JP2005193742A - 駐車支援システムおよび駐車支援装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 簡単な構成で確実に自動車の駐車や車庫入れの支援を行うことのできる駐車支援システムおよび駐車支援装置を提供する。
【解決手段】 各駐車スペースの入口通路の車両中心線の所定位置に電波を送受信する機能を有するビーコン(第10ビーコン10a、第11ビーコン11a、…、)を設置しておく。車両1が例えば、第12駐車スペース12へ向けて後退しながら駐車しようとするとき、車両に搭載された空気圧センサユニット4が、車両1に覆われた第12ビーコン12aから発信された電波信号を検知する。そして、第12ビーコン12aの電波信号を検知した位置で、車両1の操舵手段であるEPSはハンドル操作の制御を開始する。これによって、車両1は第12ビーコン12aの設置位置を基点として標準最小回転半径で回転しながら後退するので、車両1を容易に第12駐車スペース12へ駐車させることができる。
【選択図】 図3
【解決手段】 各駐車スペースの入口通路の車両中心線の所定位置に電波を送受信する機能を有するビーコン(第10ビーコン10a、第11ビーコン11a、…、)を設置しておく。車両1が例えば、第12駐車スペース12へ向けて後退しながら駐車しようとするとき、車両に搭載された空気圧センサユニット4が、車両1に覆われた第12ビーコン12aから発信された電波信号を検知する。そして、第12ビーコン12aの電波信号を検知した位置で、車両1の操舵手段であるEPSはハンドル操作の制御を開始する。これによって、車両1は第12ビーコン12aの設置位置を基点として標準最小回転半径で回転しながら後退するので、車両1を容易に第12駐車スペース12へ駐車させることができる。
【選択図】 図3
Description
本発明は、車両(自動車)の駐車や車庫入れを支援するための駐車支援システムおよび駐車支援装置に関し、特に、ハンドル操作をサポートして駐車や車庫入れの支援を行うための駐車支援システムおよび駐車支援装置に関する。
車両の所定位置への駐車や車庫入れは、経験の浅い運転者にとっては困難なことであり、車両を壁や隣の車両にぶつけたり擦ったりする。または駐車完了まで長時間を要する。このため、従来より、駐車や車庫入れを容易にする駐車支援装置が種々提案されている。例えば、後記の特許文献1には、目的の駐車空間に自動車が車庫入れまたは縦列駐車することができるか否かを判定して案内情報を報知する車庫入れ・縦列駐車ガイド装置が開示されている。この車庫入れ・縦列駐車ガイド装置は、(1)超音波などにより自動車の側方の物体までの距離を検出する側方距離センサ手段と、(2)自動車の移動距離を検出する移動距離センサ手段と、(3)目的の駐車空間の間口に平行に自動車を移動させた状態で側方距離を検出する側方距離センサ手段と、移動距離センサ手段によって駐車空間の間口Lおよび奥行きDを計測する計測手段と、(4)間口L、奥行きD、自動車長Vおよび自動車幅Wに基づいて目的の駐車空間に車庫入れまたは従列駐車が可能か否かを判定する判定手段と、(5)判定結果を報知する報知手段とを具備している。これらの手段が連携し相互に作用することによって車両の車庫入れや従列駐車を支援する。
また、後記の特許文献2には、ステアリングセンサを用いることなく、所定の誘導路線に沿って車両を車庫に導く車両の車庫誘導装置が開示されている。この技術によれば、運転者は、表示手段の指令に基づいてステアリングの中立位置の設定もしくは右または左いっぱいにステアリングを切る運転操作を行うことができるので、容易に車庫入れを行うことができる。さらに、後記の特許文献3には、運転者の運転操作特性を考慮しつつ、音声と表示とによって運転操作を指示し、駐車経路に沿って駐車地点まで誘導する駐車補助装置の技術が開示されている。また、後記の特許文献4には、車両に設置された障害物センサが車庫の壁を検知した後に、距離センサが車両の移動距離を検知し、その移動距離からハンドルを切る位置を運転者に知らせることによって車庫入れを支援する技術が開示されている。
さらには、車両に搭載されたカメラやナビゲータや超音波センサなどを用いてEPS(Electric Power Steering:電動パワーステアリング)などを制御することにより、駐車などの支援を行う車両も市場に出回っている。この種の車両によれば、カメラを用いて画像認識を行うことによって駐車スペースの白線を検出し、ナビゲータによる位置情報とEPSによるステアリング制御とによって駐車スペースへ適正に車両を誘導することができる。この種の車両によるパーキングアシストシステムでは、まず、車両が駐車スペースの真横に90度の角度で停止したときに、カメラが駐車方位および駐車スペースの確認を行う。次に、車輌を斜め前方へ移動させて、その車両の後部を駐車スペースに向けて斜めに停車してからシステムの開始スイッチをONする。これによって、カメラが認識した駐車スペースの白線情報に基づいてカメラとナビゲータとがEPSの誘導制御を行うので、EPS制御によって後退する車両の駐車アシストを適正に行うことができる。なお、駐車スペースの位置合わせは、アクティブ車輪速度センサの回転パルスから移動距離を推定して行っている。
特開昭63−191987号公報(2〜3ページ、図1〜図3参照)
特開平5−322592号公報(段落番号0008〜0037、図1〜図10参照)
特開平10−264840号公報(段落番号0007〜0037、図1〜図9参照)
特開2001−347908号公報(段落番号0012〜0040、図1、図2参照)
しかしながら、前記の特許文献1に記載された車庫入れ・従列駐車ガイド装置は、駐車(車庫入れ)しようとしている場所は、駐車(車庫入れ)するのに必要なスペースがあるか否かを判断するものであり、駐車の際のステアリング操作を支援して駐車を容易にするものではないので、経験の浅い運転者の車庫入れ支援にはあまり役立たない。また、前記の特許文献2に記載された車両の車庫誘導装置は、車庫入口に対する車両の座標および姿勢角を計測するために高価なセンサを必要とするとともに、誘導路線を算出するための複雑な演算処理を必要とする。さらに、前記の特許文献3に記載された駐車誘導装置は、環境検出手段としてCCD(Charge-Coupled Device)カメラおよびレーザ/レーダなどの高価なセンサを必要とするとともに、車両周囲の地図を作成するなどの複雑な画像処理を必要とする。さらには、走行中に舵角の調整が必要となるなどシステムが複雑となる。また、前記特許文献4に記載された車庫入れ支援装置は、障害物センサによって車庫の壁を検知する方式であるため、公共の広い駐車場の白線に沿って駐車するような場合には利用することができない。
また、カメラやナビゲータおよび車輪速センサなどを用いて前記EPSを制御する駐車支援装置は、カメラやナビゲータなどの高価なデバイスが必要であるとともに、画像を認識するためのソフトも必要となるので、このような駐車支援装置を搭載する車両は必然的に高価なものとなってしまう。また、この種の駐車支援装置を搭載した車両では、駐車スペースの通路側真横とその駐車スペースの入口通路を横切った斜め前方で2回停車して位置合わせを行ってから、前記EPSの動作の開始を設定しなければならないので操作手順が分かりにくいなどの問題がある。さらには、白線のペイントが欠けていた場合や雨天の場合などにおいては、白線を確認できないこともあるので、駐車スペースが空いているか否かの判断が不確実なこともある。
本発明は、このような問題点に鑑みてなされたものであり、簡単な構成で確実に車両の駐車や車庫入れの支援を行うことのできる駐車支援システムおよび駐車支援装置を提供することを目的とする。
このため、請求項1に記載の発明は、車両の駐車および車庫入れを支援するための駐車支援システムであって、路面上の所定位置に設置され、所定の情報を含む信号を発信する信号発信手段と、前記車両に搭載され、後退中の前記車両が前記信号発信手段の上部を覆ったときに、その信号発信手段の発信した信号をタイミング信号として受信する信号受信手段と、前記車両に搭載され、前記信号受信手段が受信した前記タイミング信号に基づいて、前記所定位置を基点として前記車両を所定回転半径で回転させながら後退させる操作を行う操作手段とを備えた駐車支援システムとした。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の駐車支援システムであって、前記信号発信手段が、所定の間隔で設置された複数の駐車スペースの各々に対応して、前記車両の最小回転半径を考慮して所定の間隔で配置されている。
請求項3に記載の発明は、請求項1または請求項2に記載の駐車支援システムであって、前記信号発信手段が、所定の情報を含む指令信号を発信するビーコンであり、前記信号受信手段は、前記ビーコンが発信した指令信号を受信し、その受信した指令信号に含まれる前記タイミング信号を前記操作手段へ転送し、前記操作手段は、転送された前記タイミング信号に基づいて前記車両を所定回転半径で回転駆動させる。
請求項4に記載の発明は、車両に搭載され、路面上の所定位置に設置された信号発信手段から所定の情報を含む信号を受信し、前記所定の情報に基づいて前記車両の駐車および車庫入れを支援する駐車支援装置であって、後退中の前記車両が前記信号発信手段の上部を覆ったときに、その信号発信手段の発信した信号をタイミング信号として受信する信号受信手段と、前記信号受信手段が受信した前記タイミング信号に基づいて、前記所定位置を基点として前記車両を所定回転半径で回転させながら後退させる操作を行う操作手段と、を備えた駐車支援装置とした。
請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の駐車支援装置であって、前記信号受信手段が、前記車両に設けられたタイヤ空気圧監視システムの通信装置であり、前記操作手段は、電気信号に基づいてステアリングを操作する電動パワーステアリングである。
請求項1に記載の発明によれば、駐車場または車庫の入口側通路の所定位置には、あらかじめ、所定の情報を含む信号を発信する信号発信手段が埋設して設置されているため、後退しながら所望の駐車スペースへ駐車しようとする車両が信号発信手段を覆うと、その車両に搭載された信号受信手段が、前記信号発信手段から送信されたタイミング信号を受信して操作手段へ転送する。これによって、車両の操作手段は、信号発信手段が埋設された所定位置を基点として車両を例えば最小回転半径で回転させながら後退させるような操作を行うので、車両を適正に駐車スペースへ駐車させるように支援することができる。
請求項2に記載の発明によれば、例えば、公共の駐車場において、並列駐車できるように多数の駐車スペースが配置されているとき、それぞれの駐車スペースの入口側通路の車両中心線上に、車両の最小回転半径を考慮して各駐車スペースに対応した信号発信手段を一定間隔で設置しておく。これによって、車両が何れの駐車スペースへ後退しながら駐車するときでも、それぞれの駐車スペースに対応した信号発信手段が、車両に搭載された信号受信手段を介して操作手段へタイミング信号を送信するので、車両を所望の駐車スペースへ適正に誘導することができる。
請求項3に記載の発明によれば、駐車場または車庫の入口側通路の所定位置に所定の情報を含む指令信号を発信するビーコンを埋設しておけば、後退しながら駐車しようとする車両の信号受信手段がビーコンからタイミング信号を受信して操作手段へ転送する。これによって、車両の操作手段は、ビーコンが埋設された所定位置を基点として車両を例えば最小回転半径で回転させながら後退させるような操作を行うので、その車両を適正に駐車スペースへ誘導することができる。
請求項4に記載の発明によれば、所定の情報を含む信号を発信する信号発信手段を駐車スペースの入口通路の所定位置に埋設しておけば、車両に搭載された信号受信手段と操作手段で本発明の駐車支援装置を構築することができる。つまり、後退しながら所望の駐車スペースへ駐車しようとする車両が、あらかじめ埋設されている信号発信手段を覆えば、その車両に搭載された信号受信手段が、路面の信号発信手段からタイミング信号を受信して操作手段へ転送する。これによって、車両の操作手段は、信号発信手段が埋設された所定位置を基点として車両を例えば最小回転半径で回転させながら後退させるような操作を行うので、車両を適正に駐車スペースへ駐車させるように支援することができる。
請求項5に記載の発明によれば、タイヤ空気圧監視システムを装備した車両であれば、タイヤの空気圧情報を指令信号で送受信する通信装置を利用することにより、新たな通信手段を設けることなく、路面に埋設されたビーコンが発信する指令信号を受信して電動パワーステアリングを制御して駐車支援を行うことができる。これによって、コストをアップさせることなく付加価値の高い駐車支援装置を実現することができる。
≪本発明における駐車支援システムの概要≫
まず、理解を容易にするために、本発明における駐車支援システムの概要について述べる。本発明の駐車支援システムは、あらかじめ、駐車スペースの入口側通路の所定位置に電波を送受信する機能を有する信号発信手段であるビーコン(Beacon:電波による標識装置)を設置しておく。そして、車両が駐車スペースへ向けて後退しながら駐車しようとするとき、その車両に搭載された信号受信手段が、車両に覆われたビーコンから発信された指令信号を検知する。そして、ビーコンの指令信号を検知した位置で、車両の操作手段(つまり、EPS)によるハンドル操作の制御を開始する。これによって、車両はビーコンの設置位置を基点として最小回転半径で回転しながら後退するので、車両を容易に所望の駐車スペースへ後退させながら駐車させることができる。
前記信号受信手段は、車両に設けられている空気圧低下監視システム(以下、TPMSという)の通信装置を用いる。
まず、理解を容易にするために、本発明における駐車支援システムの概要について述べる。本発明の駐車支援システムは、あらかじめ、駐車スペースの入口側通路の所定位置に電波を送受信する機能を有する信号発信手段であるビーコン(Beacon:電波による標識装置)を設置しておく。そして、車両が駐車スペースへ向けて後退しながら駐車しようとするとき、その車両に搭載された信号受信手段が、車両に覆われたビーコンから発信された指令信号を検知する。そして、ビーコンの指令信号を検知した位置で、車両の操作手段(つまり、EPS)によるハンドル操作の制御を開始する。これによって、車両はビーコンの設置位置を基点として最小回転半径で回転しながら後退するので、車両を容易に所望の駐車スペースへ後退させながら駐車させることができる。
前記信号受信手段は、車両に設けられている空気圧低下監視システム(以下、TPMSという)の通信装置を用いる。
≪本発明における駐車支援システムの実施形態≫
以下、図面を参照しながら本発明における駐車支援システムの最良の実施形態について詳細に説明するが、まず、本発明の駐車支援システムに用いられる前記TPMSについて説明する。図1はTPMSを装備して本発明の駐車支援システムに適用される車両の装置構成を示す平面図であり、図2は図1に示す空気圧センサユニットの回路構成図である。
以下、図面を参照しながら本発明における駐車支援システムの最良の実施形態について詳細に説明するが、まず、本発明の駐車支援システムに用いられる前記TPMSについて説明する。図1はTPMSを装備して本発明の駐車支援システムに適用される車両の装置構成を示す平面図であり、図2は図1に示す空気圧センサユニットの回路構成図である。
<車両の装置構成>
まず、図1を参照しながら車両の装置構成について説明する。説明にあたり、4本のホイールおよびそれらに対応して配置された部材、すなわち、タイヤ、ホイール、空気圧センサユニット、および車体側アンテナについては、それぞれ数字の符号によって総称するとともに、個々の部材については、FRONT(前部)を上にして見たときの配設位置に応じて、fl(左前)、fr(右前)、rl(左後)rr(右後)の添字を用いることによって識別する。また、これらの部材を総称するときは、例えば、「タイヤ2」、「ホイール3」、「空気圧センサユニット4」、「車体側アンテナ6」と記し、個々の部材を示すときは、例えば、「タイヤ2fr」、「ホイール3fr」、「空気圧センサユニット4fr」、「車体側アンテナ6fr」などと記す。
まず、図1を参照しながら車両の装置構成について説明する。説明にあたり、4本のホイールおよびそれらに対応して配置された部材、すなわち、タイヤ、ホイール、空気圧センサユニット、および車体側アンテナについては、それぞれ数字の符号によって総称するとともに、個々の部材については、FRONT(前部)を上にして見たときの配設位置に応じて、fl(左前)、fr(右前)、rl(左後)rr(右後)の添字を用いることによって識別する。また、これらの部材を総称するときは、例えば、「タイヤ2」、「ホイール3」、「空気圧センサユニット4」、「車体側アンテナ6」と記し、個々の部材を示すときは、例えば、「タイヤ2fr」、「ホイール3fr」、「空気圧センサユニット4fr」、「車体側アンテナ6fr」などと記す。
図1に示すように、前記TPMSを搭載した車両(本実施形態では乗用車)1は、それぞれのタイヤ2が装着された4本のホイール3を備えており、各ホイール3にはタイヤ空気圧およびタイヤ内温度を測定する空気圧センサユニット4がそれぞれ装着されている。車両1には、各ホイール3の近傍に4個の車体側アンテナ6が設置され、車室内には車載ECU7および警告機器8(警告灯81および警告ブザー82)が設置されている。車載ECU7は、マイクロコンピュータ、ROM、RAM、周辺回路、入出力インタフェース、および各種ドライバなどから構成されており、通信回線[本実施形態では、CAN(Controller Area Network))を介して車体側アンテナ6や警告機器8と接続されている。本実施形態の場合、警告灯81は、前後左右のタイヤ2の位置に応じた計4個のランプをインストルメントパネルなどに設けられており、タイヤ空気圧の低下したタイヤ2の位置を示すように点灯表示できるようになっている。
図2に示すように、空気圧センサユニット4は、CPU(Central Processing Unit)42と、タイヤ空気圧に応じた出力信号を生成する圧力センサ43と、タイヤ内温度に応じた出力信号を生成する温度センサ44とを備えている。圧力センサ43および温度センサ44の出力は、A/D(Analog/Digital)変換回路(図示せず)を介してデジタル値に変換されてからCPU42に入力される。また、空気圧センサユニット4には、リチウム電池などによる電源45が内蔵されており、この電源45がCPU42などの作動電源として機能する。また、空気圧センサユニット4は、送受信機能を有するセンサ側アンテナ46を備えており、このセンサ側アンテナ46を介して、図1の車載ECU7から送信された起動信号や制御信号を受信する一方、圧力センサ43および温度センサ44の出力信号を図1の各車体側アンテナ6を介して車載ECU7へ送信する。
図2の空気圧センサユニット4のセンサ側アンテナ46からは、例えば、315MHzのPCM(Pulse Code Modulation)デジタル電波信号が送信される。また、図示は省略するが、電源45とCPU42との間の電源回路には電圧センサが設けられ、電源45の出力電圧に応じた信号を出力する。電圧センサの出力もA/D変換されてCPU42に入力される。また、空気圧センサユニット4からは、センサID、圧力センサ出力信号、温度センサ出力信号、電圧センサ出力信号の順で結合された検出信号が出力されるとともに、後記するビーコン(図示せず)から受信した指令信号がEPSへ送信される。
なお、本実施形態の場合は、空気圧センサユニット4から送信される信号のヘッダ部分には、前記空気圧などの検出信号とビーコンからの指令信号とを区別するための識別情報が添付されている。これによって、前記TPMSの有する送受信機能を、本発明における駐車支援システムに利用することができる。つまり、前記TPMSに備えられた空気圧センサユニット4を通信手段のインタフェースとしてビーコンの指令信号を受信し、前記EPSを制御することにより、本発明の駐車支援システムを構築することができる。なお、前記TPMSの車載ECU7は、直接、ビーコン(図示せず)から指令信号を受信できれば、その指令信号を前記EPSへ送信することもできる。
<車両の動作>
車両1が走行を始めると、図1および図2に示すように、空気圧センサユニット4からは所定の出力インターバル(例えば、数分間隔)で圧力センサ43によるタイヤ空気圧および温度センサ44によるタイヤ内温度の検出信号が車載ECU7へ送信される。一方、これらの検出信号を受信した車載ECU7は、その検出信号に基づいて空気低下の判定を行った後、タイヤ空気圧が空気圧低下判定の閾値より低下していたタイヤが存在した場合には、インストルメントパネルなどに設けられた警告灯81の点灯および警告ブザー82の作動を行う。また、車両1の駐車や車庫入れを行うときは、特に図示しないが、空気圧センサユニット4が駐車施設の所定の位置に設置されたビーコンからの電波を受信して、車載ECU7が所定のEPS制御を行って駐車支援を実行する。この駐車支援については以下において詳細に説明する。
車両1が走行を始めると、図1および図2に示すように、空気圧センサユニット4からは所定の出力インターバル(例えば、数分間隔)で圧力センサ43によるタイヤ空気圧および温度センサ44によるタイヤ内温度の検出信号が車載ECU7へ送信される。一方、これらの検出信号を受信した車載ECU7は、その検出信号に基づいて空気低下の判定を行った後、タイヤ空気圧が空気圧低下判定の閾値より低下していたタイヤが存在した場合には、インストルメントパネルなどに設けられた警告灯81の点灯および警告ブザー82の作動を行う。また、車両1の駐車や車庫入れを行うときは、特に図示しないが、空気圧センサユニット4が駐車施設の所定の位置に設置されたビーコンからの電波を受信して、車載ECU7が所定のEPS制御を行って駐車支援を実行する。この駐車支援については以下において詳細に説明する。
<本発明における駐車支援システムの構成>
次に、本発明における駐車支援システムについて詳細に説明する。図3は本発明の駐車支援システムを用いて車両が駐車を行う状態を示す概念図である。図3に示すように、例えば、公共施設の駐車場には、第10駐車スペース10、第11駐車スペース11、第12駐車スペース12、第13駐車スペース13などの各駐車スペースが区分され、各駐車スペースの通路側には、車両中心線上で所定の間隔を隔てた位置にそれぞれの駐車スペースに対応したビーコン(第10ビーコン10a、第11ビーコン11a、第12ビーコン12a、…、)が設置されている。各ビーコンの設置位置は、車両が各駐車スペースへ後退するときの最小回転半径をベースにして、各駐車スペースから一定距離を隔てた車両中心線上の位置にそれぞれ設定されている。つまり、第10駐車スペース10に対して、車両が後退するときの最小回転半径(例えば、5m)をベースに第10ビーコン10aが設置され、同様に、第11駐車スペース11に対して第11ビーコン11a、第12駐車スペース12に対して第12ビーコン12aなどがそれぞれなど間隔で設置されている。つまり、信号発信手段であるビーコンが、一定間隔で設置された複数の駐車スペースの各々に対応して、最小回転半径を考慮して一定間隔で配置されている。
次に、本発明における駐車支援システムについて詳細に説明する。図3は本発明の駐車支援システムを用いて車両が駐車を行う状態を示す概念図である。図3に示すように、例えば、公共施設の駐車場には、第10駐車スペース10、第11駐車スペース11、第12駐車スペース12、第13駐車スペース13などの各駐車スペースが区分され、各駐車スペースの通路側には、車両中心線上で所定の間隔を隔てた位置にそれぞれの駐車スペースに対応したビーコン(第10ビーコン10a、第11ビーコン11a、第12ビーコン12a、…、)が設置されている。各ビーコンの設置位置は、車両が各駐車スペースへ後退するときの最小回転半径をベースにして、各駐車スペースから一定距離を隔てた車両中心線上の位置にそれぞれ設定されている。つまり、第10駐車スペース10に対して、車両が後退するときの最小回転半径(例えば、5m)をベースに第10ビーコン10aが設置され、同様に、第11駐車スペース11に対して第11ビーコン11a、第12駐車スペース12に対して第12ビーコン12aなどがそれぞれなど間隔で設置されている。つまり、信号発信手段であるビーコンが、一定間隔で設置された複数の駐車スペースの各々に対応して、最小回転半径を考慮して一定間隔で配置されている。
このようなビーコン(第10ビーコン10a、第11ビーコン11a、第12ビーコン12a、…、)は、通常は路面などに設置されていて、そのビーコンのアンテナ部を通じて車両の位置座標や道路交通情報などを電波によって送受信する装置として広く利用されているものである。このように利用される各ビーコンはそれぞれの設置位置の真上に所定の周波数の指令信号を送信している。したがって、車両1がビーコンの真上に覆いかぶさったときには、そのビーコンは車両1によって反射された指令信号を検出して、車両1の存在を検知する。このとき、そのビーコンは、自己を特定するIDを持った指令信号を送信する。
一方、図3の車両1は、車載ECUを備え、車両1の各タイヤには、電波を送受信できる送受信機として図1および図2に示すような空気圧センサユニット4を備えている。図1および図3を参照しながら説明すると、例えば、車両1が第12ビーコン12aを跨いだときに、タイヤ2の空気圧センサユニット4は、第12ビーコン12aからの微弱な電波の指令信号を受信することができる。
前記空気圧センサユニット4が、信号発信手段であるビーコンから指令信号を受信すると、車載ECU7が指令信号に含まれるタイミング信号によって、操作手段であるEPSの操作開始時期を演算する。これによって、操作手段である前記EPSは適切なタイミングでフル転舵の操作を実行し駐車支援を行うことができる。
<本発明における駐車支援システムの動作>
図3を参照しながら、本発明における駐車支援システムの動作を概略説明する。まず、車両1が、図の左方から右方へビーコン(第10ビーコン10a、第11ビーコン11a、第12ビーコン12a、…、)の埋め込まれている車両中心線を跨いで前進しながら通過する。このとき、運転者は空いた駐車スペースを確認しながら、駐車しようとする駐車スペースに対応するビーコンを通り越して一旦停止する。このとき、所望の駐車スペースに対応するビーコンの位置が分からないこともあるので、車両1に搭載されたモニタ画面の駐車モードスイッチ(図示せず)をONすると、「目的の駐車スペースの中心を通り越したら、約10m進んで停止して下さい」などと、音声案内またはモニタ画面に表示される。
図3を参照しながら、本発明における駐車支援システムの動作を概略説明する。まず、車両1が、図の左方から右方へビーコン(第10ビーコン10a、第11ビーコン11a、第12ビーコン12a、…、)の埋め込まれている車両中心線を跨いで前進しながら通過する。このとき、運転者は空いた駐車スペースを確認しながら、駐車しようとする駐車スペースに対応するビーコンを通り越して一旦停止する。このとき、所望の駐車スペースに対応するビーコンの位置が分からないこともあるので、車両1に搭載されたモニタ画面の駐車モードスイッチ(図示せず)をONすると、「目的の駐車スペースの中心を通り越したら、約10m進んで停止して下さい」などと、音声案内またはモニタ画面に表示される。
そこで、運転者は、駐車したい駐車スペースに対応するビーコンを通り越した位置、例えば、第12駐車スペース12に駐車したい場合は、第12ビーコン12aを通り越した位置で車両1を一旦停止させて、所望の駐車スペース(例えば、第12駐車スペース12)および車両の左側か右側をモニタ画面で選択入力し、シフトレバーをRレンジ(リバースレンジ)へシフトする。このようにしてRレンジへシフトした時点より空気圧センサユニット4は第12ビーコン12aからの指令信号を受信できる状態になり、第12駐車スペース12へ自動的に誘導する状態となる。なお、車両1の停止後に駐車スペースを選択しない場合は自動的に空きスペースヘ誘導する状態となる。
車両1が後退を開始して、第12ビーコン12aを覆うと、第12ビーコン12aから発信された一定周波数の指令信号が車両1で反射する。これによって、第12ビーコン12aは、その反射信号を受信して車両1の存在を検知する。このようにして、第12ビーコン12aは、車両1の存在を検知すると、送信内容を切り換えて、自己のID番号の添付されたフル転舵のタイミング信号を発信する。なお、フル転舵とは、車両を最小回転半径で後退させるように操舵装置を操作する状態をいう。
そして、前記空気圧センサユニット4が、第12ビーコン12aから受信したフル転舵のタイミング信号を車両1のEPS9(図5参照)へ送信すると、EPS9はその時点よりフル転舵の制御を開始する。つまり、第12ビーコン12aの設置位置を、車両1のEPS9がフル転舵の制御を開始する位置として判定する。このようにして、第12ビーコン12aが埋められた位置を基点としてEPS9がフル転舵の制御を開始する。したがって、車両1は、第12駐車スペース12へ向けて後退するときに、第12ビーコン12aを基点として最小回転半径で90度回転しながら所望の駐車スペース(第12駐車スペース12)へ駐車することができる。また、車両1が他の駐車スペースへ駐車する場合についても、通路側の車両中心線には最小回転半径をベースにして、それぞれの駐車スペースから一定距離隔てた位置にそれぞれ対応するビーコンが設置されているので、対応するビーコンの位置においてEPS9がフル転舵の制御を開始することにより、車両1をそれぞれ対応する駐車スペースへ適正に駐車させることができる。
なお、車両1が後退するときのスピードは、初心者の運転者が最小回転半径(例えば、5m)で後退するときに安全なスピードである、例えば5km/h以下のスピードとなるように、ブレーキペダルを軽く踏みながら後退をするように音声またはモニタ画面で案内表示される。この場合、車両1が後退するときのスピードが5km/h以上になると、警告を発するとともに、駐車支援システムの動作が停止するようになっている。また、運転者が、ブレーキペダルで後退・停止を調整しながら、必要に応じてEPS9による操舵を修正することもできるようになっている。さらに、運転者が、Rレンジの位置からNレンジ、Dレンジ、Pレンジなどへシフトレバーを切り換えた場合には、駐車支援システムは動作を停止してEPS9によるフル転舵の制御は解除される。なお、フル転舵制御はモニタ画面に設置されたオフボタンの操作によって解除できるものとする。
また、駐車支援システムが動作しているとき、運転席のモニタ画面の表示によってEPSによる自動制御と手動操作を任意に切り換えることができるようになっている。したがって、EPSによる自動制御を選択した場合は、軽くハンドルに手を触れながらブレーキペダルを軽く踏んで車両1を後退させれば、自動的に所望の駐車スペースへ駐車させることができる。なお、このときのハンドルの回転速度は、後退速度が5km/h以下の場合では1秒間に半回転以下の速さで設定することが望ましい。
また、手動操作を選択した場合は、音声による案内が報知されるので、その音声案内にしたがってハンドル操作を行えば所望の駐車スペースへ駐車させることができる。もちろん、このときのハンドルの回転速度は、自動制御の場合と同様に、後退速度が5km/h以下の場合には1秒間に半回転以下の速さで設定することが望ましい。なお、EPSによる自動制御から途中で手動操作に切り換えて、車両1の後退進路を補正しながら所望の駐車スペースへ駐車させることもできる。なお、一旦手動操作を選択した後は、自動操作に切り換えられないようになっている。
なお、図3に示す空気圧センサユニット4によるビーコンの指令信号の検知については、図1に示す空気圧センサユニット4が検知する場合と車載ECU7が検知する場合とがあるが、ビーコンからの指令信号によって車両1が前進しているか後退しているかを検知する場合は、前後のタイヤの空気圧センサユニット4が、ビーコンの指令信号を検知するように構成する。つまり、空気圧センサユニット4がビーコンの指令信号を検知する場合は、図1に示すように、車両1が後退するときは空気圧センサユニット4rr(または4rl)から空気圧センサユニット4fr(または4fl)の順序でビーコンの微弱な電波の指令信号が検知され、車両1が前進するときは空気圧センサユニット4fr(または4fl)から空気圧センサユニット4rr(または4rl)の順序でビーコンの微弱な電波の指令信号が検知されるので、車両1が前進しているか後退しているかを判断することができる。このような判断情報に基づいて、車両1が前進しているときは駐車支援システムの動作を停止させ、車両1が後退しているときは駐車支援システムを動作させるようにすることもできる。
次に、フローチャートを用いて本発明の駐車支援システムの動作を具体的に説明する。図4は本発明における駐車支援システムの動作の流れを示すフローチャートであり、図5は図4に示すフローチャートの流れの中の要部ステップを具体的な図面で表示した概念図である。図4と図5を参照しながら本発明における駐車支援システムの動作の流れを説明するが、図4と図5の両方にステップが示されている場合は、(図4、図5のステップS1)などと記載し、図4のフローチャートのみにステップが示されている場合は、単に(ステップS2)などと記載することにする。
まず、運転者は、ビーコンの設置してある車両中心線に沿って車両1を前進させながら、駐車させたい駐車スペースの番号とその駐車スペースが進行方向の左右何れの側にあるのかを確認する(図4、図5のステップS1)。そして、所望の駐車スペースを通り越して前方の通路で車両1を停車させる(ステップS2)。これは、所望の駐車スペースに対応し、通路側中心位置から最小回転半径(例えば、5m)に相当する距離だけ隔てて設置されているビーコンの位置を車両1が確実に通り過ぎるようにするためである。次に、運転者は、車両1を停止させた後に、先に確認した所望の駐車スペースの番号ボタンと左右の方向ボタンをモニタ画面にて押す(ステップS3)。図3にしたがって説明すれば、駐車スペースの番号ボタン「12」と方向ボタン「右」を押す。
次に、運転者はシフトレバーをRレンジにチェンジする(ステップS4)。この時点で、運転者は、後退しながら駐車を行うときに、EPS9による自動操作を行うか手動によるハンドル操作を行うかを判断する(ステップS5)。ここで、EPS9による自動操作を行う場合にはモニタ画面の自動操作ボタンを押す(ステップS6)。なお、自動操作か手動操作を選択しなかった場合は、自動操作を選択したものとする。そして、車両1を後退させて行くと、例えば、第12駐車スペース12に対応する第12ビーコン12aが車両1によって覆われる(図4、図5のステップS7)。すると、第12ビーコン12aは車両1から反射された自己の反射電波によって車両1の存在を検知する(ステップ図4、図5のステップS8)。
第12ビーコン12aは、車両1の存在を検知すると、指令信号の内容を切り換え、自己のIDを添付してフル転舵信号を発信する(図4、図5のステップS9)。このとき、車載ECU7は、最初に後輪側の空気圧センサユニット4が、駐車スペースビーコンから指令信号を受信したことによって車両1は後退しているものと判定する(ステップS10)。車載ECU7は、車両1が後退していると判定すると後輪側の空気圧センサユニット4からフル転舵信号を受信する(図4、図5のステップS11)。そして、車載ECU7は、車両の最小回転半径を考慮してフル転舵の開始時期を算出する(ステップS12)。さらに、車載ECU7は、算出されたフル転舵の開始時期に基づいてフル転舵タイミング信号をEPS9へ送信する(図4、図5のステップS13)。
車載ECU7は、自動操作ボタンが押されたか否かを判断する(ステップS14)。自動操作ボタンが押された場合、EPS9が後退中の車両1に対してフル転舵の制御を開始する(図4、図5のステップS15)。車両1が最小回転半径で90度回転しながら後退している間に、車載ECU7は、シフトレバーの切換または自動操作を停止するためのオフスイッチボタン(図示せず)が押されたかを判断する(ステップS16)。シフトレバーの切換またはオフスイッチボタンの操作がない場合は、自動操作を継続的に行って、車両が所望の駐車スペースに駐車される(ステップS17)。例えば、図3に示すように、第12ビーコン12aの位置をフル転舵の開始位置として、車両1は最小回転半径で90度回転しながら後退して第12駐車スペース12へ駐車される。
シフトレバーの切換またはオフスイッチボタンの操作があった場合には、自動操作を停止し、音声案内によるハンドル操作を支援し(ステップS19)、運転者はハンドル操作で駐車をし続ける(ステップS20)。
シフトレバーの切換またはオフスイッチボタンの操作があった場合には、自動操作を停止し、音声案内によるハンドル操作を支援し(ステップS19)、運転者はハンドル操作で駐車をし続ける(ステップS20)。
一方、ステップS5で手動によるハンドル操作を行う場合は、運転者はモニタ画面の手動操作ボタンを押す(ステップS18)。この場合も、ステップS7で車両が後退して第12ビーコン12aを覆ってから、ステップS13で車載ECU7からEPS9へフル転舵タイミング信号を送信するまでは(つまり、ステップS7からステップS13までの処理は)、前述のEPS9による自動操作と同じステップをたどる。そして、ステップS14で自動操作ボタンでなく手動操作ボタンが押されたと判断した場合には、ステップS13で実行されたEPS9へ送信されたフル転舵タイミング信号に基づいて、音声案内によるハンドル操作の指示が報知され(ステップS19)、運転者が音声案内に基づいてハンドル操作を行って、車両1を所望の駐車スペースに駐車させる(ステップS20)。
本実施形態によれば、駐車スペースの入口側通路面の最適な位置に、車両を最小回転半径で回転させるためのフル転舵を開始するタイミング信号を発信させるビーコンが設置されている。これにより、駐車スペースへ後退しながら駐車する車両の空気圧センサユニット4がこのタイミング信号を受信して、受信した信号をEPSへ転送する。したがって、車両のEPSは最適な位置でフル転舵の制御を開始することができるので、車両を容易かつ適正に車庫入れしたり駐車したりすることができる。また、公共の駐車スペースにおいて、それぞれの駐車スペースに対応した最適な位置に各ビーコンを設置すれば、運転者は、車両のモニタ画面で駐車スペース番号を登録した後にシフトレバーをリバースに入れて後退するだけで駐車支援モードに入ることができるので、駐車支援を行うときの操作が極めて簡単になる。
さらに、公共の駐車スペースにおいて白線などの仕切り線を見なくても駐車を行うことができるので、初心者などにおいても駐車に要する負担がかなり軽減される。また、前記TPMSや前記EPSなどが標準装備される車両では、特別な送受信機を設置しなくても本発明の駐車支援装置を実現することができるので、比較的低コストで駐車支援装置を構築することができる。さらに、車両に装備された前記TPMSは路面に埋め込まれたビーコンに比較的近い位置で送受信を行うため、ビーコンとTPMSとの間の送受信が確実に行われるので、極めて信頼性の高い駐車支援システムを構築することができる。
以上述べた実施形態は本発明を説明するための一例であって、本発明は前記の実施形態に限定されるものではない。前記の実施形態では公共施設の駐車場において駐車する場合について述べたが、これに限ることはなく、例えば、私設車庫の入口通路の中心線上で車庫の入口中央から車両の最小回転半径に相当する距離だけ隔てた位置にビーコンを設置しても、そのビーコンの信号によってフル転舵の開始位置を知ることができるので、EPSを制御して容易に車庫入れを行うことができる。また、本発明の駐車支援システムにさらにカメラやナビゲータなどを付設すれば、高精度に駐車や車庫入れの支援を行うことができる。
なお、本実施形態では、ビーコンは車両の最小回転半径に応じた位置に設置されたが、最小回転半径でなく、あらかじめ設定した所定の回転半径に応じた位置に設置してもよい。この場合、ビーコンからのタイミング信号で、車両を所定回転半径に応じた転舵操作を行って所定の駐車スペースへ駐車させる。これによっても、最小回転半径に応じた設定を行った場合と同様の効果が得られるとともに、最小回転半径の異なった車種に対して駐車支援を行うことができる。
なお、本実施形態では、ビーコンは車両の最小回転半径に応じた位置に設置されたが、最小回転半径でなく、あらかじめ設定した所定の回転半径に応じた位置に設置してもよい。この場合、ビーコンからのタイミング信号で、車両を所定回転半径に応じた転舵操作を行って所定の駐車スペースへ駐車させる。これによっても、最小回転半径に応じた設定を行った場合と同様の効果が得られるとともに、最小回転半径の異なった車種に対して駐車支援を行うことができる。
また、駐車スペースごとに、車両のホイールベースすなわち最小回転半径に合わせて、例えば軽乗用車、2000ccクラスの乗用車、レクリエーショナル・ビークル(RV)などに対応して複数のビーコンを設けることも可能である。この場合、それぞれの車両は対応するビーコンと送受信を行うことによって、車種を選ばずに適正に駐車を支援することが可能になる。
1 車両
3 ホイール
4 空気圧センサユニット(タイヤ空気圧センサ)
6 車体側アンテナ
7 車載ECU
8 EPS(操作手段)
12 第12駐車スペース
12a 第12ビーコン(信号発信手段)
10 第10駐車スペース
10a 第10ビーコン
11 第11駐車スペース
11a 第11ビーコン
12 第12駐車スペース
12a 第12ビーコン
13 第13駐車スペース
3 ホイール
4 空気圧センサユニット(タイヤ空気圧センサ)
6 車体側アンテナ
7 車載ECU
8 EPS(操作手段)
12 第12駐車スペース
12a 第12ビーコン(信号発信手段)
10 第10駐車スペース
10a 第10ビーコン
11 第11駐車スペース
11a 第11ビーコン
12 第12駐車スペース
12a 第12ビーコン
13 第13駐車スペース
Claims (5)
- 車両の駐車および車庫入れを支援するための駐車支援システムであって、
路面上の所定位置に設置され、所定の情報を含む信号を発信する信号発信手段と、
前記車両に搭載され、後退中の前記車両が前記信号発信手段の上部を覆ったときに、その信号発信手段の発信した信号をタイミング信号として受信する信号受信手段と、
前記車両に搭載され、前記信号受信手段が受信した前記タイミング信号に基づいて、前記所定位置を基点として前記車両を所定回転半径で回転させながら後退させる操作を行う操作手段と、
を備えたことを特徴とする駐車支援システム。 - 前記信号発信手段は、所定の間隔で設置された複数の駐車スペースの各々に対応して、前記車両の最小回転半径を考慮して所定の間隔で配置されていることを特徴とする請求項1に記載の駐車支援システム。
- 前記信号発信手段は、所定の情報を含む電波信号を発信するビーコンであり、
前記信号受信手段は、前記ビーコンが発信した電波信号を受信し、その受信した電波信号に含まれる前記タイミング信号を前記操作手段へ転送し、
前記操作手段は、転送された前記タイミング信号に基づいて前記車両を所定回転半径で回転駆動させる
ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の駐車支援システム。 - 車両に搭載され、路面上の所定位置に設置された信号発信手段から所定の情報を含む信号を受信し、前記所定の情報に基づいて前記車両の駐車および車庫入れを支援する駐車支援装置であって、
後退中の前記車両が前記信号発信手段の上部を覆ったときに、その信号発信手段の発信した信号をタイミング信号として受信する信号受信手段と、
前記信号受信手段が受信した前記タイミング信号に基づいて、前記所定位置を基点として前記車両を所定回転半径で回転させながら後退させる操作を行う操作手段と、
を備えたことを特徴とする駐車支援装置。 - 前記信号受信手段は、前記車両に設けられたタイヤ空気圧監視システムの通信装置であり、
前記操作手段は、電気信号に基づいてステアリングを操作する電動パワーステアリングであること
を特徴とする請求項4に記載の駐車支援装置。
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