JP2005247671A - 単結晶引上装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 煩雑な操作を必要とせず、シリコン融液表面でのドープ剤の浮遊、飛散を抑制し、シリコン単結晶育成中のドープ剤の蒸発を補填することにより、シリコン融液に溶け込む量を安定化した単結晶引上装置を提供する。
【解決手段】 ルツボ2の上方に配設され、上下方向に移動可能に構成された遮熱板4と、前記遮熱板4の内側に設置されたドープ剤容器5と、前記ドープ剤容器の内部に一端が位置し、他端が遮熱板の外側に導出されたドープ供給管7とを備え、前記遮熱板4が下方向に移動しシリコン融液に近づくことにより、前記ドープ剤容器5の内部に収容されたドープ剤8が昇温し、昇華したドープ剤が前記ドープ供給管7の他端からシリコン融液に供給される。
【選択図】 図1

Description

この発明は、ドープ剤の添加装置を備えた単結晶引上装置に関する。
チョクラルスキー法(CZ法)によるシリコン単結晶の育成は、石英ルツボに原料となるポリシリコンを入れ、加熱溶融し、このシリコン融液表面に種結晶を浸漬した後、これを徐々に引き上げてシリコン単結晶を成長させることにより行なわれる。
その際、シリコン単結晶の抵抗率は、シリコン融液中に混入しているドープ剤の量によって決定される。このため、ドープ剤をより好適な状態で添加することができる添加装置を備えた単結晶引上装置が数多く提案されている。
その一例として、特許文献1には図6に示す単結晶引上装置が提案されている。図6に示すように、この単結晶引上装置50にあっては、ルツボ51の外側に配置されたヒータ52と、前記ヒータ52の外側に設けられた断熱材53と、前記ヒータ52及びルツボ51内のシリコン融液からの輻射熱を遮蔽するためにルツボ51の上方に配設された遮熱板(熱遮蔽部材)54と、固体状のドープ剤をシリコン融液に導くドープ供給管55とを備えている。
また、前記ドープ供給管55は開口を有する遮熱板54の内側に取り付けられ、その開口部は、ルツボ内側に臨むように配置されている。なお、図中、符号56はチャンバーである。
そして、この単結晶引上装置50では、ドープ剤供給治具51aから固体状のドープ剤が装置内に導入され、途中まで遮熱板54の内側を通り、最終的には遮熱板54の外側でシリコン融液に投入される。
また、特許文献2には、図7に示す単結晶引上装置が提案されている。
この単結晶引上装置60は、ドープ剤である固体砒素63が収容される容器体本体61aと、放出管61bとからなる容器体61を備えている。この容器体61は、種結晶取付部分に取り付けられている。
そして、この単結晶引上装置60を用いて砒素ドーピングを行なうには、まず容器体61が、ルツボ64中のシリコン融液62の液面62a付近にまで降ろされる。前記容器体61がシリコン融液62の付近にまで降ろされると、シリコン融液液面62aからの輻射熱によって、容器体本体61a内の固体砒素63が昇華し、容器体本体61内に砒素ガスが充填する。そして、更に固体砒素61の昇華が進行すると、放出管61bを通って、放出管61bの下端から高速の砒素ガスが放出され、シリコン融液62中に砒素がドーピングされる。なお、図中、符号65は、外筒体であって、放出管61bの下端から放出された砒素ガスが拡散するのを抑制するものである。
特開平11−343196号公報(第3頁左欄第45行乃至右欄第35行) 特開2001−342094号公報(第3頁右欄第17行乃至同欄第35行)
ところで、この特許文献1に示されたドープ剤添加装置にあっては、シリコン融液面に固体状のドープ剤が到達してもシリコン融液表面で浮遊、飛散し、シリコン融液に溶け込む量が安定しないという課題があった。
また、飛散したドープ剤あるいはドープ剤投入時の跳ねによるシリコン融液が、遮熱板や石英ルツボ壁面に付着し、これが結晶育成中にはがれ落ちることで、単結晶の歩留まりを悪化させる要因となっていた。
更に、ドープ剤の蒸発がシリコン単結晶育成中のシリコン融液からも継続して起こるため、低抵抗の単結晶が得られないという問題があった。なお、結晶引き上げ中に固体状のドープ剤を液面に落下させると単結晶は有転位化するため、結晶育成中にドープ剤を補填することができないという課題があった。
一方、特許文献2に示された単結晶引上装置にあっては、種結晶取付部分に容器体(ドープ剤供給容器)が取り付けられているため、単結晶育成前に、ドーピングが終わった容器体を取り出しチャンバー側に移動させ、シリコン融液のあるチャンバーとの間をゲートバルブで分離する。その後、減圧雰囲気から大気圧に戻した後、容器体を取り外し、再度、前記取り出しチャンバーを減圧しゲートバルブを開放する等の煩雑な操作が必要であった。
また、容器体の取り出し作業の間、またシリコン単結晶の引き上げ作業の間に、ドープ剤がシリコン融液から蒸発し、所定の低抵抗結晶を得ることができないという課題があった。
更に、添加装置の構成上、単結晶引き上げ中にドープ剤を供給することができず、結晶育成中に、ドープ剤を補填することができないという課題があった。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、煩雑な操作を必要とせず、シリコン融液表面でのドープ剤の浮遊、飛散を抑制し、また結晶育成中にドープ剤を補填することにより、シリコン融液に溶け込む量を安定化した単結晶引上装置を提供することを目的とするものである。
本発明は、上記目的を達成するためになされたものであり、ルツボ内のシリコン融液に種結晶を接触させ、この種結晶を引き上げることでシリコン単結晶体を成長させる単結晶引上装置において、ルツボの上方に配設され、上下方向に移動可能に構成された遮熱板と、前記遮熱板の内側に設置されたドープ剤容器と、前記ドープ剤容器の内部に一端が位置し、他端が遮熱板の外側に導出されたドープ供給管とを備え、前記遮熱板が下方向に移動しシリコン融液に近づくことにより、前記ドープ剤容器の内部に収容されたドープ剤が昇温し、昇華したドープ剤が前記ドープ供給管の他端からシリコン融液に供給されることを特徴としている。
本発明にかかる単結晶引上装置は上記のように構成されているため、前記遮熱板が下方向に移動しシリコン融液に近づけることにより、ドープ剤が昇温し、昇華したドープ剤を前記ドープ供給管の他端から、シリコン融液に供給することができる。
したがって、固体状のドープ剤をシリコン融液に投入した場合のようなシリコン融液やドープ剤の飛散を抑制でき、またシリコン融液表面でのドープ剤の浮遊を抑制でき、シリコン融液に溶け込む量を安定化することができる。また、結晶育成中にもドープ剤を供給でき、蒸発したドープ剤を補填することができ、シリコン融液に溶け込む量を安定化することができる。更に、前記遮熱板を下方向に移動させることにより、昇華したドープ剤を簡単に供給できる。
ここで、前記ドープ剤容器に収容されたドープ剤の温度を測定する温度測定手段と、前記ドープ剤を加熱するレーザ加熱手段とを備え、シリコン単結晶育成中に、レーザ加熱手段及び温度測定手段とによりドープ剤温度を制御し、昇華したドープ剤をシリコン融液に供給することによって、シリコン融液表面から蒸発するドープ剤濃度を補填することが望ましい。
本発明にかかる単結晶引上装置によれば、煩雑な操作を必要とせず、ドープ剤のシリコン融液表面で浮遊、飛散を抑制し、シリコン融液に溶け込む量を安定化し、またシリコン単結晶育成中のドープ剤の蒸発を補填することにより、シリコン融液に溶け込む量を安定化することができる。
本発明の一実施形態を図1乃至図3に基づいて説明する。尚、図1は、単結晶引上装置の要部を概念的に示す図、図2は遮蔽板の斜視図、図3は、遮蔽板の昇降装置を示す概略構成図である。
本発明にかかる単結晶引上装置1は、従来と同様に、ルツボ2と、前記ルツボ2内に種結晶を吊るし、成長したシリコン単結晶を引き上げる引上手段(図示せず)と、ルツボ2の外側に配置されたヒータ3と、前記ヒータ3の外側に設けられた断熱材(図示せず)と、前記ヒータ3及びルツボ2内のシリコン融液Aからの輻射熱を遮蔽するためにルツボの上方に配設された遮熱板4と、前記ルツボ2、ヒータ3等を収容するチャンバー(図示せず)とを備えている。
この単結晶引上装置1は、前記遮熱板4の内側にドープ剤容器5が設けられると共に、遮熱板4が上下方向に移動可能に構成されている点に特徴を有している。
このドープ剤容器5は密閉可能な逆円錐形状に形成され、その母線が前記遮熱板4の内面に接して取り付けられている。また、図2に示すように、保持部材6に形成された貫通孔6aに前記ドープ剤容器5を挿入し、ドープ剤容器5の上面部(最大径部)を把持することにより、ドープ剤容器5は保持部材6に固定される。また、前記保持部材6は爪部6bが形成され、前記遮蔽板4の鍔部4aの端部に係止、固定されるように構成されている。
また、前記ドープ剤容器5の内部には、図1、図3に示すように、ドープ供給管7の一端が配置されている。このドープ供給管7は遮熱板4を貫通し、その他端は遮熱板4の外側に導出され、下方に延設されている。
したがって、ドープ剤容器5に収容されたドープ剤8が加熱されると、前記密閉されたドープ容器5の内に昇華したドープ剤8が充満し、前記ドープ供給管7を介して前記昇華したドープ剤8が前記ドープ供給管7の他端からシリコン融液Aに供給されるように構成されている。
また、図1に示すように、この単結晶引上装置1は、ドープ剤8の温度を測定する温度測定手段9と、ドープ剤容器5に収容されたドープ剤8を加熱するレーザ加熱手段10とを備えている。なお、図中、符号11は、レーザ加熱手段10からのレーザ光を反射し、ドープ剤8に照射するためのミラーである。
これらレーザ加熱手段10、ミラー11、温度測定手段9は、必ずしも必要ではないが、このようにレーザ加熱手段10及び温度測定手段9を設けることにより、シリコン単結晶育成中に、ドープ剤8の温度を制御し、昇華したドープ剤8をシリコン融液に供給し、シリコン融液Aの表面aから蒸発するドープ剤濃度を補填することができる。
即ち、後述する遮蔽板の昇降装置20によって遮熱板4が上昇した位置にあり、ヒータ3及びルツボ2内のシリコン融液Aからの輻射熱によっては、ドープ剤容器5に収容されたドープ剤8が昇華温度まで達しない場合でも、レーザ加熱手段10により昇温させ、昇華したドープ剤8をシリコン融液Aに供給することができる。
更に、遮蔽板の昇降装置20について、図2、図3に基づいて説明する。
この昇降装置20は、単結晶引上装置1のチャンバ内で、遮熱板4を上下移動させるのに用いられる。この遮熱板4は、チャンバ内に配置された支持ベース12に置かれている。
この支持ベース12は円盤形状であり、その内径は遮蔽板4の上部の径よりも大きく、遮蔽板4の鍔部4aの外径よりも小さい。そして、この支持ベース12は、遮蔽板4の最下位置に設けられており、この支持ベース12に載置された状態において、ドープ供給管7の下端部は、シリコン融液表面aに最も近接した状態におかれる。
前記遮熱板4は、図2に示すように上端に鍔部4aを有する鉢筒型であり、3本のワイヤ21によって支持される。ワイヤ2の先端にはフック22が取り付けてあり、前記鍔部4aに形成された貫通孔4bに前記フック22を係止することにより、遮熱板4を支持する。
前記ワイヤ21は耐熱性、引張応力に対する観点からタングステンが好ましい。また、フック22は耐熱性、加工性からモリブデンまたはステンレス(直径3mmのワイヤ)で形成されている。
このワイヤ21は図3に示すように、それぞれローラ23を経て、ワイヤ駆動機構24によって個別に巻上げ・繰出しされる。ローラ23は中央部が細い鼓型をしており、回転自在に支持されている。
ワイヤ駆動機構24は、ワイヤ21を巻回するワイヤドラム25と、ワイヤドラム25を駆動するステッピングモータ26と、ステッピングモータ26を制御するための制御部27を備えている。ステッピングモータ26の駆動力は、ベルト28、プーリ29を介してワイヤドラム25に伝達される。このワイヤドラム22の外周面には溝が螺旋状に形成されており、この溝内にワイヤが入り、巻回される。
ワイヤドラム25は、周知のスプラインシャフトとネジの組合わせによって、回転しつつ軸方向に移動する構成になっている。この構成により、ワイヤ2は、螺旋状の溝に重なることなく滑らかに巻回される。
次に、前記単結晶引上装置1を用いて、ドープ剤8がドープされたシリコン単結晶を製造する場合の手順について説明する。尚、ドープ剤として砒素を用いた場合を例にとって説明する。
まず、ルツボ2内に塊状の多結晶シリコンを充填すると共に、ドープ剤容器5内に所定量の砒素を収容し、前記ドープ剤容器5が取り付けられた遮熱板4を最上位置におく。その後、チャンバー内を所定の真空度に排気し、ヒータ3によりルツボ2内の多結晶シリコンを溶解し、ルツボ2内にシリコン融液Aを形成する。
ルツボ2内にシリコン融液Aが形成されると、昇降装置20により、遮熱板4を最下位置に下降させ、ドープ剤容器5に収容された砒素を昇温させ、昇華させる。
ここで、ドープ剤容器5にはドープ供給管7が設けられており、その下端部は、遮熱板4を貫通して、シリコン融液Aの表面aに近接している。そのため、ドープ剤容器5内に充満した昇華した砒素は、ドープ供給管7を通り、その下端部からルツボ2内のシリコン融液Aの表面aに噴射される。このようにして、砒素の供給が行なわれることによって、ルツボ12内には砒素が所定濃度にドープされたシリコン融液Aが形成される。
シリコン融液Aの形成が終わると、引上軸の下端に装着された種結晶をシリコン融液Aに漬け、この状態から引上軸を回転させながら引き上げる。
これにより、種結晶の下方に、砒素がドープされたシリコン単結晶が育成される。育成結晶は遮熱板4の内側を通り、プルチャンバー内に引き込まれる。なお、引き上げ時、ルツボ2は逆方向に回転すると共に、単結晶の引き上げに伴うルツボ2内の液面低下を相殺すべく上昇する。
また、単結晶育成中、遮熱板4を上昇させる等の理由により、所定の輻射熱が得られない場合には、レーザ加熱手段10の加熱により砒素を昇華させ、シリコン融液Aに供給する。これにより、結晶育成中に、砒素を補填することができ、シリコン融液に溶け込む量の安定化を図ることができる。
本発明の実施例として、図1、図3に示した単結晶引上装置を用い、砒素がドープされたシリコン単結晶を育成した。また、比較例として図6に示す装置を用い、同じ条件で結晶を育成した。なお図4,5については、ドーピング装置と方法のみを変更して結晶を育成した結果を相対値として表した。
まず、図4に示すように単結晶化率については、本発明にかかる装置の方が、25%程度良好であることが認められ、単結晶化の向上が認められた。
この理由は、本発明の装置を適用することによって、ドープ時のドープ材の飛散や、シリコン融液の輻射板への付着が抑えられ、結晶育成時にこれら異物が融液表面に落下し惹起される有転位化を防止する効果と考えられる。
また、図5に示すように、比較例に比べて低抵抗率の単結晶が得られることが認められた。従来例では結晶育成前にドープされたドープ材は一旦融液に溶け込むが、ドープされた瞬間から結晶育成中にかけて融液表面から連続的に蒸発し、その結果融液内のドープ材濃度は、偏析係数により融液に残留する濃度を下回ることになる。本発明を適用することにより、結晶育成中もドープ材を融液に溶け込ませることができ、より低抵抗の結晶を育成することが可能であった。
尚、実施形態にあっては、ドープ剤として砒素を例にとって説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、アンチモンのような融点が低く、減圧下で蒸発速度が速いものに、好適に使用することができる。
本発明は、半導体デバイスに使用されるシリコンウエハの単結晶引上装置に広く適用することができる。
図1は、本発明にかかる一実施形態にかかる構成概念図である。 図2は、図1に示した遮熱板の斜視図である。 図3は、図1に示した一実施形態の概略断面図である。 図4は、実施例と比較例の単結晶化率の関係を示す図である。 図5は、抵抗率と固化率の関係を示す図である。 図6は、従来の単結晶引上装置を示す図である。 図7は、従来の単結晶引上装置を示す図である。
符号の説明
1 単結晶引上装置
2 ルツボ
3 ヒータ
4 遮熱板
5 ドープ剤容器
6 保持部材
7 ドープ供給管
8 ドープ剤
9 温度測定手段
10 レーザ加熱手段
20 昇降装置

Claims (2)

  1. ルツボ内のシリコン融液に種結晶を接触させ、この種結晶を引き上げることでシリコン単結晶を成長させる単結晶引上装置において、
    ルツボの上方に配設され、上下方向に移動可能に構成された遮熱板と、前記遮熱板の内側に設置されたドープ剤容器と、前記ドープ剤容器の内部に一端が位置し、他端が遮熱板の外側に導出されたドープ供給管とを備え、
    前記遮熱板が下方向に移動しシリコン融液に近づくことにより、前記ドープ剤容器の内部に収容されたドープ剤が昇温し、昇華したドープ剤が前記ドープ供給管の他端からシリコン融液に供給されることを特徴とする単結晶引上装置。
  2. 前記ドープ剤容器に収容されたドープ剤の温度を測定する温度測定手段と、前記ドープ剤を加熱するレーザ加熱手段とを備え、
    レーザ加熱手段及び温度測定手段とによりドープ剤温度を制御し、シリコン単結晶育成中に、昇華したドープ剤をシリコン融液に供給し、シリコン融液表面から蒸発するドープ剤濃度を補填することを特徴とする請求項1に記載された単結晶引上装置。
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