JP2005247190A - 停止信号送信装置および走行停止装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 車両進入禁止エリア等への車両の侵入を防止したり、車両搭載装置内で車両を所定の位置で停止させたりするための停止信号送信装置および走行停止装置を提供する。
【解決手段】 走行停止装置本体8は、車体側アンテナ32が接続する入力インタフェース81と、入力インタフェース81から入力した停止信号を判定する停止信号判定部82と、停止信号判定部82の判定結果に基づき減速制御指令を生成する減速制御指令生成部83と、停止信号判定部82の判定結果に基づき変速段制御指令を生成する変速制御指令生成部84と、停止信号判定部82の判定結果に基づき制動制御指令を生成する制動制御指令生成部85と、エンジンECU51や変速ECU61、VSA71に各制御指令を出力する出力インタフェース86とから構成されている。
【選択図】 図3

Description

本発明は、車両積載装置内等で車両を所定の位置で停止させるための停止信号送信装置および走行停止装置に関する。
車両運搬車や立体駐車場のパレット、整備工場のリフト等に自動車を乗り入れる場合、運転者は、車体の前後方向でスペースに余裕の無いこと等が多いため、車体先端や車輪中心が規定の位置に一致した瞬間に自動車を停車させる必要がある。ところが、この作業は、ミラーやマーキングを目視しながら行っても困難であり、一度の停車操作で完了させられないことや、車体先端を荷台等の障害物に衝突させてしまうことがあった。そこで、車両運搬車の荷台に超音波センサや警報ランプ、警音器を設置し、荷台に乗り入れた車両の適正位置からのずれを超音波センサにより検出した場合、このずれを警報ランプの点灯や警音器の吹鳴によって運転者に認識させる警報装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。また、障害物との間隔を検出するセンサを車両に設置し、このセンサの検出結果に基づいて制動装置を自動的に制御する駐車支援装置が提案されている(特許文献2参照)。
特開2003−165380号公報(段落0009,0010、図1) 特開平7−165037号公報(段落0012,0013、図1)
しかしながら、特許文献1に記載された警報装置は、警報ランプや警音器により運転者にずれを認識させるものであるため、運転者の運転技能が未熟であったり、注意力が欠けていたりした場合には、荷台への衝突等が起きてしまう虞があった。また、特許文献2に記載された駐車支援装置は、障害物との間隔に基づいて自動的な制動を行うものであるため、障害物の無い立体駐車場のパレットや整備工場のリフトへの乗り入れ時には機能しない欠点があった。
本発明は、このような技術的背景に鑑みてなされたもので、車両積載装置内等で車両を所定の位置で停止させるための停止信号送信装置および走行停止装置を提供することを目的とする。
請求項1の発明に係る停止信号送信装置は、車外から車両に停止信号を送信することによって当該車両の走行を停止させる走行停止システムの停止信号送信装置であって、前記車両の車輪に装着されたタイヤ空気圧監視システムの空気圧センサユニットから送信されてくる電波信号に基づき前記車両の位置を判定する位置判定手段と、この位置判定手段の判定結果に基づき前記停止信号を生成する停止信号生成手段と、前記空気圧センサユニットを介して前記停止信号を送信する送信手段とを備えたことを特徴とする。
請求項1の停止信号送信装置は、例えば、空気圧センサユニットからの電波信号を受信する4つのアンテナを備え、位置判定手段がこれら4つのアンテナによって車両積載装置内での所定位置への車両の進行を検知した場合、停止信号生成手段が電波信号の受信状況に応じて停止信号を生成し、送信手段が空気圧センサユニットに向けて制動を行わせる停止信号を送信する。
請求項2の発明に係る停止信号送信装置は、請求項1に記載の停止信号送信装置において、前記停止信号生成手段は、前記位置判定手段が前記車両の所定位置への進行を判定した場合、当該車両に制動を行わせる停止信号を生成することを特徴とする。
請求項2の停止信号送信装置は、例えば、位置判定手段が4つのアンテナの全てが空気圧センサユニットからの電波信号を受信したことをもって車両の所定位置への進行を判定した場合、停止信号生成手段は車両を制動させる停止信号を生成する。
請求項3の発明に係る走行停止装置は、車外から車両に停止信号を送信することによって当該車両の走行を停止させる走行停止システムの走行停止装置であって、車輪に装着された空気圧センサユニットから送信されてくる電波信号に基づき、当該車輪に装着されたタイヤの空気圧を判定するタイヤ空気圧監視システムを有する車両に備えられ、前記空気圧センサユニットを介して前記停止信号を受信する受信手段と、当該受信手段が停止信号を受信した場合に当該車両の制動関連装置と駆動関連装置との少なくとも一方に走行停止指令を出力する走行停止指令出力手段とを備えたことを特徴とする。
請求項3の走行停止装置は、例えば、車両が車両積載装置に進入することにより受信手段が停止信号を受信すると、その停止信号の種類に応じて走行停止指令出力手段が制動関連装置と駆動関連装置とのいずれかに対して走行停止指令を出力する。
請求項1の停止信号送信装置によれば、運転者の意思に拘わらず、例えば車両積載装置内の所定の位置に進行した車両を停止させることができる。そして、空気圧センサユニットは、車両の運転時に常に電波を待ち受ける状態となっているため、車両側に新たな受信装置を設ける必要がなくなる。また、空気圧センサユニットが車両の四隅に近い4本の車輪に装着されているため、例えば4つのアンテナを用いて各車輪の空気圧センサユニットからの電波信号を検出することにより、位置判定手段が車両の位置を比較的正確に判定し、停止信号生成手段がその判定結果に基づいて適切な停止信号を生成することができる。また、請求項2の停止信号送信装置によれば、運転者の意思に拘わらず、車両を例えば車両積載装置内の所定の位置で停止させることができる。また、請求項3の走行停止装置によれば、運転者の意思に拘わらず、例えば車両積載装置内の所定の位置で車両を停止させることができるとともに、タイヤ空気圧監視装置が一般に装備されるようになれば、専用の信号受信手段を車両に設ける必要がなくなる。また、停止信号に基づき制動力を漸増させることで車両を滑らかに制動させることができ、エンジン出力を低く抑えることで特定エリア内で車両を徐行させることができる。更に、自動変速機の変速段を2速段ホールドとして車両を徐行させたり、パーキングレンジに切り換えることによりサービスブレーキにより停車した車両の動き出しを完全に防止したりすることができる。
以下、本発明に係る停止信号送信装置と走行停止装置との実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。
≪実施形態≫
実施形態は、本発明を車両運搬車への車両の積み込みに適用したものであり、車両運搬車の荷台に4つのアンテナと停止信号送信装置本体とを設置する一方、車両に停止信号に基づいてエンジンやトランスミッション、ブレーキの制御装置にそれぞれ走行停止指令を出力する走行停止装置を搭載する構成を採っている。
図1は実施形態に係る車両の装置構成を示す平面図であり、図2は空気圧センサの回路構成図であり、図3は走行停止装置本体の構成を示すブロック図であり、図4および図5は実施形態に係る車両運搬車を示す概略図であり、図6は停止信号送信装置本体の構成を示すブロック図である。
<車両の装置構成>
まず、図1を参照して、車両の装置構成について説明する。説明にあたり、4本のホイールやそれらに対応して配置された部材、すなわち、タイヤ、空気圧センサユニット等については、それぞれ数字の符号に前後左右を示す添字を付して、例えば、ホイール2fl(左前)、ホイール2fr(右前)、ホイール2rl(左後)、ホイール2rr(右後)と記すとともに、総称する場合には、例えば、ホイール2と記す。一方、車両の左右にそれぞれ設置されたドアミラー装置等ついては、数字の符号に左右を示す添字を付して、例えば、ドアミラー11L(左)、ドアミラー11R(右)と記すとともに、総称する場合には、例えば、ドアミラー11と記す。
図1に示すように、車両(本実施形態では乗用車)1はタイヤ21が装着された4本のホイール2を備えており、各ホイール2には、タイヤ空気圧およびタイヤ内温度を測定するタイヤ空気圧監視システムの空気圧センサユニット31と、油圧ディスクブレーキ(サービスブレーキ:以下、単にブレーキと記す)22とが内装されている。また、車両1には、左右のドアミラー11内にそれぞれタイヤ空気圧監視システムの車体側アンテナ32が設置され、車室内にメインECU(Electronic Control Unit)4の他、ドライブバイワイヤ式のエンジン5、エンジン5を制御するエンジンECU51、エンジン5に連結された電子制御式オートマチックトランスミッション(自動変速機:以下、単にトランスミッションと記す)6と、トランスミッション6を制御する変速ECU61と、ブレーキ22に作動油圧を供給する油圧ユニット7と、油圧ユニット7を制御するESC(Electronic Stability Control System: 車両姿勢維持装置システム)71とが設置されている。尚、ESC71は、アンチロックブレーキやトラクションコントロールシステム等の機能を有する装置であり、各ホイール2に設置された車輪速センサ(図示せず)等の検出値に基づき、エンジンECU51や油圧ユニット7に制御信号を出力する。
メインECU4を始めとして、エンジンECU51や変速ECU61、ESC71は、マイクロコンピュータやROM、RAM、周辺回路、入出力インタフェース、各種ドライバ等から構成されている。メインECU4は、通信回線(本実施形態では、CAN(Controller Area Network))を介して、車体側アンテナ32やエンジンECU51、変速ECU61、ESC71と接続されている。
図2に示すように、空気圧センサユニット31は、CPU(Central Processing Unit)31aと、タイヤ空気圧に応じた出力を生成する圧力センサ31bと、タイヤ内温度に応じた出力を生成する温度センサ31cとを備えている。圧力センサ31bおよび温度センサ31cの出力は、A/D(Analog/Digital)変換回路(図示せず)を介してデジタル値に変換され、CPU31aに入力される。
空気圧センサユニット31には電源(リチウム電池等)31dが内装されており、この電源31dがCPU31a等の作動源として機能する。また、空気圧センサユニット31は送受信機能を有するセンサ側アンテナ31eを備えており、このセンサ側アンテナ31eを介して、車体側アンテナ32(図1参照)から送信された起動信号および制御信号を受信する一方、圧力センサ31bおよび温度センサ31cの検出結果(圧力情報および温度情報)を車体側アンテナ32(図1参照)に送信する。
各空気圧センサユニット31のセンサ側アンテナ31eからは、例えば、315MHzのPCM(Pulse Code Modulation)デジタル電波信号が車両1の運転時に常時送信される。本実施形態の場合、このデジタル電波信号は、後記の停止信号送信装置本体110により位置信号Sとして認識される。尚、図示は省略するが、電源31dとCPU31aとの間の電源回路には電圧センサが設けられ、電源31dの出力電圧に応じた信号を出力する。電圧センサの出力もA/D変換され、CPU31aに入力される。
<走行停止装置本体の構成>
次に、図3を参照して、メインECU4(図1参照)に内装された走行停止装置本体8の構成について説明する。
走行停止装置本体8は、車体側アンテナ32が接続する入力インタフェース81と、入力インタフェース81から入力した停止信号を判定する停止信号判定部82と、停止信号判定部82の判定結果に基づき減速制御指令を生成する減速制御指令生成部83と、停止信号判定部82の判定結果に基づき変速段制御指令を生成する変速制御指令生成部84と、停止信号判定部82の判定結果に基づき制動制御指令を生成する制動制御指令生成部85と、エンジンECU51や変速ECU61、ESC71に各制御指令を出力する出力インタフェース86とから構成されている。
<車両運搬車の装置構成>
次に、図4,図5を参照して、本実施形態に係る車両運搬車の構成について説明する。
図4,図5に示すように、車両運搬車9は、後退時に後端部が接地するスライド式の荷台91と、荷台91の後端に揺動自在に取り付けられたテールゲート兼用の道板92とを備えている。荷台91には、積載する車両1の各ホイール2に対応する位置にそれぞれアンテナ100が設置されるとともに、前端に停止信号送信装置本体110が設置されている。
停止信号送信装置本体110は、各アンテナ100と図示しない電線で接続されるとともに、図示しない車載バッテリから供給された電力により作動する。アンテナ100は、例えば、315MHzのPCMデジタル送受信機能を有しており、空気圧センサユニット31からの位置信号Sを受信するとともに、空気圧センサユニット31に対して停止信号を送信する。本実施形態の場合、前後のアンテナ100は、標準的な乗用車のホイールベースに応じた間隔で設置されており、ホイール2が所定の距離(例えば、数10cm)に接近した時点で空気圧センサユニット31からの位置信号Sを受信する。
<停止信号送信装置本体の構成>
図6に示すように、停止信号送信装置本体110は、アンテナ100からの位置信号(電波信号)Sの入力に供される入力インタフェース111と、入力インタフェース111から入力した位置信号Sに基づき車両の位置を判定する車両位置判定部112と、車両位置判定部112の判定に基づき停止信号を生成する停止信号生成部113と、停止信号生成部113が生成した停止信号の出力に供される出力インタフェース114とからなっている。
<実施形態の作用>
図4に示すように、車両1が、道板92から車両運搬車9の荷台91に乗り入れ、車両1の前側のホイール2fl,2fr(図1参照)が荷台91に設置された後部のアンテナ100rl,100rrに接近すると、空気圧センサユニット31fl,2frから送信された位置信号Sfl,Sfrがアンテナ100rl,100rrにより受信される。
図6に示すように、受信された位置信号Sfl,Sfrは、入力インタフェース111を介して停止信号送信装置本体110の車両位置判定部112に入力される。車両位置判定部112は、位置信号Sfl,Sfrが後部のアンテナ100rl,100frにより受信された場合、車両1が荷台91に進入してきたと判定し、その判定結果を停止信号生成部113に伝達する。尚、車両位置判定部112は、2つの位置信号Sfl,Sfrが入力してきたことをもって、この判定を行うようにしてもよい。
停止信号生成部113は、車両1が荷台91に進入してきた旨の判定を車両位置判定部112から伝達されると、停止信号として減速要請信号Sbを生成する。生成された減速要請信号Sbは、出力インタフェース114を介して、アンテナ100から送信される。
アンテナ100から送信された減速要請信号Sbは、車両1の前側のホイール2fl,2frに装着された空気圧センサユニット31(図1参照)のセンサ側アンテナ31e(図2参照)により受信される。
図3に示すように、センサ側アンテナ31eに受信された減速要請信号Sbは、車体側アンテナ32および入力インタフェース81を介して、走行停止装置本体8の停止信号判定部82に入力される。停止信号判定部82は、入力された停止信号が減速要請信号Sbであるとの判定を行った後、減速制御指令生成部83と変速制御指令生成部84とに減速要請信号Sbを出力する。
減速制御指令生成部83は、減速要請信号Sbが入力されると、出力インタフェース86を介して、スロットル開度の上限設定等によるエンジン出力制限を行わせる出力制限指令をエンジンECU51に出力する。また、変速制御指令生成部84は、減速要請信号Sbが入力されると、出力インタフェース86を介して、変速段を低速段ホールド(例えば、2速ホールド)とする変速制限指令を変速ECU61に出力する。
これにより、例えば、車両1が比較的高い速度で車両運搬車9に進入してきた場合であっても、エンジン5の出力が減じられると同時に、トランスミッション6の変速比(すなわち、エンジン5の回転速度に対する駆動輪の回転速度)が低下し、運転者が加速操作を行った場合にも、車両1は荷台91上で微速(例えば、2km/h)で走行するようになる。
一方、図5に示すように、車両1が荷台91上を進行し、車両1の前側のホイール2fl,2frが荷台91に設置された前部のアンテナ100fl,100frに接近すると、空気圧センサユニット31fl,31frから送信された位置信号Sfl,Sfrが前部のアンテナ100fl,100frにより受信される。また、車両1の後側のホイール2rl,2rrが荷台91に設置された後部のアンテナ100rl,100rrに接近すると、空気圧センサユニット31rl,31rrから送信された位置信号Srl,Srrが後部のアンテナ100rl,100rrにより受信される。
図6に示すように、受信された位置信号Sfl,Sfr,Srl,Srrは、入力インタフェース111を介して停止信号送信装置本体110の車両位置判定部112に入力される。車両位置判定部112は、各位置信号Sfl,Sfr,Srl,Srrが対応する各アンテナ100rl,100fr,100rl,100rrにより受信された場合、車両1が荷台91上で制動開始位置(所定位置)まで進行してきたと判定し、その判定結果を停止信号生成部113に伝達する。尚、車両位置判定部112は、4つの位置信号Sfl,Sfr,Srl,Srrが入力してきたことをもって、この判定を行うようにしてもよい。
停止信号生成部113は、車両1が荷台91上で制動開始位置まで進行してきた旨の判定を車両位置判定部112から伝達されると、停止信号として停止要請信号Ssを生成する。生成された停止要請信号Ssは、出力インタフェース114を介して、アンテナ100から送信される。
アンテナ100から送信された停止要請信号Ssは、車両1の各ホイール2に装着された空気圧センサユニット31(図1参照)のセンサ側アンテナ31e(図2参照)により受信される。
センサ側アンテナ31eに受信された停止要請信号Ssは、図3に示すように、車体側アンテナ32および入力インタフェース81を介して、走行停止装置本体8の停止信号判定部82に入力される。停止信号判定部82は、入力された停止信号が停止要請信号Ssであるとの判定を行った後、制動制御指令生成部85に停止要請信号Ssを出力する。
制動制御指令生成部85は、停止要請信号Ssが入力されると、出力インタフェース86を介して、制動を行わせる制動制御指令をESC71に出力する。これにより、車両1は、ブレーキ22(図1参照)により制動され、所定の制動距離(例えば、30cm)を走行した後に停車する。しかる後、車両1の運転者は、図示しないイグニッションキーをOFF操作してエンジン5を停止させ、トランスミッション6をパーキングポジションとした後、図示しないパーキングブレーキを掛けて車外に出る。
このように、本実施形態では、車両1の各ホイール2に装着された空気圧センサユニット31から発信される位置信号Sを4つのアンテナ100で受信し、その受信結果に基づいて車両1の位置を判定した後、空気圧センサユニット31を介して車両1の走行停止装置本体8に停止信号を送信して徐行や制動を行わせるようにしたため、車両運搬車9の荷台91上の最適な位置で車両1を停止させることができるようになった。
≪変形例≫
変形例は、本発明を立体駐車場における走行停止に適用したものであり、立体駐車場のゴンドラに4つのアンテナと停止信号送信装置本体とを設置する一方、車両に停止信号に基づいてエンジンやトランスミッション、ブレーキの制御装置にそれぞれ走行停止指令を出力する走行停止装置を搭載する構成を採っている。尚、変形例では、車両および走行停止装置の装置構成が前記の実施形態と同一であるため、これらの説明を省略する。
<立体駐車場の装置構成>
図7を参照して、変形例での立体駐車場の装置構成について説明する。
図7は変形例に係る立体駐車場のゴンドラ(車両積載装置)を示す概略図である。同図に示すように、立体駐車場120のゴンドラ126は、車両1を積載するパレット121と、パレット121を吊り下げる前後一対の吊下フレーム122,123と、両吊下フレーム122,123に前後端が固着された左右一対のガードレール124,125とを主要構成部材としている。図5中、符号127は出入路を示し、符号128は確認用ミラーを示している。
両ガードレール124,125には、積載する車両1の各ホイール2に対応する位置にそれぞれアンテナ100が設置されるとともに、左側のガードレール124の前端には停止信号送信装置本体110が設置されている。前記の実施形態と同様に、停止信号送信装置本体110は、各アンテナ100と図示しない電線で接続されるとともに、図示しない電源から供給された電力により作動する。
<変形例の作用>
変形例の立体駐車場120では、出入路127からゴンドラ126に乗り入れた車両1がパレット121の所定位置まで進行し、車両1の前側のホイール2fl,2frが前部のアンテナ100fl,100frに接近すると、空気圧センサユニット31fl,31frから送信された位置信号Sfl,Sfrが前部のアンテナ100fl,100frにより受信される。また、車両1の後側のホイール2rl,2rrが後部のアンテナ100rl,100rrに接近すると、空気圧センサユニット31rl,31rrから送信された位置信号Srl,Srrが後部のアンテナ100rl,100rrにより受信される。
図6に示すように、受信された位置信号Sfl,Sfr,Srl,Srrは、入力インタフェース111を介して停止信号送信装置本体110の車両位置判定部112に入力される。車両位置判定部112は、各位置信号Sfl,Sfr,Srl,Srrが対応する各アンテナ100rl,100fr,100rl,100rrにより受信された場合、車両1がパレット121上で制動開始位置(所定位置)まで進行してきたと判定し、その判定結果を停止信号生成部113に伝達する。尚、車両位置判定部112は、4つの位置信号Sfl,Sfr,Srl,Srrが入力してきたことをもって、この判定を行うようにしてもよい。
停止信号生成部113は、車両1がパレット121上で制動開始位置まで進行してきた旨の判定を車両位置判定部112から伝達されると、停止信号として停止要請信号Ssを生成する。生成された停止要請信号Ssは、出力インタフェース114を介して、アンテナ100から送信される。
アンテナ100から送信された停止要請信号Ssは、車両1の各ホイール2に装着された空気圧センサユニット31(図1参照)のセンサ側アンテナ31e(図2参照)により受信される。
センサ側アンテナ31eに受信された停止要請信号Ssは、図3に示すように、車体側アンテナ32および入力インタフェース81を介して、走行停止装置本体8の停止信号判定部82に入力される。停止信号判定部82は、入力された停止信号が停止要請信号Ssであるとの判定を行った後、制動制御指令生成部85に停止要請信号Ssを出力する。
制動制御指令生成部85は、停止要請信号Ssが入力されると、出力インタフェース86を介して、制動を行わせる制動制御指令をESC71に出力する。これにより、車両1は、ブレーキ22(図1参照)により制動され、パレット121上で所定の制動距離(例えば、30cm)を走行した後に停車する。しかる後、車両1の運転者は、図示しないイグニッションキーをOFF操作してエンジン5を停止させ、トランスミッション6をパーキングポジションとした後、図示しないパーキングブレーキを掛けて車外に出る。
以上で具体的実施形態の説明を終えるが、本発明の態様はこの実施形態に限られるものではない。例えば、前記実施形態は、本発明を車両運搬車や、立体駐車場のゴンドラにおける走行停止に適用したものであるが、住宅に併設された狭いガレージや、整備工場のリフト、自動車組立ラインのリフト等における走行停止に適用してもよい。また、前記実施形態では、走行停止を行わせるにあたり、エンジンやトランスミッション、ブレーキを用いるようにしたが、電動駐車ブレーキ等を用いるようにしてもよい。また、前記実施形態はガソリンエンジンを搭載した乗用車に本発明を適用したものであるが、走行用駆動源に電気モータを搭載した乗用車や、自動2輪車や貨物自動車等に適用してもよい。また、空気圧センサユニットと通信を行う車体側の通信手段としては、実施形態で挙げたドアミラー内に設置されたものに限らず、ホイールハウス内に設置されたものや、車体中央に設置されたものを採用してもよい。その他、停止信号送信装置や走行停止装置本体等の具体的構成等についても、本発明の趣旨を逸脱しない範囲であれば適宜変更可能である。
実施形態に係る車両の装置構成を示す平面図である。 空気圧センサの回路構成図である。 走行停止装置本体の構成を示すブロック図である。 実施形態に係る車両運搬車を示す概略図である。 実施形態に係る車両運搬車を示す概略図である。 実施形態に係る停止信号送信装置本体の構成を示すブロック図である。 変形例に係る立体駐車場のゴンドラを示す概略図である。
符号の説明
1 車両
5 エンジン(駆動関連装置)
6 トランスミッション(駆動関連装置)
8 走行停止装置本体(走行停止指令出力手段)
9 車両運搬車
31 空気圧センサユニット(受信手段)
71 ESC(制動関連装置)
100 アンテナ(送信手段)
112 車両位置判定部(位置判定手段)
113 停止信号生成部(停止信号生成手段)
126 ゴンドラ

Claims (3)

  1. 車外から車両に停止信号を送信することによって当該車両の走行を停止させる走行停止システムの停止信号送信装置であって、
    前記車両の車輪に装着されたタイヤ空気圧監視システムの空気圧センサユニットから送信されてくる電波信号に基づき前記車両の位置を判定する位置判定手段と、
    この位置判定手段の判定結果に基づき前記停止信号を生成する停止信号生成手段と、
    前記空気圧センサユニットを介して前記停止信号を送信する送信手段と
    を備えたことを特徴とする停止信号送信装置。
  2. 前記停止信号生成手段は、前記位置判定手段が前記車両の所定位置への進行を判定した場合、当該車両に制動を行わせる停止信号を生成することを特徴とする、請求項1に記載の停止信号送信装置。
  3. 車外から車両に停止信号を送信することによって当該車両の走行を停止させる走行停止システムの走行停止装置であって、
    車輪に装着された空気圧センサユニットから送信されてくる電波信号に基づき、当該車輪に装着されたタイヤの空気圧を判定するタイヤ空気圧監視システムを有する車両に備えられ、
    前記空気圧センサユニットを介して前記停止信号を受信する受信手段と、
    当該受信手段が停止信号を受信した場合に当該車両の制動関連装置と駆動関連装置との少なくとも一方に走行停止指令を出力する走行停止指令出力手段と
    を備えたことを特徴とする走行停止装置。
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