JP2005242698A - 電子特典付与方法および電子特典付与システム - Google Patents

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Abstract

【課題】スパムメールを助長させることなく電子特典の転送を積極的に行わせることができる電子特典付与方法を得ること。
【解決手段】電子特典を携帯端末に付与する電子特典付与方法において、電子特典を付与する自動販売機1から携帯端末3aに、携帯端末間で転送されることによって使用可能となる転送用電子特典を付与する電子特典付与ステップと、
携帯端末3aから携帯端末3aとは異なる携帯端末3bに、転送用電子特典を転送する電子特典転送ステップと、携帯端末3bが転送済み電子特典を使用した後に、自動販売機1から携帯端末3aに、携帯端末間で転送されることなく使用可能な購入者用電子特典を送信する電子特典送信ステップと、を含む。
【選択図】 図1

Description

本発明は、商品等の購入者へ付与する電子特典の付与方法および電子特典付与システムに関するものである。
従来、商品等の販売促進のため、商品等の購入者やサービスの利用者に商品購入やサービス利用に応じた特典ポイントや割引クーポンを付与することが行われている。近年、この特典ポイントや割引クーポンの付与は、通信技術の進展に伴い、携帯電話等を利用することによって電子化して行われる傾向にある。
特許文献1に記載の電子クーポン送付システムは、無線携帯端末から無線基地局へ無線LANによって無線携帯端末の端末識別子を通知し、サーバ装置は無線基地局からの端末識別子に基づいてこの無線携帯端末が電子クーポンの送付対象(付与対象)であるか否かを確認している。そして、無線携帯端末が電子クーポンの送付対象である場合は、無線基地局から無線携帯端末に電子クーポンを送信している。これにより、通信プロバイダを介さずに利用者側の無線携帯端末と事業者側のシステム(無線基地局やサーバ装置)との間で電子クーポンの送受信を可能としている。
特許文献2に記載のポイント情報管理装置は、サーバ機能を備えるポイント情報管理装置が利用者情報と種別毎のポイント情報を記憶している。これにより、利用者は店頭に行かなくても移動端末によってポイント管理装置で記憶しているポイント情報等を参照し、移動端末間でのポイントの譲渡を行うことを可能としている。
特許文献3に記載の特典ポイント付与システムは、店内に設けられた複数の受信機によって顧客が保持する発信機からの電波を受信して店内における顧客の行動量(移動距離等)を検出している。そして、顧客の行動量に応じた特典ポイントを顧客に付与している。
また、インターネットによる口コミ効果を利用した手法として、バイラルマーケティングがある。バイラルマーケティングは、商品等の利用者がインターネットによって友人等に商品を紹介した場合に、商品を紹介した利用者に特典を付与するものであり、商品を友人等に紹介するように仕向けるプロモーション手法である。
特開2001−216449号公報 特開2002−51930号公報 特開2002−208070号公報
しかしながら、上記1つ目の従来技術と3つ目の従来技術では、固定客に特典を付与することはできるが、新規利用者を獲得することはできないといった問題があった。また、上記2つ目の従来技術では、特典を譲渡する側の利点がなく、特典の譲渡が積極的に行われにくいといった問題があった。さらに、上記2つ目の従来技術では、特定のサーバを介して特典の管理や譲渡等を行っているため、通信費や手間がかかるといった問題があった。また、バイラルマーケティングでは、インターネットを利用して不特定多数の者へメール送信ができるためスパムメールを助長させるといった問題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、スパムメールを助長させることなく電子特典の転送を積極的に行わせることができる電子特典付与方法および電子特典付与システムを得ることを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明の請求項1に係る電子特典付与方法は、電子特典を携帯端末に付与する電子特典付与方法において、電子特典を付与する特典付与装置から第1の携帯端末に、携帯端末間で転送されることによって使用可能となる転送用電子特典を付与する電子特典付与ステップと、前記第1の携帯端末から該第1の携帯端末とは異なる第2の携帯端末に、前記転送用電子特典を転送する電子特典転送ステップと、前記第2の携帯端末が前記転送用電子特典を使用した後に、前記特典付与装置から前記第1の携帯端末に、携帯端末間で転送されることなく使用可能な転送不要電子特典を送信する電子特典送信ステップと、を含むことを特徴とする。
また、本発明の請求項2に係る電子特典付与方法は、上記請求項1において、前記電子特典転送ステップは、前記第1の携帯端末が所定数以下の前記第2の携帯端末にのみ前記転送用電子特典を転送できることを特徴とする。
また、本発明の請求項3に係る電子特典付与方法は、上記請求項1または2において、前記電子特典付与ステップは、前記第1の携帯端末の使用者が、商品の購入またはサービスの提供を受けた際に、前記特典付与装置から前記第1の携帯端末に前記転送用電子特典を付与することを特徴とする。
また、本発明の請求項4に係る電子特典付与方法は、上記請求項1〜3のいずれか一つにおいて、前記電子特典付与ステップは、前記特典付与装置から前記第1の携帯端末に直接送信することによって前記転送用電子特典を付与することを特徴とする。
また、本発明の請求項5に係る電子特典付与方法は、上記請求項1〜4のいずれか一つにおいて、前記電子特典転送ステップおよび/または前記電子特典送信ステップは、電子メールによって前記転送用電子特典および/または前記転送不要電子特典を送信することを特徴とする。
また、本発明の請求項6に係る電子特典付与システムは、電子特典を付与する特典付与装置と、携帯端末間で転送されることによって使用可能となる転送用の電子特典を前記特典付与装置から付与される第1の携帯端末と、前記第1の携帯端末から転送される前記転送用の電子特典を受信する第2の携帯端末とを備える電子特典付与システムであって、前記特典付与装置は、前記第1の携帯端末から転送されたことによって使用可能となった前記転送用電子特典を前記第2の携帯端末が使用した後に、携帯端末間で転送されることなく使用可能な転送不要電子特典を前記第1の携帯端末に送信することを特徴とする。
また、本発明の請求項7に係る電子特典付与システムは、上記請求項6において、前記特典付与装置は、前記転送用電子特典の付与対象となる前記第1の携帯端末を識別するための識別情報を、前記転送用電子特典とともに前記第1の携帯端末に付与し、前記第2の携帯端末が前記転送用電子特典を使用する際に、前記第2の携帯端末を識別するための情報と前記第1の携帯端末を識別するための情報とを比較することによって前記第2の携帯端末が使用する前記転送用電子特典が前記第1の携帯端末から転送された使用可能な電子特典であることを確認して前記転送用電子特典を回収する特典回収装置をさらに備えることを特徴とする。
また、本発明の請求項8に係る電子特典付与システムは、上記請求項6または7において、前記特典付与装置は、前記特典付与装置を識別するための識別情報を、前記転送不要電子特典とともに前記第1の携帯端末に送信し、前記特典回収装置は、前記第1の携帯端末が前記転送不要電子特典を使用する際に、前記第1の携帯端末を識別するための情報と前記特典付与装置を識別するための情報とを比較することによって前記第1の携帯端末が使用する前記転送不要電子特典が前記特典付与装置から送信された使用可能な電子特典であることを確認することを特徴とする。
本発明の請求項1に係る電子特典付与方法は、電子特典を他の携帯端末(第2の携帯端末)に転送した携帯端末(第1の携帯端末)に対して、転送せずに使用できる電子特典を送信するので、特典付与装置が1つの携帯端末を介して他の携帯端末へ電子特典を付与することが可能となるとともに、1つの携帯端末から他の携帯端末への電子特典の転送を積極的に行わせることができるという効果を奏する。
また、請求項2に係る電子特典付与方法は、転送できる電子特典を所定数に限定したので、電子特典の転送を行う際に、スパムメールを減少させることができるという効果を奏する。
また、請求項3に係る電子特典付与方法は、商品の購入またはサービスの提供を受けた際に、特典付与装置から転送用電子特典を付与するので、商品の購入やサービスの提供を受ける意欲を促進させることができるという効果を奏する。
また、請求項4に係る電子特典付与方法は、電子特典を特典付与装置から携帯端末に直接送信するので、少ない通信費用で電子特典を付与することが可能になるという効果を奏する。
また、請求項5に係る電子特典付与方法は、電子特典を電子メールによって携帯端末に送信するので、特典付与装置から離れた場所であっても任意の時間に電子特典を送信することができるという効果を奏する。
また、請求項6に係る電子特典付与方法は、電子特典を他の携帯端末(第2の携帯端末)に転送した携帯端末(第1の携帯端末)に対して、転送せずに使用できる電子特典を送信する特典付与装置を備えるので、1つの携帯端末を介して他の携帯端末へ電子特典を付与することが可能となるとともに、1つの携帯端末から他の携帯端末への電子特典の転送を積極的に行わせることができるという効果を奏する。
また、請求項7に係る電子特典付与方法は、電子特典を転送した携帯端末の識別情報と電子特典を使用する携帯端末の識別情報を比較して、使用する電子特典が転送されたものであるか否かを確認しているので、不正な電子特典の使用を少なくさせることができるという効果を奏する。
また、請求項8に係る電子特典付与方法は、電子特典を送信した特典付与装置の識別情報と電子特典を使用する携帯端末の識別情報を比較して、使用する電子特典が送信されたものであるか否かを確認しているので、不正な電子特典の使用を少なくさせることができるという効果を奏する。
以下に、本発明にかかる特典付与システムおよび特典付与方法の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施例によりこの発明が限定されるものではない。
まず、本実施例に係る電子特典付与システムの概念について説明する。図1は、本発明の実施例にかかる電子特典付与システムの概念を説明するための説明図である。図1に示すように特典付与システムは、自動販売機1、ネットワーク2、携帯端末3a(第1の携帯端末)、携帯端末3b(第2の携帯端末)からなる。
自動販売機1は、電子特典を付与する機能(電子特典付与装置)と電子特典を回収する機能(電子特典回収装置)を備えている。ネットワーク2は、インターネット等の通信ネットワークであり、自動販売機1、携帯端末3a、携帯端末3bは、ネットワーク2を介して電子特典ファイルを添付した電子メールの送受信を行う。携帯端末3aおよび携帯端末3bは、付与された電子特典を登録し使用する機能を備えている。携帯端末3aと携帯端末3bは同様の機能を備える装置であるが、本実施例では商品等の購入者が携帯端末3aを使用し、商品等の購入者の知人(第3者)が携帯端末3bを使用している場合について説明する。
携帯端末3aの使用者が自動販売機1から商品等を購入すると、自動販売機1から携帯端末3aに無線通信等によって転送用電子特典を付与する。携帯端末3aの使用者は、転送用電子特典を使用することができず、この転送用電子特典を第3者に転送することによって第3者のみが使用可能となる。
転送用電子特典を付与された携帯端末3aの使用者(購入者)は、購入者の知人等である携帯端末3bの使用者(第3者)に、転送用電子特典を電子メールの添付ファイル(転送用電子特典ファイル)として送信する。携帯端末3aからの転送用電子特典の送信は、スパムメールを防止するため、所定数以下(例えば1つ)の携帯端末3bにのみ送信可能とする。
携帯端末3bの使用者は携帯端末3aからの電子メールを受信し、転送用電子特典ファイルを転送済み電子特典として格納する。携帯端末3bの使用者が、転送済み電子特典を使用する場合、携帯端末3bから自動販売機1に無線通信等によって転送済み電子特典を送信する。
自動販売機1は、転送済み電子特典の認証を行い、本電子特典付与システムにかかる正当な転送済み電子特典であると判断した場合は、携帯端末3bの使用者に転送済み電子特典に応じた特典を付与する。携帯端末3bによって転送済み電子特典が使用された後、自動販売機1は携帯端末3bに転送用電子特典を転送した携帯端末3aに、購入者用電子特典(転送不要電子特典)をネットワーク2を介して送信する。購入者用電子特典は、他の携帯端末等に転送することなく使用できる電子特典である。
つぎに、本実施例にかかる電子特典付与システムを構成する各装置の詳細について説明する。図2は、本実施例の電子特典付与システムに係る自動販売機の構成を示すブロック図である。
自動販売機1は、商品の自動販売機能を備えたサービス提供端末10と転送用電子特典や購入者用電子特典の付与や回収を行う機能を備えた特典操作部20からなる。転送用電子特典(転送済み電子特典)や購入者用電子特典は、商品の割引チケット、商品の無償譲受チケット、施設への優待チケット等を電子化したものであり、販売促進を目的とした施設情報、商品情報、イベント告知等の広告情報を含むようにしてもよい。また、転送用電子特典と購入者用電子特典は同一のものであってもよいし、異なるものであってもよい。
サービス提供端末10は、特典要求入力部11、特典回収入力部12、特典処理部13、通信IF部14、制御部15からなる。特典要求入力部11は、携帯端末3aの使用者が転送用電子特典の取得要求を行う際に押下する後述の電子特典の取得要求用ボタン51を備えて構成されており、電子特典の取得要求用ボタン51が押下された際、特典処理部13に電子特典の取得要求を送る。
特典回収入力部12は、携帯端末3bの使用者または携帯端末3aの使用者が転送用電子特典や購入者用電子特典を使用する際に押下する後述の電子特典の回収要求用ボタン52を備えて構成されており、電子特典の回収要求用ボタン52が押下された際、特典処理部13に電子特典の回収要求を送る。
特典処理部13は、転送用電子特典や購入者用電子特典の付与処理を開始させるための指示情報(メッセージ)や転送用電子特典や購入者用電子特典の作成に必要な情報等を通信IF部14および通信IF部24を介してデータ処理部23に送信する。さらに、購入者用電子特典や転送済み電子特典を使用するため携帯端末3aや携帯端末3bから購入者用電子特典や転送済み電子特典が送られてきた際に、これらの電子特典が有効に使用できるものであるか否かの判断を行う。ここでの、判断結果は特典操作部20を介して携帯端末3aや携帯端末3bに送信される。また、特典処理部13は、通信IF部14が特典操作部20と通信を行う際に、送受信を行う各種情報を通信用のデータまたは情報処理用のデータに生成する機能を備えている。
通信IF部14は、サービス提供端末10からの各種情報を特典操作部20に送信し、特典操作部20からの各種情報を受信するインタフェースである。制御部15は、特典要求入力部11、特典回収入力部12、特典処理部13、通信IF部14と接続され、これらを制御する。
特典操作部20は、無線IF部21、ネットワークIF部22、データ処理部23、通信IF部24、制御部25、暗号処理部26、電子メール部27からなる。無線IF部21は、転送用電子特典や購入者用電子特典等を携帯端末3aや携帯端末3bに送信し、携帯端末3aや携帯端末3bからの購入者用電子特典や転送済み電子特典等を受信する通信用のインタフェースである。特典操作部20の無線IF部21と携帯端末3aや携帯端末3bは、例えば赤外線通信、ブルートゥース等によって通信を行う。ネットワークIF部22は、ネットワーク2を介して携帯端末3aへ購入者用電子特典ファイルの送信を行う通信用のインタフェースである。
データ処理部23は、特典処理部13からの転送用電子特典や購入者用電子特典を作成するための情報、携帯端末3aの電子メールアドレス、自動販売機1の電子メールアドレスを所定形式の情報に組み立てて転送用電子特典や購入者用電子特典を作成する機能と、携帯端末3aや携帯端末3bから送られてきた転送済み電子特典や購入者用電子特典が正当なものであるか否かの確認を行う機能を備えている。また、データ処理部23は、携帯端末3aに転送用電子特典を付与する際、無線IF部21を介して携帯端末3aに携帯端末3aの電子メールアドレスの要求を行う。さらに、データ処理部23は、通信IF部24がサービス提供端末10と通信を行う際、無線IF部21が携帯端末3aや携帯端末3bと通信を行う際およびネットワークIF部22が携帯端末3aと通信を行う際に、送受信を行う各種情報を通信用のデータや情報処理用のデータに生成する機能を備えている。
通信IF部24は、特典操作部20からの各種情報をサービス提供端末10に送信し、サービス提供端末10からの各種情報を受信するインタフェースである。暗号処理部26は、データ処理部23で作成された転送用電子特典や購入者用電子特典ファイルを秘密鍵によって暗号化する。電子メール部27は、電子メールを作成する機能を備え、データ処理部23で作成された購入者用電子特典を購入者用電子特典ファイルとして添付した電子メールを作成する。制御部25は、無線IF部21、ネットワークIF部22、データ処理部23、通信IF部24、暗号処理部26、電子メール部27と接続され、これらを制御する。
図3は、本実施例の電子特典付与システムに係る携帯端末の構成を示すブロック図である。携帯端末3a,3bは、自動販売機1からの各種電子特典を送受信する端末であり、携帯電話やPHS(Personal Handyphone System)、PDA(Personal Digital Assistant)等の情報端末によって構成されている。携帯端末3a,3bは、無線IF部31、ネットワークIF部32、電子特典処理部33、表示部34、制御部35、利用可能特典記憶部36、譲渡前特典記憶部37、入力部38、情報格納部39、電子メール部40からなる。
無線IF部31は、自動販売機1から送信される転送用電子特典等を受信し、転送済み電子特典や購入者用電子特典等を自動販売機1に送信する通信用のインタフェースである。ネットワークIF部32は、転送用電子特典ファイルをネットワーク2を介して他の携帯端末と送受信し、ネットワーク2を介して自動販売機1から購入者用電子特典ファイルの受信を行う通信用のインタフェースである。
電子特典処理部33は、電子メール部40によって格納されている転送用電子特典ファイルや購入者用電子特典ファイルが他の携帯端末(携帯端末3a)や自動販売機1によって送信された本電子特典付与システムに係る電子特典ファイルであるか否かを検証する。本電子特典付与システムにかかる電子特典ファイルであると検証された場合は、この電子特典ファイルを識別するための情報としてハッシュコード等の情報を作成する。また、電子特典処理部33は、無線IF部31が自動販売機1と通信を行う際やネットワークIF部32が携帯端末3bや自動販売機1と通信を行う際に、送受信を行う各種情報を通信用のデータや情報処理用のデータに生成する機能を備えている。
表示部34は、利用可能特典記憶部36や譲渡前特典記憶部37に格納されている転送用電子特典、転送済み電子特典、購入者用電子特典の一覧表やこれら電子特典ファイルの詳細情報を表示する表示手段であり、液晶表示パネル、プラズマディスプレイ装置等を備えて構成されている。
利用可能特典記憶部36は、利用可能な状態の電子特典として、転送済み電子特典や購入者用電子特典を格納する。これらの電子特典は、電子メール部40において格納されている電子特典ファイルを、利用可能な状態にするための登録処理をした後に格納する。また、利用可能特典記憶部36は、格納している転送済み電子特典や購入者用電子特典の一覧表も格納している。
譲渡前特典記憶部37は、自らは使用できない電子特典として転送前電子特典を格納する。この転送用電子特典は、電子メール部40において格納されている転送用電子特典ファイルを、利用可能な状態にするための登録処理をした後に格納する。また、譲渡前特典記憶部37は、格納している転送済み電子特典や購入者用電子特典の一覧表も格納している。
入力部38は、種々の情報を入力するための入力手段であり、タッチパネルや操作用ボタンを備えて構成されている。入力部38へは、例えば転送用電子特典、転送済み電子特典、購入者用電子特典の一覧表を表示させるための表示要求情報、転送用電子特典の一覧表から第3者に転送したい転送用電子特典を指定するための選択要求情報、転送済み電子特典や購入者用電子特典を利用する際に転送済み電子特典や購入者用電子特典を自動販売機1に送信するための送信要求情報等を入力する。情報格納部39は、携帯端末3aを識別するための情報として例えば携帯端末3aの電子メールアドレスを格納する。
電子メール部40は、電子メールを作成する機能を備え、携帯端末3aの使用者によって指定された電子メールアドレス(第3者)を電子メールの送信先とした電子メールであって、携帯端末3aの使用者によって指定された転送用電子特典ファイルを添付した電子メールを作成する。また、電子メール部40は、自動販売機1や他の携帯端末から受信した購入者用電子特典ファイルや転送用電子特典電子ファイルを格納しておく。
制御部35は、無線IF部31、ネットワークIF部32、電子特典処理部33、表示部34、制御部35、利用可能特典記憶部36、譲渡前特典記憶部37、入力部38を制御する。
図4は、自動販売機の外観構成を示す図である。図4に示すように自動販売機1は、電子特典の取得要求用ボタン51と電子特典の回収要求用ボタン52を備えている。これらのボタンは、音声認識やスイッチ等からなる素子で構成してもよいし、タッチパネル機能を有する液晶画面上にGUI(Graphical User Interface)によって表してもよい。
電子特典の取得要求用ボタン51を押下することによって、特典要求入力部11から特典処理部13に電子特典の取得要求が送られる。また、電子特典の回収要求用ボタン52を押下することによって、特典回収入力部12から特典処理部13に電子特典の回収要求が送られる。
なお、電子特典の取得要求用ボタン51と電子特典の回収要求用ボタン52を1つのボタンで構成し、この1つのボタンを押下することによって電子特典の取得要求と電子特典の回収要求を特典処理部13に送るようにしてもよい。
つぎに、自動販売機1において商品が購入された際の、電子特典の付与手順について説明する。図5は、自動販売機において商品が購入された際の、自動販売機から携帯端末への転送用電子特典の付与手順を示すシーケンス図である。
携帯端末3aの使用者が自動販売機1で商品を購入すると、特典要求入力部11から電子特典の取得要求が入力可能となり、電子特典の取得要求用ボタン51が押下されると、特典要求入力部11から特典処理部13に電子特典の取得要求が送られる。サービス提供端末10の特典処理部13は、転送用電子特典の付与処理を開始させるための指示情報を通信IF部14および通信IF部24を介して特典操作部20のデータ処理部23に送信する。特典処理部13からデータ処理部23に転送用電子特典の付与処理を開始させるための指示情報を送信する際、転送用電子特典のコンテンツ情報、転送用電子特典の利用期限に関する情報、自動販売機1に関する情報等も送信する。
特典操作部20のデータ処理部23が付与開始の指示情報を受信すると、特典操作部20は、特典処理部13からの情報を保持し、携帯端末3aからの情報を待ち受ける状態となる。
商品の購入をした携帯端末3aの使用者が、携帯端末3aの無線IF部31を自動販売機1の無線IF部21に近付けて、携帯端末3aの入力部38から転送用電子特典の取得要求指示を入力すると、携帯端末3aの無線IF部31から転送用電子特典の取得可能状態である旨が特典操作部20の無線IF部21に送信される。
特典操作部20のデータ処理部23は、無線IF部21を介して携帯端末3aに電子メールアドレスの要求を送信する。携帯端末3aは、無線IF部31によって自動販売機1からの電子メールアドレスの要求を受信し、情報格納部39において格納していた携帯端末3aの電子メールアドレスを無線IF部31から自動販売機1に送信する。
特典操作部20のデータ処理部23は、特典処理部13からの情報および携帯端末3aからの電子メールアドレスを転送用電子特典として所定形式の情報に組み立てて、暗号処理部26に送る。
図6は、電子特典を構成する情報の一例を示す図である。図4に示すように、電子特典ファイルはヘッダ情報とコンテンツ情報で構成されている。ヘッダ情報は、電子特典の妥当性(正しいルートで生成、付与されたものあるか)の確認や携帯端末3a、携帯端末3b、自動販売機1の間の電子特典ファイルの送受信時における電子特典の識別等を行う際に用いられるものであり、「送信元メールアドレス」、「使用期限」、「発行端末情報」、「発行日時」からなる。
「送信元メールアドレス」は、電子特典が転送用電子特典や転送済み電子特典である場合は、携帯端末3aの電子メールアドレスであり、電子特典が購入者用電子特典である場合は、自動販売機1の電子メールアドレスである。
「使用期限」は、当該電子特典の有効期限であり、サービス提供端末10の特典処理部13によって与えられるものである。使用期限は、電子特典の発行日時に基づいて所定期間に設定されるものと、電子特典の発行日時に関わらず予め設定しておいた所定の日時に基づくものがある。
「発行端末情報」は、当該電子特典のコンテンツ情報を生成したサービス提供端末10を識別するための識別子である。「発行日時」は、自動販売機1が当該電子特典を生成して付与した日時を示す情報である。
コンテンツ情報は、自動販売機1のサービス提供端末10が生成した任意のデータであり、例えば商品の割引情報、特典ポイントに関する情報、商品を販売する店舗や商品の宣伝情報等が含まれる。電子特典付与システムの管理者(商品の販売業者等)は、管理者用の操作端末(図示せず)によって、コンテンツ情報を自動販売機1に配信するようにしてもよい。
データ処理部23から電子特典を受信した暗号処理部26は、電子特典の改ざん等の不正行為を防止するため、データ処理部23から送られた転送用電子特典を秘密鍵によって暗号化する。ここでは、暗号処理部26は転送用電子特典を秘密鍵で暗号化し、携帯端末3aや携帯端末3bは公開鍵によって復号化を行う公開鍵暗号化方式を用いる。
暗号化された転送用電子特典は、無線IF部21から携帯端末3aに送信され、携帯端末3aは暗号化された転送用電子特典を無線IF部31で受信する。電子特典処理部33は、受信した転送用電子特典が自動販売機1によって送信された本電子特典付与システムにかかる転送用電子特典であるか否かを検証する。ここでの検証は、暗号化された転送用電子特典を復号鍵によって復号化できるか否かを確認することによって行う。そして、復号化した転送用電子特典が所定のアプリケーションで使用可能なデータである場合等には、本電子特典付与システムにかかる転送用電子特典であると判断する。
本電子特典付与システムにかかる転送用電子特典であると検証された場合、電子特典処理部33は、この転送用電子特典を識別するための情報としてハッシュコード等の情報を作成し、暗号化された転送用電子特典とともに、譲渡前特典記憶部37に格納しておく。また、電子特典ファイルの一覧表に電子特典の概要情報を追加しておく。なお、復号化された転送用電子特典は削除しておく。
つぎに、転送用電子特典ファイルを友人等の第3者に転送する手順について説明する。図7は、転送用電子特典ファイルの転送手順を示すフローチャートである。携帯端末3aは譲渡前特典記憶部37において、複数の転送用電子特典と転送用電子特典の一覧表を格納している。携帯端末3aの使用者は、譲渡前特典記憶部37において格納している転送用電子特典ファイルを友人等の第3者(以下、電子特典譲受者という)に転送したい場合は、入力部38から表示要求情報を入力する。表示要求情報が入力されると、表示部34に転送用電子特典の一覧表を表示する(ステップS100)。
図8は、譲渡前特典記憶部において格納されている転送用電子特典の一覧表を表示部で表示した様子の一例を示す図である。転送用電子特典の種類としては、商品の購入などによって自動販売機1から提供された転送用電子特典や体育館等の施設を利用した際に提供された転送用電子特典等、転送用電子特典の提供元によって種々の電子特典がある。また、同一の自動販売機1から提供された電子特典であっても、購入した商品毎に異なる内容の転送用電子特典があり、内容が同じであっても有効期限(使用期限)が異なる電子特典がある。したがって、転送用電子特典に関する情報としては、転送用電子特典の提供元、商品名、有効期限、転送用電子特典の内容等がある。
表示部34においては、転送用電子特典の一覧表として転送用電子特典の概要情報(転送用電子特典の提供元、転送用電子特典の有効期限等)が表示される。そして、携帯端末3aの使用者が、一覧表から所望の転送用電子特典の「表示」ボタンを指定すると(入力部38から選択情報を入力すると)、選択された転送用電子特典の詳細(商品名、電子特典の内容)が表示されるよう設定してある。
携帯端末3aの使用者は、必要に応じて転送用電子特典の詳細を表示させて電子特典の内容を確認する。携帯端末3aの使用者は、表示部34に表示された転送用電子特典から転送したい転送用電子特典の「添付」ボタンを指定して(入力部38から選択した転送用電子特典を指定するための選択要求情報を入力して)転送用電子特典を選択する(ステップS110)。
また、携帯端末3aの使用者は、入力部38から電子特典ファイルの転送先(電子特典譲受者)の電子メールアドレスの選択情報の入力または電子メールアドレスの入力を行う(ステップS120)。
電子メール部40は、選択または入力されたメールアドレスを電子メールの送信先として記載し、選択された転送用電子特典ファイルを添付した電子メールを作成する(ステップS130)。転送用電子特典は暗号化されたものを復号化せずに添付する。このとき、携帯端末3aの使用者は、電子メールの表題や本文を作成してもよい。
作成された電子メールはネットワークIF部32からネットワーク2を介して電子特典譲受者の携帯端末3bに送信される(ステップS140)。ネットワークIF部32において転送用電子特典ファイルの添付された電子メールが送信されると、添付ファイルとして送信された転送用電子特典を譲渡前特典記憶部37から削除して再利用できないようにする。また、転送用電子特典の一覧表からも添付ファイルとして送信された転送用電子特典の概要情報を削除する。さらに、電子メール部40においても送信した転送用電子特典ファイルの削除を行う(ステップS150)。なお、転送用電子特典を所定数以下の複数の携帯端末3bに送信可能とする場合は、所定数の携帯端末3bにのみ送信転送用電子特典を送信した後に、譲渡前特典記憶部37や電子メール部40から転送用電子特典等を削除する。
図9は、転送用電子特典ファイルを受信した電子特典譲受者が転送用電子特典ファイルを転送済み電子特典として携帯端末に登録する手順を示すフローチャートである。転送用電子特典ファイルの転送対象となった電子特典譲受者は、携帯端末3bのネットワークIF部32によって転送用電子特典ファイルの添付された電子メールを受信する(ステップS200)。受信した転送用電子特典は携帯端末3bの電子メール部40において、電子データとして一時的に格納しておく。
電子特典譲受者は、電子メール部40において格納している転送用電子特典ファイルの電子データを使用できる状態に登録するため、この電子データの選択指示を入力する(ステップS210)。
携帯端末3bの電子特典処理部33は、選択された転送用電子特典ファイルの電子データが携帯端末3aによって送信された本電子特典付与システムにかかる転送用電子特典ファイルであって、利用可能なものであるか否かを検証する。電子特典処理部33は、暗号化されて送信されてきた転送用電子特典を復号鍵によって復号化する。そして復号化できた場合は本電子特典付与システムにかかる転送用電子特典ファイルであると判断する。
本電子特典付与システムにかかる転送用電子特典であると検証された場合、電子特典処理部33は、この転送用電子特典を識別するための情報として転送用電子特典に基づいてハッシュコード等の情報を作成する。
つぎに、電子特典処理部33は、復号化された転送用電子特典のヘッダ情報から転送用電子特典ファイルの有効期限が切れていないかを確認する(ステップS220)。電子特典ファイルの有効期限が切れている場合は、利用可能特典記憶部36においてこの転送用電子特典ファイルを転送済み電子特典として登録(記憶)しない(ステップS230)。転送用電子特典ファイルの有効期限が切れていない場合は、この転送用電子特典ファイルに基づいて作成されたハッシュコードと同一のハッシュコードが、利用可能特典記憶部36に存在するか否かを確認する(ステップS240)。転送用電子特典ファイルに基づいて作成されたハッシュコードと同一のハッシュコードが、利用可能特典記憶部36に存在する場合、選択された転送用電子特典と同一の転送用電子特典が既に存在しているので重複登録を避けるため、利用可能特典記憶部36において選択された転送用電子特典を転送済み電子特典として登録しない(ステップS230)。
転送用電子特典ファイルに基づいて作成されたハッシュコードと同一のハッシュコードが、利用可能特典記憶部36に存在しない場合、利用可能特典記憶部36は転送用電子特典ファイルを転送済み電子特典として格納(登録)する(ステップS250)。このとき、転送済み電子特典の一覧を示す利用可能電子特典一覧表に利用可能特典記憶部36において新たに格納した転送済み電子特典の概要情報を追加しておく。また、利用可能特典記憶部36は、この転送済み電子特典に基づいて作成されたハッシュコードを格納しておく。転送済み電子特典のハッシュコードは転送済み電子特典の使用の有無に関係なく、転送済み電子特典の有効期限の間は保存しておく。利用可能特典記憶部36に登録された転送済み電子特典は、電子特典譲受者によって使用可能となる。
図10−1および図10−2は、表示部において表示される利用可能電子特典の一覧表の一例を示す図である。図10−1においては、表示部34において、利用可能な未使用の電子特典の一覧表(利用可能電子特典一覧)として転送済み電子特典の概要(電子特典の提供元の場所、電子特典の有効期限等)が表示される。図10−2においては、表示部34において、利用可能な未使用の電子特典の一覧表(利用可能電子特典一覧)として転送済み電子特典の概要(電子特典の提供元の人物、電子特典の有効期限等)が表示される。
表示部34においては、図10−1に示す利用可能電子特典の一覧表を表示してもよいし、図10−2に示す利用可能電子特典の一覧表を表示してもよい。また、入力部38から表示画面を切替えるための表示選択情報を入力し、この表示選択情報によって、表示部34が図10−1に示す利用可能電子特典の一覧表と図7に示す利用可能電子特典の一覧表を切替え表示できるよう構成しておいてもよい。また、利用可能電子特典の一覧表(表示画面)から所望の転送済み電子特典の「表示」ボタンを指定すると、指定された転送済み電子特典の詳細(商品名、電子特典の内容)が表示されるよう設定してある。また、表示画面において所望の転送済み電子特典の「利用」ボタンを指定すると、指定された転送済み電子特典の利用開始処理が開始されるよう設定してある。また、表示画面において「新規登録」のボタンを指定すると転送済み電子特典の登録処理が開始されるよう設定してある。
転送済み電子特典の登録処理が終了すると、転送用電子特典が利用可能特典記憶部36において格納されたか否かに関わらず、電子メール部40において格納されていた登録処理の対象となった転送用電子特典ファイルを削除する(ステップS260)。このように、同一の転送用電子特典が利用可能特典記憶部36重複登録されないようにするとともに、登録処理の対象となった転送用電子特典ファイルを削除することによって、同一の転送用電子特典が2度利用されないようにする。なお、上記説明した以外の方法によって、同一の転送用電子特典が2度利用されないようにしてもよい。
つぎに、電子特典譲受者の携帯端末3bが電子特典を利用(自動販売機1による回収処理)する手順について説明する。図11は、自動販売機が携帯端末から電子特典を回収する手順を示すシーケンス図である。ここでは、電子特典が自動販売機1の商品購入をした際に利用できる商品の割引チケットである場合について説明する。
携帯端末3bによって転送済み電子特典を保持している電子特典譲受者が転送済み電子特典を利用する場合、電子特典譲受者は自動販売機1の電子特典の回収要求用ボタン52を押下する。電子特典の回収要求用ボタン52が押下されると、特典回収入力部12、通信IF部14、通信IF部24を介してデータ処理部23に電子特典の回収処理の指示情報が送信され携帯端末3bからの情報の受信待ち状態となる。
電子特典譲受者は、携帯端末3bの表示部34に表示させた利用可能電子特典の一覧表から利用したい転送済み電子特典を選択し、利用したい転送済み電子特典の「利用」ボタンを指定する(転送済み電子特典を送信するための送信要求情報を入力する)。入力部38から送信要求情報が入力されて、携帯端末3bの無線IF部31を自動販売機1の無線IF部21に近付けると、利用可能特典記憶部36において格納していた転送済み電子特典の中から選択された転送済み電子特典と、情報格納部39において格納している携帯端末3bの電子メールアドレスを無線IF部31から特典操作部20の無線IF部21に送信する。
特典操作部20の無線IF部21は、無線IF部31からの転送済み電子特典と携帯端末3bの電子メールアドレスを受信する。特典操作部20の無線IF部21で受信した転送済み電子特典は、暗号処理部26において復号化される。暗号処理部26において転送済み電子特典を復号化できなかった場合は、自動販売機1の表示部(図示せず)によってエラーメッセージ等を表示し、電子特典の回収処理を終了する。
暗号処理部26において転送済み電子特典ファイルを復号化できた場合は、データ処理部23が転送済み電子特典のヘッダ情報に含まれる「送信元メールアドレス」と当該転送済み電子特典とともに携帯端末3bから送信されてきた携帯端末3bの電子メールアドレスを比較し、互いの電子メールアドレスが異なることを確認する。互いの電子メールアドレスが同一である場合は、電子特典が電子特典譲受者に転送する前の転送用電子特典であると判断して、自動販売機1の表示部によってエラーメッセージ等を表示し、電子特典ファイルの回収処理を終了する。
さらに、データ処理部23は転送済み電子特典のヘッダ情報から「使用期限」を確認する。転送済み電子特典の使用期限が切れている場合は、自動販売機1の表示部によってエラーメッセージ等を表示し、電子特典ファイルの回収処理を終了する。
携帯端末3bから送信された電子特典が、他人の携帯端末3a等から送信された転送済み電子特典であり、使用期限内のものであった場合は、復号化されたコンテンツ情報およびヘッダ情報と携帯端末3bの電子メールアドレスを特典操作部20からサービス提供端末10に送信する。
サービス提供端末10の特典処理部13は、コンテンツ情報を解析し、転送済み電子特典が有効に利用できるものであるか否かの判断を行う。例えば、コンテンツ情報が自動販売機1で使用できる商品割引情報である場合は、有効に利用できる転送済み電子特典であると判断する。
電子特典が有効であるか否かの判断結果(解析結果)に関する情報は、サービス提供端末10の通信IF部14、通信IF部24を介して特典操作部20の無線IF部21に送られる。無線IF部21から携帯端末3bに判断結果が送信される。
特典処理部13において、転送済み電子特典が有効であると判断された場合、携帯端末3bの電子特典処理部33は、電子特典の利用が可能である旨の情報を携帯端末3bの無線IF部31に送り、携帯端末3bの無線IF部31から自動販売機1に特典利用の指示情報が送信される。
無線IF部31から自動販売機1に特典利用の指示情報が送信されると、電子特典の利用のために自動販売機1に送信した転送済み電子特典を利用可能特典記憶部36から削除する。このとき、利用可能電子特典の一覧表からも自動販売機1に送信した転送済み電子特典の概要情報を削除する。
一方、特典処理部13において、転送済み電子特典が無効であると判断された場合は、自動販売機1に送信した転送済み電子特典が無効である旨を表示部34において表示する。
特典操作部20の無線IF部21が、特典利用の指示情報を受信すると、通信IF部24、通信IF部14を介してサービス提供端末10の特典処理部13に特典利用の指示情報が送信される。特典利用の指示情報を受信した特典処理部13は、転送済み電子特典に対応したサービスを実行する。ここでは、転送済み電子特典が商品の割引チケットであるので、電子特典譲受者に割引価格で商品の販売を行う。
自動販売機1は、電子特典譲受者に対して転送済み電子特典に対応したサービスを実行した後、転送用電子特典を付与するのと同様の処理によって購入者用電子特典を携帯端末3aに送信する。
すなわち、自動販売機1が電子特典譲受者に対して転送済み電子特典に対応したサービスを実行すると、サービス提供端末10の特典処理部13は、購入者用電子特典の送信処理を開始させるための指示情報を特典操作部20のデータ処理部23に送信する。このとき、サービス提供端末10の特典処理部13から特典操作部20のデータ処理部23に購入者用電子特典のコンテンツ情報、購入者用電子特典の利用期限に関する情報、自動販売機1の電子メールアドレス、携帯端末3aの電子メールアドレス等も送信する。携帯端末3aの電子メールアドレスは、携帯端末3bからの転送済み電子特典のヘッダ情報にある「送信元メールアドレス」から取得したものを利用する。
特典操作部20のデータ処理部23は、特典処理部13からの情報を購入者用電子特典として所定形式の情報に組み立てて、暗号処理部26に送る。このときの購入者用電子特典の「送信元メールアドレス」には、自動販売機1の電子メールアドレスを記載しておく。
データ処理部23から購入者用電子特典を受信した暗号処理部26は、購入者用電子特典を公開鍵暗号化方式で暗号化する。電子メール部27は、電子メールの送信先として携帯端末3aの電子メールアドレスを記載した電子メールであって、暗号化された購入者用電子特典ファイルを添付した電子メールを作成する。この電子メールは、特典操作部20のネットワークIF部22を介して携帯端末3aに送信される。
携帯端末3aの電子特典処理部33は、暗号化された購入者用電子特典を復号鍵によって復号化できるか否かを確認することによって、受信した購入者用電子特典が自動販売機1によって送信された本電子特典付与システムにかかる電子特典であるか否かを検証する。
本電子特典付与システムにかかる電子特典であると検証された場合、電子特典処理部33は、ハッシュコード等の情報を作成し、暗号化された購入者用電子特典とともに、利用可能特典記憶部36に格納しておく。また、利用可能電子特典の一覧表に購入者用電子特典の概要情報を追加しておく。そして、携帯端末3aの利用可能特典記憶部36において格納された購入者用電子特典は携帯端末3aの使用者によって使用可能となる。
このように、携帯端末3aの使用者が自動販売機1で商品を購入した際に付与された転送用電子特典を携帯端末3bの使用者(電子特典譲受者)に転送し、電子特典譲受者が転送済み電子特典を使用すれば、自動販売機1から携帯端末3aの使用者に購入者用電子特典が付与されることとなる。
そして、携帯端末3aの使用者は、電子特典譲受者が転送済み電子特典を使用するのと同様に購入者用電子特典を使用することが可能となる。自動販売機1は、転送済み電子特典と同様に購入者用電子特典の内容を確認して購入者用電子特典を回収し、購入者用電子特典に対応したサービスを実行する。このとき、自動販売機1は、購入者用電子特典ファイル内の「送信元メールアドレス」(自動販売機1の電子メールアドレス)と携帯端末3aの電子メールアドレスを比較することによって、購入者用電子特典ファイルが本電子特典付与システムにかかる正当な購入者用電子特典であるか否かの確認を行う。
なお、各種の電子特典を1つの自動販売機1で付与および回収を行う必要はなく、複数の自動販売機1で電子特典を付与および回収してもよい。例えば、ある自動販売機1で付与された電子特典を他の自動販売機1で回収するようにしてもよい。また、各電子特典は、有効期限が切れた後に利用可能特典記憶部36や譲渡前特典記憶部37から自動的に削除するよう設定しておいてもよい。
なお、本実施例においては、自動販売機1が特典操作部20を備える構成としたが、このような構成に限られず、特典操作部20を自動販売機1の外部に配置する構成としてもよい。また、サービス提供端末10が、特典処理部13を備える構成としたが、特典処理部13はサービス提供端末10から独立した構成としてもよい。
また、本実施例においては、自動販売機1が種々の電子特典を付与し、回収することとしたが、自動販売機1以外の例えばレジスタ等の装置によって、電子特典を付与し、回収してもよい。
また、本実施例においては、赤外線通信等によって自動販売機1と携帯端末3a,3bが通信を行うこととしたが、携帯端末3a,3bに半導体集積回路を備えさせ、自動販売機1が半導体集積回路内の情報を読み書きするようにして電子特典の付与、回収を行ってもよい。
また、本実施例においては、各電子特典が「送信元メールアドレス」を含む構成としたが、「送信元メールアドレス」は電子特典とは独立した情報として送受信するようにしてもよい。この場合、「送信元メールアドレス」に関する情報や電子特典に、「送信元メールアドレス」に関する情報と電子特典の対応付け情報を含ませておく。
このように実施例によれば、携帯端末3aの使用者が自動販売機1で商品を購入した際に付与された転送用電子特典を電子特典譲受者に転送し、電子特典譲受者が転送済み電子特典を使用すれば、自動販売機1から携帯端末3aの使用者に購入者用電子特典が付与されることとなるため、自動販売機1の新規利用者(電子特典譲受者)および固定客(携帯端末3aの使用者)に特典を付与することが可能となる。これにより、口コミ効果による新規利用者の獲得が可能になるとともに、固定客は特典を譲渡する利点があるため固定客からの特典の譲渡(転送)を積極的に行わせることが可能になる。
また、特定のサーバを介さず電子メールによって携帯端末3a,3b、自動販売機1間での電子特典の送受信を行っているため、自動販売機1から離れた場所での電子特典の送受信、電子特典の送受信費用の削減、電子特典の送受信処理の簡易化、任意のタイミングによる電子特典の送受信が可能となる。また、携帯端末3aから携帯端末3bへの転送用電子特典の転送は所定数に制限しているので、スパムメールを減少させることが可能になる。また、商品の購入またはサービスの提供を受けた際に、自動販売機1から転送用電子特典を付与するので、商品の購入やサービスの提供を受ける意欲を促進させることが可能となる。また、転送用電子特典を転送した携帯端末3aの電子メールアドレスと転送済み電子特典を使用する携帯端末3bの電子メールアドレスを比較して、使用する転送済み電子特典が使用可能なものであるか否かを確認しているので、不正な電子特典の使用を少なくさせることが可能となる。また、購入者用電子特典を送信した自動販売機1の電子メールアドレスと購入者用電子特典を使用する携帯端末3aの電子メールアドレスを比較して、使用する購入者用電子特典が使用可能なものであるか否かを確認しているので、不正な電子特典の使用を少なくさせることが可能となる。
以上のように、本発明にかかる電子特典付与システムは、電子特典の付与、転送および回収に適している。
本発明の電子特典付与システムの概念を説明するための説明図である。 電子特典付与システムに係る自動販売機の構成を示すブロック図である。 電子特典付与システムに係る携帯端末の構成を示すブロック図である。 自動販売機の外観構成を示す図である。 自動販売機から携帯端末への転送用電子特典の付与手順を示すシーケンス図である。 電子特典を構成する情報の一例を示す図である。 転送用電子特典ファイルの転送手順を示すフローチャートである。 転送用電子特典の一覧表を表示部で表示した様子の一例を示す図である。 転送用電子特典ファイルを転送済み電子特典として携帯端末に登録する手順を示すフローチャートである。 利用可能電子特典の一覧表の一例を示す図である。 利用可能電子特典の一覧表の一例を示す図である。 自動販売機が携帯端末から電子特典を回収する手順を示すシーケンス図である。
符号の説明
1 自動販売機
2 ネットワーク
3a,3b 携帯端末
10 サービス提供端末
11 特典要求入力部
12 特典回収入力部
13 特典処理部
14,24 通信IF部
15,25,35 制御部
20 特典操作部
21,31 無線IF部
22,32 ネットワークIF部
23 データ処理部
26 暗号処理部
27,40 電子メール部
33 電子特典処理部
34 表示部
36 利用可能特典記憶部
37 譲渡前特典記憶部
38 入力部
39 情報格納部
51 電子特典の取得要求用ボタン
52 電子特典の回収要求用ボタン

Claims (8)

  1. 電子特典を携帯端末に付与する電子特典付与方法において、
    電子特典を付与する特典付与装置から第1の携帯端末に、携帯端末間で転送されることによって使用可能となる転送用電子特典を付与する電子特典付与ステップと、
    前記第1の携帯端末から該第1の携帯端末とは異なる第2の携帯端末に、前記転送用電子特典を転送する電子特典転送ステップと、
    前記第2の携帯端末が前記転送用電子特典を使用した後に、前記特典付与装置から前記第1の携帯端末に、携帯端末間で転送されることなく使用可能な転送不要電子特典を送信する電子特典送信ステップと、
    を含むことを特徴とする電子特典付与方法。
  2. 前記電子特典転送ステップは、前記第1の携帯端末が所定数以下の前記第2の携帯端末にのみ前記転送用電子特典を転送できることを特徴とする請求項1に記載の電子特典付与方法。
  3. 前記電子特典付与ステップは、前記第1の携帯端末の使用者が、商品の購入またはサービスの提供を受けた際に、前記特典付与装置から前記第1の携帯端末に前記転送用電子特典を付与することを特徴とする請求項1または2に記載の電子特典付与方法。
  4. 前記電子特典付与ステップは、前記特典付与装置から前記第1の携帯端末に直接送信することによって前記転送用電子特典を付与することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載の電子特典付与方法。
  5. 前記電子特典転送ステップおよび/または前記電子特典送信ステップは、電子メールによって前記転送用電子特典および/または前記転送不要電子特典を送信することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1つに記載の電子特典付与方法。
  6. 電子特典を付与する特典付与装置と、携帯端末間で転送されることによって使用可能となる転送用の電子特典を前記特典付与装置から付与される第1の携帯端末と、前記第1の携帯端末から転送される前記転送用の電子特典を受信する第2の携帯端末とを備える電子特典付与システムであって、
    前記特典付与装置は、前記第1の携帯端末から転送されたことによって使用可能となった前記転送用電子特典を前記第2の携帯端末が使用した後に、携帯端末間で転送されることなく使用可能な転送不要電子特典を前記第1の携帯端末に送信することを特徴とする電子特典付与システム。
  7. 前記特典付与装置は、前記転送用電子特典の付与対象となる前記第1の携帯端末を識別するための識別情報を、前記転送用電子特典とともに前記第1の携帯端末に付与し、
    前記第2の携帯端末が前記転送用電子特典を使用する際に、前記第2の携帯端末を識別するための情報と前記第1の携帯端末を識別するための情報とを比較することによって前記第2の携帯端末が使用する前記転送用電子特典が前記第1の携帯端末から転送された使用可能な電子特典であることを確認して前記転送用電子特典を回収する特典回収装置をさらに備えることを特徴とする請求項6に記載の電子特典付与システム。
  8. 前記特典付与装置は、前記特典付与装置を識別するための識別情報を、前記転送不要電子特典とともに前記第1の携帯端末に送信し、
    前記特典回収装置は、前記第1の携帯端末が前記転送不要電子特典を使用する際に、前記第1の携帯端末を識別するための情報と前記特典付与装置を識別するための情報とを比較することによって前記第1の携帯端末が使用する前記転送不要電子特典が前記特典付与装置から送信された使用可能な電子特典であることを確認することを特徴とする請求項6または7に記載の電子特典付与システム。
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