JP2005243570A - 燃料電池 - Google Patents

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和明 江坂
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誠治 佐野
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Shogo Goto
荘吾 後藤
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    • Y02E60/50Fuel cells

Abstract

【課題】 起動後直ちに発電を開始することができるとともに、触媒の劣化を抑制することが可能であり、さらにフラッディングの発生を抑制することも可能な燃料電池を提供する。
【解決手段】 電解質の両側をアノードとカソードとで挟み、さらにこれらの外側にそれぞれセパレータが配設された燃料電池において、セパレータのカソードとの当接面には、エアを流通させるための、互いに交わることのない複数の流路を配設して、起動時には複数の流路の一部に暖機のための流体を供給し、他部にはエアを流通させる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、燃料電池に関する。
燃料電池の主な構成要素は、燃料極(「アノード」ともいう。)と、電解質膜と、空気極(「カソード」ともいう。)と、セパレータ等である。電解質膜として高分子のイオン交換膜を使用する燃料電池を、固体高分子型燃料電池(以下において、「PEFC(Polymer Electrolyte Fuel Cell)」と記述する。)という。PEFCの電解質膜に使用される高分子は、70〜90℃でイオン導電性を示すため、他の種類の燃料電池よりも低温領域における運転が可能である他、50〜60%のエネルギー変換効率を持ち、通常の環境のもとでは起動時間が短く、システムが小型・軽量である等の特徴を有している。これらの特徴を有することから、PEFCは、自動車用の動力源や携帯用電源等として注目を集めている。
燃料電池における電気発生の源となる電気化学反応は、以下の工程で進行する。まず、セパレータに形成された溝を通して燃料極へと届けられた水素は、触媒の存在下、水素イオンと電子とに分解される。
燃料極(アノード)側:H→2H+2e (式1)
そして、発生した水素イオンは、イオン伝導体である電解質膜を通過して空気極へと移動する。電解質膜はイオンのみを通過させる性質を有するため、発生した電子は電解質膜を通過することができず、外部の回路を通って空気極へと移動する。燃料電池においては、かかる電子の移動により、電気が発生する。一方で、空気極へと届けられた酸素が、空気極へと移動してきた水素イオン及び電子と反応することにより、水が生成される。
空気極(カソード)側:2H+2e+(1/2)O→HO (式2)
電気自動車の用途に対して、燃料電池は、起動後直ちに電気エネルギーを発生することが要求される。通常の生活温度(例えば約15℃)では、燃料電池は、電流を直ちに引き出すことができるので、相応の時間で起動させ、次いで、その好ましい作動温度(約80℃)まで、燃料電池の内部抵抗を利用した加熱(以下において「IR加熱」という。)により迅速に昇温させることが可能である。しかし、寒冷の条件(例えば0℃以下の低温度)下では、急速な起動は困難になる。かかる低温においては、MEA(膜電極アセンブリ)で生じる上記(式1)、及び(式2)で表される電気化学反応の発生する率が大幅に減少する。これによって、燃料電池から引き出すことができる電流の量が減少して、燃料電池に導入することができるIR加熱を制限してしまうからである。この反応率が減少する原因は正確には解明されていない。固体高分子電解質のH+イオンの伝導が、低い温度で非常に乏しくなるため、あるいは、H2及び/又はO2を電気化学的にイオン化するための触媒効率がこれらの温度で非常に乏しくなるため、有意な量の電流をスタックから引き出すことができなくなり、さらにこれに対応するIR加熱も生じなくなるため、のいずれかであると考えられている。
またさらに、このような低温の環境下では、燃料電池全体が冷え切ってしまうため、上記電気化学的反応により多少の反応熱が発生し、あるいは多少のIR加熱が生じる程度では、前回運転停止時からの残留水分、あるいは上記反応で新たに生成される水が結露・凍結して、空気極のガス流路や、拡散層の微細なガス透過孔が閉塞されてしまうという問題もある。
特許文献1には、燃料電池の起動時に燃料電池が所定温度になるまで、水素をカソードのエアに混ぜて、あるいは酸素をアノードの水素に混ぜて供給する技術が開示されている。また、特許文献2には、起動時にカソードの排ガスを再びカソードに供給する技術が開示されている。
特開2001−189164号公報 特開平9−266002号公報
しかし、特許文献1に開示された技術では、所定温度に至るまで、燃料電池内に混合ガスが供給されるので、その間は発電ができないという問題があった。また、混合ガスはカソード、あるいはアノードの触媒上で燃焼するため、触媒が劣化するおそれがあるという問題もあった。
また、特許文献2に開示された技術では、起動時には燃料電池は低温であるため、水分を含んだ排ガスを再び供給することで、フラッディングが起きるおそれがあるという問題があった。
そこで本発明は、起動後直ちに発電を開始することができるとともに、触媒の劣化を抑制することが可能であり、さらにフラッディングの発生を抑制することも可能な燃料電池を提供することを課題とする。
上記課題を解決するために、本発明は以下の手段をとる。すなわち、
請求項1に記載の発明は、電解質の両側をアノードとカソードとで挟み、さらにこれらの外側にそれぞれセパレータが配設された燃料電池であって、セパレータのカソードとの当接面には、エアを流通させるための、互いに交わることのない複数の流路が配設され、起動時には複数の流路の一部に暖機のための流体を供給し、他部にはエアを流通させることを特徴とする燃料電池を提供して前記課題を解決する。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の燃料電池において、流体は水素含有ガスとエアとの混合ガスであることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の燃料電池において、流体はカソードから排出されたカソード排ガスであることを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1に記載の燃料電池において、流体は加温手段により加温されたエアであることを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項1、2、及び4のいずれか1項に記載の燃料電池において、暖機に使用された流体をその後酸化ガスとして使用することを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、複数流路のうち一部の流路を暖機用に、他の流路を燃料電池本来の発電用に使用することができるので、起動後直ちに発電が可能である。また、流路の一部のみに燃料電池の温度を上昇させる流体を流通させるため、温度上昇による触媒の劣化を抑制することができる。
請求項2に記載の発明によれば、暖機の熱源として、水素と酸素との化学反応による熱を利用することができる。
請求項3に記載の発明によれば、温度上昇したカソード排ガスを再びカソードに導入するので、エネルギー効率の高い燃料電池を構成することができる。また再導入される排ガスは既に水分を十分に含んでいるので加湿機を省略するこが可能である。さらに、再導入されるカソードは既に発電により所定量昇温されているので、フラッディングが抑制される。
請求項4に記載の発明によれば、エアを加熱する手段を付加すれば足りるので、簡易な方法にて暖機可能な燃料電池を構成することができる。
請求項5に記載の発明によれば、カソードの暖機に使用された後とはいえ、外気と比較すれば十分に温度の高い流体を酸化ガスとして使用するので、燃料電池の暖機時間をさらに短縮することが可能となる。さらに、暖機の熱源として水素と酸素との化学反応を利用した場合、暖機に使用された流体には水が含まれているので、カソードに酸化ガスとして供給する際の加湿を省略、あるいは軽減化することが可能となる。
以下に図面を参照しつつ本発明の燃料電池を構成するセパレータに形成された流路、及び各実施形態の燃料電池についてさらに具体的に説明する。
図1は、本発明の燃料電池の、MEAとその両側に配置されたセパレータとに設けられた、流体流路を概念的に示す分解斜視図である。図では、中央に配置されたMEA10の手前側にアノード側セパレータ20、奥側にカソード側セパレータ30が配置されている。各セパレータ20、30は説明の便宜上、厚みのある直方体のように表されているが、実際の形状は図示の形態より厚みが薄い板状である。
MEA10は、中央の電解質膜を挟んで紙面手前側にはアノード、紙面奥側にはカソードが配置されている。アノード及びカソードはそれぞれ電解質膜側に触媒層、その外側に拡散層を備えている。そしてこれら拡散層の外側面にそれぞれアノード側セパレータ20、及びカソード側セパレータ30が当接されている。なお、図では電解質膜、触媒層、拡散層の図示は省略し、これらが一体となったMEA(膜/電極接合体)10として表されている。
本発明の燃料電池は、単セル、複数セルの区別をするものではなく、単セル、複数セルのいずれであってもよい。PEFCのユニットセルにおける理論起電力は、1.23Vであるので、通常は、使用に必要な十分な電力を得るため以下の構造をとっている。すなわち、MEA10とセパレータ20、30とを交互にかつ直列に繰り返し積層させることにより、モジュールを構成する。モジュールを積層してモジュール積層体とし、さらに、このモジュール積層体におけるモジュール積層方向の両端に、ターミナル、インシュレータ、エンドプレートを配置することによりスタックを構成する。スタックをモジュール積層方向に締め付け、また、さらに、モジュール積層体の外側においてモジュール積層方向に延びる締結部材によりスタックを固定した構成を有するPEFCとする。このようにすることにより、必要な電圧及び電力を得ている。以下の説明において、本発明の燃料電池は上記スタック構造を備えていることを前提に説明する。
図1において、アノード側セパレータ20の紙面手前側面20Aは隣接するユニットセルのカソード側セパレータに接している。一方、アノード側セパレータ20の紙面奥側の面(以下において「電極側面20B」という。)は、実際には紙面手前側の方向からは見えないものであるが説明の便宜上、あたかもアノード側セパレータ20が透明であるかのように、背面側を透かして見た状態で表されている。電極側面20Bは、MEA10のアノード側に当接されている。
カソード側セパレータ30の紙面手前側面30Aは、MEA10のカソード側に当接されている。一方、カソード側セパレータ30の紙面奥側の面(以下において「電極側背面30B」という。)は、実際には紙面手前側の方向からは見えないものであるが、上記電極側面20Bと同様に、説明の便宜上、背面側を透かして見た状態で表されている。電極側背面30Bは、隣接するユニットセルのアノード側セパレータに接している。
なお、以下の説明においてアノード側セパレータ20の電極側面20B、及びカソード側セパレータの電極側背面30Bは特に断りがない限り、上記のように表されたものとして説明する。
図2は、アノード側セパレータ20の電極側面20Bを示す図である。セパレータ20の左右側部には紙面厚さ方向に複数の貫通孔が設けられている。向かって左側部には、上からエア供給孔21、冷却水供給孔22、流体排出孔23、及び水素供給孔24が設けられている。一方セパレータ20の右側部には上から流体供給孔25、冷却水排出孔26、エア排出孔27、及び水素排出孔28が設けられている。
アノード側セパレータ20の電極側面20Bには、水素供給孔24から水素排出孔28へと通じる水素流路29が形成されている。水素流路29は、水素供給孔24の開口部からセパレータ20の電極側面20B上のセパレータ中央寄りに設けられた入口流路29aから6本の流路29b〜29gに分岐してセパレータ面上を図の左側から右方向へと延設され、セパレータ20の右下部に設けられた出口流路29hに至り、再び一本の流路に合流されている。出口流路29hは水素排出孔28へと通じている。
図3は、カソード側セパレータ30のカソードに当接する側の面30Aを示す図である。また、図4は、図3のセパレータ30の背面側30Bを透視して見た図である。以下に図3、及び図4を参照しつつカソード側セパレータ30の構造について説明する。なお、必要に応じて図1も参照されたい。
セパレータ30の左右側部にも紙面厚さ方向に複数の貫通孔が設けられている。向かって左側部には、上からエア供給孔21、冷却水供給孔22、流体排出孔23、及び水素供給孔24が設けられている。一方セパレータ30の右側部にも上から流体供給孔25、冷却水排出孔26、エア排出孔27、及び水素排出孔28が設けられている。
カソード側セパレータ30の電極側面30Aには、エア供給孔21からエアをセパレータ30の電極側面上に流通させるエア流路40Aが形成されている。流体流路40Aは、エア供給孔21の開口部からセパレータ30の電極側面30A上のセパレータ中央寄りに設けられた入口流路49から3本の流路41〜43に分岐してセパレータ面上を図の左側から右方向へと延設されている。そして各分岐された流路41〜43の先端部は、セパレータ30を厚さ方向に貫通する孔44〜46にそれぞれ連通されている。これらの孔44〜46のセパレータ30の背面30Bにおける開口位置は図4において同一参照符号44〜46により表されている。そしてこれらはセパレータ30の背面30Bに形成された流路40Bで一本の流路となってエア排出孔27へと導かれている。
再び図32戻り説明を続ける。カソード側セパレータ30の電極側面30Aには、上記エア流路40Aが形成されると同時に、流体供給孔25から流体をセパレータ30の電極側面上に流通させる流体流路50Aが形成されている。流体流路50Aは、流体供給孔25の開口部からセパレータ30の電極側面30A上のセパレータ中央寄りに設けられた入口流路59から3本の流路51〜53に分岐してセパレータ面上を図の右側から左方向へと延設されている。そして各分岐された流路51〜53の先端部は、セパレータ30を厚さ方向に貫通する孔54〜56にそれぞれ連通されている。これらの孔54〜56のセパレータ30の背面30Bにおける開口位置は図4において同一参照符号54〜56により表されている。そしてこれらはセパレータ30の背面30Bに形成された流路50Bで一本の流路となって流体排出孔23へと導かれている。
上記のように、セパレータ30の電極側の面30Aに形成されている2つの流路(エア流路40A、流体流路50A)は、セパレータ30の厚さ方向に形成されている貫通孔44〜46、54〜56により裏面30B側に導かれ裏面側よりそれぞれの排出孔27、23へと通じる構造となっている。したがって2つの流路は互いに交わることなく、セパレータの面上に互い違いに形成されることが可能である。また、流路をストレートに形成することができるので、流路に流通させるエア・流体の流速を高めることが容易となる。
ここで、流体流路51〜53に流通させる流体について説明しておく。通常発電時には、流体流路51〜53にはエアが流通され、通常の電気化学反応の酸化剤としての使用に供される。一方、所定の低温環境における燃料電池の起動時には、流体流路51〜53には、燃料電池を暖機するための流体が流通される。これに関する詳細については後述する。
再び図4に戻り、セパレータ30の背面30B側に形成された他の流路について簡単に説明する。セパレータ30の背面30B側には、さらに冷却水流路60が形成されている。冷却水流路60は、冷却水供給孔22から、上記流体流路50Bを迂回するようにセパレータ中央部に導かれ、そこで6本の流路に分岐した後、再び一つの流路にまとめられて、エア流路40Bを迂回しながら冷却水排出孔26へと導かれている。かかる冷却水流路60は、定常運転状態において発熱する燃料電池を最適な温度(例えば約80℃)に保つため、冷却水を流通するために使用される。
図5、及び図6は、第1実施形態の燃料電池を示す図である。ここに図示される燃料電池500は、説明の便宜のためカソード側セパレータ30の電極面側30Aのみが示されているが、上述したアノード側セパレータ20、電解質、電極等燃料電池500を構成するために必要な他の部材を備えていることはいうまでもない。後述する燃料電池700、及び900についても同様である。
図示の燃料電池500は、水素貯蔵手段1000から加湿モジュール103を経て水素供給孔24へと水素を供給する水素供給通路200を備えている。また、燃料電池500は、外気(エア)を導入可能なコンプレッサ101から加湿モジュール102を経てエア供給孔21、及び流体供給孔25へとエアを供給するエア供給通路100を備えている。さらに燃料電池500は、水素エア混合器104を備えている。水素エア混合器104には、水素貯蔵手段1000から水素供給通路110が、コンプレッサ101からはエア供給通路120が導かれている。そして水素エア混合器104から流体供給孔25へと混合気通路130が導かれている。
一方、流体排出孔23からは流体排出通路300が導出されるとともに、エア排出孔27からはエア排出通路310が導出されこれら両排出通路はその先端側で合流している。
水素供給通路200において、水素貯蔵手段1000からエア供給通路110に分岐されるまでの間に開閉手段201が、さらにその分岐から加湿モジュール103に至る間には開閉手段202が設けられている。エア供給通路100は、エア供給孔21、及び流体供給孔25へと分岐されており各分岐路には開閉手段211、212が設けられている。さらに、エア供給通路110には開閉手段231が、エア供給通路120には開閉手段232が、混合気通路130には開閉手段215が、流体排出通路300には開閉手段241が、エア排出流路310には開閉手段221がそれぞれに設けられている。
図5は、燃料電池500の通常発電時の状態を示す図である。通常発電時においては、水素供給通路200の開閉手段201、202、エア供給通路100の開閉手段211、212、及び流体排出通路300、エア排出通路310の開閉手段241、221が開放され、その他の開閉手段は全て閉鎖されている。かかる状態においては、水素貯蔵手段1000に貯蔵されている水素は、加湿モジュール103により加湿されて、水素供給通路200を経て水素供給孔24に導かれ、さらにアノードに供給されて、燃料電池500の発電のための燃料として使用される(図2参照)。使用後の排気は水素排出孔28を経て系外に排出される。
一方、コンプレッサ101から取り入れられたエアは加湿モジュール102により加湿されて、エア供給通路100を経て、エア供給孔21、及び流体供給孔25へと導かれ、カソードに供給されて、燃料電池500の発電における酸化剤として使用に供される。発電に供されたエアは流体排出孔23、エア排出孔27から流体排出通路300、エア排出通路310をそれぞれに経て合流の上、系外へと排出される。
すなわち通常の発電状態においては、カソードセパレータ30に形成された流体流路50A、50B(図3、図4参照)は、エア流路として使用に供されている。
図6は、第1実施形態の燃料電池500の、低温起動時の作動状態を示す図である。燃料電池500は、低温起動時には、カソード側セパレータ30に形成された2つの流路40A、40B;50A、50Bのうち、一方の流路には空気を流通させて通常の発電を行い、他の一方の流路には、水素含有ガスとエアとの混合ガスを流通させて、水素の酸化(燃焼)反応により、燃料電池500の昇温をはかるものである。低温起動時においては、水素供給通路200の開閉手段201、202、エア供給通路100の開閉手段211のみ、水素供給通路110の開閉手段231、エア供給通路120の開閉手段232、混合気通路130の開閉手段215、及び流体排出通路300、エア排出通路310の開閉手段241、221が開放され、その他の開閉手段は全て閉鎖されている。かかる状態においては、水素貯蔵手段1000に貯蔵されている水素は、加湿モジュール103により加湿されて、水素供給通路200を経て水素供給孔24に導かれ、さらにアノードに供給されて、燃料電池500の発電のための燃料として使用される(図2参照)。使用後の排気は水素排出孔28を経て外部に排出される。さらに一部の水素は水素供給通路110を介して水素エア混合器104へと供給される。
一方、コンプレッサ101から取り入れられたエアは加湿モジュール102により加湿されて、エア供給通路100を経て、エア供給孔21へと導かれ、カソードに供給されて、燃料電池500の発電における酸化剤として使用に供される。さらに一部のエアは加湿モジュール102を経ずにエア供給通路120を介して水素エア混合器104へと導かれる。水素エア混合器104では、供給された水素、及びエアが混合されて水素エア混合気が生成される。この水素エア混合気は混合気通路130を介して流体供給孔25へと導かれる。
前述した通り、流体供給孔25はセパレータ30のカソード側面30Aに設けられた流路50Aに導かれている。上記水素エア混合気は、流路50Aに供給されることにより、燃料電池500の触媒層の働きにより、下記水素燃焼反応に供される。
2H+O→2H
上記燃焼反応は発熱反応であり、これにより低温環境において冷え切っていた燃料電池500の加温が行われる。したがって、低温起動時においては、燃料電池500は、カソード側セパレータ30に2系等の流路が設けられているので、そのうち1系統を発電に使用し、他の1系統を燃料電池500の加温に使用することにより、発電と加温とを同時に実行することが可能となる。またかかる構成により、加温の程度を緩やかなものとするので、過剰な加温に起因する電解質の劣化を防止することができる。
発電に供された混合気は流体排出孔23から、エアはエア排出孔27から流体排出通路300、エア排出通路310を経て合流の上、系外へと排出される。なお、流体排出孔23から排出された排気をエア供給孔21に導き、カソードにおける発電での酸化剤として再使用に供してもよい。またかかる場合、エア供給通路100の開閉手段211を閉鎖しても良い。このように構成すれば、さらに起動時の暖機を効率的に行うことができる。
図7、及び図8は、第2実施形態の燃料電池を示す図である。図示の燃料電池700は、水素貯蔵手段1000から加湿モジュール103を経て水素供給孔24へと水素を供給する水素供給通路200を備えている。また、燃料電池700は、外気(エア)を導入可能なコンプレッサ101から加湿モジュール102を経てエア供給孔21、及び流体供給孔25へとエアを供給するエア供給通路100を備えている。さらに燃料電池700は、エア排出孔27から流体供給孔25に通じる燃焼ガス循環通路140を備えている。
一方、流体排出孔23からは流体排出通路300が導出されるとともに、エア排出孔27からはエア排出通路310が導出されこれら両排出孔はその先端側で合流している。
水素供給通路200において、水素貯蔵手段1000から加湿モジュール103に至る間には開閉手段201が設けられている。エア供給通路100は、エア供給孔21、及び流体供給孔25へと分岐されており各分岐路には開閉手段211、212が設けられている。流体排出通路300には開閉手段241が、エア排出流路310には開閉手段221が、燃焼ガス循環通路140には開閉手段213がそれぞれに設けられている。
図7は、燃料電池700の通常発電時の状態を示す図である。通常発電時においては、水素供給通路200の開閉手段201、エア供給通路100の開閉手段211、212、流体排出通路300の開閉手段241、及びエア排出通路310の開閉手段221が開放され、その他の開閉手段は全て閉鎖されている。かかる状態においては、水素貯蔵手段1000に貯蔵されている水素は、加湿モジュール103により加湿されて、水素供給通路200を経て水素供給孔24に導かれ、さらにアノードに供給されて、燃料電池700の発電のための燃料として使用される(図2参照)。使用後の排気は水素排出孔28を経て系外に排出される。
一方、コンプレッサ101から取り入れられたエアは加湿モジュール102により加湿されて、エア供給通路100を経て、エア供給孔21、及び流体供給孔25へと導かれ、カソードに供給されて、燃料電池700の発電における酸化剤として使用に供される。発電に供されたエアは流体排出孔23、エア排出孔27から流体排出通路300、エア排出通路310を経て合流の上系外へと排出される。
すなわち燃料電池700においても、通常の発電状態においては、流体流路50A、50B(図3、図4参照)は、エア流路として使用に供されている。
図8は、第2実施形態の燃料電池700の、低温起動時の作動状態を示す図である。燃料電池700は、低温起動時には、カソード側に形成された2つの流路40A、40B;50A、50Bのうち、一方の流路により発電を行った後、その排気を他の一方の流路に供給して再び発電を行い、燃料電池700の昇温をはかるものである。低温起動時においては、水素供給通路200の開閉手段201、エア供給通路100の開閉手段211のみ、燃焼ガス循環通路140の開閉手段213、及び流体排出通路300の開閉手段241が開放され、その他の開閉手段は全て閉鎖されている。かかる状態においては、水素貯蔵手段1000に貯蔵されている水素は、加湿モジュール103により加湿されて、水素供給通路200を経て水素供給孔24に導かれ、さらにアノードに供給されて、燃料電池700の発電のための燃料として使用される(図2参照)。使用後の排気は水素排出孔28を経て系外に排出される。
一方、コンプレッサ101から取り入れられたエアは加湿モジュール102により加湿されて、エア供給通路100を経て、エア供給孔21へと導かれ、カソードに供給されて、燃料電池700の発電における酸化剤として使用に供される。発電後のエアは、エア排出孔27から燃焼ガス循環通路140を経て、流体供給孔25へと導かれる。上記発電後のエアは、発電が低温で行われるため、まだ十分に酸素を含んでおり、また、発電に供されたことにより外部のエアより十分に温度が高い。かかる発電後のエアを再び流体供給孔25に供給することにより、エア供給孔21に導入されるエアより温度の高いエアを使用して発電を行うことができる。これにより低温環境において冷え切っていた燃料電池700の加温が促進される。したがって、低温起動時においては、燃料電池700は、カソード側セパレータ30に2系等の流路を設け、その一方に一度発電に供して加温されたエアを供給するので、冷え切った燃料電池700の起動時に効率的に発電と加温とを同時に実行することが可能となる。またかかる構成により、加温の程度を緩やかなのもとし、かつ面内の温度分布が1つの流路が設けられている場合に比べてより均一なものとなるので、過剰な加温に起因する電解質の劣化を防止することができる。
2度の発電に供されたエアは流体排出孔23から流体排出通路300を経て系外へと排出される。
図9、及び図10は、第3実施形態の燃料電池を示す図である。図示の燃料電池900は、水素貯蔵手段1000から加湿モジュール103を経て水素供給孔24へと水素を供給する水素供給通路200を備えている。また、燃料電池900は、外気(エア)を導入可能なコンプレッサ101から加湿モジュール102、及び加温手段105を経てエア供給孔21、及び流体供給孔25へとエアを供給するエア供給通路100を備えている。さらに燃料電池900は、流体排出孔23からエア供給孔21に通じるエア循環通路150を備えている。一方、流体排出孔23からは流体排出通路300、エア排出孔27からはエア排出通路310が導出され両者は合流の上系外に導かれている。
水素供給通路200において、水素貯蔵手段1000から加湿モジュール103に至る間には開閉手段201が設けられている。エア供給通路100は、エア供給孔21、及び流体供給孔25へと分岐されており各分岐路には開閉手段211、212が設けられている。エア循環通路150には開閉手段251が、流体排出通路300には開閉手段241が、エア排出流路310には開閉手段221がそれぞれに設けられている。
図9は、燃料電池900の通常発電時の状態を示す図である。通常発電時においては、水素供給通路200の開閉手段201、エア供給通路100の開閉手段211、212、流体排出通路300の開閉手段241、及びエア排出通路310の開閉手段221が開放され、その他の開閉手段は全て閉鎖されている。かかる状態においては、水素貯蔵手段1000に貯蔵されている水素は、加湿モジュール103により加湿されて、水素供給通路200を経て水素供給孔24に導かれ、さらにアノードに供給されて、燃料電池900の発電のための燃料として使用される(図2参照)。使用後の排気は水素排出孔28を経て系外に排出される。
一方、コンプレッサ101から取り入れられたエアは、加湿モジュール102により加湿され、エア供給通路100を経て、エア供給孔21、及び流体供給孔25へと導かれ、カソードに供給されて、燃料電池900の発電における酸化剤として使用に供される。発電に供されたエアは流体排出孔23、エア排出孔27から流体排出通路300、エア排出通路310を経て合流の上系外へと排出される。
すなわち燃料電池900においても、通常の発電状態においては、流体流路50A、50B(図3、図4参照)は、エア流路として使用に供されている。
図10は、第3実施形態の燃料電池900の、低温起動時の作動状態を示す図である。燃料電池900は、低温起動時には、カソード側に形成された2つの流路のうち、一方の流路には加温手段により温度を上昇させた空気を流通させて通常の発電を行い、その排気を他の一方の流路に再び供給して発電に供し、かかる構成にて燃料電池900の昇温をはかるものである。低温起動時においては、水素供給通路200の開閉手段201、エア供給通路100の開閉手段212のみ、エア循環通路150の開閉手段251、及びエア排出通路310の開閉手段221が開放され、その他の開閉手段は全て閉鎖されている。かかる状態においては、水素貯蔵手段1000に貯蔵されている水素は、加湿モジュール103により加湿されて、水素供給通路200を経て水素供給孔24に導かれ、さらにアノードに供給されて、燃料電池900の発電のための燃料として使用される(図2参照)。使用後の排気は水素排出孔28を経て系外に排出される。
一方、コンプレッサ101から取り入れられたエアは加湿モジュール102により加湿されるとともに、加温手段105によって所定の温度まで昇温される。さらに昇温されたエアは、エア供給通路100を経て、流体供給孔25へと導かれ、カソードに供給されて、燃料電池900の発電における酸化剤として使用に供される。発電後のエアは、流体排出孔23からエア循環通路150を経て、エア供給孔21へと導かれる。上記流体排出孔23から排出されるエアは、燃料電池カソード内に流通されて冷え切った燃料電池900を暖めたものではあるが、いまだ系外の低温エアより温度が高い。かかるエアを再びエア供給孔21に供給することにより、直接低温の外気(エア)を導入するより、温度の高いエアを使用して発電を行うことができる。これにより低温環境において冷え切っていた燃料電池900の加温が促進される。したがって、低温起動時においては、燃料電池900は、カソード側セパレータ30に2系等の流路を設け、その一方に暖機用エアを、他の一方には一度暖機に供していまだ外気より温度の高いエアを供給するので、冷え切った燃料電池900の起動時に効率的に発電と加温とを同時に実行することが可能となる。またかかる構成により、加温の程度を緩やかなものとするので、過剰な加温に起因する電解質の劣化を防止することができる。
発電に供されたエアはエア排出孔27からエア排出通路310を経て系外へと排出される。
本発明の燃料電池の、MEAとその両側に配置されたセパレータとに設けられた、流体流路を概念的に示す分解斜視図である。 アノード側のセパレータを背面側から透視して見た図である。 カソード側セパレータのカソードに当接する側の面を示す図である。 図3のセパレータの背面側を透視して見た図である。 第1実施形態の燃料電池の、通常発電時の発電状態を示す図である。 第1実施形態の燃料電池の、低温起動時の発電状態を示す図である。 第1実施形態の燃料電池の、通常発電時の発電状態を示す図である。 第1実施形態の燃料電池の、低温起動時の発電状態を示す図である。 第1実施形態の燃料電池の、通常発電時の発電状態を示す図である。 第1実施形態の燃料電池の、低温起動時の発電状態を示す図である。
符号の説明
10 MEA
20 アノード側セパレータ
21 エア供給孔
22 冷却水供給孔
23 流体排出孔
24 水素供給孔
25 流体供給孔
26 冷却水排出孔
27 エア排出孔
28 水素排出孔
40A、40B エア流路
50A、50B 流体流路
30 カソード側セパレータ
30A カソード側セパレータの電極側の面
30B カソード側セパレータの背面
101 コンプレッサ
102、103 加湿モジュール
104 水素エア混合器
105 加温手段
500、700、900 燃料電池

Claims (5)

  1. 電解質の両側をアノードとカソードとで挟み、さらにこれらの外側にそれぞれセパレータが配設された燃料電池であって、
    前記セパレータの前記カソードとの当接面には、エアを流通させるための、互いに交わることのない複数の流路が配設され、
    起動時には前記複数の流路の一部に暖機のための流体を供給し、他部にはエアを流通させることを特徴とする燃料電池。
  2. 前記流体は、水素含有ガスとエアとの混合ガスであることを特徴とする請求項1に記載の燃料電池。
  3. 前記流体は、前記カソードから排出されたカソード排ガスであることを特徴とする請求項1に記載の燃料電池。
  4. 前記流体は加温手段により加温されたエアであることを特徴とする請求項1に記載の燃料電池。
  5. 前記暖機に使用された流体を、その後酸化ガスとして使用することを特徴とする請求項1、2、及び4のいずれか一項に記載の燃料電池。

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006164606A (ja) * 2004-12-03 2006-06-22 Mitsubishi Electric Corp 燃料電池用セパレータ及び燃料電池スタック
JP2008130565A (ja) * 2006-11-22 2008-06-05 Gm Global Technology Operations Inc 金属プレートを備える燃料電池のための補助冷却剤の加熱

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