JP2005244410A - 遠隔映像表示装置、遠隔映像表示方法および遠隔映像表示プログラム - Google Patents

遠隔映像表示装置、遠隔映像表示方法および遠隔映像表示プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2005244410A
JP2005244410A JP2004049155A JP2004049155A JP2005244410A JP 2005244410 A JP2005244410 A JP 2005244410A JP 2004049155 A JP2004049155 A JP 2004049155A JP 2004049155 A JP2004049155 A JP 2004049155A JP 2005244410 A JP2005244410 A JP 2005244410A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
video
imaging device
imaging
video imaging
remote
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2004049155A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4308682B2 (ja
Inventor
Nobuhiko Takehara
伸彦 竹原
Tomoki Watabe
智樹 渡部
Hiroki Anzai
浩樹 安西
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Telegraph and Telephone Corp filed Critical Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority to JP2004049155A priority Critical patent/JP4308682B2/ja
Publication of JP2005244410A publication Critical patent/JP2005244410A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4308682B2 publication Critical patent/JP4308682B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Closed-Circuit Television Systems (AREA)
  • Studio Devices (AREA)

Abstract

【課題】本発明は、遠隔地に設置される複数の映像撮像装置の中から1つを選択して映像を表示する場合に、映像撮像装置のID等の投入を強いることなく映像撮像装置を切り替えることができるようにする遠隔映像表示技術の提供を目的とする。
【解決手段】現在表示に使用している映像撮像装置の撮像位置を取得して、その撮像位置と各映像撮像装置の設置位置とに基づいて切替先の映像撮像装置を決定する。続いて、切替先の映像撮像装置の装置種別を入手して、切替先の映像撮像装置が現在の撮像位置の映像を撮像するために必要とされる撮像位置と装置種別とに応じた制御情報を作成する。続いて、作成した制御情報を切替先の映像撮像装置に送信することで、切替先の映像撮像装置から送信されてくる映像が現在の撮像位置を撮像したものとなるようにと制御して、現在表示に使用している映像撮像装置を切替先の映像撮像装置に切り替える。
【選択図】図1

Description

本発明は、遠隔地に設置される複数の映像撮像装置の中から1つの映像撮像装置を選択して、その選択した映像撮像装置の撮像する映像を表示する遠隔映像表示装置及びその方法と、その遠隔映像表示装置の実現に用いられる遠隔映像表示プログラムとに関する。
従来、遠隔地に設置されたカメラの映像を受信し表示する装置が知られており、遠隔地に設置されたカメラの撮像方向やズーム量などをコントロールするものもある(例えば、特許文献1参照)。
特開平11−205775号公報
しかしながら、このような従来の遠隔映像表示システムにあっては、ユーザは、カメラのID等を入力することにより、表示するカメラを指定するようになっている。
これから、ユーザは、例えば映像上に映っている地点にカメラに切り替えたい場合、現在のカメラの向いている方向等を調べ、地図等でその方向のカメラの位置を確認してカメラID等を入力してカメラを切り替えなければならなかった。
したがって、従来技術に従っていると、遠隔地に設置されたカメラの映像を受信し表示する場合に、ユーザに負担がかかるという問題がある。
本発明はかかる事情に鑑みてなされたものであって、遠隔地に設置された映像撮像装置の映像を受信し表示する場合に、ユーザが見たいところの表示を実現しながら、映像撮像装置のID等の投入を強いることなく映像撮像装置を切り替えることができるようにする新たな遠隔映像表示技術の提供を目的とする。
さらに、本発明は、この遠隔映像表示技術の実現にあたって、各ユーザが他のユーザに影響されることなく所望の映像を見ることができるようにする新たな遠隔映像表示技術の提供を目的とする。
この目的を達成するために、本発明の遠隔映像表示装置は、遠隔地に設置される複数の映像撮像装置の中から1つの映像撮像装置を選択して、その選択した映像撮像装置の撮像する映像を表示する処理を行うときにあって、(1)現在表示に使用している映像撮像装置の撮像位置を取得する取得手段と、(2)取得手段の取得した撮像位置と各映像撮像装置の設置位置とに基づいて、切替先となる映像撮像装置を決定する決定手段と、(3)決定手段の決定した映像撮像装置の装置種別を入手する入手手段と、(4)決定手段の決定した映像撮像装置が現在の撮像位置の映像を撮像するために必要とされる撮像位置と装置種別とに応じた制御情報を作成する作成手段と、(5)作成手段の作成した制御情報を決定手段の決定した映像撮像装置に送信することで、その映像撮像装置から送信されてくる映像が現在の撮像位置を撮像したものとなるようにと制御して、現在表示に使用している映像撮像装置をその映像撮像装置に切り替える切替手段とを備えるように構成する。
この構成を採るときにあって、現在表示に使用している映像撮像装置の撮像位置が所定時間変動しないときに、映像撮像装置の切り替えを指示する指示手段を備えることがある。
以上の各処理手段はコンピュータプログラムで実現できるものであり、このコンピュータプログラムは、半導体メモリなどのような適当な記録媒体に記録して提供されたり、ネットワークを介して提供されたり、本発明を実施する際にインストールされてCPUなどの制御手段上で動作することにより本発明を実現することになる。
このように構成される本発明の遠隔映像表示装置では、先ず最初に、現在表示に使用している映像撮像装置の撮像位置を取得する。
例えば、現在表示に使用している映像撮像装置の現在の焦点距離と、その映像撮像装置の現在の撮像方向と、その映像撮像装置の設置位置とに基づいて、その映像撮像装置の撮像位置を算出することなどにより、現在表示に使用している映像撮像装置の撮像位置を取得するのである。
続いて、その取得した撮像位置と各映像撮像装置の設置位置とに基づいて、切替先となる映像撮像装置を決定する。
例えば、取得した撮像位置に最も近い映像撮像装置を、切替先となる映像撮像装置として自動的に決定したり、取得した撮像位置近傍の映像撮像装置を選択することで、切替先となる映像撮像装置の候補となる1つ又は複数の映像撮像装置を選択して、それらの映像撮像装置が撮像した映像をユーザに提示し、それに対する選択指示を受け取ることで、切替先となる映像撮像装置を決定するのである。
あるいは、撮像位置と各映像撮像装置の設置位置とに基づいて切替先となる映像撮像装置を決定するのではなくて、過去に現在表示に使用している映像撮像装置から切り替えられた映像撮像装置の識別情報に基づいて、多数決などの論理に従って自動的に切替先となる映像撮像装置を決定したり、それらの識別情報をユーザに提示し、それに対する選択指示を受け取ることで、切替先となる映像撮像装置を決定するのである。
続いて、その切替先として決定した映像撮像装置の装置種別を入手する。
例えば、撮像方向および焦点距離を制御可能とする単一カメラ構成の映像撮像装置であるとか、個々のカメラの焦点距離を制御可能とする複数カメラ構成の映像撮像装置であるとか、全方位の映像を撮像可能とする映像撮像装置であるとかいった装置種別を入手するのである。
続いて、その切替先として決定した映像撮像装置が現在の撮像位置の映像を撮像するために必要とされる撮像位置と装置種別とに応じた制御情報を作成する。
例えば、その入手した装置種別が撮像方向および焦点距離を制御可能とする単一カメラ構成の映像撮像装置であることを示している場合には、撮像方向と焦点距離とを制御することで、その切替先として決定した映像撮像装置が現在の撮像位置の映像を撮像することができるようになるので、撮像方向と焦点距離とで構成される制御情報を作成するのである。
また、その入手した装置種別が個々のカメラの焦点距離を制御可能とする複数カメラ構成の映像撮像装置であることを示している場合には、どのカメラを使うのかということと、そのカメラの焦点距離とを制御することで、その切替先として決定した映像撮像装置が現在の撮像位置の映像を撮像することができるようになるので、カメラ識別子と焦点距離とで構成される制御情報を作成するのである。
また、その入手した装置種別が全方位の映像を撮像可能とする映像撮像装置であることを示している場合には、現在の撮像位置の映像の切り出しに必要となる情報で構成される制御情報を作成する。例えば、撮像方向と撮像位置までの距離とに応じて映像の切り出しが行われる場合には、現在の撮像位置への方向と現在の撮像位置までの距離とで構成される制御情報を作成するのである。
続いて、その作成した制御情報を、切替先として決定した映像撮像装置に送信することで、その映像撮像装置から送信されてくる映像が現在の撮像位置を撮像したものとなるようにと制御して、現在表示に使用している映像撮像装置をその映像撮像装置に切り替える。
以上説明したように、本発明によれば、遠隔地に設置される複数の映像撮像装置の中から1つの映像撮像装置を選択して、その選択した映像撮像装置の撮像する映像を表示する場合に、ユーザは、映像撮像装置の位置を知らなくても、また、映像撮像装置のIDなどを入力しなくても、自分の見たいところの表示を実現しながら映像撮像装置を切り替えることができるようになる。
さらに、本発明によれば、この実現にあたって、複数カメラ構成などを使って全方位の映像を撮像可能とする映像撮像装置の利用を可能にすることから、ユーザは、他のユーザに影響されることなく所望の映像を見ることができるようになる。
以下、実施の形態に従って本発明を詳細に説明する。
図1に本発明を具備する遠隔映像視聴システムの一実施形態例を図示する。
この図に示す本発明を具備する遠隔映像視聴システムは、各所に設置されて映像撮像して送信する複数の映像撮像装置2(この例では、2a〜2dの4台)と、映像撮像装置2が送信する映像を受信して表示する遠隔映像視聴装置1と、データベースとして用意されている記憶装置3とを備えており、遠隔映像視聴装置1と映像撮像装置2と記憶装置3とは伝送手段4に接続され、伝送手段4を介して通信できるようになっている。
なお、映像撮像装置2はどこに設置されていてもよく、例えば遠隔映像視聴装置1と映像撮像装置2とを同じ地点に設置してもよい。この場合には、撮像手段を備えた遠隔映像視聴装置の形態と同じになる。
この構成を採るときにあって、映像撮像装置2として、雲台に設置されるズーム機能を持つ単一カメラで構成されるものや、複数のズーム機能を持つカメラが360度の様々な方向を向くようにと設置されることで構成されるものや、全方位カメラで構成されるものを用いることができる。
以下、雲台に設置されるズーム機能を持つ単一カメラで構成されるものを単眼カメラ方式の映像撮像装置2と称し、複数のズーム機能を持つカメラが360度の様々な方向を向くようにと設置されることで構成されるものを複数カメラ方式の映像撮像装置2と称し、全方位カメラで構成されるものを全方位カメラ方式の映像撮像装置2と称することにする。
なお、全方位カメラ方式の映像撮像装置2については、内部に複数のカメラを持つことで全方位を実現するといったような様々な原理に基づくものがあるが、ここでは、外部に全方位の映像を出力するものを全方位カメラ方式の映像撮像装置2として想定することにする。
図1では、映像撮像装置2a,2bが単眼カメラ方式の映像撮像装置を用いることを想定し、映像撮像装置2cが全方位カメラ方式の映像撮像装置を用いることを想定し、映像撮像装置2dが複数カメラ方式の映像撮像装置2を用いることを想定している。
遠隔映像視聴装置1は、複数の映像撮像装置2の中から1つの映像撮像装置2を選択して、それが撮像する映像を表示するようになっており、単眼カメラ方式の映像撮像装置2を選択する場合には、映像撮像装置2に対して、撮像方向と焦点距離(ズーム量)とを指示することで所望の映像を視聴できるようになっている。
また、遠隔映像視聴装置1は、複数カメラ方式の映像撮像装置2を選択する場合には、映像撮像装置2に対して、どのカメラを用いるのかを示すカメラ識別子と、そのカメラ識別子の指すカメラの焦点距離(ズーム量)とを指示することで所望の映像を視聴できるようになっている。
また、遠隔映像視聴装置1は、全方位カメラ方式の映像撮像装置2を用いる場合には、映像撮像装置2に対して、撮像位置の映像の切り出しに必要となる信号(以下、全方位カメラ用制御信号と称することがある)を指示することで所望の映像を視聴できるようになっている。以下では、この全方位カメラ用制御信号として、撮像方向と撮像位置までの距離とで構成される情報を用いることを想定する。
〔1〕遠隔映像視聴装置1の構成
遠隔映像視聴装置1は、映像撮像装置2から受信した映像を表示する映像表示手段11と、各映像撮像装置2の設置位置や装置種別などの情報を記憶する記憶手段12と、現在表示に使用している映像撮像装置2の撮像位置を取得する撮像位置取得手段13と、現在の撮像位置と各映像撮像装置2の設置位置とに基づいて、切替先となる映像撮像装置2を決定する撮像装置決定手段14と、記憶手段12を参照することで、切替先となる映像撮像装置2の装置種別を入手する撮像装置種別入手手段15と、切替先となる映像撮像装置2が現在の撮像位置の映像を撮像するために必要とされる制御信号を作成する制御信号作成手段16と、切替先となる映像撮像装置2に対して制御信号を送信することで、切替先となる映像撮像装置2から送信されてくる映像が現在の撮像位置を撮像したものとなるようにと制御して、現在表示に使用している映像撮像装置2を切替先となる映像撮像装置2に切り替える撮像装置制御手段17と、映像撮像装置2の送信する映像を受信して映像表示手段11に出力する映像受信手段18と、伝送手段4に接続されて、伝送手段4を介した他の装置との間の通信を制御する送受信手段19とを備えている。
ここで、記憶手段12は、図2に示すように、各映像撮像装置2の位置情報(例えば、緯度や経度)や装置種別情報(単眼カメラ方式、全方位カメラ方式、複数カメラ方式)を記憶することに加えて、現在表示に使用している映像撮像装置2がどれであるかを示す情報を記憶し、さらに、複数カメラ方式の映像撮像装置2については、各カメラの番号に対応付けて、それらのカメラの撮像方向の情報を記憶する。
なお、複数カメラ方式の映像撮像装置2については、その中心位置を設置位置とするのではなくて、各カメラの設置位置を用いる場合があり、この場合には、記憶手段12は、各カメラの番号に対応付けて、それらのカメラの撮像方向の情報と、それらのカメラの設置位置の情報とを記憶することになる。
〔2〕映像撮像装置2の構成
映像撮像装置2は、単眼カメラ方式で構成される場合には、映像を撮像する撮像手段21αと、現在の撮像方向を取得して遠隔映像視聴装置1に送信する撮像方向取得手段22αと、現在の焦点距離を取得して遠隔映像視聴装置1に送信する焦点距離取得手段23αと、撮像手段21αで撮像した映像を遠隔映像視聴装置1に送信する映像送信手段24αと、遠隔映像視聴装置1から送られてくる撮像手段21αの撮像方向や焦点距離(ズーム量)を制御する制御信号を受信して、それに従って撮像手段21αを制御する制御信号受信手段25αと、過去に自装置から切り替えられた切替先の映像撮像装置2の識別情報を記憶しておく記憶手段26αと、伝送手段4に接続されて、伝送手段4を介した他の装置との間の通信を制御する送受信手段27αとを備えている。
この記憶手段26αは、図3に示すように、切替時点(正確には切り替えの直前)の撮像方向および焦点距離と対応をとる形で、切替先の映像撮像装置2の識別情報を記憶しておくことにより、この撮像方向で、この焦点距離のときに、この映像撮像装置2に切り替えられたという情報(以下、カメラ切替情報と称することがある)を記憶することになる。
一方、映像撮像装置2は、複数カメラ方式で構成される場合には、複数のカメラを使って全方位の映像を撮像して、その内の1つのカメラの撮像する映像を選択して出力する撮像手段21βと、撮像手段21βの出力する映像を撮像するカメラの番号(撮像方向を示している)を取得して遠隔映像視聴装置1に送信する撮像方向取得手段22βと、撮像手段21βの出力する映像を撮像するカメラの現在の焦点距離を取得して遠隔映像視聴装置1に送信する焦点距離取得手段23βと、撮像手段21βの出力する映像を遠隔映像視聴装置1に送信する映像送信手段24βと、遠隔映像視聴装置1から送られてくる出力映像の選択に用いられるカメラの番号やそのカメラの焦点距離(ズーム量)を制御する制御信号を受信して、それに従って撮像手段21βを制御する制御信号受信手段25βと、過去に自装置から切り替えられた切替先の映像撮像装置2の識別情報を記憶しておく記憶手段26βと、伝送手段4に接続されて、伝送手段4を介した他の装置との間の通信を制御する送受信手段27βとを備えている。
この記憶手段26βは、図4に示すように、各カメラ毎に、切替時点(正確には切り替えの直前)の焦点距離と対応をとる形で、切替先の映像撮像装置2の識別情報を記憶しておくことにより、このカメラで、この焦点距離のときに、この映像撮像装置2に切り替えられたという情報(カメラ切替情報)を記憶することになる。
一方、映像撮像装置2は、全方位カメラ方式で構成される場合には、全方位の映像を撮像する撮像手段21γと、撮像手段21γの出力する全方位映像の中から映像を切り出して拡大縮小することで、ある撮像方向のある距離離れた撮像位置を単一のカメラで撮像した場合の映像を作成する画像処理手段28と、画像処理手段28の作成した映像の撮像位置の情報(撮像方向と撮像位置までの距離)を取得する撮像位置取得手段29と、画像処理手段28の作成した画像を遠隔映像視聴装置1に送信する映像送信手段24γと、遠隔映像視聴装置1から送られてくる出力映像の作成に用いられる制御信号(上述した全方位カメラ用制御信号)を受信して、それに従って画像処理手段28を制御する制御信号受信手段25γと、過去に自装置から切り替えられた切替先の映像撮像装置2の識別情報を記憶しておく記憶手段26γと、伝送手段4に接続されて、伝送手段4を介した他の装置との間の通信を制御する送受信手段27γとを備えている。
この記憶手段26γは、図5に示すように、切替時点(正確には切り替えの直前)の全方位カメラ方式用制御信号と対応をとる形で、切替先の映像撮像装置2の識別情報を記憶しておくことにより、この全方位カメラ方式用制御信号のときに、この映像撮像装置2に切り替えられたという情報(カメラ切替情報)を記憶することになる。
〔3〕記憶装置3の構成
記憶装置3は、各映像撮像装置2の撮像した映像をサムネイル等の形式で記憶する記憶手段31と、伝送手段4に接続されて、伝送手段4を介した他の装置との間の通信を制御する送受信手段32とを備えている。
記憶手段31は、図6に示すように、例えば、映像撮像装置2を中心とする水平面において例えば等角度で分割することにより複数の撮像方向を定義して、それらの撮像方向のそれぞれにおいて撮像した映像をサムネイル形式で記憶する。
ここで、装置種別が複数カメラ方式の映像撮像装置2については、カメラ番号が撮像方向に対応しているので、カメラ番号に対応付ける形で、そのカメラ番号の指すカメラが撮像した映像をサムネイル形式で記憶する。また、装置種別が全方位カメラ方式の映像撮像装置2については、画像処理手段28の切り出す方向を撮像方向としている。また、この図では撮像方向を1〜12の数値で表しており、1が真北、7が真南、4が真東、10が真西というように、方位と番号との対応付けがとられている。
ここでは等分割として説明したが、等分割にする必然性はなく、方位と番号との対応付けが分かればよい。方位と番号との対応付けについては事前登録してもよいし、地磁気等をカメラに取り付けて方位を自動計測して、それに基づいて方位と番号との対応付けを行ってもよい。
この図6の例では、各撮像方向について1つの映像を記憶するようにしているが、焦点距離(全方位カメラ方式の場合には撮像位置までの距離)についても様々に変更して撮像することにより各撮像方向について複数の映像を記憶するようにしてもよいし、撮像方向についても様々な方向を定義してさらに多数の映像を記憶するようにしても良い。
図1では、遠隔映像視聴装置1に記憶手段12を設け、映像撮像装置2に記憶手段26を設け、記憶装置3に記憶手段31を設けるようにしているが、これらの全ての記憶手段を遠隔映像視聴装置1にもたせるようにしてもよいし、これらのすべての記憶手段を記憶装置3にもたせるようにしてもよい。
〔4〕遠隔映像視聴装置1の実行する処理
遠隔映像視聴装置1は、ユーザが見たいところの表示を実現しながら、ユーザに対して映像撮像装置2のID等の投入を強いることなく映像撮像装置2を切り替えていく処理を実行するものである。
この実現にあたって、遠隔映像視聴装置1は、図1に示すように、映像撮像装置2として、複数カメラ方式のものや全方位カメラ方式のものを用いることができるようにしている。このような映像撮像装置2を用いることができるようになることで、1つの遠隔映像視聴装置1を複数のユーザが利用する場合や、別々の遠隔映像視聴装置1を異なるユーザが利用する場合にあって、各ユーザは他のユーザに影響されることなく所望の映像を視聴できるようになる。
すなわち、映像撮像装置2として単眼カメラ方式のものしか利用できないようになっていると、その映像撮像装置2があるユーザによって利用されることになると、その他のユーザはその映像撮像装置2を利用することができないことになる。これに対して、映像撮像装置2として、複数カメラ方式のものや全方位カメラ方式のものを用いることができるようになっていると、そのような不都合が起こらないからである。
図7ないし図10に、遠隔映像視聴装置1の実行する処理フローの一例を図示する。次に、この処理フローに従って、遠隔映像視聴装置1の実行する処理について詳細に説明する。
図1に示す構成に従って、ユーザは遠隔映像視聴装置1から例えば映像撮像装置2aを制御し、撮像方向や焦点距離(ズーム量)を変化させて映像を視聴することができる。このとき、ユーザは例えば映像撮像装置2aから別の映像撮像装置2への切り替えを指示する。
この映像の切替指示を受け取ると、遠隔映像視聴装置1は、図7ないし図10の処理フローに示すように、先ず最初に、ステップ10で、記憶手段12の記憶データに従って、現在表示に使用している映像撮像装置2が全方位カメラ方式のものであるのか否かを判断して、全方位カメラ方式の映像撮像装置2を使用していることを判断するときには、ステップ11に進んで、撮像位置取得手段13を使って、その使用している全方位カメラ方式の映像撮像装置2の撮像位置取得手段29から撮像位置の情報(撮像方向と撮像位置までの距離)を取得する。
すなわち、全方位カメラ方式の映像撮像装置2では、上述したように、撮像手段21γの出力する全方位映像の中から映像を切り出して拡大縮小することで、ある撮像方向のある距離離れた撮像位置を単一のカメラで撮像した場合の映像を作成していることから、その撮像位置の情報を取得するのである。
一方、ステップ10で、現在表示に使用している映像撮像装置2が全方位カメラ方式のものでないことを判断するとき、すなわち、現在表示に使用している映像撮像装置2が単眼カメラ方式のものか複数カメラ方式のものであることを判断するときには、ステップ12に進んで、現在表示に使用している映像撮像装置2から撮像方向および焦点距離の情報を取得する。
すなわち、撮像位置取得手段13を使って、現在表示に使用している映像撮像装置2の撮像方向取得手段22から撮像方向の情報を取得するとともに、現在表示に使用している映像撮像装置2の焦点距離取得手段23から焦点距離の情報を取得するのである。ここで、現在表示に使用している映像撮像装置2が複数カメラ方式のものである場合には、撮像方向の情報としてカメラ番号を取得し、焦点距離の情報としてそのカメラ番号の指すカメラの焦点距離の情報を取得することになる。
続いて、ステップ13で、自装置の記憶手段12から、現在表示に使用している映像撮像装置2の設置位置の情報を読み出し、続くステップ14で、取得した撮像方向および焦点距離の情報と、読み出した設置位置の情報とから、現在表示に使用している映像撮像装置2が撮像中の撮像位置(焦点の合っている位置)を算出する。
ステップ11,14の処理を終了すると、続いて、ステップ15で、自動選択モードに設定(ユーザにより設定されることになる)されているのか否かを判断して、自動選択モードに設定されていることを判断するときには、ステップ16に進んで、自装置の記憶手段12を検索することで、算出した現在の撮像位置に最も近い映像撮像装置2を検索する。
続いて、ステップ17で、自装置の記憶手段12の記憶データに従って、検索した映像撮像装置2の装置種別を取得する。
すなわち、検索した映像撮像装置2が、単眼カメラ方式の映像撮像装置2であるのか、複数カメラ方式の映像撮像装置2であるのか、全方位カメラ方式の映像撮像装置2であるのかを取得するのである。
続いて、ステップ18で、取得した装置種別に応じて、検索した映像撮像装置2が現在の撮像位置を撮像することになる制御信号を作成する。
すなわち、検索した映像撮像装置2が単眼カメラ方式のものである場合には、映像撮像装置2の撮像方向および焦点距離で構成される制御信号を作成する。また、検索した映像撮像装置2が複数カメラ方式のものである場合には、出力映像の選択に用いられるカメラの番号とそのカメラの焦点距離とで構成される制御信号を作成する。また、検索した映像撮像装置2が全方位カメラ方式のものである場合には、撮像位置の映像の切り出しに必要となる信号である、撮像方向と撮像位置までの距離とで構成される制御信号(全方位カメラ用制御信号)を生成する。
続いて、ステップ19で、検索した映像撮像装置2が現在の撮像位置を撮像することになるようにと、その作成した制御信号を検索した映像撮像装置2に送信することで制御してから、その検索した映像撮像装置2の撮像する映像を表示することで、現在表示に使用している映像撮像装置2を切り替えるとともに、切替元の映像撮像装置2に対して切替先の映像撮像装置2の識別情報を送信することにより、切替元の映像撮像装置2の記憶手段26に対して、カメラ切替情報(図3や図4や図5に示したもの)を保存させて、処理を終了する。
このようにして、ユーザにより自動選択モードに設定されているときには、撮像中の撮像位置に最も近い映像撮像装置2を検索して、その検索した映像撮像装置2がその撮像位置を撮像するように制御しつつ、その検索した映像撮像装置2が現在表示に使用している映像撮像装置2となるようにと切り替えるのである。
これから、ユーザは、単に映像切替指示を発行するだけで映像撮像装置2を切り替えることができるようになる。
一方、ステップ15で、自動選択モードに設定されていないことを判断するときには、ステップ20に進んで、自装置の記憶手段12を検索することで、算出した現在の撮像位置に近い位置に設置される1つ又は複数の映像撮像位置2を検索する。例えば、算出した現在の撮像位置に近い順に規定の台数の映像撮像装置2を検索するのである。
続いて、ステップ21で、検索した映像撮像装置2の設置位置と現在の撮像位置とから、検索した映像撮像装置2のそれぞれについて、検索した映像撮像装置2でその撮像位置を撮像する場合の方向を算出する。すなわち、図11に示すように、検索した映像撮像装置2でその撮像位置を撮像する場合の方向を算出するのである。ここで、検索した映像撮像装置2が複数カメラ方式のものである場合には、カメラ番号を使ってその方向を算出することになる。
続いて、ステップ22で、図6に示したようなデータ構造に従ってサムネイル映像を管理する記憶装置3にアクセスして、検索した映像撮像装置2のそれぞれについて、検索した映像撮像装置2の持つサムネイル映像の中から、算出した方向に対応付けられるものを取得する。
ここで、記憶装置3の記憶手段31が上述したように各映像方向について様々な焦点距離(全方位カメラ方式については様々な距離)で撮像した複数の映像を記憶するときには、現在の撮像位置に最も近い映像を取得することになる。
続いて、ステップ23で、取得したサムネイル映像をユーザに表示し、続くステップ24で、その表示に応答して、ユーザからサムネイル映像に対する選択指示が発行されたか否かを判断する。
この判断処理により、ユーザからサムネイル映像に対する選択指示が発行されたことを判断するときには、ステップ25に進んで、自装置の記憶手段12の記憶データに従って、選択指示のある映像撮像装置2の装置種別を取得する。すなわち、単眼カメラ方式の映像撮像装置2であるのか、複数カメラ方式の映像撮像装置2であるのか、全方位カメラ方式の映像撮像装置2であるのかを取得するのである。
続いて、ステップ26で、取得した装置種別に応じて、選択指示のある映像撮像装置2が現在の撮像位置を撮像することになる制御信号を作成する。すなわち、選択指示のある映像撮像装置2が単眼カメラ方式のものである場合には、それに応じた制御信号を作成し、また、複数カメラ方式のものである場合には、それに応じた制御信号を作成し、また、全方位カメラ方式のものである場合には、それに応じた制御信号(全方位カメラ用制御信号)を生成するのである。
続いて、ステップ27で、選択指示のある映像撮像装置2が現在の撮像位置を撮像することになるようにと、その作成した制御信号を選択指示のある映像撮像装置2に送信することで制御してから、その選択指示のある映像撮像装置2の撮像する映像を表示することで、現在表示に使用している映像撮像装置2を切り替えるとともに、切替元の映像撮像装置2に対して切替先の映像撮像装置2の識別情報を送信することにより、切替元の映像撮像装置2の記憶手段26に対して、カメラ切替情報(図3や図4や図5に示したもの)を保存させて、処理を終了する。
このようにして、ユーザにより自動選択モードに設定されていないときには、撮像中の撮像位置に近い映像撮像装置2を検索して、それらの映像撮像装置2が撮像した映像を表示し、それに対する選択指示を受け取ることで切替先となる映像撮像装置2を決定するように処理するのである。
これから、ユーザは、自分の見たい映像を撮像する映像撮像装置2に切り替えることができるようになる。
一方、ステップ24で、サムネイル映像に対する選択指示が発行されないことを判断するとき、すなわち、ユーザがサムネイル映像を見ても切替先の映像撮像装置2を決定できないことを判断するときには、ステップ28に進んで、現在表示に使用している映像撮像装置2の持つ記憶手段26にアクセスすることで、その映像撮像装置2の持つカメラ切替情報(図3や図4や図5に示したもの)を取得する。
続いて、ステップ29で、取得したカメラ切替情報の中から、現在の撮像状態に近いものを抽出する。
現在表示に使用している映像撮像装置2が単眼カメラ方式である場合には、図3から分かるように、現在の撮像方向および焦点距離に近いものを抽出する。また、現在表示に使用している映像撮像装置2が複数カメラ方式である場合には、図4から分かるように、現在の撮像方向および焦点距離に近いものを抽出する。また、現在表示に使用している映像撮像装置2が全方位カメラ方式である場合には、図5から分かるように、現在の撮像方向および撮像位置までの距離に近いものを抽出するのである。
続いて、ステップ30で、その抽出したカメラ切替情報の記述する切替先の映像撮像装置2の識別情報をユーザに提示し、続くステップ31で、その提示に応答して、ユーザから切替先となる映像撮像装置2に対する選択指示が発行されたか否かを判断する。
この判断処理により、ユーザから切替先となる映像撮像装置2に対する選択指示が発行されたことを判断するときには、ステップ32に進んで、自装置の記憶手段12の記憶データに従って、選択指示のある映像撮像装置2の装置種別を取得する。すなわち、単眼カメラ方式の映像撮像装置2であるのか、複数カメラ方式の映像撮像装置2であるのか、全方位カメラ方式の映像撮像装置2であるのかを取得するのである。
続いて、ステップ33で、取得した装置種別に応じて、選択指示のある映像撮像装置2が現在の撮像位置を撮像することになる制御信号を作成する。すなわち、選択指示のある映像撮像装置2が単眼カメラ方式のものである場合には、それに応じた制御信号を作成し、また、複数カメラ方式のものである場合には、それに応じた制御信号を作成し、また、全方位カメラ方式のものである場合には、それに応じた制御信号(全方位カメラ用制御信号)を生成するのである。
続いて、ステップ34で、選択指示のある映像撮像装置2が現在の撮像位置を撮像することになるようにと、その作成した制御信号を選択指示のある映像撮像装置2に送信することで制御してから、その選択指示のある映像撮像装置2の撮像する映像を表示することで、現在表示に使用している映像撮像装置2を切り替えるとともに、切替元の映像撮像装置2に対して切替先の映像撮像装置2の識別情報を送信することにより、切替元の映像撮像装置2の記憶手段26に対して、カメラ切替情報(図3や図4や図5に示したもの)を保存させて、処理を終了する。
このようにして、ユーザがサムネイル映像を見ても切替先の映像撮像装置2を決定できない場合には、過去の切替履歴となるカメラ切替情報を使って、切替先の映像撮像装置2を決定するように処理するものである。
このように、過去の切替履歴を使って切替先の映像撮像装置2を決定するようにするのは、現在表示に使用している映像撮像装置2の撮像位置に到達できる映像撮像装置2はある程度決まってしまうので、過去の切替履歴を使うことで適切な切替先の映像撮像装置2を迅速に決定できるからである。
ここで、ステップ30〜ステップ34では、ユーザに対して過去の切替履歴を提示し、それに対する選択指示を受け取ることで切替先の映像撮像装置2を決定するようにしているが、その他の方法として、ステップ29で現在の撮像状態に最も近いものを抽出して、その抽出したカメラ切替情報の記述する切替先の映像撮像装置2を切替先として、自動的に決定するようにしたり、現在の撮像状態にある程度近いものを抽出して、それらの抽出したカメラ切替情報の記述する切替先の映像撮像装置2の中から多数決の論理に従って切替先を自動的に決定するようにしてもよい。
一方、ステップ31で、過去の切替履歴に対する選択指示が発行されないことを判断するとき、すなわち、ユーザが過去の切替履歴を見ても切替先の映像撮像装置2を決定できないことを判断するときには、ステップ35に進んで、自装置の記憶手段12を検索することで、算出した現在の撮像位置から所定の距離範囲に入る複数の映像撮像装置2を検索する。
続いて、ステップ36で、検索した映像撮像装置2の設置位置と現在の撮像位置とから、検索した映像撮像装置2のそれぞれについて、検索した映像撮像装置2でその撮像位置を撮像する場合の方向を算出する。すなわち、図11に示したように、検索した映像撮像装置2でその撮像位置を撮像する場合の方向を算出するのである。ここで、検索した映像撮像装置2が複数カメラ方式のものである場合には、カメラ番号を使ってその方向を算出することになる。
続いて、ステップ37で、図6に示したようなデータ構造に従ってサムネイル映像を管理する記憶装置3にアクセスして、検索した映像撮像装置2のそれぞれについて、検索した映像撮像装置2の持つサムネイル映像の中から、算出した方向に対応付けられるものを取得する。
ここで、記憶装置3の記憶手段31が上述したように各撮像方向について様々な焦点距離(全方位カメラ方式については様々な距離)で撮像した複数の映像を記憶するときには、現在の撮像位置に最も近い映像を取得することになる。
続いて、ステップ38で、取得したサムネイル映像をユーザに表示し、続くステップ39で、その表示に応答して、ユーザからサムネイル映像に対する選択指示が発行されるのを待つ。
そして、ユーザからサムネイル映像に対する選択指示が発行されたことを判断するときには、ステップ40に進んで、自装置の記憶手段12の記憶データに従って、選択指示のある映像撮像装置2の装置種別を取得する。すなわち、単眼カメラ方式の映像撮像装置2であるのか、複数カメラ方式の映像撮像装置2であるのか、全方位カメラ方式の映像撮像装置2であるのかを取得するのである。
続いて、ステップ41で、取得した装置種別に応じて、選択指示のある映像撮像装置2が現在の撮像位置を撮像することになる制御信号を作成する。すなわち、選択指示のある映像撮像装置2が単眼カメラ方式のものである場合には、それに応じた制御信号を作成し、また、複数カメラ方式のものである場合には、それに応じた制御信号を作成し、また、全方位カメラ方式のものである場合には、それに応じた制御信号(全方位カメラ用制御信号)を生成するのである。
続いて、ステップ42で、選択指示のある映像撮像装置2が現在の撮像位置を撮像することになるようにと、その作成した制御信号を選択指示のある映像撮像装置2に送信することで制御してから、その選択指示のある映像撮像装置2の撮像する映像を表示することで、現在表示に使用している映像撮像装置2を切り替えるとともに、切替元の映像撮像装置2に対して切替先の映像撮像装置2の識別情報を送信することにより、切替元の映像撮像装置2の記憶手段26に対して、カメラ切替情報(図3や図4や図5に示したもの)を保存させて、処理を終了する。
このようにして、ユーザが過去の切替履歴を見ても切替先の映像撮像装置2を決定できない場合には、現在の撮像位置から所定の距離範囲に入る映像撮像装置2を検索して、それらの映像撮像装置2が撮像した映像を表示し、それに対する選択指示を受け取ることで切替先となる映像撮像装置2を決定するように処理するのである。
これから、ユーザは、最終的に、自分の見たい映像を撮像する映像撮像装置2に切り替えることができるようになる。
このようにして、本発明によれば、遠隔地に設置された映像撮像装置2の映像を受信し表示する場合に、ユーザが見たいところの表示を実現しながら、映像撮像装置2のID等の投入を強いることなく映像撮像装置2を切り替えることができるようになる。
〔4〕遠隔映像視聴装置1の実行する処理の具体例
以上に説明したように、例えば、図12に示すように、設置位置aに単眼カメラ方式の映像撮像装置2aが設置され、設置位置bに単眼カメラ方式の映像撮像装置2bが設置され、設置位置cに全方位カメラ方式の映像撮像装置2cが設置され、設置位置dに複数カメラ方式の映像撮像装置2dが設置されるときにあって、遠隔映像視聴装置1は、映像撮像装置2aの撮像方向および焦点距離を制御することで、映像撮像装置2aの撮像する撮像位置Aの映像を表示しているときに、ユーザから映像切替指示が発行されると、上述の処理フローに従って、例えば、撮像位置Aに最も近い映像撮像装置2bを切替先として決定して、映像撮像装置2aに対して切替先となる映像撮像装置2bの識別情報とともに映像送信終了の要求を送信し、映像撮像装置2bに対して映像送信開始の要求を送信することで、表示に用いる映像撮像装置2を映像撮像装置2aから映像撮像装置2bに切り替える。
この映像送信終了の要求と映像撮像装置2bの識別情報の送信とを受けて、映像撮像装置2aは映像の送信を終了し、映像撮像装置2aの記憶手段26には、映像撮像装置2bへの切り替えについて記述するカメラ切替情報が記録されることになる。
このようにして、映像撮像装置2aから映像撮像装置2bに切り替わることで、遠隔映像視聴装置1は、例えば、図13(a)に示すような映像撮像装置2aの撮像していた映像に代えて、図13(b)に示すような映像撮像装置2bの撮像する映像を表示することになる。
この図13(b)に示すような映像の表示を受けて、ユーザがBの部分やCの部分に焦点を合わせ映像の切替指示を入力すると、遠隔映像視聴装置1は、上述の処理フローに従って、例えば、サムネイル映像を表示することで切替先の候補となる映像撮像装置2の一覧を表示し、これを受けて、ユーザはBの部分であれば、それらの候補の中から図12の設置位置cに設置される映像撮像装置2cを選択したり、Cの部分であれば、それらの候補の中から図12の設置位置dに設置される映像撮像装置2dを選択して、映像を切り替えることができる。
例えば、ユーザは、Cの部分に焦点を合わせて遠隔映像視聴装置1に対して映像の切替指示を入力して、それに応答して表示される候補の中から図12の設置位置dに設置される映像撮像装置2dを選択すると、映像は映像撮像装置2dの撮像する映像に切り替わり、これにより、図13(c)に示すような映像が表示され、ズームなどして図13(d)のような映像を視聴することができるようになる。
このようにして、遠隔映像視聴装置1は、現在焦点が合っている位置(撮像位置)を算出して、その近傍にある映像撮像装置2を検索し、その中から1つの映像撮像装置2を選択して、その映像に切り替える処理を行うので、ユーザは、映像撮像装置2の設置位置を知らなくても、また、映像撮像装置2のIDなどを入力しなくても、映像により映像撮像装置2を切り替えることができるようになることで手間を省くことができるようになるのである。
ここで、図12では、設置位置b,c,dに、単眼カメラ方式の映像撮像装置2と複数カメラ方式の映像撮像装置2と全方位カメラ方式の映像撮像装置2とが混在して設置されるという例を示したが、図14に示すように、複数カメラ方式の映像撮像装置2のみが設置されてもよいし、図15に示すように、全方位カメラ方式の映像撮像装置2のみが設置されてもよい。
以上に説明した実施形態例では、ユーザが映像の切替指示を発行することで説明したが、この切替指示を自動的に発行するようにしてもよい。
例えば、現在焦点が合っている位置(撮像位置)が所定時間の間移動しないのか否かを検出するという構成を採って、所定時間の間移動しないことを検出する場合には、それをトリガとして、映像の切替指示を自動的に発行するようにしてもよい。
このような構成を用いると、ユーザがある撮像位置に着目して視聴しているときに、次から次へと映像撮像装置2を自動的に切り替えることが可能になることで、ユーザは、それらの映像撮像装置2の撮像する映像を順番に視聴できるようになる。このとき、切替先となる映像撮像装置2をどのように決定していくのかについては様々な方法を用いることが可能となり、例えば、撮像位置からの距離の順番に従って決定していくことになる。
なお、実施形態例では、遠隔映像視聴装置1が撮像位置近傍の映像撮像装置2を検索するようにしたが、各映像撮像装置2の記憶手段26に自装置近傍の映像撮像装置2の設置位置情報を記憶するようにして、現在表示に使用されている映像撮像装置2がその設置位置情報を使って撮像方向および焦点距離から撮像位置近傍の映像撮像装置2を検索して、その検索結果を遠隔映像視聴装置1に送信するようにしてもよい。
また、記憶装置3の記憶手段31に各映像撮像装置2の設置位置情報を記憶するとともに、遠隔映像視聴装置1が撮像方向および焦点距離を記憶装置3に送信するようにして、記憶装置3がそれらの情報を使って撮像位置近傍の映像撮像装置2を検索して、その検索結果を遠隔映像視聴装置1に送信するようにしてもよい。
このようにすれば、遠隔映像視聴装置1は検索機能を備えなくてもよくなり、遠隔映像視聴装置1を小型化することができるようになる。
本発明を具備する遠隔映像視聴システムの一実施形態例である。 遠隔映像視聴装置の備える記憶手段の記憶データの説明図である。 映像撮像装置の備える記憶手段の記憶データの説明図である。 映像撮像装置の備える記憶手段の記憶データの説明図である。 映像撮像装置の備える記憶手段の記憶データの説明図である。 記憶装置の備える記憶手段の記憶データの説明図である。 遠隔映像視聴装置の実行する処理フローである。 遠隔映像視聴装置の実行する処理フローである。 遠隔映像視聴装置の実行する処理フローである。 遠隔映像視聴装置の実行する処理フローである。 本発明を具備する遠隔映像視聴システムの処理の説明図である。 本発明を具備する遠隔映像視聴システムの処理の説明図である。 本発明を具備する遠隔映像視聴システムの処理の説明図である。 本発明を具備する遠隔映像視聴システムの処理の説明図である。 本発明を具備する遠隔映像視聴システムの処理の説明図である。
符号の説明
1 遠隔映像視聴装置
2 映像撮像装置
3 記憶装置
4 伝送手段
11 映像表示手段
12 記憶手段
13 撮像位置取得手段
14 撮像装置決定手段
15 撮像装置種別入手手段
16 制御信号作成手段
17 撮像装置制御手段
18 映像受信手段
19 送受信手段

Claims (14)

  1. 遠隔地に設置される複数の映像撮像装置の中から1つの映像撮像装置を選択して、その選択した映像撮像装置の撮像する映像を表示する遠隔映像表示装置であって、
    現在表示に使用している映像撮像装置の撮像位置を取得する手段と、
    前記撮像位置と各映像撮像装置の設置位置とに基づいて、切替先となる映像撮像装置を決定する手段と、
    前記決定した映像撮像装置の装置種別を入手する手段と、
    前記決定した映像撮像装置が前記撮像位置の映像を撮像するために必要とされる前記撮像位置と前記装置種別とに応じた制御情報を作成する手段と、
    前記制御情報を前記決定した映像撮像装置に送信することで、該映像撮像装置から送信されてくる映像が前記撮像位置を撮像したものとなるようにと制御して、現在表示に使用している映像撮像装置を該映像撮像装置に切り替える手段とを備えることを、
    特徴とする遠隔映像表示装置。
  2. 請求項1に記載の遠隔映像表示装置において、
    前記作成する手段は、前記装置種別が撮像方向および焦点距離を制御可能とする単一カメラ構成の映像撮像装置であることを示している場合には、撮像方向と焦点距離とで構成される制御情報を作成することを、
    特徴とする遠隔映像表示装置。
  3. 請求項1に記載の遠隔映像表示装置において、
    前記作成する手段は、前記装置種別が個々のカメラの焦点距離を制御可能とする複数カメラ構成の映像撮像装置であることを示している場合には、カメラ識別子と焦点距離とで構成される制御情報を作成することを、
    特徴とする遠隔映像表示装置。
  4. 請求項1に記載の遠隔映像表示装置において、
    前記作成する手段は、前記装置種別が全方位の映像を撮像可能とする映像撮像装置であることを示している場合には、前記撮像位置の映像の切り出しに必要となる情報で構成される制御情報を作成することを、
    特徴とする遠隔映像表示装置。
  5. 請求項1ないし4のいずれか1項に記載の遠隔映像表示装置において、
    前記撮像位置が所定時間変動しないときに映像撮像装置の切り替えを指示する手段を備えることを、
    特徴とする遠隔映像表示装置。
  6. 請求項1ないし5のいずれか1項に記載の遠隔映像表示装置において、
    前記決定する手段は、前記撮像位置に最も近い映像撮像装置を、切替先となる映像撮像装置として決定することを、
    特徴とする遠隔映像表示装置。
  7. 請求項1ないし5のいずれか1項に記載の遠隔映像表示装置において、
    前記決定する手段は、前記撮像位置と各映像撮像装置の設置位置とに基づいて、切替先となる映像撮像装置の候補となる1つ又は複数の映像撮像装置を選択して、それらの映像撮像装置が撮像した映像をユーザに提示し、それに対する選択指示を受け取ることで、切替先となる映像撮像装置を決定することを、
    特徴とする遠隔映像表示装置。
  8. 請求項1ないし5のいずれか1項に記載の遠隔映像表示装置において、
    前記決定する手段は、過去に現在表示に使用している映像撮像装置から切り替えられた映像撮像装置の情報に基づいて、切替先となる映像撮像装置を決定することを、
    特徴とする遠隔映像表示装置。
  9. 遠隔地に設置される複数の映像撮像装置の中から1つの映像撮像装置を選択して、その選択した映像撮像装置の撮像する映像を表示する遠隔映像表示方法であって、
    現在表示に使用している映像撮像装置の撮像位置を取得する過程と、
    前記撮像位置と各映像撮像装置の設置位置とに基づいて、切替先となる映像撮像装置を決定する過程と、
    前記決定した映像撮像装置の装置種別を入手する過程と、
    前記決定した映像撮像装置が前記撮像位置の映像を撮像するために必要とされる前記撮像位置と前記装置種別とに応じた制御情報を作成する過程と、
    前記制御情報を前記決定した映像撮像装置に送信することで、該映像撮像装置から送信されてくる映像が前記撮像位置を撮像したものとなるようにと制御して、現在表示に使用している映像撮像装置を該映像撮像装置に切り替える過程とを備えることを、
    特徴とする遠隔映像表示方法。
  10. 請求項9に記載の遠隔映像表示方法において、
    前記作成する過程では、前記装置種別が撮像方向および焦点距離を制御可能とする単一カメラ構成の映像撮像装置であることを示している場合には、撮像方向と焦点距離とで構成される制御情報を作成することを、
    特徴とする遠隔映像表示方法。
  11. 請求項9に記載の遠隔映像表示方法において、
    前記作成する過程では、前記装置種別が個々のカメラの焦点距離を制御可能とする複数カメラ構成の映像撮像装置であることを示している場合には、カメラ識別子と焦点距離とで構成される制御情報を作成することを、
    特徴とする遠隔映像表示方法。
  12. 請求項9に記載の遠隔映像表示方法において、
    前記作成する過程では、前記装置種別が全方位の映像を撮像可能とする映像撮像装置であることを示している場合には、前記撮像位置の映像の切り出しに必要となる情報で構成される制御情報を作成することを、
    特徴とする遠隔映像表示方法。
  13. 請求項9ないし12のいずれか1項に記載の遠隔映像表示方法において、
    前記撮像位置が所定時間変動しないときに映像撮像装置の切り替えを指示する過程を備えることを、
    特徴とする遠隔映像表示方法。
  14. 請求項1ないし8のいずれか1項に記載の遠隔映像表示装置の実現に用いられる処理をコンピュータに実行させるための遠隔映像表示プログラム。
JP2004049155A 2004-02-25 2004-02-25 遠隔映像表示装置、遠隔映像表示方法および遠隔映像表示プログラム Expired - Fee Related JP4308682B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004049155A JP4308682B2 (ja) 2004-02-25 2004-02-25 遠隔映像表示装置、遠隔映像表示方法および遠隔映像表示プログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004049155A JP4308682B2 (ja) 2004-02-25 2004-02-25 遠隔映像表示装置、遠隔映像表示方法および遠隔映像表示プログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005244410A true JP2005244410A (ja) 2005-09-08
JP4308682B2 JP4308682B2 (ja) 2009-08-05

Family

ID=35025703

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004049155A Expired - Fee Related JP4308682B2 (ja) 2004-02-25 2004-02-25 遠隔映像表示装置、遠隔映像表示方法および遠隔映像表示プログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4308682B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009047572A1 (en) * 2007-10-09 2009-04-16 Analysis Systems Research High-Tech S.A. Integrated system, method and application for the synchronized interactive play-back of multiple spherical video content and autonomous product for the interactive play-back of prerecorded events.
JP2015095801A (ja) * 2013-11-13 2015-05-18 キヤノン株式会社 再生装置及びその制御方法、管理装置及びその制御方法、映像再生システム、並びにプログラム及び記憶媒体
US11736802B2 (en) 2020-09-30 2023-08-22 Ricoh Company, Ltd. Communication management apparatus, image communication system, communication management method, and recording medium

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009047572A1 (en) * 2007-10-09 2009-04-16 Analysis Systems Research High-Tech S.A. Integrated system, method and application for the synchronized interactive play-back of multiple spherical video content and autonomous product for the interactive play-back of prerecorded events.
JP2015095801A (ja) * 2013-11-13 2015-05-18 キヤノン株式会社 再生装置及びその制御方法、管理装置及びその制御方法、映像再生システム、並びにプログラム及び記憶媒体
US11736802B2 (en) 2020-09-30 2023-08-22 Ricoh Company, Ltd. Communication management apparatus, image communication system, communication management method, and recording medium

Also Published As

Publication number Publication date
JP4308682B2 (ja) 2009-08-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10187571B2 (en) Image management apparatus, image communication system, method for controlling display of captured image, and non-transitory computer-readable medium
US8264570B2 (en) Location name registration apparatus and location name registration method
KR101760142B1 (ko) 카메라 장치, 카메라 시스템, 제어 장치 및 컴퓨터로 판독가능한 기록 매체
JP5891843B2 (ja) クライアント端末、サーバ、およびプログラム
JPWO2004066632A1 (ja) 遠隔映像表示方法、映像取得装置及びその方法とそのプログラム
JP2008206018A (ja) 撮像装置およびプログラム
JP2019087974A (ja) 撮像装置、撮像方法、表示装置および表示方法
JP6057657B2 (ja) 撮像装置、情報処理方法及びプログラム
JPWO2017169369A1 (ja) 情報処理装置、情報処理方法、プログラム
EP3962090A1 (en) Communication terminal, image communication system, method for displaying image, and carrier means
JP2019054369A (ja) 撮像装置、撮像装置の制御方法及びプログラム
KR20140130663A (ko) 서버, 클라이언트 단말, 시스템 및 프로그램
JP5677055B2 (ja) 監視映像表示装置
JP6210807B2 (ja) 表示制御装置及び表示制御装置の制御方法
JP4308682B2 (ja) 遠隔映像表示装置、遠隔映像表示方法および遠隔映像表示プログラム
JP2005295030A (ja) 地図情報表示システム
JP5264600B2 (ja) 転送先機器、転送元機器及び画像データ転送システム
JP6261191B2 (ja) 表示制御装置、表示制御方法、プログラム
JP2008306355A (ja) 画像再生処理装置、画像再生処理方法、プログラム、及び記録媒体
JP2011119832A (ja) 画像表示装置および画像表示方法
JP2009296536A (ja) 動画像中継配信装置、動画像中継配信方法及びプログラム
JP7279416B2 (ja) 仲介端末、通信システム、入力システム、仲介制御方法、及びプログラム
JP2014120815A (ja) 情報処理装置、撮像装置、情報処理方法、プログラムならびに記憶媒体
CN115702569A (zh) 信息处理设备、信息处理方法、成像设备和图像转发系统
JP4983628B2 (ja) 監視装置、監視方法、及び監視プログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060410

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090206

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090217

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090408

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20090408

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090428

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090501

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120515

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130515

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140515

Year of fee payment: 5

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees