JP2005247276A - 車両の挙動制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 路面状態が急激に変化するような状況において車両挙動を安定させることができる車両の挙動制御装置を提供する。
【解決手段】 挙動制御装置1は、車両Vの実ヨーレートYrを検出するヨーレートセンサ24と、検出された実ヨーレートYrが所定値Y以上の場合に、所定時間経過後に発生するヨーレートYfを実ヨーレートYrに基づいて予測するヨーレート予測部20Bと、車両の速度v及びホイールベースLに基づいて所定時間L/vを設定する所定時間設定部20Aと、予測ヨーレートYfを発生させるヨーモーメントを低減する目標ヨーモーメントMが、所定時間経過後に車両Vに付加されるように、電動モータ11FR〜11RLを制御するヨーモーメント付加装置とを備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、車両の挙動制御装置に関する。
従来から、車両が不安定状態となるか否かを予測して車両の挙動制御を実施する挙動制御装置が知られている(例えば下記特許文献1参照)。
特許文献1記載の挙動制御装置によれば、ステアリング舵角から算出される舵角ヨーレートとヨーレートセンサから得られるヨーレートとが比較され、この比較結果に応じて車両が不安定になるか否かの予測が行われる。車両が不安定になると予測された場合に、運転者による車両操作の変化量が所定値を超えたとき、すなわち、ステアリング舵角の変化量が所定値を超えるか、又はスロットル開度の変化量が所定値を超えたとき、制動力及び駆動力が調節されることにより車両の安定性が確保される。
特開平11−255094号公報(第3−5頁、第1図)
上記挙動制御装置では、路面状態の変化が考慮されていないので、例えば、路面の摩擦係数が急激に変化するような状況下では車両の安定性を確保することが困難である。
本発明は、上記問題点を解消する為になされたものであり、路面状態が急激に変化するような状況において車両挙動を安定させることができる車両の挙動制御装置を提供することを目的とする。
本発明に係る車両の挙動制御装置は、車両の実ヨーレートを検出するヨーレート検出手段と、所定時間経過後に発生するヨーレートを実ヨーレートに基づいて予測するヨーレート予測手段と、車両の速度に基づいて所定時間を設定する所定時間設定手段と、ヨーレート予測手段により予測されたヨーレートを発生させるヨーモーメントと逆向きのヨーモーメントを、所定時間経過後に、車両に付加するヨーモーメント付加手段とを備えることを特徴とする。
例えば、車両旋回中に路面摩擦係数の異なる路面に進入するとき等において、車両のヨーレートが大きく変化する場合がある。このような場合、本発明に係る車両の挙動制御装置によれば、車速に基づいて設定される所定時間の経過後に発生するヨーレートが実際に車両に発生したヨーレートである実ヨーレートに基づいて予測され、この予測ヨーレートを発生させるヨーモーメントと逆向きのヨーモーメントが所定時間経過後に付加される。車両に作用するヨーモーメントが低減されることにより、例えば前輪に続いて後輪が低摩擦路に進入した際のヨーレートの変化、すなわち車両挙動の変化を抑制することができる。
また、本発明に係る車両の挙動制御装置では、所定時間設定手段が、車両の速度及びホイールベースに基づいて所定時間を設定することが好ましい。このようにすれば、ホイールベースより前輪と後輪との間の距離がわかることから、前輪が低摩擦路などに進入し車両のヨーレートが増大した後、前輪に続いて後輪が低摩擦路などに進入する時間が正確に演算されるので、後輪が低摩擦路に進入した際に発生するヨーレートを低減することができる。
本発明に係る車両の挙動制御装置は、ヨーモーメント付加手段が、車両に設けられた複数の車輪それぞれに個別に駆動力を付加する駆動手段と、車輪それぞれに個別に制動力を付加する制動手段とを有し、ヨーレート予測手段により予測されたヨーレートを発生させるヨーモーメントと逆向きのヨーモーメントが車両に付加されるように、駆動手段及び制動手段の少なくともいずれか一方を制御することが好ましい。
この場合、駆動手段及び制動手段の少なくとも一方が制御され、車両に作用するヨーモーメントが低減されるように、車両に付加されるヨーモーメントが調節される。これにより、所定時間経過後におけるヨーレートの変化、すなわち車両挙動の変化を抑制することができる。
本発明に係る車両の挙動制御装置は、車両の走行状態を検出する走行状態検出手段を備え、走行状態検出手段により検出された車両の走行状態が旋回状態であると判断された場合、ヨーレート予測手段が、所定時間経過後に、実ヨーレートと逆方向のヨーレートが発生すると予測する。
このようにすれば、検出された実ヨーレートと同方向にヨーモーメントが付加されるので、車両旋回時に、実ヨーレートと逆方向に発生するヨーレートを増大させるヨーモーメントが低減される。これにより、車両旋回時における車両挙動変化を抑制することができる。
本発明に係る車両の挙動制御装置は、車両の走行状態を検出する走行状態検出手段を備え、走行状態検出手段により検出された車両の走行状態が直進状態であると判断された場合、ヨーレート予測手段が、所定時間経過後に、実ヨーレートと同方向のヨーレートが発生すると予測する。
このようにすれば、検出された実ヨーレートと逆方向にヨーモーメントが発生されるので、車両直進時に、実ヨーレートと同方向に発生するヨーレートを増大させるヨーモーメントが低減される。これにより、所定時間経過後におけるヨーレートの変化が抑制され、車両の直進状態を維持することができる。
本発明によれば、予測ヨーレートを発生させるヨーモーメントを低減するヨーモーメントを車両に付加する構成とすることにより、路面状態が急激に変化するような状況において車両挙動を安定させることが可能となる。
以下、図面を参照して本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。図中、同一又は相当部分には同一符号を用いることとする。
まず、図1及び図2を用いて、実施形態に係る車両の挙動制御装置1の構成について説明する。図1は、車両の挙動制御装置1を搭載した車両Vの主要な構成を示す図である。図2は、車両Vのブレーキシステムを示す図である。なお、本明細書においては、車両が直前進している際の前方方向を「前方」と定め、「前」「後」「左」「右」等の方向を表わす語を用いることとする。
車両Vには、車輪10FR,10FL,10RR,10RLが取り付けられている。ここで、車輪10FRは右前輪、車輪10FLは左前輪、車輪10RRは右後輪、車輪10RLは左後輪を示している。
各車輪10FR,10FL,10RR,10RLには、車輪の回転速度を検出する車輪速センサ12FR,12FL,12RR,12RLが取り付けられている。各車輪速センサ12FR〜12RLは、後述する電子制御装置(以下「モータECU」という)20に接続されている。
図2に示されるように、各車輪10FR,10FL,10RR,10RLにはブレーキディスク3が取り付けられている。各ブレーキディスク3に対して、ブレーキパッド4及びホイールシリンダ5を内蔵したブレーキキャリパ6が取り付けられている。各ホイールシリンダ5は、ブレーキ配管7を介してブレーキアクチュエータ8に接続されている。
ブレーキアクチュエータ8は、油圧ポンプや電磁バルブ等を有している。ブレーキ制動時には、ブレーキアクチュエータ8の油圧ポンプによってマスタシリンダ9内のブレーキオイルをブレーキ配管7を介してホイールシリンダ5に送出することで、ホイールシリンダ5内の油圧を上昇させて各車輪10FR〜10RLを制動させる。詳細には、ホイールシリンダ5内の油圧を上昇させることで、ブレーキパッド4がブレーキディスク3に押圧され、摩擦力によってブレーキディスク3と連結されている各車輪10FR〜10RLが制動される。
ブレーキアクチュエータ8は、電磁バルブの開閉によってホイールシリンダ5内の油圧を調節することにより、各車輪10FR〜10RLの制動力を個別に調節する。なお、本実施形態に用いられているブレーキシステムは、ディスクブレーキシステムであるが、ドラムブレーキシステム等でもよい。
ブレーキアクチュエータ8は、車輪10FR〜10RLに働く制動力を制御する電子制御装置(以下、ブレーキECUという)18に接続され、ブレーキアクチュエータ8が有している油圧ポンプや電磁バルブ等がブレーキECU18により駆動される。
図1に戻って説明を続ける。各車輪10FR,10FL,10RR,10RLのホイールの内側には、電動モータ11FR,11FL,11RR,11RLが組み込まれている。即ち、各電動モータ11FR〜11RLは、インホイールモータであり、車輪10FR〜10RLそれぞれを独立して駆動する。これらの電動モータ11FR〜11RLは駆動手段として機能する。
電動モータ11FR,11FL,11RR,11RLは、交流同期モータであり、インバータ13から出力される交流電力によって駆動される。また、電動モータ11FR〜11RLは、車輪10FR,10FL,10RR,10RLの回転を利用して発電(回生発電)することもできる。このとき、車輪10FR〜10RLの運動エネルギーが電気エネルギーに変換され、車輪10FR〜10RLには回生発電に基づく制動力が付加される。回生発電量は、運転者の要求制動力や高電圧バッテリ14の充電状態等に基づいてモータECU20によって調節される。
上述のとおり、車両Vは、電動モータ11FR〜11RLの回生制動による回生制動力を車輪10FR〜10RLに付加する回生制動装置と、ブレーキディスク3にブレーキパッド4を押圧することにより車輪10FR〜10RLに摩擦制動力を付加する摩擦制動装置とを搭載している。これらの回生制動装置及び摩擦制動装置は、制動手段として機能する。駆動手段として機能する電動モータ11FR〜11RL、及び、制動手段として機能する回生制動装置並びに摩擦制動装置を備えて、ヨーモーメントを車両Vに付加するヨーモーメント付加装置、即ちヨーモーメント付加手段が構成されている。
なお、制動力が付加される場合としては、回生制動力が付加される場合及び摩擦制動力が付加される場合の他、電動モータ11FR〜11RLへの電流供給を停止したときに、駆動系の摩擦抵抗により車輪10FR〜10RLを制動する方向に力が加えられる場合を含む。さらに、制動力が付加される場合には、駆動力を減少させる場合も含まれる。この場合、制動力の付加と駆動力の減少が等価とみなされる。
モータECU20とブレーキECU18とは通信回線19で接続されている。モータECU20とブレーキECU18とが通信回線19を介して相互にデータの交換を行うことにより、回生制動と摩擦制動との協調制御が行われる。
インバータ13は、モータECU20からの制御信号に基づいて、高電圧バッテリ14に蓄えられた電力を直流から三相交流に変換して電動モータ11FR,11FL,11RR,11RLに供給する。また、インバータ13は、電動モータ11FR〜11RLにより回生発電された電力を、交流から直流に変換して高電圧バッテリ14に蓄える。
インバータ13は、各電動モータ11FR,11FL,11RR,11RLとインバータ13とを接続する三相線16FR,16FL,16RR,16RLに流れる相電流を検出する電流センサ15FR,15FL,15RR,15RLを有している。電流センサ15FR〜15RLにより検出された相電流値から電動モータ11FR〜11RLに供給される実電流値が求められる。
ステアリング21にはロータリーエンコーダ等からなる操舵角センサ22が設けられている。この操舵角センサ22は、運転者が入力した操舵角度の方向と大きさに応じた信号を出力するものであり、本実施形態においては、走行状態検出手段として機能する。操舵角センサ22はモータECU20に接続されており、操舵角センサ22の出力信号はモータECU20に入力される。
車両Vには、実際に車両Vに発生したヨーレートである実ヨーレートを検出するヨーレートセンサ24が取り付けられている。ヨーレートセンサ24はモータECU20に接続されており、ヨーレートセンサ24の出力信号はモータECU20に入力される。
モータECU20には、車輪速センサ12FR,12FL,12RR,12RL、操舵角センサ22及びヨーレートセンサ24以外に、アクセルペダルの開度を検出するアクセル開度センサ23、車両Vの左右方向の加速度を検出する横加速度センサ25及び車両Vの前後方向の加速度を検出する前後加速度センサ26等が接続されている。
モータECU20は、上記各センサからの入力信号に基づいて各電動モータ11FR〜11RLの目標出力を設定すると共に、設定されたモータ出力が電動モータ11FR〜11RLから出力されるようインバータ13にスイッチング制御信号を出力するものである。
モータECU20は、その内部に、演算を行うマイクロプロセッサ、このマイクロプロセッサに各処理を実行させるためのプログラムを記憶するROM、演算結果などの各種データを記憶するRAM及び図示しない12Vバッテリによってその記憶内容が保持されるバックアップRAM等を有して構成されている。
そして、上記マイクロプロセッサ等により、モータECU20の内部には、車速とホイールベースとに基づいて後述する所定時間を設定する所定時間設定部20A、及び、所定時間経過後に発生するヨーレートを予測するヨーレート予測部20Bが構築されている。即ち、所定時間設定部20Aは所定時間設定手段として機能し、ヨーレート予測部20Bはヨーレート予測手段として機能する。
次に、図3及び図4を参照しながら挙動制御装置1の動作について説明する。図3は、挙動制御装置1による車両Vの挙動制御の処理手順を示すフローチャートである。図4は、挙動制御におけるヨーモーメント演算処理の処理手順を示すフローチャートである。本処理は所定時間毎に繰り返して実行される。なお、以下に説明する処理は、特に記載のない限り、モータECU20によって行われる。また、ヨーレート及びヨーモーメントについては、右方向を正とする。
ステップS100では、ヨーレートセンサ24により検出された車両Vの実ヨーレートYr、車輪速センサ12FR〜12RLにより検出された車輪速に基づいて算出された車速v及び操舵角センサ22により検出されたステアリング21の操舵角δが読み込まれる。
続くステップS102では、ステップS100で読み込まれた実ヨーレートYrが所定値Yより大きいか否かについての判断が行われる。ここで、実ヨーレートYrが所定値Yより大きい場合にはステップS104に処理が移行する。一方、実ヨーレートYrが所定値Y以下の場合には、一旦、本処理から抜ける。
ステップS104では、車両Vに付加する目標ヨーモーメントMの算出が行われる。ここで、ステップS104で行われる目標ヨーモーメントM算出処理について、図4を参照して説明する。
ステップS200では、ステップS100で読み込まれた操舵角δが所定値δより大きいか否かについての判断が行われる。ここで、操舵角δが所定値δより大きい場合には、車両Vが旋回状態であると判断されてステップS202に処理が移行する。一方、操舵角δが所定値δ以下の場合には、車両Vが直進状態であると判断されてステップS204に処理が移行する。
ステップS202では、旋回時における予測ヨーレートYfが次式により求められる。
Yf=−Yr ・・・(1)
ここで、予測ヨーレートYfは、所定値Yより大きい実ヨーレートYrが検出された後、後述する所定時間経過後に発生することが予測されるヨーレートである。式(1)に示されるように、車両旋回時には、検出された実ヨーレートYrと逆方向のヨーレートが発生すると予測される。その後、ステップS206に処理が移行する。
ステップS204では、直進時における予測ヨーレートYfが次式により求められる。
Yf=Yr ・・・(2)
式(2)に示されるように、車両直進時には、検出された実ヨーレートYrと同方向のヨーレートが発生すると予測される。
ステップS206では、ステップS202又はS204で求められた予測ヨーレートYfに基づいて、車両Vに付加する目標ヨーモーメントMが次式により算出される。目標ヨーモーメントMは、予測ヨーレートYfを発生させるヨーモーメントMfを低減するように定められる。
M=−I×(dYf/dt) ・・・(3)
ここで、Iは車両Vのヨー慣性モーメントである。
ステップS206において、目標ヨーモーメントMが算出された後、図3のステップS106に処理が移行する。
ステップS106では、車両VのホイールベースLを車速vで除算することにより、所定時間L/vが算出される。所定時間L/vは、所定値Yより大きい実ヨーレートYrが検出された後、予測ヨーレートYfが発生するまでの時間である。具体的には、前輪10FR,10FLが、例えば、路面のつなぎ目等の低μ路面を通過した後、後輪10RR,10RLがその低μ路面を通過するまでの時間である。
続くステップS108では、ステップS104で算出された目標ヨーモーメントMに基づいて、車両Vの前輪10FR,10FLそれぞれに付加される駆動力又は制動力(以下「駆動力/制動力」という)Fが求められる。駆動力/制動力Fは、演算式や予め設定されたマップ等により求められる。
演算式による場合には、次式(4),(5)により駆動力F+及び制動力F−が算出される。
F+=M/T ・・・(4)
F−=−M/T ・・・(5)
ここで、Tは左右輪の間隔である。
次に、マップを用いた駆動力/制動力Fの求め方について説明する。モータECU20のROMには、右前輪10FR及び左前輪10FLそれぞれについて、目標ヨーモーメントMと駆動力/制動力Fとの関係を定めたマップ(駆動力/制動力マップ)が記憶されており、目標ヨーモーメントMに基づいてこの駆動力/制動力マップが検索されることにより前輪10FR,10FLに付加される駆動力/制動力Fが求められる。
右前輪10FRの駆動力/制動力マップは、図5(a)に示されるように、目標ヨーモーメントMが零のときには、駆動力/制動力Fが零であり、目標ヨーモーメントMが正の方向に増大するに伴って制動力F−が増大し、目標ヨーモーメントMが負の方向に増大するに伴って駆動力F+が増大するように設定されている。
一方、左前輪10FLの駆動力/制動力マップは、図5(b)に示されるように、目標ヨーモーメントMが零のときには、駆動力/制動力Fが零であり、目標ヨーモーメントMが正の方向に増大するに伴って駆動力F+が増大し、目標ヨーモーメントMが負の方向に増大するに伴って制動力F−が増大するように設定されている。
このように右前輪10FR及び左前輪10FLに付加される駆動力/制動力Fが設定されることにより、所定の目標ヨーモーメントMに対して、右前輪10FRと左前輪10FLそれぞれには、大きさが等しく且つ逆向きの力が付加される。また、目標ヨーモーメントMが正の方向に増大するに伴って、右前輪10FRに付加される制動力がF増大すると共に、左前輪10FLに付加される駆動力F+が増大するので、右方向のヨーモーメントが増大する。一方、目標ヨーモーメントMが負の方向に増大するに伴って、右前輪10FRに付加される駆動力F+が増大すると共に、左前輪10FLに付加される制動力F−が増大するので、左方向のヨーモーメントが増大する。
ステップS110では、ステップS106で設定された所定時間経過後、前輪10FR,10FLに対して駆動力/制動力Fが付加され、車両Vに目標ヨーモーメントMが付加される。具体的には、まず、駆動力/制動力Fに基づいて、電動モータ11FR,11FLそれぞれに付加される電流の指令値が算出される。
電流指令値は、予め設定されたマップや演算式等により求められる。ここで、マップを用いた場合を例にして、右前輪10FRの電流指令値の求め方について説明する。なお、左前輪10FLの電流指令値の求め方は右前輪10FRの場合と同一であるので、ここでは説明を省略する。
モータECU20のROMには、駆動力/制動力Fと電流指令値との関係を定めたマップ(電流指令値マップ)が記憶されており、駆動力/制動力Fに基づいてこの電流指令値マップが検索されることにより前輪10FR,10FLに付加される電流指令値が求められる。
右前輪10FRの電流指令値マップは、図6に示されるように、駆動力/制動力Fが零のときには、電流指令値が零であり、駆動力F+が増大するに伴って電流指令値が増大し、制動力F−が増大するに伴って電流指令値が減少するように設定されている。
次に、車両Vの走行状態に基づいて算出され、電動モータ11FR,11FLそれぞれに供給される目標電流値に対して、目標ヨーモーメントMを発生するための電流指令値が加算され、目標電流値が増減されることにより、前輪10FR,10FLに付加される駆動力/制動力Fが調節される。このように右前輪10FR及び左前輪10FLの駆動力/制動力Fが調節されることにより、車両Vに目標ヨーモーメントMが付加される。なお、目標電流値から電流指令値を減算した結果が正の値であるときには、目標電流値が減少されることにより駆動力が減少、即ち制動力が付加される。また、目標電流値から電流指令値を減算した値が負になる場合には、回生制動及び摩擦制動により前輪10FR,10FLに制動力が付加される。
次に、例えば路面のつなぎ目等の路面摩擦係数が部分的に急激に変化する箇所を、車両Vが旋回中に通過した場合における、車両Vの実ヨーレートYr、目標ヨーモーメントM及び前輪10FR,10FLに付加される駆動力/制動力Fの状態について図7を参照して説明する。図7は、(a)ヨーレート(b)目標ヨーモーメント(c)前輪付加トルクの変化を示すタイミングチャートである。
車両旋回時に路面摩擦係数が急激に変化する箇所を前輪10FR,10FLが通過することにより、例えば、図7(a)に実線で示される実ヨーレートYrが車両Vに発生した場合、図7(a)に点線で示される予測ヨーレートYfが求められる。上述のとおり、車両旋回時には、予測ヨーレートYfは実ヨーレートYrと逆方向に発生すると予測される。
続いて、図7(b)に点線で示される、予測ヨーレートYfを発生させるヨーモーメントMfが算出される。そして、図7(b)に実線で示される、ヨーモーメントMfを低減する目標ヨーモーメントMが求められる。目標ヨーモーメントMは、ヨーモーメントMfと大きさが等しく、方向が逆のヨーモーメントである。
目標ヨーモーメントMに基づいて、前輪10FR,10FLに付加される駆動力/制動力Fが求められる。所定時間経過後に、電動モータ11FR,11FLに供給される電流値が調節され、図7(c)に示されるように、右前輪10FRに制動力F−が付加されると共に、左前輪10FLに駆動力F+が付加される。これにより、車両Vには、右方向すなわちヨーモーメントMfと逆の方向にヨーモーメントが発生する。
このようにして、所定時間経過後、即ち、後輪10RR,10RLが路面摩擦係数が急激に変化する箇所を通過するとき、予測ヨーレートYfを発生させるヨーモーメントMfが低減され、車両Vの挙動変化が抑制される。
次に、例えば路面のつなぎ目等の路面摩擦係数が部分的に急激に変化する箇所を、車両Vが直進中に通過した場合における、車両Vの実ヨーレートYr、目標ヨーモーメントM及び前輪10FR,10FLに付加される駆動力/制動力Fの状態について図8を参照して説明する。図8は、(a)ヨーレート(b)目標ヨーモーメント(c)前輪付加トルクの変化を示すタイミングチャートである。
車両直進時に路面摩擦係数が急激に変化する箇所を前輪10FR,10FLが通過することにより、例えば、図8(a)に実線で示される実ヨーレートYrが車両Vに発生した場合、図8(a)に点線で示される予測ヨーレートYfが求められる。上述のとおり、車両直進時には、予測ヨーレートYfは実ヨーレートYrと同方向に発生すると予測される。
続いて、図8(b)に点線で示される、予測ヨーレートYfを発生させるヨーモーメントMfが算出される。そして、図8(b)に実線で示される、ヨーモーメントMfを低減する目標ヨーモーメントMが求められる。目標ヨーモーメントMは、ヨーモーメントMfと大きさが等しく、方向が逆のヨーモーメントである。
目標ヨーモーメントMに基づいて、前輪10FR,10FLに付加される駆動力/制動力Fが求められる。所定時間経過後に、電動モータ11FR,11FLに供給される電流値が調節され、図8(c)に示されるように、右前輪10FRに駆動力F+が付加されると共に、左前輪10FLに制動力F−が付加される。これにより、車両Vには、左方向すなわちヨーモーメントMfと逆の方向にヨーモーメントが発生する。
このようにして、所定時間経過後、即ち、後輪10RR,10RLが路面摩擦係数が急激に変化する箇所を通過するとき、予測ヨーレートYfを発生させるヨーモーメントMfが低減され、車両Vの挙動変化が抑制される。
本実施形態によれば、車両Vが、例えば路面のつなぎ目等の低μ路面を通過する場合、後輪10RR,10RLが低μ路面を通過するときに発生することが予測される予測ヨーレートYf、及び、前輪10FR,10FLが低μ路面を通過した後、後輪10RR,10RLが通過するまでの所定時間L/vが求められる。そして、後輪10RR,10RLが低μ路面を通過するとき、即ち所定時間L/v経過後に、前輪10FR,10FLそれぞれに駆動力F+又は制動力F−が付加される。駆動力F+又は制動力F−が付加されることにより発生するヨーモーメントによって、予測ヨーレートYfを発生させるヨーモーメントMfが低減される。そのため、後輪10RR,10RLが低μ路面を通過する際の車両挙動変化を抑制することができ、車両安定性を向上させることが可能となる。
以上、本発明の実施の形態について詳細に説明したが、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく種々の変形が可能である。本実施形態では、実ヨーレートYrが所定値Yより大きい場合に、予測ヨーレートYfを発生させるヨーモーメントMfと逆向きにヨーモーメントを付加しているが、他の条件に基づいてヨーモーメントを付加してもよい。例えば、実ヨーレートYrの変化が所定値よりも大きくなった場合に、ヨーモーメントMfと逆向きにヨーモーメントを付加してもよい。また、常にヨーモーメントMfと逆向きにヨーモーメントを付加してもよい。
また、本実施形態では、予測ヨーレートYfを発生させるヨーモーメントMfと同じ大きさのヨーモーメントをヨーモーメントMfと逆向きに付加しているが、ヨーモーメントMfを低減させることができるヨーモーメントであれば、いかなる大きさのヨーモーメントを付加してもよい。例えば、ヨーモーメントMfよりも小さいヨーモーメントをヨーモーメントMfと逆向きに付加してもよい。
さらに、本実施形態では、駆動手段として機能する電動モータ11FR〜11RL、及び、制動手段として機能する回生制動装置並びに摩擦制動装置を用いて、車両Vに付加するヨーモーメントを制御しているが、駆動力又は制動力によりヨーモーメントを制御できればいかなる手段でもよい。例えば、駆動手段又は制動手段のいずれか一方でヨーモーメントを制御してもよい。
本実施形態では、車輪10FR〜10RLそれぞれを独立して駆動するインホイールモータ11FR〜11RLを用いたが、車輪10FR〜10RLそれぞれを独立して駆動することができるような構成であればインホイールモータでなくてもよい。例えば、電動モータを車体側に取り付け、電動モータと車輪とをドライブシャフト等により結合させた構成としてもよい。
実施形態に係る車両の挙動制御装置を搭載した車両の主要な構成を示す図である。 実施形態に係る車両の挙動制御装置を搭載した車両のブレーキシステムを示す図である。 実施形態に係る車両の挙動制御装置による挙動制御の処理手順を示すフローチャートである。 挙動制御におけるヨーモーメント演算処理の処理手順を示すフローチャートである。 (a)右前輪及び(b)左前輪の目標ヨーモーメントと付加される駆動力/制動力との関係を示す図である。 付加される駆動力/制動力と電流指令値との関係を示す図である。 車両旋回時の(a)ヨーレート(b)目標ヨーモーメント(c)前輪付加トルクの変化の一例を示すタイミングチャートである。 車両直進時の(a)ヨーレート(b)目標ヨーモーメント(c)前輪付加トルクの変化の一例を示すタイミングチャートである。
符号の説明
1…挙動制御装置、3…ブレーキディスク、4…ブレーキパッド、5…ホイールシリンダ、6…ブレーキキャリパ、7…ブレーキ配管、8…ブレーキアクチュエータ、9…マスタシリンダ、10FR,10FL,10RR,10RL…車輪、11FR,11FL,11RR,11RL…電動モータ、12FR,12FL,12RR,12RL…車輪速センサ、13…インバータ、14…高電圧バッテリ、15FR,15FL,15RR,15RL…電流センサ、18…ブレーキECU、20…モータECU、20A…所定時間設定部、20B…ヨーレート予測部、21…ステアリング、22…操舵角センサ、23…アクセル開度センサ、24…ヨーレートセンサ、25…横加速度センサ、26…前後加速度センサ、V…車両。

Claims (5)

  1. 車両の実ヨーレートを検出するヨーレート検出手段と、
    所定時間経過後に発生するヨーレートを前記実ヨーレートに基づいて予測するヨーレート予測手段と、
    前記車両の速度に基づいて前記所定時間を設定する所定時間設定手段と、
    前記ヨーレート予測手段により予測されたヨーレートを発生させるヨーモーメントと逆向きのヨーモーメントを、前記所定時間経過後に、前記車両に対して付加するヨーモーメント付加手段と、を備えることを特徴とする車両の挙動制御装置。
  2. 前記所定時間設定手段は、前記車両の速度及びホイールベースに基づいて前記所定時間を設定することを特徴とする請求項1に記載の車両の挙動制御装置。
  3. 前記ヨーモーメント付加手段は、
    前記車両に設けられた複数の車輪それぞれに個別に駆動力を付加する駆動手段と、
    前記車輪それぞれに個別に制動力を付加する制動手段と、を有し、
    前記ヨーレート予測手段により予測されたヨーレートを発生させるヨーモーメントと逆向きのヨーモーメントが前記車両に付加されるように、前記駆動手段及び制動手段の少なくともいずれか一方を制御することを特徴とする請求項1又は2に記載の車両の挙動制御装置。
  4. 前記車両の走行状態を検出する走行状態検出手段を備え、
    前記ヨーレート予測手段は、前記走行状態検出手段により検出された前記車両の走行状態が旋回状態であると判断された場合、前記所定時間経過後に、前記実ヨーレートと逆方向のヨーレートが発生すると予測することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の車両の挙動制御装置。
  5. 前記車両の走行状態を検出する走行状態検出手段を備え、
    前記ヨーレート予測手段は、前記走行状態検出手段により検出された前記車両の走行状態が直進状態であると判断された場合、前記所定時間経過後に、前記実ヨーレートと同方向のヨーレートが発生すると予測することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の車両の挙動制御装置。
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