JP2005246485A - スローアウェイ式切削工具およびこれに用いられる締付け工具 - Google Patents

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Abstract

【課題】スローアウェイ式切削工具のコーナーチェンジを確実且つ効率的に行うことを目的とする。
【解決手段】スローアウェイチップ20をチップ座40に装着した状態から締付けネジ30を締付け工具により所定の回転数だけ螺回し緩めることによって、締付けネジ30を工具本体から抜き取ることなく該スローアウェイチップ20を前記締付けネジ30の中心軸線CLに沿って前記チップ座40よりも上方の位置に移動しコーナーチェンジすることを可能としたスローアウェイ式切削工具において、該スローアウェイチップ20を前記チップ座40に装着した状態から前記締付けネジ30を前記締付け工具により所定の回転数だけ螺回し緩めるにあたり、該所定の回転数を指示する刻印50を該工具本体又は前記締付け工具に設けた。
【選択図】図2

Description

本発明は、工具本体にスローアウェイチップ(以下、チップという)を締付けネジによって装着するスローアウェイ式切削工具、および、このスローアウェイ式切削工具に用いられる締付け工具に関する。
この種のスローアウェイ式切削工具の1例として、スローアウェイ式正面フライスの要部拡大図を図7および図8に示す。この正面フライス(2)は軸線(O)回りに回転される工具本体(10)の外周に切りくずポケット(11)が形成されるとともに、この切りくずポケット(11)の工具回転方向(K)の前方側を向く壁面(13)に形成されたチップ座(40)に、略多角形平板状をなすチップ(20)が、すくい面とされる上面(21)を工具回転方向(K)の前方側に向けて、締付けネジ(30)によって貫通されて装着されている。前記切りくずポケット(11)の工具本体(10)外周側を向く壁面(12)の、前記チップ座(40)の工具回転方向(K)のすぐ前方側に位置する箇所に、工具本体(10)内周側に凹む凹所(14)が形成されていて、該凹所(14)は、前記チップ(20)を前記締付けネジ(30)の中心線回りに回転させたときに、該チップ(20)のコーナー部(27)が通過可能な大きさとされている。このような構成とすることによって、凹所(14)付近までチップ(20)を移動することができる程度に締付けネジ(30)を緩め、チップ(20)を凹所(14)付近まで締付けネジ(30)に沿って移動させてから、締付けネジ(30)の中心線回りに回転させると、チップ(20)のコーナー部(27)が凹所(14)の内部を通過していくことができるため、締付けネジ(30)を工具本体(10)から完全に抜き取らなくとも、コーナーチェンジを行うことが可能となる。それゆえ、締付けネジ(30)を完全に外す必要がないため、チップ(20)のコーナーチェンジを行うのにかかる時間の短縮を図ることができる。さらに、このように、締付けネジ(30)を工具本体(10)から完全に抜き取る必要がないため、締付けネジ(30)や、チップ(20)を落として紛失してしまうおそれがない。(例えば、特許文献1参照)
特開2002−326114号公報
しかしながら、上述した従来のスローアウェイ式正面フライス(2)では、凹所(14)付近までチップ(20)を移動することができる程度に締付けネジ(30)を緩めるにあたって、締付けネジ(30)を螺回する回転数は、作業者の勘や経験に頼ることになるため正確に管理することができない。そのため、締付けネジ(30)を緩める量が不足した場合には、チップ(20)を凹所(14)付近まで移動させることができず、逆に緩めすぎた場合には、締付けネジ(30)を抜き取ってしまうおそれがある。そうすると、コーナーチェンジを行うのにかかる時間の短縮、締付けネジ(30)やチップ(20)の紛失を防止する効果が得られない場合がある。
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであって、その目的は、工具本体から締付けネジを抜き取らずにチップのコーナーチェンジを行うスローアウェイ式切削工具において、コーナーチェンジを確実且つ効率的に行うことができるスローアウェイ式切削工具、および、このスローアウェイ式切削工具に用いられる締付け工具を提供することにある。
上記の課題を解決するため、本発明の第1は、工具本体にチップ座を形成し、前記チップ座の底面に略多角形平板状をなすスローアウェイチップの厚さ方向の下面を当接し、前記下面と、この下面に対向する上面とを貫通する締付けネジにより該スローアウェイチップを前記チップ座に着脱自在に装着するスローアウェイ式切削工具であり、さらに、該スローアウェイチップを前記チップ座に装着した状態から前記締付けネジを締付け工具により所定の回転数だけ螺回し緩めることによって、前記締付けネジを該工具本体から抜き取ることなく該スローアウェイチップを前記締付けネジの中心軸線(CL)に沿って前記チップ座よりも上方の位置に移動しコーナーチェンジすることを可能としたスローアウェイ式切削工具において、該スローアウェイチップを前記チップ座に装着した状態から前記締付けネジを前記締付け工具により所定の回転数だけ螺回し緩めるにあたり、該所定の回転数を指示する刻印を該工具本体および/又は前記締付け工具に設けたことを特徴とするスローアウェイ式切削工具である。
また、本発明の第2は、中心軸線(O)回りに回転する工具本体の外周に切りくずポケットを形成するとともに、前記切りくずポケットの工具回転方向の前方側を向く壁面にチップ座を形成し、前記チップ座の底面に略多角形平板状をなすスローアウェイチップの厚さ方向の下面を当接するとともに、すくい面とされる上面を工具回転方向の前方側に向けて、前記上面と前記下面とを貫通する締付けネジにより該スローアウェイチップを前記チップ座に着脱自在に装着するスローアウェイ式切削工具であり、さらに、該スローアウェイチップを前記チップ座に装着した状態から前記締付けネジを締付け工具により所定の回転数だけ螺回し緩めることによって、前記締付けネジを該工具本体から抜き取ることなく該スローアウェイチップを前記締付けネジの中心軸線(CL)に沿って前記チップ座よりも上方の位置に移動しコーナーチェンジすることを可能としたスローアウェイ式切削工具において、該スローアウェイチップを前記チップ座に装着した状態から前記締付けネジを前記締付け工具により所定の回転数だけ螺回し緩めるにあたり、該所定の回転数を指示する刻印を該工具本体および/又は前記締付け工具に設けたことを特徴とするスローアウェイ式切削工具である。
また、本発明の第3は、上記の本発明の第1および第2に用いられる締付け工具において、該スローアウェイチップを前記チップ座に装着した状態から前記締付けネジを前記締付け工具により所定の回転数だけ螺回し緩めるにあたり、該所定の回転数を指示する刻印を設けたことを特徴とする締付け工具である。さらに本発明の第4は、上記の本発明の第1および第2に用いられる締付け工具において、柄部の外周面の1箇所に前記締付け工具の円周方向の回転位置を指示する刻印を設けたことを特徴とする締付け工具である。
上述した本発明のスローアウェイ式切削工具および締付け工具によれば、チップのコーナーチェンジを行う場合に該チップをチップ座に固定した状態から締付けネジを緩めるにあたり、工具本体および/又は締付け工具に設けられた所定の回転数を指示する刻印にしたがって締付けネジを緩める方向に螺回すると、前記締付けネジを工具本体から抜き取ることなく、且つ該チップをコーナーチェンジすることができる程度に緩めることができる。よって、作業者の勘や経験の不足による締付けネジの緩め不足や緩め過ぎを防止することができるので、コーナーチェンジを行うのにかかる時間の短縮、締付けネジやチップの紛失を防止する効果が確実に得られ、コーナーチェンジを確実且つ効率的に行うことができる。ここで、該工具本体および/又は前記締付け工具に設けられた該所定の回転数を指示する刻印にしたがって締付けネジを緩める方向に螺回するとは、締付けネジの中心軸線(CL)に沿ってチップの下面が少なくともチップ座よりも上方の位置へ移動でき、且つ締付けネジを工具本体から抜き取ることがない程度に、締付けネジを緩める方向に螺回することである。
次に、本発明を内径加工用スローアウェイ式バイトに適用した実施形態について図を参照しながら説明する。図1の(a)はこの実施形態に係るスローアウェイ式バイトの先端視側面図であり、(b)は平面図、(c)および(d)は正面図である。図2の(a)および(b)はこのスローアウェイ式バイトにおいてチップをコーナーチェンジしている状態を示す要部平面図、要部正面図である。図3はこのスローアウェイ式バイトならびに後述するスローアウェイ式正面フライスに用いられる締付け工具の正面図であり、図4の(a)、(b)はこの締付け工具の要部拡大図である。
図1および図2に示すように、このスローアウェイ式バイト(1)は、略丸棒状をなす工具本体(10)を有しており、この工具本体(10)は先端側(図1の左側端部)にチップ座(40)が形成される頭部(10A)と、旋盤等の刃物台等(図示しない)に把持されるシャンク部(10B)とから構成される。この工具本体(10)の頭部(10A)の先端部には、先端側から見て切削方向(S)の前方側を略半月状に切欠くようにチップ座形成面(13)が形成されており、このチップ座形成面(13)には切削方向(S)の後方側にチップ座(40)が切欠き形成されている。このチップ座(40)は、切削方向(S)の前方側を向く底面(41)と、この底面(41)から起立し、平面視で工具本体先端側に向かってV字状に広がる2つのチップ拘束壁面(42)とから構成されている。そして、前記底面(41)の略中央部には締付けネジ(30)に螺合する雌ねじ(43)が形成されている。
前記チップ座(40)に装着されるチップ(20)は、超硬合金、被覆超硬合金、サーメット、セラミック、又はダイヤモンドやcBNといった超高圧焼結体等からなり、略三角形平板状を呈し、一方の三角形面が着座面をなす下面(22)とされるとともに、この下面(22)に対向する上面(21)がすくい面とされ、下面(22)から上面(21)に向かうにしたがい側面(23)が外側に傾斜するポジチップとされ、さらに、上面(21)と下面(22)とを厚さ方向に貫通する取付け穴(24)が形成されている。また、上面(21)の辺稜部には3つの横切れ刃(25)が形成され、それぞれの横切れ刃(25)の両端につながるコーナー部(27)には円弧状のノーズ切れ刃(26)が形成されている。
チップ(20)の取付け穴(24)に挿通した締付けネジ(30)をチップ座(40)に設けられた雌ねじ(43)にねじ込むことによって、この締付けネジ(30)の頭部が前記取付け穴(24)の内壁に当接し、チップ(20)は、その下面(22)をチップ座(40)の底面(41)側に押圧されるとともに、チップ(20)の2つの側面(23)をそれぞれ対応するチップ座(40)の2つのチップ拘束壁面(42)側に押圧されるようにしてチップ座(40)に位置決め固定される。このとき、チップ(20)の横切れ刃(25)の1つが工具本体(10)の先端面(10b)から工具本体先端側に突出して配設されるとともに、この横切れ刃(25)に連なり工具本体外周側を向くノーズ切れ刃(26)が工具本体(10)の外周面(10c)から外周側に突出して配設される。
本実施形態に係るスローアウェイ式バイト(1)の最も特徴的な構成について以下に説明する。図1の(b)に示すように、このスローアウェイ式バイト(1)のチップ座形成面(13)には、チップ(20)のコーナーチェンジするためにチップ(20)を固定した締付けネジ(30)を締付け工具(70)により所定の回転数だけ螺回し緩めるにあたり、該所定の回転数を指示する刻印(50)が設けられている。ここで、締付けネジ(30)を所定の回転数だけ螺回し緩めるということは、締付けネジ(30)の中心軸線(CL)に沿ってチップ(20)の下面(22)が少なくともチップ座(40)のチップ拘束壁面(42)よりも上方の位置へ移動でき、且つ締付けネジ(30)を工具本体(10)から抜き取ることがない程度に、締付けネジ(30)を緩める方向に螺回し緩めることである。
前記刻印(50)を設ける位置は、上述したチップ座形成面(13)のように、チップ(20)のコーナーチェンジをするときに目視しやすい位置とするのが良い。したがって、例えば、図1の(d)に示すように、工具本体(10)の頭部(10A)の外周面(10c)のチップ座(40)近傍の位置に設けられてもよい。
また、刻印(50)は締付けネジ(30)を螺回するための締付け工具(70)に設けられてもよい。その場合には、刻印(50)は、確実に目視できるように、例えば図3および図4の(a)に示すように、締付け工具(70)の柄部(70B)の表面に設けられるのが好ましい。このように、刻印(50)は工具本体(10)又は締付け工具(70)の少なくとも一方に設けられていればよい。上記の締付け工具(70)は、例えば、レンチ、ドライバー、スパナ等の公知のものから選ばれる。
上述の構成からなるスローアウェイ式バイト(1)におけるチップ(20)のコーナーチェンジについて以下に説明する。該スローアウェイ式バイト(1)は、そのシャンク部(10B)を旋盤等の刃物台等(図示しない)又はマシニングセンタ等の主軸(図示しない)に把持される。そして、予め下穴が加工された被削材(図示しない)をその中心軸線回りに回転させるか、又は、該スローアウェイ式バイト(1)を中心軸線(O)回りに回転させ、さらに、該スローアウェイ式バイト(1)を前記下穴に対して長手方向に沿って相対的に送りを与えることによって、横切れ刃(25)およびノーズ切れ刃(26)が、前記下穴の内周面を切削し前記下穴を所望の内径寸法に繰り広げ加工を行う。
上述の繰り広げ加工を継続すると、前記横切れ刃(25)および前記ノーズ切れ刃(26)が摩耗、チッピング等の損傷の進行により寿命に至るので、チップ(20)をコーナーチェンジすることになる。このコーナーチェンジの際、チップ(20)をチップ座(40)に固定している締付けネジ(30)を、この締付けネジ(30)に対応する図3および図4の(a)に示した締付け工具(70)により螺回して緩めるが、上述したように工具本体(10)又は締付け工具(70)の少なくとも一方には、前記締付けネジ(30)を所定の回転数だけ螺回し緩めるにあたり、該所定の回転数を指示する刻印(50)が設けられており、該所定の回転数にしたがって締付けネジ(30)を螺回すると、図2に示すように、締付けネジ(30)はチップ座(40)の上方側へ螺出し工具本体(10)から抜き取られることなく、チップ(20)のコーナーチェンジを可能とする位置まで移動する。その後、チップ(20)を締付けネジ(30)の中心軸線(CL)に沿って、矢印Uで示すようにチップ座(40)のチップ拘束壁面(42)よりも上方の位置に移動させ、前記中心軸線(CL)回りに矢印Rのいずれかの方向に回転させることにより、寿命に至った横切れ刃(25)およびノーズ切れ刃(26)に替えて未使用の横切れ刃(25)およびノーズ切れ刃(26)にコーナーチェンジする。そして、再び締付けネジ(30)をねじ込んでチップ(20)をチップ座(40)に固定する。
以上に説明したスローアウェイ式バイト(1)の効果について以下に説明する。このスローアウェイ式バイト(1)によれば、チップ(20)のコーナーチェンジを行うとき、工具本体(10)又は締付け工具(70)の少なくとも一方に設けられた、所定の回転数を指示する刻印(50)にしたがって該チップ(20)を装着した状態から締付けネジ(30)を緩める方向に螺回すれば、前記締付けネジ(30)を工具本体(10)から抜き取ることなく、且つ確実に該チップ(20)をコーナーチェンジすることができる。そのため、コーナーチェンジの際、締付けネジ(30)の緩め不足や緩め過ぎを防止することができ、コーナーチェンジを行うのにかかる時間の短縮、締付けネジ(30)やチップ(20)の紛失を防止する効果が確実に得られ、コーナーチェンジを確実且つ効率的に行うことができる。なお、刻印(50)は、上述したように工具本体(10)又は締付け工具(70)の少なくとも一方に設けられればよいが、締付け工具(70)を紛失してしまったり消耗、破損してしまったりするおそれがあるため、少なくとも工具本体(10)に設けられるのが好ましい。
上記の所定の回転数を指示する刻印(50)は、アラビア数字に限らず、ローマ数字、英数字等の数字であれば同じ効果が得られる。
刻印(50)はチップ(20)をコーナーチェンジするとき見やすい位置に設けられるのが好ましく、工具本体(10)においては外周面(10c)又は先端面(10b)の少なくとも1箇所に設けるのが好ましく、特にチップ座(40)近傍に設けられるのが好ましい。一方、締付け工具(70)においては、刻印(50)を柄部(70B)の表面に設けるのが好ましく、特に刻印(50)を前記柄部(70B)の外周面の1箇所にのみ設けた場合は、締付けネジ(30)を螺回するとき、前記刻印(50)が締付け工具(70)の円周方向の回転位置を指示する作用をするので、この締付け工具(70)の回転数を認識しやすくなるという効果を奏する。このとき、締付け工具(70)に設けられる刻印(50)は、上記の所定の回転数を指示するものでなくてもよく、図4の(b)に例示するように、数字以外の例えば図形等の刻印(50)であってもよい。なお、このように締付け工具(70)の円周方向の回転位置を指示する刻印(50)が設けられた場合には、この刻印(50)に加えて、上記の所定の回転数を指示する刻印(50)が、工具本体(10)又は締付け工具(70)の少なくともいずれか一方に設けられるのが望ましい。
工具本体(10)は炭素鋼、合金鋼、各種鋳鉄、アルミニウム合金等から構成されており、この工具本体(10)への刻印(50)は、例えば打刻、切削加工、彫刻、電解腐食、レーザー加工等の方法により工具本体(10)の刻印箇所の表面に対して凹ませて設けられるのが好ましい。一方、締付け工具(70)への刻印(50)も上記と同様に刻印箇所の表面に対して凹ませて設けられるのが好ましい。プラスチック、樹脂等の可塑性の非金属材料からなる締付け工具(70)の柄部(70B)に刻印(50)を設ける場合、上記の加工方法以外に、射出成形、プレス加工等により刻印(50)が設けられてもよい。このように、刻印(50)を刻印箇所の表面に対して凹ませて設けた場合には、刻印箇所の表面に擦過等が生じたとしても刻印(50)が消えたり、不明瞭になったりすることがないので刻印(50)を確実に目視することができる。
上記の所定の回転数だけ締付けネジ(30)を螺回し緩めたとき、締付けネジ(30)が工具本体(10)から抜き取られることのないように、締付けネジ(30)の全長LSは、チップ(20)の厚さをT1とし、このチップ(20)を装着するチップ座(40)の高さ、表現を変えれば、チップ座(40)のチップ拘束壁面(42)の高さをT2としたとき、LS>T1+T2の関係にあることが好ましい。しかし、締付けネジ(30)の全長LSが長すぎるとチップ(20)を交換する際、締付けネジ(30)を工具本体(10)から抜き取る作業に時間がかかることになるので、LS≦5T1の関係が好ましく、さらに、LS≦4T1の関係が特に好ましい。
次に、本発明をスローアウェイ式正面フライスに適用した実施の形態について図5および図6を参照しながら説明する。図5はこのスローアウェイ式正面フライスの側面図であり、図6は要部拡大図である。
図5および図6に示すように、本実施形態のスローアウェイ式正面フライス(2)は、軸線(O)回りに回転する工具本体(10)を有している。この工具本体(10)は、略円筒状をなし、その中央部には工具本体(10)を工作機械の主軸(図示しない)に装着する際の取付け穴(15)を、軸線(O)に沿って、工具本体(10)の基端側部分を貫通するように形成されており、この取付け穴(15)の基端側の開口部周縁には工具本体(10)の径方向に沿って、工作機械の主軸から与えられる駆動力を工具本体(10)に伝えるためのキー溝(16)が形成されている。
また、工具本体(10)の先端外周部には、周方向で略等間隔に複数の切りくずポケット(11)が切欠き形成されている。さらに、切りくずポケット(11)の工具回転方向(K)の前方側を向く壁面はチップ座形成面(13)とされ、このチップ座形成面(13)にはチップ座(40)が切欠き形成されており、このチップ座(40)は、工具回転方向(K)の前方側を向く底面(41)と、この底面(41)から起立し、工具本体先端側及び外周側を向く2つのチップ拘束壁面(42)とから構成されている。そして、このチップ座(40)の底面(41)には、チップ(20)を装着するための締付けネジ(30)が螺合する雌ネジ(図示しない)が形成されている。
チップ座(40)に装着されるチップ(20)は、超硬合金、被覆超硬合金、サーメット、セラミック、又はダイヤモンドやcBNといった超高圧焼結体等からなり、略正方形平板状を呈し、一方の正方形面が着座面をなす下面(22)とされるとともに、この下面(22)に対向する上面(21)がすくい面とされ、下面(22)から上面(21)に向かうにしたがい側面(23)が外側に傾斜するポジチップとされ、さらに、上面(21)と下面(22)の中央部を厚さ方向に貫通する取付け穴(24)が形成されている。また、上面(21)の辺稜部には4つの主切れ刃(25)が形成され、さらに、隣接する主切れ刃(25)に挟まれた4つのコーナー部(27)には正面切れ刃(26)が形成されている。
チップ(20)及び敷板(60)をともに貫通させて締付けネジ(30)をねじ込むことによって、この締付けネジ(30)の頭部はチップ(20)の取付け穴(24)の内壁に当接し、チップ(20)は、その下面(22)を敷板(60)を介してチップ座(40)の底面(41)側に押圧されるとともに、チップ(20)の2つの側面(23)をそれぞれ対応するチップ座(40)の2つのチップ拘束壁面(42)側に押圧されるようにしてチップ座(40)に位置決めされ固定される。
このとき、チップ(20)の主切れ刃(25)の1つが工具本体(10)の先端部の外周面(10c)から工具本体外周側に突出させて配設されるとともに、この主切れ刃(25)に連なり工具本体先端側を向く正面切れ刃(26)が工具本体(10)の先端面(10b)よりもわずかに先端側に突出させて配設される。
切りくずポケット(11)の工具本体外周側を向く壁面(12)は、図5および図6に示すように、チップ(20)の上面(21)に対向する方向から見たとき、工具本体先端側から基端側に近づくにしたがって該チップ(20)の主切れ刃(25)に対して鋭角(α)に傾斜し離間するように延設されているとともに、締付けネジ(30)の中心軸線(CL)とコーナー部(27)とを結ぶ線分を半径とする円(C)よりも工具本体内周側に形成されている。このような切りくずポケット(11)の形態とすることにより、チップ(20)をチップ座(40)に固定している締付けネジ(30)を所定の回転数だけ螺回し緩めた後、該チップ(20)を前記締付けネジ(30)の中心軸線(CL)に沿ってチップ拘束壁面(42)よりも上方の位置に移動させるとともに、前記中心軸線(CL)回りに回転させることができ、前記締付けネジ(30)を工具本体(10)から抜き取らなくともチップ(20)のコーナーチェンジが可能となる。
上述した実施形態に係るスローアウェイ式バイト(1)と同様に、この実施形態に係るスローアウェイ式正面フライス(2)でも、図5に示すように、チップ(20)のコーナーチェンジをするためにチップ(20)を固定した締付けネジ(30)を所定の回転数だけ螺回し緩めるにあたり、該所定の回転数を指示する刻印(50)が工具本体(10)の外周面(10c)に設けられている。この刻印(50)はコーナーチェンジするときに目視しやすい位置に設けられるのが好ましく、図5のように工具本体(10)の外周面(10c)のチップ座(40)近傍、図6のようにチップ座形成面(13)、又は工具本体(10)の先端面(10b)のチップ座(40)近傍等に設けられるのが好ましい。さらに、工具本体(10)の先端外周部に複数設けられたチップ座(40)の全てに刻印(50)を設けられるのが特に好ましい。
また、締付け工具(70)についても、先の実施形態に係るスローアウェイ式バイト(1)に用いられる締付け工具(70)と同様の構成を有するものが用いられ、刻印(50)は工具本体(10)又は締付け工具(70)の少なくとも一方に設けられる。
以上に説明した実施形態のスローアウェイ式正面フライス(2)によれば、先の実施形態に係るスローアウェイ式バイト(1)において記述した効果と同様の効果が得られる。特にスローアウェイ式正面フライス(2)においては、複数のチップ(20)をコーナーチェンジすることになるので、このコーナーチェンジを行うのにかかる時間を短縮する効果が顕著となる。
当然のことながら、この実施形態に係るスローアウェイ式正面フライス(2)の工具本体(10)あるいは締付け工具(70)に設けられる刻印(50)について限定した事項は、先述の実施形態に係るスローアウェイ式バイト(1)と同様であり、その限定した事項による作用効果についても同様である。
なお、本発明は、以上に説明したスローアウェイ式バイト(1)、スローアウェイ式正面フライス(2)に限定されず、例えば、スローアウェイ式のドリル、リーマ、ボーリングカッタ、サイドカッタエンドミル等に適用可能であることは言うまでもない。
本発明の実施形態に係るスローアウェイ式バイトの図であり、(a)は先端視側面図、(b)は平面図、(c)および(d)は正面図である。 図1に示すスローアウェイ式バイトにおいてチップをコーナーチェンジしている状態を示す図であり、(a)は要部平面図、(b)は要部正面図である。 本発明の実施形態に係るスローアウェイ式バイトおよびスローアウェイ式正面フライスに用いられる締付け工具の図である。 (a)、(b)は図3に示す締付け工具の要部拡大図である。 本発明の実施形態に係るスローアウェイ式正面フライスの正面図である。 図5に示すスローアウェイ式正面フライスのチップ座周辺の拡大図である。 従来のスローアウェイ式正面フライスのコーナーチェンジを行う際の説明図である。 図7に示すスローアウェイ式正面フライスのコーナーチェンジを行う際の説明図である。
符号の説明
1 スローアウェイ式バイト
2 スローアウェイ式正面フライス
10 工具本体
10a 基端面
10b 先端面
10c 外周面
11 切りくずポケット
12 切りくずポケットの壁面
13 チップ座形成面
20 スローアウェイチップ
21 スローアウェイチップの上面
22 スローアウェイチップの下面
23 スローアウェイチップの側面
24 スローアウェイチップの取付け穴
25 横切れ刃、主切れ刃
26 ノーズ切れ刃、正面切れ刃
27 コーナー部
30 締付けネジ
40 チップ座
41 チップ座の底面
42 チップ拘束壁面
50 刻印
60 敷板
70 締付け工具

Claims (15)

  1. 工具本体にチップ座を形成し、前記チップ座の底面に略多角形平板状をなすスローアウェイチップの厚さ方向の下面を当接し、前記下面と、この下面に対向する上面とを貫通する締付けネジにより該スローアウェイチップを前記チップ座に着脱自在に装着するスローアウェイ式切削工具であり、さらに、該スローアウェイチップを前記チップ座に装着した状態から前記締付けネジを締付け工具により所定の回転数だけ螺回し緩めることによって、前記締付けネジを該工具本体から抜き取ることなく該スローアウェイチップを前記締付けネジの中心軸線に沿って前記チップ座よりも上方の位置に移動しコーナーチェンジすることを可能としたスローアウェイ式切削工具において、該スローアウェイチップを前記チップ座に装着した状態から前記締付けネジを前記締付け工具により所定の回転数だけ螺回し緩めるにあたり、該所定の回転数を指示する刻印を該工具本体および/又は前記締付け工具に設けたことを特徴とするスローアウェイ式切削工具。
  2. 中心軸線回りに回転する工具本体の外周に切りくずポケットを形成するとともに、前記切りくずポケットの工具回転方向の前方側を向く壁面にチップ座を形成し、前記チップ座の底面に略多角形平板状をなすスローアウェイチップの厚さ方向の下面を当接するとともに、すくい面とされる上面を工具回転方向の前方側に向けて、前記上面と前記下面とを貫通する締付けネジにより該スローアウェイチップを前記チップ座に着脱自在に装着するスローアウェイ式切削工具であり、さらに、該スローアウェイチップを前記チップ座に装着した状態から前記締付けネジを締付け工具により所定の回転数だけ螺回し緩めることによって、前記締付けネジを該工具本体から抜き取ることなく該スローアウェイチップを前記締付けネジの中心軸線に沿って前記チップ座よりも上方の位置に移動しコーナーチェンジすることを可能としたスローアウェイ式切削工具において、該スローアウェイチップを前記チップ座に装着した状態から前記締付けネジを前記締付け工具により所定の回転数だけ螺回し緩めるにあたり、該所定の回転数を指示する刻印を該工具本体および/又は前記締付け工具に設けたことを特徴とするスローアウェイ式切削工具。
  3. 該工具本体および/又は前記締付け工具に設けた、該所定の回転数を指示する刻印が数字であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のスローアウェイ式切削工具。
  4. 該工具本体に設けた、該所定の回転数を指示する刻印を、該工具本体の外周面および/又は先端面の少なくとも1箇所に設けたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のスローアウェイ式切削工具。
  5. 前記締付け工具に設けた、該所定の回転数を指示する刻印を、前記締付け工具の柄部の外周面に設けたことを特徴とする請求項1〜4いずれか1項に記載のスローアウェイ式切削工具。
  6. 前記締付け工具の柄部の外周面の1箇所に前記締付け工具の円周方向の回転位置を指示する刻印を設けたことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載のスローアウェイ式切削工具。
  7. 該工具本体および/又は前記締付け工具に設けた、該所定の回転数を指示する刻印を、前記刻印を設ける箇所の表面に対して凹ませたことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載のスローアウェイ式切削工具。
  8. 前記締付け工具の柄部の外周面の1箇所に設けた、前記締付け工具の円周方向の回転位置を指示する刻印を、前記刻印を設ける箇所の表面に対して凹ませたことを特徴とする請求項6に記載のスローアウェイ式切削工具。
  9. 該スローアウェイチップをチップ座に固定する締付けネジの全長を、少なくとも該スローアウェイチップの厚さに前記チップ座の高さを加えた長さよりも長くしたことを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載のスローアウェイ式切削工具。
  10. 請求項1又は請求項2に記載のスローアウェイ式切削工具に用いられる締付け工具において、該スローアウェイチップを前記チップ座に装着した状態から前記締付けネジを前記締付け工具により所定の回転数だけ螺回し緩めるにあたり、該所定の回転数を指示する刻印を設けたことを特徴とする締付け工具。
  11. 該所定の回転数を指示する刻印が数字であることを特徴とする請求項10に記載の締付け工具。
  12. 該所定の回転数を指示する刻印を、前記締付け工具の柄部の外周面に設けたことを特徴とする請求項10又は請求項11に記載の締付け工具。
  13. 前記締付け工具の柄部の外周面の1箇所に前記締付け工具の円周方向の回転位置を指示する刻印を設けたことを特徴とする請求項10〜12のいずれか1項に記載の締付け工具。
  14. 請求項1又は請求項2に記載のスローアウェイ式切削工具に用いられる締付け工具において、前記締付け工具の柄部の外周面の1箇所に前記締付け工具の円周方向の回転位置を指示する刻印を設けたことを特徴とする締付け工具。
  15. 前記締付け工具に設けられた、該所定の回転数を指示する刻印および前記締付け工具の円周方向の回転位置を指示する刻印を、前記刻印を設ける箇所の表面に対して凹ませたことを特徴とする請求項10〜14のいずれか1項に記載の締付け工具。
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