JP2005244505A - データ伝送システムにおけるオーバーフローの制御方法及びその装置 - Google Patents

データ伝送システムにおけるオーバーフローの制御方法及びその装置 Download PDF

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Abstract

【課題】無線アクセスシステムにおいて、加入者局で下りバッファオーバーフローが発生しても基地局と複数の加入者局との間の帯域を無駄に使用しないで有効に使用する。
【解決手段】加入者局21の下り受信バッファ61のバッファオーバーフローを検出したとき、TDD/TDMA制御回路52から基地局11へオーバーフローがオン状態のフロー制御信号74信号を送信する。このフロー制御信号74を受信したスロット割当部54は、対象加入者局21に対する下り方向のデータの割当を停止する。
【選択図】図3

Description

この発明は、1つの基地局と複数の加入者局との間で時分割多元接続方式により双方向データ通信を行うデータ伝送システムにおけるオーバーフローの制御方法及びその装置に関し、特に、加入者局内で下り方向のバッファオーバーフローが発生した場合のデータ伝送システムにおけるオーバーフローの制御方法及びその装置に関する。
イーサネット(登録商標)フレーム(イーサフレームという。)等の可変長のデータフレームを、基地局あるいは各加入者局において固定長のデータパケットに分割し、基地局と複数の加入者局の間で双方向でデータを伝送し、基地局あるいは各加入者局において再び、元の長さのデータフレームに再合成するデータ伝送システムが、例えば無線アクセスシステムとして知られている(特許文献1参照)。
この無線アクセスシステムは、家庭や企業と電気通信事業者の交換局や有線回線との間を直接、無線により接続し固定回線として使用するシステムである。
特開2003−234715号公報
ところで、このような無線アクセスシステムにおいて、基地局から加入者局へ下り方向のデータ伝送を行うと加入者局内の受信バッファがオーバーフローしてしまう可能性がある。例えば、オーバーフローするケースとしては、無線回線の伝送帯域よりも加入者局と該加入者局に接続される端末との間の回線の伝送帯域の方が小さい場合や、加入者局と端末との間の接続ケーブルが外れている場合等に発生する。
加入者局内の受信バッファでオーバーフローが発生した場合、基地局から加入者局へ伝送されたデータは、加入者局のバッファオーバーフロー処理で廃棄される。
このようにバッファオーバーフローが発生している間も基地局から対象加入者局に対してデータの伝送が行われるが、バッファオーバーフローが発生している加入者局へ伝送されたデータは加入者局内で廃棄されてしまう。このため、廃棄されてしまう無駄なデータが基地局から加入者局へ伝送されることとなり、結局、基地局と加入者局との間の無線回線の伝送帯域を無駄に使用してしまうという問題がある。
この発明はこのような課題を考慮してなされたものであり、加入者局で下りオーバーフローが発生しても基地局と複数の加入者局との間の伝送回線の帯域を無駄に使用しないで有効に使用することを可能とするデータ伝送システムにおけるオーバーフローの制御方法及びその装置を提供することを目的とする。
この発明のデータ伝送システムにおけるオーバーフローの制御方法は、1つの基地局と複数の加入者局との間で時分割多元接続方式により双方向データ通信を行うデータ伝送システムにおける通信制御方法において、前記各加入者局内で下り受信バッファのオーバーフローを監視する過程と、ある加入者局でオーバーフローを検出したとき、オーバーフロー信号を上り回線で基地局に送信する過程と、オーバーフロー信号を受信した基地局が当該オーバーフロー信号を送信した加入者局に対する下り方向のデータの送信を停止する過程とを有することを特徴とする(請求項1記載の発明)。
この発明によれば、ある加入者局で下り方向のバッファオーバーフローが発生した場合、基地局へオーバーフロー信号を送信する。基地局はオーバーフロー信号を受信すると対象加入者局に対する下り方向のデータの送信を停止する。オーバーフローが発生している間、対象加入者局に対しての基地局からのデータの送信を停止することにより、伝送回線の無駄な帯域の使用を回避して帯域を有効に使用することができる。
この場合、オーバーフローを監視する過程では、下り受信バッファの空きバッファ量が閾値以下となった場合にオーバーフローであると検出し、データの送信を停止する過程では、基地局は、各加入者局がオーバーフロー状態にあるかどうかを記憶するフロー制御テーブルを有し、加入者局から送信されたオーバーフロー信号に基づきフロー制御テーブルの当該加入者局のオーバーフローをセットして、下り方向のデータの送信を停止するように制御することにより、オーバーフローの発生の可能性が検知でき、オーバーフローを原因としてデータが廃棄される可能性を回避することができる(請求項2記載の発明)。
なお、下り方向のデータの送信が停止された後、ある加入者局のオーバーフローを監視する過程で、オーバーフローの解除が検出されたとき、ある加入者局からの基地局に対する上り回線でオーバーフロー信号の送信を停止する過程と、基地局は、前記オーバーフロー信号の停止を検出したとき、フロー制御テーブルをリセットして、前記ある加入者局に対して下り方向のデータの送信を開始する通信再開過程とを有することで、オーバーフローが停止した場合には、すみやかに下り方向のデータの送信を再開することができる。また、フロー制御テーブルを参照することで、確実にオーバーフローの有無(オーバーフローが発生しているか解除されているか)を検出することができる(請求項3記載の発明)。
この発明のデータ伝送システムにおける通信制御装置は、1つの基地局と複数の加入者局との間で時分割多元接続方式により双方向データ通信を行うデータ伝送システムにおける通信制御装置において、前記各加入者局内で下り受信バッファのオーバーフローを監視するオーバーフロー監視手段と、ある加入者局でオーバーフローを検出したとき、オーバーフロー信号を上り回線で基地局に送信するオーバーフロー送信手段と、オーバーフロー信号を受信した基地局が当該オーバーフロー信号を送信した加入者局に対する下り方向のデータの送信を停止する送信停止手段とを有することを特徴とする(請求項4記載の発明)。
この発明によれば、ある加入者局のオーバーフロー監視手段により下り方向のバッファオーバーフローを検出したとき、オーバーフロー送信手段が、基地局へオーバーフロー信号を送信する。基地局はオーバーフロー信号を受信すると、送信停止手段が、対象加入者局に対する下り方向のデータの送信を停止する。このため、オーバーフローが発生している間、対象加入者局に対しての基地局からのデータの送信が停止され、無駄な帯域の使用を回避して帯域を有効に使用することができる。
この場合にも、基地局に、加入者局毎のオーバーフローの有無を格納するフロー制御テーブルを設け、このフロー制御テーブルをオーバーフロー信号の有無により更新し、かつ更新したフロー制御テーブルを参照して、下り方向のデータ送信の制御を行うことにより、データ送信の制御がより確実化される。
この発明によれば、加入者局の下り方向の受信バッファにオーバーフローが発生した場合あるいは発生する可能性がある場合、対象加入者局に対して下り方向のデータを伝送しないように制御するので、回線の帯域が無駄に使用されることを回避して帯域を有効に使用することができる。
以下、この発明の実施形態について図面を参照して説明する。
図1は、この発明の一実施形態が適用された無線通信システム(データ伝送システム)10の全体的な構成を示している。
この無線通信システム10は、複数の加入者に対して固定無線アクセスサービスを提供するP−MP(Point to Multi-Point)型として用いられる。
そして、この無線通信システム10は、基本的には、建物あるいは電柱等に固定された基地局11と、該固定された基地局11に対してそれぞれ無線回線を介して双方向通信が可能とされる会社内あるいは家庭内等に配される複数の加入者局21(1)〜21(3)(代表して加入者局21という。)とから構成される。
無線回線の伝送路15(1)〜15(3)(代表して伝送路15という。)は、基地局11のアンテナ12と、複数の加入者局21のアンテナ22(1)〜22(3)(代表してアンテナ22という。)間の無線通信を通じて確立される。
各加入者局21は、アンテナ22に接続される高周波回路32と、変復調回路51と、通信制御回路33を有し、通信制御回路33を介してそれぞれパーソナルコンピュータ等の端末20(1)〜20(3)(代表して端末20という。)に有線または無線で接続されている。各端末20と各加入者局21とは一体的な構成とすることができる。
一方、基地局11は、アンテナ12に接続される高周波回路132と、変復調回路151と、通信制御回路34を有し、通信制御回路34は、主に有線で、ネットワーク13を介して、端末20(1)〜20(3)のそれぞれの対向機器14(1)〜14(3)(代表して対向機器14という。)に接続されている。
各加入者局21は、無線回線の伝送路15及び基地局11を介してネットワーク13にアクセスすることができる。なお、ネットワーク13としては、図示していないWWW(World Wide Web)サーバ等に接続されたIP(Internet Protocol)網等を使用することができる。また、対向機器14としては、サーバに限らず、図示しない他の基地局を介して接続される該他の基地局の加入者局(図示していない。)も含まれる。
基地局11と複数の加入者局21との間の通信には、TDD(Time Division Duplex)/TDMA(Time Division multiple Access )方式、いわゆる時分割多元接続方式を採用する双方向のデータ通信が可能である。この場合、基地局11と複数の加入者局21との間には、共通の無線周波数、例えば26[GHz]帯が割り当てられ、使用するタイムスロットの違いにより効率的な通信が可能である。
なお、基地局11と複数の加入者局21との間の通信には、TDD/TDMA方式に代替して、後述するFDD/TDMA方式を採用することができる。また、TDD/TDMA方式あるいはFDD/TDMA方式のいずれの場合においても、下り方向は、TDM(Time Division Multiplex)方式とされ、上り方向はTDMA方式とされる。
図2は、複数の加入者局21と1つの基地局11との間での通信を行うためのTDD方式による無線フレーム(通信フレーム)の構成を示している。1無線フレーム(1通信フレーム)の周期は、1〜10[ms]程度のうち、固定の周期、例えば1[ms]等に選択される。もちろん、1無線フレームの周期(長さ)は、ハードウエア等との関係において、より短い周期あるいは長い周期を選択することも可能である。なお、この固定周期の1無線フレームのフレームと可変長のイーサフレーム等のフレームとは異なるものである。
1無線フレームは、下り回線領域と上り回線領域とガードタイムTS16とから構成される。下り回線領域は、下りヘッダ領域TS11と下りデータ領域TS12を含む。上り回線領域は、基地局11と各加入者局21間の伝搬遅延を計測する等のための時間帯であるDMF(Delay Measurement Frame)領域TS13と、各加入者局21毎のフロー制御ビット(オーバーフロー発生時「1」、オーバーフロー解除時「0」)を含むスロット要求領域TS14と、上りデータ領域TS15とを含む。
1無線フレームの下り回線領域中、下りヘッダ領域TS11は、1無線フレーム毎の受信同期信号を生成するためのプリアンブル領域TS17と、基地局番号領域TS18と、フレーム位置指定領域TS19と、DMF送信許可等の制御コマンドを含むコマンド領域TS20と、スロット割当領域TS21とから構成されている。なお、DMF領域TS13とスロット要求領域TS14とは上りヘッダ領域TS22を形成する。
1無線フレームの下り回線領域中、残りの下りデータ領域TS12は、複数のタイムスロットに分割されており、それぞれに、対向機器14からネットワーク13を通じて基地局11に送信されたイーサフレーム等の可変長フレームが、所定バイト単位(この実施形態では、128バイト単位)で均等に分割された下り固定長パケット(単に、パケットともいう。)Pdが割り当てられる。各下り固定長パケットPdは、加入者局番号Pd1、隣接パケット有無情報等の再合成情報を含む制御情報Pd2、実際のデータである固定長データPd3、及び誤り検出符号Pd4から構成されている。
1無線フレームの上り回線領域中、上りデータ領域TS15は、複数のタイムスロットに分割されており、それぞれに、端末20から加入者局21に送信されたイーサフレーム等の可変長フレームが、所定バイト単位(この実施形態では、128バイト単位)で均等に分割された上り固定長パケット(単に、パケットともいう。)Puが割り当てられる。各上り固定長パケットPuは、ガードタイムPu1、プリアンブルPu2、加入者局番号Pu3、隣接パケット有無情報等の再合成情報を含む制御情報Pu4、実際のデータである固定長データPu5、及び誤り検出符号Pu6から構成されている。
なお、上下データ領域TS12、TS15の構成は、TDD/TDMA方式とFDD/TDMA方式とで共通である。
図3は、例としての各加入者局21と基地局11の詳細構成を示す無線通信システム10を示している。なお、図3において、図1に示したアンテナ12、22、高周波回路32、132、及び変復調回路51、151は図示していない。
加入者局21の通信制御回路33は、変復調回路51(図1参照)に接続されるTDD/TDMA制御回路52の他、端末20に接続される通信インタフェース回路53、自身の空きバッファ量が閾値以下となったときにオーバーフローであると検出しオーバーフロー信号をTDD/TDMA制御回路52に供給する下り受信バッファ61、上り送信バッファ62及びパケット数計測部63を備えている。なお、下り受信バッファ61の閾値は、予め設定されているが、トラフィック量等により変更が必要であれば、例えば基地局11の通信インタフェース153に接続される不図示の端末(外部端末)から閾値の設定値を変更することが可能である。また、当該外部端末から加入者局21(の端末20)に設定変更の要請を通知し、端末20のユーザ、すなわち加入者に、加入者自身の端末20から設定を変更するようにすることも可能である。
パケット数計測部63は、各加入者局21の上り送信バッファ62に蓄積されたパケット数を1無線フレームの周期毎に周期的に計測し、これを上りスロット要求(上りスロット要求数)71の情報としてTDD/TDMA制御回路52に伝達する。このスロット要求71の情報及びオーバーフローの存否を表すフロー制御信号74は、TDD/TDMA制御回路52からスロット要求領域TS14の時間帯で、図3に模式的に示すように、伝送路15を通じ基地局11のスロット割当部54に通知される。なお、スロット要求領域TS14は、各加入者局21が自局の上り送信バッファ62に蓄積されているパケットの量、すなわちバッファ量を基地局11に通知する領域であり、プリアンブル、加入者局番号、上り送信バッファ62のバッファ量である上りスロット要求数71及び誤り検出符号から構成されている。この中、現在、スロット要求数71の最上位ビットは使用されていないので、下り受信バッファ61のフロー制御信号(フロー制御ビット)74として使用する。このフロー制御信号74は、オーバーフローの発生あるいは可能性を検出したときオン状態(ビット「1」)とされ、オーバーフローが解消あるいは可能性が解消されたときオフ状態(ビット「0」)とされる。
基地局11の通信制御回路34は、変復調回路151に接続されるTDD−TDM/TDMA(TDD/TDMA)制御回路152、ネットワーク13に接続される通信インタフェース回路153、スロット割当部54、上り加入者局毎受信バッファ64、下り加入者局毎送信バッファ65、パケット数計測部66、及び加入者局毎フロー制御テーブル68を備えている。
加入者局毎フロー制御テーブル(フロー制御テーブル)68には、各加入者局21からのフロー制御信号74によりセットあるいはリセットされる各加入者局21毎の下り受信バッファ61のオーバーフローフラグ(オーバーフローが検出されてオン状態のフロー制御信号74を受信したときセットされ、オーバーフローが解消されてオフ状態の制御信号74を受信したときリセットされる。)が格納されている。
パケット数計測部66は、下り加入者局毎送信バッファ65に蓄積された加入者局21毎のパケット数、具体的には固定長データPd3に制御情報Pd2を付加した固定長データである下り固定長パケットPdの数を1無線フレームの周期毎に周期的に計測し、これを下りスロット要求73の情報としてスロット割当部54に伝達する。
TDD/TDMA制御回路152は、図2の1無線フレームのスロット要求領域TS14の時間帯で通知された各加入者局21の上りスロット要求71の情報を抽出し、スロット割当部54に伝達する。
スロット割当部54は、加入者局21毎のパケット数に対応する下りスロット要求(下りスロット要求数)73及び上りスロット要求(上りスロット要求数)71及び加入者局毎フロー制御テーブル68の各情報に基づいて、スロット割当72の情報を決定し、TDD/TDMA制御回路152に通知する。
各加入者局21に対する、上り方向のタイムスロットの割当(割当パケット数という。)は、図2の1無線フレーム内の下りヘッダ領域TS11中、スロット割当領域TS21の時間帯において通知される。
TDD/TDMA制御回路152は、スロット割当部54から通知された割当結果であるスロット割当72に従い、下り受信及び上り送信を行う。
この発明の一実施形態が適用された無線通信システム10は、基本的には、以上のように構成されるものであり、次に、この実施形態の理解を容易にするために、まず、A.この無線通信システム10の概括的な全体動作を説明し、次に、B.下り方向のバッファオーバーフロー制御の詳細動作を説明する。
A.概括的な全体動作
端末20から対向機器14に対してデータを伝送しようとするとき、端末20から加入者局21に供給されるイーサフレームのようなランダムに発生する可変長のデータが、加入者局21の通信インタフェース回路53で、固定長データPu5に分割される。このとき、通信インタフェース回路53で、さらに、各固定長データPu5に隣接パケット有無情報等の再合成情報を含む制御情報Pu4や誤り検出符号Pu6等が付加された上り固定長パケットPuとして上り送信バッファ62に一旦蓄積される。
各上り固定長パケットPuは、加入者局21からの、パケット数計測部63により計測された上り送信バッファ62の蓄積量(バッファ量)に基づく上りスロット要求(帯域要求)71に応じて、基地局11からのスロット割当領域TS21の内容によりスロット(帯域)が割り当てられ、上り送信バッファ62からTDD/TDMA制御回路52、変復調回路51、高周波回路32、アンテナ22及び無線回線の伝送路15を通じて送信側装置として機能する各加入者局21から送信される。なお、図3中、上りスロット要求71+フロー制御信号74は、理解の便宜のため模式的に伝送路15と並列に描いているが、実際には、無線フレーム中のスロット要求領域TS14に含まれて伝送路15を通じて加入者局21から基地局11に伝送される。
受信装置として機能する基地局11側で、アンテナ12、高周波回路32、変復調回路151、及びTDD/TDMA制御回路152を通じて受信された各上り固定長パケットPuは、一旦、上り加入者局毎受信バッファ64に格納され、制御情報Pu4等を基に通信インタフェース回路153で再合成され、さらにパケットの欠落の有無が検出され、パケットの欠落がなかった場合には、再合成されたフレームがデータとしてネットワーク13を通じて対向機器14に出力される。
その一方、対向機器14から端末20に対してデータを伝送しようとするとき、対向機器14からネットワーク13を通じて基地局11に供給されるデータについても同様であるが、この場合、送信側装置として機能する基地局11の通信インタフェース回路153により、下り固定長データPd3に分割され、その際、各下り固定長データPd3に隣接パケット有無情報等の再合成情報を含む制御情報Pd2が付加され下り固定長パケットPdとして、下り加入者局毎送信バッファ65、TDD/TDMA制御回路152、変復調回路151、高周波回路132、アンテナ12、及び伝送路15を通じて受信側装置として機能する加入者局21に送信され、該加入者局21の下り受信バッファ61に一旦蓄積される。
受信され蓄積された下り固定長パケットPdは、該当する加入者局21の通信インタフェース回路53で制御情報Pd2に基づいて再合成され、パケットの欠落の有無が検出され、パケットの欠落がなかった場合には端末20に伝送される。
以上の説明が、無線通信システム10の概括的な全体動作の説明である。
次に、図4のシーケンスチャートを参照して、下り方向のオーバーフロー制御の詳細動作を説明する。なお、図4において、時間N、N+1、…N+6は、それぞれ、1無線フレーム区間に対応する同一の1[ms]である。また、図4中、上段に示している番号54、152、52、61は、それぞれ、スロット割当部54、TDD/TDMA制御回路152、TDD/TDMA制御回路52、下り受信バッファ61に対応する。
B.下り方向のオーバーフロー制御の詳細動作
まず、通常運用時にはシーケンスP1〜P6の処理が行われる。すなわち、1無線フレーム区間に対応する時間NのシーケンスP1で、対象加入者局21のTDD/TDMA制御回路52から上りスロット要求71とオフ状態(オーバーフロー解除状態)のフロー制御信号74が基地局11のTDD/TDMA制御回路152に通知され、そのオフ状態のフロー制御信号74が、TDD/TDMA制御回路152を通じてシーケンスP2でスロット割当部54に通知される。
スロット割当部54は、時間Nの無線フレーム区間で得たスロット要求71とオフ状態(オーバーフロー解除状態)のフロー制御信号74に基づき、次の無線フレーム区間に対応する時間N+1のシーケンスP3においてスロット割当の計算を行い、このスロット割当の計算結果が、時間N+2のシーケンスP4でスロット割当部54からTDD/TDMA制御回路152に通知される。TDD/TDMA制御回路152は、シーケンスP5で、下り加入者局毎送信バッファ65から対象加入者局21の下り固定長パケットPdを読み出し、下りデータ領域TS12のタイムスロットに割り当て、伝送路15を通じて対象加入者局21のTDD/TDMA制御回路52へ送信される。対象加入者局21のTDD/TDMA制御回路52は、受信した下り固定長パケットPdを、シーケンスP6にて、下り受信バッファ61に格納する。
なお、シーケンスS1〜S3は、時間Nでのスロット割当計算に基づく、スロット割当通知、下りデータ送信、下りデータの格納を示している。
次に、オーバーフロー発生時には、シーケンスQ1〜Q7の処理が行われる。すなわち、時間N+1において、下り受信バッファ61の空きバッファ量が予め定めた閾値以下の値となった場合、下り受信バッファ61によりオーバーフローが検出され、オーバーフロー信号がオン状態とされ、シーケンスQ1でTDD/TDMA制御回路52に通知される。
この場合、TDD/TDMA制御回路52が、時間N+1で上りスロット要求71とフロー制御信号74を基地局11に通知する前に下り受信バッファ61からシーケンスQ1によりオーバーフロー信号が通知されたときには、その時間N+1のシーケンスQ2でスロット要求71とオン状態のフロー制御信号(当該加入者局21でオーバーフローが発生していることを知らせる信号)74が基地局11に通知される。間に合わなかったとき、つまりTDD/TDMA制御回路52が、時間N+1で上りスロット要求71とオフ状態のフロー制御信号(当該加入者局21でオーバーフローが発生していないこと、換言すればオーバーフローが解除されていることを知らせる信号)74を基地局11に通知した後に、下り受信バッファ61からシーケンスQ1によりオーバーフロー信号が通知されたときには、その時間N+1のシーケンスQ2では、スロット要求71とオフ状態のフロー制御信号74が基地局11に通知される。
ここでは、間にあったものとし、時間N+1のシーケンスQ3で基地局11のTDD/TDMA制御回路152が、スロット要求71とオン状態のフロー制御信号74を受信し、スロット割当部54に通知するものとする。
スロット割当部54は、時間N+1で、上りスロット要求71とフロー制御信号74を受信すると、フロー制御信号74がオン状態となった対象加入者局21を検出し、加入者局毎フロー制御テーブル68中、対象加入者局21のアドレス部のオーバーフローフラグをセットする。なお、フロー制御信号74がオフ状態となっている加入者局21のアドレス部のオーバーフローフラグはリセットされる。すなわち、スロット割当部54は、1無線フレーム毎に、各加入者局21毎のフロー制御信号74の状態をチェックして、全ての加入者局21のオーバーフローのオン、オフ状態を確認し、加入者局毎フロー制御テーブル68の内容を更新する。
そして、スロット割当部54は、時間N+1で得たスロット要求71と更新された加入者局毎フロー制御テーブル68の内容に基づき、時間N+2でスロット割当計算を行い、オーバーフローが発生した対象加入者局21に対してはスロットを割り当てない内容を含むスロット割当72を、時間N+3のシーケンスQ5でTDD/TDMA制御回路152に通知する。
このため、時間N+3のシーケンスQ6、Q7では、オーバーフローが発生した対象加入者局21に対する下りデータの送信が停止される(図4中、下りデータの送信停止を意味する×印を描いている。)。
時間N+3のシーケンスS7、S8では、このオーバーフロー状態が継続し、時間N+4のシーケンスS9のスロット割当では対象加入者局21にはスロットが割り当てられず、時間N+4のシーケンスS10、S11においても、オーバーフローが継続している対象加入者局21に対しては、下りデータの送信停止が継続される。
オーバーフロー解除時には、シーケンスR1〜R7の処理が行われる。すなわち、時間N+4において、対象加入者局21の下り受信バッファ61において、空きバッファ量が閾値を超えた場合にはオーバーフローが解除され、シーケンスR1において、オフ状態とされたオーバーフロー信号が下り受信バッファ61からTDD/TDMA制御回路52に通知される。なお、オーバーフロー解除検出のときの閾値を、オーバーフロー発生検出のときの閾値より大きな値とする、いわゆるヒステリシスを持たせてもよい。
この場合においても、TDD/TDMA制御回路52が、時間N+4で上りスロット要求71とフロー制御信号74を基地局11に通知する前に下り受信バッファ61からシーケンスR1によりオフ状態となったオーバーフロー信号が通知されたときには、その時間N+4のシーケンスR2でスロット要求71とフロー制御信号74が基地局11に通知される。間に合わなかったとき、つまりTDD/TDMA制御回路52が、時間N+4で上りスロット要求71とオン状態のフロー制御信号74を基地局11に通知した後に、下り受信バッファ61からシーケンスQ1によりオフ状態のオーバーフロー信号(オーバーフロー解除信号)が通知されたときには、その時間N+4のシーケンスR2では、スロット要求71とオン状態のフロー制御信号74が基地局11に通知される。
ここでは、間に合ったものとし、時間N+4のシーケンスR3で基地局11のTDD/TDMA制御回路152がスロット要求71とオフ状態のフロー制御信号74を受信し、スロット割当部54に通知するものとする。
スロット割当部54は、時間N+4で上りスロット要求71とフロー制御信号74を受信すると、フロー制御信号74がオフ状態となって対象加入者局21を検出し、加入者局毎フロー制御テーブル68中の対象加入者局21のアドレス部のオーバーフローフラグをリセットする。フロー制御信号74がオン状態となっている加入者局21のアドレス部のオーバーフローフラグはセットする。すなわち、スロット割当部54は、1無線フレーム毎にフロー制御信号74の状態をチェックし、基本的には、全ての加入者局21のオーバーフローのオン、オフ状態を確認し、加入者局毎フロー制御テーブル68の内容を更新する。
そして、スロット割当部54は、時間N+5でスロット割当計算を行い、復帰した対象加入者局21に対してスロットを割り当てる内容を含むスロット割当72を、時間N+6のシーケンスR5でTDD/TDMA制御回路152に通知する。なお、時間N+5の無線フレームでは、シーケンスS14、S15に示すように、対象加入者局21に対する下りデータの送信は停止されたままの状態となっている。
時間N+6のシーケンスR6、R7では、オーバーフロー解除した対象加入者局21に対して、下りデータの送信が再開される。
シーケンスS16、S17、S19、S20では、オフ状態のフロー制御信号74が対象加入者局21のTDD/TDMA制御回路52から基地局11のTDD/TDMA制御回路152へ送信される。
以上の説明が、下り方向のオーバーフロー制御の詳細動作である。この図4例の場合には、時間N+1で特定の加入者局21で発生したオーバーフローが時間N+3で反映され、その特定の加入者局21に対する時間N+3〜N+5での無駄な下りデータ伝送が停止される。なお、図4中では、無駄な下りデータ伝送が停止される時間は無線フレームで3区間のみであるが、端末20の電源がオフ状態となっている場合や、加入者局21と端末20との間の接続ケーブルが外れている場合(切断されている場合)は、無駄な下りデータ伝送が停止される有効期間はさらに長い時間になる。また、時間N+4で解除されたオーバーフロー状態が時間N+6の無線フレームに反映されて、迅速かつ適切に通常運用が再開されていることが分かる。
なお、この実施形態はFDD方式にも適用することが可能でありFDD方式では、加入者局21では、TDD/TDMA制御回路52が、FDD−TDM/TDMA制御回路に置換され、基地局11では、TDD/TDMA制御回路152が、FDD−TDM/TDMA制御回路に置換される構成とされる(特許文献1の図10、図11)。
図5は、FDD方式の無線フレームの構成を示している。無線フレームは、図2と図5を参照すれば明らかなように、TDD方式では、下り回線と上り回線とが同一周波数を使用して、時間軸上に直列的に分割されているのに対し、FDD方式では、下り回線と上り回線に対して異なる周波数を割り当て、時間軸上は並列的に構成されている。
ここで、図5に示す下り無線フレーム中の下りデータ領域は、図2の下りデータ領域TS12に示す下り固定長パケットPdと同一の構成となっている。
同様に、図5に示す上り無線フレーム中の上りデータ領域は、図2の上りデータ領域TS15に示す上り固定長パケットPuと同一の構成となっている。
このため、FDD方式においても、TDD方式と同様に、図4のシーケンスに基づく、同様の処理を行うことができる。
以上説明したように、上述した実施形態によれば、1つの基地局11と複数の加入者局21との間で時分割多元接続方式により双方向データ通信(TDD/TDMA)を行う無線通信システム10における通信制御方法において、各加入者局21内のオーバーフロー監視手段としても機能する下り受信バッファ61で当該下り受信バッファ61のオーバーフローを監視する過程と、ある加入者局21でオーバーフローを検出したとき、オーバーフロー送信手段として機能するTDD/TDMA制御回路52からオーバーフロー状態を表す信号をフロー制御信号74と上り回線でして基地局11に送信する過程と、オーバーフロー状態を表す信号であるフロー制御信号74を受信した基地局11の送信停止手段として機能するスロット割当部54が当該フロー制御信号を送信した加入者局21に対する下り方向のデータの送信を停止する過程とを有する。
このようにすれば、オーバーフローが発生している間、対象加入者局21に対しての基地局11からのデータの送信が停止され、無線フレーム中、無駄な帯域の使用を回避して帯域を有効に使用することができる。
この場合、オーバーフローを監視する過程では、下り受信バッファ61の空きバッファ量が閾値以下となった場合にオーバーフローであると検出し、データの送信を停止する過程では、基地局11は、フロー制御テーブルとしての加入者局毎フロー制御テーブル68を有し、加入者局21から送信されたオーバーフロー信号に基づき、加入者局毎フロー制御テーブル68の該当加入者局21のオーバーフロー有無フラグをセットして(オーバーフロー有り)、下り方向のデータの送信を停止するように制御することにより、実際のオーバーフローの発生を回避することができる。この場合、加入者局毎フロー制御テーブル68は、加入者局21毎のオーバーフロー状態が、オーバーフロー有無フラグにより監視されており、このオーバーフロー有無フラグが、1無線区間毎に、フロー制御信号74に基づいて更新される。したがって、スロット割当部54は、加入者局毎フロー制御テーブル68のオーバーフロー有無フラグの状態を参照することで、オーバーフローの発生している対象加入者局21に対して下り方向のデータの送信を確実に停止することができる。
なお、下り方向のデータの送信が停止された後、ある加入者局21のオーバーフローを監視する過程で、オーバーフローの解除が検出されたとき、ある加入者局21からのオーバーフロー状態を表すフロー制御信号74の基地局11に対する上り回線での送信を停止する過程と、基地局11は、オーバーフロー状態を表すフロー制御信号74の停止を検出したとき、加入者局毎フロー制御テーブル68のオーバーフロー有無フラグをリセットして(加入者局毎フロー制御テーブル68の内容をオーバーフロー無し状態に更新して)、下り方向のデータの送信を開始する通信再開過程とを有することで、オーバーフローが解除(停止)した場合には、すみやかに、かつ確実に下り方向のデータの送信を再開することができる。
なお、この発明は、上述した実施形態に限らず、例えば伝送回線として無線回線ではなく、基地局と加入者局との間が光ファイバで接続された双方向光回線においても適用することができる等、この発明の要旨を逸脱することなく、種々の構成を採り得ることはもちろんである。
この発明の一実施形態が適用された無線通信システムの構成図である。 TDD方式の無線フレームの構成図である。 この実施形態のオーバーフローの制御方法が適用された加入者局と基地局の構成を示すブロック図である。 オーバーフロー通信制御方法の例を説明するシーケンス図である。 FDD方式の無線フレームの構成図である。
符号の説明
10…無線通信システム 11…基地局
14…対向機器 20…端末
21…加入者局
52、152…TDD−TDM/TDMA制御回路(TDD/TDMA制御回路)
54…スロット割当部 61…下り受信バッファ
68…加入者局毎フロー制御テーブル

Claims (4)

  1. 1つの基地局と複数の加入者局との間で時分割多元接続方式により双方向データ通信を行うデータ伝送システムにおける通信制御方法において、
    前記各加入者局内で下り受信バッファのオーバーフローを監視する過程と、
    ある加入者局でオーバーフローを検出したとき、オーバーフロー信号を上り回線で基地局に送信する過程と、
    オーバーフロー信号を受信した基地局が当該オーバーフロー信号を送信した加入者局に対する下り方向のデータの送信を停止する過程と
    を有することを特徴とするデータ伝送システムにおけるオーバーフローの制御方法。
  2. 請求項1記載のデータ伝送システムにおけるオーバーフローの制御方法において、
    前記オーバーフローを監視する過程では、前記下り受信バッファの空きバッファ量が閾値以下となった場合にオーバーフローであると検出し、
    前記データの送信を停止する過程では、前記基地局は、各加入者局がオーバーフロー状態にあるかどうかを記憶するフロー制御テーブルを有し、加入者局から送信されたオーバーフロー信号に基づき前記フロー制御テーブルの当該加入者局のオーバーフローをセットして、下り方向のデータの送信を停止する
    ことを特徴とするデータ伝送システムにおけるオーバーフローの制御方法。
  3. 請求項2記載のデータ伝送システムにおけるオーバーフローの制御方法において、
    下り方向のデータの送信が停止された後、前記ある加入者局のオーバーフローを監視する過程で、オーバーフローの解除が検出されたとき、前記ある加入者局からの基地局に対する上り回線で前記オーバーフロー信号の送信を停止する過程と、
    前記基地局は、前記オーバーフロー信号の停止を検出したとき、前記フロー制御テーブルのオーバーフローをリセットして、前記ある加入者局に対して下り方向のデータの送信を開始する通信再開過程と
    を有することを特徴とするデータ伝送システムにおけるオーバーフローの制御方法。
  4. 1つの基地局と複数の加入者局との間で時分割多元接続方式により双方向データ通信を行うデータ伝送システムにおける通信制御装置において、
    前記各加入者局内で下り受信バッファのオーバーフローを監視するオーバーフロー監視手段と、
    ある加入者局でオーバーフローを検出したとき、オーバーフロー信号を上り回線で基地局に送信するオーバーフロー送信手段と、
    オーバーフロー信号を受信した基地局が当該オーバーフロー信号を送信した加入者局に対する下り方向のデータの送信を停止する送信停止手段と
    を有することを特徴とするデータ伝送システムにおけるオーバーフローの制御装置。

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