JP2005248167A - ポリテトラフルオロエチレン系樹脂製シール用部材およびその製造法 - Google Patents
ポリテトラフルオロエチレン系樹脂製シール用部材およびその製造法 Download PDFInfo
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Abstract
【解決手段】結晶化度(密度測定法により算出)70%以下のポリテトラフルオロエチレン系樹脂製シール用部材。このような結晶化度を有するポリテトラフルオロエチレン系樹脂は、テトラフルオロエチレンの単独重合体または5モル%以下のパーフルオロアルキルビニルエーテルを共重合させたテトラフルオロエチレン-パーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体よりなるポリテトラフルオロエチレン系樹脂を所定形状に融点以上の温度で焼成した後、融点から0.1℃/分以上の冷却速度で270℃迄冷却し、結晶化度を70%以下とすることによって製造される。
【選択図】 図1
Description
(1) 通常、シール性を確保するためにシール部材は数%の圧縮歪みを受け、その変形の弾性的変形分が弾性的ばね作用でシール対象物をシールしているが、弾性率が高いために面圧が高くなり、シールの組付け性の低下、シール対象物の変形によるシール性の低下が懸念される。また、弾性的変形領域が狭いので永久変形してしまい、時間と共にシール面圧の低下が起きやすく、シール寿命の低下が懸念される。
(2) 相手面の表面粗さやうねりなどを吸収できる圧縮歪みを付与できず、安定したシール設計ができないことがある。
(3) シール対象面が振動している場合シール界面にも振動が伝達され、弾性的変形領域が狭いため、シール部材のシール面の部分又は全体が永久変形して、シール面に十分な弾性的ばね作用が不十分となって、シール界面に隙間が発生しやすくシール性の低下が懸念される。
(4) シール部材をシャフトやハウジングなどへ挿入する際、挿入抵抗が大きくなり、シール部材の組み込み時の装着性が悪く、シール面の変形や傷の発生によるシール性の低下が懸念される。
(5) シール相手面に対する押付圧が高いことから、摺動摩擦による発熱量も大きくて温度が上昇し、またシールによるエネルギー損失が大きくなり、シールおよびシール相手面の摩耗を促進し、シール寿命の低下が懸念される。
(6) 真円ではないシャフトやケーシングの動的シールに用いた場合、あるいはシャフトやケーシングが振動している場合、シール界面にも振動が伝達され、弾性的変形領域が狭いため、シール部材のシール面の部分又は全体が弾性的回復せずに変形したままの状態または永久変形して、シール面に十分な弾性的ばね作用が得られず、即ち動的運動に対するシール部材の追随性不足によるシール性の低下が懸念される。
(7) 運動速度が速くなるにつれ運動周期が短くなる、あるいは偏心量が大きくなるにつれ、シール部材のシール面の部分又は全体が弾性回復せずに変形したままの状態または永久変形して、シール部材とシール相手面との界面に隙間が発生しやすくなりシール性の低下が懸念される。
厚さ2mmのポリテトラフルオロエチレン樹脂製リング状シートを、バッチ式焼成炉を使用して330℃以上で焼成成形した後、実施例1〜2については、成形物を焼成炉から取り出し、成形物の温度が330℃以下になる前に-80℃に冷却された窒素ガスを試料に吹き付けることにより、また実施例3〜5および比較例については、焼成炉中で成形物の温度が330℃以下になる前に、焼成炉の降温速度を所定の冷却速度に設定して、330℃から270℃まで冷却した。冷却速度および結晶化度(密度測定法により算出)は、次の表1に示される。
表1
実 施 例
1 2 3 4 5 比較例
冷却速度(℃/分) 8000 350 10 0.6 0.1 0.02
結晶化度 (%) 36 45 50 60 70 75
弾性率:圧縮弾性率(1%圧縮時の張力/断面積)
歪み回復率:10mm/分で10%伸張した直後より10mm/分で応力解放し、残留歪分を
除いた回復歪の全体の歪(全歪)に占める割合(回復歪/全歪×100)
として測定
歪み回復速度:長さ90mm×幅25mm×厚さ2mmの短冊状テストピースを、長さ方向の 中心から半分に折り曲げ、両端が接触した瞬間に応力を解放し、平 面上で長さが80mm迄戻るまでの時間(秒)を測定
なお、1分間以上放置しても80mm迄戻らないものは、−とした
摩擦・摩耗試験:相手材としてS45C(Rz=1.5)を用い、圧力0.8MPa、周速0.5m/秒、
テスト時間24時間、ドライ環境下で測定
回転試験:軸外径30mm、リップシール内径25mmとして、油圧0.3MPa、回転数100、
1000、3000rpmにおいて回転試験を実施し、また回転数1000rpmにおける
軸偏心量を0.1、0.2、0.3mmとした際の油漏れを以下の基準に従い評価
○:油が相手軸に滲む程度に漏れるもの
△:相手軸に油滴が見られる程度に漏れるもの
×:油が相手軸に連続的に流れ出る程度に漏れるもの
表2
実 施 例
1 2 3 4 5 比較例
弾性率 (MPa) 190 340 400 560 700 740
歪み回復率 (%) 75 66 58 53 50 46
歪み回復速度(秒) 5 10 17 22 29 -
摩耗係数 8 8 7 8 6 8
(×10-5cm・s/(MPa・m・h))
摩擦係数 0.25 0.25 0.24 0.25 0.27 0.26
回転試験
回転速度 100rpm ○ ○ ○ ○ ○ △
〃 1000rpm ○ ○ ○ ○ ○ ×
〃 3000rpm ○ ○ ○ ○ △ ×
軸偏心量 0.1mm ○ ○ ○ ○ △ ×
〃 0.2mm ○ ○ ○ △ △ ×
〃 0.3mm ○ ○ ○ △ × ×
なお、シール用部材には、リップタイプのシールとOリングなどのスクイズタイプのシールとがあり、それの使用方法によって差異はあるものの、一般に5〜30%程度の伸張変形あるいは圧縮変形を受けるため、シール部材の10%伸張変形時の歪み回復率を評価した。
101 樹脂製シールリップ
102 外径端部
103,104 補強環
105,106 溝部の山
107,108 溝部の溝
Claims (8)
- 結晶化度が70%以下のポリテトラフルオロエチレン系樹脂製シール用部材。
- ポリテトラフルオロエチレン系樹脂としてテトラフルオロエチレンの単独共重合体または5モル%以下のパーフルオロアルキルビニルエーテルを共重合させたテトラフルオロエチレン-パーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体が用いられた請求項1記載のシール用部材。
- 動的シールのシール用部材として用いられる請求項1または2記載のシール用部材。
- 動的シールがリップシールである請求項3記載のシール用部材。
- テトラフルオロエチレンの単独共重合体または5モル%以下のパーフルオロアルキルビニルエーテルを共重合させたテトラフルオロエチレン−パーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体よりなるポリテトラフルオロエチレン系樹脂を所定形状に融点以上の温度で焼成した後、融点から0.1℃/分以上の冷却速度で270℃迄冷却し、結晶化度を70%以下とすることを特徴とするポリテトラフルオロエチレン系樹脂製シール用部材の製造法。
- 所定形状に焼成されたポリテトラフルオロエチレン系樹脂が厚さ5mm以下のシート状またはパイプ状のポリテトラフルオロエチレン系樹脂である請求項5記載のポリテトラフルオロエチレン系樹脂製シール用部材の製造法。
- 冷却が冷えた金属板や金属ロールに接触させることにより行われる請求項5または6記載のポリテトラフルオロエチレン系樹脂製シール用部材の製造法。
- 冷却が水性液中への浸せきまたは水性液の吹付けにより行われる請求項5または6記載のポリテトラフルオロエチレン系樹脂製シール用部材の製造法。
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