JP2005245186A - ケーブルトラフ - Google Patents
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Abstract
【課題】資材の軽量化による作業性の改善と共に、保管のスペース圧縮、曲がりを必要とする場合への対応とプラスチック材料の採用による軽量化に伴う価格上昇を抑える対策および、従来の形態では線の分岐に不便だった点についても改良を行うこと。
【解決手段】トラフにプラスチック材料を用いることによって、軽量化を達成すると共に、U字溝1の底板と側面とをコーナー部材を用いて現場で容易に組立られる様にして、保管時の減容を達成した。更に、側壁部に予め穴25を設けたものを用意して分岐を容易にした。また、材料の1部又は全部に再生材料を用いることで原価の上昇を抑制することが出来た。
【選択図】図1
【解決手段】トラフにプラスチック材料を用いることによって、軽量化を達成すると共に、U字溝1の底板と側面とをコーナー部材を用いて現場で容易に組立られる様にして、保管時の減容を達成した。更に、側壁部に予め穴25を設けたものを用意して分岐を容易にした。また、材料の1部又は全部に再生材料を用いることで原価の上昇を抑制することが出来た。
【選択図】図1
Description
この発明は、主として歩道等加重負荷の少ない個所の地中に埋設し、電力ケーブル、通信線などを導くためのケーブルトラフに関する。
電力線、通信線等を配線するにあたり、景観、保守の問題から地中を通して導くことが多く採用されるようになった。この配線のための空腔を確保するためのトラフは、従来主にU字形のブロックと、その蓋とから成るコンクリート製のものが使われてきた。しかし、コンクリート製U字溝は重く、作業性が著しく悪いために、歩道の地下に埋設する場合のように負荷の比較的軽度のものについてはプラスチック等の軽量な材料を使ったものが用いられるようになった。また、空間スペースを多くとる形状のために、保管および工事現場での仮置きに際しても多大のスペースを確保する必要の悩みがあり、対策が求められていた。
軽量化の対策としては、例えば特開平05−095617がある。これは、中空のコの字形をしたプラスチック押し出し材と、同じく中空の蓋材を組み合わせたもので、ポリエチレンに難燃剤、金属酸化物、耐光剤を加えたものを用い、軽量であることを特徴としている。特開平05−130726はプラスチック製のU字形のトラフに用いる蓋が開閉、着脱自在に取り付けられる構造に特徴があり、また、特開平06−121440は、形状はコンクリート製に倣ったものだが、下水汚泥の焼却灰を活用している。特開2000−055240はU字形の本体相互、および、本体と蓋を溝嵌合によって固定することを特徴とするプラスチック製である。特開2002−281627は本体と蓋を中空の押出し品として作製し、それらを嵌合して一体化する構造のプラスチック成形品である。
しかし、これらの改善は作業性に大きな利点をもたらしたが、もう1つの問題点である保管のスペース圧縮には殆ど貢献していないので、この問題対策を行う。また、設置現場では曲がりを必要とする場合がかなり有って、その対応としてはコンクリートのU字溝の場合は少しずつずらす方法が取られてきたが、プラスチック使用の場合には壁材の厚みが少ないため、ずれによって生ずる隙間をカバー出来ないことと、強度面での不安があるため、それなりの曲げ対策を行う必要がある。
また、コンクリートが安価な材料ゆえ、プラスチック材料の採用に伴う価格上昇を抑える対策と、従来の形態では線の分岐に不便だった点についても改良を行うことを本発明の課題とした。
この対策として、本発明に於いては、材料として全てプラスチックを用いる事により軽量化を達成すると共に、U字溝と蓋とから成る溝単体を、継ぎ手を介することにより複数体繋ぎ合せて所定の長さを得るようにした。そして、保管時に嵩張って問題になるU字溝を、底板と側壁材料とをコーナー部材を用いて現場で容易に組立可能にすることによって保管スペースの問題を解決することができた。また、継ぎ手を工夫することによって、設置現場の要求に合わせ左右への曲げを可能にした。
更に、必要に応じ側壁部に予め穴を設けたものを用意することによって中を通す電線の分岐を容易にした。また、使用材料の一部、或いは全てに再生材料を用いる事によって、プラスチック材料を採用することによって生じる材料価格の上昇を抑制することができた。
以上説明したように、組立式にしたことで保管のスペースを圧縮することができ、また継ぎ手構造の工夫により曲がり構造に対応できるようになった。
更に、再生材料を用いることで価格上昇を抑えることができ、またトラフ側壁に予め穴を設けることで、ここに分岐のトラフを設けるなど配線工事を容易にすることができるようになった。
次に、この発明の実施形態を図を参照しながら説明する。図1は本発明によるトラフの形態を示す1実施例であって、プラスチック板から成る1組のU字溝1と蓋材2とを組み合せたものを溝単体とし、トラフを構成している溝単体の数に見合った数の継ぎ手3により、複数の溝単体を順次繋いで、所定の長さのトラフが構成されている。U字溝1の側面には図に示すように電線引き出し用の穴25を設けてもよい。図2はU字溝1の組み立て前の状態を示したもので、蓋材11と、ジョイント溝22と補強のための桟21を有する底板部材13、およびジョイント溝22と補強のための桟21を有する1対の側壁部材12と、この両者を繋ぐ、ジョイント片23を両端に持つ1対のコーナー部材14を示している。コーナー部材14のジョイント片23は、ジョイント溝22に嵌合し、側壁部材12と底板部材13を結合してU字形を構成している。側壁部材12には、底板部材13と同様、その上下両端にジョイント溝22が設けられていて、蓋材11の両端付近から下方に突き出たジョイント片23’が嵌合して蓋材2を固定すると共に構造をより強度の高いものにしている。図3にはコーナー部材14の正面図と側面図を示す。コーナー部材14は略直角に曲げられた断面を有し、そのそれぞれの端にジョイント片を有し、桟21’で補強された押し出し成形品である。図4には側壁部材12の正面図と側面図を示している。本実施例に於いては、底板部材13は、穴25以外は側壁部材12と同一形状の押し出し加工による板材を使用している。図5には継ぎ手3を斜め上から見た図を示す。U字溝の接続部位置決めのためのU字形の板材と、両側から嵌め込む位置決めのためのストッパー24から成り、射出成形にて作られている。
図6は斜め上から見た右方向に曲げるための継ぎ手3’を示す。片側のストッパー24’が他側に比べて広くなっていて、それに合わせて板の巾も大きく取ってある。左方向に曲げるためには巾広のストッパー24’の位置が図6とは左右逆側になるように、図6の継ぎ手3’を水平に180度回転させて使用すれば良い。
1 U字溝(組み立てられたもの)
2 蓋材
3 継ぎ手
3’継ぎ手(曲線設置用継ぎ手)
11 蓋材(2に同じ)
12 側壁部材
13 底板部材
14 コーナー部材
21 桟
21’桟(コーナー部材用)
22 ジョイント溝
23 ジョイント片
23’ジョイント片(蓋材用)
24 ストッパー
24’ストッパー(曲線継ぎ手用の巾広タイプ)
25 穴
2 蓋材
3 継ぎ手
3’継ぎ手(曲線設置用継ぎ手)
11 蓋材(2に同じ)
12 側壁部材
13 底板部材
14 コーナー部材
21 桟
21’桟(コーナー部材用)
22 ジョイント溝
23 ジョイント片
23’ジョイント片(蓋材用)
24 ストッパー
24’ストッパー(曲線継ぎ手用の巾広タイプ)
25 穴
Claims (4)
- 全てプラスチック材料を用い、ジョイント溝と補強のための桟を有する底板部材と、ジョイント溝と補強のための桟を有する1対の側壁部材と、この両者を繋ぐことが出来るジョイント片を両端に持つ1対のコーナー部材を用い、これを組み立ててU字形を構成したU字溝と、蓋材とを組み合せたものを溝単体とし、これを、継ぎ手を介することにより複数単位を繋ぎ合せて所定の長さを得ることを特徴とするケーブルトラフ。
- 全てプラスチック材料を用い、ジョイント溝と補強のための桟を有する底板部材と、ジョイント溝と補強のための桟を有する1対の側壁部材と、この両者を繋ぐことが出来るジョイント片を両端に持つ1対のコーナー部材を用い、これを組み立ててU字形を構成したU字溝と、蓋材とを組み合せたものを溝単体とし、これを、継ぎ手を介することにより複数単位を繋ぎ合せて所定の長さを得ることを特徴とするケーブルトラフに於いて、継ぎ手の嵌合部分に左右に異なった巾を有するストッパーを用いることによって、左右に緩い蛇行を可能にしたことを特徴とするケーブルトラフ。
- 請求項1および請求項2において、その側壁部材に穴を設けたことを特徴とするケーブルトラフ。
- 請求項1、請求項2および請求項3において、使用する材料の一部または全てに再生プラスチックを使用することを特徴とするケーブルトラフ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004087945A JP2005245186A (ja) | 2004-02-26 | 2004-02-26 | ケーブルトラフ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004087945A JP2005245186A (ja) | 2004-02-26 | 2004-02-26 | ケーブルトラフ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005245186A true JP2005245186A (ja) | 2005-09-08 |
Family
ID=35026297
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004087945A Pending JP2005245186A (ja) | 2004-02-26 | 2004-02-26 | ケーブルトラフ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005245186A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009081995A (ja) * | 2009-01-19 | 2009-04-16 | Furukawa Electric Co Ltd:The | ケーブルトラフ及びケーブルトラフの両端間における連結部形成方法 |
JP2009124923A (ja) * | 2007-11-19 | 2009-06-04 | Furukawa Electric Co Ltd:The | トラフ継目カバー及びトラフ継目遮蔽構造 |
CN106253191A (zh) * | 2015-06-05 | 2016-12-21 | 三菱电机大楼技术服务株式会社 | 配线用管道 |
CN110535087A (zh) * | 2019-08-20 | 2019-12-03 | 中国铁道科学研究院集团有限公司铁道建筑研究所 | 一种纤维增强复合材料电缆槽 |
JP2021197894A (ja) * | 2020-06-18 | 2021-12-27 | ユタカ電業株式会社 | トラフ嵩上板 |
-
2004
- 2004-02-26 JP JP2004087945A patent/JP2005245186A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN106253191A (zh) * | 2015-06-05 | 2016-12-21 | 三菱电机大楼技术服务株式会社 | 配线用管道 |
CN110535087A (zh) * | 2019-08-20 | 2019-12-03 | 中国铁道科学研究院集团有限公司铁道建筑研究所 | 一种纤维增强复合材料电缆槽 |
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