JP2005241186A - エジェクタサイクル - Google Patents

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Abstract

【課題】 気液分離器の液相冷媒流れ下流側に複数の蒸発器を有するエジェクタサイクルにおいて、サイクルの設置時にサイクル効率が低減することの防止を目的とする。
【解決手段】 圧縮機11、放熱器12、エジェクタ13、および気液分離器14を冷媒が循環し、気液分離器14の液相冷媒流れ下流側に冷蔵蒸発器17および冷凍蒸発器19を有するエジェクタサイクルにおいて、最上方に冷凍蒸発器19、最下方に冷蔵蒸発器17、2つの蒸発器17、19の間の位置にエジェクタ13および気液分離器14を配置する。さらに、エジェクタ13と気液分離器14をほぼ同一の高さに配置し、気液分離器14から冷凍蒸発器19へ冷媒が流れる冷凍冷媒通路16に第1減圧器18を配置する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、流体を減圧する減圧手段であるとともに、高速で噴出する作動流体の巻き込み作用によって流体輸送を行う運動量輸送式ポンプであるエジェクタ(JIS Z 8126 番号2.1.2.3等参照)を有するエジェクタサイクルに関する。
本出願人は、特願2002−365319号の出願(以下先願例と称す)において、ほぼ図1と同構成のエジェクタサイクルを提案している。これによると、気液分離器14で分離した液相冷媒は、気液分離器14の冷媒流れ下流側で第1通路15と第2通路16に分岐する。そして、第1通路15には冷却対象空間が冷蔵庫である冷蔵用蒸発器17が配置されており、第2通路16には冷却対象空間が冷凍庫である冷凍用蒸発器19が配置されている。
これにより、エジェクタ13を使用したことでサイクル効率が向上したエジェクタサイクルにおいて、冷蔵庫、冷凍庫の2つの冷却対象空間を冷却することができる。
しかし、先願例では、エジェクタ13、気液分離器14、冷蔵用蒸発器17、および冷凍用蒸発器19のエジェクタサイクル設置時における上下の位置関係については記載されていない。そこで、本発明者らはエジェクタ13、気液分離器14、冷蔵用蒸発器17、および冷凍用蒸発器19の実装時の位置関係について検討し、位置関係によっては以下の問題が発生することを確認した。
第一の問題点は、図7のようにエジェクタ13がすべての蒸発器17、19よりも上方、つまり最上方に配置された場合に発生する。この時、エジェクタ13よりも下側に位置する蒸発器17、19から流出する気相冷媒は、蒸発器の流出口とエジェクタ13の流入口13aとの高低差ΔH1分の位置エネルギを損失してしまう。なお、図中の上下はエジェクタサイクルの設置状態における上下方向を示している。
第二の問題点は、図8のように気液分離器14がエジェクタ13よりも上方に配置された場合に発生する。エジェクタ13のディフューザ部13bから流出する冷媒は、ディフューザ部13bと気液分離器14の流入口との高低差ΔH2分の位置エネルギを損失してしまう。
第三の問題点は、図9のように冷凍、冷凍蒸発器17、19のいずれか一方、または両方が気液分離器14よりも上方に配置された場合に発生する。気液分離器14から流出する冷媒は、冷媒が蒸発器17、19の流入口と気液分離器14の液冷媒流出口との高低差ΔH3分の位置エネルギを損失してしまう。流出する冷媒は、冷媒密度の高い液相冷媒であるためこの位置エネルギの損失は特に大きくなる。
これらの問題点により、サイクル内を循環する冷媒のエネルギが失われ、エジェクタ13を使用したことによるサイクル効率の向上効果が低減してしまう。
本発明は、上記点に鑑み、気液分離器の液相冷媒流れ下流側に複数の蒸発器を有するエジェクタサイクルにおいて、サイクルの設置時にサイクル効率が低減することの防止を目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明では、エジェクタサイクルにおいて、圧縮機(11)にて圧縮された高圧冷媒を放冷する放熱器(12)と、放熱器(12)から流出した高圧冷媒を減圧加速するノズル(13a)を有し、ノズル(13a)から噴射される高速冷媒流の巻き込み作用により、気相冷媒を吸引するエジェクタ(13)と、エジェクタ(13)から流出する冷媒を気相と液相とに分離する気液分離器(14)と、気液分離器(14)の液相冷媒が流入する複数の蒸発器(17、19)とを備え、
液相冷媒は、複数の蒸発器(17、19)で蒸発して気相となりエジェクタ(13)に吸引されるようになっており、
複数の蒸発器(17、19)のうち最も上方に位置する蒸発器(17、19)と、複数の蒸発器(17、19)のうち最も下方に位置する蒸発器(17、19)との間の位置に、エジェクタ(13)および気液分離器(14)を配置し、
気液分離器(14)から気液分離器(14)よりも上方に位置する蒸発器(17、19)へ向かう冷媒通路に、冷媒の通路面積を絞る絞り手段(18、20)を備えたことを特徴としている。
これによると、エジェクタ(13)および気液分離器(14)を複数の蒸発器(17、19)のうち最も上方に位置する蒸発器(17、19)と、複数の蒸発器(17、19)のうち最も下方に位置する蒸発器(17、19)との間の位置に配置している。このため、図8のようにエジェクタ(13)と気液分離器(14)との間に蒸発器(17、19)が配置される場合に比べて、エジェクタ(13)と気液分離器(14)との高低差が小さくなり、冷媒のエネルギ損失、つまり第二の問題点が軽減される。
また、エジェクタ(13)を最上方と最下方の蒸発器(17、19)の間に配置したため、エジェクタ(13)を最上方に配置した場合、つまり図7の第一の問題が発生する配置に比べて、エジェクタ(13)の下方の蒸発器(17、19)とエジェクタ(13)との高低差を小さくすることができる。これにより、下方の蒸発器(17、19)から流出する気相冷媒がエジェクタ(13)に吸引されるまでに損失するエネルギを減少することができる。つまり、第一の問題点を軽減することができる。
さらに、気液分離器(14)から気液分離器(14)よりも上方に位置する蒸発器(17、19)へ向かう冷媒通路に、冷媒の通路面積を絞る絞り手段(18、20)を備えたため、密度の高い液相冷媒を密度の小さい気液2相冷媒にすることができる。つまり、密度の小さい2相冷媒が上方に位置する蒸発器(17、19)に流入するため、液相冷媒が蒸発器(17、19)に流入する場合に比べて冷媒が損失するエネルギを減少することができる。つまり、図9の配置で発生する第三の問題点を軽減することができる。
これらが相まって、エジェクタサイクルの設置によるサイクル内の冷媒のエネルギ損失を軽減でき、エジェクタ(13)を使用したことによるサイクル効率の向上効果を充分に発揮させることができる。
また、請求項2に記載の発明では、エジェクタサイクルにおいて、圧縮機(11)にて圧縮された高圧冷媒を放冷する放熱器(12)と、放熱器(12)から流出した高圧冷媒を減圧加速するノズル(13a)を有し、ノズル(13a)から噴射される高速冷媒流の巻き込み作用により、気相冷媒を吸引するエジェクタ(13)と、エジェクタ(13)から流出する冷媒を気相と液相とに分離する気液分離器(14)と、気液分離器(14)の液相冷媒が流入する複数の蒸発器(17、19)とを備え、
液相冷媒は、複数の蒸発器(17、19)で蒸発して気相となりエジェクタ(13)に吸引されるようになっており、
さらに複数の蒸発器(17、19)のうち最も下方に位置する蒸発器(17、19)よりも下方の位置に、エジェクタ(13)および気液分離器(14)を配置し、
気液分離器(14)から複数の蒸発器(17、19)へ向かう各冷媒通路に、冷媒の通路面積を絞る絞り手段(18、20)を備えたことを特徴としている。
これによると、エジェクタ(13)および気液分離器(14)を最も下方に位置する蒸発器(17、19)よりも下方の位置に配置している。このため、図8のようにエジェクタ(13)と気液分離器(14)との間に蒸発器が配置される場合に比べて、エジェクタ(13)と気液分離器(14)との高低差が小さくなり、冷媒のエネルギ損失、つまり第二の問題点が軽減される。
また、エジェクタ(13)を最下方の蒸発器(17、19)よりも下方に配置したため、蒸発器(17、19)から流出する冷媒は下方へ流れる。したがって、蒸発器(17、19)から流出してエジェクタ(13)に吸引される冷媒は、エネルギを損失しない。つまり、図7の第一の問題点は発生しない。
さらに、気液分離器(14)から気液分離器(14)よりも上方に位置する蒸発器(17、19)へ向かう各冷媒通路に、冷媒の通路面積を絞る絞り手段(18、20)を備えたため、密度の高い液相冷媒を密度の小さい気液2相冷媒にすることができる。つまり、密度の小さい2相冷媒が上方に位置する蒸発器(17、19)に流入するため、液相冷媒が蒸発器(17、19)に流入する場合に比べて冷媒が損失するエネルギを減少することができる。つまり、図9の配置で発生する第三の問題点を軽減することができる。
これらが相まって、エジェクタサイクルの設置によるサイクル内の冷媒のエネルギ損失を軽減でき、エジェクタ(13)を使用したことによるサイクル効率の向上効果を充分に発揮させることができる。
また、請求項3に記載の発明では、エジェクタサイクルにおいて、圧縮機(11)にて圧縮された高圧冷媒を放冷する放熱器(12)と、放熱器(12)から流出した高圧冷媒を減圧加速するノズル(13a)を有し、ノズル(13a)から噴射される高速冷媒流の巻き込み作用により、気相冷媒を吸引するエジェクタ(13)と、エジェクタ(13)から流出する冷媒を気相と液相とに分離する気液分離器(14)と、気液分離器(14)の液相冷媒が流入する複数の蒸発器(17、19)とを備え、
液相冷媒は、複数の蒸発器(17、19)で蒸発して気相となりエジェタ(13)に吸引されるようになっており、
設置状態において、複数の蒸発器(17、19)のうち最も上方に位置する蒸発器(17、19)と、複数の蒸発器(17、19)のうち最も下方に位置する蒸発器(17、19)との間の位置にエジェクタ(13)を配置し、さらに複数の蒸発器(17、19)のうち最も下方に位置する蒸発器(17、19)よりも下方の位置に気液分離器(14)を配置し、
気液分離器(14)から複数の蒸発器(17、19)へ向かう各冷媒通路に、冷媒の通路面積を絞る絞り手段(18、20)を備えたことを特徴としている。
これによると、設置状態において、気液分離器(14)をエジェクタ(13)よりも下方に配置したため、エジェクタ(13)から流出する冷媒は下方の気液分離器(14)へ流れる。したがって、エジェクタ(13)から流出する冷媒は気液分離器(14)に流入するまでにエネルギを損失しない。つまり、第二の問題点は発生しない。
また、エジェクタ(13)を最上方と最下方の蒸発器(17、19)の間に配置したため、エジェクタ(13)を最上方に配置した場合、つまり図7の第一の問題が発生する配置に比べて、エジェクタ(13)の下方の蒸発器(17、19)とエジェクタ(13)との高低差を小さくすることができる。これにより、下方の蒸発器(17、19)から流出する冷媒がエジェクタ(13)に吸引されるまでに損失するエネルギを減少することができる。つまり、第一の問題点を軽減することができる。
さらに、気液分離器(14)から気液分離器(14)よりも上方に位置する蒸発器(17、19)へ向かう各冷媒通路に、冷媒の通路面積を絞る絞り手段(18、20)を備えたため、密度の高い液相冷媒を密度の小さい気液2相冷媒にすることができる。つまり、密度の小さい2相冷媒が上方に位置する蒸発器(17、19)に流入するため、液相冷媒が蒸発器(17、19)に流入する場合に比べて冷媒が損失するエネルギを減少することができる。つまり、図9の配置で発生する第三の問題点を軽減することができる。
これらが相まって、エジェクタサイクルの設置によるサイクル内の冷媒のエネルギ損失を軽減でき、エジェクタ(13)を使用したことによるサイクル効率の向上効果を充分に発揮させることができる。
また、請求項4に記載の発明のように、請求項1または2に記載のエジェクタサイクルにおいて、エジェクタ(13)および気液分離器(14)を略同一高さに配置すれば、エジェクタ(13)と気液分離器(14)の高低差に起因するエネルギ損失を低減することができる。
また、請求項5に記載の発明のように、請求項1ないし4のいずれか1つのエジェクタサイクルにおいて、冷媒としてHFC系冷媒、HC系冷媒、二酸化炭素のいずれか1つを使用してもよい。
ここでHFC(ハイドロ・フルオロ・カーボン)系冷媒とは、水素、フッ素、炭素を含む化学物質であり分子中に塩素を含まないため、オゾン層を破壊しないいわゆる代替フロンのことである。このHFC系冷媒には、R134a、R404aなどがある。
また、HC(炭化水素)系冷媒とは、水素、炭素を含み、自然界に存在する冷媒物質のことである。このHC系冷媒には、R600a(イソブタン)、R290(プロパン)などがある。
なお、上記各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
(第1実施形態)
図1は、本発明を冷凍サイクルに適用した第1実施形態の模式図を示しており、冷却対象空間は冷蔵庫および冷凍庫である。図1中、11は冷媒を吸入圧縮する圧縮機11である。この圧縮機11で高圧状態となった冷媒は放熱器12に流入する。放熱器12では冷媒が室外空気へ放熱する、言い換えると冷媒が室外空気により冷却される。
冷却された冷媒は、エジェクタ13に流入する。エジェクタ13は周知のものと同構成であり、冷媒を減圧するノズル部13aと、ノズル部13aの冷媒流れ下流側に配置され、後述の蒸発器17、19からの気相冷媒が吸引(循環)される流入口13cと、冷媒の通路面積が徐々に大きくなっていくディフューザ部13bとに大別できる。
エジェクタ13は放熱器12から流出する冷媒をノズル部13aで減圧膨張させて後述の蒸発器17、19にて蒸発した気相冷媒を吸引するとともに、ディフューザ部13bで膨張エネルギを圧力エネルギに変換して圧縮機11の吸入圧を上昇させている。
エジェクタ13から流出した冷媒は、気液分離器14に流入する。気液分離器14では、流入した冷媒を気相冷媒と液相冷媒とに分離して冷媒を蓄えており、分離された気相冷媒は圧縮機11に吸引されて再び圧縮され、一方、分離された液相冷媒は気液分離器14の冷媒流れ下流側で冷蔵冷媒通路15と冷凍冷媒通路16に分岐する。この冷蔵冷媒通路15には冷却対象空間が冷蔵庫である冷蔵用蒸発器17が配置されており、冷凍冷媒通路16には冷却対象空間が冷凍庫である冷凍用蒸発器19が配置されている。
冷蔵、冷凍蒸発器17、19は、液相冷媒が空間内に吹き出す空気と熱交換して蒸発することにより冷房能力を発揮するものである。なお、気液分離器14と冷凍蒸発器19との間に配置される第1減圧器18は、気液分離器14から冷凍蒸発器19側に吸引される液相冷媒を減圧する絞り(減圧)手段である。
次に、図2を使用して各構成要素の設置時における位置関係について説明する。図中の上下方向は設置時における方向である。本実施形態では、冷蔵用蒸発器19が最も上方に設置されている。次にエジェクタ13および気液分離器14がほぼ同一の高さに配置されている。そして最下方には、冷凍蒸発器17が配置されている。
なお、各構成要素の上下関係の基準部位は、エジェクタ13が流入口13cである。ただし、一般的なエジェクタ13の流入口13cはディフューザ部13bを経た冷媒流出位置とほぼ同一の高さである。また、気液分離器14は液冷媒の流出口である。一般的な気液分離器14の液冷媒流出口は、気液分離器14の最下部に位置している。そして、蒸発器17、19の基準位置は冷媒の流出口である。一般的な蒸発器17、19は冷媒流入口の方が冷媒流出口よりも下方に位置している。
したがって、本実施形態では図2中の領域Hがエジェクタ13および気液分離器14の配置可能範囲となる。
さらに、上記構成において本実施形態の作動を説明すると、圧縮機11が起動すると、気液分離器14から気相冷媒が圧縮機11に吸入され、圧縮された冷媒が放熱器12に吐出される。そして、放熱器12にて空気で冷却された冷媒は、エジェクタ13のノズル部13aに流入する。この時、冷媒は絞り部により通路面積を絞られることにより減圧膨張される。言い換えると、その圧力エネルギが速度エネルギに変換されている。
ノズル部13aを通過した冷媒は噴出口から高速度で噴出する。この時、蒸発器17、19で気相となった冷媒が、高速度の噴出流により流入口13cから吸引される。噴出口から噴出した冷媒と流入口13cから吸引された気相冷媒は混合部で混合しながらディフューザ部13bへ流れる。そして、ディフューザ部13bで冷媒の動圧が静圧に変換されて気液分離器14へ流出する。
一方、エジェクタ13により蒸発器17、19内の冷媒が吸引されるため、蒸発器17、19には気液分離器14から液相冷媒が流入する。冷蔵蒸発器17に流入した冷媒は冷蔵空間へ流れる空気から吸熱して蒸発し、冷凍蒸発器19に流入した冷媒は冷凍空間へ流れる空気から吸熱して蒸発する。なお、気液分離器14から上方に位置する冷凍蒸発器19へ向かう冷媒は、冷凍冷媒通路16の第1減圧器18で減圧されて、気液2相状態となっている。
次に、第1実施形態による作用効果を述べると、(1)気液分離器14から気液分離器14よりも上方に位置する冷凍蒸発器19へ向かう冷凍冷媒通路16に第1減圧器18を備えたため、密度の高い液相冷媒を密度の小さい気液2相冷媒にすることができる。
ところで、第1減圧器(絞り手段)18の開度を変化させると気液分離器14の液冷媒流出口から冷凍蒸発器19流入口までに冷媒が損失するエネルギは図3のようになる。第1減圧器18が全開の時には、冷媒は密度の高い液相のままなので気液分離器14と冷凍蒸発器19の流入口との高低差の位置エネルギを損失する(図3中領域A)。
第1減圧器18の開度を小さくしていくと液相冷媒は、気相冷媒が混ざった気液2相状態となる。この状態の冷媒は、液相冷媒に比べて密度が小さくなるばかりでなく、冷凍冷媒通路16内での管摩擦も低減するため、冷媒が損失するエネルギが小さくなる(図3中領域B)。さらに第1減圧器18の開度を小さくしていくと、2相冷媒は気相冷媒の割合が多くなっていき、管摩擦による損失が大きくなる(図3中領域C)。そして、さらに第1減圧器18の開度を小さくしていくと、冷媒は気相冷媒となるが冷媒通路が急縮小するため、冷媒の運動エネルギの損失が大きくなってしまう(図3中領域D)。
本実施形態では、領域Bの範囲となるように第1減圧器18の絞り開度を決定しているため、冷媒の密度を小さくできるとともに冷凍冷媒通路16内での管摩擦を低減できる。したがって、図9のように液相冷媒が冷凍蒸発器19に流入する場合(図3中領域Aに相当)に比べて冷媒が損失するエネルギを小さくすることができる。つまり、図9の配置で発生する第三の問題点を軽減することができる。
(2)また、エジェクタ13を冷凍蒸発器19と冷蔵蒸発器17の間に配置したため、エジェクタ13を最上方に配置した場合、つまり図7の第一の問題が発生する配置に比べて、エジェクタ13の下方の蒸発器17、19とエジェクタ13との高低差を小さくすることができる。これにより、冷蔵蒸発器17から流出する気相冷媒がエジェクタ13に吸引されるまでに損失するエネルギを減少することができる。つまり、第一の問題点を軽減することができる。
なお、蒸発器が2つの場合である図2と図7を比較すると、図7ではエジェクタ13と冷蔵蒸発器17との高低差がΔH1であるのに対し、図2ではΔH1’となり高低差が小さくなっている。
(3)本実施形態では、エジェクタ13および気液分離器14を略同一高さに配置したため、エジェクタ13と気液分離器14との高低差に起因する冷媒のエネルギ損失、つまり図8の配置で発生する第二の問題点は無い。
これら(1)〜(3)の効果が相まって、エジェクタサイクルの設置によるサイクル内の冷媒のエネルギ損失を軽減できる。
(4)当然に冷媒減圧手段および冷媒輸送手段として、エジェクタ13を使用したために従来の減圧手段で生じていた渦による冷媒の運動エネルギの損失を軽減することができる。また、ディフューザ部13bで冷媒を昇圧して圧縮機11の吸入圧力を上昇させているため、圧縮機11の駆動動力を少なくできる。これらにより、サイクルの効率を向上させることができる。
(第2実施形態)
第1実施形態では、上下方向において冷凍蒸発器19と冷蔵蒸発器17の間に部位にエジェクタ13および気液分離器14を配置した例を示したが、図5に示す第2実施形態では、エジェクタ13および気液分離器14が最下方に配置されている。
第2実施形態のエジェクタサイクルは図4のように第1実施形態とほぼ同様であるが冷蔵冷媒通路15に第2減圧器20が配置されている。そして、図5に示すように各構成要素の設置時における位置関係は、エジェクタ13および気液分離器14がほぼ同一の高さに配置されており、その上方に冷蔵蒸発器17、さらにその上方に冷凍蒸発器19が配置されている。
なお、本実施形態では冷凍冷媒通路16の第2減圧器20の絞り開度の方が、冷蔵冷媒通路15の第1減圧器15の絞り開度よりも小さくなっており、より冷媒が低圧となるようになっている。つまり、冷媒がより低い温度で蒸発するため冷凍能力が大きくなる。
これによると、エジェクタ13が冷蔵、冷凍蒸発器17、19よりも下方に配置されているため、冷蔵、冷凍蒸発器17、19から流出する冷媒は下方へ流れる。したがって、冷蔵、冷凍蒸発器17、19から流出してエジェクタ13に吸引される冷媒は、エネルギを損失しない。つまり、図7の第一の問題点は発生しない。
さらに、気液分離器14から気液分離器14よりも上方に位置する冷蔵、冷凍蒸発器17、19へ向かう冷蔵冷媒通路15および冷凍冷媒通路16に、冷媒の通路面積を絞る第1、第2減圧器18、20を配置した。したがって、第1実施形態の作用効果(1)と同様の理由により、冷媒が損失するエネルギを小さくすることができ、図9の配置で発生する第三の問題点を軽減することができる。
なお、本実施形態においても、第1実施形態で述べた作用効果(3)、(4)を発揮できる。
(第3実施形態)
本実施形態は第2実施形態と同様(図4)のエジェクタサイクルであるが、各構成要素の配置が異なる。図6に示すように本実施形態の設置状態における上下関係は、最上方が冷凍蒸発器19、その下方にエジェクタ13、さらにその下方に冷蔵蒸発器17が配置されており、最下方には気液分離器14が配置されている。
なお、本実施形態でも冷凍冷媒通路16の第2減圧器20の絞り開度の方が、冷蔵冷媒通路15の第1減圧器15の絞り開度よりも小さくなっており、より冷媒が低圧となるようになっている。つまり、冷媒がより低い温度で蒸発するため冷凍能力が大きくなる。
これによると、設置状態において、気液分離器14をエジェクタ13よりも下方に配置したため、エジェクタ13から流出する冷媒は下方の気液分離器14へ流れる。したがって、エジェクタ13から流出する冷媒は気液分離器14に流入するまでにエネルギを損失しない。つまり、図8の第二の問題点は発生しない。
さらに、気液分離器14から気液分離器14よりも上方に位置する冷蔵、冷凍蒸発器17、19へ向かう冷蔵冷媒通路15および冷凍冷媒通路16に、冷媒の通路面積を絞る第1、第2減圧器18、20を配置した。したがって、第1実施形態の作用効果(1)と同様の理由により、冷媒が損失するエネルギを小さくすることができ、図9の配置で発生する第三の問題点を軽減することができる。
なお、本実施形態においても、第1実施形態で述べた作用効果(2)、(4)を発揮できる。
(他の実施形態)
上述の第1〜第3実施形態では、エジェクタサイクルを循環する冷媒の種類について言及していないが、冷媒として使用できる物質、例えばCFC系冷媒、HCFC系冷媒、HFC系冷媒、HC系冷媒、二酸化炭素、その他の自然冷媒など種々適用可能である。
また、上述の第1〜第3実施形態では、冷却対象空間が冷蔵庫と冷凍庫の例を示したが、冷却対象空間はこれに限られるものでなく室内などでもよい。当然に室内と冷凍庫のように組み合わせは自由である。また、エジェクタサイクルを車両に搭載して車室内を冷却するものであってもよい。
また、上述の第1実施形態でも冷蔵冷媒通路15に減圧器を配置すれば、冷蔵蒸発器17をエジェクタ13および気液分離器14の上方に配置することができる。また、第2、第3実施形態では冷凍蒸発器19が冷蔵蒸発器17よりも上方に位置する例を示したが、冷蔵蒸発器17が冷凍蒸発器19よりも上方に位置してもよいのは当然である。
また、第1、第2減圧器15、20は絞り開度が一定の固定絞りであってもよいし、絞り開度を可変できる可変絞りのどちらでもよい。
また、上述の第1、第2実施形態では、エジェクタ13と気液分離器14がほぼ同一高さでエジェクタ13から流出する冷媒が高低差なく気液分離器14に流入する例を示した。しかし、エジェクタ13と気液分離器14の配置関係はこれに限定されるものではない。なお、エジェクタ13と気液分離器14に高低差が生じる場合は、気液分離器14をエジェクタ13の下方に配置する方が望ましい。
また、上述の第2、第3実施形態では、冷蔵冷媒通路15と冷凍冷媒通路16にそれぞれ減圧器18、20を配置した例を示したが、2つの冷却対象空間の冷却目標温度がほぼ同一であれば、気液分離器14の液相冷媒流れ下流で冷蔵冷媒通路15と冷凍冷媒通路16に分岐前の通路に減圧器を1つ配置する構成であってもよい。
本発明を冷凍冷蔵庫の冷凍サイクルに適用した第1実施形態を示す模式図であり、先願例の説明にも使用した図である。 第1実施形態におけるエジェクタサイクルの構成要素の配置位置を示す模式図である。 絞り手段の開度と、気液分離器流出口から蒸発器流入口までにおける冷媒のエネルギ損失との関係を示す図である。 本発明の第2実施形態に係る冷凍冷蔵庫の冷凍サイクルを示す模式図である。 第2実施形態におけるエジェクタサイクルの構成要素の配置位置を示す模式図である。 第3実施形態におけるエジェクタサイクルの構成要素の配置位置を示す模式図である。 エジェクタサイクルの構成要素の配置位置による第一の問題点を示す模式図である。 エジェクタサイクルの構成要素の配置位置による第二の問題点を示す模式図である。 エジェクタサイクルの構成要素の配置位置による第三の問題点を示す模式図である。
符号の説明
11…圧縮機、12…放熱器、13…エジェクタ、13a…ノズル、14…気液分離器、
17…冷蔵蒸発器(複数の蒸発器)、18…第1減圧器(絞り手段)、
19…冷凍蒸発器(複数の蒸発器)、20…第2減圧器(絞り手段)。

Claims (5)

  1. 圧縮機(11)にて圧縮された高圧冷媒を放冷する放熱器(12)と、
    前記放熱器(12)から流出した前記高圧冷媒を減圧加速するノズル(13a)を有し、前記ノズル(13a)から噴射される高速冷媒流の巻き込み作用により、気相冷媒を吸引するエジェクタ(13)と、
    前記エジェクタ(13)から流出する冷媒を気相と液相とに分離する気液分離器(14)と、
    前記気液分離器(14)の液相冷媒が流入する複数の蒸発器(17、19)とを備え、
    前記液相冷媒は、前記複数の蒸発器(17、19)で蒸発して気相となり前記エジェクタ(13)に吸引されるようになっており、
    前記複数の蒸発器(17、19)のうち最も上方に位置する蒸発器(17、19)と、前記複数の蒸発器(17、19)のうち最も下方に位置する蒸発器(17、19)との間の位置に、前記エジェクタ(13)および前記気液分離器(14)を配置し、
    前記気液分離器(14)から前記気液分離器(14)よりも上方に位置する蒸発器(17、19)へ向かう冷媒通路に、冷媒の通路面積を絞る絞り手段(18、20)を備えたことを特徴とするエジェクタサイクル。
  2. 圧縮機(11)にて圧縮された高圧冷媒を放冷する放熱器(12)と、
    前記放熱器(12)から流出した前記高圧冷媒を減圧加速するノズル(13a)を有し、前記ノズル(13a)から噴射される高速冷媒流の巻き込み作用により、気相冷媒を吸引するエジェクタ(13)と、
    前記エジェクタ(13)から流出する冷媒を気相と液相とに分離する気液分離器(14)と、
    前記気液分離器(14)の液相冷媒が流入する複数の蒸発器(17、19)とを備え、
    前記液相冷媒は、前記複数の蒸発器(17、19)で蒸発して気相となり前記エジェクタ(13)に吸引されるようになっており、
    前記複数の蒸発器(17、19)のうち最も下方に位置する蒸発器(17、19)よりも下方の位置に、前記エジェクタ(13)および前記気液分離器(14)を配置し、
    前記気液分離器(14)から前記複数の蒸発器(17、19)へ向かう各冷媒通路に、冷媒の通路面積を絞る絞り手段(18、20)を備えたことを特徴とするエジェクタサイクル。
  3. 圧縮機(11)にて圧縮された高圧冷媒を放冷する放熱器(12)と、
    前記放熱器(12)から流出した前記高圧冷媒を減圧加速するノズル(13a)を有し、前記ノズル(13a)から噴射される高速冷媒流の巻き込み作用により、気相冷媒を吸引するエジェクタ(13)と、
    前記エジェクタ(13)から流出する冷媒を気相と液相とに分離する気液分離器(14)と、
    前記気液分離器(14)の液相冷媒が流入する複数の蒸発器(17、19)とを備え、
    前記液相冷媒は、前記複数の蒸発器(17、19)で蒸発して気相となり前記エジェタ(13)に吸引されるようになっており、
    設置状態において、前記複数の蒸発器(17、19)のうち最も上方に位置する蒸発器(17、19)と、前記複数の蒸発器(17、19)のうち最も下方に位置する蒸発器(17、19)との間の位置に前記エジェクタ(13)を配置し、
    さらに、前記複数の蒸発器(17、19)のうち最も下方に位置する蒸発器(17、19)よりも下方の位置に前記気液分離器(14)を配置し、
    前記気液分離器(14)から前記複数の蒸発器(17、19)へ向かう各冷媒通路に、冷媒の通路面積を絞る絞り手段(18、20)を備えたことを特徴とするエジェクタサイクル。
  4. 前記エジェクタ(13)および前記気液分離器(14)を略同一高さに配置することを特徴とする請求項1または2に記載のエジェクタサイクル。
  5. 前記冷媒は、HFC系冷媒、HC系冷媒、二酸化炭素のいずれか1つであることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1つに記載のエジェクタサイクル。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2018523085A (ja) * 2015-08-14 2018-08-16 ダンフォス アクチ−セルスカブ 少なくとも2つの蒸発器群を有する蒸気圧縮システム
WO2022244619A1 (ja) * 2021-05-19 2022-11-24 パナソニックIpマネジメント株式会社 二段圧縮機を用いた冷却ユニット

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