JP2005241077A - 空気調和換気システム - Google Patents

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靖 吉田
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Abstract

【課題】建物内の全換気を行う熱交換形の換気手段から屋外に排出する空気を利用して、給湯手段の貯湯運転又は空調手段の冷暖房運転の省エネルギーを行う。
【解決手段】建物内の全換気を行う熱交換形の換気手段17から屋外に排出する空気の温度が屋外の空気温度以上の時、貯湯運転中の給湯手段1又は暖房運転中の空調手段28のヒートポンプユニットに供給し、屋外に排出する空気の温度が屋外の空気温度以下の時、冷房運転中の空調手段28のヒートポンプユニットに供給して、貯湯運転又は冷暖房運転での消費電力を節約できるものである。
【選択図】 図4

Description

本発明は、建物の空気調和換気システムで、特に高気密高断熱住宅に於ける空気調和換気システムに関するものである。
従来よりこの種のものに於いては、冷暖房の効率化、省エネルギー化のために、気密シート等の気密用部材で建物を覆って気密性を高め、更に建物の内側又は外側を断熱材で覆って断熱性を高める構造の建物が現在主流となってきた。
このように機密性及び断熱性の高い建物は、自然換気はほとんど無いため、換気装置を動作させて24時間換気を行う計画換気を行うもので、更にその建物内の空気全体の換気を1台の換気装置で集中して行うものが多くなっている(例えば特許文献1参照)。
特開平10−325565号公報
そして前記換気装置として、室内空気と外気とを入れ替えて換気を行う時、夏は冷房により室内空気の方が外気よりも温度が低く、冬は逆に暖房により室内空気の方が外気よりも温度が高いので、単に外気をそのまま室内に給気すると夏は室内温度が上昇し、冬は室内温度が下降してしまうため、換気装置内で排気する室内空気と給気する外気とで熱交換を行い、給気する外気を室内空気の温度に近づけてから室内に給気することにより、換気による冷暖房の低下を防止する熱交換形換気装置が用いられるものであった。(例えば特許文献2参照)
特開平09−210421号公報
ところで、この従来のものでは、熱交換形換気装置により換気装置内で排気する室内空気と給気する外気とで熱交換を行っても100%熱交換できず、夏に排気する室内空気の温度は外気よりも低く、冬は逆に排気する室内空気の温度は外気よりも高く、その温度差の分だけエネルギーをロスしていた。
本発明は上記課題を解決し、外気に比べて温度差のある排気される室内空気を再利用することによりエネルギーのロスを小さくした、より省エネルギーを図った空気調和換気システムを提供するものである。
この発明はこの点に着目し上記課題を解決するため、請求項1では特にその構成を、排気する室内空気と給気する外気とで熱交換した後、室内空気を排気し外気を給気する換気手段と、ヒートポンプユニットにより給湯を行う給湯手段とを備えた空気調和換気システムにおいて、前記換気手段から排出する室内の空気温度が屋外の空気温度以上の時に給湯手段が貯湯運転をしている場合、換気手段から排出する室内の空気を運転している給湯手段のヒートポンプユニットに供給するものである。
又本発明の請求項2に係る空気調和換気システムでは、特にその構成を、排気する室内空気と給気する外気とで熱交換した後、室内空気を排気し外気を給気する換気手段と、ヒートポンプユニットにより空調を行う空調手段とを備えた空気調和換気システムにおいて、前記換気手段から排出する室内の空気温度が屋外の空気温度以上の時に、空調手段が暖房運転をしている場合、換気手段から排出する室内の空気を運転している空調手段のヒートポンプユニットに供給し、換気手段から排出する室内の空気温度が屋外の空気温度以下の時に、空調手段が冷房運転をしている場合、換気手段から排出する室内の空気を運転している空調手段のヒートポンプユニットに供給するものである。
又本発明の請求項3に係る空気調和換気システムでは、特にその構成を、排気する室内空気と給気する外気とで熱交換した後、室内空気を排気し外気を給気する換気手段と、ヒートポンプユニットにより給湯を行う給湯手段と、ヒートポンプユニットにより空調を行う空調手段とを備えた空気調和換気システムにおいて、前記換気手段から排出する室内の空気温度が屋外の空気温度以上の時に、給湯手段が貯湯運転をしている又は空調手段が暖房運転をしている場合、換気手段から排出する室内の空気を、運転している給湯手段又は空調手段のヒートポンプユニットに供給し、換気手段から排出する室内の空気温度が屋外の空気温度以下の時に、空調手段が冷房運転をしている場合、換気手段から排出する室内の空気を運転している空調手段のヒートポンプユニットに供給するものである。
又本発明の請求項4に係る空気調和換気システムでは、特にその構成を請求項1又は3に於いて、前記給湯手段は、圧縮器と、水加熱用熱交換器と、膨張弁と、空気用熱交換器とにより冷凍サイクルを構成し、該冷凍サイクルの熱媒体として二酸化炭素を使用するものである。
この発明の請求項1によれば、排気する室内空気と給気する外気とで熱交換した後、室内空気を排気し外気を給気する換気手段と、ヒートポンプユニットにより給湯を行う給湯手段とを備えた空気調和換気システムにおいて、前記換気手段から排出する室内の空気温度が屋外の空気温度以上の時に給湯手段が貯湯運転をしている場合、換気手段から排出する室内の空気を運転している給湯手段のヒートポンプユニットに供給するものである。
これにより給湯手段が貯湯運転を行う場合、給湯用ヒートポンプユニットに吸入する屋外の空気に代わって、吸入する屋外の空気温度より温度が高い換気手段から屋外に排出する室内空気を給湯用ヒートポンプユニットに供給することで、吸入する空気と水とで熱交換する効率が屋外の空気を供給するより高くなり、その分給湯手段が貯湯運転することにより給湯用ヒートポンプユニットで消費する電力を少なくして。省エネルギーを図れるものである。
請求項2によれば、排気する室内空気と給気する外気とで熱交換した後、室内空気を排気し外気を給気する換気手段と、ヒートポンプユニットにより空調を行う空調手段とを備えた空気調和換気システムにおいて、前記換気手段から排出する室内の空気温度が屋外の空気温度以上の時に、空調手段が暖房運転をしている場合、換気手段から排出する室内の空気を運転している空調手段のヒートポンプユニットに供給し、換気手段から排出する室内の空気温度が屋外の空気温度以下の時に、空調手段が冷房運転をしている場合、換気手段から排出する室内の空気を運転している空調手段のヒートポンプユニットに供給するものである。
これにより空調手段が暖房運転を行う場合で換気手段から排出する室内の空気温度が屋外の空気温度以上の時、空調用ヒートポンプユニットに吸入する屋外の空気に代わって、吸入する屋外の空気温度より温度が高い換気手段から屋外に排出する室内空気を空調用ヒートポンプユニットに供給することで、空調用ヒートポンプユニットで熱交換する効率が屋外の空気を供給するより高くなり、その分空調手段が暖房運転することにより消費する電力を少なくして。省エネルギーを図れるものである。
又空調手段が冷房運転を行う場合で換気手段から排出する室内の空気温度が屋外の空気温度以下の時、空調用ヒートポンプユニットに吸入する屋外の空気に代わって、吸入する屋外の空気温度より温度が低い換気手段から屋外に排出する室内空気を空調用ヒートポンプユニットに供給することで、空調用ヒートポンプユニットで熱交換する効率が屋外の空気を供給するより高くなり、その分空調手段が冷房運転することにより消費する電力を少なくして。省エネルギーを図れるものである。
請求項3によれば、排気する室内空気と給気する外気とで熱交換した後、室内空気を排気し外気を給気する換気手段と、ヒートポンプユニットにより給湯を行う給湯手段と、ヒートポンプユニットにより空調を行う空調手段とを備えた空気調和換気システムにおいて、前記換気手段から排出する室内の空気温度が屋外の空気温度以上の時に、給湯手段が貯湯運転をしている又は空調手段が暖房運転をしている場合、換気手段から排出する室内の空気を、運転している給湯手段又は空調手段のヒートポンプユニットに供給し、換気手段から排出する室内の空気温度が屋外の空気温度以下の時に、空調手段が冷房運転をしている場合、換気手段から排出する室内の空気を運転している空調手段のヒートポンプユニットに供給するものである。
これにより、換気手段から排出する室内の空気温度が屋外の空気温度以上の時、給湯手段が貯湯運転を行っている又は空調手段が暖房運転を行っている場合、運転している給湯用ヒートポンプユニット又は空調用ヒートポンプユニットに吸入する屋外の空気に代わって、吸入する屋外の空気温度より温度が高い換気手段から屋外に排出する室内空気を供給することで、ヒートポンプユニットで熱交換する効率が屋外の空気を供給するより高くなり、その分貯湯運転又は暖房運転することにより消費する電力を少なくして、省エネルギーを図れるものである。
又換気手段から排出する室内の空気温度が屋外の空気温度以下の時、空調手段が冷房運転を行っている場合、運転している空調用ヒートポンプユニットに吸入する屋外の空気に代わって、吸入する屋外の空気温度より温度が低い換気手段から屋外に排出する室内空気を空調用ヒートポンプユニットに供給することで、空調用ヒートポンプユニットで熱交換する効率が屋外の空気を供給するより高くなり、その分空調手段が冷房運転することにより消費する電力を少なくして、省エネルギーを図れるものである。
請求項4によれば、請求項1又は3に於いて、前記給湯手段は、圧縮器と、水加熱用熱交換器と、膨張弁と、空気用熱交換器とにより冷凍サイクルを構成し、該冷凍サイクルの熱媒体として二酸化炭素を使用するものである。
これにより従来のフロンなどの熱媒体を使用した冷凍サイクルにより給湯運転を行う給湯手段に比べて、よりエネルギー消費効率が高く、より高温の給湯運転行うことができ、空気温度が屋外の空気以上である換気手段からの排出される室内の空気からより有効に吸熱して、給湯運転することにより消費する電力を少なくして、省エネルギーを図れるものである。
次に、この発明に係る空気調和換気システムを、図面に示された一実施例で説明する。
1は給湯手段で、冷媒に自然冷媒である二酸化炭素を使用した給湯用ヒートポンプユニット2と、該給湯用ヒートポンプユニット2で熱交換により加熱された高温水を貯湯するタンクユニット3からなるものである。
前記給湯用ヒートポンプユニット2は、冷媒である二酸化炭素を圧縮する圧縮器4と、該圧縮器4により高温となった冷媒と給水との間で熱交換して給水を加熱する水加熱用熱交換器5と、該水加熱用熱交換器5で給水を加熱した冷媒を膨張させる膨張弁6と、該膨張弁6にて低温となった冷媒と外気との間で熱交換して冷媒に吸熱させる空気用熱交換器7とにより冷凍サイクルを構成するもので、前記水加熱用熱交換器5には、入水口8からポンプ9により送られた水が流入して熱交換した後、出水口10から送り出すものであり、又空気用熱交換器7には、空気取り入れ口11からファン12により送風された外気が流入して熱交換した後、空気排気口13から排気されるものである。
又前記タンクユニット3は、給湯手段1が運転して貯湯する時、給湯用ヒートポンプユニット2の出水口10から送り出された高温水が上方から流入すると共に、上方から流入する高温水よりも温度の低い水が下方から給湯用ヒートポンプユニット2の入水口8に流出し、又給湯手段1が給湯する時、接続されている水道管14から温度の低い水道水が下方から流入すると共に、上方から高温水が流出する貯湯タンク15と、給湯手段1が給湯する時、貯湯タンク15からの高温水と低温である水道水とを混合して商社が設定した温度の温水を給湯する給湯混合弁16とを備えたものである。
17は熱交換形の換気手段で、屋外の空気を吸入する吸入管18と、該吸入管18より吸入した空気の温度を検知する吸入空気温度センサ19と、室内の空気を屋外に排出する排出管20と、該排出管20より排出する空気の温度を検知する排出空気温度センサ21と、吸入管18より吸入した屋外の空気と排出管20より排出する室内の空気とで熱交換を行う熱交換部22と、屋根裏や天井裏、各居室に設けた排気口23から屋内の空気を熱交換部22まで送る排気用配管24と、熱交換部22で熱交換された屋外の空気を熱交換部22から屋根裏や天井裏、各居室に設けた給気口25まで送る給気用配管26と、吸入管18から屋外の空気を吸入し、吸入した空気を熱交換部22で熱交換後、給気用配管26から屋内に給気すると共に、排気用配管24から屋内の空気を熱交換部22まで送り、熱交換部22で熱交換後、排出管20より屋外に排気する換気用ファン27とを備えたものである。
28は空調手段で、フロン系冷媒を使用した空調用ヒートポンプユニット29と、居間や寝室などの室内に設けられ、前記空調用ヒートポンプユニット29とは空調用配管30にて接続され、前記空調用ヒートポンプユニット29で冷却された冷媒と室内の空気との間で熱交換して室内の空気を冷やす空気調和機31とを備えるものである。
次に前記給湯手段1、換気手段17、空調手段28の家屋での具体的な設置状態について説明する。
図1のように、建物の内部空間が気密断熱層32にて覆われた高気密高断熱住宅において、給湯手段1の給湯用ヒートポンプユニット2と、タンクユニット3と、空調手段28の空調用ヒートポンプユニット29とは屋外に設置されている。
そして換気手段17の排出管20の一端は屋外で二方に分岐されて、その分岐された一方は給湯用ヒートポンプユニット2の空気取り入れ口11に接続され、分岐されたもう一方は空調用ヒートポンプユニット29の空気流入口33に接続されている。
また前記排出管20の屋外の部分には、換気手段17から二方に分岐されるまでの間に、排出管20を通気状態又は換気手段17からの排気を第1放出口34から屋外に放出する切り換えを行う第1の切換手段35が設けられ、又二方に分岐されたところから給湯用ヒートポンプユニット2の空気取り入れ口11に接続されるまでの間に、排出管20を通気状態又は換気手段17からの排気を第2放出口36から屋外に放出する切り換えを行う第2の切換手段37が設けられ、又二方に分岐されたところから空調用ヒートポンプユニット29の空気流入口33に接続されるまでの間に、排出管20を通気状態又は換気手段17からの排気を第3放出口38から屋外に放出する切り換えを行う第3の切換手段39が設けられている。
又給湯手段1の貯湯運転スイッチ(図示せず)や換気手段17の換気運転スイッチ(図示せず)、空調手段28の空調運転スイッチ(図示せず)等の各種スイッチが設けられた操作部40と、前記各運転を制御する制御部41とを備えた制御手段42が屋内に設けられ、前記制御手段42と給湯手段1、換気手段17、空調手段28とは、それぞれ制御用信号線43にて接続されているものである。
又前記排出管20の屋外の部分に設けられた第1の切換手段35、及び第2の切換手段37、及び第3の切換手段39も制御用信号線43にて制御手段42と接続されているものである。
次に本発明一実施例の動作について説明する。
まず図4は本実施例を説明する空気調和換気システムの換気運転のフローチャート図で、まず制御手段42は、換気運転スイッチがONになって換気運転が行われているか確認し(S1)、換気運転が行われている場合、吸入管18より吸入した屋外の空気の温度を検知する吸入空気温度センサ19からの検知温度と、排出管20より排出する室内の空気の温度を検知する排出空気温度センサ21からの検知温度とを比較して、排出する室内の空気温度が吸入する屋外の空気温度より低いか確認する。(S2)
そして排出する室内の空気温度が吸入する屋外の空気温度より低い時、次に空調手段28が冷房運転を行っているか確認し(S3)、空調手段28が冷房運転を行っている時、排出管20の屋外の部分に設けられた第1の切換手段35、及び第2の切換手段37、及び第3の切換手段39を動作して、換気手段17から屋外に排出する室内の空気を、空調手段28の空調用ヒートポンプユニット29に供給するものである。(S4)
これは、空調手段28が冷房運転を行う場合、空調用ヒートポンプユニット29で、室内の熱を吸入する屋外の空気に熱交換することで冷房運転を行うので、吸入する屋外の空気に代わって、吸入する屋外の空気温度より温度が低い換気手段17から屋外に排出する室内空気を供給することで、熱交換する効率が屋外の空気を供給するより高くなり、その分空調手段28が冷房運転することにより消費する電力を少なくして。省エネルギーを図れるものである。
そして次に空調手段28が冷房運転を停止したか確認し(S5)、冷房運転を停止していた時、排出管20の屋外の部分に設けられた第1の切換手段35、及び第2の切換手段37、及び第3の切換手段39を動作して、換気手段17から屋外に排出する室内の空気を、第1放出口34、第2放出口36、第3放出口38から屋外に放出するものである。(S6)
そして次に換気手段17の換気運転が停止されたか確認し(S7)、換気運転が停止されれば(S1)に戻り、換気運転が継続されれば(S2)に戻るものである。
又(S2)で、排出する室内の空気温度が吸入する屋外の空気温度以上の時、次に空調手段28が暖房運転を行っているか確認し(S8)、空調手段28が暖房運転を行っている時、排出管20の屋外の部分に設けられた第1の切換手段35、及び第2の切換手段37、及び第3の切換手段39を動作して、換気手段17から屋外に排出する室内の空気を、空調手段28の空調用ヒートポンプユニット29に供給するものである。(S4)
これは、空調手段28が暖房運転を行う場合、空調用ヒートポンプユニット29で、吸入する屋外の空気の熱を室内の空気に熱交換することで暖房運転を行うので、吸入する屋外の空気に代わって、吸入する屋外の空気温度より温度が高い換気手段17から屋外に排出する室内空気を供給することで、熱交換する効率が屋外の空気を供給するより高くなり、その分空調手段28が暖房運転することにより消費する電力を少なくして。省エネルギーを図れるものである。
又(S8)で、空調手段28が暖房運転を行っていない時、次に給湯手段1が貯湯運転を行っているか確認し(S9)、貯湯運転が行われている場合、排出管20の屋外の部分に設けられた第1の切換手段35、及び第2の切換手段37、及び第3の切換手段39を動作して、換気手段17から屋外に排出する室内の空気を、給湯手段1の給湯用ヒートポンプユニット2に供給するものである。(S10)
これは、給湯手段1が貯湯運転を行う場合、給湯用ヒートポンプユニット2で、吸入する屋外の空気の熱を水に熱交換して吸熱させ、高温になったお湯を貯湯することで貯湯運転を行うので、吸入する屋外の空気に代わって、吸入する屋外の空気温度より温度が高い換気手段17から屋外に排出する室内空気を供給することで、熱交換する効率が屋外の空気を供給するより高くなり、その分給湯手段1が貯湯運転することにより消費する電力を少なくして。省エネルギーを図れるものである。
そして次に給湯手段1が貯湯運転を停止したか確認し(S5)、貯湯運転を停止していた時、排出管20の屋外の部分に設けられた第1の切換手段35、及び第2の切換手段37、及び第3の切換手段39を動作して、換気手段17から屋外に排出する室内の空気を、第1放出口34、第2放出口36、第3放出口38から屋外に放出するものである。(S6)
そして次に換気手段17の換気運転が停止されたか確認し(S7)、換気運転が停止されれば(S1)に戻り、換気運転が継続されれば(S2)に戻るものである。
尚、本実施例では、換気手段17から排出する室内の空気温度が吸入する屋外の空気温度以上の時、まず空調手段28が暖房運転を行っているか確認し、暖房運転を行っていない時、次に給湯手段1が貯湯運転を行っているか確認したがこれに限定されず、換気手段17から排出する室内の空気温度が吸入する屋外の空気温度以上の時、まず給湯手段1が貯湯運転を行っているか確認し、貯湯運転を行っていない時、次に空調手段28が暖房運転を行っているか確認してもよいものである。
又、換気手段17から排出する室内の空気温度が吸入する屋外の空気温度以上の時、空調手段28が暖房運転を行っているか確認すると同時に給湯手段1が貯湯運転を行っているか確認し、両方とも運転を行っている時は、両方に換気手段17から排出する室内の空気を供給し、一方だけが運転を行っている時はその一方にだけ換気手段17から排出する室内の空気を供給するようにしてもよいものである。
このように本実施例では、気密性及び断熱性の高い建物で、その建物内の空気全体の換気を1台で集中して24時間換気を行い、排気する室内空気と給気する外気とで熱交換を行い、給気する外気を室内空気の温度に近づけてから室内に給気する熱交換形換気装置を有する空気調和換気システムにおいて、熱交換形換気装置で熱交換してもまだ排気する室内空気と給気する外気とで温度差があることに着目し、この外気と温度差がある排気する室内空気をヒートポンプ式の給湯手段1や空調手段28のヒートポンプユニットに供給することで、前記ヒートポンプユニットの消費電力を外気を供給するよりも少なくすることができるものである。
つまりヒートポンプ式の給湯手段1が貯湯運転を行う時は、ヒートポンプユニットに供給される外気から吸熱してその吸熱した熱により水を加熱するものであり、したがって給湯手段1のヒートポンプユニットに供給される空気は温度が高い方がより多く吸熱できて効率がよいわけであるから、熱交換形換気装置で排気する室内空気の方が外気よりも温度が高い時、熱交換形換気装置で排気する室内空気を給湯手段1のヒートポンプユニットに供給して、貯湯手段1が貯湯運転を行うことにより、外気を供給するよりも消費電力を少なくすることができるものである。
またヒートポンプ式の空調手段28が暖房運転を行う時は、ヒートポンプユニットに供給される外気から吸熱してその吸熱した熱と室内空気とを熱交換して室内を暖房するものであり、したがって空調手段28のヒートポンプユニットに供給される空気は温度が高い方がより多く吸熱できて効率がよいわけであるから、熱交換形換気装置で排気する室内空気の方が外気よりも温度が高い時、熱交換形換気装置で排気する室内空気を空調手段28のヒートポンプユニットに供給して、空調手段28が暖房運転を行うことにより、外気を供給するよりも消費電力を少なくすることができるものである。
またヒートポンプ式の空調手段28が冷房運転を行う時は、ヒートポンプユニットに供給される外気と室内空気とを熱交換して、室内空気から外気に排熱して室内を冷房するものであり、したがって空調手段28のヒートポンプユニットに供給される空気は温度が低い方がより多く排熱できて効率がよいわけであるから、熱交換形換気装置で排気する室内空気の方が外気よりも温度が低い時、熱交換形換気装置で排気する室内空気を空調手段28のヒートポンプユニットに供給して、空調手段28が冷房運転を行うことにより、外気を供給するよりも消費電力を少なくすることができるものである。
本発明一実施形態を付した空気調和換気システムの実施形態を示す概略図。 同構成図。 本発明に用いる給湯手段を示す構成図。 同換気運転制御のフローチャート図。
符号の説明
1 給湯手段
17 換気手段
28 空調手段

Claims (4)

  1. 排気する室内空気と給気する外気とで熱交換した後、室内空気を排気し外気を給気する換気手段と、ヒートポンプユニットにより給湯を行う給湯手段とを備えた空気調和換気システムにおいて、前記換気手段から排出する室内の空気温度が屋外の空気温度以上の時に給湯手段が貯湯運転をしている場合、換気手段から排出する室内の空気を運転している給湯手段のヒートポンプユニットに供給することを特徴とする空気調和換気システム。
  2. 排気する室内空気と給気する外気とで熱交換した後、室内空気を排気し外気を給気する換気手段と、ヒートポンプユニットにより空調を行う空調手段とを備えた空気調和換気システムにおいて、前記換気手段から排出する室内の空気温度が屋外の空気温度以上の時に、空調手段が暖房運転をしている場合、換気手段から排出する室内の空気を運転している空調手段のヒートポンプユニットに供給し、換気手段から排出する室内の空気温度が屋外の空気温度以下の時に、空調手段が冷房運転をしている場合、換気手段から排出する室内の空気を運転している空調手段のヒートポンプユニットに供給することを特徴とする空気調和換気システム。
  3. 排気する室内空気と給気する外気とで熱交換した後、室内空気を排気し外気を給気する換気手段と、ヒートポンプユニットにより給湯を行う給湯手段と、ヒートポンプユニットにより空調を行う空調手段とを備えた空気調和換気システムにおいて、前記換気手段から排出する室内の空気温度が屋外の空気温度以上の時に、給湯手段が貯湯運転をしている又は空調手段が暖房運転をしている場合、換気手段から排出する室内の空気を、運転している給湯手段又は空調手段のヒートポンプユニットに供給し、換気手段から排出する室内の空気温度が屋外の空気温度以下の時に、空調手段が冷房運転をしている場合、換気手段から排出する室内の空気を運転している空調手段のヒートポンプユニットに供給することを特徴とする空気調和換気システム。
  4. 前記給湯手段は、圧縮器と、水加熱用熱交換器と、膨張弁と、空気用熱交換器とにより冷凍サイクルを構成し、該冷凍サイクルの熱媒体として二酸化炭素を使用することを特徴とする請求項1又は3記載の空気調和換気システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011007481A (ja) * 2009-05-28 2011-01-13 Chubu Electric Power Co Inc 媒体温度調整システム
CN107525181A (zh) * 2017-09-27 2017-12-29 清华大学 一种利用自然能源进行负荷分级处理的空调系统

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