JP2005241817A - 液晶駆動装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 動画像表示時における良好な動画性能と、静止画表示時における低消費電力とを両立させる。
【解決手段】 MPU1がオーバードライブ法を実行することを指定している場合には、比較・補正回路41は、フレームメモリ3に記憶されている1フレーム前の画像データと信号源21から供給される現在の画像データとから決まる補正データで、現在の画像データを補正し、補正した画像データを出力する。MPU1がオーバードライブ法を実行することを指定していない場合には、信号源21からの画像データは比較・補正回路41のみに供給される。比較・補正回路41は、信号源21からの画像データをそのまま出力する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、液晶表示パネルを駆動する液晶駆動装置に関し、特に、液晶の応答速度を改善することができる液晶駆動装置に関する。
液晶表示装置は、マンマシンインタフェース用の表示装置として広く利用されている。例えば、軽量で薄型という特長を活かして、PDA(Personal Digital Assistants )や携帯電話機等の表示装置として広く利用されている。また、近年の技術進歩により、テレビジョン放送を受信して動画表示を行ったり、動画を用いるゲームを行うことができる携帯電話機やPDAも普及しつつある。
しかし、液晶表示装置(液晶表示パネル)は、画像が変化するときの応答速度がCRTなどの応答速度に比べて遅く、テレビジョン放送による動画(以下、テレビジョン画像という。)などの表示を行うと、残像やぼやけが生ずるという問題が生ずる。一般的に用いられるTN液晶の場合、ノーマリーホワイトパネルを想定すると、白表示の状態すなわち液晶が基板に対して平行である状態から、黒表示の状態すなわち液晶が立ち上がった状態になるまでの応答時間(τr )と、黒表示の状態から白表示の状態になるまでの応答時間(τd )との和は、20〜30msec程度である。
また、中間調表示の状態から他の中間調表示の状態になるまでの応答速度は、白表示の状態と黒表示の状態との間での応答速度よりも数倍遅く、応答時間が100msecを超える場合もあることが知られている。従って、中間調表示が多用されるテレビジョン画像などを表示させる場合に、液晶の応答時間が表示画像のフィールド時間(約16.7msec)を超えるために、残像やぼやけなどの画質低下を招く。
中間調表示の場合の応答速度を速くする方法として、いわゆるオーバードライブ法が知られている(例えば、特許文献1参照)。オーバードライブ法では、1フィールド前の画像データと現在の画像データとを比較して、現在の画像データの方が暗くなる場合には、画像データをより暗くなるように補正する。また、現在の画像データの方が明るくなる場合には、画像データをより明るくなるように補正する。オーバードライブ法によれば、中間調表示の場合の応答速度を速くすることができ、残像などが低減される。オーバードライブ法は、パーソナルコンピュータ用の液晶モニタ装置や据え置き型テレビジョン受像機などに採用されている。
図4は、オーバードライブ法を実現するための液晶駆動装置の構成例を示すブロック図である。図4には、液晶駆動装置における画像データの処理が行われる部分のみが示され、例えばTFT液晶表示装置に駆動信号を供給するソースドライバやゲートドライバ等は記載省略されている。信号源23は、所定の周期(以下、1フレームという。)で画像データを出力する。画像データは、1画面分の記憶容量を持つフレームメモリ3と比較・補正回路43とに入力される。フレームメモリ3は、入力された画像データを1フレームの間記憶し、1フレーム前の画像データを出力する。
比較・補正回路43には、1フレーム前の画像データがフレームメモリ3から入力され、現在の画像データが信号源23から入力される。また、比較・補正回路43には、補正値が設定されているルックアップテーブル(LUT、以下、テーブルという。)が内蔵されている。テーブルには、1フレーム前の画像データと現在の画像データとから決まる現在の画像データの補正データが、1フレーム前の画像データおよび現在の画像データが取りうるそれぞれの値毎に設定されている。補正データは、現在の画像データの方が暗くなる場合には画像データをより暗くなるように補正し、現在の画像データの方が明るくなる場合には、画像データをより明るくなるように補正するような値を持つデータである。
比較・補正回路43は、フレームメモリ3から入力された画像データと信号源23から入力された画像データとを比較して、対応する補正データをテーブルから抽出し、抽出した補正データを現在の画像データに加算した値をソースドライバに出力する。
特開平9−81083号公報(段落0020−0021、図2)
しかし、オーバードライブ法を用いる場合には、動画像のように画像データが変化する場合だけでなく、信号源23から同じ画像データが繰り返し送られてくる場合でも、フレームメモリ3に画像データが書き込まれ、比較・補正回路43は、現在の画像データとフレームメモリ3から読み出された1フレーム前の画像データとを比較する比較処理を実行する。信号源23から同じ画像データが繰り返し送られてくる場合には、現在の画像データと1フレーム前の画像データとは一致するので現在の画像データを補正する必要はない。それにも関わらずフレームメモリ3への画像データの書き込みとフレームメモリ3からの画像データの読み出しとが繰り返し実行されるので、また、比較・補正回路43による比較処理が1フレーム毎に実行されるので、液晶駆動装置において消費される電力が大きくなってしまう。このことは、携帯電話機やPDAなど電池で駆動される装置においては大きな問題になる。
そこで、本発明は、オーバードライブ法を用いる液晶駆動装置において消費電力を低減させることを目的とする。
本発明の態様1は、画像データ供給手段と、画像データを記憶する記憶手段と、画像データ変換手段とを有する液晶駆動装置において、画像データ変換手段を動作させるか否かを示す選択信号(オーバードライブ法を実行するか否かを指定する制御信号に相当)が動作させることを示している場合に、記憶手段に記憶されている画像データと画像データ供給手段から供給される画像データとを比較し、比較結果に応じて画像データを所定の画像データに変換する画像データ変換手段と、選択信号が画像データ変換手段を動作させないことを示している場合に画像データ供給手段から記憶手段への画像データの書き込みを禁止する書き込み禁止手段と、選択信号に応じて、画像データ変換手段が変換した所定の画像データと画像データ供給手段から供給される画像データとのいずれかを選択する画像データ選択手段と、画像データ選択手段が選択した画像データに応じた電圧を液晶表示パネルに供給する液晶駆動手段とを備えたことを特徴とする。
本発明の態様2は、態様1において、選択信号が画像データ変換手段を動作させないことを示している場合に、画像データ供給手段からの画像データの供給周期を、選択信号が画像データ変換手段を動作させることを示している場合に比べて長くする周期調整手段を備えたことを特徴とする。
本発明の態様3は、画像データ供給手段と、画像データを記憶する記憶手段と、画像データ変換手段とを有する液晶駆動装置において、画像データ変換手段を動作させるか否かを示す選択信号が動作させることを示している場合に、記憶手段に記憶されている画像データと画像データ供給手段から供給される画像データとを比較し、比較結果に応じて画像データを所定の画像データに変換する画像データ変換手段と、選択信号に応じて、画像データ変換手段が変換した所定の画像データと記憶手段に記憶されている画像データであってそこから読み出される画像データとのいずれかを選択する画像データ選択手段と、画像データ選択手段が選択した画像データに応じた電圧を液晶表示パネルに供給する液晶駆動手段とを備えたことを特徴とする。なお、選択信号が画像データ変換手段を動作させないことを示している場合には、画像データ供給手段からの画像データの出力を停止させることがより好ましい。
本発明の態様4は、態様3において、選択信号が画像データ変換手段を動作させないことを示している場合に、記憶手段からの画像データの読み出し周期を、選択信号が画像データ変換手段を動作させることを示している場合に比べて長くする周期調整手段を備えたことを特徴とする。
本発明によれば、動画像表示時における良好な動画性能と、静止画表示時における低消費電力とを両立させることができる。
(実施の形態1)図1は、本発明の実施の形態1の液晶駆動装置における画像データの処理に関する部分を、液晶駆動装置を制御するMPU(Micro Processing Unit )とともに示すブロック図である。図1には、液晶駆動装置における画像データの処理が行われる部分のみが示され、例えばTFT液晶表示装置に駆動信号を供給するソースドライバやゲートドライバ等は記載省略されている。図1に示す構成において、MPU1は制御信号を出力する。携帯電話機やPDAなどに搭載されているRAM等の信号源21は、1フレーム毎に画像データを出力する。信号源21は、例えば、1フレームの周波数(以下、フレーム周波数という。)に応じた周波数のクロック信号に同期して画像データを出力する。
画像データは、切替部5を介して、1画面分の記憶容量を持つフレームメモリ3と比較・補正回路41とに入力される。フレームメモリ3は、入力された画像データを1フレームの間記憶し、1フレーム前の画像データを出力する。MPUは、信号源21、比較・補正回路41および切替部5に、制御信号として、オーバードライブ法を実行するか否かを指定する信号を出力する。切替部5は、MPU1からの制御信号に応じて、信号源21が出力した画像データを、フレームメモリ3と比較・補正回路41とに出力するか、または、比較・補正回路41にのみ出力する。
比較・補正回路41には、図2に例示するようテーブルが内蔵されている。テーブルには、1フレーム前の画像データと現在の画像データから決まる現在の画像データの補正データが、1フレーム前の画像データおよび現在の画像データが取りうるそれぞれの値(この例では0〜63)毎に設定されている。なお、フレームメモリ3および比較・補正回路41とソースドライバ(図示せず)とを、1つのLSIに集積してもよい。
次に、図1に示す液晶駆動装置の動作を説明する。MPU1がオーバードライブ法を実行することを制御信号で指定している場合には、各ブロックは以下の動作をする。信号源21は、1フレーム毎に、1画面分の画像データを出力する。切替部5は、制御信号に応じて、信号源21が出力した画像データの出力先を、フレームメモリ3と比較・補正回路41との双方に設定する。従って、信号源21が出力した画像データは、フレームメモリ3と、比較・補正回路41とに送られる。フレームメモリ3は、入力された画像データを1フレームの間記憶し、1フレーム前の画像データを出力する。比較・補正回路41には、1フレーム前の画像データがフレームメモリ3から入力され、現在の画像データが信号源21から切替部5を介して入力される。
比較・補正回路41は、1フレーム前の画像データと現在の画像データとから決まる補正データをテーブルから読み出す。そして、読み出した補正データを現在の画像データに足した値を、補正された画像データとしてソースドライバに出力する。1フレーム前の画像データよりも現在の画像データが明るくなる場合、例えば1フレーム前の画像データが「0」で現在の画像データが「2」の場合には、補正値「4」が現在の画像データ「2」に足されて「6」が出力される。このように補正することによって、オーバードライブ法を実行しない場合に比べて、応答速度を高速化することができる。ソースドライバは、比較・補正回路41が出力した画像データに応じた電圧を液晶表示パネルに供給する。
MPU1がオーバードライブ法を実行しないことを制御信号で指定している場合には、各ブロックは以下の動作をする。信号源21は、1フレーム毎に1画面分の画像データを出力する。切替部5は、制御信号に応じて、信号源21が出力した画像データの出力先を、比較・補正回路41のみに設定する。従って、信号源21が出力した画像データはフレームメモリ3には書き込まれない。また、比較・補正回路41は、制御信号に応じて、フレームメモリ3からの画像データの読み出しを停止する。さらに、比較・補正回路41は、制御信号に応じて、信号源21から切替部5を介して入力された画像データを、そのままソースドライバに出力する。この場合には、フレームメモリ3への画像データの書き込み、フレームメモリ3からの画像データの読み出し、および比較・補正回路41における比較処理がなされないので、消費電力を低減することができる。
なお、MPU1は、例えば、動画表示が行われる期間ではオーバードライブ法を実行することを制御信号で指定し、静止画表示が行われる期間(信号源21から同じ画像データが繰り返し出力される期間)ではオーバードライブ法を実行しないことを制御信号で指定する。ただし、MPU1による指定は、そのような場合分けに限られず、例えば、動画表示が行われる期間であっても、画像内の動きが少ないことを認識できるような場合には、オーバードライブ法を実行しないことを制御信号で指定するようにしてもよい。
また、オーバードライブ法を実行しているときと、オーバードライブ法を実行していないときとで、1フレームの期間を変更してもよい。例えば、動画表示が行われる期間ではオーバードライブ法を実行し、静止画表示が行われる期間ではオーバードライブ法を実行しない場合に、オーバードライブ法を実行していないときには、信号源21から出力されるフレーム周波数を60Hzとし、オーバードライブ法を実行しないときには、信号源21から出力される信号のフレーム周波数を45Hzなどとすることで、静止画表示時の消費電力をさらに低減することもできる。
逆に、静止画表示時には、フリッカなどの表示不具合が目立ちやすい場合もあるので、オーバードライブ法を実行しているときには、信号源21から出力される信号のフレーム周波数を60Hz、オーバードライブ法を実行しないときには、信号源21から出力される信号のフレーム周波数を70Hzなどとすることで、静止画での表示品位を向上させることもできる。
また、比較・補正回路41は、1画素ずつ順番に比較を行ってもよいし、数画素同時に比較を行うようしてもよい。また、1本のゲートライン上の画像データを同時に比較するように構成してもよい。1本のゲートライン上の画像データを同時に比較するように構成する場合には、[ソースライン数×1画素のデータビット数(例えば64階調では6)]本の信号線がフレームメモリ3と比較・補正回路41との間に設置されるが、1画素ずつ順番に比較を行う場合に比べて、画像データをフレームメモリ3から読み出す回数を大幅に減らせるので、消費電流を低減することができる。
なお、実施の形態1では、比較結果に応じて画像データを所定の画像データに変換する画像データ変換手段と、画像データ変換手段を動作させるか否かを示す選択信号(MPU1からの制御信号に相当)に応じて、画像データ変換手段が変換した所定の画像データと画像データ供給手段としての信号源21から供給された画像データとのいずれかを選択する画像データ選択手段とは、比較・補正回路41と切替部5とで実現されている。また、画像データ供給手段から記憶手段への画像データの書き込みを禁止する書き込み禁止手段は切替部5で実現されている。画像データの供給周期を長くする周期調整手段は、例えば、信号源21から画像データを出力するためのクロック信号の周波数を変更する回路で実現することができる。
(実施の形態2)図3は、本発明の実施の形態2の液晶駆動装置における画像データの処理に関する部分を、MPUとともに示すブロック図である。図3に示す構成おいて、MPU1は制御信号を出力する。信号源22は、1フレーム毎に画像データを出力する。画像データは、1画面分の記憶容量を持つフレームメモリ3と比較・補正回路42とに入力される。比較・補正回路42には、図2に例示するようなテーブルが内蔵されている。フレームメモリ3は、入力された画像データを1フレームの間記憶し、1フレーム前の画像データを出力する。MPU1は、信号源22および比較・補正回路42に、制御信号として、オーバードライブ法を実行するか否かを指定する信号を出力する。
次に、図3に示す液晶駆動装置の動作を説明する。MPU1がオーバードライブ法を実行することを制御信号で指定している場合には、各ブロックは以下の動作をする。信号源22は1フレーム毎に1画面分の画像データを出力する。画像データは、フレームメモリ3と比較・補正回路42とに入力される。フレームメモリ3は、入力された画像データを、1フレームの間記憶し、1フレーム前の画像データを出力する。比較・補正回路42には、1フレーム前の画像データがフレームメモリ3から入力され、現在の画像データが信号源22から入力される。そして、比較・補正回路42は、実施の形態1の場合と同様に動作し、現在の画像データに補正データを足した値を、補正された画像データとしてソースドライバに出力する。ソースドライバは、比較・補正回路42が出力した画像データに応じた電圧を液晶表示パネルに供給する。このようにオーバードライブ法を実行することによって、オーバードライブ法を実行しない場合に比べて、応答速度を高速化することができる。
MPU1がオーバードライブ法を実行しないことを制御信号で指定している場合には、各ブロックは以下の動作をする。信号源22は、画像データの出力を停止する。画像データの出力を停止させるには、例えば、信号源22から画像データを出力するためのクロック信号を停止させればよい。その結果、フレームメモリ3には、最後に書き込まれた画像データが保持される。比較・補正回路42は、1フレーム毎に、フレームメモリ3から画像データを読み出し、画像データを、そのままソースドライバに出力する。従って、信号源22の動作、フレームメモリ3への画像データの書き込み、および比較・補正回路42における比較処理はなされないので、消費電力を低減することができる。
この実施の形態でも、MPU1は、例えば、動画表示が行われる期間ではオーバードライブ法を実行することを制御信号で指定し、静止画表示が行われる期間ではオーバードライブ法を実行しないことを制御信号で指定する。また、実施の形態1の場合と同様に、オーバードライブ法を実行しているときと、オーバードライブ法を実行していないときとで、1フレームの期間を変更してもよい。例えば、オーバードライブ法を実行しているときには、信号源22から出力される画像データのフレーム周波数を60Hzとし、オーバードライブ法を実行していないときには、比較・補正回路42がフレームメモリ3から画像データを読み出すフレーム周波数を45Hzなどとすることで、静止画表示時の消費電力をさらに低減することができる。
逆に、静止画表示時には、フリッカなどの表示不具合が目立ちやすい場合もあるので、オーバードライブ法を実行しているときには、信号源22から出力される信号のフレーム周波数を60Hzとし、オーバードライブ法を実行しないときには、比較・補正回路42がフレームメモリ3から画像データを読み出すフレーム周波数を70Hzなどとすることで、静止画での表示品位を向上させることもできる。
なお、オーバードライブ法を実行しないときに、信号源22からフレームメモリ3に対して画像データを出力できるように構成してもよい。そのように構成することによって、オーバードライブ法を実行しない場合でも、フレームメモリ3の内容を書き換えることができる。
また、比較・補正回路42は、実施の形態1の場合と同様に、1画素ずつ順番に比較を行ってもよいし、数画素同時に比較を行うようしてもよい。また、1本のゲートライン上の画像データを同時に比較するように構成してもよい。
実施の形態2では、比較結果に応じて画像データを所定の画像データに変換する画像データ変換手段と、画像データ変換手段を動作させるか否かを示す選択信号に応じて、画像データ変換手段が変換した所定の画像データと記憶手段(フレームメモリ3に相当)に記憶されている画像データとのいずれかを選択する画像データ選択手段とは、比較・補正回路42で実現されている。また、記憶手段からの画像データの読み出し周期を長くする周期調整手段も、比較・補正回路42で実現されている。
上記の各実施の形態では、オーバードライブ法を実行しているときには、1画面分全ての画像データがフレームメモリ3に書き込まれたが、以下のようにしてもよい。すなわち、あらかじめ動画像を表示する特定の矩形領域を決めておく。そして信号源21,22から、矩形領域に表示される動画像の画像データのみを出力し、フレームメモリ3内の矩形領域に対応するメモリ領域に信号源21,22から入力される画像データを書き込む。
比較・補正回路41,42は、フレームメモリ3内の特定の矩形領域内のデータを読み出すときに、信号源21,22から入力された画像データと、フレームメモリ3から読み出された画像データとについてオーバードライブ法を適用する。また、フレームメモリ3内の特定の矩形領域外に相当する領域から画像データを読み出す場合には、フレームメモリ3からの画像データをそのままソースドライバに出力する。そのように構成した場合には、信号源21,22は、書き換えが必要な矩形領域の画像データのみを出力すればよい。よって、フレームメモリ3に画像を書き込む回数を、1画面分全てを書き込む場合に比べて少なくでき、消費電力をさらに低減することができる。
上記の各実施の形態では、動画像表示時には、オーバードライブ法により液晶の応答速度を向上させた良好な動画性能を得ることができるとともに、静止画表示時には、信号源21,22からの画像データの出力回数またはフレームメモリ3へのアクセス回数(書き込み回数および読み出し回数)を少なくすることによって消費電力を低減させることができる。
本発明は、例えば、携帯端末に搭載されるTFT液晶表示装置などを駆動する液晶駆動装置に好適に適用できる。
本発明の実施の形態1の液晶駆動装置における画像データの処理に関する部分を示すブロック図である。 オーバードライブ法を実現するためのLUTの構成例を示す説明図である 本発明の実施の形態2の液晶駆動装置における画像データの処理に関する部分を示すブロック図である。 オーバードライブ法を実行する液晶駆動装置における画像データの処理に関する部分を示すブロック図である。
符号の説明
1 MPU
21,22,23 信号源
3 フレームメモリ
41,42,43 比較・補正回路
5 切替部

Claims (4)

  1. 画像データ供給手段と、画像データを記憶する記憶手段と、画像データ変換手段とを有する液晶駆動装置において、
    前記画像データ変換手段を動作させるか否かを示す選択信号が動作させることを示している場合に、前記記憶手段に記憶されている画像データと前記画像データ供給手段から供給される画像データとを比較し、比較結果に応じて画像データを所定の画像データに変換する画像データ変換手段と、
    前記選択信号が前記画像データ変換手段を動作させないことを示している場合に、前記画像データ供給手段から前記記憶手段への画像データの書き込みを禁止する書き込み禁止手段と、
    前記選択信号に応じて、前記画像データ変換手段が変換する所定の画像データと、前記画像データ供給手段から供給される画像データとのいずれかを選択する画像データ選択手段と、
    前記画像データ選択手段が選択した画像データに応じた電圧を液晶パネルに供給する液晶駆動手段と
    を備えたことを特徴とする液晶駆動装置。
  2. 選択信号が画像データ変換手段を動作させないことを示している場合に、画像データ供給手段からの画像データの供給周期を、前記選択信号が前記画像データ変換手段を動作させることを示している場合に比べて長くする周期調整手段を備えた
    請求項1記載の液晶駆動装置。
  3. 画像データ供給手段と、画像データを記憶する記憶手段と、画像データ変換手段とを有する液晶駆動装置において、
    前記画像データ変換手段を動作させるか否かを示す選択信号が動作させることを示している場合に、前記記憶手段に記憶されている画像データと前記画像データ供給手段から供給される画像データとを比較し、比較結果に応じて画像データを所定の画像データに変換する画像データ変換手段と、
    前記選択信号に応じて、前記画像データ変換手段が変換した所定の画像データと、前記記憶手段に記憶されている画像データであってそこから読み出される画像データとのいずれかを選択する画像データ選択手段と、
    前記画像データ選択手段が選択した画像データに応じた電圧を液晶パネルに供給する液晶駆動手段と
    を備えたことを特徴とする液晶駆動装置。
  4. 選択信号が画像データ変換手段を動作させないことを示している場合に、記憶手段からの画像データの読み出し周期を、前記選択信号が前記画像データ変換手段を動作させることを示している場合に比べて長くする周期調整手段を備えた
    請求項3記載の液晶駆動装置。
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