JP2005248469A - ソケット及びアンカーボルトの高さ調整方法 - Google Patents

ソケット及びアンカーボルトの高さ調整方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2005248469A
JP2005248469A JP2004057460A JP2004057460A JP2005248469A JP 2005248469 A JP2005248469 A JP 2005248469A JP 2004057460 A JP2004057460 A JP 2004057460A JP 2004057460 A JP2004057460 A JP 2004057460A JP 2005248469 A JP2005248469 A JP 2005248469A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ruler
nut
anchor bolt
socket
bolt
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2004057460A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4515789B2 (ja
Inventor
Seiya Suzuki
誠也 鈴木
Masanari Shiomi
真生 潮見
Koji Yomogida
孝次 蓬田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
ING Co Ltd
Asahi Kasei Homes Corp
Original Assignee
ING Co Ltd
Asahi Kasei Homes Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ING Co Ltd, Asahi Kasei Homes Corp filed Critical ING Co Ltd
Priority to JP2004057460A priority Critical patent/JP4515789B2/ja
Publication of JP2005248469A publication Critical patent/JP2005248469A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4515789B2 publication Critical patent/JP4515789B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】ボルトのナットからの突出長さを規制し得るソケットと、このソケットを用いて定規に貫通させたアンカーボルトの高さを調整する。
【解決手段】ソケットは、ナットを嵌合して回転力を伝えるナット嵌合部2と、ナット嵌合部2に一体的に連続し内部に収容空間3を有する本体1(筒部)と、本体1に回転駆動力が伝達される伝達部6と、ボルトの長さを規制する規制部材4と固定部材5とを有する。アンカーボルトの高さ調整方法は、建物の基礎に対し水平に配置された定規に基準となる高さに設定された基準アンカーボルトを予め固定しておき、ソケットを基準アンカーボルトに嵌合させて規制部材を当接させて固定し、該ソケットを定規に遊嵌されているアンカーボルトに嵌合して、該アンカーボルトの定規からの高さを調整する。
【選択図】 図3

Description

本発明は、定規を貫通したボルトに螺合させたナットを締め付ける際に、ボルトの定規からの突出寸法を調整し得るようにしたソケットと、このソケットを利用して建物の基礎に埋設される複数のアンカーボルトを一定の高さになるように調整するアンカーボルトの高さ調整方法に関するものである。
住宅等の鉄骨躯体を有する建物では、躯体を構成する柱は1本毎に複数のアンカーボルトを利用してコンクリート基礎に固定されている。コンクリート基礎に於けるアンカーボルトの位置や取付間隔及び端部のレベル等に対し、予め数値と公差が指定されており、夫々の公差の範囲に納まるような精度の施工が要求されている。
コンクリート基礎を構築する場合、目的の基礎に沿って且つ該基礎の両側に複数の型枠を対向させつつ連続させて配置し、これらの型枠の上部に板状の定規を載置して固定することで、配置された型枠の設置間隔と平行度を確保するようにしている(例えば特許文献1参照)。前記定規に於ける予め設定された柱の取付位置には、柱芯を中心として振り分けたアンカーボルトを挿通するための複数の穴が形成されており、この穴にアンカーボルトを挿通することによって基礎に於けるアンカーボルトの配置位置の精度を確保することが出来る。
定規に挿通された個々のアンカーボルトは、該アンカーボルトに定規を挟んで螺合された2個のナットによって定規を締め付けることで固定される。このとき、定規の上面からアンカーボルトの突出端までの寸法(アンカーの高さ)が予め設定された寸法に調整される。アンカーボルトの高さを調整する手順は、作業員が個々のアンカーボルトの定規から突出した端部をレーザ光線を利用して計測しつつレベルを調整し、且つ設定された高さを保持して作業員が2個のナットを締め付けることで行われる。従って、作業員はアンカーボルトの保持とナットの締め付けを両手で行わなければならない。
また建物が木造住宅では、アンカーボルトで根太を固定するため、アンカーボルトは基礎コンクリートの長さ方向に所定の間隔を持って1本ずつ設置される。このようなアンカーボルトの高さを調整する場合、基礎コンクリートに埋設される鉄筋に締付金具を取り付けておき、この取付金具にアンカーボルトを挿通して保持させるように構成した技術もある(例えば特許文献2参照)。
実公平6−45000号公報 特開2002−173941号公報
特許文献1に記載された定規に挿通されたアンカーボルトの高さを調整する場合、定規に配置されている全てのアンカーボルトを1本毎にレーザ光によってレベルを計測して調整する作業、この調整した高さを保持して2個のナットを締め付ける作業、を全て手作業で行うため、作業工数が掛かるという問題がある。特に、定規の下面側に配置されているナットを回転させる作業は型枠と定規とによって規定された狭い空間で行うこととなり、作業が困難にならざるを得ないという問題がある。
またアンカーボルトを定規に固定する作業が基本的に手作業であることから、固定された後のアンカーボルトの高さにバラツキが生じることは排除出来ず、公差の範囲を大きくせざるを得ないという問題や、バラツキを小さくするには更に時間が掛かるという問題が派生する。
また特許文献2の技術では、アンカーボルトを基礎の鉄筋に取り付けることとなり、1カ所に複数本のアンカーボルトを配置しておくことが必要な場合には適用し得ないという問題がある。
本発明の目的は、ボルトにナットを締結したとき該ナットからのボルトの突出長さを規制し得るソケットと、このソケットを用いて定規に貫通させたアンカーボルトの高さを調整する高さ調整方法を提供することにある。
上記課題を解決するために本発明に係るソケットは、基準となる定規を貫通したボルトに該定規を挟んで2個のナットを螺合させてボルトを固定する際にナットを回転させるソケットであって、ナットを嵌合して回転力を伝えるナット嵌合部と、前記ナット嵌合部の中心軸方向に一体的に連続し内部にナットを貫通したボルトを収容する収容空間を有する筒部と、前記筒部に形成され回転駆動力が伝達される伝達部と、前記筒部に形成された収容空間に収容されるボルトの長さを規制する規制手段とを有して構成されるものである。
上記ソケットに於いて、規制手段が、筒部に形成された収容空間に対し移動可能に且つ固定可能に収容された規制部材と、前記規制部材を筒部に固定する固定部材と、を有して構成されることが好ましい。
また本発明に係るアンカーボルトの高さ調整方法は、建物の基礎に対し水平に配置された定規に取り付けた複数のアンカーボルトの高さを調整する方法であって、建物の基礎に配置された定規に基準となる高さに設定された基準アンカーボルトを予め配置すると共に該基準アンカーボルトに螺合した2つのナットによって定規を挟み付けて固定しておき、前記基準アンカーボルトの上面側に請求項2に記載したソケットを基準アンカーボルトに嵌合させてナット嵌合部側の端面を定規の上面に当接させ、その後、規制部材を収容空間の内部で移動させて該規制部材を基準アンカーボルトの端部に当接させて固定部材によって筒部に固定した後、ソケットを基準アンカーボルトから離脱させ、次いで、隣接して配置された定規に遊嵌されているアンカーボルトの定規の上面側に螺合したナットにソケットを嵌合し、該アンカーボルトの回転を阻止した状態でソケットを回転させることによりアンカーボルトを定規の上面側に突出させて規制部材に当接させて該アンカーボルトの定規からの高さを調整し、その後、前記アンカーボルトの定規の下面側に螺合したナットの回転を阻止してソケットを回転させて該ナットと定規の上面側のナットとによって定規を挟んで締結することでアンカーボルトの定規からの高さを調整することを特徴とするものである。
本発明に係るソケットでは、ナット嵌合部にナットを嵌合させ、筒部に設けた伝達部に回転力を伝達することでナットを回転させることが出来る。このとき、ナットを貫通したボルトを筒部の内部に形成した収容部に収容すると共に規制手段によってボルトの突出長さを規制することが出来る。従って、規制手段の位置を適宜調整することでボルトの定規からの突出長さを好ましい寸法に調整することが出来る。
特に、複数のボルトの定規からの突出長さを全て同じ寸法にして締結するような要求に対して容易に対応することが可能となり、作業性を向上して時間の短縮化をはかることが出来る。
上記ソケットに於ける規制手段を、筒部に形成した収容空間に移動可能に収容された規制部材と、この規制部材を筒部に固定する固定部材とによって構成することで、ボルトの定規からの突出長さを変更する際の作業が容易となり、ボルトの定規からの突出長さを種々変更するような作業に用いて有利である。
また本発明に係るアンカーボルトの高さ調整方法では、予め定規からの高さを予め設定された高さに調整した基準アンカーボルトを基準とし、該基準アンカーボルトに於けるアンカーボルトの定規からの突出長さをソケットに収容した規制部材と固定部材からなる規制手段に転化し、このソケットを用いて隣接した他のアンカーボルトに螺合したナットを回転させることで、アンカーボルトの定規からの高さを容易に調整することが出来る。また定規の上面側のアンカーボルトの定規からの突出長さを調整した後、ソケットを回転させて定規の下面側に螺合したナットを定規の下面に当接させることで、2個のナットによって定規を挟んでアンカーボルトを固定することが出来る。このとき、作業員は片手でソケットを回転させると共に、他方の手で単に定規の下面側に配置されたナットを保持して回転を阻止すれば良く、作業性を向上させて調整時間の短縮化をはかることが出来る。
従って、基準アンカーボルトに隣接したアンカーボルトのレベルをレーザ光を利用して計測する必要がなく、短時間で多数のアンカーボルトの高さを調整することが出来る。特に、定規が水平方向に配置されているため、アンカーボルトの配置方向は垂直方向となり、該アンカーボルトに螺合させたナットを嵌合するソケットの方向も垂直となる。このため、作業方向が下向きとなり、ナットが定規の上面から離隔することがなく、安定した作業を実現することが出来る。
本件発明者等の経験では、本発明に係るアンカーボルトの調整方法を実施した場合、従来の方法と比較して約1/4の時間に短縮することが出来た。
以下、本発明に係るソケットの好ましい形態について説明する。本発明に係るソケットは、自由な状態にあるボルトの基準となる定規からの突出長さを調整するような作業を行うのに有利であり、軸方向にナットを嵌合するナット嵌合部と、ボルトのナットからの突出部分を収容する収容部を内部に形成した筒部と、ソケットを回転させてナットを締結するための回転力を伝達する伝達部と、収容部に収容されるボルトの長さを規制する規制手段を有して構成されるものである。
ナット嵌合部は目的のナットを円滑に嵌合し得るように、該ナットのサイズに応じて形状や寸法が適宜設定される。特に、ナット嵌合部はソケットを回転させたときにナットの側面の一部と当接して回転力を伝える機能を有するものであり、伝えるべき力の大きさに対応した材質や強度を有して形成される。ソケットに於けるナット嵌合部の深さは特に限定するものではなく、目的のナットの厚さよりも大きけれ(深けれ)ば良い。
ナット嵌合部の形状は、目的のナットの形状の相似形であれば良い。即ち、ナットが六角形である場合、ナット嵌合部の形状も六角形であれば良い。しかし、ソケットのナットに対する嵌め合いを円滑に行うには、ナット嵌合部を12角形の所謂菊型に形成することも可能である。特に、ナットに対し大きな力を伝達することが必ずしも必要でないような場合には、ナット嵌合部を多角形に形成することが好ましい。
筒部はナット嵌合部の軸方向に連続して一体化し、内部にはボルトの突出部分を収容する収容空間が形成されている。収容空間の軸方向の長さは限定するものではなく、予め設定されたボルトのナットからの突出長さを充分に満足し得る寸法であれば良い。また収容空間の断面形状も特に限定するものではなく、ボルトの突出部分を収容し得る形状であれば良く、円形或いは六角形を含む多角形であって良い。従って、収容部はナット嵌合部と同一の形状であっても良く、ナット嵌合部の形状を保持して軸方向に延長することで、該延長部を収容部として形成しても良い。
筒部の外形は特に限定するものではなく、円筒形や六角形を含む多角形であって良い。何れの外形にするかは、製造上の問題として処理することが可能である。また筒部には回転力が伝達される伝達部が形成されている。この伝達部の形状は、ソケットを手動で回転させるか、機械駆動するかに応じて適宜設定することが好ましい。例えば、ソケットを手動で回転させるような場合、筒部の外形の一部をスパナやラチェットレンチを係合させることが可能な形状としておき、またソケットを機械駆動する場合には、筒部の外形の一部を駆動工具と接合する接合部品を着脱可能に取り付ける取付部を形成しておくことが必要である。
ソケットを構成する上記ナット嵌合部及び収容空間は互いに同一軸心上に配置される。即ち、ソケットは外見上、1本の筒状の部材として形成され、該筒状部材の一方側の端部の内部にナット嵌合部が形成され、該ナット嵌合部に連続して収容部が形成される。
規制手段は、ボルトのナットからの突出長さを規制するものであり、この機能を有するものであれば構造を限定するものではない。このような機能を発揮するものとして、例えば筒部材の軸心と一致させたネジ部材やスケール等の指標がある。即ち、規制手段としては必ずしもボルトと当接して規制するものである必要はなく、ボルトの端部を視認して規制するものであっても良い。
特に、規制手段を、筒部に形成された収容空間に移動可能に収容され且つ所定の位置で固定し得るように構成された規制部材と、規制部材を筒部に固定する固定部材と、によって構成することで、操作が容易で円滑な作業を実現することが可能である。
上記の如く構成された規制手段では、規制部材を収容空間の内部で移動させてナット嵌合部の端面からの寸法が予め設定されたボルトのナットからの突出長さと等しくし、この位置で固定部材によって固定することで、ボルトのナットからの突出長さを規制することが可能となり、規制部材の設定を容易に行うことが可能となる。
規制手段を構成する規制部材は、固定部材によって筒部に固定され、ボルトのナットからの突出長さを規制するものである。即ち、ナット嵌合部に嵌合したナットを回転させて相対的にボルトをナットから突出させ、突出したボルトの端部が規制部材に当接したとき、ナットの回転が阻止されることで、ボルトのナットからの突出長さが規制されるため、規制部材のボルトとの当接面には高い押圧力と摩擦が発生することになる。
従って、規制部材を構成する規制部材としては、収容空間の内部を移動し得る形状と寸法を有し、且つボルトの端部と当接したときに作用する押圧力や摩擦力に対し充分な強度を発揮し得る材質を持つものであれば用いることが可能である。このような規制部材としては、鋼製の棒状部材からなり、断面形状が収容空間の形状と等しい円形か六角形を含む多角形であることが好ましい。
固定部材は、規制部材を筒部に固定する機能を有するものであり、この機能を発揮し得るものであれば用いることが可能である。このような機能を発揮し得るものとして、例えば筒体の軸心と一致して配置されて該筒体のナット嵌合部とは反対側に螺合して該筒体を貫通し、且つ先端が規制部材に回転可能に取り付けられているネジ状の部材や、収容空間と対応する筒体を貫通して配置され先端が規制部材に螺合するボルト状の部材を用いることが可能である。
従って、筒体には規定部材の形状に対応して端部にネジ部材を螺合する雌ネジを形成したり、側面にボルト部材を貫通させる長穴を形成することが必要である。
規制部材を固定部材となる筒部の側面に貫通させたボルトによって固定する場合、規制部材の筒部に対する固定は、規制部材の外周面と収容空間の内周面との摩擦に基づく。この場合、収容空間及び規制部材の断面形状が円形であると、両者の径が異なることから点接触となり、高い摩擦抵抗を発揮し得ない虞があるため、規制部材の外周面にローレット加工或いは他の摩擦抵抗が大きくなるような表面加工や表面処理を施すことが好ましい。また収容部空間び規制部材の断面形状が六角形を含む多角形である場合、両者が面接触するため、適度な摩擦を発揮することが可能となり好ましい。
本発明に係るアンカーボルトの高さ調整方法は、住宅の建築現場に於ける基礎工事に際し、型枠の上部に取り付けた定規に該定規を挟んで2個のナットを螺合させた複数のアンカーボルトを挿通しておき、予め1本のアンカーボルトを予め設定された高さに調整して基準アンカーボルトとした後、隣接する他のアンカーボルトを基準アンカーボルトの高さに合わせて調整するものであり、この過程で、筒部の内部に形成された収容空間に規制部材を移動可能に収容したソケットを用いるものである。
この調整方法では、1本の柱を4本のアンカーボルトで固定する部位では、1本の基準アンカーボルトに対してレーザ光によるレベル調整を行う必要があるものの、他の3本のアンカーボルトを調整する際には、基準アンカーボルトの定規の上面側の突出寸法に合わせて、ソケットの収容空間に収容された規制部材の位置を設定して固定することで、該規制部材の位置に転化することが可能となる。
従って、他のアンカーボルトに対し、定規の上面側から下向きにソケットを嵌め込み、アンカーボルトの回転を阻止して回転させることで、該アンカーボルトを相対的にナットから突出させることが可能となる。そしてアンカーボルトの突出端が規制部材の端面と当接したとき、アンカーボルトとナットはソケットを介して一体化し、相対的な回転が阻止され、これにより、アンカーボルトのナットからの突出長さを規制することが可能となる。このため、ナットを定規に当接させたとき、アンカーボルトの定規からの高さは基準アンカーボルトの定規からの高さと等しくなる。
次いで、定規の下面側に螺合したナットの回転を阻止してソケットを回転すると、定規の上面側のナットとアンカーボルトが同時に回転し、この回転に伴って定規の下面側のナットが上昇して定規の下面に当接する。これにより、基準アンカーボルトに隣接した他のアンカーボルトの高さを調整すると共に2個のナットで定規に固定することが可能となる。
次に本発明に係るソケットの第1実施例について図を用いて説明する。図1は第1実施例に係るソケットAの構成を説明する図である。
図に示すように、ソケットAは外形が円筒状に形成された本体1を有しており、該本体1の一方側の端部(下端、以下第2実施例〜第4実施例も同じ)に目的のナットを嵌合するナット嵌合部2が形成され、ナット嵌合部2の軸心(本体1の軸心1a)と一致し且つ連続してナットから突出したボルトを収容する収容空間3が形成されている。
従って、本体1に於ける収容空間3を形成した部位が筒部となるが、本実施例では筒部が本体1に含まれて形成されていることとなり、以下、筒部を説明する際には本体1として取り扱うものとする。また本体1の外周面は平滑な面であっても良いが、本実施例では手で持ち易いように、ダイヤモンド状の突起が連続的に形成されている。このように、本体1の外周面にダイヤモンド状の突起を形成しておくことで、後述するつまみ5aを締め付けたとき、良好な締め付け状態を得ることが可能となる。
また収容空間3には、規制手段を構成する規制部材4が移動可能に配置されると共に、該規制部材4を本体1に固定する固定部材5が配置されている。更に、本体1の他方側の端部(上端、以下第2実施例〜第4実施例も同じ)に於ける端面には、回転力が伝達される伝達部6が形成されている。
ナット嵌合部2は、同図に二点鎖線で示すナット20を嵌合して該ナット20に回転力を伝え得るように、ナット20の厚さ方向の側面或いは角部と係合し得るように構成されている。このナット嵌合部2は断面形状がナット20の形状である六角形に形成されている。
収容空間3は、ナット嵌合部2の形状がそのまま延長されて形成されている。収容空間3の深さは一義的に設定されるものではなく、同図に二点鎖線で示す、予め設定されたボルト21のナット20からの突出長さ(本体1のナット嵌合部2側の端面からのボルトの寸法)と、規制部材4の長さ、及び規制部材4の位置を調整する際に必要な予備的な寸法等の寸法を考慮した上で適宜設定される。
規制部材4は断面が六角形の棒状の部材によって構成されており、長さ方向の所定位置に軸心を横断する方向にネジ部4aが形成されている。また固定部材5はつまみ5aとネジ5bとを有して構成されており、ネジ5bを規制部材4のネジ部4aに螺合して締め付けることで、規制部材4を収容空間3の内面に圧接させて固定することが可能である。
上記の如く、本実施例では規制部材4には固定部材5のネジ5bが螺合され、この状態で収容空間3の内部を移動する。従って、固定部材5のネジ部5bも本体1の軸心1aに沿って移動することとなり、該本体1の側面であって収容空間3に対応する部分にはネジ5bを貫通させる長穴1bが形成されている。
また固定部材5を締め付けて収容空間3に圧接させた規制部材4が、振動や衝撃によって簡単に緩むことがないように、固定部材5のつまみ5aと本体1の外周面との間に緩み止め機能を持った、例えばゴムパッキンや、スプリングワッシャー等の緩衝部材7が配置されている。この緩衝部材7がゴムパッキンのような部材である場合、一方の面を本体1の外径に対応させた円弧状に形成し、他方の面を平坦面とすることが好ましい。また緩衝部材7がスプリングワッシャーのような部材である場合、一方の面が本体1の外径に対応させた円弧状に形成され他方の面が平坦面に形成された座金を設け、この座金とつまみ5aとの間に緩衝部材7を配置することが好ましい。
本体1の他方側に形成された伝達部6は、ソケットAを回転駆動する際の駆動力が伝達される部位であり、駆動力の発生手段や駆動力を伝導する工具等の形状に対応した形状を持って形成される。このため、伝達部6の形状は一義的に設定されるものではない。例えば本実施例では、駆動力の発生手段としてトルクレンチ或いはインパクトレンチ等の駆動工具を用いている。このため、伝達部6は前記駆動工具の回転力を伝導する伝導工具8を用いている。この伝導工具8は、ソケットレンチを回転させる工具としては一般的に用いられるものである。
伝達部6としては上記構成の他に、手動操作される六角レンチを嵌合し得るように六角形の穴としたもの、手動操作されるスパナを係止し得るように本体1の外周を六角形としたもの等であっても良い。
上記の如く構成されたソケットAでは、予め設定された位置に規制部材4を移動させて固定部材5によって固定しておき、ナット嵌合部2にナット20を嵌合して回転させると、ナット20がボルト21に螺合して相対的に該ボルト21が収容空間3に突出し、ボルト21の端部が規制部材4の端面4bと当接したとき、ナット20とボルト21との相対的な回転が阻止される。これにより、ボルト21のナット20からの突出長さを規制することが可能である。
次に第2実施例に係るソケットBの構成について図2,図3により説明する。尚、前述の第1実施例と同一部分及び同一の機能を有する部分には同一の符号を付して説明を省略する(以下同じ)。
図に示すソケットBは、本体1が、外形が六角形に形成された棒状の部材によって形成され、上端面にはソケットBを回転駆動する駆動力が伝達される伝達部9が形成されている。この伝達部9は、本体1の上端面に一体的に形成されたシャンク状の部材として形成されており、この伝達部9を駆動工具のチャックによって把持することで、駆動力を伝達し得るように構成されている。特に、図3に示すように、規制部材4に形成されるネジ部4aは、該規制部材4の長手方向の中心から一方側に偏った位置に形成されている。
上記の如く構成されたソケットBでは、ボルトのナットからの突出長さの変化に応じて規制部材4の収容空間3に対する収容姿勢を、例えばネジ部4aを上端側とするか下端側とすることで、収容空間3の長さを有効利用することが可能となる。
次に第3実施例に係るソケットCの構成について図4により説明する。
図に示すソケットCは、本体1の下端側にナットの厚さよりも長い深さを持ったナット嵌合部2が形成され、このナット嵌合部2から連続して且つ軸心1aに一致して収容空間3が形成されている。本実施例では、収容空間3の形状はナット嵌合部2の形状とは異なり、円形の空間として形成されている。
本体1の上端側の端面には軸心1aと一致して雌ネジ1cが形成され、この雌ネジ1cに規制手段を構成するネジ部材10が螺合している。またネジ部材10には緩み止め用のナット11が螺合しており、更に、ネジ部材10の上端に伝達部9が形成されている。
上記の如く構成されたソケットCでは、ネジ部材10の本体1に対する螺合長さを調整することで、収容空間3に於けるネジ部材10の下端面10aの位置を調整することが可能である。そして収容空間3に於けるネジ部材10の下端面10aの位置を設定した後、ナット11を本体1の上端面に締結することで、ネジ部材10を本体1に固定し、伝達部9に回転力を伝達することで、ソケットCを回転させることが可能である。
従って、ソケットCのナット嵌合部にナットを嵌合し、伝達部9を駆動工具のチャックに把持して回転させることで、ナットを螺合したボルトを相対的に突出させて収容空間3に収容し、ボルトの端部がネジ部材10の下端面10aと当接したとき、ナット20とボルト21との相対的な回転が阻止される。これにより、ボルト21のナット20からの突出長さを規制することが可能である。
次に第4実施例い係るソケットDの構成について図5により説明する。
図に示すソケットDは、本体1の下端にナットの厚さと略等しい深さを持ったナット嵌合部2が形成され、このナット嵌合部2に連続して且つ軸心に一致して収容空間3が形成されている。収容空間3は、ナット嵌合部2とは形状が異なり、円形の空間として形成され、また寸法もナット嵌合部2よりも小さく形成されている。
また固定部材5は蝶ボルトを用いており、前述の第1,第2実施例に於ける六角ボルトを用いた固定部材とは異なるが、実質的な機能は同じである。即ち、固定部材5は、形状を限定することなく、固定作業を容易に行うことが可能なように形成されたものを用いることが好ましい。
上記の如く構成されたソケットDであっても、前述の各実施例と同様にボルトのナットからの突出長さを規制することが可能である。
次に、上記の如く構成されたソケットを用いてアンカーボルトの定規からの高さを調整する方法について図6により説明する。本発明に係る方法を実施する場合、ソケットは前述のソケットA〜Dの何れを用いても良い。このため、図6では模式的なソケットEとして記載している。
図6(a)に於いて、定規32は鉄骨躯体を有する住宅等の建物のコンクリート基礎を構築する際に、図示しない型枠の上端部分に水平に載置されると共に固定されることで、型枠の平行度を確保し、且つ建物に設定された柱の取付位置にアンカーボルト複数本(例えば4本)を配置するための穴が形成されている。従って、コンクリートを打設するのに先立って、定規に形成された穴にアンカーボルトを挿通して夫々のアンカーボルトの定規からの高さを調整しておくことで、精度の高いアンカーボルトを実現することが可能である。
しかし、定規は型枠の平行度やアンカーボルトの配置位置からなる平面上の精度を確保するものであり、高さ方向の精度を保証するものではない。また、基礎コンクリートは型枠上端部より少し低い位置で打ち上がり高さが設定されるため、型枠に配置される定規は水平性を保持すれば良く、必ずしも高さが一定である必要はない。つまり、一つの建築物に於いて多数ある柱のアンカーボルトは、その柱位置毎に、定規からの突出高さが異なる場合もあるが、次工程で施工される基礎コンクリート天端からの突出長さは全てのアンカーボルトで一定であることが好ましい。このためには柱位置毎に、アンカーボルトの突出長さを決定しておく必要があり、このような作業を、本発明のソケットを用いることで容易に行うことが可能となる。
定規32には予め突出端のレベルが設定された基準アンカーボルト35が設けられている。この基準アンカーボルト35は、予めアンカーボルト31の定規32の上面からのレベルがレーザ光等によって設定された状態で2個のナット30(定規の上面側に配置されたナット),33(定規の下面側に配置されたナット)によって該定規32に固定されている。
先ず、ソケットEの固定部材5を緩めて規制部材4を緩めた状態で上端側に移動させておき、このソケットEを基準アンカーボルト35の定規32の上面側に対向させてナット30をナット嵌合部2に嵌合する。このとき、規制部材4はアンカーボルト31の突出端よりも上方に位置した状態を保持する。
次に、同図(b)に示すように、ソケットEの固定部材5を緩め、規制部材4を下降させてアンカーボルト31の突出端部に当接させる。このとき、ソケットEの下端面が正確に定規32の上面に当接していることを確認する。その後、規制部材4がアンカーボルト31の突出端に当接した状態で、固定部材5を操作して規制部材4を本体1(筒部)に固定する。これにより、ソケットEに於けるナット嵌合部2の下端面と規制部材4の下端面との間の寸法は基準アンカーボルト35を構成するアンカーボルト31の定規32の上面からの突出長さと等しく設定されたことになる。
次に、同図(c)に示すように、ソケットEを基準アンカーボルト35に隣接する単に定規32に装着されて吊り下げられているアンカーボルト36の定規32の上面側に対向させて、ナット30をナット嵌合部2に嵌合する。そして、手でアンカーボルト31を把持して該アンカーボルト31の回転を阻止し、この状態でソケットEを回転させると、ソケットEの回転に伴って、アンカーボルト31は直線的に矢印方向に上昇する。
アンカーボルト31の上昇は同図(d)に引き続き、同図(e)に示すように、アンカーボルト31が規制部材4に当接したとき、該アンカーボルト31とナット30との間の相対的な回転が阻止され、アンカーボルト31の定規32からの突出長さが基準アンカーボルト35の突出長さと等しくなる。即ち、隣接するアンカーボルト36の定規32からの高さが予め設定された高さに調整されたこととなる。
次に、同図(f)に示すように、定規32の下面側に配置されたナット33の回転を手で阻止してソケットEを回転させると、ソケットEの回転に伴ってナット30とアンカーボルト31が同時に回転し、これにより、ナット33は矢印方向に上昇する。
引き続くソケットEの回転に伴ってナット33は定規32の下面に当接し、該定規32の上面側に配置されたナット30と共に定規32を挟んで締め付けることで、同図(g)に示すように、アンカーボルト31が定規32に固定される。ナット33によって定規32を2個のナット30,33で挟んで締め付ける際に、ソケットEを常に定規32の上面側に押し付けておくことで、ナット30が定規32の上面から離隔することがなく、従って、アンカーボルト31の定規32からの高さが変動することがない。
上記の如き本実施例では、定規32が型枠の上端部分に水平に載置され、アンカーボルト31は垂直方向に配置される。従って、ソケットEのナット嵌合部2を常に下向きにして作業を進行することが可能であり、ナット嵌合部2に嵌合したナット30が軸方向に移動することがなく、ナット30からのアンカーボルト31の突出長さを精度良く設定することが可能となる。またアンカーボルト31の高さを調整する作業が全て下向きで行えるため、即ち、回転を与えるのは定規の上方のにの作業となり、定規の下方は手でナット等の回転を阻止する作業のみとなるため作業性が向上する。
本発明に係るソケットは、ボルトのナットからの突出長さを一定の値とするような作業に利用することが可能であり、例えば両端部分にネジが形成されたネジ棒の一方側の端部を設定するような作業を容易に行うことが可能となる。
また本発明に係るアンカーボルトの高さ調整方法は、必ずしも1カ所に複数本のアンカーボルトを配置するような基礎でなくとも適用することが可能である。
第1実施例に係るソケットAの構成を説明する図である。 第2実施例に係るソケットBの構成を説明する図である。 ソケットBの本体と規制部材の構成を説明する斜視図である。 第3実施例に係るソケットCの構成を説明する図である。 第4実施例に係るソケットDの構成を説明する図である。 アンカーボルトの定規からの高さを調整する手順を説明する図である。
符号の説明
A〜E ソケット
1 本体
1a 軸心
1b 長穴
1c 雌ネジ
2 ナット嵌合部
3 収容空間
4 規制部材
4a ネジ部
5 固定部材
5a つまみ
5b ネジ
6 伝達部
7 緩衝部材
8 伝導工具
9 伝達部
10 ネジ部材
10a 下端面
11 ナット
20 ナット
21 ボルト
31 アンカーボルト
32 定規
30,33 ナット
35 基準アンカーボルト
36 隣接するアンカーボルト

Claims (3)

  1. 基準となる定規を貫通したボルトに該定規を挟んで2個のナットを螺合させてボルトを固定する際にナットを回転させるソケットであって、ナットを嵌合して回転力を伝えるナット嵌合部と、前記ナット嵌合部の中心軸方向に一体的に連続し内部にナットを貫通したボルトを収容する収容空間を有する筒部と、前記筒部に形成され回転駆動力が伝達される伝達部と、前記筒部に形成された収容空間に収容されるボルトの長さを規制する規制手段と、を有することを特徴とするソケット。
  2. 前記規制手段が、筒部に形成された収容空間に対し移動可能に且つ固定可能に収容された規制部材と、前記規制部材を筒部に固定する固定部材と、を有して構成されることを特徴とする請求項1に記載したソケット。
  3. 建物の基礎に対し水平に配置された定規に取り付けた複数のアンカーボルトの高さを調整する方法であって、建物の基礎に配置された定規に基準となる高さに設定された基準アンカーボルトを予め配置すると共に該基準アンカーボルトに螺合した2つのナットによって定規を挟み付けて固定しておき、前記基準アンカーボルトの上面側に請求項2に記載したソケットを基準アンカーボルトに嵌合させてナット嵌合部側の端面を定規の上面に当接させ、その後、規制部材を収容空間の内部で移動させて該規制部材を基準アンカーボルトの端部に当接させて固定部材によって筒部に固定した後、ソケットを基準アンカーボルトから離脱させ、次いで、隣接して配置された定規に遊嵌されているアンカーボルトの定規の上面側に螺合したナットにソケットを嵌合し、該アンカーボルトの回転を阻止した状態でソケットを回転させることによりアンカーボルトを定規の上面側に突出させて規制部材に当接させて該アンカーボルトの定規からの高さを調整し、その後、前記アンカーボルトの定規の下面側に螺合したナットの回転を阻止してソケットを回転させて該ナットと定規の上面側のナットとによって定規を挟んで締結することでアンカーボルトの定規からの高さを調整することを特徴とするアンカーボルトの高さ調整方法。
JP2004057460A 2004-03-02 2004-03-02 ソケット及びアンカーボルトの高さ調整方法 Expired - Lifetime JP4515789B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004057460A JP4515789B2 (ja) 2004-03-02 2004-03-02 ソケット及びアンカーボルトの高さ調整方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004057460A JP4515789B2 (ja) 2004-03-02 2004-03-02 ソケット及びアンカーボルトの高さ調整方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005248469A true JP2005248469A (ja) 2005-09-15
JP4515789B2 JP4515789B2 (ja) 2010-08-04

Family

ID=35029214

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004057460A Expired - Lifetime JP4515789B2 (ja) 2004-03-02 2004-03-02 ソケット及びアンカーボルトの高さ調整方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4515789B2 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3142377U (ja) * 2008-03-30 2008-06-12 有限会社 ウツケ フックネジ、ヒートン等及び六角ボルト、コーチネジ等兼用の回転工具用治具
JP2009163090A (ja) * 2008-01-09 2009-07-23 Mitsubishi Electric Corp 液晶パネル検査方法
CN109025327A (zh) * 2018-08-16 2018-12-18 武汉海王机电工程技术有限公司 一种地脚螺栓的辅助定位装置
CN112663658A (zh) * 2020-06-19 2021-04-16 杨春娥 一种用于装配式建筑预埋件的预埋式定位工装
JP7438821B2 (ja) 2020-03-31 2024-02-27 大和ハウス工業株式会社 アンカーボルト固定用治具

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58181581A (ja) * 1982-04-15 1983-10-24 日立金属株式会社 自動締め付け方法
JPS6410549U (ja) * 1987-07-06 1989-01-20
JPH049442U (ja) * 1990-05-15 1992-01-28

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58181581A (ja) * 1982-04-15 1983-10-24 日立金属株式会社 自動締め付け方法
JPS6410549U (ja) * 1987-07-06 1989-01-20
JPH049442U (ja) * 1990-05-15 1992-01-28

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009163090A (ja) * 2008-01-09 2009-07-23 Mitsubishi Electric Corp 液晶パネル検査方法
JP3142377U (ja) * 2008-03-30 2008-06-12 有限会社 ウツケ フックネジ、ヒートン等及び六角ボルト、コーチネジ等兼用の回転工具用治具
CN109025327A (zh) * 2018-08-16 2018-12-18 武汉海王机电工程技术有限公司 一种地脚螺栓的辅助定位装置
JP7438821B2 (ja) 2020-03-31 2024-02-27 大和ハウス工業株式会社 アンカーボルト固定用治具
CN112663658A (zh) * 2020-06-19 2021-04-16 杨春娥 一种用于装配式建筑预埋件的预埋式定位工装

Also Published As

Publication number Publication date
JP4515789B2 (ja) 2010-08-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20110277396A1 (en) Apparatus for orienting a body relative to a support or contact surface
US8166624B2 (en) Linearly extendible impact anchor driving pole and anchor system
JP5055332B2 (ja) 自在固定装置
JP4515789B2 (ja) ソケット及びアンカーボルトの高さ調整方法
CN211396423U (zh) 一种调平结构
JP2009148981A (ja) コアドリル装置のベース取付け構造
US7959126B2 (en) Moldboard positioning assembly and use thereof
WO2015008366A1 (ja) インサートアンカーボルトの取付治具
JP2015121053A (ja) 床板支持具
KR101446131B1 (ko) 부재 연결을 위한 토크쉐어 커플러용 수작업 체결장치
JP2008309200A (ja) 係止片付き取付金具、取付金具用電動工具、取付金具施工ユニット
CN110886454B (zh) 一种调平结构及其使用方法
JP2506316B2 (ja) 軸体の位置調整支持装置およびアンカ―ボルト,2重床,壁の据付構造
JP2008045335A (ja) 縦木部材立設金具
JP2008038392A (ja) 縦木部材立設金具
JP4180765B2 (ja) 木質棒状体固定構造
JP2012141061A (ja) 自在固定装置
JP2014020120A (ja) アンカー筋及びこれを用いたスラブ接合構造
JP2005240286A (ja) プレキャストコンクリート柱の位置決め治具および位置決め方法
JPH076304Y2 (ja) 化粧用壁板の位置調整具
JPH085201Y2 (ja) 建築ユニット用アンカーボルト
JP2002243093A (ja) 機器据付けレベル調整用治具
JP2022189437A (ja) 位置調整用のねじ組立体
JP2005163319A (ja) 束体
JP2001355791A (ja) アンカ一体型ライナ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070223

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090709

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090721

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090904

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100203

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100405

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100511

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100513

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 4515789

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130521

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130521

Year of fee payment: 3

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130521

Year of fee payment: 3

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130521

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140521

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250