて、前記覆い部材には、前記第1の雄ネジ部が通る第1の孔が設けられるのが望ましい。このように、第1の雄ネジ部が、覆い部材に設けられた第1の孔を通ることで、覆い部材は、グレーチング本体に一層確実に取り付けられる。
また、請求項5に記載の発明に係るグレーチングのように、請求項1ないし4のいずれか1項に記載のグレーチングにおいて、前記枠部材は、前記覆い部材の上面を横切るようにして覆って前記第1の上部片に繋がる第2の上部片を有してもよい。このように、枠部材に設けられた第2の上部片が、覆い部材の上面を横切るようにして覆うことで、覆い部材は、グレーチング本体に一層確実に取り付けられる。
また、請求項6に記載の発明に係るグレーチングのように、請求項5に記載のグレーチングにおいて、前記枠部材は、前記第2の上部片から下方に延出する第2の雄ネジ部を有し、前記覆い部材には、前記第2の雄ネジ部が通る第2の孔が設けられ、前記グレーチング本体は、前記第2の雄ネジ部が通る第2の取付孔が明けられた第2の取付座部を有し、前記第2の雄ネジ部に、前記第2の取付座部の下面側で第2のナットがねじ込まれてもよい。このように、枠部材をグレーチング本体に取り付けるための第2の雄ネジ部が、覆い部材に設けられた第2の孔を通ることで、覆い部材は、グレーチング本体に、より一層確実に取り付けられる。
また、請求項7に記載の発明に係るグレーチングのように、請求項1ないし6のいずれか1項に記載のグレーチングにおいて、前記覆い部材は、網目が前記通孔となるエキスパンドメタルからなっていてもよい。こうして、グレーチングは、グレーチング本体の上面が、エキスパンドメタルからなる覆い部材によって覆われることとなり、この覆い部材により、グレーチングの上を通行する、車両あるいは人等が滑るのを防ぐことかできる。
また、請求項8に記載の発明に係るグレーチングのように、請求項7に記載のグレーチングにおいて、前記覆い部材は、前記枠部材に溶接により固定されてもよい。こうして、エキスパンドメタルからなる覆い部材が、枠部材に溶接により固定されることで、覆い部材は、グレーチング本体に一層確実に取り付けられる。
また、請求項9に記載の発明に係るグレーチングのように、請求項1ないし6のいずれか1項に記載のグレーチングにおいて、前記覆い部材は、前記通孔が明けられた板部材からなっていてもよい。
また、請求項10に記載の発明に係るグレーチングのように、請求項9に記載のグレーチングにおいて、前記覆い部材は、合成樹脂製または合成ゴム製であってもよい。こうして、グレーチングは、グレーチング本体の上面が、合成樹脂製または合成ゴム製の覆い部材によって覆われることとなり、この覆い部材により、グレーチングの上を通行する、車両あるいは人等が滑るのを防ぐことが可能となる。
また、請求項11に記載の発明に係るグレーチングのように、請求項9または10に記載のグレーチングにおいて、前記覆い部材は、その上面が、幅の中央部分、または全体の中央部分に向かって下るように傾斜していてもよい。このように、板部材からなる覆い部材の上面を傾斜させることで、雨水等を中央に寄せることができ、集水率が高まる。
また、請求項12に記載の発明に係るグレーチングのように、請求項1ないし7および9ないし11のいずれか1項に記載のグレーチングにおいて、前記覆い部材は、前記枠部材とは分離可能に組み付けられてもよい。このように、覆い部材が、枠部材とは分離可能であることから、覆い部材あるいは枠部材を、必要に応じて、他の覆い部材あるいは枠部材と交換することができる。すなわち、覆い部材と枠部材とを、別々に交換することが可能となる。
また、請求項13に記載の発明に係るグレーチングのように、請求項1ないし6のいずれか1項に記載のグレーチングにおいて、前記覆い部材は、前記グレーチング本体よりも前記車両あるいは人の滑りを防止する部材からなってもよい。こうして、グレーチング本体の上面を覆う覆い部材により、グレーチングの上を通行する、車両あるいは人が滑るのを防ぐことかできる。
この発明に係るグレーチングによれば、覆い部材は、その周縁部分が、第1の上部片とグレーチング本体の上面とで挟まれて、グレーチング本体に確実に取り付けられるため、その覆い部材がグレーチング本体から外れるのを防ぐことができる。
以下、この発明に係るグレーチングを実施するための最良の形態を図面に基づいて説明する。
図1ないし図6は、本発明に係るグレーチングの一実施の形態を示す。図中符号1は、グレーチングである。このグレーチング1は、例えば、側溝とか集水枡等の蓋として用いられたり、あるいは、床や階段等の床板として用いられたりするグレーチングであって、図示実施の形態には、特に、側溝の蓋として用いられるグレーチングが示されている。
このグレーチング1は、グレーチング本体2と、そのグレーチング本体2の上面2aを覆ってその上を車両あるいは人が通行する覆い部材3と、枠部材4とを備える。ここで、覆い部材3は、雨水等の水が通過する通孔3a(図示実施の形態においては、複数の通孔3a、3aあるいは多数の通孔3a、3a)を有するとともに、グレーチング本体2とは分離可能となっている。そして、この覆い部材3は、グレーチング本体2よりも前記車両あるいは人の滑りを防止する部材からなる。また、枠部材4は、覆い部材3の周縁部分の上面を覆う第1の上部片4aを有して、グレーチング本体2に取外し可能に取り付けられる。
具体的には、グレーチング本体2は、図4に示すように、一般的なグレーチングと同様の構造であって、間隔をあけて並ぶメインバー2c、2c(詳細には、ベアリングバー)と、それらメインバー2c、2cに直交するように並ぶ補助バー2d、2d(詳細には、ツイストバー)と、メインバー2c、2cに直交しかつそれらメインバー2c、2cの各一方の端面に当接するエンドバー2eと、を備えて、略四角形状をしている。また、図示実施の形態においては、グレーチング本体2は、メインバー2c、2cの各一方の端側における下側に配置されるかさ上げ材2f、2fを備えている(図2、図3参照)。
さらに、グレーチング本体2は、例えば座板からなる第1の取付座部2gを有している。この取付座部2gは、グレーチング本体2の上面2a側の周縁部分に、例えば溶接により固定されている。そして、この取付座部2gには、後述する第1の雄ネジ部としての取付ネジ4cが通る、第1の取付孔2hが明けられている。
覆い部材3は、金属製であって、網目状に形成されており、例えば、エキスパンドメタルからなる。そこで、この覆い部材3に設けられる前記通孔3a、3aは、このエキスパンドメタルの網目からなる。そして、この覆い部材3には、後述する第1の雄ネジ部としての取付ネジ4cが通る、第1の孔3bが設けられるが、この孔3bは、前記エキスパンドメタルの網目によって形成されたり、また、そのエキスパンドメタルの網部分を切断することで形成される(図5参照)。また、ここにおいて、この覆い部材3は、枠部材4に溶接により固定されている。
枠部材4は、前記上部片4aの他に、その上部片4aから下方に折れ曲がり、グレーチング本体2の側面2bを覆う側部片4bを有している。そして、この枠部材4は、例えば、鉄鋼等の金属からなる。ここで、枠部材4は、上部片4aと側部片4bとが、始めから一体ものであってもよいが、別部品が溶接等により結合されてもよい。そして、この枠部材4は、覆い部材3あるいはグレーチング本体2に対して、全周設けられるのが望ましいが、部分的に切り欠かれていても構わない。さらに、枠部材4は。全体が一体となっていなくとも、その周方向において、複数のパーツに分離されていてもよい。
また、この枠部材4は、上部片4aから下方に延出する第1の雄ネジ部としての取付ネジ4cを有する(図3、図6参照)。詳細には、この取付ネジ4cは、上部片4aの裏面に、溶接等により固着されている。そこで、この取付ネジ4cが、覆い部材3の孔3bと、グレーチング本体2における取付座部2gの取付孔2hとを通る。そして、この取付ネジ4cに、取付座部2gの下面側から第1のナット5(図示実施の形態においては、袋ナット)がねじ込まれる。
次に、以上の構成からなるグレーチング1の作用効果について説明する。このグレーチング1によると、グレーチング本体2の上面2aが、覆い部材3によって覆われている。そして、グレーチング本体2に取り付けられる枠部材4の上部片4aが、覆い部材3の周縁部分の上面を覆うことで、この覆い部材3の周縁部分が、上部片4aとグレーチング本体2の上面2aとで挟まれる。こうして、この覆い部材3は、グレーチング本体2に確実に取り付けられ、その覆い部材3が、通行する車両の衝撃等によりグレーチング本体2から外れるのを防ぐことができる。しかも、枠部材4をグレーチング本体2に取り付けるための取付ネジ4cが、覆い部材3に設けられた孔3bを通ることで、覆い部材3は、グレーチング本体2に一層確実に取り付けられる。その上、エキスパンドメタルからなる覆い部材3が、枠部材4に溶接により固定されることで、覆い部材3は、グレーチング本体2により一層確実に取り付けられる。
そして、枠部材4には、上部片4aの他に、その上部片4aから下方に折れ曲がる側部片4bが設けられている。こうして、枠部材4は、この側部片4bにより、剛性が増加するため、覆い部材3は、グレーチング本体2に安定して取り付けられる。
また、このように、グレーチング1は、グレーチング本体2の上面2aが、エキスパンドメタルからなる覆い部材3によって覆われることとなり、この覆い部材3により、グレーチング1の上を通行する、車両あるいは人等が滑るのを防ぐことかできる。すなわち、このエキスパンドメタルからなる覆い部材3によって滑り防止効果(ノンスリップ効果)が期待できる。その上、この覆い部材3により、車椅子とかベビーカー等の車輪がグレーチング1内に落ち込むこともないため、グレーチング1は、バリアフリー効果を有することとなる。そして、このように、グレーチング1は、滑り防止効果とバリアフリー効果とを有し、しかも、前述のように、覆い部材3がグレーチング本体2から不意に(例えば、通行車両の衝撃等で)外れることもないため、このグレーチング1の歩車道共通使用が可能となる。
また、覆い部材3は、グレーチング本体2に対して分離可能であり、また、枠部材4は、グレーチング本体2に対して取外し可能であるため、これら覆い部材3および枠部材4を、必要に応じて、すなわち、破損等した場合に、他の覆い部材3および枠部材4と交換することができる。こうして、グレーチング1全体を交換するのではなく、覆い部材3および枠部材4を交換することで、グレーチング本体2を有効に利用することが可能となる。また、ここにおいて、枠部材4は、グレーチング本体2に、取付ネジ4cとナット5とを用いて取り付けられるため、そのグレーチング本体2への取付けとか、そのグレーチング本体2からの取外しが容易となる。
なお、本発明は、上述した実施の形態に限定されるわけではなく、その他種々の変更が可能である。例えば、覆い部材3は、網目状に形成されていれば、エキスパンドメタルに限るものではなく、金網等であってもよく、この場合においても、上述と同様の作用効果を有する。さらに、この網目状に形成された覆い部材3は、金属製でなくとも、合成樹脂製、ゴム製等であってもよく、また、複合材料からなっていてもよい。
また、覆い部材3は、網目状に形成されたものでなくとも、図7ないし図9に示すように、通孔3a、3aが明けられた板部材からなってもよい。そして、この板部材からなる覆い部材3は、合成樹脂製または合成ゴム製となっている。これにより、グレーチング1は、グレーチング本体2の上面2aが、合成樹脂製または合成ゴム製の覆い部材3によって覆われることとなり、この覆い部材3により、グレーチング1の上を通行する、車両あるいは人等が滑るのを防ぐことが可能となる。すなわち、覆い部材3が、合成樹脂製とか合成ゴム製であることから、滑り防止効果を得るために、通孔の形状、サイズ、数あるいは配置を最適にしたり、また、覆い部材3の表面粗さを最適にしたりすることが容易である。また、覆い部材の材質にあっては、特に、エラストマーとすることで、前記滑り防止効果を高めることができる。もっとも、この板部材からなる覆い部材3は、合成樹脂製または合成ゴム製に限る必要はなく、例えば金属製であってもよい。
図10は、図7ないし図9に示すグレーチングの変形例であり、覆い部材3は、その上面が、フラットではなく、幅の中央部分、または全体の中央部分に向かって下るように傾斜している。このように、板部材からなる覆い部材3の上面を傾斜させることで、雨水等を中央に寄せることができ、集水率が高まる。もっとも、この覆い部材3の上面の傾斜は、図示のように、直線状に傾斜するものであってもよいが、円弧等の曲線状に傾斜するものであってもよい。
また、枠部材4の上部片は、覆い部材3の周縁部分の上面を覆う第1の上部片4aのみからならなくとも、図11に示すように、その第1の上部片4aに加えて、覆い部材3の上面を横切るようにして覆って第1の上部片4aに繋がる、第2の上部片4dを有してもよい。こうすることで、覆い部材3は、グレーチング本体2にさらに一層確実に取り付けられる。また、ここで、グレーチング1は、この第2の上部片4dにおいて、第1の上部片4aと同様に、第2の雄ネジ部としての取付ネジ4eと、第2のナット(図示せず)による取付構造を有してもよい。すなわち、枠部材4は、第2の上部片4dから下方に延出する取付ネジ4eを有する。そして、覆い部材3には、取付ネジ4eが通る第2の孔3cが設けられる。また、図示を省略するが、グレーチング本体2は、第2の取付座部を有し、その第2の取付座部には、取付ネジ4eが通る第2の取付孔が明けられている。そこで、取付ネジ4eに、第2の取付座部の下面側で第2のナットがねじ込まれる。このように、枠部材4をグレーチング本体2に取り付けるための取付ネジ4eが、覆い部材3に設けられた第2の孔3cを通ることで、覆い部材3は、グレーチング本体2に、より一層確実に取り付けられる。そして、これらのことは、覆い部材3が、板部材からなる場合に限らず、エキスパンドメタル等の網目状に形成された部材等、その他の部材からなる場合にも適用される。
また、覆い部材3は、枠部材4に、溶接とか接着等により固定されなくとも、枠部材3とは分離可能に組み付けられてもよい。このように、覆い部材3が、枠部材3とは分離可能であると、覆い部材3あるいは枠部材4を、必要に応じて(すなわち、破損等した場合に)、他の覆い部材3あるいは枠部材4と交換することができる。つまり、覆い部材3と枠部材4とのいずれか一方を交換することが可能となる。
また、枠部材4をグレーチング本体2に取り付けるにあたって、取付ネジ4c(あるいは、取付ネジ4e)を枠部材4側に設け、第1のナット5(あるいは、第2のナット)をグレーチング本体側に設けているが、それら取付ネジ4c(あるいは、取付ネジ4e)と第1のナット5(あるいは、第2のナット)とを逆転させた取付け構造としてもよい。また、枠部材4をグレーチング本体2に取付けるのに、取付ネジ4c(あるいは、取付ネジ4e)と第1のナット5(あるいは、第2のナット)とを用いる必要はなく、その他の方法で取り付けてもよい。
また、以上に示すグレーチング1は、滑り防止のために、覆い部材3が設けられているが、この目的に限定されるものではなく、例えば、側溝等の内部の虫が、グレーチング1部分から外に出てこないように、覆い部材3が設けられてもよい。
この発明に係るグレーチングの一実施の形態の、平面図である。 同じく、図1におけるA−A線による拡大断面図である。 同じく、図1におけるB−B線による拡大断面図である。 同じく、グレーチング本体の平面図である。 同じく、覆い部材および枠部材の底面図である。 同じく、図5におけるC−C線による拡大断面図である。 この発明に係るグレーチングの他の実施の形態の、平面図である。 同じく、図7におけるD−D線による拡大断面図である。 同じく、図7におけるE−E線による拡大断面図である。 この発明に係るグレーチングのさらに他の実施の形態の、断面図である。 この発明に係るグレーチングのさらに他の実施の形態の、平面図である。
符号の説明
1 グレーチング
2 グレーチング本体
2a 上面
2b 側面
2g 第1の取付座部
2h 第1の取付孔
3 覆い部材
3a 通孔
3b 第1の孔
3c 第2の孔
4 枠部材
4a 第1の上部片
4b 側部片
4c 取付ネジ(第1の雄ネジ部)
4d 第2の上部片
4e 取付ネジ(第2の雄ネジ部)
5 第1のナット

Claims (13)

  1. グレーチング本体と、そのグレーチング本体の上面を覆ってその上を車両あるいは人が通行する覆い部材と、枠部材とを備え、
    前記覆い部材は、雨水等の水が通過する通孔を有するとともに、前記グレーチング本体とは分離可能であって、
    前記枠部材は、前記覆い部材の周縁部分の上面を覆う第1の上部片を有して、前記グレーチング本体に取外し可能に取り付けられることを特徴とするグレーチング。
  2. 前記枠部材は、前記第1の上部片から下方に折れ曲がり、前記グレーチング本体の側面を覆う側部片を有することを特徴とする請求項1に記載のグレーチング。
  3. 前記枠部材は、前記第1の上部片から下方に延出する第1の雄ネジ部を有し、
    前記グレーチング本体は、前記第1の雄ネジ部が通る第1の取付孔が明けられた第1の取付座部を有し、
    前記第1の雄ネジ部に、前記第1の取付座部の下面側から第1のナットがねじ込まれることを特徴とする請求項1または2に記載のグレーチング。
  4. 前記覆い部材には、前記第1の雄ネジ部が通る第1の孔が設けられていることを特徴とする請求項3に記載のグレーチング。
  5. 前記枠部材は、前記覆い部材の上面を横切るようにして覆って前記第1の上部片に繋がる第2の上部片を有することを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載のグレーチング。
  6. 前記枠部材は、前記第2の上部片から下方に延出する第2の雄ネジ部を有し、
    前記覆い部材には、前記第2の雄ネジ部が通る第2の孔が設けられ、
    前記グレーチング本体は、前記第2の雄ネジ部が通る第2の取付孔が明けられた第2の取付座部を有し、
    前記第2の雄ネジ部に、前記第2の取付座部の下面側で第2のナットがねじ込まれることを特徴とする請求項5に記載のグレーチング。
  7. 前記覆い部材は、網目が前記通孔となるエキスパンドメタルからなることを特徴とする請求項1ないし6のいずれか1項に記載のグレーチング。
  8. 前記覆い部材は、前記枠部材に溶接により固定されていることを特徴とする請求項7に記載のグレーチング。
  9. 前記覆い部材は、前記通孔が明けられた板部材からなることを特徴とする請求項1ないし6のいずれか1項に記載のグレーチング。
  10. 前記覆い部材は、合成樹脂製または合成ゴム製であることを特徴とする請求項9に記載のグレーチング。
  11. 前記覆い部材は、その上面が、幅の中央部分、または全体の中央部分に向かって下るように傾斜していることを特徴とする請求項9または10に記載のグレーチング。
  12. 前記覆い部材は、前記枠部材とは分離可能に組み付けられることを特徴とする請求項1ないし7および9ないし11のいずれか1項に記載のグレーチング。
  13. 前記覆い部材は、前記グレーチング本体よりも前記車両あるいは人の滑りを防止する部材からなることを特徴とする請求項1ないし6のいずれか1項に記載のグレーチング。
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KR101208906B1 (ko) 2012-06-22 2012-12-06 임규옥 빗물받이 집수정용 악취 오물 방지용 덮개 및 그의 제조방법과 설치방법

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