JP2005244477A - データ出力装置、データ入力装置及び制御方法 - Google Patents

データ出力装置、データ入力装置及び制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 oPCR又はiPCRを先にロック状態に設定した制御装置以外からのコマンドに従ってoPCR又はiPCRをアンロック状態又は別のデータフォーマットに固定された状態に設定されないようにする。
【解決手段】 oPCR又はiPCRを所定のデータフォーマットに固定された状態に設定することを要求するコマンドを受信する受信手段と、コマンドに従ってoPCR又はiPCRを所定のデータフォーマットに固定された状態に設定する設定手段と、コマンドを送信した制御装置を識別するための情報を記憶する記憶手段とを有し、コマンドに従ってoPCR又はiPCRを所定のデータフォーマットに固定された状態に設定した後は、制御装置以外からのコマンドに従ってoPCR又はiPCRを所定のデータフォーマットに固定されていない状態に設定しないようにすることを特徴とする記録再生装置(10)を提供する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、複数種類のデータを出力する出力手段を有するデータ出力装置、並びに、複数種類のデータを入力する入力手段を有するデータ入力装置に関する。
現在、複数種類のストリームデータを磁気テープに記録する機能と、複数種類のストリームデータを磁気テープから再生する機能とを有する記録再生装置が提案されている(例えば、特許文献1)。特許文献1では、SD(Standard Definition)映像データ又はHD(High Definition)映像データを磁気テープに記録する記録再生装置が提案されている。ここで、SD映像データはHDデジタルVCR協議会(HD Digital VCR Conference)で策定されたDV方式に準拠した映像データであり、HD映像データはMPEG−2方式に準拠した映像データである。
また現在、記録再生装置のネットワークインタフェースには、IEEE1394規格(非特許文献1及び2参照)、USB規格(非特許文献3参照)が知られている。IEEE1394規格及びUSB規格は何れも高速なシリアルバスに関する規格である。特に、IEEE1394規格に準拠したネットワークインタフェース(以下、IEEE1394インタフェース)では、DV方式又はMPEG−2方式に準拠したストリームデータの入力及び出力の制御が可能である(非特許文献4乃至6参照)。以下、DV方式に準拠したストリームデータ(オーディオ及びビデオデータを含む)を「DVデータ」と呼び、MPEG−2方式に準拠したストリームデータ(オーディオ及びビデオデータを含む)を「MPEG−2データ」と呼ぶ。
特開2001−275076号公報 IEEE Std 1394-1995, IEEE Standard for a High Performance Serial Bus, Institute of Electrical and Electronics Engineers, Inc. IEEE Std 1394a-2000, IEEE Standard for a High Performance Serial Bus - Amendment 1, Institute of Electrical and Electronics Engineers, Inc. Universal Serial Bus Specification Revision 2.0, April 27, 2000 IEC 61883-1: Consumer audio/video equipment - Digital interface - Part 1: General IEC 61883-2: Consumer audio/video equipment - Digital interface - Part 2: SD-DVCR data transmission IEC 61883-4: Consumer audio/video equipment - Digital Interface - Part 4: MPEG2-TS data transmission
IEEE1394インタフェースを有し、IEC61883−1、IEC61883−2及びIEC61883−4に準拠した記録再生装置であれば、IEC61883−1で規定されたoPCRを介してDVデータ及びMPEG−2データを外部に連続的に出力することも、IEC61883−1で規定されたiPCRを介してDVデータ及びMPEG−2データを外部から連続的に入力することも可能である。
上記の記録再生装置をリモートコントロールする制御装置によっては、その記録再生装置のoPCRから出力されるストリームデータのデータフォーマットを所定のデータフォーマットに固定した方がよい場合がある。例えば、制御装置の状態がDVデータを処理することはできるが、MPEG−2データを処理することができない状態であるとき、oPCRから出力されるストリームデータのデータフォーマットはDV方式に固定した方がよい。
しかしながら、現在、oPCRの状態をロック状態(所定のデータフォーマット(DV方式、MPEG−2方式等の何れか)に固定された状態)に変更することを要求するコマンドは明確に規定されていない。oPCRの状態をアンロック状態(ロック状態が解除された状態)に変更することを要求するコマンドについても明確に規定されていない。従って、制御装置からoPCRの状態をロック状態又はアンロック状態に変更することはできない。また、複数の制御装置が存在する場合において何れの制御装置からのコマンドを優先するかについても明確に規定されていない。このような問題は、iPCRに入力されるストリームデータのデータフォーマットを所定のデータフォーマットに固定することを要求するコマンドについても同様である。
さらに、このような問題は、IEC61883−1で規定されたoPCRに相当する出力手段(oPCRのような論理的な出力端子だけでなく、物理的な出力端子を含む)を有する記録再生装置にも生じ得る問題であり、IEC61883−1で規定されたiPCRに相当する入力手段(iPCRのような論理的な入力端子だけでなく、物理的な入力端子を含む)を有する記録再生装置にも生じ得る問題である。
そこで、本発明は、制御装置からのコマンドに応じて出力手段(例えば、IEC61883−1で規定されたoPCR)又は入力手段(例えば、IEC61883−1で規定されたiPCR)の状態をロック状態(所定のデータフォーマットに固定された状態)又はアンロック状態(ロック状態が解除された状態)に変更できるようにすることを目的とする。
また、本発明は、出力手段(例えば、IEC61883−1で規定されたoPCR)を先にロック状態に設定した制御装置以外からのコマンドに従ってその出力手段をアンロック状態又は別のデータフォーマットに固定された状態に設定されないようにすることを目的とする。
また、本発明は、入力手段(例えば、IEC61883−1で規定されたiPCR)を先にロック状態に設定した制御装置以外からのコマンドに従ってその入力手段をアンロック状態又は別のデータフォーマットに固定された状態に設定されないようにすることを目的とする。
本発明のデータ出力装置の一つは、出力手段を所定のデータフォーマットに固定された状態に設定することを要求するコマンドを受信する受信手段と、前記コマンドに従って前記出力手段を前記所定のデータフォーマットに固定された状態に設定する設定手段と、前記コマンドを送信した制御装置を識別するための情報を記憶する記憶手段とを有し、前記コマンドに従って前記出力手段を前記所定のデータフォーマットに固定された状態に設定した後は、前記制御装置以外からのコマンドに従って前記出力手段を前記所定のデータフォーマットに固定されていない状態に設定しないようにすることを特徴とする。
本発明の制御方法の一つは、データ出力装置を制御する制御方法であって、出力手段を所定のデータフォーマットに固定された状態に設定することを要求するコマンドを受信する工程と、前記コマンドに従って前記出力手段を前記所定のデータフォーマットに固定された状態に設定する工程と、前記コマンドを送信した制御装置を識別するための情報を記憶手段に格納する工程と、前記コマンドに従って前記出力手段を前記所定のデータフォーマットに固定された状態に設定した後は、前記制御装置以外からのコマンドに従って前記出力手段を前記所定のデータフォーマットに固定されていない状態に設定しないようにする工程とを有することを特徴とする。
本発明のデータ出力装置の一つは、出力手段を所定のデータフォーマットに固定された状態に設定することを要求するコマンドを受信する受信手段と、前記コマンドに従って前記出力手段を前記所定のデータフォーマットに固定された状態に設定する設定手段と、前記コマンドを送信した制御装置を識別するための情報を記憶する記憶手段とを有し、前記コマンドに従って前記出力手段を前記所定のデータフォーマットに固定された状態に設定した後は、前記制御装置以外からのコマンドに従って前記出力手段を前記所定のデータフォーマット以外のデータフォーマットに固定した状態に設定しないようにすることを特徴とする。
本発明の制御方法の一つは、データ出力装置を制御する制御方法であって、出力手段を所定のデータフォーマットに固定された状態に設定することを要求するコマンドを受信する工程と、前記コマンドに従って前記出力手段を前記所定のデータフォーマットに固定された状態に設定する工程と、前記コマンドを送信した制御装置を識別するための情報を記憶手段に格納する工程と、前記コマンドに従って前記出力手段を前記所定のデータフォーマットに固定された状態に設定した後は、前記制御装置以外からのコマンドに従って前記出力手段を前記所定のデータフォーマット以外のデータフォーマットに固定した状態に設定しないようにする工程とを有することを特徴とする。
本発明のデータ入力装置の一つは、入力手段を所定のデータフォーマットに固定された状態に設定することを要求するコマンドを受信する受信手段と、前記コマンドに従って前記入力手段を前記所定のデータフォーマットに固定された状態に設定する設定手段と、前記コマンドを送信した制御装置を識別するための情報を記憶する記憶手段とを有し、前記コマンドに従って前記入力手段を前記所定のデータフォーマットに固定された状態に設定した後は、前記制御装置以外からのコマンドに従って前記入力手段を前記所定のデータフォーマットに固定されていない状態に設定しないようにすることを特徴とする。
本発明の制御方法の一つは、データ入力装置を制御する制御方法であって、入力手段を所定のデータフォーマットに固定された状態に設定することを要求するコマンドを受信する工程と、前記コマンドに従って前記入力手段を前記所定のデータフォーマットに固定された状態に設定する工程と、前記コマンドを送信した制御装置を識別するための情報を記憶手段に格納する工程と、前記コマンドに従って前記入力手段を前記所定のデータフォーマットに固定された状態に設定した後は、前記制御装置以外からのコマンドに従って前記入力手段を前記所定のデータフォーマットに固定されていない状態に設定しないようにする工程とを有することを特徴とする。
本発明のデータ入力装置の一つは、入力手段を所定のデータフォーマットに固定された状態に設定することを要求するコマンドを受信する受信手段と、前記コマンドに従って前記入力手段を前記所定のデータフォーマットに固定された状態に設定する設定手段と、前記コマンドを送信した制御装置を識別するための情報を記憶する記憶手段とを有し、前記コマンドに従って前記入力手段を前記所定のデータフォーマットに固定された状態に設定した後は、前記制御装置以外からのコマンドに従って前記入力手段を前記所定のデータフォーマット以外のデータフォーマットに固定した状態に設定しないようにすることを特徴とする。
本発明の制御方法の一つは、データ入力装置を制御する制御方法であって、入力手段を所定のデータフォーマットに固定された状態に設定することを要求するコマンドを受信する工程と、前記コマンドに従って前記入力手段を前記所定のデータフォーマットに固定された状態に設定する工程と、前記コマンドを送信した制御装置を識別するための情報を記憶手段に格納する工程と、前記コマンドに従って前記入力手段を前記所定のデータフォーマットに固定された状態に設定した後は、前記制御装置以外からのコマンドに従って前記入力手段を前記所定のデータフォーマット以外のデータフォーマットに固定した状態に設定しないようにする工程とを有することを特徴とする。
本発明のプログラムは、上記制御方法をコンピュータに実行させることを特徴とする。
本発明によれば、制御装置からのコマンドに応じて出力手段(例えば、IEC61883−1で規定されたoPCR)又は入力手段(例えば、IEC61883−1で規定されたiPCR)の状態をロック状態(所定のデータフォーマットに固定された状態)又はアンロック状態(ロック状態が解除された状態)に変更することができる。
また、本発明によれば、出力手段(例えば、IEC61883−1で規定されたoPCR)を先にロック状態に設定した制御装置以外からのコマンドに従ってその出力手段をアンロック状態又は別のデータフォーマットに固定された状態に設定されないようにすることができる。
また、本発明によれば、入力手段(例えば、IEC61883−1で規定されたiPCR)を先にロック状態に設定した制御装置以外からのコマンドに従ってその入力手段をアンロック状態又は別のデータフォーマットに固定された状態に設定されないようにすることができる。
以下、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態を説明する。
(1)第1の実施形態
まず、図1を参照して第1の実施形態に係る制御システムの主要な構成要素を説明する。
図1において、10は複数種類のストリームデータを外部から入力し、それらを記録媒体に記録する機能と、複数種類のストリームデータを記録媒体から再生し、それらを外部に出力する機能とを有する記録再生装置である。
本実施形態では、記録再生装置10が上記のDVデータ及びMPEG−2データを扱う装置である場合を説明する。また、本実施形態では、DVデータはSD(Standard Definition)映像データを含み、MPEG−2データはSD映像データよりも高い解像度(画素数)を有するHD(High Definition)映像データを含む場合を説明する。また、本実施形態では、記録再生装置10がデジタルビデオカメラ(以下、DVC)である場合を説明するが、記録再生装置10はそれ以外の装置(デジタルカメラ、カメラ付き携帯電話、デジタルビデオレコーダ等)であってもよい。なお、記録再生装置は、ストリームデータを外部に出力するデータ出力装置とみなすことも、ストリームデータを外部から入力するデータ入力装置とみなすこともできる。
20は記録再生装置10をリモートコントロールするためのプログラムを有する第1の制御装置である。特に、第1の制御装置20は、後述するOUTPUT PLUG SIGNAL FORMAT LOCKコマンド及びINPUT PLUG SIGNAL FORMAT LOCKコマンドを用いてDVC10の出力端子(IEC61883−1で規定されたoPCR)及び入力端子(IEC61883−1で規定されたiPCR)の状態を制御するプログラムを有する。本実施形態では、第1の制御装置20がパーソナルコンピュータ(以下、PC)である場合を説明する。
50は記録再生装置10をリモートコントロールするためのプログラムを有する第2の制御装置である。第2の制御装置50も、第1の制御装置20と同様に、後述するOUTPUT PLUG SIGNAL FORMAT LOCKコマンド及びINPUT PLUG SIGNAL FORMAT LOCKコマンドを用いてDVC10の出力端子(IEC61883−1で規定されたoPCR)及び入力端子(IEC61883−1で規定されたiPCR)の状態を制御するプログラムを有する。本実施形態では、第2の制御装置50がデジタルテレビジョンチューナ付き表示装置(以下、DTV)である場合を説明する。
30はDVC10、PC20及びDTV50の間を接続する伝送媒体である。本実施形態では、伝送媒体30がIEEE1394シリアルバスである場合を説明する。なお、IEEE1394シリアルバスとは、上記のIEEE1394規格に準拠したシリアルバスのことである。
40はDVC10に取り付け可能な記録媒体である。本実施形態では、記録媒体40が磁気テープである場合を説明するが、記録媒体40はそれ以外の記録媒体(例えば、ハードディスク装置、光ディスク、磁気ディスク等)であってもよい。
DVC10、PC20及びDTV50のそれぞれは、上記のIEEE1394インタフェースを有し、IEEE1394シリアルバス30を介した通信が可能である。
PC20及びDTV50のそれぞれは、IEC61883−1で規定されたFCP(Function Control Protocol)と、AV/Cコマンド(参考文献:TA Document 2001012, AV/C Digital Interface Command Set General Specification 4.1, December 11, 2001)とを用いてDVC10(ターゲット)を制御するコントローラとして動作する。
次に、図2を参照してDVC10の主要な構成要素を説明する。
図2において、101は記録媒体40に記録されたストリームデータ(DVデータ又はMPEG−2データ)を再生する機能と、入力されたストリームデータ(DVデータ又はMPEG−2データ)を記録媒体40に記録する機能とを有する記録再生部である。102はDVデータを処理するDV処理部である。
103はMPEG−2データを処理するMPEG処理部である。104はPC20及びDTV50と通信可能なIEEE1394インタフェース部である。IEEE1394インタフェース部104は、31個のoPCR(output plug control resister)と、31個のiPCR(input plug control resister)とを有する。oPCRはIEC61883−1で規定された論理的な出力端子であり、iPCRはIEC61883−1で規定された論理的な入力端子である。105はDVC10の動作を制御する制御部であり、CPU(Central Processing Unit)と、そのCPUで実行されるプログラム(図6、図7、図9及び図10で説明する処理を制御するプログラムを含む)を記憶したメモリとを有する。106はプラグ管理テーブルを記憶するメモリである。プラグ管理テーブルには、全てのoPCR及びiPCRに関する情報を登録することができる。以下、oPCRの状態に関する情報を「oPCR情報」と呼び、iPCRの状態に関する情報を「iPCR情報」と呼ぶ。プラグ管理テーブルの一例を図8に示す。
図8に示す「プラグの状態」は、oPCR又はiPCRがロック状態に設定されているか否かを示すデータを登録する列である。
図8に示す「カレントデータフォーマット」は、oPCR及びiPCRのカレントデータフォーマットを示すデータを登録する列である。カレントデータフォーマットとは、oPCR及びiPCRに現在設定されているデータフォーマットのことである。制御部105は、記録媒体40からMPEG−2データが再生された場合、アンロック状態のoPCR及びiPCRのカレントデータフォーマットをDV方式に変更する。また、制御部105は、記録媒体40からDVデータが再生された場合、アンロック状態のoPCR及びiPCRのカレントデータフォーマットをMPEG−2方式に変更する。さらに、制御部105は、ロック状態のoPCR又はiPCRのカレントデータフォーマットをそのoPCR又はiPCRをロック状態に設定したコントローラ(PC20又はDTV50)からのOUTPUT PLUG SIGNAL FORMAT LOCKコマンド又はINPUT PLUG SIGNAL FORMAT LOCKコマンドに応じて変更する。
図8に示す「ノードID」は、oPCR又はiPCRをロック状態に設定したコントローラのノードID(ネットワークアドレスに相当する)を示すデータを登録する列である。ノードIDは、OUTPUT PLUG SIGNAL FORMAT LOCKコマンド又はINPUT PLUG SIGNAL FORMAT LOCKコマンドを送信したアシンクロナス(asynchronous)パケットから取得できることは言うまでもない。
図8に示す「EUI−64」は、oPCR又はiPCRをロック状態に設定したコントローラに固有のIDであるEUI−64を示すデータを登録する列である。ノードIDは、上記のIEEE1394規格で規定されたバスリセットが発生した場合、別のノードIDに変更される恐れがある。一方、EUI−64は不変である。そこで、制御部105は、バスリセットが発生するごとに、プラグ管理テーブルに登録されている全てのEUI−64に対応するノードIDを検出し、検出したノードIDをプラグ管理テーブルに再登録する処理を行う。このとき、制御部105は、対応するノードIDが存在しないEUI−64をプラグ管理テーブルから消去するとともに、そのEUI−64に対応するoPCR又はiPCRをアンロック状態に変更する。この処理により、制御部105は、バスリセットが発生した後であってもoPCR及びiPCRを適切に管理することができる。なお、バスリセットは、ネットワーク構成を初期化する処理と、ネットワーク内の各ノードに自動的にノードIDを付与する処理とを含むものである。
制御部105は、DVC10の電源スイッチがオンにされたとき、全てのoPCR及びiPCRのプラグの状態をアンロック状態に設定し、全てのoPCR及びiPCRのカレントデータフォーマットをDV方式(又はMPEG方式)に設定し、全てのoPCR及びiPCRに登録されたノードID及びEUI−64をプラグ管理テーブルから消去する。なお、カレントデータフォーマットの初期値は、ユーザによって変更することも可能である。また、制御部105は、oPCR又はiPCRをロック状態に設定してから一定時間そのoPCR又はiPCRを使用しなかった場合、そのoPCR又はiPCRをアンロック状態に設定し、そのoPCR又はiPCRに登録されたノードID及びEUI−64をプラグ管理テーブルから消去する。
記録媒体40から再生されたDVデータをPC20又はDTV50に送信する場合、DVC10は、そのDVデータをDV処理部102、少なくとも1つのoPCRを介してPC20又はDTV50に送信する。また、記録媒体40から再生されたMPEG−2データをPC20又はDTV50に送信する場合、DVC10は、そのMPEG−2データをMPEG処理部103、少なくとも1つのoPCRを介してPC20又はDTV50に送信する。
PC20又はDTV50から送信されたDVデータを記録媒体40に記録する場合、DVC10はそのDVデータを少なくとも1つのiPCR、DV処理部102を介して記録媒体40に記録する。また、PC20又はDTV50から送信されたMPEG−2データを記録媒体40に記録する場合、DVC10はそのMPEG−2データを少なくとも1つのiPCR、MPEG処理部103を介して記録媒体40に記録する。
次に、図3を参照して記録媒体40に記録されている複数のストリームデータの一例を説明する。記録媒体40には、図3に示すように、複数のデータフォーマットに準拠したストリームデータが記録されている。
図3において、301及び303は、上記のDVデータと同様に、DV方式に準拠したストリームデータ(オーディオ及びビデオデータを含む)である。302は上記のMPEG−2データと同様に、MPEG−2方式に準拠したストリームデータ(オーディオ及びビデオデータを含む)である。本実施形態では、DVデータはSD(Standard Definition)映像データを含み、MPEG−2データはSD映像データよりも解像度(画素数)のよいHD(High Definition)映像データを含むものとする。
次に、図4及び図5を用いて本実施形態において使用するOUTPUT PLUG SIGNAL FORMAT LOCKコマンド及びINPUT PLUG SIGNAL FORMAT LOCKコマンドの構成を説明する。
本実施形態では、一つのoPCR又はiPCRが少なくとも一つのデータフォーマットにロックされた状態を「ロック状態」と呼び、一つのoPCR又はiPCRがロック状態から解除された状態(言い替えれば、何れのデータフォーマットにもロックされていない状態)を「アンロック状態」と呼ぶ。
また、一つのoPCR又はiPCRがDV方式にロックされた状態を「DVロック状態」と呼び、一つのoPCR又はiPCRがMPEG−2方式にロックされた状態を「MPEGロック状態」と呼ぶ。
また、一つのoPCRをロック状態に設定することを要求するOUTPUT PLUG SIGNAL FORMAT LOCKコマンドを「出力ロックコマンド」と呼び、一つのoPCRをアンロック状態に設定することを要求するOUTPUT PLUG SIGNAL FORMAT LOCKコマンドを「出力アンロックコマンド」と呼ぶ。同様に、一つのoPCRをロック状態に設定することを要求するINPUT PLUG SIGNAL FORMAT LOCKコマンドを「入力ロックコマンド」と呼び、一つのoPCRをアンロック状態に設定することを要求するINPUT PLUG SIGNAL FORMAT LOCKコマンドを「入力アンロックコマンド」と呼ぶ。
図4は、本実施形態において使用するOUTPUT PLUG SIGNAL FORMAT LOCKコマンドの構成を説明するための図である。
OUTPUT PLUG SIGNAL FORMAT LOCKコマンドは、一つ又は全てのoPCRの状態をロック状態又はアンロック状態に設定することを要求するコマンドである。
また、OUTPUT PLUG SIGNAL FORMAT LOCKコマンドは、「TA Document 2001012, AV/C Digital Interface Command Set General Specification 4.1, December 11, 2001」で規定されたAV/C commandに準拠したコマンドであり、IEC 61883-1で規定されたFCP(Function Control Protocol)によってコントローラ(PC20又はDTV50)からターゲット(DVC10)に送信されるコマンドである。なお、INPUT PLUG SIGNAL FORMAT LOCKコマンドは、本実施形態において規定したコマンドであり、「TA Document 2001012, AV/C Digital Interface Command Set General Specification 4.1, December 11, 2001」において規定されたコマンドではない。
図4において、OPCODEフィールド(8ビット)は、OUTPUT PLUG SIGNAL FORMAT LOCKコマンドを示すコードを格納するフィールドである。
OPERAND[0]フィールドのLOCKフィールド(8ビット)は、OUTPUT PLUG SIGNAL FORMAT LOCKコマンドが出力ロックコマンド又は出力アンロックコマンドであることを示す値を格納するフィールドである。LOCKフィールドに0x70が格納されている場合、DVC10は、OUTPUT PLUG SIGNAL FORMAT LOCKコマンドを出力ロックコマンドであると判定する。また、LOCKフィールドに0x60が格納されている場合、DVC10は、OUTPUT PLUG SIGNAL FORMAT LOCKコマンドを出力アンロックコマンドであると判定する。
OPERAND[1]フィールドのFORMATフィールド(2ビット)は、OUTPUT PLUG SIGNAL FORMAT LOCKコマンドが出力ロックコマンドであるときに有効なフィールドであり、出力ロックコマンドが指定したデータフォーマットを示す値を格納するフィールドである。FORMATフィールドに1が格納されている場合、DVC10は、DV方式を出力ロックコマンドが指定したデータフォーマットであると判定する。また、FORMATフィールドに2が格納されている場合、DVC10は、MPEG−2方式を出力ロックコマンドが指定したデータフォーマットであると判定する。さらに、FORMATフィールドに0が格納されている場合、DVC10は、出力ロックコマンドが指定するoPCRのカレントデータフォーマットを出力ロックコマンドが指定したデータフォーマットであると判定する。
OPERAND[1]フィールドのPLUG NUMBERフィールド(6ビット)は、ロック状態又はアンロック状態に設定したいoPCRのプラグ番号を示す値を格納するフィールドである。PLUG NUMBERフィールドにオール1が格納されている場合、DVC10は、出力ロックコマンド又は出力アンロックコマンドが指定したoPCRは全てのoPCRであると判定する。PLUG NUMBERフィールドに0x00が格納されている場合、DVC10は、出力ロックコマンド又は出力アンロックコマンドが指定したoPCRは0番のoPCRであると判定する。また、PLUG NUMBERフィールドにオール1が格納されている場合、DVC10は、出力ロックコマンド又は出力アンロックコマンドが指定したoPCRは全てのoPCRであると判定する。
なお、OUTPUT PLUG SIGNAL FORMAT LOCKコマンドの構成は、図4の構成に限るものではない。例えば、一つのoPCRから出力できるデータフォーマットが4種類以上存在する場合には、OPERAND[2]フィールドに8ビットのFORMATフィールドを設ける構成に変更することも可能である。また、OUTPUT PLUG SIGNAL FORMAT LOCKを示すコード自体が所望のデータフォーマットを指定するように構成することも可能である。この場合、FORMATフィールドは不要になる。
図5は、本実施形態において使用するINPUT PLUG SIGNAL FORMAT LOCKコマンドの構成を説明するための図である。
INPUT PLUG SIGNAL FORMAT LOCKコマンドは、一つ又は全てのiPCRの状態をロック状態又はアンロック状態に設定することを要求するコマンドである。
また、INPUT PLUG SIGNAL FORMAT LOCKコマンドは、OUTPUT PLUG SIGNAL FORMAT LOCKコマンドと同様に、「TA Document 2001012, AV/C Digital Interface Command Set General Specification 4.1, December 11, 2001」で規定されたAV/C commandに準拠したコマンドであり、IEC 61883-1で規定されたFCP(Function Control Protocol)によってコントローラ(PC20又はDTV50)からターゲット(DVC10)に送信されるコマンドである。なお、INPUT PLUG SIGNAL FORMAT LOCKコマンドは、本実施形態において規定したコマンドであり、「TA Document 2001012, AV/C Digital Interface Command Set General Specification 4.1, December 11, 2001」において規定されたコマンドではない。
図5において、OPCODEフィールド(8ビット)は、INPUT PLUG SIGNAL FORMAT LOCKコマンドを示すコードを格納するフィールドである。
OPERAND[0]フィールドのLOCKフィールド(8ビット)は、INPUT PLUG SIGNAL FORMAT LOCKコマンドが入力ロックコマンド又は入力アンロックコマンドであることを示す値を格納するフィールドである。LOCKフィールドに0x70が格納されている場合、DVC10は、INPUT PLUG SIGNAL FORMAT LOCKコマンドは入力ロックコマンドであると判定する。また、LOCKフィールドに0x60が格納されている場合、DVC10は、INPUT PLUG SIGNAL FORMAT LOCKコマンドは入力アンロックコマンドであると判定する。
OPERAND[1]フィールドのFORMATフィールド(2ビット)は、INPUT PLUG SIGNAL FORMAT LOCKコマンドが入力ロックコマンドであるときに有効なフィールドであり、入力ロックコマンドが指定したデータフォーマットを示す値を格納するフィールドである。FORMATフィールドに1が格納されている場合、DVC10は、DV方式を入力ロックコマンドが指定したデータフォーマットであると判定する。また、FORMATフィールドに2が格納されている場合、DVC10は、MPEG−2方式を入力ロックコマンドが指定したデータフォーマットであると判定する。さらに、FORMATフィールドに0が格納されている場合、DVC10は、入力ロックコマンドが指定するiPCRのカレントデータフォーマットを入力ロックコマンドが指定したデータフォーマットであると判定する。
OPERAND[1]フィールドのPLUG NUMBERフィールド(6ビット)は、ロック状態又はアンロック状態に設定したいiPCRのプラグ番号を示す値を格納するフィールドである。PLUG NUMBERフィールドにオール1が格納されている場合、DVC10は、入力ロックコマンド又は入力アンロックコマンドが指定したiPCRは全てのiPCRであると判定する。PLUG NUMBERフィールドに0x00が格納されている場合、DVC10は、入力ロックコマンド又は入力アンロックコマンドが指定したiPCRは0番のiPCRであると判定する。また、PLUG NUMBERフィールドにオール1が格納されている場合、DVC10は、入力ロックコマンド又は入力アンロックコマンドが指定したiPCRは全てのiPCRであると判定する。
なお、INPUT PLUG SIGNAL FORMAT LOCKコマンドの構成は、図5の構成に限るものではない。例えば、一つのiPCRから入力できるデータフォーマットが4種類以上存在する場合には、OPERAND[2]フィールドに8ビットのFORMATフィールドを設ける構成に変更することも可能である。また、INPUT PLUG SIGNAL FORMAT LOCKを示すコード自体が所望のデータフォーマットを指定するように構成することも可能である。この場合、FORMATフィールドは不要になる。
次に、図6のフローチャートを参照してDVC10がOUTPUT PLUG SIGNAL FORMAT LOCKコマンドを受信するごとに実行する処理を説明する。なお、図6のフローチャートを参照して説明する処理は、制御部105が所定のプログラムに従って制御する処理である。
ステップS601において、制御部105は、コントローラ(PC20又はDTV50)からDVC10に送信されたOUTPUT PLUG SIGNAL FORMAT LOCKコマンドの種類(コマンドタイプ)を判定する。OUTPUT PLUG SIGNAL FORMAT LOCKコマンドの種別は、「TA Document 2001012, AV/C Digital Interface Command Set General Specification 4.1, December 11, 2001」で規定されたctypeによって判定することができる。OUTPUT PLUG SIGNAL FORMAT LOCKコマンドのコマンドタイプがコントロール(CONTROL)である場合はステップS602に進み、OUTPUT PLUG SIGNAL FORMAT LOCKコマンドのコマンドタイプがステータス(STATUS)である場合はステップS612に進む。
ステップS602において、制御部105は、プラグ管理テーブルを参照し、OUTPUT PLUG SIGNAL FORMAT LOCKコマンドが指定するoPCRがロック状態であるか否かを判定する。以下、OUTPUT PLUG SIGNAL FORMAT LOCKコマンドが指定するoPCRを「指定oPCR」と呼ぶ。指定oPCRがロック状態であると判定された場合はステップS603に進み、指定oPCRがアンロック状態であると判定された場合はステップS604に進む。
ステップS603において、制御部105は、プラグ管理テーブルを参照し、指定oPCRに設定されたノードIDとOUTPUT PLUG SIGNAL FORMAT LOCKコマンドを送信したコントローラのノードIDとが一致するか否かを判定する。2つのノードIDが一致した場合、制御部105はOUTPUT PLUG SIGNAL FORMAT LOCKコマンドを送信したコントローラを指定oPCRをロック状態に設定したコントローラと判定し、ステップS604に進む。一方、2つのノードIDが一致しなかった場合、制御部105はOUTPUT PLUG SIGNAL FORMAT LOCKコマンドを送信したコントローラを指定oPCRをロック状態に設定したコントローラでないと判定し、ステップS613に進む。
ステップS604において、制御部105は、OUTPUT PLUG SIGNAL FORMAT LOCKコマンドが出力ロックコマンドであるか否かを判定する。OUTPUT PLUG SIGNAL FORMAT LOCKコマンドのLOCKフィールドの値が「0x0001」である場合、制御部105はそのコマンドを出力ロックコマンドと判定する。OUTPUT PLUG SIGNAL FORMAT LOCKコマンドが出力ロックコマンドである場合はステップS607に進み、OUTPUT PLUG SIGNAL FORMAT LOCKコマンドが出力アンロックコマンドである場合はステップS605に進む。
ステップS605において、制御部105は、OUTPUT PLUG SIGNAL FORMAT LOCKコマンドが指定するoPCR(以下、指定oPCR)をアンロック状態に設定する。さらに、制御部105は、指定oPCRがアンロック状態に設定されたことをプラグ管理テーブルに登録する。アンロック状態に設定された指定oPCRは、様々なデータフォーマットのストリームデータを出力することが可能になる。つまり、アンロック状態に設定された指定oPCRは、DVデータも、MPEG−2データも出力することが可能になる。
ステップS606において、制御部105は、指定oPCRのノードID及びEUI−64をプラグ管理テーブルから消去する。指定oPCRのノードID及びEUI−64は、上述したように、指定oPCRをロック状態に設定したコントローラのノードID及びEUI−64である。指定oPCRのノードID及びEUI−64をプラグ管理テーブルから消去することにより、指定oPCRは一度もロック状態に設定されていない状態になる。
ステップS607において、制御部105は、出力ロックコマンドを送信したコントローラのノードID及びEUI−64を検出し、それらをプラグ管理テーブルに登録する。
ステップS608において、制御部105は、OUTPUT PLUG SIGNAL FORMAT LOCKコマンドが指定するデータフォーマットの種類(フォーマットタイプ)を判定する。ここで、FORMATフィールドに0が格納されている場合、制御部105は、指定oPCRのカレントデータフォーマットを出力ロックコマンドが指定したデータフォーマットであると判定する。そして、指定されたデータフォーマットがDV方式である場合はステップS609に進み、指定されたデータフォーマットがMPEGフォーマットである場合はステップS610に進む。
ステップS609において、制御部105は、指定oPCRをDVロック状態に設定する。さらに、制御部105は、指定oPCRがDVロック状態に設定されたことをプラグ管理テーブルに登録する。DVロック状態に設定された指定oPCRから出力されるストリームデータがDVデータ以外のストリームデータ(例えば、MPEG−2データ)である場合、IEEE1394インタフェース部104は、DV方式であることを示すCIPヘッダのみを含むアイソクロナス(isochronous)パケットをIEEE1394シリアルバス30に出力する。なお、CIPヘッダの構成については、IEC 61883-1、IEC 61883-2、IEC 61883-3、IEC 61883-4及びIEC 61883-5に詳細に記載されているのでその説明を省略する。
ステップS610において、制御部105は、指定oPCRをMPEGロック状態に設定する。さらに、制御部105は、指定oPCRがMPEGロック状態に設定されたことをプラグ管理テーブルに登録する。MPEGロック状態に設定された指定oPCRから出力されるストリームデータがMPEG−2データ以外のストリームデータ(例えば、DVデータ)である場合、IEEE1394インタフェース部104は、MPEG−2方式であることを示すCIPヘッダのみを含むアイソクロナス(isochronous)パケットをIEEE1394シリアルバス30に出力する。
ステップS611において、制御部105は、ACCEPTEDレスポンスをOUTPUT PLUG SIGNAL FORMAT LOCKコマンドを送信したコントローラに返信する。ACCEPTEDレスポンスは、OUTPUT PLUG SIGNAL FORMAT LOCKコマンドを正常に受け付けたことを示すレスポンスである。
ステップS612において、制御部105は、指定oPCRの現在の状態を示すレスポンスをそのコマンドを送信したコントローラに返信する。本実施形態では、このレスポンスに指定oPCRがロック状態であるか否かを示すデータを含めるものとする。なお、このレスポンスには、指定oPCRをロック状態に設定したコントローラのノードID及び/又はそのコントローラに固有の識別子であるEUI−64を含めるように構成することも可能である。この場合、このレスポンスを受信したコントローラは、指定oPCRがどのコントローラによってロック状態に設定されているかを特定できるという利点がある。
ステップS613において、制御部105は、REJECTEDレスポンスをOUTPUT PLUG SIGNAL FORMAT LOCKコマンドを送信したコントローラに返信する。つまり、制御部105は、指定oPCRをロック状態に設定したコントローラ以外からの出力アンロックコマンド及び出力ロックコマンドを拒絶する。なお、REJECTEDレスポンスは、OUTPUT PLUG SIGNAL FORMAT LOCKコマンドを拒絶したことを示すレスポンスである。
このように、本実施形態によれば、コントローラ(PC10又はDTV50)から送信されたOUTPUT PLUG SIGNAL FORMAT LOCKコマンドに従って一つのoPCRをロック状態又はアンロック状態に設定することができる。
また、本実施形態によれば、指定oPCRをロック状態に設定したコントローラ以外からの出力アンロックコマンド及び出力ロックコマンドを拒絶することができるので、指定oPCRをDVロック状態に設定したコントローラ以外からの出力アンロックコマンド及び出力ロックコマンドによって指定oPCRがアンロック状態に変更されてしまうことを防止することができる。もちろん、指定oPCRが別のデータフォーマットに変更されてしまうことも防止することができる。つまり、本実施形態では、指定oPCRを先にロック状態に変更したコントローラからのOUTPUT PLUG SIGNAL FORMAT LOCKコマンドを優先することができる。
なお、図6のフローチャートを参照して説明した処理は、oPCRごとに行うことができる処理である。従って、DVC10は、コントローラ(PC20又はDTV50)からのOUTPUT PLUG SIGNAL FORMAT LOCKコマンドに従って各oPCRをアンロック状態、DVロック状態又はMPEGロック状態に設定することできる。
次に、図7のフローチャートを参照してDVC10がINPUT PLUG SIGNAL FORMAT LOCKコマンドを受信するごとに実行する処理を説明する。なお、図7のフローチャートを参照して説明する処理は、制御部105が所定のプログラムに従って制御する処理である。
ステップS701において、制御部105は、コントローラ(PC20又はDTV50)からDVC10に送信されたINPUT PLUG SIGNAL FORMAT LOCKコマンドの種類(コマンドタイプ)を判定する。INPUT PLUG SIGNAL FORMAT LOCKコマンドの種別は、「TA Document 2001012, AV/C Digital Interface Command Set General Specification 4.1, December 11, 2001」で規定されたctypeによって判定することができる。INPUT PLUG SIGNAL FORMAT LOCKコマンドのコマンドタイプがコントロール(CONTROL)である場合はステップS702に進み、INPUT PLUG SIGNAL FORMAT LOCKコマンドのコマンドタイプがステータス(STATUS)である場合はステップS712に進む。
ステップS702において、制御部105は、プラグ管理テーブルを参照し、INPUT PLUG SIGNAL FORMAT LOCKコマンドが指定するoPCRがロック状態であるか否かを判定する。以下、INPUT PLUG SIGNAL FORMAT LOCKコマンドが指定するoPCRを「指定oPCR」と呼ぶ。指定oPCRがロック状態であると判定された場合はステップS703に進み、指定oPCRがアンロック状態であると判定された場合はステップS704に進む。
ステップS703において、制御部105は、プラグ管理テーブルを参照し、指定oPCRに設定されたノードIDとINPUT PLUG SIGNAL FORMAT LOCKコマンドを送信したコントローラのノードIDとが一致するか否かを判定する。2つのノードIDが一致した場合、制御部105はINPUT PLUG SIGNAL FORMAT LOCKコマンドを送信したコントローラを指定oPCRをロック状態に設定したコントローラと判定し、ステップS704に進む。一方、2つのノードIDが一致しなかった場合、制御部105はINPUT PLUG SIGNAL FORMAT LOCKコマンドを送信したコントローラを指定oPCRをロック状態に設定したコントローラでないと判定し、ステップS713に進む。
ステップS704において、制御部105は、INPUT PLUG SIGNAL FORMAT LOCKコマンドが入力ロックコマンドであるか否かを判定する。INPUT PLUG SIGNAL FORMAT LOCKコマンドのLOCKフィールドの値が「0x0001」である場合、制御部105はそのコマンドを入力ロックコマンドと判定する。INPUT PLUG SIGNAL FORMAT LOCKコマンドが入力ロックコマンドである場合はステップS707に進み、INPUT PLUG SIGNAL FORMAT LOCKコマンドが入力アンロックコマンドである場合はステップS705に進む。
ステップS705において、制御部105は、INPUT PLUG SIGNAL FORMAT LOCKコマンドが指定するoPCR(以下、指定oPCR)をアンロック状態に設定する。さらに、制御部105は、指定oPCRがアンロック状態に設定されたことをプラグ管理テーブルに登録する。アンロック状態に設定された指定oPCRは、様々なデータフォーマットのストリームデータを入力することが可能になる。つまり、アンロック状態に設定された指定oPCRは、DVデータも、MPEG−2データも入力することが可能になる。
ステップS706において、制御部105は、指定oPCRのノードID及びEUI−64をプラグ管理テーブルから消去する。指定oPCRのノードID及びEUI−64は、上述したように、指定oPCRをロック状態に設定したコントローラのノードID及びEUI−64である。指定oPCRのノードID及びEUI−64をプラグ管理テーブルから消去することにより、指定oPCRは一度もロック状態に設定されていない状態になる。
ステップS707において、制御部105は、入力ロックコマンドを送信したコントローラのノードID及びEUI−64を検出し、それらをプラグ管理テーブルに登録する。
ステップS708において、制御部105は、INPUT PLUG SIGNAL FORMAT LOCKコマンドが指定するデータフォーマットの種類(フォーマットタイプ)を判定する。ここで、FORMATフィールドに0が格納されている場合、制御部105は、指定oPCRのカレントデータフォーマットを入力ロックコマンドが指定したデータフォーマットであると判定する。そして、指定されたデータフォーマットがDV方式である場合はステップS709に進み、指定されたデータフォーマットがMPEGフォーマットである場合はステップS710に進む。
ステップS709において、制御部105は、指定oPCRをDVロック状態に設定する。さらに、制御部105は、指定oPCRがDVロック状態に設定されたことをプラグ管理テーブルに登録する。
ステップS710において、制御部105は、指定oPCRをMPEGロック状態に設定する。さらに、制御部105は、指定oPCRがMPEGロック状態に設定されたことをプラグ管理テーブルに登録する。
ステップS711において、制御部105は、ACCEPTEDレスポンスをINPUT PLUG SIGNAL FORMAT LOCKコマンドを送信したコントローラに返信する。ACCEPTEDレスポンスは、INPUT PLUG SIGNAL FORMAT LOCKコマンドを正常に受け付けたことを示すレスポンスである。
ステップS712において、制御部105は、指定oPCRの現在の状態を示すレスポンスをそのコマンドを送信したコントローラに返信する。本実施形態では、このレスポンスに指定oPCRがロック状態であるか否かを示すデータを含めるものとする。なお、このレスポンスには、指定oPCRをロック状態に設定したコントローラのノードID及び/又はそのコントローラに固有の識別子であるEUI−64を含めるように構成することも可能である。この場合、このレスポンスを受信したコントローラは、指定oPCRがどのコントローラによってロック状態に設定されているかを特定できるという利点がある。
ステップS713において、制御部105は、REJECTEDレスポンスをINPUT PLUG SIGNAL FORMAT LOCKコマンドを送信したコントローラに返信する。つまり、制御部105は、指定oPCRをロック状態に設定したコントローラ以外からの入力アンロックコマンド及び入力ロックコマンドを拒絶する。なお、REJECTEDレスポンスは、INPUT PLUG SIGNAL FORMAT LOCKコマンドを拒絶したことを示すレスポンスである。
このように、本実施形態によれば、コントローラ(PC10又はDTV50)から送信されたINPUT PLUG SIGNAL FORMAT LOCKコマンドに従って一つのiPCRをロック状態又はアンロック状態に設定することができる。
また、本実施形態によれば、指定iPCRをロック状態に設定したコントローラ以外からの入力アンロックコマンド及び入力ロックコマンドを拒絶することができるので、指定iPCRをロック状態に設定したコントローラ以外からの入力アンロックコマンド及び入力ロックコマンドによって指定iPCRがアンロック状態に変更されてしまうことを防止することができる。もちろん、指定iPCRが別のデータフォーマットに変更されてしまうことも防止することができる。つまり、本実施形態では、指定iPCRを先にロック状態に変更したコントローラからのINPUT PLUG SIGNAL FORMAT LOCKコマンドを優先することができる。
なお、図7のフローチャートを参照して説明した処理は、iPCRごとに行うことができる処理である。従って、DVC10は、コントローラ(PC20又はDTV50)からのINPUT PLUG SIGNAL FORMAT LOCKコマンドに従って各iPCRをアンロック状態、DVロック状態又はMPEGロック状態に設定することできる。
(2)第2の実施形態
第1の実施形態では、oPCR(又はiPCR)をロック状態に設定したコントローラ以外からの出力ロックコマンド(又は入力ロックコマンド)を拒絶する実施形態を説明した(図6及び図7参照)。
これに対し、第2の実施形態では、oPCR(又はiPCR)をロック状態に設定したコントローラ以外からの出力ロックコマンド(又は入力ロックコマンド)であっても、そのコマンドが指定するデータフォーマットがoPCR(又はiPCR)のカレントデータフォーマットと一致していれば、そのコマンドを拒絶しない実施形態を説明する。なお、第2の実施形態では、第1の実施形態と異なる部分について詳細に説明する。
まず、図9のフローチャートを参照してDVC10がOUTPUT PLUG SIGNAL FORMAT LOCKコマンドを受信するごとに実行する処理を説明する。なお、図9のフローチャートを参照して説明する処理は、制御部105が所定のプログラムに従って制御する処理である。
図9のステップS601からS614までの処理は、図6のステップS601からS614までの処理と同様であるので説明を省略する。但し、ステップS603において、2つのノードIDが一致しなかった場合はステップS901に進むことになる。
ステップS901において、制御部105は、ステップS604と同様に、OUTPUT PLUG SIGNAL FORMAT LOCKコマンドが出力ロックコマンドであるか否かを判定する。OUTPUT PLUG SIGNAL FORMAT LOCKコマンドが出力ロックコマンドであると判定した場合はステップS902に進み、それ以外の場合はステップS614に進む。
ステップS902において、制御部105は、プラグ管理テーブルを参照し、OUTPUT PLUG SIGNAL FORMAT LOCKコマンドが指定するデータフォーマットと、指定oPCRのカレントデータフォーマットとが一致するか否かを判定する。一致すると判定した場合はステップS612に進み、それ以外の場合はステップS614に進む。
このように、本実施形態によれば、第1の実施形態で得られる利点に加え、指定oPCRをロック状態に設定したコントローラ以外からの出力ロックコマンドであっても、そのコマンドが指定するデータフォーマットが指定oPCRのカレントデータフォーマットと一致していれば、そのコマンドを拒絶しないようにすることができる。その結果、指定oPCRをロック状態に設定したコントローラ以外のコントローラであっても、指定oPCRから出力された所定のデータフォーマットのストリームデータを入力することができる。
次に、図10のフローチャートを参照してDVC10がINPUT PLUG SIGNAL FORMAT LOCKコマンドを受信するごとに実行する処理を説明する。なお、図10のフローチャートを参照して説明する処理は、制御部105が所定のプログラムに従って制御する処理である。
図10のステップS701からS714までの処理は、図7のステップS701からS714までの処理と同様であるので説明を省略する。但し、ステップS703において、2つのノードIDが一致しなかった場合はステップS1001に進むことになる。
ステップS1001において、制御部105は、ステップS704と同様に、INPUT PLUG SIGNAL FORMAT LOCKコマンドが入力ロックコマンドであるか否かを判定する。INPUT PLUG SIGNAL FORMAT LOCKコマンドが入力ロックコマンドであると判定した場合はステップS1002に進み、それ以外の場合はステップS714に進む。
ステップS1002において、制御部105は、プラグ管理テーブルを参照し、INPUT PLUG SIGNAL FORMAT LOCKコマンドが指定するデータフォーマットと、指定iPCRのカレントデータフォーマットとが一致するか否かを判定する。一致すると判定した場合はステップS712に進み、それ以外の場合はステップS714に進む。
このように、本実施形態によれば、第1の実施形態で得られる利点に加え、指定iPCRをロック状態に設定したコントローラ以外からの入力ロックコマンドであっても、そのコマンドが指定するデータフォーマットが指定iPCRのカレントデータフォーマットと一致していれば、そのコマンドを拒絶しないようにすることができる。その結果、指定iPCRをロック状態に設定したコントローラ以外のコントローラであっても、所定のデータフォーマットのストリームデータを指定iPCRに入力することができる。
(3)第3の実施形態
本発明の目的は、上記の実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記録媒体を、システム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(又はCPUやMPU)が記録媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行することによっても、達成されることは言うまでもない。
この場合、記録媒体から読み出されたプログラムコード自体が上述した実施形態の機能を実現することになり、プログラムコード自体及びそのプログラムコードを記憶した記録媒体は本発明を構成することになる。
プログラムコードを供給するための記録媒体としては、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM等を用いることができる。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、上述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOS(基本システム或いはオペレーティングシステム)などが実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によって上述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
さらに、記録媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によって上述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
(4)その他の実施形態
本発明は、上記の実施形態に限るものではなく、様々な実施形態にも適用することができる。
例えば、上記の実施形態はIEEE1394規格に準拠した伝送媒体を採用した実施形態であるが、本発明はUSB規格等に準拠した伝送媒体を採用した実施形態にも適用することができる。
また、上記の実施形態はIEC 61883-1で規定されたoPCR及びiPCRを採用した実施形態であるが、本発明はoPCRに相当する出力手段(oPCRのような論理的な出力端子だけでなく、物理的な出力端子を含む)及びiPCRに相当する入力手段(iPCRのような論理的な入力端子だけでなく、物理的な入力端子を含む)を採用した実施形態にも適用することができる。
また、上記の実施形態はDV方式及びMPEG−2方式を採用した実施形態であるが、本発明はDV方式以外のデータフォーマットを採用した実施形態にも適用することも、MPEG−2方式以外のデータフォーマットを採用した実施形態にも適用することもできる。例えば、MPEG−2方式の替わりにMPEG−4方式又はモーションJPEG方式を採用した実施形態にも適用することもできる。
また、上記の実施形態は2つのデータフォーマットを採用した実施形態を説明したが、本発明は3つ以上のデータフォーマットを採用した実施形態にも適用することができる。例えば、DV方式、MPEG−2方式及びMPEG−4方式(又はモーションJPEG方式)を採用した実施形態にも適用することもできる。
本発明の好適な実施形態に係る制御システムの主要な構成要素を説明する図である。 本発明の好適な実施形態に係る記録再生装置(例えば、DVC)の主要な構成要素を説明するブロック図である。 記録媒体(例えば、磁気テープ)に記録された複数のストリームデータの一例を示す図である。 OUTPUT PLUG SIGNAL FORMAT LOCKコマンドの構成を説明するための図である。 INPUT PLUG SIGNAL FORMAT LOCKコマンドの構成を説明するための図である。 第1の実施形態における記録再生装置(例えば、DVC)がOUTPUT PLUG SIGNAL FORMAT LOCKコマンドを受信するごとに実行する処理を説明するためのフローチャートである。 第1の実施形態における記録再生装置(例えば、DVC)がINPUT PLUG SIGNAL FORMAT LOCKコマンドを受信するごとに実行する処理を説明するためのフローチャートである。 プラグ管理テーブルの構成の一例を示す図である。 第2の実施形態における記録再生装置(例えば、DVC)がOUTPUT PLUG SIGNAL FORMAT LOCKコマンドを受信するごとに実行する処理を説明するためのフローチャートである。 第2の実施形態における記録再生装置(例えば、DVC)がOUTPUT PLUG SIGNAL FORMAT LOCKコマンドを受信するごとに実行する処理を説明するためのフローチャートである。
符号の説明
10:DVC(記録再生装置)
20:PC(第1の制御装置)
30:IEEE1394シリアルバス
40:記録媒体
50:DTV(第2の制御装置)

Claims (28)

  1. 出力手段を所定のデータフォーマットに固定された状態に設定することを要求するコマンドを受信する受信手段と、
    前記コマンドに従って前記出力手段を前記所定のデータフォーマットに固定された状態に設定する設定手段と、
    前記コマンドを送信した制御装置を識別するための情報を記憶する記憶手段とを有し、
    前記コマンドに従って前記出力手段を前記所定のデータフォーマットに固定された状態に設定した後は、前記制御装置以外からのコマンドに従って前記出力手段を前記所定のデータフォーマットに固定されていない状態に設定しないようにすることを特徴とするデータ出力装置。
  2. 前記出力手段は、論理的な出力手段であることを特徴とする請求項1に記載のデータ出力装置。
  3. 前記出力手段は、IEC61883−1で規定されたoPCRであることを特徴とする請求項1又は2に記載のデータ出力装置。
  4. データ出力装置を制御する制御方法であって、
    出力手段を所定のデータフォーマットに固定された状態に設定することを要求するコマンドを受信する工程と、
    前記コマンドに従って前記出力手段を前記所定のデータフォーマットに固定された状態に設定する工程と、
    前記コマンドを送信した制御装置を識別するための情報を記憶手段に格納する工程と、
    前記コマンドに従って前記出力手段を前記所定のデータフォーマットに固定された状態に設定した後は、前記制御装置以外からのコマンドに従って前記出力手段を前記所定のデータフォーマットに固定されていない状態に設定しないようにする工程とを有することを特徴とする制御方法。
  5. 前記出力手段は、論理的な出力手段であることを特徴とする請求項4に記載の制御方法。
  6. 前記出力手段は、IEC61883−1で規定されたoPCRであることを特徴とする請求項4又は5に記載の制御方法。
  7. 出力手段を所定のデータフォーマットに固定された状態に設定することを要求するコマンドを受信する受信手段と、
    前記コマンドに従って前記出力手段を前記所定のデータフォーマットに固定された状態に設定する設定手段と、
    前記コマンドを送信した制御装置を識別するための情報を記憶する記憶手段とを有し、
    前記コマンドに従って前記出力手段を前記所定のデータフォーマットに固定された状態に設定した後は、前記制御装置以外からのコマンドに従って前記出力手段を前記所定のデータフォーマット以外のデータフォーマットに固定した状態に設定しないようにすることを特徴とするデータ出力装置。
  8. 前記出力手段は、論理的な出力手段であることを特徴とする請求項7に記載のデータ出力装置。
  9. 前記出力手段は、IEC61883−1で規定されたoPCRであることを特徴とする請求項7又は8に記載のデータ出力装置。
  10. データ出力装置を制御する制御方法であって、
    出力手段を所定のデータフォーマットに固定された状態に設定することを要求するコマンドを受信する工程と、
    前記コマンドに従って前記出力手段を前記所定のデータフォーマットに固定された状態に設定する工程と、
    前記コマンドを送信した制御装置を識別するための情報を記憶手段に格納する工程と、
    前記コマンドに従って前記出力手段を前記所定のデータフォーマットに固定された状態に設定した後は、前記制御装置以外からのコマンドに従って前記出力手段を前記所定のデータフォーマット以外のデータフォーマットに固定した状態に設定しないようにする工程とを有することを特徴とする制御方法。
  11. 前記出力手段は、論理的な出力手段であることを特徴とする請求項10に記載の制御方法。
  12. 前記出力手段は、IEC61883−1で規定されたoPCRであることを特徴とする請求項10又は11に記載の制御方法。
  13. 入力手段を所定のデータフォーマットに固定された状態に設定することを要求するコマンドを受信する受信手段と、
    前記コマンドに従って前記入力手段を前記所定のデータフォーマットに固定された状態に設定する設定手段と、
    前記コマンドを送信した制御装置を識別するための情報を記憶する記憶手段とを有し、
    前記コマンドに従って前記入力手段を前記所定のデータフォーマットに固定された状態に設定した後は、前記制御装置以外からのコマンドに従って前記入力手段を前記所定のデータフォーマットに固定されていない状態に設定しないようにすることを特徴とするデータ入力装置。
  14. 前記入力手段は、論理的な入力手段であることを特徴とする請求項13に記載のデータ入力装置。
  15. 前記入力手段は、IEC61883−1で規定されたiPCRであることを特徴とする請求項13又は14に記載のデータ入力装置。
  16. データ入力装置を制御する制御方法であって、
    入力手段を所定のデータフォーマットに固定された状態に設定することを要求するコマンドを受信する工程と、
    前記コマンドに従って前記入力手段を前記所定のデータフォーマットに固定された状態に設定する工程と、
    前記コマンドを送信した制御装置を識別するための情報を記憶手段に格納する工程と、
    前記コマンドに従って前記入力手段を前記所定のデータフォーマットに固定された状態に設定した後は、前記制御装置以外からのコマンドに従って前記入力手段を前記所定のデータフォーマットに固定されていない状態に設定しないようにする工程とを有することを特徴とする制御方法。
  17. 前記入力手段は、論理的な入力手段であることを特徴とする請求項16に記載の制御方法。
  18. 前記入力手段は、IEC61883−1で規定されたiPCRであることを特徴とする請求項16又は17に記載の制御方法。
  19. 入力手段を所定のデータフォーマットに固定された状態に設定することを要求するコマンドを受信する受信手段と、
    前記コマンドに従って前記入力手段を前記所定のデータフォーマットに固定された状態に設定する設定手段と、
    前記コマンドを送信した制御装置を識別するための情報を記憶する記憶手段とを有し、
    前記コマンドに従って前記入力手段を前記所定のデータフォーマットに固定された状態に設定した後は、前記制御装置以外からのコマンドに従って前記入力手段を前記所定のデータフォーマット以外のデータフォーマットに固定した状態に設定しないようにすることを特徴とするデータ入力装置。
  20. 前記入力手段は、論理的な入力手段であることを特徴とする請求項19に記載のデータ入力装置。
  21. 前記入力手段は、IEC61883−1で規定されたiPCRであることを特徴とする請求項19又は20に記載のデータ入力装置。
  22. データ入力装置を制御する制御方法であって、
    入力手段を所定のデータフォーマットに固定された状態に設定することを要求するコマンドを受信する工程と、
    前記コマンドに従って前記入力手段を前記所定のデータフォーマットに固定された状態に設定する工程と、
    前記コマンドを送信した制御装置を識別するための情報を記憶手段に格納する工程と、
    前記コマンドに従って前記入力手段を前記所定のデータフォーマットに固定された状態に設定した後は、前記制御装置以外からのコマンドに従って前記入力手段を前記所定のデータフォーマット以外のデータフォーマットに固定した状態に設定しないようにする工程とを有することを特徴とする制御方法。
  23. 前記入力手段は、論理的な入力手段であることを特徴とする請求項22に記載の制御方法。
  24. 前記入力手段は、IEC61883−1で規定されたiPCRであることを特徴とする請求項22又は23に記載の制御方法。
  25. 請求項4乃至6の何れか1項に記載の制御方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
  26. 請求項10乃至12の何れか1項に記載の制御方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
  27. 請求項16乃至18の何れか1項に記載の制御方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
  28. 請求項22乃至24の何れか1項に記載の制御方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
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