JP2005248083A - コート粒子 - Google Patents

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Abstract

【課題】幅広い領域で紫外光を吸収できるコート粒子を提供すること。
【解決手段】直径0.01μm〜10μmのテンプレート粒子11の周囲に、一分子層のナノシートが集合してなるナノシート層15が積層されたコート粒子1である。ナノシートは、Ti2-xMex4(MeはNi、Co、Cu、Zn、及びFeから選ばれる1種以上、xは0.4又は0.8)からなる。また、直径0.01μm〜10μmの中空部の周囲に、一分子層のナノシートが集合してなるナノシート層が積層されたコート粒子である。
【選択図】図1

Description

本発明は,テンプレート粒子又は中空部の周囲に、ナノシート層が一層又は複数層積層されたコート粒子に関する。
従来より、テンプレート粒子に酸化チタンをコーティングしたコート粒子が知られている。このコート粒子は、硫酸チタンやチタンアルコキシド等を加水分解して得られるゾルにテンプレート粒子を浸漬して作製されていた。ゾルには、酸化チタンの粒子が直径数nm以上のコロイド粒子として分散しており、得られるコート粒子は、テンプレート粒子に酸化チタンの球状粒子が密に集合したものである。
また、図11に示すごとく、近年、ポリスチレン(PS)やポリメチルメタクリレート(PMMA)からなる粒子をテンプレート粒子91とし、該テンプレート粒子91に酸化チタンからなるナノシートが集合してなるナノシート層95とポリマーからなる樹脂層93とを交互に積層したコート粒子9が合成された。このようなコート粒子においては、さらに熱処理あるいはUV照射を行うことによりテンプレート粒子を除去した中空のコート粒子を作製することもできる。また、例えば温度500℃で熱処理した中空粒子は、酸化チタンナノシートがアナターゼ型に結晶化し、その光吸収もバルクのアナターゼ型の酸化チタンと同じ挙動を示す。一方、UV照射を行った中空粒子は、結晶化は進行せず、酸化チタンナノシートのみから構成される中空粒子が合成される(非特許文献1参照)。
上記のようなコート粒子は、紫外光を吸収できるため、例えば紫外線を遮蔽するコーティング剤としての利用が期待されている。
しかしながら、上記非特許文献1に記載のコート粒子は、265nmの波長は高効率で吸収するが、それ以外の波長域の吸収効率が低く、充分に紫外線を吸収することができないという問題があった。
タカヨシ ササキ(TakayoshiSasaki)、他4名、ファブリケイション オブ コントローラブル ウルトラシン ホロウ シェルズ バイ レイヤーバイレイヤー アセンブリ オブ エクスフォリエイティッド チタニア ナノシーツ オン ポリマー テンプレイツ(Fabrication of Controllable Ultrathin Hollow Shells byLayer-by-Layer Assembly of Exfoliated Titania Nanosheets on Polymer Templates)、ケミストリー オブ マテリアルズ(Chemistry of Materials)、米国、アメリカン ケミカル ソサイエティ(American ChemicalSociety)、2002年発行、第14巻、第11号、p.4827−4832
本発明はかかる従来の問題点に鑑みてなされたものであって、幅広い領域で紫外光を吸収できるコート粒子を提供しようとするものである。
第1の発明は、直径0.01μm〜10μmのテンプレート粒子の周囲に、一分子層のナノシートよりなるナノシート層が一層又は複数層積層されたコート粒子であって、
上記ナノシートは、Ti2-xMex4(MeはNi、Co、Cu、Zn、及びFeから選ばれる1種以上、xは0.4又は0.8)からなることを特徴とするコート粒子にある(請求項1)。
また、第2の発明は、直径0.01μm〜10μmの中空部の周囲に、一分子層のナノシートよりなるナノシート層が一層又は複数層積層されたコート粒子であって、
上記ナノシートは、Ti2-xMex4(MeはNi、Co、Cu、Zn、及びFeから選ばれる1種以上、xは0.4又は0.8)からなることを特徴とするコート粒子にある(請求項5)。
上記第1及び第2の発明のコート粒子においては、上記ナノシートがTi2-xMex4(MeはNi、Co、Cu、Zn、及びFeから選ばれる1種以上、xは0.4又は0.8)からなる。Ti2-xMex4は、Ti24のTiの少なくとも一部がMeにて置換されたものである。
そのため、上記コート粒子は、上記ナノシートの組成中のMeに由来する吸収波長を有する。それ故、上記ナノシートは、300nm以下の波長域で高効率な吸収を示し、上記コート粒子も300nm以下の幅広い領域で紫外光を吸収することができる。
このように、本発明によれば、幅広い領域で紫外光を吸収できるコート粒子を提供することができる。
また、上記コート粒子は、直径0.01μm〜10μmという非常に小さなテンプレート粒子の周囲に、一分子層からなるナノシートよりなるナノシート層が積層されてなる。そのため、上記コート粒子は、コロイド粒子としての役割を果たすことができる。また、上記コート粒子においては、上記テンプレート粒子の直径及び上記ナノシート層の積層数を適宜制御することにより干渉効果による発色が可能である。したがって、例えば各種着色剤や塗料等として利用することができる。
また、上記第1の発明のコート粒子は、上記テンプレート粒子を有している。そのため、上記コート粒子の作製時において、例えばレイヤー・バイ・レイヤー法等により上記テンプレート粒子の周囲に上記ナノシート層を形成させて、容易に上記コート粒子を作製することができる。
一方、上記第2の発明のコート粒子は、上記中空部を有している。そのため、上記コート粒子の軽量化を図ることができる。
上記第2の発明のような上記中空部を有するコート粒子は、例えば上記第1の発明のコート粒子における上記テンプレート粒子を除去することにより得ることができる。
上記第1の発明において、上記テンプレート粒子は、直径が0.01μm〜10μmである。上記テンプレート粒子の直径が0.01μm未満の場合には、上記コート粒子の作製時において、単分散な状態で上記テンプレート粒子の周囲にナノシートをコートすることが困難になり、二次粒子を形成してしまうおそれがある。一方、10μmを超える場合には、例えば上記コート粒子を作製後、上記テンプレート粒子を除去して中空部を有するコート粒子を作製するときに、上記ナノシート層が変形してしまうおそれがある。
また、上記ナノシートは、例えばTi2-xMex4の層状結晶を一分子層まで剥離して得ることができる。このときの一分子層の厚みはおよそ0.5nm〜1.5nmである。ナノシートの形状は、例えば薄片状である。
また、上記コート粒子は、例えば水等の分散媒中において、電気的な相互作用により、上記テンプレート粒子の周囲に上記ナノシートを集合させ、上記ナノシート層を形成させることにより作製することができる。
上記ナノシートは、Ti2-xMex4からなり、水等の分散媒中で負電荷を帯びることができる。
上記テンプレート粒子としては、例えば水などの分散媒中で、正電荷又は負電荷を帯びるものを用いることができる。具体的には、正電荷を帯びるテンプレート粒子としては、例えばポリスチレン(PS)、ポリメチルメタクリレート(PMMA)等からなるものがある。また、負電荷を帯びるテンプレート粒子として、例えばシリカ、ポリスチレン(PS)、ポリメチルメタクリレート(PMMA)等からなるものがある。
上記テンプレート粒子が分散媒中で正電荷を帯びる場合には、電気的な相互作用により上記テンプレート粒子の周囲に、上記ナノシートが容易に集合することができる。
一方、上記テンプレートが分散媒中で負電荷を帯びる場合には、上記テンプレート粒子の周囲に上記ナノシートを集合させて上記ナノシート層を形成させることが困難になる。
したがって、上記第1の発明において、上記ナノシート層と上記テンプレート粒子との間には、カチオン性の高分子電解質からなる樹脂層が形成されていることが好ましい(請求項2)。
この場合には、上記コート粒子の作製時において、例えばシリカ(SiO2)やポリメチルメタクリレート(PMMA)等の分散媒中で負電荷を帯びるテンプレート粒子を用いる場合においても、同様に負電荷を帯びるTi2-xMex4よりなるナノシートを上記テンプレート粒子の周囲に集合させて、容易に上記コート粒子を作製することができる。
上記カチオン性の高分子電解質等としては、例えばポリエチレンイミン(PEI)やポリアリルアミン等のアミン系ポリマー等がある。
また、上記テンプレート粒子は、シリカよりなることが好ましい(請求項3)。
この場合には、水酸化ナトリウム水溶液中で加熱する方法や、フッ化水素酸水溶液でエッチングする方法などにより、上記テンプレート粒子を簡単に除去することができ、上記第2の発明における上記中空部を有する上記コート粒子を容易に作製できる。
また、この場合には、粒子径がそろっているため、例えばコロイド結晶を作製する際に粒子を規則的に配列させることができる。
また、上記テンプレート粒子は、ポリメチルメタクリレート又はポリスチレンよりなることが好ましい(請求項4)。
この場合にも、上記第1の発明のコート粒子から上記テンプレート粒子を除去して、上記第2の発明のコート粒子を容易に得ることができる。ポリメチルメタクリレート又は/及びポリスチレンよりなるテンプレート粒子は、例えばテトラヒドロフラン(THF)等の有機溶媒で容易に抽出除去でき、これにより、上記第1の発明における上記テンプレート粒子の代わりに上記第2の発明における上記中空部を容易に形成できるからである。
また、この場合には、粒子径がそろっているため、例えばコロイド結晶を作製する際に粒子を規則的に配列させることができる。
また、上記第2の発明において、上記中空部は、直径が0.01μm〜10μmである。上記中空部は、上述のごとく、上記第1の発明のコート粒子から上記テンプレート粒子を除去することにより形成できる。そのため、上記中空部の直径の臨界意義は、上記テンプレート粒子の直径の臨界意義と同様である。
また、上述したごとく上記コート粒子の作製上の便宜から、上記ナノシート層と上記中空部との間には、カチオン性の高分子電解質からなる樹脂層が形成されていることが好ましい(請求項6)。
また、上記第1及び第2の発明において、上記ナノシート層は、幅5nm〜500nmの上記ナノシートを組み合わせて構成してあることが好ましい(請求項7)。
この場合には、上記コート粒子の作製時に、ナノシート間に隙間がほとんどなく、厚みの均一な上記ナノシート層を形成することができ、その結果、上記コート粒子の粒径の均一性が非常に高くなる。そのため、この場合には、例えば上記コート粒子を規則的に配列させてコロイド結晶を作製することができる。
上記ナノシートの幅が5nm未満の場合には、例えばナノシートを水などの分散媒中に分散させ、これにテンプレート粒子を加えて混合することにより上記コート粒子を作製する際に、ナノシートを分散させた分散媒の粘度が高くなり、テンプレート粒子と均一に混合し難くなるおそれがある。一方、500nmを超える場合には、例えばレイヤー・バイ・レイヤー法等により、上記ナノシートを上記テンプレート粒子の周囲に集合させて上記ナノシート層を形成する際に、ナノシート同士が重なり、上記ナノシート層の厚みが不均一になるおそれがある。また、上記ナノシート層に隙間が生じやすくなる。その結果、上記コート粒子の粒径の均一性が低下するおそれがある。
ここで、上記ナノシートの幅は、例えばナノシートの最大幅と最小幅との平均で表すことができる。
また、上記ナノシート層は、複数層積層されていることが好ましい(請求項8)。
この場合には、上記ナノシート層の積層数に応じて上記コート粒子の干渉効果を制御することができる。それ故、上記コート粒子を各種着色剤、塗料等として利用できるようになる。
以下、上記ナノシートを複数積層させる方法について、テンプレート粒子として負電荷を有するものを用いる場合と正電荷を有するものを用いる場合とに分けて説明する。
上記テンプレート粒子が例えばシリカ(SiO2)やPMMA等からなり、分散媒中で負電荷を有する場合には、まず上記テンプレート粒子を、例えばポリエチレンイミン(PEI)等のカチオン性の高分子電解質からなる樹脂の溶液に浸漬し、テンプレート粒子の表面に上記樹脂層を形成させる。次いで、上記のTi2-xMex4よりなるナノシートを分散させたゾルと、上記樹脂層を形成した上記テンプレート粒子とを混合し、正電荷を帯びた樹脂層の表面に負電荷を帯びたナノシートを集合させて上記ナノシート層を形成させる。
これにより、上記テンプレート粒子の周囲に上記樹脂層と上記ナノシート層とからなる積層膜を積層したコート粒子を得ることができる。さらに、PEI等の樹脂の溶液への浸漬と、ナノシートを分散させたゾルへの混合とを交互に繰り返して行うことにより、上記樹脂層と上記ナノシート層との積層膜をさらに重層することができる。また、上記樹脂層は、適当な溶媒中で加熱することにより適宜除去することもできる。また、上記コート粒子中の上記テンプレート粒子は、上述のごとくNaOH水溶液やフッ化水素酸水溶液等の中で加熱することにより除去することができる。この場合には、上記テンプレート粒子の代わりに上記中空部を形成することができる。
また、上記テンプレート粒子が例えばポリスチレン等からなり、分散媒中で正電荷を有する場合には、まず、Ti2-xMex4よりなるナノシートを分散させたゾルと、上記テンプレート粒子とを混合し、正電荷を帯びたテンプレート粒子の周囲に、負電荷を帯びたナノシートを集合させて、上記ナノシート層を形成した上記コート粒子を得ることができる。
次いで、このコート粒子を例えばPEI等の樹脂の溶液に浸漬し、分散媒中で負電荷を有するナノシート層の表面に正電荷を有する上記樹脂層を形成させる。この樹脂層を形成したコート粒子を再び上記ナノシートを分散させたゾルに混合することにより、樹脂層の上にさらにナノシート層を積層させることができる。さらに、樹脂層を形成する操作とナノシート層を形成する操作とを繰り返すことにより、上記テンプレート粒子の周囲に上記ナノシート層を複数積層させたコート粒子を得ることができる。また、上記コート粒子中の上記テンプレート粒子は、上述のごとくテトラヒドロフラン(THF)等の有機溶媒で抽出除去することができる。この場合には、上記テンプレート粒子の代わりに上記中空部を形成したコート粒子を得ることができる。
また、上記ナノシート層同士の間には、カチオン性の高分子電解質からなる樹脂層が形成されていることが好ましい(請求項9)。
この場合には、上述のごとく上記テンプレート粒子の周囲に上記ナノシートを複数積層させることが容易になる。
また、上記樹脂層は、例えば加熱等により適宜除去することができる。
(実施例1)
次に、本発明の実施例にかかるコート粒子につき、図1〜図3を用いて説明する。
図1及び図2に示すごとく、本例のコート粒子1においては、直径0.01μm〜10μmのテンプレート粒子11の周囲に、一分子層のナノシート151からなるナノシート層15が複数層積層されている。本例において、ナノシート151はTi1.6Ni0.44からなる。
また、本例のコート粒子1においては、ナノシート層15とテンプレート粒子11との間に、樹脂層13が形成されている。この樹脂層13は、ポリエチレンイミン(PEI)からなる。また、本例において、テンプレート粒子11はシリカ(SiO2)よりなる。
また、ナノシート層15は、薄片状で幅およそ5〜500nmのナノシート151が上記テンプレート粒子11の周囲に集合して形成されている。ナノシート151は、互いにほとんど重なることなく、またほとんど隙間なく上記テンプレート粒子11の周囲に配置してナノシート層15を形成している。
また、ナノシート層15は、テンプレート粒子11の周囲に合計で10層積層されており、各ナノシート層15同士の間には、PEIよりなる樹脂層13が形成されている。
次に、本例のコート粒子の製造方法につき、説明する。
まず、炭酸セシウム(Cs2CO3)と二酸化チタン(TiO2)と酸化ニッケル(NiO)とをCs:Ti:Ni=0.75:1.6:0.4というモル比で混合し、大気中において温度800℃で20時間焼成した。その後、室温に急冷してCs0.75Ti1.6Ni0.44よりなる粉末を合成した。この粉末1gに対して0.1規定の塩酸水溶液1000mlを加えて酸処理を行った。この酸処理においては、一日ごとに新しい塩酸水溶液を取り替える操作を3回繰り返した。
その後、固相をろ過し水洗した後風乾し、Ni置換型層状チタン酸(H0.75Ti1.6Ni0.44・H2O)よりなる粉末を得た。この粉末0.5gをテトラブチルアンモニウム水酸化物水溶液100mlに加えて、室温において回転数150rpmで1週間程度撹拌し、灰色のNi置換型チタニアゾルを得た。このゾル中には、Ti1.6Ni0.44よりなり、幅が約10nm〜200nmのナノシートが分散している。
次いで、このゾルを水で50倍に希釈し、pHを9に調整し、これをナノシートゾルとした。
また、濃度2wt%のポリエチレンイミン(PEI)水溶液(pH9)を準備した。
次に、図3に示すごとく、直径280nmのテンプレート粒子11を準備した。このテンプレート粒子11はSiO2からなり、負電荷を帯びている。
次いで、このテンプレート粒子1gを上記にて準備したPEI水溶液150mlに混合し、超音波浴で10分間分散させ、さらに15分間撹拌した。その後、回転数4000rpmで10分間の遠心分離を3回行い、表面にPEIからなる樹脂層を形成したテンプレート粒子を回収した。
次に、この樹脂層を形成したテンプレート粒子を蒸留水150mlへ混合し、超音波浴で10分間分散させ、さらに15分間撹拌した。その後、上記にて準備したナノシートゾルを5ml加え、再び15分間撹拌した。続いて、回転数4000rpmで10分間の遠心分離を3回行い、図1に示すごとく、テンプレート粒子11にナノシート層15が積層したコート粒子1を回収した。また、このコート粒子1においては、ナノシート層15とテンプレート粒子11との間に樹脂層13が形成されている。
さらに、このコート粒子を、上記と同様にPEI水溶液に混合し、超音波浴で分散させ、撹拌し、遠心分離を行って、ナノシート層の表面にさらに樹脂層を形成した。その後、上記と同様に蒸留水へ混合し超音波浴で10分間分散させさらに15分間撹拌した後、ナノシートゾルを5ml加え、再び15分間撹拌した。回転数4000rpmで10分間の遠心分離を3回行い、テンプレート粒子にナノシート層が2層積層されたコート粒子を回収した。さらに樹脂層とナノシート層とを交互に積層させて、図1に示すごとく、ナノシート層15が10層積層されたコート粒子1を作製した。各ナノシート層15の間にはPEIからなる樹脂層13が形成されている。なお、図1においては、図面作成の便宜のため積層数を省略した図が示されている。
次に、本例にて得られたコート粒子についてX線回折パターンを測定した。その結果を図4に示す。また、紫外・可視光吸収スペクトルを測定した。その結果を図5に示す。
図4より知られるごとく、本例のコート粒子においては、X線回折パターンで2θ=4.0近傍にピークを示した。このことから、本例のコート粒子は、ナノシート層が2.5nm間隔で層状に積層されていることがわかる。
また、図5より知られるごとく、本例のコート粒子においては、紫外・可視光吸収スペクトルの測定において251nmに極大を有するピークを示し、このピークはナノシートによるものである。
図4及び図5の結果から、本例のコート粒子においては、テンプレート粒子の周囲に2.5nmという一定の間隔でナノシート層が形成されていることがわかる。
図1及び図2に示すごとく、本例のコート粒子1においては、テンプレート粒子11の周囲に、ナノシート151が集合してなるナノシート層15が積層されており、このナノシートは、Ti1.6Ni0.44からなる。
そのため、コート粒子1は、ナノシート151の組成中のNiに由来する吸収波長を有する。そして、ナノシート層15は、300nm以下の波長域で高効率な吸収を示し、コート粒子1も300nm以下の幅広い領域で紫外光を吸収できる。
このように、本例によれば、幅広い領域で紫外光を吸収できるコート粒子を提供することができる。
また、本例のコート粒子1は、直径270nmという非常に小さなテンプレート粒子11の周囲に、一分子層からなるナノシート151が集合してなる。そのため、コート粒子1は、コロイド粒子として役割を果たすことができる。コート粒子1においては、テンプレート粒子11の直径及びナノシート層15の積層数を適宜制御することにより干渉効果による発色が可能である。したがって、例えば各種着色剤や塗料等として利用することができる。
(実施例2)
本例は、テンプレート粒子の周囲にTi1.6Co0.44からなるナノシート層を有するコート粒子を作製する例である。
まず、炭酸セシウム(Cs2CO3)と二酸化チタン(TiO2)と酸化コバルト(CoO)とをCs:Ti:Co=0.75:1.6:0.4というモル比で混合し、大気中において温度800℃で20時間焼成した。その後、室温に急冷してCs0.75Ti1.6Co0.44よりなる粉末を合成した。次いで、実施例1と同様にして、酸処理を行い、固相を水洗して風乾し、得られた粉末をテトラブチルアンモニウム水酸化物水溶液に加えて濃青色のCo置換型チタニアゾルを得た。このゾル中には、Ti1.6Co0.44よりなり、幅が約10nm〜200nmのナノシートが分散されている。
次いで、実施例1と同様にして、上記のようにして得られたゾルを水で50倍に希釈し、pHを9に調整して、ナノシートゾルを作製し、また、濃度2wt%のPEI水溶液(pH9)を準備した。
さらに実施例1と同様のテンプレート粒子を準備し、このテンプレート粒子を実施例1と同様に、上記PEI水溶液及び上記ナノシートゾルに交互に混合し、テンプレート粒子にナノシート層が10層積層されたコート粒子を作製した。
本例のコート粒子は、ナノシート層がTi1.6Co0.44からなるものであり、その他の構成は実施例1と同様のものである。
次に、本例にて得られたコート粒子について、そのX線回折パターンを測定した。その結果を図6に示す。また、紫外・可視光吸収スペクトルを測定した。その結果を図7に示す。
図6より知られるごとく、本例のコート粒子においては、X線回折パターンで2θ=4.0近傍にピークを示した。このことから、本例のコート粒子は、ナノシート層が2.5nm間隔で層状に積層されていることがわかる。
また、図7より知られるごとく、本例のコート粒子においては、紫外・可視光吸収スペクトルの測定において260nmに極大を有するピークを示し、このピークはナノシートによるものである。
図6及び図7の結果から、本例のコート粒子においては、テンプレート粒子の周囲に2.5nmという一定の間隔でナノシート層が形成されていることがわかる。
(実施例3)
本例は、図8に示すごとく、ポリメチルメタクリレート(PMMA)からなるテンプレート粒子21の周囲にTi1.6Cu0.44からなるナノシート層25を有するコート粒子2を作製する例である。また、本例では、図9に示すごとく、中空部31の周囲に、Ti1.6Cu0.44からなるナノシート層35が積層されたコート粒子3を作製する。
まず、炭酸セシウム(Cs2CO3)と二酸化チタン(TiO2)と酸化銅(CuO)とをCs:Ti:Cu=0.75:1.6:0.4というモル比で混合し、大気中において温度800℃で20時間焼成した。その後、室温に急冷してCs0.75Ti1.6Cu0.44よりなる粉末を合成した。次いで、実施例1と同様にして酸処理を行った。本例において、酸処理は、一日ごとに新しい塩酸水溶液を取り替える操作を10回繰り返して行った。
その後、実施例1と同様に、固相をろ過水洗して風乾し、得られた粉末をテトラブチルアンモニウム水酸化物水溶液に加えて、黄色のCu置換型チタニアゾルを得た。このゾル中には、Ti1.6Cu0.44よりなり、幅が約10nm〜200nmのナノシートが分散されている。
次いで、実施例1と同様にして、上記のようにして得られたゾルを水で50倍に希釈し、pHを9に調整してナノシートゾルを作製し、また、濃度2wt%のPEI水溶液(pH9)を準備した。
次に、PMMAからなる直径300nmのテンプレートの粉末を準備した。このテンプレート粒子を実施例1と同様に、上記PEI水溶液及び上記ナノシートゾルに交互に混合し、図8に示すごとく、テンプレート粒子21の周囲にナノシート層25が10層積層されたコート粒子を作製した。テンプレート粒子21とナノシート層25との間及び各ナノシート層25間には、実施例1と同様にPEIよりなる樹脂層23が形成されている。
本例のコート粒子は、テンプレート粒子21がPMMAからなり、ナノシート層25がTi1.6Cu0.44からなるものであり、その他の構成は、実施例1と同様である。
次に、本例においては、上記のようにして得られたコート粒子2からテンプレート粒子21を抽出除去し、図9に示すごとく、中空部31を有するコート粒子3を作製する。
具体的には、まず、上記のようにして得られたコート粒子2(0.1g)を0.1wt%のテトラヒドロフラン水溶液100ml中に分散させた。次いで、50rpmの回転数で24時間撹拌した。これにより、PMMAからなるテンプレート粒子21が抽出除去され、図9に示すごとく中空部31が形成される。これにより中空部31の周囲に、ナノシートが集合してなるナノシート層35が積層されたコート粒子3を得た。
次に、本例にて得られた中空部を有するコート粒子について、紫外・可視光吸収スペクトルを測定した。その結果を図10に示す。
図10より知られるごとく、本例のコート粒子においては、紫外・可視光吸収スペクトルの測定において270nmに極大を有するピークを示した。このピークはナノシートによるものである。
(比較例)
本例は、図11に示すごとく、テンプレート粒子91の周囲にTi1.84からなるナノシート層95を有するコート粒子9を作製する例である。
まず、炭酸セシウム(CsCO3)と二酸化チタン(TiO2)とをCs:Ti=0.7:1.8というモル比で混合し、大気中において温度800℃で20時間焼成した。その後、室温に急冷してCs0.7Ti1.84よりなる粉末を合成した。この粉末1gに対して0.1規定の塩酸水溶液1000mlを加えて酸処理を行った。酸処理は、一日ごとに新しい塩酸水溶液を取り替える操作を10回繰り返した。
その後、固相をろ過し水洗した後風乾し、層状チタン酸(H0.7Ti1.84・H2O)よりなる粉末を得た。この粉末0.5gをテトラブチルアンモニウム水酸化物水溶液100mlに加えて室温で1週間程度150rpmで撹拌し、白色のチタニアゾルを得た。このゾル中には、Ti1.84よりなるナノシートが分散されている。
次いで、上記のようにして得られたゾルを水で50倍に希釈し、pHを9に調整して、これをナノシートゾルとした。
また、濃度2wt%のPEI水溶液(pH9)を準備した。
次に、PMMAからなる直径300nmのテンプレートの粉末を準備した。このテンプレート粒子を実施例1と同様に、上記PEI水溶液及び上記ナノシートゾルに交互に混合し、図11に示すごとく、ナノシート層95が10層積層されたコート粒子9を作製した。なお、図11においては、図面作成の便宜のため、ナノシート層の積層数を省略した図で示している。また、テンプレート粒子91とナノシート層95との間及び各ナノシート層95間には、実施例1と同様にPEIよりなる樹脂層93が形成されている。
本例のコート粒子9は、テンプレート粒子91がPMMAからなり、ナノシート層95がTi1.84からなるものである。
次に、本例にて得られたコート粒子9について、紫外・可視光吸収スペクトルを測定した。その結果、本例のコート粒子9においては、265nmに極大を有するピークを示した。したがって、本例のコート粒子9は、265nmの波長は高効率で吸収する。しかし、本例のコート粒子9は、それ以外の波長域の吸収効率が低く、充分に紫外線を吸収することができなかった。
実施例1にかかる、SiO2からなるテンプレート粒子の周囲にナノシート層を有するコート粒子の断面説明図。 実施例1にかかる、コート粒子におけるナノシート層の構成を示す部分拡大図。 実施例1にかかる、シリカよりなるテンプレート粒子を示す説明図。 実施例1にかかる、コート粒子のX線回折パターンを示す図。 実施例1にかかる、コート粒子の紫外・可視光吸収スペクトルを示す図。 実施例2にかかる、コート粒子のX線回折パターンを示す図。 実施例2にかかる、コート粒子の紫外・可視光吸収スペクトルを示す図。 実施例3にかかる、PMMAからなるテンプレート粒子の周囲にナノシート層を有するコート粒子の断面説明図。 実施例3にかかる、中空部の周囲にナノシート層を有するコート粒子の断面説明図。 実施例3にかかる、中空部の周囲にナノシート層を有するコート粒子の紫外・可視光吸収スペクトルを示す図 比較例にかかる、コート粒子の周囲にTi1.84よりなるナノシートを有するコート粒子を示す説明図。
符号の説明
1 コート粒子
11 テンプレート粒子
13 樹脂層
15 ナノシート層

Claims (9)

  1. 直径0.01μm〜10μmのテンプレート粒子の周囲に、一分子層のナノシートよりなるナノシート層が一層又は複数層積層されたコート粒子であって、
    上記ナノシートは、Ti2-xMex4(MeはNi、Co、Cu、Zn、及びFeから選ばれる1種以上、xは0.4又は0.8)からなることを特徴とするコート粒子。
  2. 請求項1において、上記ナノシート層と上記テンプレート粒子との間には、カチオン性の高分子電解質からなる樹脂層が形成されていることを特徴とするコート粒子。
  3. 請求項1又は2において、上記テンプレート粒子は、シリカよりなることを特徴とするコート粒子。
  4. 請求項1又は2において、上記テンプレート粒子は、ポリメチルメタクリレート又はポリスチレンよりなることを特徴とするコート粒子。
  5. 直径0.01μm〜10μmの中空部の周囲に、一分子層のナノシートよりなるナノシート層が一層又は複数層積層されたコート粒子であって、
    上記ナノシートは、Ti2-xMex4(MeはNi、Co、Cu、Zn、及びFeから選ばれる1種以上、xは0.4又は0.8)からなることを特徴とするコート粒子。
  6. 請求項5において、上記ナノシート層と上記中空部との間には、カチオン性の高分子電解質からなる樹脂層が形成されていることを特徴とするコート粒子。
  7. 請求項1〜6のいずれか一項において、上記ナノシート層は、幅5nm〜500nmの上記ナノシートを組み合わせて構成してあることを特徴とするコート粒子。
  8. 請求項1〜7のいずれか一項において、上記ナノシート層は、複数層積層されていることを特徴とするコート粒子。
  9. 請求項8において、上記ナノシート層同士の間には、カチオン性の高分子電解質からなる樹脂層が形成されていることを特徴とするコート粒子。
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