JP2005247470A - 昇降機の計測装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、昇降機に発生する振動や騒音などの原因を特定するために行う計測作業を容易にするとともに、振動や騒音の経年的な変化を計測することのできる昇降機運転状態計測装置を提供する。
【解決手段】計測装置1は、入力部2と携帯検出器3とデータ処理部4と携帯記録部5とを備え、エレベータ(昇降機)21の乗り籠(搭乗部)22の運転状態を検査する場合に使用される。入力部2は、計測条件を入力する。携帯検出器3は、乗り籠22に予め設けられる複数の計測位置7に適宜付け替えられ、移動中の動作状態を検出して搭乗部計測信号S2を出力する。データ処理部4は、制御盤24から出力される制御信号S1を読み込み、搭乗部計測信号S2と関連付けて出力する。携帯記録部5は、データ処理部4から出力される検査計測データS3を計測条件と関連付けて記録する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、昇降機の保守点検などにおいて乗り籠内の振動や騒音を計測するために用いられる昇降機の計測装置に関する。
昇降機は、使用しつづけるにつれて振動や騒音などが大きくなることがある。振動や騒音があるレベルを超えると利用者に不快感を与えるため、振動や騒音を軽減する対策が定期的に必要である。また、振動や騒音の原因を突き止めるために、振動や騒音の発生状況に応じて計測器の設置場所を変えて計測する必要がある。振動や騒音の原因は、昇降機の機種ごとに、さらには個体ごとに少しずつ異なるため、これらを早く正確に突き止めることは、専門的な知識とその経験をつんだ作業員が現地に出向き、計測装置の設置および計測を行う必要がある。
エスカレータにおいて、駆動系に取り付けられる計測器と、この計測器とコネクタで接続されるデータ収集器とで構成されるデータ収集装置がある(例えば、特許文献1参照。)。データ収集装置は、経年変化を計測し異常を早期発見するために、計測器を予め決められた位置に組み込まれている。また、各計測器の収録ミスを防止するために、計測器毎に用意されるデータコードを読み取る読取器を備えている。
また、エレベータにおいて、乗り籠の籠室内の床に設置した計測器と、これに接続された指令装置とを備える計測システムがある(例えば、特許文献2参照。)。計測作業員は、乗り籠に乗り込み、制御盤を操作して乗り籠を移動させながら乗り籠の走行特性に関するデータを計測する。
特開平8−198567号公報 特開平10−197555号公報
しかしながら、特許文献1のデータ収集装置では、計測点が限られるため、振動や騒音の発生源を突き止めるために複雑な解析や経験が必要であり、計測したデータを基にその場で適切な処置を行うことが難しい。計測箇所を増やせばより解析が容易になり、原因を追求しやすいが、計測箇所の分だけ多数の計測器が必要であるため、コストがかかりすぎる。
また、特許文献2の計測システムの場合、計測装置を籠室の床面に設置するので、汎用性に優れている反面、振動の発生源となる駆動系などから離れているため、振動や騒音の発生源を突き止め難い。さらに、計測の都度、計測器の設置位置がずれる恐れがあり、振動や騒音の経年的な変化を正確に捉えづらい。
そこで、本発明は、昇降機に発生する振動や騒音などの原因を特定するために行う計測作業を容易にするとともに、振動や騒音の経年的な変化を計測することのできる昇降機運転状態計測装置を提供することを目的とする。
本発明に係る昇降機運転状態計測装置は、入力部と携帯検出器とデータ処理部と携帯記録部とを備える。昇降機の搭乗部の運転状態を検査する場合、入力部は、計測条件を入力する。携帯検出器は、搭乗部に予め設けられる複数の計測位置に適宜付け替えられ、移動中の動作状態を検出して搭乗部計測信号を出力する。データ処理部は、搭乗部を運転させる駆動機器に制御盤から出力される制御信号を読み込み搭乗部計測信号と関連付けて出力する。携帯記録部は、データ処理部から出力される検査計測データを計測条件と関連付けて記録する。
昇降機運転状態計測装置は、収集した検査計測データを外部の処理装置で解析するために、検査計測データを計測条件とともに出力する検査データ出力部を備える。昇降機の運転状態をより詳しく検査するために、昇降機運転状態計測装置は、さらに、駆動機器に取り付けられてこの駆動機器の運転状態を検出し駆動部計測信号を出力する駆動部検出器を備える。この場合、駆動部計測信号は、データ処理部で制御信号および搭乗部計測信号と関連付けられる。
また、昇降機運転状態計測装置は、経年的な運転状態の変化を加味して検査計測データを評価するために、常設検出器と常設信号処理部と常設記録部と解析部とを備える。常設検出器は、昇降機の搭乗部に常設されて移動中の動作状態を検出し常設検出信号を出力する。常設信号処理部は、搭乗部を運転する駆動機器に制御信号を出力する制御盤および常設検出器に接続され、入力される制御信号と常設検出信号とを関連付けて出力する。常設記録部は、常設信号処理部から出力される日常計測データを記録する。解析部は、日常計測データと検査計測データとを解析する。
また、一度の検査で多くのデータを収集するために、データ処理部は、常設検出器と接続されて常設検出信号を読み込む。
昇降機が設置された現地で即座に検査データを解析するために、解析部は、携帯記録部とデータ処理部と携帯可能に一体に設ける。そして、経年変化を加味した評価を行なうために、解析部は、常設記録部および携帯記録部に直接接続されて日常計測データと検査計測データとを読み込む。さらに、経年的な昇降機の運転状態を計測するために、日常計測データを昇降機が設置された建屋の外に設けられる基地局へ出力する常設データ出力部と、基地局に接続されて日常計測データを記録するデータ収集装置とを備える。
そして、検査計測データにより高度な解析を施し、その場で昇降機の状態を改善するために、日常計測データを昇降機が設置された建屋の外に設けられる基地局へ出力する常設データ出力部と、基地局に接続されて日常計測データを記録するデータ収集装置と、基地局を経由してデータ収集装置から日常データを取り込む受信部を備える。この場合、解析部は、データ収集装置が設置される側に配置する。そして、携帯記録部に記録された計測データを基地局を経由してデータ収集装置へ出力する送信部と、データ処理部および携帯記録部と携帯可能に一体に設けられて解析部で解析した結果を基地局を経由して受信する受信部とを備える。
昇降機がエレベータである場合、携帯検出器は、搭乗部となる乗り籠の外側に設ける。昇降機が、エスカレータである場合、携帯検出器は、搭乗部となる踏段の裏面に設ける。また、携帯検出器によって検出される計測データには、加速度、速度、変位、歪、トルクの内少なくとも1つが含まれることが好ましい。
本発明に係る昇降機運転状態計測装置によれば、例えば振動や騒音など搭乗部の運転状態を検査する場合に、搭乗部に予め設けられた複数の計測位置に適宜付け替えられる携帯検出器を備える。したがって、複数の検出器を備える必要がないとともに、予め計測位置が決められているので、携帯検出器を付け替える作業も容易である。つまり、熟練を要しなくても、毎回決まった位置を正しく計測することができるので、多数の計測点について経年的な変化を正確に検出することができる。
また、データ処理部とともに解析部を備える発明によれば、収集したデータをその場で解析し、問題点の抽出および改善対策が施せる。また、常設検出器を備える発明によれば、搭乗部の運転状態についてより詳しい経年変化を捉えることができる。基地局を通じて常設検出器で計測した日常計測データや携帯検出器で計測した検査計測データを出力し、昇降機が設けられた建屋から離れた場所にある解析部で解析し、この結果を再び基地局と通じて計測装置に戻す発明によれば、より高度な解析を施すことが可能となるとともに、熟練者のアドバイスなどを直ちに反映させて、昇降機の改善対策を施すことができる。
つまり、以上のように、本発明に係る計測装置によれば、昇降機に発生する振動や騒音などの原因を特定するために行う計測作業が容易であるとともに、振動や騒音など昇降機の搭乗部の運転状態について、経年的な変化を計測することができる。
本発明に係る第1の実施形態の昇降機運転状態計測装置について、エレベータ21に適用される計測装置1を一例に図1および図2を参照して説明する。エレベータ21は、図1に示すように、乗り籠22と巻上機23制御盤24とを備えている。巻上機23は、ロープ25で乗り籠22を吊下げており、制御盤24から出力される制御信号S1によって乗り籠22を鉛直方向に移動させる。
計測装置1は、エレベータ21の搭乗部である乗り籠22の振動や騒音など運転状態を計測するために、定期検査などの際に一時的にエレベータ21に取り付けられる。そのため、計測装置1は、図1に示すように、入力部2と携帯検出器3とデータ処理部4と携帯記録部5とデータ出力部6とを備える。入力部2は、データ処理部4を介して制御盤24に接続されている。運転状態を計測するために乗り籠22を移動させる運転条件および携帯検出器3の取付場所や感度などの計測条件は、この入力部2から入力される。
携帯検出器3は、振動を計測するために加速度センサを内蔵している。また、加速度センサを内蔵することで、振動の他、乗り籠22の移動速度、移動開始および停止時の加速度を検出することが可能である。携帯検出器3には、加速度センサのほか、歪や音を計測するセンサを搭載しても良い。乗り籠22の外側には、携帯検出器3を取り付ける計測位置7が予め複数箇所設けられている。携帯検出器3は、いずれかの計測位置7に固定され、予定されている計測が行われると次の計測位置7に付け替えられる。
各計測位置7の近傍には、その位置情報や出荷時の補正値及び較正値、試験条件や、これらをコード化した数値などを記した銘板を取り付けておくと、計測条件の入力作業を負担を軽減することができる。計測位置7の配置の一例を図2に示す。計測位置7は、乗り籠22の振動や騒音など運転状態を的確に計測できるとともにその検査計測データから振動および騒音の発生源を特定できるように配置されればよい。したがって、図2に示した配置以外にロープ25が固定されている箇所、レール、籠ドアなどの近傍に設けられていても良い。
データ処理部4は、制御盤24と信号線8で接続され、乗り籠22を運転させる駆動機器である巻上機23に対して制御盤24から出力される制御信号S1を読み込む。また、データ処理部4は、携帯検出器3と接続されており、携帯検出器3から出力されてくる搭乗部計測信号S2を制御信号S1と関連付けて、検査計測データS3として出力する。携帯記録部5は、データ処理部4に接続されており、データ処理部4から出力される検査計測データS3を計測条件とともに記録する。
データ出力部6は、データ処理部4に接続されており、携帯記録部5に記録された検査計測データS3をデータ処理部4を介して出力する。データ出力部6は、CDやDVD、着脱式メモリなどの記録媒体であっても良いし、ケーブル接続される信号線であっても良い。
入力部2とデータ処理部4と携帯記録部5とデータ出力部6とは、携帯できる程度に一つにまとめられた専用の携帯端末10として構成されている。具体的には、これらの機能を搭載したノート型パーソナルコンピュータが好ましい。
以上のように構成された計測装置1は、保守メンテナンスなど定期検査する場合に制御盤24に信号線8で接続され、携帯検出器3がいずれか最初の計測位置7に固定される。入力部2から計測位置7などの測定条件を入力する。なお、携帯検出器3は、検査のたびに検査対象となるエレベータ21の乗り籠22に取り付けられるものであるので、携帯検出器3の補正値や較正値は、検査を行う前に予め入力しておくことが可能である。
検査計測データS3は、乗り籠22を運転させその間に検出される搭乗部計測信号S2を収集することによって得られる。一つの計測位置7について一通りの計測が終わると、携帯検出器3を次の計測位置7に付け替えて同様に検査計測データS3の収集を行う。収集した検査計測データS3は、サービスセンタなどに持ち帰って解析し、その結果を基に改めて振動や騒音の改善対策を施しても良いし、その場で解析できるものについてはその場でデータ処理して改善対策を施しても良い。
このように、計測装置1は、複数箇所予め設けられる計測位置7に対して携帯検出器3を適宜付け替えて計測を行うので、詳細に検査をするために数多くの検出器を必要としない。また、計測位置7が予め設けられているので、携帯検出器3を同じ位置に再現性良く取り付けることができ、過去のデータと比較することで経年的変化を検出することが容易である。
本発明に係る第2の実施形態の昇降機運転状態計測装置について、エレベータ21に適用される計測装置1Aを一例に図3を参照して説明する。なお、第1の実施形態の計測装置1と同じ構成については、同一の符号を付してその説明を省略する。
図3に示す計測装置1Aは、第1の実施形態に記載した計測装置1の構成の他に、通信部11と解析部12とを備える。通信部11は、データ出力部6の他の形態である。解析部12は、サービスセンタなどのサーバ31の側に設けられている。サーバ31は、エレベータ21が設置されている建屋の外に設けられる基地局100に接続されている。通信部11は、基地局100へ向けて携帯記録部5に収集された検査計測データS3を送信する送信部としての機能と、基地局100に接続されるサーバ31から解析部12で解析した結果を受信する受信部としての機能とを有している。サーバ31には、解析部12の他にデータ収集装置13を備えている。このデータ収集装置13は、送信されてくる検査計測データS3や解析結果などを蓄積する。
以上のように構成された計測装置1Aは、基地局100を介してサービスセンタの側に解析部12を備えるので、高度な解析もサービスセンタの側で行い、その解析結果をエレベータ21がの設置された現地に送り返すことで、適切な改善対策を直ちに施せる。また、特に経験の少ない作業員が現地で対応する場合においても、経験の豊富な作業員による技術支援が可能となる。
本発明に係る第3の実施形態の昇降機運転状態計測装置について、エレベータ21に適用される計測装置1Bを一例に図4を参照して説明する。なお、第1および第2の実施形態の計測装置1,1Aと同じ構成については、同一の符号を付してその説明を省略する。
計測装置1Bは、第1および第2の実施形態に記載した計測装置1,1Aの構成の他に、常設検出器41と常設信号処理部42と常設記録部43と常設データ出力部44とデータ収集装置13と駆動部検出器46とを備える。常設検出器41は、振動や騒音などを検出するべく加速度センサを内蔵しており、乗り心地などに影響する運転状態が最も顕著に分かる乗り籠22の外部に固定されている。常設検出器41は、乗り籠22が移動することによって発生する日常の振動および騒音を検出し、常設検出信号S4を出力する。
常設信号処理部42は、駆動機器である巻上機23に制御信号S1を出力する制御盤24、および常設検出器41と接続されている。常設信号処理部42は、入力される制御信号S1と常設検出信号S4とを関連付けて日常計測データS5として出力する。常設記録部43は、常設信号処理部42から出力される日常計測データS5を記録する。常設データ出力部44は、常設記録部43に接続されており、常設記録部43が記録する日常計測データS5がある程度まとまると基地局100に向けて出力する。
データ収集装置13は、サーバ31を介して基地局100に接続されており、送信されてきた日常計測データS5を蓄積する。駆動部検出器46は、エレベータ21の駆動機器、本実施形態では巻上機23、に取り付けられ、駆動機器の運転状態を検出し駆動部計測信号S6を出力する。駆動部検出器46は、振動を検出するために加速度センサを内蔵する。また、回転軸に直接歪ゲージを貼り付けるトルクセンサなどを内蔵することで、巻上機23の回転軸の回転加速度や負荷を検出することができる。駆動部検出器46は、常設信号処理部42に接続されている。常設信号処理部42は、駆動部計測信号S6をこれと同時に入力される制御信号S1および常設検出信号S4と対応付けて日常計測データS5として常設記録部43に記録する。入力部2とデータ処理部4と携帯記録部5と通信部11とが、携帯端末10として一体に設けられている。
以上のように構成された計測装置1Bは、通常運転時においても常に乗り籠22の移動中の運転状態を検出しているので、より詳細な経年変化の傾向を把握することができる。また、定期検査までの間に増大する振動や騒音をいち早く検出し改善処置を施すことができる。
また、定期検査において、解析部12を携帯端末10内部に備える場合、計測装置1Bは、データ収集装置13から基地局100を介して日常計測データS5を通信部11によって読み込む。解析部12は、読み込んだ日常計測データS5を加味して検査計測データS3を解析することで、振動や騒音の発生源をより早く正確に発見しやすくなるとともに、振動や騒音の経年的な変化からより正確に、例えば消耗部品などの寿命を推定することができるようになる。また、解析部12を携帯端末10に備える場合、基地局100側のデータ収集装置13に蓄積された日常計測データS5の他に、図4中の点線で示すように直接、信号線P1を介して常設記録部43に携帯端末10を接続することで、乗り籠22や駆動機器(巻上機23)の最新の運転状態を解析に反映することができる。なお、日常計測データS5は、検査に出向く前に携帯端末10側に読み込んでも良いし、現地に着いてから必要に応じて基地局100を介して読み込んでも良い。
また、解析部12が、第2の実施形態における計測装置1Aのように、基地局100に接続されたサーバ31側に設けられている場合、計測装置1Bは、通信部11から基地局100を介して検査計測データS3を解析部12に向けて出力(送信)し、この検査計測データS3をサーバ31側にあるデータ収集装置13に記録される日常計測データS5とともに解析した結果を受信することができる。
これにより、作業員は、より正確な振動や騒音に対する改善対策を施すことができる。また、振動や騒音対策について経験の少ない作業員でも、サーバ31側にいる振動や騒音対策について詳しい作業員の技術支援を得ることができるようになる。なお、定期検査において、図4中の1点鎖線のように携帯端末10に常設検出器41を接続し、常設検出信号S4を読み込むとより多くのデータを収集することができるようになる。
なお、駆動部検出器46は、定期検査の都度、設置しても良い。また、常設検出器41は、乗り籠22に取り付ける代わりに、巻上機23に取り付けておいても良い。駆動機器には、巻上機23の他に、減速機や、ロープ25が巻掛けられるプーリなどを含む。
本発明に係る第4の実施形態の昇降機運転状態計測装置について、エスカレータ51に適用される計測装置1Cを一例に図5および図6を参照して説明する。なお、第1から第3の実施形態の計測装置1,1A,1Bと同じ構成については、同一の符号を付してその説明を省略する。エスカレータ51は、図5に示すように、踏段52と駆動モータ53と駆動スプロケット54と従動スプロケットと踏段レール56と制御盤24とを備える。踏段52は、無端状に形成された踏段チェーン57に多数連結されている。駆動モータ53および駆動スプロケット54は、駆動機器の一部であって、制御盤24から出力される制御信号S1によって、駆動スプロケット54から従動スプロケットまでの間に回し掛けられた踏段チェーン57を循環させる。
計測装置1Cは、エスカレータ51の搭乗部である踏段52の振動や騒音など運転状態を計測するために、定期検査などの際に一時的にエスカレータ51に取り付けられる。計測装置1Cは、図1に示すように、入力部2と携帯検出ユニット3Aと駆動部検出器46とデータ処理部4と携帯記録部5と通信部11と解析部12と検出データ受信部15とを備える。入力部2とデータ処理部4と携帯記録部5と通信部11と解析部12と検出データ受信部15とは、専用の携帯端末10として一体に設けられている。
携帯検出ユニット3Aは、図6に示すように、各踏段52の裏側に設けられる計測位置7に取り付けられる。携帯検出ユニット3Aは、一度に複数の踏段52に取り付けても良いし、選択した一つの踏段52に取り付けても良い。携帯検出ユニット3Aは、振動を検出する加速度センサを内蔵する携帯検出器3と、検出した信号を送信可能な搭乗部計測信号S2に変換する信号処理部16と、信号送信部17とを備えている。また、携帯検出ユニット3Aは、信号処理部16や信号送信部17を作動させるために必要な電力を供給するバッテリーを内蔵している。
検出データ受信部15は、データ処理部4に接続されており、携帯検出ユニット3Aの信号送信部17から出力されてくる搭乗部計測信号S2をを受信する。つまり、検出データ受信部15と信号処理部16と信号送信部17とは、携帯検出器3からデータ処理部4との間の信号の通信を無線で行うためのものである。
駆動部検出器46は、駆動モータ53の胴部と駆動スプロケット54の回転軸とに取り付けられる。搭乗部計測信号S2と駆動部計測信号S6とは、データ処理部4において制御信号S1と関連付けられ、検査計測データS3として計測条件とともに携帯記録部5に記録される。1つの踏段52について計測が終了すると、次の踏段52に設けられている計測位置7に携帯検出ユニット3Aを付け替えて検査計測データS3の収集を行う。
また、第3の実施形態の計測装置1Bと同様に、常設信号処理部42と常設記録部43と常設データ出力部44とを備える。したがって、計測装置1Cは、第3実施形態の計測装置1Bが携帯端末10の内部に解析部12を備えている場合と同様に機能する。なお、本実施形態では、常設検出器41の代わりに、携帯検出ユニット3Aを任意の踏段52の計測位置7に常設し、常設信号処理部42に携帯検出ユニット3Aから出力される信号を受信する受信部を別途設けることで、振動や騒音など踏段の運転状態を日常計測データS5として収集することができるようになる。
本発明に係る第1の実施形態の昇降機運転状態計測装置をエレベータに適用して示すブロック図。 図1のエレベータの乗り籠に予め設けられる計測器取付位置を下方より示す底面図。 本発明に係る第2の実施形態の昇降機運転状態計測装置をエレベータに適用して示すブロック図。 本発明に係る第3の実施形態の昇降機運転状態計測装置をエレベータに適用して示すブロック図。 本発明に係る第4の実施形態の昇降機運転状態計測装置をエスカレータに適用して示すブロック図。 図5に示した踏段とその計測位置に取り付けられた検査計測ユニットを示すブロック図。
符号の説明
1,1A,1B,1C…計測装置(昇降機運転状態計測装置)、2…入力部、3…形態検出器、4…データ処理部、5…携帯記録部、6…データ出力部、7…計測位置、8…信号線、11…通信部(データ出力部、送信部、受信部)、12…解析部、13…データ収集部、21…エレベータ(昇降機)、22…乗り籠(搭乗部)、23…巻上機(駆動機器)、24…制御盤、41…常設検出器、42…常設信号処理部、43…常設記録部、44…常設データ出力部、46…駆動部検出器、51…エスカレータ(昇降機)、52…踏段(搭乗部)、53…駆動モータ(駆動機器)、54…駆動スプロケット(駆動機器)、100…基地局、S1…制御信号、S2…搭乗部計測信号、S3…検査計測データ、S4…常設検出信号、S5…日常計測データ、S6…駆動部計測信号。

Claims (13)

  1. 昇降機の搭乗部の運転状態を検査する場合の計測条件を入力する入力部と、
    前記搭乗部に予め設けられる複数の計測位置に適宜付け替えられて移動中の動作状態を検出し搭乗部計測信号を出力する携帯検出器と、
    前記搭乗部を運転させる駆動機器に前記制御盤から出力される制御信号を読み込み前記搭乗部計測信号と関連付けて出力するデータ処理部と、
    前記データ処理部から出力される検査計測データを前記計測条件と関連付けて記録する携帯記録部と
    を備えることを特徴とする昇降機運転状態計測装置。
  2. 前記検査計測データを前記計測条件とともに出力する検査データ出力部を備えることを特徴とする請求項1に記載の昇降機運転状態計測装置。
  3. 前記駆動機器に取り付けられてこの駆動機器の運転状態を検出し駆動部計測信号を出力する駆動部検出器をさらに備え、
    前記駆動部計測信号は、前記データ処理部で前記制御信号および前記搭乗部計測信号と関連付けられることを特徴とする請求項1に記載の昇降機運転状態計測装置。
  4. 昇降機の搭乗部に常設されて移動中の動作状態を検出し常設検出信号を出力する常設検出器と、
    前記搭乗部を運転する駆動機器に制御信号を出力する制御盤および前記常設検出器に接続されて入力される前記制御信号と前記常設検出信号とを関連付けて出力する常設信号処理部と、
    前記常設信号処理部から出力される日常計測データを記録する常設記録部と、
    前記日常計測データと前記検査計測データとを解析する解析部と
    をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の昇降機運転状態計測装置。
  5. 前記データ処理部は、前記常設検出器と接続されて前記常設検出信号を読み込むことを特徴とする請求項4に記載の昇降機運転状態計測装置。
  6. 前記解析部は、前記携帯記録部と前記データ処理部と携帯可能に一体に設けられていることを特徴とする請求項4に記載の昇降機運転状態計測装置。
  7. 前記解析部は、前記常設記録部および前記携帯記録部に直接接続されて前記日常計測データと前記検査計測データとを読み込むことを特徴とする請求項6に記載の昇降機運転状態計測装置。
  8. 前記日常計測データを前記昇降機が設置された建屋の外に設けられる基地局へ出力する常設データ出力部と、
    前記基地局に接続されて前記日常計測データを記録するデータ収集装置と
    を備えることを特徴とする請求項4に記載の昇降機運転状態計測装置。
  9. 前記日常計測データを前記昇降機が設置された建屋の外に設けられる基地局へ出力する常設データ出力部と、
    前記基地局に接続されて前記日常計測データを記録するデータ収集装置と、
    前記基地局を経由して前記データ収集装置から前記日常計測データを取り込む受信部を備えることを特徴とする請求項6に記載の昇降機運転状態計測装置。
  10. 前記解析部が前記データ収集装置が設置される側に配置され、
    前記携帯記録部に記録された検査計測データを前記基地局を経由して前記データ収集装置へ出力する送信部と、
    前記データ処理部および前記携帯記録部と携帯可能に一体に設けられて前記解析部で解析した結果を前記基地局を経由して受信する受信部と
    を備えることを特徴とする請求項8に記載の昇降機運転状態計測装置。
  11. 前記昇降機は、エレベータであって、
    前記携帯検出器は、前記搭乗部となる乗り籠の外側に設けられることを特徴とする請求項1に記載の昇降機の計測装置。
  12. 前記昇降機は、エスカレータであって、
    前記携帯検出器は、前記搭乗部となる踏段の裏面に設けられることを特徴とする請求項1に記載の昇降機の計測装置。
  13. 前記携帯検出器によって検出される検査計測データに、加速度、速度、変位、歪、トルクの内少なくとも1つが含まれることを特徴とする請求項1から請求項12のいずれか1項に記載の昇降機の計測装置。
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