JP2005244607A - 色変換システム、色変換装置、および色変換プログラム - Google Patents

色変換システム、色変換装置、および色変換プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 色変換を実行する色変換システム、色変換装置、およびコンピュータシステムに組み込まれてそのコンピュータシステムに色変換を実行させる色変換プログラムに関し、本来の目的にかなった色変換を実行すると共に、好みに応じた色修正も容易に実行する。
【解決手段】
色の明度レンジを補正するレンジ補正を操作に応じて定義する補正定義部と、
補正定義部によって定義されたレンジ補正を、色変換が施される複数の変換対象に施すレンジ補正部とを備えるか、あるいは、
第1のデバイス色空間および第2のデバイス色空間の少なくとも一方におけるゲイン調整を、操作に応じて、第1の色変換定義および第2の色変換定義とは別に定義するゲイン定義部と、
ゲイン定義部によって定義されたゲイン調整を、上記色変換が施される複数の変換対象に施すゲイン調整部とを備えている。
【選択図】 図4

Description

本発明は、色変換を実行する色変換システム、色変換装置、およびコンピュータシステムに組み込まれてそのコンピュータシステムに色変換を実行させる色変換プログラムに関する。
例えば印刷の分野などでは、従来より、スキャナやデジタルスチルカメラなどといった入力デバイスによって原稿を取り込み、画像を表した画像データや、画像や文字や図形などが配置された印刷物のページを記述したページデータなどを作成し、それら画像データやページデータに基づいてプリンタや印刷システムなどといった出力デバイスによって印刷物を出力する入力_編集_出力システムが知られている。このような入力_編集_出力システムには、画像や文字の色が印刷物上で適切な色になるように画像データやページデータに色変換を施すための色変換装置や色変換プログラムが組み込まれていることが一般的である。
この色変換装置や色変換プログラムにおける色変換では、原稿の画像などを取り込むために用いられた入力デバイスに依存したデバイス色空間(例えばRGB色空間やCMYK色空間)とデバイスに非依存の共通色空間(例えばLab色空間やLCH色空間)との間の色変換を定義した色変換定義(入力プロファイル)や、印刷物の出力に用いられる出力デバイスに依存したデバイス色空間と共通色空間との間の色変換を定義した色変換定義(出力プロファイル)が用いられる。これらの色変換定義は、各入力デバイスや各出力デバイスにおける色再現特性に依存した色変換を定義したものであって、入力デバイスや出力デバイスの機種毎に用意され、あるいは同種のデバイスについても個々の装置毎に用意され、更にあるいは同一の装置についても用紙やインクの違いを考慮した入出力条件毎に用意される場合もある。
そして、これらの色変換定義が結合された、デバイス空間相互間の色変換を定義した色変換定義(デバイスリンクプロファイル)が作成されて色変換が実行される(例えば、特許文献1参照。)。
色変換定義の結合に際しては、共通色空間を介して単純に結合すると、各デバイスによる表現可能な色の範囲の相違に起因した不都合が生じる場合があるので、そのような相違を吸収するための修正が、結合される各色変換定義に基づいて行われることが多い(例えば、特許文献2参照。)。
一方で、画像の色味調整などのために、色変換の対象となる個々の画像データやページデータに色修正を施す技術も知られている(例えば、特許文献3参照。)。
特開2002−139381号公報 特開平4−196675号公報 特開平9−83824号公報
色変換定義自体の修正は、修正目的に対応して一意的に決まる修正であることが一般的である。一方、個々のデータを対象とした修正の場合には、編集者などの趣向が反映された手動操作による修正であることが一般的である。
しかし、例えば1冊の印刷物を構成する各ページについて、編集者の趣向などに従った共通の色調となるような色修正を施すという要望もある。
このような要望に応えるために、個々のデータを対象とした従来の修正を応用することを考えると、個々のデータに対する手動操作が煩雑であるという問題が生じる。
また、入力デバイスや出力デバイスに対応した色変換定義が個人などの好みに応じて修正されてしまうと色変換定義は、デバイスの色再現能力などを反映したものとはならなくなるので、本来の色変換定義の使用目的に使うことが困難となるという問題を生じる。
このような問題は、前述の入力_編集_出力システムに限定された問題ではなく、プロファイルに基づいた色変換を行うための色変換装置や色変換プログラムにおいて一般的に生じる問題である。
本発明は上記事情に鑑み、本来の目的にかなった色変換が実行されると共に、好みに応じた色修正も容易に実行可能な色変換システム、色変換装置、およびコンピュータシステムにそのような色変換などを実行させる色変換プログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成する本発明の第1の色変換システムは、
第1のデバイスに依存した第1のデバイス色空間とデバイスに非依存の非依存色空間との間における色変換を定義した第1の色変換定義と、第2のデバイスに依存した第2のデバイス色空間と非依存色空間との間における色変換を定義した第2の色変換定義とに基づいた、その第1のデバイス色空間とその第2のデバイス色空間との間の色変換を実行する色変換システムにおいて、
色の明度レンジを補正するレンジ補正を操作に応じて定義する補正定義部と、
補正定義部によって定義されたレンジ補正を、上記色変換が施される複数の変換対象に施すレンジ補正部とを備えたことを特徴とする。
本発明の第1の色変換システムでは、複数の変換対象に施されるレンジ補正が補正定義部で操作に応じて定義される。そして、その定義されたレンジ補正が、第1の色変換定義および第2の色変換定義に基づいた本来の目的の色変換が施される対象に施される。従って、本発明の第1の色変換システムによれば、本来の目的の色変換が実行されると共に、個人の好みに応じたレンジ補正を複数の変換対象に対して定義して容易に実行することができる。
本発明の第1の色変換システムは、
上記補正定義部が、レンジ補正におけるハイライト及び又はシャドーの目標値を操作に応じて定義するものであってもよく、あるいは
上記補正定義部が、レンジ補正における補正強度を操作に応じて定義するものであってもよい。
上記目的を達成する本発明の第2の色変換システムは、
第1のデバイスに依存した第1のデバイス色空間とデバイスに非依存の非依存色空間との間における色変換を定義した第1の色変換定義と、第2のデバイスに依存した第2のデバイス色空間と非依存色空間との間における色変換を定義した第2の色変換定義とに基づいた、その第1のデバイス色空間とその第2のデバイス色空間との間の色変換を実行する色変換システムにおいて、
第1のデバイス色空間および第2のデバイス色空間の少なくとも一方におけるゲイン調整を、操作に応じて、第1の色変換定義および第2の色変換定義とは別に定義するゲイン定義部と、
ゲイン定義部によって定義されたゲイン調整を、上記色変換が施される複数の変換対象に施すゲイン調整部とを備えたことを特徴とする。
本発明の第2の色変換システムでは、複数の変換対象に施されるゲイン調整がゲイン定義部で操作に応じて定義される。そして、その定義されたゲイン調整が、第1の色変換定義および第2の色変換定義に基づいた本来の目的の色変換が施される対象に施される。従って、本発明の第2の色変換システムによれば、本来の目的の色変換が実行されると共に、個人の好みに応じたゲイン調整を複数の変換対象に対して定義して容易に実行することができる。
上記目的を達成する本発明の第1の色変換装置は、
第1のデバイスに依存した第1のデバイス色空間とデバイスに非依存の非依存色空間との間における色変換を定義した第1の色変換定義と、第2のデバイスに依存した第2のデバイス色空間と非依存色空間との間における色変換を定義した第2の色変換定義とに基づいた、その第1のデバイス色空間とその第2のデバイス色空間との間の色変換を実行する色変換装置において、
色の明度レンジを補正するレンジ補正を定義した補正定義を入手する補正定義入手部と、
補正定義入手部で入手された補正定義によって定義されたレンジ補正を、上記色変換が施される複数の変換対象に施すレンジ補正部とを備えたことを特徴とする。
本発明の第1の色変換装置によれば、複数の変換対象に施されるレンジ補正を定義した補正定義が入手されて、そのレンジ補正が、本来の目的の色変換が施される対象に施される。従って、この色変換装置のユーザは、補正定義という形式でレンジ補正を定義することで、本来の目的の色変換を実行させると共に、個人の好みに応じたレンジ補正を複数の変換対象に対して実行させることができる。
本発明の第1の色変換装置において、
「 上記補正定義が、上記第1の色変換定義および上記第2の色変換定義として複数の色変換定義を指定した色変換定義指定に対応付けられたものであり、
上記レンジ補正部が、補正定義によって定義されたレンジ補正を、その補正定義が対応付けられている色変換定義指定によって指定された色変換定義に基づいた色変換が施される変換対象に施すものである」
という形態は好適である。
このような好適な形態の第1の色変換装置によれば、補正定義が定義したレンジ補正が、色変換定義指定が指定した色変換定義による色変換とともに実行されることとなるので、この色変換装置がレンジ補正を望んだ一部の色変換タイプに対応づけてレンジ補正を実行させることができる。
上記目的を達成する本発明の第2の色変換装置は、
第1のデバイスに依存した第1のデバイス色空間とデバイスに非依存の非依存色空間との間における色変換を定義した第1の色変換定義と、第2のデバイスに依存した第2のデバイス色空間と非依存色空間との間における色変換を定義した第2の色変換定義とに基づいた、その第1のデバイス色空間とその第2のデバイス色空間との間の色変換を実行する色変換装置において、
第1のデバイス色空間および第2のデバイス色空間の少なくとも一方におけるゲイン調整を、上記第1の色変換定義および上記第2の色変換定義とは別に定義したゲイン定義を入手するゲイン定義入手部と、
ゲイン定義入手部で入手されたゲイン定義によって定義されたゲイン調整を、上記色変換が施される複数の変換対象に施すゲイン調整部とを備えたことを特徴とする。
本発明の第2の色変換装置によれば、複数の変換対象に施されるゲイン調整を定義したゲイン定義が入手されて、そのゲイン調整が、本来の目的の色変換が施される対象に施される。従って、この色変換装置のユーザは、ゲイン定義という形式でゲイン調整を定義することで、本来の目的の色変換を実行させると共に、個人の好みに応じたゲイン調整を複数の変換対象に対して実行させることができる。
本発明の第2の色変換装置において、
「 上記ゲイン定義が、上記第1の色変換定義および上記第2の色変換定義として複数の色変換定義を指定した色変換定義指定に対応付けられたものであり、
上記ゲイン調整部が、ゲイン定義によって定義されたゲイン調整を、そのゲイン定義が対応付けられている色変換定義指定によって指定された色変換定義に基づいた色変換が施される変換対象に施すものである」
という形態は好適である。
このような好適な形態の第2の色変換装置によれば、ゲイン定義が定義したゲイン調整が、色変換定義指定が指定した色変換定義による色変換とともに実行されることとなるので、この色変換装置がゲイン調整を望んだ一部の色変換タイプに対応づけてゲイン調整を実行させることができる。
上記目的を達成する本発明第1の色変換プログラムは、
コンピュータシステムに組み込まれ、そのコンピュータシステムに、
第1のデバイスに依存した第1のデバイス色空間とデバイスに非依存の非依存色空間との間における色変換を定義した第1の色変換定義と、第2のデバイスに依存した第2のデバイス色空間と非依存色空間との間における色変換を定義した第2の色変換定義とに基づいた、その第1のデバイス色空間とその第2のデバイス色空間との間の色変換を実行させる色変換プログラムにおいて、
上記コンピュータシステム上に
色の明度レンジを補正するレンジ補正を定義した補正定義を入手する補正定義入手部と、
補正定義入手部で入手された補正定義によって定義されたレンジ補正を、上記色変換が施される複数の変換対象に施すレンジ補正部とを構成することを特徴とする。
本発明の第1の色変換プログラムによれば、本発明の第1の色変換装置の構成要素がコンピュータシステムによって容易に構成される。
上記目的を達成する本発明第2の色変換プログラムは、
コンピュータシステムに組み込まれ、そのコンピュータシステムに、
第1のデバイスに依存した第1のデバイス色空間とデバイスに非依存の非依存色空間との間における色変換を定義した第1の色変換定義と、第2のデバイスに依存した第2のデバイス色空間と非依存色空間との間における色変換を定義した第2の色変換定義とに基づいた、その第1のデバイス色空間とその第2のデバイス色空間との間の色変換を実行させる色変換プログラムにおいて、
上記コンピュータシステム上に
第1のデバイス色空間および第2のデバイス色空間の少なくとも一方におけるゲイン調整を、上記第1の色変換定義および上記第2の色変換定義とは別に定義したゲイン定義を入手するゲイン定義入手部と、
ゲイン定義入手部で入手されたゲイン定義によって定義されたゲイン調整を、上記色変換が施される複数の変換対象にすゲイン調整部とを構成することを特徴とする。
本発明の第2の色変換プログラムによれば、本発明の第2の色変換装置の構成要素がコンピュータシステムによって容易に構成される。
なお、本発明にいう色変換プログラムについては、ここではその基本形態のみを示すのにとどめるが、これは単に重複を避けるためであり、本発明にいう色変換プログラムには、上記の基本形態のみではなく、前述した色変換装置の各形態に対応する各種の形態が含まれる。
また、本発明の色変換プログラムが組み込まれるコンピュータシステムは、1台のコンピュータと周辺機器からなるものであってもよく、あるいは複数台のコンピュータを含むものであってもよい。
さらに、本発明の色変換プログラムがコンピュータ上に構成するレンジ補正部などといった要素は、1つの要素が1つのプログラム部品によって構築されるものであってもよく、1つの要素が複数のプログラム部品によって構築されるものであってもよく、複数の要素が1つのプログラム部品によって構築されるものであってもよい。また、これらの要素は、そのような作用を自分自身で実行するものとして構築されてもよく、あるいは、コンピュータに組み込まれている他のプログラムやプログラム部品に指示を与えて実行するものとして構築されても良い。
以上説明したように、本発明によれば、本来の目的にかなった色変換が実行されると共に、個人の好みに応じた色修正も容易に実行可能となる。
以下図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
図1は、本発明の一実施形態が適用された入力_編集_出力システムの全体構成図である。
ここには、本発明の色変換装置の一実施形態として動作する1台の色変換サーバ100と、3台のクライアントマシン200,210,220と、2台のRIP(Raster Image Processor)サーバ300,310と、1台のスキャナ400と、3台の画像出力用のプリンタ600,610,620とが示されている。
図1に示す各マシンの中で、色変換サーバ100、クライアントマシン200,210,220、RIP300,310,およびスキャナ400は通信回線500を介して相互に接続されて、LAN(Local Area Network)を構成している。また、プリンタ600,610はRIPサーバ300に接続され、プリンタ620はRIPサーバ310に接続されている。
スキャナ400は、用紙上の画像を読み取り、画像を表す画像データを生成する。生成された画像データは、通信回線500を介してクライアントマシン200,210,220などに送られる。
クライアントマシン200,210,220は、それぞれ小型のワークステーションまたはパーソナルコンピュータなどで構成されており、スキャナ400で原稿が読みとられて生成された画像データや、デジタルカメラ(図示しない)で撮影された撮影画像に基づく画像データなどが入力される。クライアントマシン200,210,220では、オペレータにより、文字や図形や画像等といった要素が配置されたページや単独の画像が電子的に編集され、編集されたページや画像を表すページデータや画像データが生成される。このように生成されたデータは、例えば1冊の印刷物を構成するような一連のデータ毎に1ジョブとしてまとめられ、そのジョブ単位で、通信回線500を介して色変換サーバ100に送られる。
色変換サーバ100は、クライアントマシン200,210,220などと比べて大型なワークステーションまたはパーソナルコンピュータ等で構成されており、各クライアントマシン200,210,220からページデータなどが送られてくると、それらのデータに色変換処理を施す。色変換処理の詳細は後に譲るが、色変換サーバ100は、いわゆるジョブチケットに従って色変換処理を実行するものであり、上述の各クライアントマシン200,210,220は、ジョブチケットを編集して色変換サーバ100に登録する機能も有している。色変換サーバ100は、送られてきたジョブの各データに対し、ジョブチケットに従った色変換処理を施す。
ところで、このページデータや画像データは、このままではプリンタ600,610,620などの出力デバイスで出力することができない形式のデータである。このため、色変換処理が施されたデータは、出力デバイスではなく、まずはRIPサーバ300,310に送られる。
RIPサーバ300,310は、それぞれ小型のワークステーションまたはパーソナルコンピュータなどで構成されている。色変換サーバ100から色変換処理が施されたページデータなどが送られてくると、RIPサーバ300,310はページデータなどに網点化処理を施して、各プリンタ600,610,620で出力可能な網点形式のビットマップデータに変換する。変換後のビットマップデータは、プリンタ600,610,620に入力され、プリンタ600,610,620では、その入力されたビットマップデータに基づく出力画像が作成される。
この図1に示す入力_編集_出力システムを構成する各マシンのうち、色変換サーバ100およびクライアントマシン200,210,220に対して本発明の実施形態が適用されている。また、これらのマシンにおける本発明の実施形態としての特徴は、それらのマシン内で実行される処理にあるので、ここでは、これらのマシンのハードウェア構成について、色変換サーバ100を代表させて説明する。
図1に示すように、色変換サーバ100は、外観構成上、本体装置101、本体装置101からの指示に応じて表示画面102a上に画像や文字などを表示する画像表示装置102、本体装置101にキー操作に応じた各種の情報を入力するキーボード103、および、表示画面102a上の任意の位置を指定することにより、その位置に表示されている例えばアイコン等に応じた指示を入力するマウス104を備えている。また、本体装置101は、外観上、フレキシブルディスク(以下、FDと省略する)を装填するためのFD装填口101a、およびCD−ROMを装填するためのCD−ROM装填口101bを有する。
図2は、図1に示す色変換サーバに代表されるコンピュータシステムのハードウェア構成図である。
図1に示す色変換サーバ100の本体装置101の内部には、図2に示すように、各種プログラムを実行するCPU111、各種プログラムやデータ等が保存されたハードディスク装置113、ハードディスク装置113に格納されたプログラムが読み出されCPU111での実行のために展開される主メモリ112、FD10をアクセスするFDドライブ114、CD−ROM20が装填され、その装填されたCD−ROM20をアクセスするCD−ROMドライブ115、図1の通信回線500に接続され、他のマシンとの通信を制御する通信インタフェース117が内蔵されており、これらと、さらに図1にも示す画像表示装置102、キーボード103、マウス104は、バス110を介して相互に接続されている。
ここで、CD−ROM20には、図1に示す入力_編集_出力システム上に本発明の色変換システムの一実施形態を構築するための各プログラムが記憶されている。このCD−ROM20はCD−ROMドライブ115に装填され、そのCD−ROM20に記憶された色変換プログラムがこの色変換サーバ100にアップロードされてハードディスク装置113に記憶される。また、図1の通信回線500を介して各クライアントマシン200,210,220に、必要なプログラムがダウンロードされる。そして、各マシンに記憶された各プログラムが起動されて実行されることにより、入力_編集_出力システムは、本発明の色変換システムの一実施形態として動作し、色変換サーバ100は、本発明の色変換装置の一実施形態として動作し、各クライアントマシン200,210,220は、本発明にいう補正定義部およびゲイン定義部の一例に相当するジョブチケット編集装置として動作する。なお、各クライアントマシン200,210,220にプログラムを導入する方式は、ここで例示した通信回線500を介したダウンロードの方式に限られず、例えばCD−ROMなどに記憶されて各クライアントマシン200,210,220に直接アップロードされる方式であってもよい。
入力_編集_出力システム上に本発明の色変換システムの一実施形態を構築するための各プログラムについて以下説明する。
図3は、入力_編集_出力システム上に本発明の色変換システムの一実施形態を構築するための各プログラムを記憶した記憶媒体を示す図である。
この図3に示すプログラム記憶媒体30は、プログラムが記憶された記憶媒体であればその種類を問うものではなく、例えばCD−ROMにプログラムが格納されているときはそのCD−ROMを指し、そのプログラムがローディングされてハードディスク装置に記憶されたときはそのハードディスク装置を指し、あるいはそのプログラムがフレキシブルディスクにダウンロードされたときはそのフレキシブルディスクを指す。
上述したように、本実施形態では、クライアントマシンをジョブチケット編集装置として動作させるジョブチケット編集プログラム40と、色変換サーバ100を本発明の色変換装置の一実施形態として動作させる色変換プログラム50が1つのプログラム記憶媒体30に記憶されている。
色変換プログラム50は、入力処理部51と、色処理部60と、出力処理部55と、制御部56とから構成されており、このうち色処理部60は、更にリンクプロファイル作成部61と色処理実行部62とから構成されている。
これらのプログラム40,50の各要素の詳細については後で説明する。
図4は、図1に示す入力_編集_出力システム上に構築された本発明の色変換システムの一実施形態の機能を示す機能ブロック図である。
この図4には、ジョブチケット編集装置250、ジョブチケット記憶装置120、および色変換装置130で構成された色変換システムが示されており、ジョブチケット編集装置250は、図3に示すジョブチケット編集プログラム40が図1に示すクライアントマシン200,210,220にインストールされて実行されることにより構成されるものである。また、色変換装置130は、図3に示す色変換プログラム50が図1に示す色変換サーバ100にインストールされて実行されることにより構成されるものであり、ジョブチケット記憶装置120は、図2に示すハードディスク装置113によって担われるものである。
色変換装置130は、入力処理部131と、色処理部140と、出力処理部135と、制御部136と、プロファイル記憶部137とから構成されており、このうち色処理部140は、更にリンクプロファイル作成部141と色処理実行部142とから構成されている。これらの構成要素のうち、入力処理部131、色処理部140、出力処理部135、および制御部136は、図3に示す色変換プログラム50を構成する入力処理部51、色処理部60、出力処理部55、および制御部56によって構築されるものである。このように、図3に示す色変換プログラム50の要素と図4に示す色変換装置130の要素とは互いに対応しているが、図4の各要素は、コンピュータシステムのハードウェアとそのコンピュータシステムで実行されるOSやアプリケーションプログラムとの組合せで構成されているのに対し、図3の各要素は、アプリケーションプログラムのみにより構成されている点が異なる。
上述したように、ジョブチケット編集装置250は、本発明にいう補正定義部およびゲイン定義部の一例に相当する。また、色変換装置130を構成する各要素のうち、制御部136は、本発明にいう補正定義入手部およびゲイン定義入手部の一例に相当し、色処理部140には、本発明にいうレンジ補正部およびゲイン調整部の一例に相当する機能が組み込まれている。また、ジョブチケット編集装置250で編集されてジョブチケット記憶装置120に登録されるジョブチケット121は、本発明にいう補正定義とゲイン定義と色変換定義指定とを含んだものであり、プロファイル記憶部137には、本発明にいう色変換定義の一例に相当する入力プロファイルや出力プロファイルが記憶される。
以下、図4に示す各要素を説明することによって、図3に示す各プログラム40,50の各要素も合わせて説明する。
先ず、色変換装置130の各要素について説明する。以下では、説明の便宜上、色変換装置130に入力されるデータは、RGB色空間で色が表現されたRGBソースのデータか、あるいはCMYK色空間で色が表現されたCMYKソースのデータであり、色変換装置130から出力されるデータはCMYK色空間で色が表現されたデータであるものとする。
色変換装置130における色変換処理には、大きく分けて、入力処理、色処理、および出力処理という3つの処理が含まれており、上述したジョブチケットによって指定される入力フォルダに送られてくるジョブに対して各処理を施して、ジョブチケットによって指定される出力フォルダに出力する。
入力処理部131は入力処理を実行するものであり、ジョブチケットが指定している入力フォルダにジョブが入力されたことを受けてそのジョブの各データを後段の処理に順次に送る。
色処理部140は、色処理を実行するものであり、リンクプロファイル作成部141で、プロファイル記憶部137に記憶されている入力プロファイルと出力プロファイルとを結合してリンクプロファイルを作成し、色処理実行部142で、そのリンクプロファイルで定義された通りに色を変換する。結合される入力プロファイルと出力プロファイルは、ジョブチケット中で指定されている。また、色処理部140は、リンクプロファイルを作成する際に、画像中のハイライト点およびシャドー点を解析し、それらハイライト点およびシャドー点の明度が適切な明度となるように色の明度レンジを補正するレンジ補正も実行する。このレンジ補正の定義は、後述するようにジョブチケット編集装置250でオペレータの操作に従って設定されてジョブチケット中に組み込まれている。更に、色処理部140は、リンクプロファイルを作成する際に、入力ソースの色空間(ここではRGB色空間あるいはCMYK色空間)および出力ソースの色空間(ここではCMYK色空間)におけるゲイン調整も行う。このゲイン調整を定義した調整カーブもジョブチケット編集装置250でオペレータの操作に従って設定されてジョブチケット中に組み込まれている。
出力処理部135は出力処理を実行するものであり、色変換処理の各処理を経たデータを、ジョブチケットが指定している出力フォルダに出力する。
制御部136は、ジョブチケット記憶装置120に登録されているジョブチケット121を入手して、そのジョブチケット121の内容に従って各要素における処理を制御する。
色変換装置130では、このように色変換処理が実行される。一方、ジョブチケット編集装置250には、ジョブチケット121を編集するための各種のGUIが用意されており、そのGUIをオペレータが操作することによってジョブチケットが編集される。従って、オペレータは、ジョブチケットの編集によってゲイン調整やレンジ補正などを自由に設定することができるとともに、そのジョブチケットによって指定された入力フォルダにジョブを送ることによって複数の入力データに好みの色修正を容易に施すことができる。
以下、各GUIについて具体的に説明する。
図5は、ジョブチケットの編集画面を示す図である。
ここに示すジョブチケット編集画面700は、編集対象のジョブチケットの名称が決まると開かれる画面であり、このジョブチケット編集画面700は、入力タブ710、カラータブ720、画像出力タブ730、ページ出力タブ740、および出力タブ750という5つのタブから構成されている。入力タブ710では上述した入力フォルダの設定が行われ、カラータブ720では、後で詳述するように、色変換処理に関連する各種のパラメータが設定され、画像出力タブ730では、単独の画像を表した画像データに対するフォーマット変換や解像度変換が設定される。また、ページ出力タブ740では、ページを記述したページデータについてデータ種別や画像間引きが設定され、出力タブ750では、上述した出力フォルダの設定や出力フォルダに出力されるファイルのファイル名テンプレートの設定などが行われる。
上述したカラータブ720には、標準ボタン760と詳細ボタン770が設けられており、これらのボタンがクリックされることによってカラータブ720の画面が標準画面と詳細画面とに切り換わる。
ジョブチケット編集画面700の右下にはOKボタン780とキャンセルボタン790が設けられており、OKボタン780がクリックされると、ジョブチケット編集画面700で設定された内容のジョブチケットが図4のジョブチケット記憶装置120に登録される。また、キャンセルボタン790がクリックされると、ジョブチケット編集画面700で設定されたすべての内容が取り消される。
この図5にはカラータブ720の標準画面が示されており、この標準画面では、色変換のモード設定、プロファイルの選択、特色処理の設定などが行われる。
標準画面の右上には、ページデータ中の、図形やイラストなどというようなベクトルデータ部品のカラー処理方法を、画像部品に対する色変換処理と同じ処理にするか、あるいは文字部品に対する色変換処理と同じ処理にするかを選択するイラスト分類選択欄761が設けられている。標準画面の中央には、RGBソースの入力データに対する各種設定が行われるRGB設定部762と、CMYKソースの入力データに対する各種設定が行われるCMYK設定部763とが上下に並んで設けられている。標準画面の下方には、出力プロファイルを選択する出力プロファイル選択欄764と、特色をプロセスカラーで再現する方式を、特色のデータベースに登録されている分解値を用いるデータベース優先方式か、あるいは入力ジョブ中に指定されている代替カラー値をそのまま用いるジョブ指定優先方式に選択的に設定する特色マッチ設定欄765と、シャドー部における最大のインク総量を240%、280%、320%、360%、および400%(総量制限無し)のなかから選択的に設定するインク総量設定欄766とが設けられている。
上述したRGB設定部762には、入力データ中に指定されている色空間を維持する「受け込み指定優先」を選択するチェックボックス762_1、RGBソースを一旦CMYKソースに変換してから色変換を施す「CMYKソースへの変換」を選択するチェックボックス762_2、画像部品及び文字部品それぞれに対する色処理に用いられる入力プロファイルを選択する入力プロファイル選択欄762_3、画像部品及び文字部品それぞれにおける色再現のモードを選択する色再現選択欄762_4、およびRGB画像のシャープ感を向上させる程度を設定するシャープネス設定欄762_5が設けられている。
また、上述したCMYK設定部763には、「受け込み指定優先」を選択するチェックボックス763_1、画像部品及び文字部品それぞれに対する色処理に用いられる入力プロファイルを選択する入力プロファイル選択欄763_2、画像部品及び文字部品それぞれにおける色再現のモードを選択する色再現選択欄763_3、およびCMYKソースにおける0%や100%などを出力データでも再現する各種の保存モードを選択するための3つのチェックボックス763_4が設けられている。
図6は、カラー設定の詳細画面を示す図である。
図6には、詳細ボタン770がクリックされたときに表示される詳細画面が示されており、この詳細画面には、ゲイン調整のための調整カーブ(ゲインカーブ)を選択的に設定するゲイン調整設定部771が設けられている。この調整カーブは、本発明にいうゲイン定義の一例に相当する。また、この詳細画面には、RGBソースに対するオートセットアップを設定するRGB変換設定部772と、入力デバイスの色再現領域(ガマット)と出力デバイスの色再現領域(ガマット)との差が大きい場合にその差を縮めるためのK版インクの追加量を設定する大差異ガマット変換設定部773が設けられている。
ゲイン調整設定部771には、RGBソース用かCMYKソース用か、入力データ用か出力データ用か、画像部品用か文字部品用か、に応じた2^3=8種類のゲインカーブそれぞれを選択的に設定する8つのゲインカーブ設定欄774が用意されており、RGB変換設定部772には、オートセットアップの内容を定義した、本発明にいう補正定義の一例を含んだセットアッププロファイルを選択的に設定するセットアッププロファイル設定欄775が用意されている。
大差異ガマット変換設定部773には、K版インクの追加を開始する開始点を指定するK開始点指定欄776と、K版インクの追加量を設定するK追加量設定部777が用意されている。
次に、ゲイン調整設定部771で選択されるゲインカーブ、およびセットアッププロファイル設定欄775で選択されるセットアッププロファイルそれぞれを作成するためのGUIについて説明する。
図7は、ゲインカーブ編集画面を示す図である。
この図に示すゲインカーブ編集画面800には、ゲインカーブの名称が表示される名称表示欄810と、CMYKRGBの7色のなかからゲインカーブ作成の対象となる色を選択する補正色選択部820が設けられており、補正色選択部820にはCMYKRGBの7色それぞれを選択するための7つのチェックボックス821が用意されている。これらのチェックボックス821のうちチェックされたチェックボックスが対応する色については、カーブ編集欄830でゲインカーブの編集が可能となる。
カーブ編集欄830の横軸はゲイン調整の対象ソースの値を0%から100%として表しており、縦軸は、各ソース値に対する調整値を表している。カーブ編集欄830には、編集可能なゲインカーブ831が示されており、このゲインカーブ831上の調整ポイント832がドラッグアンドドロップされることによってゲインカーブ831が編集される。調整ポイント832の相互間における調整値は曲線補間によって自動計算される。また、ゲインカーブ831上で右クリックすることによって調整ポイント832を増やすこともできる。
このようにカーブ編集欄830でゲインカーブが編集された後で別名保存ボタン840がクリックされると、そのゲインカーブの新たな名称が求められ、その新たな名称でゲインカーブが保存され、保存ボタン850がクリックされると元の名称でゲインカーブが保存される。また、キャンセルボタン860がクリックされると未保存の編集内容が取り消される。
図8は、セットアップ編集画面を示す図である。
このセットアップ編集画面900には、画像の明度レンジを補正するレンジ補正の設定を行うレンジ設定部910と、K版の制御カーブを設定するK版制御部920が設けられており、各設定部のチェックボックス911,921がクリックされることによって各設定部がアクティブとなる。
レンジ設定部910には、ハイライト側の色相をニュートラルグレーに近づける色カブリ補正の程度を選択的に設定する色カブリ補正設定欄912と、画像の分析によって得られるハイライトポイントに対する目標値の変更をアクティブにするハイライトチェックボックス913と、ハイライトポイントに対する目標値を既定値に対して変更する変更量を設定する3つのハイライト調整欄914と、画像の分析によって得られるシャドーポイントに対する目標値の変更をアクティブにするシャドーチェックボックス915と、シャドーポイントに対する目標値を既定値に対して変更する変更量を設定する3つのシャドー調整欄916と、入力ソース側の最も暗い点を、出力側のCMYK色空間における最も暗い点へと色変換する黒点補正を選択するための黒点チェックボックス917が設けられている。
また、K版制御部920には、C版の値に対するK版の値という形式でK版の制御カーブ922が示されており、この制御カーブ922上の調整ポイント923がドラッグアンドドロップされることによって制御カーブ922が変更される。調整ポイント923の相互間は曲線補間によって制御カーブ922が自動計算される。また、調整ポイント923における入力値(C版の値)と出力値(K版の値)が入力値表示欄924と出力値表示欄925に表示される。
セットアップ編集画面900の右下にはOKボタン930とキャンセルボタン940が設けられており、OKボタン930がクリックされると、このセットアップ編集画面900で編集されたセットアップの定義が保存され、キャンセルボタン940がクリックされると、セットアップの定義が保存されずに編集が終了する。
以上説明した各種のGUIが用いられることによって、本実施形態ではジョブチケットの自由な設定が可能であり、設定されたジョブチケットが用いられることによって、複数の入力データに対して好みの色修正が容易に施されることとなる。
なお、上記説明では、本発明にいう第1の色変換定義および第2の色変換定義の一例として入力プロファイル及び出力プロファイルが示されているが、本発明にいう第1の色変換定義および第2の色変換定義は、双方とも入力プロファイルであってもよく、あるいは出力プロファイルであってもよい。
また、上記説明では、本発明にいう補正定義やゲイン定義の一例がジョブチケットに含まれている例が示されているが、本発明にいう補正定義やゲイン定義はジョブチケットなどとは別に用意されたものであってもよい。
また、上記説明では、レンジ補正やゲイン調整がリンクプロファイルの作成時に実行される例が示されているが、本発明におけるレンジ補正やゲイン調整は、リンクプロファイルの作成とは別に実行されてもよい。
本発明の一実施形態が適用された入力_編集_出力システムの全体構成図である。 図1に示す色変換サーバに代表されるコンピュータシステムのハードウェア構成図である。 入力_編集_出力システム上に本発明の色変換システムの一実施形態を構築するための各プログラムを記憶した記憶媒体を示す図である。 図1に示す入力_編集_出力システム上に構築された本発明の色変換システムの一実施形態の機能を示す機能ブロック図である。 ジョブチケットの編集画面を示す図である。 カラー設定の詳細画面を示す図である。 ゲインカーブ編集画面を示す図である。 セットアップ編集画面を示す図である。
符号の説明
10 フレキシブルディスク
20 CD−ROM
30 プログラム記憶媒体
40 ジョブチケット編集プログラム
50 色変換プログラム
51 入力処理部
55 出力処理部
56 制御部
60 色処理部
61 リンクプロファイル作成部
62 色処理実行部
100 色変換サーバ
120 ジョブチケット記憶装置
121 ジョブチケット
130 色変換装置
131 入力処理部
135 出力処理部
136 制御部
137 プロファイル記憶部
140 色処理部
141 リンクプロファイル作成部
142 色処理実行部
200,210,220 クライアントマシン
250 ジョブチケット編集装置
300,310 RIPサーバ
400 スキャナ
500 通信回線
600,610,620 プリンタ
700 ジョブチケット編集画面
800 ゲインカーブ編集画面
900 セットアップ編集画面

Claims (10)

  1. 第1のデバイスに依存した第1のデバイス色空間とデバイスに非依存の非依存色空間との間における色変換を定義した第1の色変換定義と、第2のデバイスに依存した第2のデバイス色空間と前記非依存色空間との間における色変換を定義した第2の色変換定義とに基づいた、前記第1のデバイス色空間と前記第2のデバイス色空間との間の色変換を実行する色変換システムにおいて、
    色の明度レンジを補正するレンジ補正を操作に応じて定義する補正定義部と、
    前記補正定義部によって定義されたレンジ補正を、前記色変換が施される複数の変換対象に施すレンジ補正部とを備えたことを特徴とする色変換システム。
  2. 前記補正定義部が、レンジ補正におけるハイライト及び又はシャドーの目標値を操作に応じて定義するものであることを特徴とする請求項1記載の色変換システム。
  3. 前記補正定義部が、レンジ補正における補正強度を操作に応じて定義するものであることを特徴とする請求項1記載の色変換システム。
  4. 第1のデバイスに依存した第1のデバイス色空間とデバイスに非依存の非依存色空間との間における色変換を定義した第1の色変換定義と、第2のデバイスに依存した第2のデバイス色空間と前記非依存色空間との間における色変換を定義した第2の色変換定義とに基づいた、前記第1のデバイス色空間と前記第2のデバイス色空間との間の色変換を実行する色変換システムにおいて、
    前記第1のデバイス色空間および前記第2のデバイス色空間の少なくとも一方におけるゲイン調整を、操作に応じて、前記第1の色変換定義および前記第2の色変換定義とは別に定義するゲイン定義部と、
    前記ゲイン定義部によって定義されたゲイン調整を、前記色変換が施される複数の変換対象に施すゲイン調整部とを備えたことを特徴とする色変換システム。
  5. 第1のデバイスに依存した第1のデバイス色空間とデバイスに非依存の非依存色空間との間における色変換を定義した第1の色変換定義と、第2のデバイスに依存した第2のデバイス色空間と前記非依存色空間との間における色変換を定義した第2の色変換定義とに基づいた、前記第1のデバイス色空間と前記第2のデバイス色空間との間の色変換を実行する色変換装置において、
    色の明度レンジを補正するレンジ補正を定義した補正定義を入手する補正定義入手部と、
    前記補正定義入手部で入手された補正定義によって定義されたレンジ補正を、前記色変換が施される複数の変換対象に施すレンジ補正部とを備えたことを特徴とする色変換装置。
  6. 前記補正定義が、前記第1の色変換定義および前記第2の色変換定義として複数の色変換定義を指定した色変換定義指定に対応付けられたものであり、
    前記レンジ補正部が、前記補正定義によって定義されたレンジ補正を、その補正定義が対応付けられている色変換定義指定によって指定された色変換定義に基づいた色変換が施される変換対象に施すものであることを特徴とする請求項5記載の色変換装置。
  7. 第1のデバイスに依存した第1のデバイス色空間とデバイスに非依存の非依存色空間との間における色変換を定義した第1の色変換定義と、第2のデバイスに依存した第2のデバイス色空間と前記非依存色空間との間における色変換を定義した第2の色変換定義とに基づいた、前記第1のデバイス色空間と前記第2のデバイス色空間との間の色変換を実行する色変換装置において、
    前記第1のデバイス色空間および前記第2のデバイス色空間の少なくとも一方におけるゲイン調整を、前記第1の色変換定義および前記第2の色変換定義とは別に定義したゲイン定義を入手するゲイン定義入手部と、
    前記ゲイン定義入手部で入手されたゲイン定義によって定義されたゲイン調整を、前記色変換が施される複数の変換対象に施すゲイン調整部とを備えたことを特徴とする色変換装置。
  8. 前記ゲイン定義が、前記第1の色変換定義および前記第2の色変換定義として複数の色変換定義を指定した色変換定義指定に対応付けられたものであり、
    前記ゲイン調整部が、前記ゲイン定義によって定義されたゲイン調整を、そのゲイン定義が対応付けられている色変換定義指定によって指定された色変換定義に基づいた色変換が施される変換対象に施すものであることを特徴とする請求項7記載の色変換装置。
  9. コンピュータシステムに組み込まれ、該コンピュータシステムに、
    第1のデバイスに依存した第1のデバイス色空間とデバイスに非依存の非依存色空間との間における色変換を定義した第1の色変換定義と、第2のデバイスに依存した第2のデバイス色空間と前記非依存色空間との間における色変換を定義した第2の色変換定義とに基づいた、前記第1のデバイス色空間と前記第2のデバイス色空間との間の色変換を実行させる色変換プログラムにおいて、
    前記コンピュータシステム上に
    色の明度レンジを補正するレンジ補正を定義した補正定義を入手する補正定義入手部と、
    前記補正定義入手部で入手された補正定義によって定義されたレンジ補正を、前記色変換が施される複数の変換対象に施すレンジ補正部とを構成することを特徴とする色変換プログラム。
  10. コンピュータシステムに組み込まれ、該コンピュータシステムに、
    第1のデバイスに依存した第1のデバイス色空間とデバイスに非依存の非依存色空間との間における色変換を定義した第1の色変換定義と、第2のデバイスに依存した第2のデバイス色空間と前記非依存色空間との間における色変換を定義した第2の色変換定義とに基づいた、前記第1のデバイス色空間と前記第2のデバイス色空間との間の色変換を実行させる色変換プログラムにおいて、
    前記コンピュータシステム上に
    前記第1のデバイス色空間および前記第2のデバイス色空間の少なくとも一方におけるゲイン調整を、前記第1の色変換定義および前記第2の色変換定義とは別に定義したゲイン定義を入手するゲイン定義入手部と、
    前記ゲイン定義入手部で入手されたゲイン定義によって定義されたゲイン調整を、前記色変換が施される複数の変換対象にすゲイン調整部とを構成することを特徴とする色変換プログラム。
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