JP2005247491A - 基板搬送システム - Google Patents

基板搬送システム Download PDF

Info

Publication number
JP2005247491A
JP2005247491A JP2004059479A JP2004059479A JP2005247491A JP 2005247491 A JP2005247491 A JP 2005247491A JP 2004059479 A JP2004059479 A JP 2004059479A JP 2004059479 A JP2004059479 A JP 2004059479A JP 2005247491 A JP2005247491 A JP 2005247491A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
substrate
transport
state
conveyor
conveyors
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2004059479A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4339722B2 (ja
Inventor
Kazuo Watanabe
辺 一 生 渡
Kensaku Suzuki
木 謙 作 鈴
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Dai Nippon Printing Co Ltd filed Critical Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority to JP2004059479A priority Critical patent/JP4339722B2/ja
Publication of JP2005247491A publication Critical patent/JP2005247491A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4339722B2 publication Critical patent/JP4339722B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Container, Conveyance, Adherence, Positioning, Of Wafer (AREA)

Abstract

【課題】 基板の搬送姿勢等を変更するのに要する時間を効果的に短縮して製造ラインのタクトの短縮を図ることができる基板搬送システムを提供する。
【解決手段】 搬送姿勢変更装置20の各姿勢変更用コンベア21,22は、水平搬送コンベア11−1,11−2により水平姿勢で搬送された基板Sを水平姿勢のまま搬送方向に移動させる(図1(a))。各姿勢変更用コンベア21,22は、水平姿勢に対応する受取状態から傾斜姿勢に対応する引渡状態まで同一の稼働態様で動作(姿勢変換動作)を行い、基板Sの搬送姿勢を水平姿勢から傾斜姿勢まで移行させる(図1(b))。その後、各姿勢変更用コンベア21,22は、基板Sを傾斜姿勢のまま搬送方向に移動させ、基板Sを傾斜搬送コンベア31へ引き渡す(図1(c))。ここで、基板Sが搬送姿勢変更装置20の姿勢変更用コンベア21,22を完全に通過した場合、基板Sが載置されない状態となった姿勢変更用コンベアから順に引渡状態から受取状態へ戻し、次の基板Sn+1を受け取れるようにする(図1(c)(d)(e))。
【選択図】 図1

Description

本発明は、液晶表示装置やPDP等のフラットパネルディスプレイで用いられる大型の基板を搬送する基板搬送システムに係り、とりわけ、基板の搬送途中でその搬送状態(基板の搬送姿勢や搬送経路等)を変更することが可能な基板搬送システムに関する。
液晶表示装置やPDP等のフラットパネルディスプレイを製造する製造ラインにおいては、フラットパネルディスプレイ用の大型の基板を効率良く搬送するためにインライン方式の搬送コンベアが用いられることが多い。この場合、基板は搬送コンベアにより所定の搬送経路に沿って水平姿勢で搬送され、搬送経路上に配置された複数の基板処理装置により基板に対して順次処理が行われる。
ここで、製造ライン中に組み込まれる基板処理装置としては、処理対象となる基板を水平姿勢に保った状態で処理を行う装置だけでなく、処理対象となる基板を傾斜姿勢に保った状態で処理を行う装置も存在している。このような基板処理装置が組み込まれた製造ラインでは、基板を水平姿勢で搬送する水平搬送コンベアと、基板を傾斜姿勢で搬送する傾斜搬送コンベアとが混在して設けられることとなり、製造ラインのうち水平搬送コンベアと傾斜搬送コンベアとが連結される箇所には、基板の搬送姿勢を水平姿勢から傾斜姿勢へと変更したり、逆に傾斜姿勢から水平姿勢へと変更したりするための搬送姿勢変更装置が設けられる(特許文献1参照)。
一方、製造ライン中に組み込まれる基板処理装置としては、露光装置等のように処理に多大な時間を要する装置があるが、このような基板処理装置は一般に、製造ライン中の複数の搬送経路(一つの搬送経路から分岐させた搬送経路)上に組み込まれ、各基板処理装置により基板に対する処理が並行に行われる。このような複数の基板処理装置が組み込まれた製造ラインでは、基板を搬送する搬送コンベアが各搬送経路ごとに複数設けられることとなり、製造ラインのうち分岐前の搬送コンベアと分岐後の複数の搬送コンベアとが連結される箇所には、基板の搬送経路を変更するための搬送経路変更装置が設けられる。
しかしながら、上述したような製造ラインでは、異なる種類の搬送コンベアが連結される箇所に設けられた搬送姿勢変更装置や搬送経路変更装置等により基板の搬送姿勢や搬送経路等が変更されるが、これらの搬送姿勢変更装置や搬送経路変更装置等は基板を1枚ずつ逐次的に取り扱うものであるので、当該箇所が律速(滞留)箇所となりやすい。特に、液晶表示装置やPDP等のフラットパネルディスプレイで用いられる基板は非常に大型であるので、搬送姿勢変更装置や搬送経路変更装置等による基板の取り扱いにより多くの時間がかかり、製造ラインのタクトが長くなってしまうという問題がある。
特開平9−232268号公報
本発明はこのような点を考慮してなされたものであり、基板の搬送状態(搬送姿勢や搬送経路等)を変更するのに要する時間を効果的に短縮して製造ラインのタクトの短縮ひいては全体の生産効率の向上を図ることができる基板搬送システムを提供することを目的とする。
本発明は、大型の基板を搬送する基板搬送システムにおいて、基板を第1の搬送状態で搬送する第1搬送コンベアと、前記第1搬送コンベアにより搬送された基板を第2の搬送状態で搬送する第2搬送コンベアと、前記第1搬送コンベアと前記第2搬送コンベアとの間に配置され、基板の搬送状態を前記第1の搬送状態と前記第2の搬送状態との間で変更する搬送状態変更装置とを備え、前記搬送状態変更装置は、基板の搬送方向に沿って並設された複数の状態変更用コンベアであって前記搬送方向に関して基板の搬送方向のサイズよりも小さなサイズを有する複数の状態変更用コンベアを有し、前記各状態変更用コンベアは、前記第1搬送コンベアから前記第1の搬送状態で搬送される基板を受け取る受取状態と、前記第2搬送コンベアへ前記第2の搬送状態で基板を引き渡す引渡状態との間の任意の状態をとるように互いに独立して動作し、前記各状態変更用コンベア上に基板が載置されて当該基板が前記第1の搬送状態から前記第2の搬送状態まで移行する際には、前記各状態変更用コンベアが前記受取状態から前記引渡状態まで互いに同一の稼働態様で動作し、且つ、前記各状態変更用コンベア上に載置されて前記第1の搬送状態から前記第2の搬送状態まで移行した基板が前記各状態変更用コンベアから前記第2搬送コンベアへ向けて搬送される際には、前記複数の状態変更用コンベアの中で基板が載置されない状態となった状態変更用コンベアから順に前記引渡状態から前記受取状態へ戻されることを特徴とする基板搬送システムを提供する。
なお、本発明において、前記第1搬送コンベアは、互いに異なる列に沿って設けられた複数の第1サブ搬送コンベアを有し、前記搬送状態変更装置の前記各状態変更用コンベアは、前記各第1サブ搬送コンベアから前記第1の搬送状態で搬送される基板を受け取る複数の受取状態と、前記第2搬送コンベアへ前記第2の搬送状態で基板を引き渡す前記引渡状態との間の任意の状態をとってもよい。また、前記第2搬送コンベアは、互いに異なる列に沿って設けられた複数の第2サブ搬送コンベアを有し、前記搬送状態変更装置の前記各状態変更用コンベアは、前記第1搬送コンベアから前記第1の搬送状態で搬送される基板を受け取る前記受取状態と、前記第2搬送コンベアへ前記第2の搬送状態で基板を引き渡す複数の引渡状態との間の任意の状態をとってもよい。
また、本発明において、前記第1搬送コンベアは、水平姿勢及び傾斜姿勢のうちのいずれか一方の搬送姿勢で基板を搬送し、前記第2搬送コンベアは、前記第1搬送コンベアによる基板の搬送姿勢とは異なる他方の搬送姿勢で基板を搬送し、前記搬送状態変更装置は、基板の搬送状態である搬送姿勢を前記水平姿勢と前記傾斜姿勢との間で変更するものであるとよい。
さらに、本発明において、前記第1搬送コンベアは、互いに異なる第1の搬送経路及び第2の搬送経路のうちのいずれか一方の搬送経路で基板を搬送し、前記第2搬送コンベアは、前記第1搬送コンベアによる基板の搬送経路とは異なる他方の搬送経路で基板を搬送し、前記搬送状態変更装置は、基板の搬送状態である搬送経路を前記第1の搬送経路と前記第2の搬送経路との間で変更するものであってもよい。なおこの場合、前記第1の搬送経路及び前記第2の搬送経路は互いに水平方向又は上下方向に離間していてもよい。
本発明によれば、基板を第1の搬送状態で搬送する第1搬送コンベアと、基板を第2の搬送状態で搬送する第2搬送コンベアとの間に配置された搬送状態変更装置において、基板の搬送方向のサイズの約半分のサイズを有する複数の状態変更用コンベアを搬送方向に沿って並設し、搬送状態変更装置により基板の搬送状態を変更する際に、複数の状態変更用コンベアの中で基板が載置されない状態となった状態変更用コンベアから順に、第2の搬送状態に対応する引渡状態から、第1の搬送状態に対応する受取状態へ戻すようにしている。このため、基板が搬送状態変更装置を完全に通過していなくとも、基板が載置されない状態となった状態変更用コンベアから順に次の基板を受け取るための準備を行うことが可能となり、製造ラインのタクトの短縮ひいては全体の生産効率の向上を図ることができる。
発明を実施するための形態
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。
第1の実施の形態
まず、図1(a)〜(e)により、本発明の第1の実施の形態に係る基板搬送システムについて説明する。
図1(a)〜(e)に示すように、本発明の第1の実施の形態に係る基板搬送システムは、液晶表示装置やPDP等のフラットパネルディスプレイで用いられる大型の基板S(nは搬送される順番を表す)を搬送するためのものであり、基板Sを水平姿勢(第1の搬送状態)で搬送する水平搬送コンベア(第1搬送コンベア)11−1,11−2と、水平搬送コンベア11−1,11−2により搬送された基板Sを傾斜姿勢(第2の搬送状態)で搬送する傾斜搬送コンベア(第2搬送コンベア)31とを備えている。また、水平搬送コンベア11−1,11−2と傾斜搬送コンベア31との間には搬送姿勢変更装置(搬送状態変更装置)20が配置され、基板Sの搬送姿勢を水平姿勢と傾斜姿勢との間で変更することができるようになっている。
ここで、搬送姿勢変更装置20は、基板Sの搬送方向に沿って並設された2つの姿勢変更用コンベア(状態変更用コンベア)21,22を有している。なお、各姿勢変更用コンベア21,22は、基板Sの搬送方向に関して基板Sの搬送方向のサイズよりも小さなサイズ(基板Sの搬送方向のサイズの約半分のサイズ)を有している。
また、搬送姿勢変更装置20の各姿勢変更用コンベア21,22は、水平搬送コンベア11−1,11−2から水平姿勢で搬送される基板Sを受け取る受取状態と、傾斜搬送コンベア31へ傾斜姿勢で基板Sを引き渡す引渡状態との間の任意の状態をとるように互いに独立して動作するようになっている。なお、各姿勢変更用コンベア21,22の動作としては、当該各姿勢変更用コンベア21,22上に配置された基板Sを所定の搬送方向に搬送する基板搬送動作(加速、定速、減速及び停止)の他、当該各姿勢変更用コンベア21,22上に配置された基板Sの姿勢を変える姿勢変換動作、当該各姿勢変更用コンベア21,22自体を移動させる移動動作等が挙げられる。
より具体的には、搬送姿勢変更装置20の各姿勢変更用コンベア21,22上に基板Sが載置されて当該基板Sが水平姿勢から傾斜姿勢まで移行する際には、各姿勢変更用コンベア21,22が受取状態から引渡状態まで互いに同一の稼働態様で動作(基板搬送動作及び姿勢変換動作)を行うようになっている(図1(a)(b)参照)。また、搬送姿勢変更装置20の各姿勢変更用コンベア21,22上に載置されて水平姿勢から傾斜姿勢まで移行した基板Sが各姿勢変更用コンベア21,22から傾斜搬送コンベア31へ向けて搬送される際には、2つの姿勢変更用コンベア21,22の中で基板Sが載置されない状態となった姿勢変更用コンベアから順に引渡状態から受取状態へ戻されるようになっている(図1(c)(d)(e)参照)。
次に、このような構成からなる本発明の第1の実施の形態の作用について説明する。
まず、水平搬送コンベア11−1,11−2により水平姿勢で搬送された基板Sが搬送方向に沿って搬送姿勢変更装置20へ搬送されると、搬送姿勢変更装置20の各姿勢変更用コンベア21,22は、基板Sを水平姿勢のまま受け取るとともに搬送方向に移動させ、当該各姿勢変更用コンベア21,22上に基板Sが完全に載置された時点で基板Sの移動を停止させる(図1(a))。なおこのとき、各姿勢変更用コンベア21,22はいずれも、水平搬送コンベア11−1,11−2から水平姿勢で搬送される基板Sを受け取る受取状態をとる。また、各姿勢変更用コンベア21,22はいずれも、基板Sを水平姿勢のまま搬送方向に移動させ且つ停止させるように、同一の稼働態様で動作(水平搬送コンベア11−1,11−2と同一の基板搬送動作)を行う。ここで、図1(a)においては、搬送姿勢変更装置20(姿勢変更用コンベア21,22)上に基板Sが完全に載置された時点で基板Sの移動を停止させるようにしているが、搬送姿勢変更装置20(姿勢変更用コンベア21,22)の搬送方向の長さが、姿勢変更動作中の基板Sの移動距離と基板Sの長さとを足し合わせた値よりも大きければ、搬送姿勢変更装置20(姿勢変更用コンベア21,22)上で基板Sの移動を停止させることなく基板Sを定速移動させたまま基板Sの姿勢を変更することができる。
次に、搬送姿勢変更装置20の各姿勢変更用コンベア21,22は、各姿勢変更用コンベア21,22上に載置された基板Sの搬送姿勢を水平姿勢から傾斜姿勢まで移行させる(図1(b))。なおこのとき、各姿勢変更用コンベア21,22はいずれも、基板Sを水平姿勢から傾斜姿勢まで移行させるように、受取状態から引渡状態まで同一の稼働態様で動作(姿勢変換動作)を行う。
その後、このようにして搬送姿勢変更装置20の各姿勢変更用コンベア21,22上に基板Sが載置された基板Sが水平姿勢から傾斜姿勢まで移行すると、各姿勢変更用コンベア21,22は、基板Sを傾斜姿勢のまま搬送方向に移動させ、基板Sを傾斜搬送コンベア31へ引き渡す(図1(c))。なおこのとき、各姿勢変更用コンベア21,22はいずれも、傾斜搬送コンベア31へ傾斜姿勢で基板Sを引き渡す引渡状態をとる。また、各姿勢変更用コンベア21,22はいずれも、基板Sを傾斜姿勢のまま搬送方向に移動させるように、同一の稼働態様で動作(傾斜搬送コンベア31と同一の基板搬送動作)を行う。
ここで、搬送姿勢変更装置20へ搬送された基板Sは、搬送姿勢変更装置20の姿勢変更用コンベア21,22上を順次通過していくので、基板Sが搬送姿勢変更装置20を完全に通過していなくとも、水平搬送コンベア11−1,11−2側に位置する姿勢変更用コンベアから順に基板Sが載置されていない状態となる。そこで、この際、2つの姿勢変更用コンベア21,22の中で基板Sが載置されない状態となった姿勢変更用コンベアから順に引渡状態から受取状態へ戻す。
より具体的には、基板Sが姿勢変更用コンベア21を完全に通過して姿勢変更用コンベア22に完全に移動した場合、姿勢変更用コンベア21を引渡状態から受取状態へ戻し、姿勢変更用コンベア21が次の基板Sn+1を受け取れるようにする(図1(c)(d))。なおこのとき、受取状態へ戻った姿勢変更用コンベア21は、同一の稼働態様で動作(水平搬送コンベア11−1,11−2と同一の基板搬送動作)を行う。次いで、基板Sが姿勢変更用コンベア22を完全に通過して傾斜搬送コンベア31に完全に移動した場合には、姿勢変更用コンベア22を引渡状態から受取状態へ戻し、姿勢変更用コンベア22が次の基板Sn+1を受け取れるようにする(図1(d)(e))。なおこのとき、受取状態へ戻った姿勢変更用コンベア22は、水平搬送コンベア11−1,11−2及び姿勢変更用コンベア21と同一の稼働態様で動作(基板搬送動作)を行う。
なお、以上のようにして搬送姿勢変更装置20が新たに受け取った基板Sn+1についても、図1(a)〜(e)に示す手順と同様の手順が繰り返され、基板Sn+1は、その搬送姿勢が水平姿勢から傾斜姿勢へ変更されながら傾斜搬送コンベア31へ向けて搬送される。
このように本発明の第1の実施の形態によれば、水平搬送コンベア11−1,11−2と傾斜搬送コンベア31との間に配置された搬送姿勢変更装置20において、基板Sの搬送方向のサイズの約半分のサイズを有する2つの姿勢変更用コンベア21,22を搬送方向に沿って並設し、搬送姿勢変更装置20により基板Sの搬送姿勢を変更する際に、2つの姿勢変更用コンベア21,22の中で基板Sが載置されない状態となった姿勢変更用コンベアから順に引渡状態から受取状態へ戻すようにしている。このため、基板Sが搬送姿勢変更装置20を完全に通過していなくとも、基板Sが載置されない状態となった姿勢変更用コンベアから順に次の基板Sn+1を受け取るための準備を行うことが可能となり、製造ラインのタクトの短縮ひいては全体の生産効率の向上を図ることができる。
なお、上述した第1の実施の形態においては、搬送姿勢変更装置20の姿勢変更用コンベア21,22により基板Sを水平姿勢から傾斜姿勢へ変更する場合を例に挙げて説明したが、これに限らず、基板Sを傾斜姿勢から水平姿勢へ変更する場合にも同様にして適用することができる。
また、上述した第1の実施の形態においては、搬送姿勢変更装置20が2つの姿勢変更用コンベア21,22を有する場合を例に挙げて説明したが、これに限らず、搬送姿勢変更装置20が3つ以上の姿勢変更用コンベアを有する場合にも同様にして適用することができる。なおこの場合には、各姿勢変更用コンベアの搬送方向のサイズは、基板Sの搬送方向のサイズを姿勢変更用コンベアの数で割って得られたサイズとするとよい。
さらに、上述した第1の実施の形態においては、1列の水平搬送コンベア11−1,11−2から1列の傾斜搬送コンベア31へ基板Sを搬送する場合を例に挙げて説明したが、これに限らず、図2(a)〜(h)に示すように、2列以上の水平搬送コンベア(第1サブ搬送コンベア)11,12から1列の傾斜搬送コンベア31へ基板Sを搬送する場合にも同様にして適用することができる。なおこの場合には、搬送姿勢変更装置(搬送状態変更装置)20の各姿勢変更用コンベア(状態変更用コンベア)21,22は、2列以上の水平搬送コンベア11,12から水平姿勢で搬送される基板Sを受け取る複数の受取状態と、傾斜搬送コンベア31へ傾斜姿勢で基板Sを引き渡す引渡状態との間の任意の状態をとるように移動する。
以下、図2(a)〜(h)により、このような基板搬送システムの詳細について説明する。
まず、水平搬送コンベア11により水平姿勢で搬送された基板Sが搬送方向に沿って搬送姿勢変更装置20へ搬送されると、搬送姿勢変更装置20の各姿勢変更用コンベア21,22は、基板Sを水平姿勢のまま受け取るとともに搬送方向に移動させ、当該各姿勢変更用コンベア21,22上に基板Sが完全に載置された時点で基板Sの移動を停止させる(図2(a))。なおこのとき、各姿勢変更用コンベア21,22はいずれも、水平搬送コンベア11から水平姿勢で搬送される基板Sを受け取る第1の受渡状態をとる。また、各姿勢変更用コンベア21,22は、基板Sを水平姿勢のまま搬送方向に移動させ且つ停止させるように、同一の稼働態様で動作(水平搬送コンベア11と同一の基板搬送動作)を行う。ここで、図2(a)においては、搬送姿勢変更装置20(姿勢変更用コンベア21,22)上に基板Sが完全に載置された時点で基板Sの移動を停止させるようにしているが、搬送姿勢変更装置20(姿勢変更用コンベア21,22)の搬送方向の長さが、姿勢変更動作中の基板Sの移動距離と基板Sの長さとを足し合わせた値よりも大きければ、搬送姿勢変更装置20(姿勢変更用コンベア21,22)上で基板Sの移動を停止させることなく基板Sを定速移動させたまま基板Sの姿勢を変更することができる。
次に、搬送姿勢変更装置20の各姿勢変更用コンベア21,22は、各姿勢変更用コンベア21,22上に載置された基板Sを水平搬送コンベア11側から傾斜搬送コンベア31側まで移動させながら当該基板Sの搬送姿勢を水平姿勢から傾斜姿勢まで移行させる(図2(b))。なおこのとき、各姿勢変更用コンベア21,22はいずれも、基板Sを水平搬送コンベア11側から傾斜搬送コンベア31側まで移動させながらその搬送姿勢を水平姿勢から傾斜姿勢まで移行させるように、第1の受取状態(水平搬送コンベア11に隣接した状態)から引渡状態(傾斜搬送コンベア31に隣接した状態)まで同一の稼働態様で動作(姿勢変換動作及び移動動作)を行う。
その後、このようにして搬送姿勢変更装置20の各姿勢変更用コンベア21,22上に基板Sが載置された基板Sが水平搬送コンベア11側から傾斜搬送コンベア31側まで移動するとともにその搬送姿勢が水平姿勢から傾斜姿勢まで移行すると、各姿勢変更用コンベア21,22は、基板Sを傾斜姿勢のまま搬送方向に移動させ、基板Sを傾斜搬送コンベア31へ引き渡す(図2(c))。なおこのとき、各姿勢変更用コンベア21,22はいずれも、傾斜搬送コンベア31へ傾斜姿勢で基板Sを引き渡す引渡状態をとる。また、各姿勢変更用コンベア21,22はいずれも、基板Sを傾斜姿勢のまま搬送方向に移動させるように、同一の稼働態様で動作(傾斜搬送コンベア31と同一の基板搬送動作)を行う。
ここで、搬送姿勢変更装置20へ搬送された基板Sは、搬送姿勢変更装置20の姿勢変更用コンベア21,22上を順次通過していくので、基板Sが搬送姿勢変更装置20を完全に通過していなくとも、水平搬送コンベア11側に位置する姿勢変更用コンベアから順に基板Sが載置されていない状態となる。そこで、この際、2つの姿勢変更用コンベア21,22の中で基板Sが載置されない状態となった姿勢変更用コンベアから順に、引渡状態(傾斜搬送コンベア31に隣接した状態)から、次の基板Sn+1が搬送されてくる第2の受渡状態(水平搬送コンベア12に隣接した状態)へ戻す。
より具体的には、基板Sが姿勢変更用コンベア21を完全に通過して姿勢変更用コンベア22に完全に移動した場合、姿勢変更用コンベア21を引渡状態(傾斜搬送コンベア31に隣接した状態)から第2の受取状態(水平搬送コンベア12に隣接した状態)へ戻し、姿勢変更用コンベア21が次の基板Sn+1を受け取れるようにする(図2(c))。なおこのとき、第2の受取状態へ戻った姿勢変更用コンベア21は、水平搬送コンベア12と同一の稼働態様で動作(基板搬送動作)を行う。次いで、基板Sが姿勢変更用コンベア22を完全に通過して傾斜搬送コンベア31に完全に移動した場合には、姿勢変更用コンベア22を引渡状態から第2の受取状態へ戻し、姿勢変更用コンベア22が次の基板Sn+1を受け取れるようにする(図2(d))。なおこのとき、第2の受取状態へ戻った姿勢変更用コンベア22は、水平搬送コンベア12及び姿勢変更用コンベア21と同一の稼働態様で動作(基板搬送動作)を行う。
その後、図2(a)〜(d)に示す手順と同様の手順が繰り返され、水平搬送コンベア12により搬送された水平姿勢の基板Sn+1が搬送姿勢変更装置20の各姿勢変更用コンベア21,22により傾斜搬送コンベア31まで搬送され、その後、2つの姿勢変更用コンベア21,22の中で基板Sが載置されない状態となった姿勢変更用コンベアから順に引渡状態(傾斜搬送コンベア31に隣接した状態)から第1の受渡状態(水平搬送コンベア11に隣接した状態)へ戻され、次の基板Sn+2を搬送する準備が行われる(図2(e)〜(f))。
なお、図2(a)〜(h)に示す基板搬送システムにおいては、2列以上の水平搬送コンベア11,12から1列の傾斜搬送コンベア31へ基板Sを搬送する場合を例に挙げて説明したが、これに限らず、1列又は2列以上の水平搬送コンベアから2列以上の傾斜搬送コンベア(第2サブ搬送コンベア)へ基板Sを搬送する場合にも同様にして適用することができる。なおこの場合には、搬送姿勢変更装置(搬送状態変更装置)20の各姿勢変更用コンベア(状態変更用コンベア)21,22は、水平搬送コンベアから水平姿勢で搬送される基板Sを受け取る受取状態と、2列以上の傾斜搬送コンベアへ傾斜姿勢で基板Sを引き渡す複数の引渡状態との間の任意の状態をとるように移動する。
第2の実施の形態
次に、図3(a)〜(e)により、本発明の第2の実施の形態に係る基板搬送システムについて説明する。なお、本発明の第2の実施の形態は、基板の搬送状態である搬送経路を複数の搬送経路の間で変更するようにした点を除いて、他は図1(a)〜(e)及び図2(a)〜(h)に示す第1の実施の形態と略同一である。本発明の第2の実施の形態において、図1(a)〜(e)及び図2(a)〜(h)に示す第1の実施の形態と同一部分には同一符号を付して詳細な説明は省略する。
図3(a)〜(e)に示すように、本発明の第2の実施の形態に係る基板搬送システムは、水平姿勢の基板Sを第1の搬送経路(第1の搬送状態)で搬送する水平搬送コンベア(第1搬送コンベア)11−1,11−2と、水平搬送コンベア11−1,11−2の第1の搬送経路を延長した位置に設けられた第1下流側水平搬送コンベア51−1,51−2と、水平搬送コンベア11−1,11−2により搬送された水平姿勢の基板Sを第2の搬送経路(第2の搬送状態)で搬送する第2下流側水平搬送コンベア(第2搬送コンベア)52−1,52−2とを備えている。また、水平搬送コンベア11−1,11−2と第1下流側水平搬送コンベア51−1,51−2及び第2下流側水平搬送コンベア52−1,52−2との間には搬送経路変更装置(搬送状態変更装置)40が配置され、基板Sの搬送経路を第1の搬送経路と第2の搬送経路との間で変更することができるようになっている。
ここで、搬送経路変更装置40は、基板Sの搬送方向に沿って並設された4つの経路変更用コンベア(状態変更用コンベア)41,42,43,44を有している。なお、各経路変更用コンベア41,42,43,44は、基板Sの搬送方向に関して基板Sの搬送方向のサイズよりも小さなサイズ(基板Sの搬送方向のサイズの約四分の1のサイズ)を有している。
また、搬送経路変更装置40の各経路変更用コンベア41,42,43,44は、水平搬送コンベア11−1,11−2から第1の搬送経路で搬送された基板Sを受け取る受取状態(第1下流側水平搬送コンベア51−1,51−2へ第1の搬送経路で基板Sを引き渡す第1の引渡状態と同一の状態)と、第2下流側水平搬送コンベア52−1,52−2へ第2の搬送経路で基板Sを引き渡す第2の引渡状態との間の任意の状態をとるように互いに独立して動作するようになっている。なお、各経路変更用コンベア41,42,43,44の動作としては、当該各姿勢変更用コンベア21,22上に配置された基板Sを所定の搬送方向に搬送する基板搬送動作(加速、定速、減速及び停止)の他、当該各姿勢変更用コンベア21,22自体を移動させる移動動作等が挙げられる。
より具体的には、搬送経路変更装置40の各経路変更用コンベア41,42,43,44上に基板Sが載置されて当該基板Sが第1の搬送経路から第2の搬送経路まで移行する際には、各経路変更用コンベア41,42,43,44が受取状態(第1の引渡状態)から第2の引渡状態まで互いに同一の稼働態様で動作(基板搬送動作及び移動動作)を行うようになっている(図3(a)(b)参照)。また、搬送経路変更装置40の各経路変更用コンベア41,42,43,44上に載置されて第1の搬送経路から第2の搬送経路まで移行した基板Sが各経路変更用コンベア41,42,43,44から第2下流側水平搬送コンベア52−1,52−2へ向けて搬送される際には、4つの経路変更用コンベア41,42,43,44の中で基板Sが載置されない状態となった経路変更用コンベアから順に第2の引渡状態から受取状態(第1の引渡状態)へ戻されるようになっている(図3(c)(d)(e)参照)。
次に、このような構成からなる本発明の第2の実施の形態の作用について説明する。
まず、水平搬送コンベア11−1,11−2により搬送された水平姿勢の基板Sが搬送方向に沿って搬送経路変更装置40へ搬送されると、搬送経路変更装置40の各経路変更用コンベア41,42,43,44は、基板Sを第1の搬送経路で受け取るとともにで搬送方向に移動させ、当該各経路変更用コンベア41,42,43,44上に基板Sが完全に載置された時点で基板Sの移動を停止させる(図3(a))。なおこのとき、各経路変更用コンベア41,42,43,44はいずれも、水平搬送コンベア11−1,11−2から第1の搬送経路で搬送される基板Sを受け取る受取状態(第1下流側水平搬送コンベア51−1,51−2へ第1の搬送経路で基板Sを引き渡す第1の引渡状態と同一の状態)をとる。また、各経路変更用コンベア41,42,43,44はいずれも、基板Sを第1の搬送経路のまま搬送方向に移動させ且つ停止させるように、同一の稼働態様で動作(水平搬送コンベア11−1,11−2と同一の基板搬送動作)を行う。ここで、図3(a)においては、搬送経路変更装置40(経路変更用コンベア41,42,43,44)上に基板Sが完全に載置された時点で基板Sの移動を停止させるようにしているが、搬送経路変更装置40(経路変更用コンベア41,42,43,44)の搬送方向の長さが、搬送経路変更動作中の基板Sの移動距離と基板Sの長さとを足し合わせた値よりも大きければ、搬送経路変更装置40(経路変更用コンベア41,42,43,44)上で基板Sの移動を停止させることなく基板Sを定速移動させたまま基板Sの搬送経路を変更することができる。
ここで、搬送経路変更装置40の経路変更用コンベア41,42,43,44が受取状態(第1の引渡状態)に留まるのであれば、基板Sは第1の搬送経路でそのまま第1下流側水平搬送コンベア51−1,51−2へ向けて搬送される(図3(a)の基板Sn−1参照)。これに対し、搬送経路変更装置40の経路変更用コンベア41,42,43,44が受取状態(第1の引渡状態)から第2の引渡状態へ移動する場合には、各経路変更用コンベア41,42,43,44は、各経路変更用コンベア41,42,43,44上に載置された基板Sを第1の搬送経路から第2の搬送経路まで移行させる(図3(b))。なおこのとき、各経路変更用コンベア41,42,43,44はいずれも、基板Sを第1の搬送経路から第2の搬送経路まで移行させるように、第1の搬送経路に対応する受取状態(第1の引渡状態)から、第2の搬送経路に対応する第2の引渡状態まで、同一の稼働態様で動作(移動動作)を行う。
その後、このようにして搬送経路変更装置40の各経路変更用コンベア41,42,43,44上に載置された基板Sが第1の搬送経路から第2の搬送経路まで移行すると、各経路変更用コンベア41,42,43,44は、基板Sを第2の搬送経路で搬送方向に移動させ、基板Sを第2下流側水平搬送コンベア52−1,52−2へ引き渡す(図3(c))。なおこのとき、各経路変更用コンベア41,42,43,44はいずれも、第2下流側水平搬送コンベア52−1,52−2へ第2の搬送経路で基板Sを引き渡す第2の引渡状態をとる。また、各経路変更用コンベア41,42,43,44はいずれも、基板Sを第2の搬送経路で搬送方向に移動させるように、同一の稼働態様で動作(第2下流側水平搬送コンベア52−1,52−2と同一の基板搬送動作)を行う。
ここで、搬送経路変更装置40へ搬送された基板Sは、搬送経路変更装置40の経路変更用コンベア41,42,43,44上を順次通過していくので、基板Sが搬送経路変更装置40を完全に通過していなくとも、水平搬送コンベア11−1,11−2側に位置する経路変更用コンベアから順に基板Sが載置されていない状態となる。そこで、この際、4つの経路変更用コンベア41,42,43,44の中で基板Sが載置されない状態となった経路変更用コンベアから順に第2の引渡状態から受取状態(第1の引渡状態)へ戻す。
より具体的には、基板Sが経路変更用コンベア41を完全に通過して経路変更用コンベア42に完全に移動した場合、経路変更用コンベア41を第2の引渡状態から受取状態(第1の引渡状態)へ戻し、経路変更用コンベア41が次の基板Sn+1を受け取れるようにする(図3(c))。なおこのとき、受取状態(第1の引渡状態)へ戻った経路変更用コンベア41は、同一の稼働態様で動作(水平搬送コンベア11−1,11−2と同一の基板搬送動作)を行う。同様に、基板Sが経路変更用コンベア42,43,44を完全に通過した場合、経路変更用コンベア42,43,44を第2の引渡状態から受取状態(第1の引渡状態)へ順次戻し、基板Sが載置されない状態となった経路変更用コンベア42,43,44が次の基板Sn+1を受け取れるようにする(図3(d)(e))。なおこのとき、受取状態(第1の引渡状態)へ戻った経路変更用コンベア42,43,44は、水平搬送コンベア11−1,11−2及び経路変更用コンベア41等と同一の稼働態様で動作(基板搬送動作)を行う。
なお、以上のようにして搬送経路変更装置40が新たに受け取った基板Sn+1についても、図3(a)〜(e)に示す手順と同様の手順が繰り返され、基板Sn+1は、その搬送経路が第1の搬送経路と第2の搬送経路との間で変更されながら第1下流側水平搬送コンベア51−1,51−2又は第2下流側水平搬送コンベア52−1,52−2へ向けて搬送される。
このように本発明の第2の実施の形態によれば、水平搬送コンベア11−1,11−2と第1下流側水平搬送コンベア51−1,51−2及び第2下流側水平搬送コンベア52−1,52−2との間に配置された搬送経路変更装置40において、基板Sの搬送方向のサイズの約四分の1のサイズを有する4つの経路変更用コンベア41,42,43,44を搬送方向に沿って並設し、搬送経路変更装置40により基板Sの搬送経路を変更する際に、4つの経路変更用コンベア41,42,43,44の中で基板Sが載置されない状態となった経路変更用コンベアから順に第2の引渡状態から受取状態(第1の引渡状態)へ戻すようにしている。このため、基板Sが搬送経路変更装置40を完全に通過していなくとも、基板Sが載置されない状態となった経路変更用コンベア41,42,43,44から順に次の基板Sn+1を受け取るための準備を行うことが可能となり、製造ラインのタクトの短縮ひいては全体の生産効率の向上を図ることができる。
なお、上述した第2の実施の形態においては、搬送経路変更装置40が4つの経路変更用コンベア41,42,43,44を有する場合を例に挙げて説明したが、これに限らず、搬送経路変更装置40が2つ、3つ又は5つ以上の経路変更用コンベアを有する場合にも同様にして適用することが可能である。なおこの場合には、各経路変更用コンベアの搬送方向のサイズは、基板Sの搬送方向のサイズを経路変更用コンベアの数で割って得られたサイズとするとよい。
また、上述した第2の実施の形態においては、搬送経路変更装置40の経路変更用コンベア41,42,43,44により、基板Sの搬送経路を、互いに水平方向に離間した搬送経路の間で変更する場合を例に挙げて説明したが、これに限らず、図4に示すように、搬送経路変更装置(搬送状態変更装置)60の経路変更用コンベア(状態変更用コンベア)61,62,63,64により、基板Sの搬送経路を、互いに上下方向に離間した搬送経路の間で変更する場合にも同様にして適用することができる。
本発明の第1の実施の形態に係る基板搬送システムを説明するための図。 図1に示す基板搬送システムの変形例を説明するための図。 本発明の第2の実施の形態に係る基板搬送システムを説明するための図。 図3に示す基板搬送システムの変形例を説明するための図。
符号の説明
11−1,11−2,12 水平搬送コンベア(第1搬送コンベア)
20 搬送姿勢変更装置(搬送状態変更装置)
21,22 姿勢変更用コンベア(状態変更用コンベア)
31 傾斜搬送コンベア(第2搬送コンベア)
40 搬送経路変更装置(搬送状態変更装置)
41,42,43,44 経路変更用コンベア(状態変更用コンベア)
51−1,51−2,52−1,52−2 水平搬送コンベア(第2搬送コンベア)
60 搬送経路変更装置(搬送状態変更装置)
61,62,63,64 経路変更用コンベア(状態変更用コンベア)
n−1,S,Sn+1,Sn+2 基板

Claims (7)

  1. 大型の基板を搬送する基板搬送システムにおいて、
    基板を第1の搬送状態で搬送する第1搬送コンベアと、
    前記第1搬送コンベアにより搬送された基板を第2の搬送状態で搬送する第2搬送コンベアと、
    前記第1搬送コンベアと前記第2搬送コンベアとの間に配置され、基板の搬送状態を前記第1の搬送状態と前記第2の搬送状態との間で変更する搬送状態変更装置とを備え、
    前記搬送状態変更装置は、基板の搬送方向に沿って並設された複数の状態変更用コンベアであって前記搬送方向に関して基板の搬送方向のサイズよりも小さなサイズを有する複数の状態変更用コンベアを有し、
    前記各状態変更用コンベアは、前記第1搬送コンベアから前記第1の搬送状態で搬送される基板を受け取る受取状態と、前記第2搬送コンベアへ前記第2の搬送状態で基板を引き渡す引渡状態との間の任意の状態をとるように互いに独立して動作し、前記各状態変更用コンベア上に基板が載置されて当該基板が前記第1の搬送状態から前記第2の搬送状態まで移行する際には、前記各状態変更用コンベアが前記受取状態から前記引渡状態まで互いに同一の稼働態様で動作し、且つ、前記各状態変更用コンベア上に載置されて前記第1の搬送状態から前記第2の搬送状態まで移行した基板が前記各状態変更用コンベアから前記第2搬送コンベアへ向けて搬送される際には、前記複数の状態変更用コンベアの中で基板が載置されない状態となった状態変更用コンベアから順に前記引渡状態から前記受取状態へ戻されることを特徴とする基板搬送システム。
  2. 前記第1搬送コンベアは、互いに異なる列に沿って設けられた複数の第1サブ搬送コンベアを有し、前記搬送状態変更装置の前記各状態変更用コンベアは、前記各第1サブ搬送コンベアから前記第1の搬送状態で搬送される基板を受け取る複数の受取状態と、前記第2搬送コンベアへ前記第2の搬送状態で基板を引き渡す前記引渡状態との間の任意の状態をとることを特徴とする、請求項1に記載の基板搬送システム。
  3. 前記第2搬送コンベアは、互いに異なる列に沿って設けられた複数の第2サブ搬送コンベアを有し、前記搬送状態変更装置の前記各状態変更用コンベアは、前記第1搬送コンベアから前記第1の搬送状態で搬送される基板を受け取る前記受取状態と、前記第2搬送コンベアへ前記第2の搬送状態で基板を引き渡す複数の引渡状態との間の任意の状態をとることを特徴とする、請求項1に記載の基板搬送システム。
  4. 前記第1搬送コンベアは、水平姿勢及び傾斜姿勢のうちのいずれか一方の搬送姿勢で基板を搬送し、前記第2搬送コンベアは、前記第1搬送コンベアによる基板の搬送姿勢とは異なる他方の搬送姿勢で基板を搬送し、前記搬送状態変更装置は、基板の搬送状態である搬送姿勢を前記水平姿勢と前記傾斜姿勢との間で変更することを特徴とする、請求項1乃至3のいずれか一項に記載の基板搬送システム。
  5. 前記第1搬送コンベアは、互いに異なる第1の搬送経路及び第2の搬送経路のうちのいずれか一方の搬送経路で基板を搬送し、前記第2搬送コンベアは、前記第1搬送コンベアによる基板の搬送経路とは異なる他方の搬送経路で基板を搬送し、前記搬送状態変更装置は、基板の搬送状態である搬送経路を前記第1の搬送経路と前記第2の搬送経路との間で変更することを特徴とする、請求項1乃至3のいずれか一項に記載の基板搬送システム。
  6. 前記第1の搬送経路及び前記第2の搬送経路は互いに水平方向に離間していることを特徴とする、請求項5に記載の基板搬送システム。
  7. 前記第1の搬送経路及び前記第2の搬送経路は互いに上下方向に離間していることを特徴とする、請求項5に記載の基板搬送システム。
JP2004059479A 2004-03-03 2004-03-03 基板搬送システム Expired - Fee Related JP4339722B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004059479A JP4339722B2 (ja) 2004-03-03 2004-03-03 基板搬送システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004059479A JP4339722B2 (ja) 2004-03-03 2004-03-03 基板搬送システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005247491A true JP2005247491A (ja) 2005-09-15
JP4339722B2 JP4339722B2 (ja) 2009-10-07

Family

ID=35028361

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004059479A Expired - Fee Related JP4339722B2 (ja) 2004-03-03 2004-03-03 基板搬送システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4339722B2 (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005343639A (ja) * 2004-06-03 2005-12-15 Shibaura Mechatronics Corp 基板の搬送装置及び搬送方法
JP2008053331A (ja) * 2006-08-23 2008-03-06 Dainippon Screen Mfg Co Ltd 姿勢変換装置および基板搬送装置
KR100912158B1 (ko) 2006-10-06 2009-08-14 다이니폰 스크린 세이조우 가부시키가이샤 기판 처리 장치
JP2010006545A (ja) * 2008-06-26 2010-01-14 Ihi Corp 分岐浮上コンベア及び基板浮上搬送システム
JP2010083610A (ja) * 2008-09-30 2010-04-15 Tokyo Electron Ltd 処理システム
WO2018207536A1 (ja) * 2017-05-09 2018-11-15 日本電気硝子株式会社 ガラス板の搬送装置及びガラス板の製造方法
WO2019003782A1 (ja) * 2017-06-26 2019-01-03 日本電気硝子株式会社 ガラス板の製造方法及びガラス板の製造装置

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005343639A (ja) * 2004-06-03 2005-12-15 Shibaura Mechatronics Corp 基板の搬送装置及び搬送方法
JP4485853B2 (ja) * 2004-06-03 2010-06-23 芝浦メカトロニクス株式会社 基板の搬送装置及び搬送方法
JP2008053331A (ja) * 2006-08-23 2008-03-06 Dainippon Screen Mfg Co Ltd 姿勢変換装置および基板搬送装置
JP4593536B2 (ja) * 2006-08-23 2010-12-08 大日本スクリーン製造株式会社 姿勢変換装置および基板搬送装置
KR100912158B1 (ko) 2006-10-06 2009-08-14 다이니폰 스크린 세이조우 가부시키가이샤 기판 처리 장치
JP2010006545A (ja) * 2008-06-26 2010-01-14 Ihi Corp 分岐浮上コンベア及び基板浮上搬送システム
JP2010083610A (ja) * 2008-09-30 2010-04-15 Tokyo Electron Ltd 処理システム
WO2018207536A1 (ja) * 2017-05-09 2018-11-15 日本電気硝子株式会社 ガラス板の搬送装置及びガラス板の製造方法
JP2018188276A (ja) * 2017-05-09 2018-11-29 日本電気硝子株式会社 ガラス板の搬送装置及びガラス板の製造方法
WO2019003782A1 (ja) * 2017-06-26 2019-01-03 日本電気硝子株式会社 ガラス板の製造方法及びガラス板の製造装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP4339722B2 (ja) 2009-10-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4739532B2 (ja) Lcdガラス基板の搬送システム
JP5755794B2 (ja) 4つのロボットアームの可変ハンドを備えた搬送ロボット
JP4339722B2 (ja) 基板搬送システム
KR101506188B1 (ko) 멀티플 암을 구비한 반송 로봇
US8251635B2 (en) Apparatus and method for supplying articles to processing tool
US10395961B2 (en) Posture changing device
JPH04187279A (ja) 移載装置および移載方法
WO2003105216A1 (ja) 容器搬送システム
KR101483082B1 (ko) 8 로봇암을 구비한 반송 로봇
JP4096359B2 (ja) 製造対象物の製造装置
KR20040086787A (ko) 제조 대상물의 반송 장치 및 제조 대상물의 반송 방법
JP6051197B2 (ja) マルチプルアームを備えた搬送ロボット
JP2007084313A (ja) 搬送物合流及び整列装置
JP2010245250A (ja) 基板仕分け装置
TW200421520A (en) Sheet wafer transfer system and sheet wafer transfer method
JP2018121919A (ja) 注文飲食物搬送装置
JP2001063807A (ja) 搬送装置
JP2004310733A (ja) 物流搬送システムのためのレイアウトモデリングシステム
JP2013116775A (ja) 物品搬送装置
KR20230102113A (ko) 이송 장치
JP2004095748A (ja) 製品搬送装置、製品保管装置、製品搬送制御装置、製品搬送システム及び製品搬送方法
JP2006192509A (ja) 搬送装置
JP2024011483A (ja) 搬送システム
JP5851728B2 (ja) 段積み装置
JP2022115510A (ja) 基板処理装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070223

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090626

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090630

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090702

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4339722

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120710

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120710

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130710

Year of fee payment: 4

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees