JP2005248665A - 鋼管継手管の施工用保護治具および鋼管の施工方法 - Google Patents

鋼管継手管の施工用保護治具および鋼管の施工方法 Download PDF

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公寿 高野
Hisakazu Tachika
久和 田近
Hiroaki Akutagawa
博昭 芥川
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Abstract

【課題】 圧縮力を伝達する段部12および縮径機能を具備する複数の分割片13を有した内側継手管10、あるいは、圧縮力を伝達する段部42および拡径機能を具備する複数の分割片43を有した外側継手管40が接続された鋼管の打設に際し、分割片13あるいは分割片43を変形ないし損傷することなく、鋼管1を打設することができる鋼管杭の施工用保護治具および施工方法を提供することを目的とする。
【解決手段】 鋼管打設時に打撃力が付与される上端部62と、内側継手管10の段部12から上端部の高さ越えの高さの筒体60と、内側継手管10の段部12に当接し、打撃力を伝達する下端部61と、内側継手管10の複数の分割片13を固定する手段65とを備えたことを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、鋼管、例えば鋼管杭、既製コンクリート杭(PHC杭、PRC杭、SC杭)の管軸方向の継手構造に用いる施工用保護治具およびその保護治具を用いて鋼管を地盤に打設する施工方法に関する。
例えば、鋼管杭や既製コンクリート杭は、これを構成する鋼管や既製コンクリート管が施工現場における溶接によって、またはネジ等の機械的な継手構造によって接合されていたため、該作業に熟練を要し、手間がかかっていた。
そこで、分割するための切り込み(以下、スリットと称する)を有した係合部材を第1杭(下杭)の上端部に延設した外側継手管と、該係合部材に係合する被係合部材を第2杭(上杭)の下端部に延設した内側継手とを有する「杭の継手部構造」が開示されている。(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−3463号公報(2頁、図1)
しかしながら、特許文献1に開示された「杭の継手部構造」の継手部は、下杭を地盤に打設する際、特に、打撃工法、振動工法による施工時には杭上端部に掛かる
打撃力により変形するおそれがあり、継手部の接合が困難になるという問題、あるいは接合されても所定の接合性能が発揮されないという問題があった。
図10は、前記特許文献1に開示された「杭の継手部構造」における係合部材の変形例を模式的に示す一部断面の側面図である。
すなわち、下杭111に延設された係合部材112は、円周上に複数個に分割されたもの(以下、分割片112a、112b、112c、112dと称す)であって、その根元には内側方向に突出した当接部材113a、113b、113c、113d(113aのみ図示する、以下まとめて当接部材113と称す)が延設されている。当接部材113は、上杭の被係止部の下端部が当接した際、衝撃を緩和すると共に、係合部材を上杭の被係止部側(内側に同じ)に傾かせて両者の固定に供するものである。
したがって、下杭111を地盤に打設する際、係合部材112の根元にある当接部材113を打撃すると、係合部材113が内側へ倒れて変形したり、当接部材自体が下方に撓んで変形するおそれがあった(図10の(a)参照)。
一方、下杭111を地盤に打設する際、係合部材112の上端部を打撃すると、すべての係合部材112が内側または外側に倒れて変形したり、係合部材112のそれぞれが別々の方向(たとえば、係合部材112aは内側で係合部材112cは外側等)に倒れて変形したり、あるいは座屈したりするおそれがあった(図10の(b)参照)。
本発明は上記に鑑みてなされたものであって、鋼管の継手構造を変形ないし損傷することなく、鋼管を確実且つ容易に打設することができる「鋼管継手管の施工用保護治具および施工方法」を提供することを目的とする。なお、本発明において、鋼管は地中や地盤に打設される杭や柱であって、端部に前記継手構造を有するものであるが、端部に前記継手構造を有する限り鋼管コンクリート杭、コンクリート杭等を含むものである。
(1)本発明に係る鋼管継手管の施工用保護治具は、一端が鋼管に接続され、該鋼管に加わる圧縮力を該鋼管に伝達する為の段部と、挿入に対する縮径機能として複数の分割片を有した内側継手管、
あるいは一端が鋼管に接続され、該鋼管に加わる圧縮力を該鋼管に伝達する為の段部と、挿入に対する拡径機能として複数の分割片を有した外側継手管、
に対する鋼管の打設に使用する保護治具であって、
鋼管打設時に打撃力が付与される上端部と、
前記内側継手管または前記外側継手管の段部から前記上端部の高さ越えの高さの筒体と、
前記内側継手管または前記外側継手管の段部に当接し、保護治具に与えられた打撃時の打撃力を前記鋼管に伝達する下端部と、
前記内側継手管または前記外側継手管の複数の分割片を固定する手段とを備えたことを特徴とする。
(2)前記(1)において、前記内側継手管の分割片の外周面が前記筒体の内周面に、または前記外側継手管の分割片の内周面が前記筒体の外周面に、スペーサ部を介してほぼ当接することを特徴とする。
(3)前記(1)において、前記内側継手管の分割片の外周面にほぼ当接するスペーサ部を、前記筒体の内周面が備えている、
または前記外側継手管の分割片の内周面にほぼ当接するスペーサ部を、前記筒体の外周面が備えていることを特徴とする。
(4)前記(1)乃至(3)の何れかにおいて、分割片を固定する手段として、
前記内側継手管のネジ孔に対応した位置に貫通孔、または前記外側継手管の貫通孔に対応した位置にネジ孔が設けられていることを特徴とする。
(5)前記(1)乃至(4)の何れかにおいて、前記内側継手管の外周面または内周面、あるいは前記外側継手管の外周面または内周面ににほぼ当接し、かつ筒体と同心円状に配置されたガイド管を有することを特徴とする。
(6)前記(1)乃至(5)の何れかにおいて、前記内側継手管または前記外側継手管の内周面にほぼ当接し、かつその外側辺が円周上に位置するように配置された複数のガイド板を有することを特徴とする。
(7)さらに、本発明に係る鋼管の施工方法は、鋼管を地盤に打設する施工方法であって、
前記(1)及至(6)の何れかに記載の施工用保護治具を、前記内側継手管または前記外側継手管に圧入する工程と、
前記内側継手管または前記外側継手管の分割片を、前記施工用保護治具の固定手段により固定する工程と、
該下方の鋼管を打設するための打撃力を、前記施工用保護治具に付与する工程と
を有することを特徴とする。
(8)前記(4)記載の施工用保護治具を、前記内側継手管または前記外側継手管に圧入する工程と、
ボルトを、前記外側継手管または前記筒体の貫通孔を貫通させ、前記内側継手管あるいは前記筒体のネジ孔に螺合し、前記内側継手管または前記外側継手管の分割片を固定する工程と、
該下方の鋼管を打設するための打撃力を、前記施工用保護治具に付与する工程とを有することを特徴とする。
したがって、本発明の鋼管継手管の施工用保護治具および鋼管の施工方法は、分割片に圧縮力を伝達しない構造であって、分割片に圧縮力を伝達しないで施工するものであるから、分割片が変形したり損傷したりすることがなく、また、確実且つ迅速な施工が可能になる。
さらに、鋼管継手管の施工用保護治具は半径方向の移動が拘束されるから、施工用保護治具の損傷がさらに防止され、また、施工の確実性や迅速性がさらに向上する。
以下、まず、本発明の鋼管継手管の施工用保護治具および施工方法に用いる鋼管の継手構造について説明し、その後、実施形態1〜3として鋼管継手管の施工用保護治具を、実施形態4、5として鋼管の施工方法を説明する。なお、以下の各図において、同じ部分または相当する部分には同じ符号を付し、一部の説明を省略する。
(鋼管の継手構造その1)
図8は「鋼管の継手構造」の一実施形態を示すものであって、(a)は接合前の斜視図、(b)は接合後の縦断面図である。鋼管の継手構造3は、下方の鋼管1に取り付けられた内側継手管10と、上方の鋼管2に取り付けられた外側継手管20とが連結するものである。
外側継手管20は、その外径が鋼管2の外径とほぼ等しく形成されている。また、内周面の軸方向のほぼ中央部から上方には、所定の範囲で拡径された凹部23が形成されており、凹部23の下縁部には係止部24が形成されている。25は凹部23に設けた複数の貫通孔である。
内側継手管10は、下部に鋼管1の外径とほぼ等しい外径の同径部11が設けられており、同径部11の上部には段部12(当接部)を介して、外側継手管20の内径とほぼ等しい外径の本体部19が設けられている。そして、本体部19は複数の分割片13を有している。これら分割片13は、周方向にほぼ等間隔で段部12から上端部に達する複数のスリット14により本体部19を縮径させる機能を有している。16は各分割片13の上部外周面に突設された係合突部で、その下面が外周面と直交して上部には傾斜面15が設けられている。17は各分割片13の係合突部16の上方に設けたネジ孔で、このネジ孔17は外側継手管20に設けた貫通孔25に対応して設けられている。
内側継手管10の係合突部16の下面から段部12までの高さは、外側継手管20の係止部24から下端部26までの高さとほぼ等しく形成されている。
次に、本発明を鋼管の接合に実施した場合の施工手順の一例について説明する。なお、接合対象である鋼管1および鋼管2の端部には、あらかじめ工場等において内側継手管10および外側継手管20が溶接により接合されており、これら鋼管1、2が工事現場に輸送されるものとする。
先ず、内側継手管10が接合された鋼管1を地中に打込む。そして、打込みが進んで上部の鋼管2を接続する状態になったときは、下端部に外側継手管20が接合された鋼管2を鋼管1の上に位置させて位置決めし、鋼管2の自重による圧下力により下降する。
このとき、外側継手管20の下端部26は内側継手管10の傾斜面15に当接しながら下降するから、内側継手管10の分割片13は内径側に撓んで本体部19を縮径させ、その結果、本体部19に外側継手管20がかぶさる。
上側の鋼管2を引続き下降させると、下側の鋼管1に接合された内側継手管10の各分割片13がさらに撓んで縮径され、内側継手管10の係合突部16の外周面に沿って、外側継手管20は移動する。そして、外側継手管20の下端部26が内側継手管の段部12(当接部)に当接したとき、圧下は停止する。このとき、係合突部16は凹部23に陥入し、各分割片13の撓みは復元して、元の外径に戻ろうとする。
この状態、すなわち、上側の鋼管2の荷重が、外側継手管20の下端部26と内側継手管10の段部12(当接部)に当接したとき、外側継手管20の貫通孔25に挿通した拡径手段であるボルト30を、内側継手管10のネジ孔17に螺入して締付ける。そうすると、内側継手管10の各分割片13はボルト30によって外側継手管10側に引き寄せられて、その外壁が外側継手管20の内壁に当接又は近接し、係合突部16が係止部24に係止して、上下の鋼管1、2は、外側継手管20と内側継手管10を介して強固に接合される。
このようにして接合された鋼管1、2においては、鋼管2に加わる圧縮力は、内側継手管10の段部12と外側継手管20の下端部26を介して鋼管1に伝達され、引張力は、内側継手管10の係合突部16と外側継手管20の係止部24を介して鋼管2に伝達される。
(鋼管の継手構造その2)
また、図9は「鋼管の継手構造」の他の実施形態を示すものであって、(a)は接合前の斜視図、(b)は接合後の縦断面図である。鋼管の継手構造4は、下方の鋼管1に取り付けられた外側継手管40と、上方の鋼管2に取り付けられた内側継手管50とが連結するものである。
図9において、外側継手管40に分割片43とスリット44とを設けて拡径機能をもたせ、この外側継手管40内に内側継手管50を圧入して、外側継手管40の係合突部46にを内側継手管50の係止部54に係止させるようにしたものである。
下側の鋼管1に接合された外側継手管40には、内側継手管50の本体部52の外径よりも大きい内径の本体部49が、内側継手管50の下端部56が当接する段部42(当接部)を介して設けられている。本体部49は、複数の分割片43を有しており、この分割片43は、周方向でほぼ等間隔な複数のスリット44により、本体部49を拡径させる機能を有する。スリット44は下端部に開口し下部が段部42に達するものである。また、貫通孔47が各分割片43の上部に設けられている。
上側の鋼管2に接合された内側継手管50には、外周面の軸方向のほぼ中央部から上方には、突起が形成されており、突起の下縁部には係止部54が形成されている。さらに、、内側継手管50の係止部54より上部には、外側継手管40の貫通孔47に対応して複数のボルト孔55が設けられている。なお、このボルト孔55を貫通孔とし、その内壁面にナットを溶接により取付けてもよい。
次に、本実施の形態を鋼管の接合に実施した場合の施工手順の一例について説明する。なお、接合対象である鋼管1および鋼管2の端部には、あらかじめ工場等において外側継手管40および内側継手管50が溶接によりそれぞれ接合されているものとする。
まず、外側継手管40が接合された鋼管1が、上部の鋼管2を接合する状態まで打込まれたときは、下端部に内側継手管50が接合された鋼管2を鋼管1の上方に位置させて位置決めし、鋼管2の自重による圧下力により下降させる。このとき、内側継手管50の下端部56は外側継手管40の分割片43の傾斜面45(下方になるに従って縮径するテーパ部)に摺動しながら、分割片43を外周側に撓ませるから、本体部49は拡径する。
そして、鋼管2をさらに下降させると、内側継手管50の突起(上方になるに従って拡径するテーパ部)が外側継手管40の分割片43の傾斜面45(下方になるに従って縮径するテーパ部)に摺動しながら、分割片43を外周側にさらに撓ませる。
やがて、内側継手管50の下端部56が外側継手管40の段部42(当接部)に当接したとき圧下を停止する。このとき、係合突起46は内側継手管50の突起から外れ、分割片13の撓みは復元し、元の内径に戻ろうとする。
この状態、すなわち、上側の鋼管2の荷重が、内側継手管50の下端部56と外側継手管40の段部42(当接部)に当接にしたとき、外側継手管40の貫通孔47に挿通した縮径手段であるボルト(図示しない)を、内側継手管50のネジ孔55に螺入して締付ける。そうすると、外側継手管40の分割片43は該ボルトによって内側継手管50側に引き寄せられて、その外壁が外側継手管40の内壁に当接又は近接し、係合突部46が係止部54に係止して、上下の鋼管1、2は、外側継手管40と内側継手管50を介して強固に接合される。
このようにして接合された鋼管1、2においては、鋼管2に加わる圧縮力は、外側継手管40の段部42と内側継手管50の下端部56を介して鋼管1に伝達され、引張力は、外側継手管40の係合突部46と内側継手管50の係止部54を介して鋼管2に伝達される。
[実施形態1]
(鋼管継手管の施工用保護治具その1)
図1は本発明の実施形態1に係る鋼管継手管の施工用保護治具を模式的に示す、左側が縦断面図、右側が側面図である。
図1において、下方を鋼管1に接合された内側継手管10は、同径部11と、段部12(図中、上面視において位置「あ」と位置「い」を結ぶ線分によって示す上面視円弧状の範囲であって、「範囲あい」と称す。以下同様に「範囲」を規定する)と、本体部19とを有している。さらに、本体部19は、スリット14により本体部19の外径を縮径させる機能を有する分割片13を有している。
分割片13の外周面は、側面視において「範囲いう」と、「範囲いう」に連なる「範囲うえ(係合突部16に同じ)」と、「範囲うえ」に連なる「範囲えお」と、「範囲えお」に連なって上方に向かうに従って減肉する略テーパ状の「範囲おか(傾斜面15に同じ)」と、「範囲おか」に連なる軸心に平行な「範囲かく(以下、筒状部18と称す)」とを有している。
一方、鋼管継手管の施工用保護治具6(以下、施工用保護治具と称す)は、分割片13の高さ(位置「あ」と位置「く」との管軸方向に距離に同じ)よりも高い高さの筒体60であって、内側継手管10の本体部19が挿入自在な内径の内面63を有している。また、内面63の上端部62に近い範囲には、スペーサ部69が形成されている。
そして、本体部19にかぶせて、筒体60の下端部61が内側継手管10の段部12に当接した際、筒体60のスペーサ部69の内周面は内側継手管10の筒状部18の外周面(「範囲きく」に同じ)に、ほぼ当接する。
更に、この例では、下端部61の最外周には、下端部61と段差12との当接をさまたげない厚みで、同径部11の外周面11bをおおうガイド部67が形成されている。このガイド部67は同径部11の外周面11bにほぼ当接する。
したがって、図1に示す状態で、貫通孔65にボルト(図示しない)を挿入してネジ孔17に螺合すれば、内側継手管10と施工用保護治具6とは確実に接合される。このとき、内面63がスペーサ部69にほぼ当接しているから、該ボルトを締め上げた場合であっても、分割片13がほとんど撓むことがない。
なお、ほぼ当接とは、文字通り内面63の内径とスペーサ部69の外径とが同一であることに限定するものではなく、前記ボルトを締め上げた後に、再度前記ボルトを取り外した際、分割片13が弾性復元する程度の「隙間」を空けて両者が対峙するもの、および、本体部19が挿入される際、分割片13が弾性復元する程度にたわむものを含むものである。
ただし、たとえばバイプロ施工の後でボルトを取り外した際、分割片13が元の状態に戻らないおそれを少なくするためにも、前記隙間やたわみ量は最少であることが好ましい。又、ガイド部67が同径部11の外周面11bにほぼ当接しているので、施工用保護治具6が水平方向に大きく移動するのを防止する。
よって、鋼管1を、例えば地盤に打設するための打撃力(たとえば、バイブロ時の圧縮力)は、まず、施工用保護治具6の筒体60の上端部62に付与され、そして、筒体60の下端部61と内側継手管10の段部12との当接部において伝達されるので、分割片13に圧縮力が作用せず、分割片13が変形(座屈等)することがない。又、ボルトにより接合されているので、打撃時のリバウンド等により、施工用保護治具6が落下する危険もない。
一方、鋼管1を持ち上げる力(たとえば、バイブロ時の引っ張り力)は、前記ボルトを介して伝達されるから、抜け落ちることもない。
また、施工に際して、施工用保護治具6が内側継手管10に対して傾斜したり半径方向に移動し(ズレ)たりすることがないから、内側継手管10の損傷、たとえば、分割片13が内面側や外面側に倒れたり、特定の方向に向かって(ある分割片13は内面側に、これと対角位置にある分割片13は外面側に向かって)倒れたりすることがない(図10参照)。
よって、内側継手管10に外側継手管20を接合する際、ネジ孔17と外側継手管20の貫通孔25との位置が変動しないため、ボルト30の螺合が確実且つ容易であって、ネジ孔17またはボルト30に無理な力が作用しない(図8参照)。
なお、分割片13の数およびスリット14の幅は限定するものではない。
また、ネジ孔17は全ての分割片13に設けるものに限定するものではなく、貫通孔65の数はネジ孔17の数に同一であるものに限定するものではない。
また、施工用保護治具6の内面63は下方で拡大しているものに限定するものではなく、全長が同じ内径であってもよい。
また、スペーサ部69は筒体60に一体的に形成するものに限定するものではなく、これに代えて、内側継手管10の分割片13の外周面に一体的に形成されるもの、あるいは、分割片13または施工用保護治具6とは分離したものであってもよい。たとえば、貫通孔を具備する円環または略円弧であって、施工用保護治具6の内面63と分割片13の外面との間で全周に渡って配置されるものであったり、あるいは、ネジ孔17の周囲に限って略砲台状に配置されるものであったりしてもよい。
また、筒体60を延長、あるいは筒体60の上端部62に延長管を接合して、施工時のバイブロの把持を容易にしてもよい。また、筒体60の上端部62に厚肉管または厚肉円盤を接合して打撃ハンマーが打撃する鏡板を形成してもよい。
さらに、筒体60の外面に吊索が係止自在な係止手段(たとえば、孔付きフランジ)または吊索に連結された吊り金具が螺合する吊具用ネジ孔を設け、該吊索を巻き上げることによって、施工用保護治具6に接合された鋼管1を吊り上げてもよい。このとき、鋼管1に前記係止手段等を設ける必要がなくなる。
[実施形態2]
(鋼管継手管の施工用保護治具その2)
図2は本発明の実施形態2に係る鋼管継手管の施工用保護治具を模式的に示す、左側が縦断面図、右側が側面図であって、(a)は内ガイド式、(b)は外ガイド式である。なお、分割片13によって形成される略筒状の範囲を本体部19と称す。
図2の(a)において、鋼管継手管の施工用保護治具7(以下、施工用保護治具と称す)は、本体部19の高さよりも高い高さの筒体70と、筒体70の上端部に設置された鏡板72と、鏡板72の下面に設置された内ガイド板73と、鏡板72の上面に設置されたクッション枠74と、鏡板72の上面でクッション枠74内に載置されたクッション75とを有している。
そして、筒体70に本体部19を挿入して下端部71が内側継手管10の段部12に当接した際、内ガイド板73の外側辺79が同径部11の内周面11aに当接するものである。なお、内ガイド板73の枚数は3枚以上であって、外側辺79が同径部11の内周面11aの内径と略同一の円周面を形成し、外側辺79が内周面11aに略当接するように設置されている。
よって、施工用保護治具7は内ガイド板73によって同径部11の内周面11aに対して案内されて、筒体70の下端部71が内側継手管10の段部12に載置されるから、内側継手管10に対して容易に傾いたり半径方向に移動したりすることがない。
さらに、内ガイド板73を本体部19に挿入して下端部71を内側継手管10の段部12に当接した際、ネジ孔17の位置に対応する位置に貫通孔(図示しない)を設けておき、該貫通孔を貫通してネジ孔17にボルトを螺合すれば、施工用保護治具7は内側継手管10に対して円周方向にも拘束される。
さらに、鋼管1に持ち上げる力を付与することが可能になる。たとえば、クッション75が撤去されたクッション枠74を、バイブロ用の把持具としてもよい。
したがって、打撃ハンマーによって鏡板72を打撃すれば、鋼管1を打設するための打撃力(圧縮力)は、施工用保護治具7の筒体70の上端部を介して内側継手管10に下端部71と段部12との当接部において伝達されることになる。このとき、本体部19に圧縮力や曲げ力が作用しないから、本体部19が変形することがない。
さらに、筒体70として実施形態1に示す筒体60を設置してもよい。このとき、内側継手管10の損傷がさらに防止されることになる。
また、内ガイド板73に代えて、筒状の内ガイド管を設置してもよい。
図2の(b)において、鋼管継手管の施工用保護治具8(以下、施工用保護治具と称す)は、分割片13の高さよりも高い高さの筒体80と、筒体80の上端部に設置された鏡板82と、鏡板82の下面に設置された外ガイド管83と、鏡板82の上面に設置されたクッション枠84と、鏡板82の上面でクッション枠84内に載置されたクッション85とを有している。
そして、筒体80を本体部19に挿入して設置した際、下端部81は内側継手管10の段部12に当接、外ガイド管83の内面89は同径部11の外周面11bに当接するものである。
この時、施工用保護治具8は外ガイド管83によって、同径部11の外周面11bに対して案内されて、筒体80の下端部81が内側継手管10の段部12に載置されるから、内側継手管10に対して容易に傾いたり半径方向に移動したりすることがない。
また、本体部19に挿入して下端部81を内側継手管10の段部12に当接した際、筒体80および外ガイド管83のネジ孔17の位置に対応する位置に、それぞれ貫通孔(図示しない)を設けておき、該貫通孔を貫通してネジ孔17にボルトを螺合すれば、施工用保護治具8は内側継手管10に対して円周方向にも拘束され、鋼管1に持ち上げる力(たとえば、バイブロ時の引っ張り力)を付与することが可能になる。このとき、外ガイド管83に設けた貫通孔は、ボルトの頭が通過自在な大きさであることが好ましい。
また、外ガイド管83に鏡板82を設置する代わりに、外ガイド管83に筒体80を直接設置してもよい。さらに、バイブロ用にする場合には、鏡板82を撤去して、クッション枠84およびクッション85に代えてバイブロハンマーの爪が把持するための把持管を設置してもよい。
したがって、施工用保護治具8は施工用保護治具7と同様の作用、効果を奏する。さらに、筒体80として実施形態1に示す筒体60を設置してもよい。このとき、内側継手管10の損傷がされに防止されることになる。
[実施形態3]
(鋼管継手管の施工用保護治具その3)
図3は本発明の実施形態3に係る鋼管継手管の施工用保護治具9を模式的に示す、左側半分の縦断面図である。
図3において鋼管1に接合された外側継手管40は内周面に係合突部46等を具備するものであって、実施形態1における内側継手管10の外周面に設置した傾斜面15等を内周面に移設したものに相当している(ただし、ネジ孔17は貫通孔47に変更している)。したがって、外側継手管40と内側継手管10とにおいて、同様の作用を奏する範囲には一桁目の数字に同じ符号を付し、該範囲を区切る位置には同じ位置名称「あ」、「い」・・・を付し、「内周面または内周面側」と「外周面または外周面側」とについては適宜読み替えをしているから、説明を省略する。また、スペーサ部48は筒体90の外面94にではなく、外側継手管40の内周面の「範囲きく」に一体的に設けた。更に、同径部41は鋼管1の内径とほぼ等しい内径を有している。
そして、鋼管継手管の施工用保護治具9(以下、施工用保護治具と称す)は、分割片43の高さ(位置「あ」と位置「く」との管軸方向に距離に同じ)よりも高い高さの筒体90であって、外側継手管40の本体部49の内部に挿入自在な外径を有している。
そして、本体部49の内部に挿入して下端部91を外側継手管40の段部42に当接した際、外面94がスペーサ部48(断面において、位置「き」、「く」、「け」、「こ」を結ぶ範囲に同じ)の内周面(「範囲けこ」に同じ)に当接し、貫通孔47の位置に対応してネジ孔95が設けられている。
更に、この例では、下端部91の最内周には、下端部91と段差42との当接をさまたげない厚みで、同径部41の内周面41aにほぼ当接するガイド部97が形成されている。
なお、外側継手管40の内周面にスペーサ部48が設けられているが、実施形態1に準じて、外側継手管40からスペーサ部48を撤去して、これを施工用保護治具9の外面94に設置してもよい。
したがって、施工用保護治具9下端部91が外側継手管40の段部42に当接した状態で、貫通孔47にボルト(図示しない)を挿入してネジ孔95に螺合すれば、外側継手管40と施工用保護治具9とは確実に接合される。このとき、外面94がスペーサ部48の「範囲けこ」にほぼ当接しているから、該ボルトを締め上げた場合であっても、分割片43が略撓むことがない。又、ガイド部97が同径部41の内周面41aにほぼ当接しているので、施工用保護治具9が水平方向に大きく移動するのを防止する。
すなわち、施工用保護治具9は実施形態1に示す施工用保護治具6と同様の作用、効果を奏する。
また、実施形態2に示す施工用保護治具7における筒体70または施工用保護治具8における筒体80を、施工用保護治具9の筒体90に置き換えることができるものである。
[実施形態4]
(鋼管の施工方法その1)
図4および図5は本発明の実施形態4に係る鋼管を地盤に打設する施工方法を説明する工程図および工程を追って模式的に示す側面図である。図4および図5は、打撃ハンマーによって施工する場合である。
まず、地上に載置された鋼管1(下杭に同じ)の上端に接合されている内側継手管10に施工用保護治具6を接合する。このとき、施工用保護治具6の外周面に設けた係止手段(図示しない)にワイヤロープ101を連結して施工用保護治具6を吊り上げ、水平方向に移動するだけで、施工用保護治具6を内側継手管10に容易に装着するすることができる。すなわち、施工用保護治具6は内側継手管10にネジ接合されるものではないため、施工用保護治具6を回転したり、管軸を鉛直方向に起立させたりする必要がない(ステップ1、図5の(a)参照)。
そして、施工用保護治具6の貫通孔65にボルト30を挿入して、ボルト30を内側継手管10のネジ孔17に螺合する。なお、施工用保護治具6の上端部には、あらかじめ鏡板が固定され、該鏡板の上にクッション材が設置されている(図示しない)。
つぎに、鋼管1を打設位置に配置する(ステップ2、図5の(b)参照)。
そして、打撃ハンマ102によって施工用保護治具6に打撃力を付与して、鋼管1を地中に貫入させる(ステップ3、図5の(c)および(d)参照)。
そして、鋼管1が所定位置まで貫入した時点で打撃を停止し、ボルト30を取り外して施工用保護治具6を内側継手管10から取り外す。このとき、施工用保護治具6をワイヤロープ101によって引き上げるだけで、施工用保護治具は内側継手管10から容易に分離するから作業が容易である(ステップ4、図5の(e)参照)。
さらに、下端に外側継手管20が接合されている鋼管2(上杭に同じ)を鋼管1に接合する。すなわち、内側継手管10に外側継手管20を装着してボルト30によって両者を接合する。このとき、施工用保護治具6が実施形態1に説明するように内側継手管10(特に分割片)の変形を防止しているから、前記接合は容易且つ確実である(ステップ5、図5の(f)参照)。
なお、以上は2本の鋼管からなる鋼管を例にして説明しているが、本発明はこれに限定するものではなく、3本以上の鋼管からなる鋼管においても同様に適用できるものである。このとき、鋼管2の上端にはステップ1(図5の(a)参照)と同様の作業によって施工用保護治具6が接合され、連結された鋼管1と鋼管2とがステップ3(図5の(c)、(d)参照)と同様の作業によって地中に貫入させることになる。
[実施形態5]
(鋼管の施工方法その2)
図6および図7は本発明の実施形態5に係る鋼管を地盤に打設する施工方法を説明する工程図および工程を追って模式的に示す側面図である。図6および図7は、バイブロハンマーによって施工する場合である。施工用保護治具6の上端部62には延長管66が固定され、延長管66の外周面にワイヤロープ101を連結するための係止手段(図示しない)が設けられている。 したがって、ステップ3において、バイブロハンマ103によって延長管66を把持して、施工用保護治具6に打撃力を付与して、鋼管1を地中に貫入させる点(図7(c)および(d)参照)が、実施形態4と相違するだけであって、その他のステップは同様であるから、説明を省略する。
本発明は以上の構成であるから、鋼管等の各種杭の施工用保護治具および施工方法として、広く利用することができる。
実施形態1に係る施工用保護治具を示す模式図。 実施形態2に係る施工用保護治具を模式的に示す縦断面図と側面図。 実施形態3に係る施工用保護治具を模式的に示す縦断面図と側面図。 実施形態4に係る施工方法を説明する工程図。 実施形態4に係る施工方法を工程を追って模式的に示す側面図。 実施形態5に係る施工方法を説明する工程図。 実施形態5に係る施工方法を工程を追って模式的に示す側面図。 鋼管の継手構造の一実施形態を示す斜視図と縦断面図。 鋼管の継手構造の他の実施形態を示斜視図と縦断面図。 従来の杭の継手部構造における係合部材の変形例を模式的に示す側面図。
符号の説明
1 鋼管
2 鋼管
3 継手構造
4 継手構造
6 施工用保護治具
7 施工用保護治具
8 施工用保護治具
9 施工用保護治具
10 内側継手管
11 同径部
11a 内周面
11b 外周面
12 段部
13 分割片
14 スリット
15 傾斜面
16 係合突部
17 ネジ孔
18 筒状部
19 本体部
20 外側継手管
23 凹部
24 係止部
25 貫通孔
26 下端部
30 ボルト
40 外側継手管
41 同径部
41a 内周面
42 段部
43 分割片
44 スリット
45 傾斜面
46 係合突部
47 貫通孔
48 スペーサ部
49 本体部
50 内側継手管
52 本体部
54 係止部
55 ネジ孔
56 下端部
60 筒体
61 下端部
62 上端部
63 内面
65 貫通孔
66 延長管
67 ガイド部
69 スペーサ部
70 筒体
71 下端部
72 鏡板
73 内ガイド板
74 クッション枠
75 クッション
79 外側辺
80 筒体
81 下端部
82 鏡板
83 外ガイド管
84 クッション枠
85 クッション
89 内面
90 筒体
91 下端部
94 外面
95 ネジ孔
97 ガイド部
101 ワイヤロープ
102 打撃ハンマ
103 バイブロハンマ

Claims (8)

  1. 一端が鋼管に接続され、該鋼管に加わる圧縮力を該鋼管に伝達する為の段部と、挿入に対する縮径機能として複数の分割片を有した内側継手管、
    あるいは一端が鋼管に接続され、該鋼管に加わる圧縮力を該鋼管に伝達する為の段部と、挿入に対する拡径機能として複数の分割片を有した外側継手管、
    に対する鋼管の打設に使用する保護治具であって、
    鋼管打設時に打撃力が付与される上端部と、
    前記内側継手管または前記外側継手管の段部から前記上端部の高さ越えの高さの筒体と、
    前記内側継手管または前記外側継手管の段部に当接し、保護治具に与えられた打撃時の打撃力を前記鋼管に伝達する下端部と、
    前記内側継手管または前記外側継手管の複数の分割片を固定する手段とを備えたことを特徴とする鋼管継手管の施工用保護治具。
  2. 前記内側継手管の分割片の外周面が前記筒体の内周面に、または前記外側継手管の分割片の内周面が前記筒体の外周面に、スペーサ部を介してほぼ当接することを特徴とする請求項1記載の鋼管継手管の施工用保護治具。
  3. 前記内側継手管の分割片の外周面にほぼ当接するスペーサ部を、前記筒体の内周面が備えている、
    または前記外側継手管の分割片の内周面にほぼ当接するスペーサ部を、前記筒体の外周面が備えていることを特徴とする請求項1記載の鋼管継手管の施工用保護治具。
  4. 分割片を固定する手段として、
    前記内側継手管のネジ孔に対応した位置に貫通孔、または前記外側継手管の貫通孔に対応した位置にネジ孔が設けられていることを特徴とする請求項1及至3の何れかに記載の鋼管継手管の施工用保護治具。
  5. 前記内側継手管の外周面または内周面、あるいは前記外側継手管の外周面または内周面ににほぼ当接し、かつ筒体と同心円状に配置されたガイド管を有することを特徴とする請求項1及至4の何れかに記載の鋼管継手管の施工用保護治具。
  6. 前記内側継手管または前記外側継手管の内周面にほぼ当接し、かつその外側辺が円周上に位置するように配置された複数のガイド板を有することを特徴とする請求項1及至5の何れかに記載の鋼管継手管の施工用保護治具。
  7. 鋼管を地盤に打設する施工方法であって、
    請求項1及至6の何れかに記載の施工用保護治具を、前記内側継手管または前記外側継手管に圧入する工程と、
    前記内側継手管または前記外側継手管の分割片を、前記施工用保護治具の固定手段により固定する工程と、
    該下方の鋼管を打設するための打撃力を、前記施工用保護治具に付与する工程と
    を有することを特徴とする鋼管の施工方法。
  8. 請求項4記載の施工用保護治具を、前記内側継手管または前記外側継手管に圧入する工程と、
    ボルトを、前記外側継手管または前記筒体の貫通孔を貫通させ、前記内側継手管あるいは前記筒体のネジ孔に螺合し、前記内側継手管または前記外側継手管の分割片を固定する工程と、
    該下方の鋼管を打設するための打撃力を、前記施工用保護治具に付与する工程とを有することを特徴とする鋼管の施工方法。
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