JP2005247396A - 梱包用緩衝部材 - Google Patents

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Abstract

【課題】高衝撃吸収性能を有し、かつ部品点数が少ない梱包用緩衝部材を提供すること。
【解決手段】 梱包箱40に被梱包物である精密機器10とともに収納される梱包用緩衝部材(20、30)は、精密機器10を保持する保持部(21、31)と、保持部(21、31)と梱包箱40が有するまたは前記梱包箱内に設けられる部材が有する第1の面(A1)と、の間に配置さらる第1の緩衝部(22、32)と、保持部(21、31)と第1の面(A1)に交わるとともに梱包箱40が有する又は前記梱包箱内に設けられる当接部材が有する第2の面(A2)と、の間に配置される第2の緩衝部(23、33)とを有し、第2の緩衝部(23、33)は、第2の面(A2)に略平行に延び、かつ第2の面(A2)と当接する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、家電機器やO/A機器などの破損しやすい精密機器を包装する梱包用緩衝体に関するものである。
従来、図7に示すような梱包技術が提唱されている。100は被梱包物であるビデオカメラ、200はシート状に樹脂材を成型して作成した上部緩衝材、210はビデオカメラを保持する上部保持部、220は上部方向からの衝撃を吸収する上部緩衝部、260は上部緩衝材200の当接面、300はシート状に樹脂材を成型して作成した下部緩衝材、310はビデオカメラ100を保持する下部保持部、320は下部方向からの衝撃を吸収する下部緩衝部、360は下部緩衝材300の当接面、400はビデオカメラ100を保持した上部緩衝材200及び下部緩衝材300を収納する梱包箱である。
ビデオカメラ100は上部緩衝材200及び下部緩衝材300に設けられた上部保持部210と下部保持部310との間に保持され、上部緩衝部220、当接面260の端部、下部緩衝部320、当接面360の端部が梱包箱400の内面と接して固定される。上下方向の衝撃は上部緩衝部220と下部緩衝部320のたわみで吸収し、横方向の衝撃は当接面260と当接面360のたわみで吸収する構造となっている(特許文献1参照)。
また、特許文献2には台形状に成形された上部及び下部緩衝材と補強板とを用いた梱包技術が記載されている。この梱包技術は、上部緩衝材に上部補強板を、下部緩衝材に下部補強板をそれぞれ設け、上部方向及び下部方向における衝撃・加重等から梱包物を保護する構造となっている。その他、電源ケーブルや取扱説明書等の付属品を収納する収納部を設け、梱包箱の外側から該収納部に該付属品を投入することができる窓部を梱包箱の側壁に形成している。
特開平11−79248号公報(段落0028、図1、3等) 特開2003−63569号公報(段落0045、0078、図1、12等)
しかしながら、上記特許文献1に記載の梱包材では、被梱包物を保持する凹形状の保持部からさらに縮径した凹部を設けて緩衝部としているが、過大な衝撃が加わった時には完全につぶれてしまって緩衝効果を発揮できない場合がある。耐衝撃性を向上させるには緩衝用の凹部の面積を大きくとる必要があるが、保持部底面より凹ます構造であるために保持部底面より大きくすることはできず、耐衝撃性の向上を図るには困難な構造となっている。
さらに、緩衝材の当接部は梱包箱の上下方向の略中央部の限られた範囲で当接しているため、梱包箱内で回転し易い構造となっている。よって、回転方向の加速度や振動が加えられた時には梱包箱内部で緩衝材ごと移動してしまい大きな衝撃及び振動を加えてしまう。
また、特許文献2に記載の梱包材は、補強材を備えることで衝撃・加重に対する補強を行っているが、部材点数が増えるとともに梱包時の作業手順が煩雑となり、コストアップの要因となる課題を有している。
さらに、補強板は緩衝材の中空凹部に入り込むように設けられるため、緩衝材を台形状に成形しなければならず、また、緩衝材の側面が補強板の厚み分外側に開いてしまう。よって、梱包箱内側面と緩衝材の側面との間に隙間が形成されるために緩衝材が梱包箱内で振動し、緩衝材の保護性能が損なわれ、梱包物が充分に保護されない可能性がある。
また、上記特許文献2では、機器本体の付属品等を梱包箱外側から窓部を介して投入する構造となっているが、該付属品を衝撃等から保護する構造ではないため、衝撃等に付属品が梱包箱内で移動(振動)し、該梱包箱内面に衝突し損傷してしまう問題を有している。
本発明は、高衝撃吸収性能を有し、かつ部品点数が少ない梱包用緩衝部材を提供することを目的とする。
また、梱包箱内に収納される被梱包物や緩衝部材の配置を効率よく行うことが可能な梱包用緩衝部材を提供することを目的とする。
本発明の梱包用緩衝部材は、被梱包物を保持する保持部と、保持部と梱包箱が有する又は梱包箱内に設けられる当接部材が有する第1の面と、の間に配置される第1の緩衝部と、保持部と第1の面に交わるとともに梱包箱が有する又は梱包箱内に設けられる当接部材が有する第2の面と、の間に配置される第2の緩衝部とを有する。そして、第2の緩衝部は、第2の面に略平行に延び、かつ第2の面に当接している。
また、本発明の梱包用緩衝部材は、上側と下側の表示を有する梱包箱に機器本体及びそのアクセサリーとともに収納されるとともに、機器本体を保持する保持部を備えた第1の緩衝部材と、第1の緩衝部材の下側にアクセサリーを収納する空間を形成する第2の緩衝部材とを有する。
本発明の梱包用緩衝部材は、第2の緩衝部が第2の面に略平行に延び、かつ第2の面に当接するため、該梱包用緩衝部材と梱包箱とが広い範囲で密着して当接することになる。よって、梱包用緩衝部材が外部からの衝撃・加重等により回転、移動(振動)することなく安定した高い衝撃吸収性能を提供することができる。
さらに、本発明の梱包用緩衝部材は、第2の緩衝部材により第1の緩衝部材の下方にアクセサリーを収納する空間が形成されるため、該アクセサリーを収納するための収納箱体やトレー等の部材を削減することができ、部品点数、コストの低減を図ることができる。
以下に本発明の実施例について説明する。
図1は本発明の梱包用緩衝部材を適用した梱包箱40との全体構成を表す斜視図、図2は該梱包用緩衝部材を梱包箱40に収納した際の断面図、図3は梱包用緩衝部材の上面図であり、この図1〜図3に基づいて説明する。
本実施例は、上部及び下部緩衝部材の2つの緩衝部材を用いて被梱包物である精密機器10を梱包する実施形態である。
図1において10は第1の被梱包物であるビデオカメラ等の精密機器、20は上部緩衝部材、21は第1の被梱包物を保持する上部保持部、22は上部保持部に配置され、上部方向からの衝撃を吸収する上部緩衝部(第1の緩衝部)である。
23は上部保持部21に配置される側部緩衝部(第2の緩衝部)、24は上部緩衝材20のコーナー凹部、25は上部緩衝部材20の側部緩衝部23に設けられる凹部、26は、後述する下部緩衝部材30に当接する上部当接面である。
27は上部当接面26形成された位置合わせ用突起部、28は上部当接面26上に形成された位置合わせ用凹部であり、後述する下部緩衝部材30との位置決めを行うものである。
ここで、上部緩衝部(第1の緩衝部)22は、梱包箱40に収納された際に、上部保持部21と梱包箱40の第1の面A1との間に位置するように設けられ、上部保持部21の当接面D1が第1の面A1と当接するように形成されている。また、側部緩衝部(第2の緩衝部)23は、上部保持部21と第1の面A1に交わる梱包箱40の第2の面A2との間に配置されている。そして、第2の緩衝部である側部緩衝部23は、第2の面A2に略平行に延び、かつ該第2の面A2に当接する(図2参照)。
さらに、側部緩衝部23は梱包箱40の該第2の面A2に当接する面C1と、該面C1より内側に配置され、該第2の面に当接しない面C2と、面C1と面C2との間に面C3とを有するように、凹凸形状の凹部25が形成されている。(図3参照)。
また、側部緩衝部23は、該側部緩衝部23の面C4(図1における側部緩衝部の上方端面)が、第1の面A1に当接するように、上部保持部21と上部緩衝部22の各々の高さ(深さ、d1、d2)に応じた同一高さ(d1+d2)に形成されている。
続いて、下部緩衝部材30について説明する。
この下部緩衝部材30は、上述の上部緩衝部材20と同様に、精密機器10を保持する下部保持部31、下部方向からの衝撃を吸収する下部緩衝部(第1の緩衝部)32、下部保持部31に設けられる側部緩衝部(第2の緩衝部)33、下部緩衝部材30のコーナー凹部34、下部緩衝部材30の側部緩衝部33に設けられる凹部35、上部当接面26と当接する下部当接面36が設けられている。
この下部当接面36上には、上部緩衝部材20に上部当接面26に形成された位置合わせ用突起部27と係合する位置合わせ用凹部37と、位置合わせ用凹部28に係合する位置合わせ用突起部38が形成されている。
また、下部緩衝部(第1の緩衝部)32は、梱包箱40に収納された際に、下部保持部31と梱包箱40の第1の面A1との間に位置するように配置され、下部保持部31の当接面D2が第1の面A1と当接する。また、側部緩衝部(第2の緩衝部)33は、下部保持部31と第1の面A1に交わる梱包箱40の第2の面A2との間に配置されている。そして、第2の緩衝部である側部緩衝部33は、第2の面A2に略平行に延び、該第2の面A2と当接するように配置される(図2参照)。
さらに、側部緩衝部33は梱包箱40の該第2の面A2に当接する面C11と、該面C11より内側に配置され、該第2の面に当接しない面C12と、面C11と面C12との間に面C13とを有するように、凹凸形状の凹部35が形成されている(不図示であるが、上部緩衝部材20と同様である)。
また、側部緩衝部33は、該側部緩衝部33の当接面C14(図1における側部緩衝部33の下方端面)が、第1の面A1に当接するように、下部保持部31と下部緩衝部32の各々の高さ(深さ、d3、d4)に応じた同一高さ(d3+d4)に形成されている。
40は精密機器10を保持した上部緩衝部材20及び下部緩衝部材30を収納する梱包箱、41は梱包箱40の稜部である。
このように構成される上部緩衝部材20及び下部緩衝部材30は、精密機器10を上部保持部21と下部保持部31とで保持するとともに、上部当接面26と下部当接面36とが当接し、突起部38と凹部28、突起部27と凹部37とが係合した状態で梱包箱40へ収納される。
梱包箱40に収納された上部緩衝部材20の側部緩衝部23は、上述のように第2の面A2に略平行に延びているため、該第2の面A2と密着した状態で当接し、同様に、下部緩衝部材30の側部緩衝部33は、該第2の面A2と密着した状態で当接する。
さらに、上部保持部21の当接面D1が梱包箱40の第1の面A1と当接するとともに、側部緩衝部23の当接面C4が当接し、また、下部保持部31の当接面D2が梱包箱40の第1の面A1と当接するとともに、側部緩衝部33の当接面C14が当接し、緩衝部材20及び下部緩衝部材30が梱包箱40内に固定される。
したがって、本実施例では、上部及び下部緩衝部材(20、30)の第2の緩衝部(23、33)が梱包箱40の第2の面A1に略平行に延びて、該第2の面に当接するため、上部及び下部緩衝部材と梱包箱とが広い範囲で当接する。よって、梱包用緩衝部材が外部からの衝撃・加重等により回転、移動(振動)することなく安定した高い衝撃吸収性能を提供することができる。
さらに、梱包箱40に衝撃が加えられた時には第1の緩衝部(21、31)と当接面(26、36)とが撓むことにより精密機器10に加わる衝撃を吸収させるが、過大な衝撃が加えられた時には第1の緩衝部(21、31)だけでは衝撃を吸収できなくなり緩衝部が完全に潰れて精密機器10に大きな衝撃をかけることがある。しかし、側部緩衝部(23、33)は面C1、面C2、面C3を有するように凹部(25、35)が形成されているため、当接面C4を平面視において立体的に配置することが可能となる。よって、該側部緩衝部(23、33)においても衝撃を受けるようにすることで十分な緩衝効果を発揮できるようなった。
また、上部緩衝部材20及び下部緩衝部材30において、梱包箱40の稜部41に位置する箇所に、コーナー凹部24、34を設けているため、梱包箱40の変形による影響を低減することができる。すなわち、該コーナー凹部24、34を形成することで、外部からの衝撃により梱包箱40の陵部41は凹んで変形しても、上部緩衝部材20及び下部緩衝部材30はその影響を受けず、緩衝機能が阻害されることない。
なお、例えば、押さえ部材や他の緩衝部材、仕切部材等が梱包箱40内に設けられて、上部緩衝部材20及び下部緩衝部材30が梱包箱40内面に直接に当接していない場合は、該押さえ部材等を上部緩衝部材20及び下部緩衝部材30に接する当接部材とし、上述の第1の面A1又は第2の面A2は、該当接部材が有する面として梱包用緩衝部材を構成することができる。
図4は本発明の梱包用緩衝部材を適用した梱包箱との全体構成を表す斜視図、図5は該梱包用緩衝部材を梱包箱へ収納した際の概観斜視図、図6は該梱包用緩衝部材を梱包箱に収納した際の断面図であり、この図4〜図6に基づいて説明する。
本実施例の梱包用緩衝部材は、上側と下側の表示を有する(梱包箱の上下方向において、各被梱包物の収納位置(方向)が予め決められている)梱包箱400へ該梱包用緩衝部材を収納する実施形態である。
図4において10は収納物である精密機器、30aは第1の緩衝部材である下部緩衝部材、31aはビデオカメラを保持する下部保持部、下部方向からの衝撃を吸収する下部緩衝部(第1の緩衝部)32a、下部保持部31aに配置される側部緩衝部(第2の緩衝部)33a、39下部緩衝材の上面部、400は精密機器10及び下部緩衝部材30aなどを収納する梱包箱、420は梱包箱の底部、430は精密機器10及び下部緩衝部材30aの上方への移動を抑制する押さえ板、440は上方の緩衝機能を持つ上部緩衝板、450は上面蓋である。
また、50は精密機器10を駆動するためのバッテリー、60はバッテリー50を充電させるための充電器、70は精密機器10の取扱説明書である。
8は梱包箱40aに収納される下部緩衝部材30a、バッテリー50や充電器60等のアクセサリーと書類等の取扱説明書70の被梱包物の位置を固定させるための仕切部材(第2の緩衝部材)、81はバッテリー50及び充電器60と下部緩衝部材30aの収納空間を区分けするACC仕切部、82は取扱説明書70と下部緩衝部材30aの収納空間を区分けする取説仕切部、83はバッテリー50及び充電器50の収納空間の高さを確保するためのACCスペーサー、84は取扱説明書70の収納空間を確保するための取説スペーサーである。
そして、本実施例の梱包用緩衝部材は、下部緩衝部材30aと仕切部材80とで構成され、この下部緩衝部材30a及び仕切部材80により、被梱包物である精密機器10及びアクセサリー、書類等の取扱説明書は、以下のように梱包箱400内に収納される。
まず、バッテリー50と充電器60は振動及び衝撃に強い製品であるため、緩衝部材を介することなく梱包箱400の底部42に収納し、その上部にACCスペーサー83が底部420に当接するように仕切部材80を配置することで上部からの力が直接加わることを防止する。
そして、ACC仕切部81の上面(A4)に下部緩衝部材30aを収納し、下部保持部31aに精密機器10を収納すると共に、下部緩衝部材30aの側部緩衝部33aに当接している取説仕切部82と梱包箱400との間に取説スペーサー84にて形成された空間へ取扱説明書70を収納する。
その後、梱包箱400の一部で形成された押さえ板430を下部緩衝部材30aの上面39にのせることで上方への移動を阻止させ、その上部を同じく梱包箱400の一部で形成された上部緩衝板440を重ね、上面蓋450を閉じることにより被梱包物の位置を正確に固定させて梱包を完了させる。
本実施例によれば、仕切部材80は、下部緩衝部材30aの下側及び側方に配置されて、アクセサリーを収納する第1の収納空間と、書類等の取扱説明書を収納する第2の収納空間とを形成する。よって、該アクセサリーを収納するための収納箱体やトレー等の部材を削減することができ、部品点数、コストの低減を図ることができる。
さらに、仕切部材80は、アクセサリー等の比較的衝撃に強い被梱包物を梱包箱400の下側に配設するための第1の収納空間を形成するため、被梱包物の配置を最適化することが可能となり、収納スペースの効率化が図れる。
また、下部緩衝部材30aの側方の第2の収納空間には、取扱説明書70を収納することが可能となり、上面蓋450を開け、上部緩衝板440と押さえ板430を開くだけで取扱説明書70を取り出すことができる。このため、製品出荷国にての標準言語に合わせた取扱説明書等の書類の交換作業が円滑に行われることになる。
また、第2の緩衝部材である仕切部材80のACC仕切部、ACCスペーサー83及び取説スペーサー84が梱包箱400内の第2の面(A2)に当接し、さらに、取説仕切部82及びACCスペーサー83が梱包箱400内の第1の面(A1)に当接しているため、アクセサリー(バッテリー50と充電器60等)は、ACC仕切部81とACCスペーサー83とに囲われて下部緩衝部材30a側から加えられる力が直接かかることがない。
さらに、梱包箱400を逆さまにしたり振動を加えたりした時にバッテリー50及び充電器60からACC仕切部81に加えられる力は取説仕切部82が梱包箱400の上面と当接していることで直接に梱包箱400に伝えられるため、下部緩衝部材30aに衝撃が加わることを回避している。
また、取扱説明書70と下部緩衝部材30aとの関係も同様に、下部緩衝部材30aから取扱説明書70側に加えられる力は、取説仕切部82と取説スペーサー84とにより梱包箱400に直接伝えられ、取扱説明書70側から下部緩衝部材30aに加えられる力は、取説仕切部82とACC仕切部81とを介して梱包箱400に直接に加わる。
なお、上述の実施例1の下部緩衝部材30を本実施例2に適用することも可能であり、本実施例の場合は、下部緩衝部材30aの下部緩衝部32aは、仕切部材80のACC仕切部81(面A4)に当接し、側部緩衝部33aは取説仕切部82(面A3)に当接している。したがって、上記実施例1における第1の面が面A4、第2の面が面A3に対応することになり、上記実施例1における梱包用緩衝部材の作用・効果を奏することが可能となる。
本発明に係る実施例1における全体構成を示す斜視図である。 本発明に係る実施例1における梱包用緩衝部材を梱包箱に収納した際の断面図である。 本発明に係る実施例1における梱包用緩衝部材の上面図である。 本発明に係る実施例2における全体構成を示す斜視図である。 本発明に係る実施例2における梱包用緩衝部材を梱包箱へ収納した際の概観斜視図である。 本発明に係る実施例2における梱包用緩衝部材を梱包箱に収納した際の断面図である。 従来例の緩衝部材に係る断面図である。
符号の説明
10 精密機器(被梱包物)
20 上部緩衝部材
21 上部保持部
22 上部緩衝部(第1の緩衝部)
23 側部緩衝部(第2の緩衝部)
40 梱包箱
A1 第1の面
A2 第2の面

Claims (8)

  1. 梱包箱に被梱包物とともに収納される梱包用緩衝部材であって、
    前記被梱包物を保持する保持部と、
    前記保持部と前記梱包箱が有する又は前記梱包箱内に設けられる当接部材が有する第1の面と、の間に配置される第1の緩衝部と、
    前記保持部と前記第1の面に交わるとともに前記梱包箱が有する又は前記梱包箱内に設けられる当接部材が有する第2の面と、の間に配置される第2の緩衝部とを有し、
    前記第2の緩衝部は、前記第2の面に略平行に延び、かつ前記第2の面に当接することを特徴とする梱包用緩衝部材。
  2. 前記第2の緩衝部は、前記第2の面に当接する面と、前記当接する面よりも内側に配置され、かつ前記第2の面に当接しない面とを有して、凹凸状に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の梱包用緩衝部材。
  3. 前記第1の緩衝部及び前記第2の緩衝部は、前記第1の面に当接することを特徴とする請求請1または2に記載の梱包用緩衝部材。
  4. 上側と下側の表示を有する梱包箱に機器本体及びそのアクセサリーとともに収納される梱包用緩衝部材であって、
    前記機器本体を保持する保持部を備えた第1の緩衝部材と、
    前記第1の緩衝部材の下側に前記アクセサリーを収納する空間を形成する第2の緩衝部材とを有することを特徴とする梱包用緩衝部材。
  5. 前記第1の緩衝部材は、前記保持部と前記梱包箱が有する又は前記第2の緩衝部材が有する第1の面と、の間に配置される第1の緩衝部と、
    前記保持部と前記第1の面に交わるとともに前記保持部と前記梱包箱が有する又は前記第2の緩衝部材が有する第2の面と、の間に配置される第2の緩衝部とを有することを特徴とする請求項4に記載の梱包用緩衝部材。
  6. 前記第2の緩衝部材は、前記第1の緩衝部材の側方に書類を収納する空間を形成することを特徴とする請求項4または5に記載の梱包用緩衝部材。
  7. 前記第2の緩衝部材は、前記第1の面に当接していることを特徴とする請求項5または6に記載の梱包用緩衝部材。
  8. 前記第2の緩衝部材は、前記第2の面に当接していることを特徴とする請求項5から7のいずれか1つに記載の梱包用緩衝部材。
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