JP2005238873A - 自転車用変速制御装置及びフロントディレーラの制御方法 - Google Patents

自転車用変速制御装置及びフロントディレーラの制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 電気制御可能なディレーラを制御する自転車変速制御装置において、チェーンがフロントディレーラに接触しないようにする。
【解決手段】 変速制御装置110は、軸方向に並べて配置された複数のスプロケットにチェーンを移動させる電気制御可能なフロントディレーラ97fを制御する装置であって、変速操作部120f,121fと変速制御部130とを備えている。変速操作部は、フロントディレーラの変速操作を行うためのものである。変速制御部は、操作部が第1操作されたと判断するとフロントディレーラを複数のスプロケットに対応する変速位置のいずれかに移動させるとともに、操作部が第1操作と異なる第2操作されたと判断するとフロントディレーラを変速位置間の移動距離より小さい微小距離だけ移動させる。
【選択図】 図7

Description

本発明は、変速制御装置、特に、軸方向に並べて配置された複数のスプロケットにチェーンを移動させる電気制御可能なフロントディレーラを制御する自転車用変速制御装置に関する。
自転車用の変速装置としてフロントディレーラとリアディレーラとを有する外装変速装置が知られている。この種の外装変速装置では、クランク軸に軸方向に並べて装着された複数のフロントスプロケットと後輪ハブ軸に軸方向に並べて装着された複数のリアスプロケットのいずれかにフロントディレーラ及びリアディレーラによりチェーンを移動させて変速を行う。このような外装変速装置において、モータなどのアクチュエータによりチェーンを移動させることができる電気制御可能なディレーラ及びその制御装置が従来知られている(特許文献1参照)。
従来の電気制御可能なディレーラを使用して変速制御を行う技術では、たとえば、変速のための操作部の操作ボタンを操作すると、シフトアップやシフトダウンを行うように構成されている。
特開2002−87371号公報
前記従来の構成では、操作部の操作に応じてフロントディレーラやリアディレーラによりチェーンを移動させているので、軸方向外側の位置にあるフロントスプロケットと軸方向内側にあるリアスプロケットとの組み合わせや軸方向内側の位置にあるフロントスプロケットと軸方向外側にあるリアスプロケットとの組み合わせ等のチェーンがクロスするスプロケットの組み合わせとなるような変速を行うと、チェーンがフロントディレーラに接触することがある。このようなフロントディレーラとチェーンとの干渉は、自転車のフレームの設計に依存する。また、仮にフロントディレーラの設置位置が最初は最適であったために上記組み合わせでもそのような接触が生じていない場合でも、使用中にフロントディレーラの位置がずれることでこのような接触が生じる場合もある。チェーンがフロントディレーラに接触すると、チェーンが擦れる音が発生したり、ペダリングが重くなったりするといった不具合が生じる。
本発明の課題は、電気制御可能なディレーラを制御する自転車変速制御装置において、チェーンがフロントディレーラに接触しないようにすることにある。
発明1に係る自転車用変速制御装置は、軸方向に並べて配置された複数のスプロケットにチェーンを移動させる電気制御可能なフロントディレーラを制御する装置であって、操作部と制御部とを備えている。操作部は、フロントディレーラの変速操作を行うためのものである。制御部は、操作部が第1操作されたと判断するとフロントディレーラを複数のスプロケットに対応する変速位置のいずれかに移動させるとともに、操作部が第1操作と異なる第2操作されたと判断するとフロントディレーラを変速位置間の移動距離より小さい微小距離だけ移動させる。
この変速制御装置では、操作部が第1操作されると、通常の変速操作がなされ、操作部が第2操作されると通常の変速操作と異なり、フロントディレーラを変速位置間の移動距離より小さい微小距離だけ移動させる。このようにディレーラ微小距離移動させることができると、チェーンが軸方向外側のスプロケットに掛かっている場合は微小距離内側チェーンを移動させ、チェーンが軸方向内側のスプロケットに掛かっている場合は微小距離外側チェーンを移動させることにより、チェーンとフロントディレーラとの接触を防止できる。ここでは、第2操作によりチェーンを微小距離移動させることができるので、チェーンが掛かっているスプロケットの位置に応じてフロントディレーラを微小距離移動させることにより、チェーンがフロントディレーラに接触しにくくなる。
発明2に係る自転車用変速制御装置は、発明1に記載の装置において、操作部は、変速操作を行うためのシフトスイッチを有し、制御部は、シフトスイッチの所定時間以上の操作がなされると、第2操作と判断する。この場合には、通常の第1操作を行うシフトスイッチの長押し操作により第2操作を行えるので、第2操作用の余分のスイッチが不要になる。
発明3に係る自転車用変速制御装置は、発明1に記載の装置において、操作部は、シフトアップ用のシフトアップスイッチとシフトダウン用のシフトダウンスイッチとを有するシフトスイッチを有し、制御部は、シフトアップが可能なときのシフトアップスイッチの所定時間以上の操作又はシフトダウンが可能なときのシフトダウンスイッチの所定時間以上の操作がなされると、第2操作と判断する。この場合には、通常の第1操作に用いるシフトアップスイッチ及びシフトダウンスイッチの長押し操作により第2操作を行えるので、第2操作用の余分のスイッチが不要になる。
発明4に係る自転車用変速制御装置は、発明1から3のいずれかに記載の装置において、制御部は、シフトスイッチの所定時間以上の操作がなされると、その時間に応じて前記微小距離を変化させる。この場合には、微小距離を変化させることができるので、前後のスプロケットの組み合わせに応じて、つまりチェーンの傾きに応じてフロントディレーラの移動量を適宜調節することができる。
発明5に係る自転車変速制御装置は、発明1に記載の装置において、操作部は、シフトアップ用のシフトアップスイッチとシフトダウン用のシフトダウンスイッチとを有するシフトスイッチを有し、制御部は、シフトダウンが不可能なときのシフトダウンスイッチの操作又はシフトアップが不可能なときのシフトアップスイッチの操作がなされると、第2操作と判断する。この場合には、通常の第1操作を行うシフトアップスイッチ及びシフトダウンスイッチを用いて変速不可能な方向への操作を第2操作としているので、第2操作用の余分のスイッチが不要になる。
発明6に係る自転車用変速制御装置は、発明1に記載の装置において、操作部は、変速操作を行うためのシフトスイッチを有し、制御部は、シフトスイッチの所定時間内の複数回の操作がなされると、前記第2操作と判断する。この場合には、通常の第1操作用のシフトスイッチのダブルクリック動作等により第2操作を行えるので、第2操作用の余分のスイッチが不要になる。
発明7に係る自転車用変速制御装置は、発明1に記載の装置において、操作部は、第1操作用のシフトスイッチと、第2操作用の第2操作用スイッチとを有し、制御部は、第2操作用スイッチが操作されると、第2操作と判断する。この場合には、第2操作専用の第2操作用スイッチを設けることにより誤操作を防止できる。
発明8に係る自転車用変速制御装置は、発明7に記載の装置において、第2操作用スイッチとシフトスイッチとは、同一ハウジング内に収納されている。この場合には、同じハウジングに収納された2つのスイッチで2種の操作を行えるので、手を持ち替えることなく2種の操作を行える。
発明9に係る自転車用変速制御装置は、発明8に記載の装置において、第2操作用スイッチとシフトスイッチとは、2段押しスイッチ装置に内装されている。この場合には、同じスイッチ装置の異なる操作により第1操作と第2操作とを行えるので、第1操作と第2操作とを手を持ち替えることなく行える。
発明10に係る自転車用変速制御装置は、発明7に記載の装置において、第2操作用スイッチは、シフトスイッチと異なるハウジングに配置される。この場合には、シフトスイッチと第2操作用スイッチとを離れて配置できるので誤操作がより少なくなる。
発明11に係る自転車用変速制御装置は、発明1に記載の装置において、操作部はシフトアップ用のシフトアップスイッチとシフトダウン用のシフトダウンスイッチとを有するシフトスイッチを有し、操作部は、中立位置と、中立位置から一方向に移動したシフトアップ位置と、記中立位置から他方向に移動したシフトダウン位置とに移動自在な操作部材を有し、シフトアップ位置に操作部材が移動するとシフトアップスイッチが操作され、シフトダウン位置に操作部材が移動するとシフトダウンスイッチが操作される。この場合には、1つの操作部材の異なる方向への移動でシフトアップとシフトダウンを行えるので、第1操作が容易になる。
発明12に係る自転車用変速制御装置は、発明1に記載の装置において、操作部は、中立位置と、中立位置から一方向に移動した第1位置と、中立位置から他方向に移動した第2位置とに移動自在な操作部材を有し、第1位置に操作部材が移動すると第1操作が行われ、第2位置に前記操作部材が移動すると第2操作が行われる。この場合には、1つの操作部材の異なる方向への移動で第1操作と第2操作とを行えるので、第1操作と第2操作とを切り換えやすくなる。
発明13に係る自転車用変速制御装置は、発明1から12のいずれかに記載の1項に記載の装置において、リアディレーラの変速位置を検出可能なリア変速位置検出手段をさらに備え、制御部は、リア変速位置検出手段の検出結果に応じて第2操作の判断を無効にする。この場合には、微小移動が不要な前後のスプロケットの組み合わせとなる場合に第2操作を無効にすることができるので、無駄な第2操作を防止できる。
発明14に係る自転車用変速制御装置は、発明1から13のいずれかに記載の装置において、フロントディレーラを駆動するための電源電圧を検出する電源電圧検出手段をさらに備え、変速制御部は、電源電圧検出手段の検出結果に応じて第2操作の判断を無効にする。この場合には、電源電圧が下がったときに第2操作を無効にできるので、電源の消耗を抑えることができる。
発明15に係る自転車用変速制御装置は、軸方向に並べて配置された複数のスプロケットにチェーンを移動させる電気制御可能なフロントディレーラを制御する装置であって、シフトスイッチと、微調整スイッチと、制御部とを備えている。シフトスイッチは、フロントディレーラを複数のスプロケットに対応する複数の変速位置のいずれかに移動させるためのスイッチである。微調整スイッチは、フロントディレーラを変速位置間の移動距離より小さい微小距離だけ移動させるためのスイッチである。制御部は、シフトスイッチと微調整スイッチとの操作に応じてフロントディレーラを制御するものである。
この変速制御装置では、シフトスイッチを操作するとチェーンが複数のいずれかに対応する変速位置に移動し、微調整スイッチを操作するとチェーンが微小距離だけ移動する。この微調整スイッチの操作により、このようにディレーラ微小距離移動させることができると、チェーンが軸方向外側のスプロケットに掛かっている場合は微小距離内側チェーンを移動させ、チェーンが軸方向内側のスプロケットに掛かっている場合は微小距離外側チェーンを移動させることにより、チェーンとフロントディレーラとの接触を防止できる。ここでは、微調整スイッチの操作によりチェーンを微小距離移動させることができるので、チェーンが掛かっているスプロケットの位置に応じてフロントディレーラを微小距離移動させることにより、チェーンがフロントディレーラに接触しにくくなる。
発明16に係る自転車用変速制御装置は、発明15に記載の装置において、微小距離は、予め決められた距離である。この場合には、微調整スイッチを1回操作するだけで簡単にフロントディレーラを微小距離移動させることができる。
発明17に係る自転車用変速制御装置は、発明15に記載の装置において微小距離は、微調整スイッチの操作時間に応じて変化する。この場合には、微小距離を変化させることができるので、前後のスプロケットの組み合わせに応じて、つまりチェーンの傾きに応じてフロントディレーラの移動量を適宜調節できる。
発明18に係る自転車用変速制御装置は、発明15から17のいずれかに記載の装置において、シフトスイッチと微調整スイッチは同一のハウジングに収納されている。この場合には、同じハウジングに収納された2つのスイッチで2種の操作を行えるので、手を持ち替えることなく2種の操作を行える。
発明19に係る自転車用変速制御装置は、発明15から17のいずれかに記載の装置において、シフトスイッチと微調整スイッチは異なるハウジングに収納されている。この場合には、シフトスイッチと微調整スイッチとを離れて配置できるので誤操作がより少なくなる。
発明20に係るフロントディレーラの制御方法は、軸方向に並べて配置された複数のスプロケットにチェーンを移動させる電気制御可能なフロントディレーラを制御する方法であって、フロントディレーラの変速操作を行うためのシフトスイッチを有する操作部が第1操作されたと判断するとフロントディレーラを複数のスプロケットに対応する複数の変速位置のいずれかに移動させる工程と、操作部が第1操作と異なる第2操作されたと判断するとフロントディレーラを変速位置間の移動距離より小さい微小距離だけ移動させる工程とを含んでいる。
この制御方法では、フロントディレーラの変速操作を行うためのシフトスイッチを有する操作部が第1操作されたと判断するとフロントディレーラを複数のスプロケットに対応する複数の変速位置のいずれかに移動させ、操作部が第1操作と異なる第2操作されたと判断するとフロントディレーラを変速位置間の移動距離より小さい微小距離だけ移動させる。ここでは、第2操作によりチェーンを微小距離移動させることができるので、チェーンが掛かっているスプロケットの位置に応じてフロントディレーラを微小距離移動させることにより、チェーンがフロントディレーラに接触しにくくなる。
本発明によれば、第1操作によりチェーンを微小距離移動させることができるので、チェーンが掛かっているスプロケットの位置に応じてフロントディレーラを微小距離移動させることにより、チェーンがフロントディレーラに接触しにくくなる。
本発明の別の発明によれば、微調整スイッチの操作によりチェーンを微小距離移動させることができるので、チェーンが掛かっているスプロケットの位置に応じてフロントディレーラを微小距離移動させることにより、チェーンがフロントディレーラに接触しにくくなる。
〔第1実施形態〕
、 図1において、本発明の一実施形態を採用した自転車101は、ロードレーサであり、フロントフォーク98を有するダイヤモンド形のフレーム102と、フロントフォーク98に固定されたハンドル部104と、チェーン95やペダルPDが装着されたクランク96や前後のディレーラ97f,97rや前後のスプロケット群99f,99r等からなる駆動部105と、フロントフォーク98及びフレーム102後部に装着された前輪及び後輪106f,106rと、前後のブレーキ装置107f,107rと、前後のディレーラ97f,97rを制御する変速制御装置110とを備えている。
ハンドル部104は、ハンドルステム111と、ハンドルステム111の上端で嵌合固定されたハンドルバー112とで構成されている。ハンドルステム111は、フロントフォーク98の上部に嵌合固定されている。ハンドルバー112は、ドロップハンドル型のものであり、左右1対のブレーキレバー113f,113rを備えている。ブレーキレバー113f,113rは、図2から図4に示すように、ハンドルバー112の端部にそれぞれ装着される前後のブレーキブラケット115f,115rと、ブレーキブラケット115f,115rに揺動自在に装着される前後のレバー部材116f,116rとを有している。
ブレーキブラケット115f,115rの内側面及びレバー部材116f,116rの後面には、前後のディレーラ97f,97rの変速操作用の前後の変速操作部120f,120r及び前後の変速操作部121f,121rが各別に設けられている。前変速操作部120f及び後変速操作部120rは、後ブレーキブラケット115r及び前ブレーキブラケット115fに手をおいた状態で変速できるようにするために各別に設けられている。前変速操作部121f及び後変速操作部121rは、後レバー部材116r及び前レバー部材116fに手をおいた状態で変速できるようにするために各別に設けられている。
各変速操作部120f,120r、121f,121rは、中立位置P0と、中立位置P0から下方又は内方に揺動した第1位置P1と、中立位置P0から上方又は外方に揺動した第2位置P2とに揺動自在な変速操作部材125をそれぞれ有している。変速操作部材125は、中立位置P0に向けて付勢されている。また、変速操作部120f,121fには、図6に示すように、前シフトアップスイッチ131f及び前シフトダウンスイッチ132fがそれぞれ内部に設けられている。変速操作部120r,121rにも同様に後シフトアップスイッチ131r及び後シフトダウンスイッチ132rがそれぞれ内部に設けられている。なお、この実施形態では、第1位置P1に変速操作部材125が操作されると前後のシフトアップスイッチ131f,131rがオンし、第2位置P2に変速操作部材125が操作されると前後のシフトダウンスイッチ132f,132rがオンするように構成されている。この組み合わせは適宜に設定される。
駆動部105は、前述したようにチェーン95と、チェーン95aの架け換えを行う前後のディレーラ97f,97rと、前後のスプロケット群99f,99rとを含んでいる。フロントディレーラ97fは、フレーム102のシートチューブ102aに設けられ2つの変速位置にチェーン95を案内する電気制御可能な電動ディレーラである。リアディレーラ97rは、フレーム102の後部に設けられ10の変速位置を有する電気制御可能な電動ディレーラである。これらのディレーラ97f,97rは、図示しない電源からの電力が供給されて動作する。各ディレーラ97f,97rには、図6に示すように、変速位置を検出する変速位置センサ133f,133rが設けられている。
前スプロケット群99fは、図5に示すように、クランク軸の軸方向に並べて配置された歯数が異なる2枚のスプロケットF1,F2を有している。後スプロケット群99rは、後輪のハブ軸に沿った軸方向に並べて配置された歯数が異なる10枚のスプロケットR1〜R10を有している。ここでは、内側にあるスプロケットF1が外側にあるスプロケットF2より歯数の少ない。また、最も内側にあるスプロケットR1から順に歯数が少なくなり、最も外側にあるスプロケットR10が最も歯数が少ない。前後のディレーラ97f,97rは、チェーン95を複数のスプロケットF1,F2,R1〜R10のいずれかに移動させて変速動作を行う。この変速操作は、変速操作部120f,120r、121f,121rにより行われる(第1操作の一例)。
変速制御装置110は、図2及び図6に示すように、たとえば、ハンドルバー112の中央に装着されたケース部材126と、ケース部材126に収納されたマイクロコンピュータからなる変速制御部130(制御部の一例)と、前述した変速操作部120f,120r、121f,121r(操作部の一例)とを有している。また、変速制御装置110は、ケース部材126に収納された液晶表示部135を有している。変速制御部130には、変速操作部120f,120r、121f,121rを構成する前後のシフトアップスイッチ131f,131r及び前後のシフトダウンスイッチ132f,132rと、フロントフォーク98に装着された速度センサ122と、前後のディレーラ97f,97rと、他の入出力部とが接続されている。速度センサ122は、前輪106fのスポーク106sに装着された磁石123を検知することにより前輪106fの回転を検出する。なお、速度センサ122は無線又は有線で回転信号を変速制御部130に出力する。
変速制御部130は、シフトアップスイッチ131f,131r及び前後のシフトダウンスイッチ132f,132rからの信号及び前後の変速位置センサ133f,133rからの信号に応じて前後のディレーラ97f,97rを変速制御する。また、速度センサ122及び変速位置センサ133f,133rからの信号により液晶表示部135に速度及び変速位置を表示するとともに走行距離を表示する。また、フロントディレーラ97fがシフトアップ又はシフトダウン可能なときに通常より長押しの前シフトアップ操作又は前シフトダウン操作(第2操作の一例)がなされたとき、フロントディレーラ97fを変速位置間の距離より小さい微小距離L1だけシフトアップ方向又はシフトダウン方向に移動させる微調整処理を行う。
次に変速制御部130による制御方法について、図7に示す制御フローチャートにしたがって説明する。
変速制御部130に電源が投入されると、ステップS1で初期設定がなされる。ここでは、各種のフラグや変数がリセットされる。ステップS2では、変速操作部120f又は121fにより前シフトアップスイッチ131fがオンしたか否かを判断する。ステップS3では、変速操作部120f又は121fにより前シフトダウンスイッチ132fがオンしたか否かを判断する。ステップS4では、変速操作部120r又は121rにより後シフトアップスイッチ131rがオンしたか否かを判断する。ステップS5では、変速操作部120r又は121rにより後シフトダウンスイッチ132rがオンしたか否かを判断する。
前シフトアップスイッチ131fがオンしたと判断すると、ステップS2からステップS10に移行する。ステップS10では、前シフトアップスイッチ131fが所定時間t1(たとえば1秒から4秒程度)以上操作された長押しか否かを判断する。この判断は、通常の変速を行う第1操作か微調整処理を行う第2操作かの判断をしているものであり、前シフトアップスイッチ131fからの信号の立ち下がりのオフエッジのタイミングで判断すればよい。ライダーは、たとえばフロントディレーラ97fからの異音や液晶表示部135の変速位置の表示などにより微調整処理の要否を判断する。
長押しではないと判断すると、ステップS11に移行する。ステップS11では、フロントディレーラ97fの変速位置がスプロケットF2、つまり外側の高速用のスプロケットの位置にあるか否かを判断する。変速位置がF2の場合、もうそれ以上シフトアップできないので何も処理をせずにステップS3に移行する。変速位置がF2でとないとき、つまり変速位置がF1のときには、ステップS11からステップS12に移行する。ステップS12では、フロントディレーラ97fを変速位置F2に移動させるシフトアップ制御を行い、ステップS3に移行する。
長押しと判断すると、前述した微調整処理を実施すべく、ステップS10からステップS13に移行する。ステップS13では、変速位置がF1か否かを判断する。変速位置がF1ではないとき、つまり変速位置がF2のときは何も処理をせずステップS3に移行する。変速位置がF1のときは、ライダーが微小移動処理を選択したと判断してステップS13からステップS14に移行する。ステップS14では、後変速位置センサ133rからの出力により、リアディレーラ97rの変速位置がR8−R10のいずれかにあるか否かを判断する。フロントディレーラ97fの変速位置がF1でリアディレーラ97rの変速位置がR8−R10であると、図5から明らかなようにチェーンが大きく斜めに図5右上がりに配置されることになり、フロントディレーラ97fに接触しやすくなる。このため、フロントディレーラ97fを微小距離L1(たとえば、スプロケットF1とF2の間隔より短い0.5mmから2mm(好ましくは約1mm))シフトアップ方向(外側方向)に移動させるアップ微調整処理を行う。リアディレーラ97rの変速位置がR8−R10のいずれかにない場合は、第2操作を無効にすべく何も処理せずにステップS3に移行する。
前シフトダウンスイッチ132fがオンしたと判断すると、ステップS3からステップS16に移行する。ステップS16では、前シフトダウンスイッチ132fが所定時間t1(たとえば1秒から4秒程度)以上操作された長押しか否かを判断する。この判断は、前シフトダウンスイッチ132fからの信号の立ち下がりのオフエッジのタイミングで判断すればよい。長押しではないと判断すると、ステップS17に移行する。ステップS17では、フロントディレーラ97fの変速位置がスプロケットF1、つまり内側の低速用のスプロケットの位置にあるか否かを判断する。変速位置がF1の場合、もうそれ以上シフトダウンできないので何も処理をせずにステップS4に移行する。変速位置がF1でないとき、つまり変速位置がF2のときには、ステップS17からステップS18に移行する。ステップS18では、フロントディレーラ97fを変速位置F1に移動させるシフトダウン制御を行い、ステップS4に移行する。
長押しと判断すると、前述した微調整処理を実施すべく、ステップS16からステップS19に移行する。ステップS19では、変速位置がF2か否かを判断する。変速位置がF2ではないとき、つまり変速位置がF1のときは何も処理をせずステップS4に移行する。変速位置がF2のときは、ライダーが微小移動処理を選択したと判断してステップS19からステップS20に移行する。ステップS20では、後変速位置センサ133rからの出力により、リアディレーラ97rの変速位置がR1−R3のいずれかにあるか否かを判断する。フロントディレーラ97fの変速位置がF2でリアディレーラ97rの変速位置がR1−R3であると、図5から明らかなようにチェーンが大きく斜めに図5右下がりに配置されることになり、フロントディレーラ97fに接触しやすくなる。このため、フロントディレーラ97fを微小距離L1(たとえば、スプロケットF1とF2の間隔より短い0.5mmから2mm(好ましくは1mm))シフトダウン方向に移動させるダウン微調整処理を行う。また、リアディレーラ97rの変速位置がR1−R3のいずれかにない場合は、長押しによる第2操作を無効にすべく何も処理せずにステップS4に移行する。
このようなステップS15又はステップS21の微調整処理において、図8に示すように、前シフトアップスイッチ131f又は前シフトダウンスイッチ132fが所定時間T1より長い所定時間t2長押しされたとき、長押しされた所定時間t2に応じて移動距離L1を変化させてもよい。たとえば、所定時間t2に比例して移動距離L1を長くしてもよいし、時間(t2−t1)に比例して長くしてもよい。また、ある所定時間t2の関数に応じて、又は段階的に長くしてもよい。
後シフトアップスイッチ131rがオンしたと判断すると、ステップS4からステップS25に移行する。ステップS25では、リアディレーラ97fの変速位置がスプロケットR10、つまり最も外側の高速用のスプロケットの位置にあるか否かを判断する。変速位置がR10の場合、もうそれ以上シフトアップできないので何も処理をせずにステップS5に移行する。変速位置がR10でとないとき、つまり変速位置がR1〜R9のときには、ステップS25からステップS26に移行する。ステップS26では、リアディレーラ97rを変速位置R2〜R10のいずれかに移動させるシフトアップ制御を行い、ステップS5に移行する。
後シフトダウンスイッチ132rがオンしたと判断すると、ステップS5からステップS27に移行する。ステップS27では、リアディレーラ97fの変速位置がスプロケットR1、つまり最も内側の低速用のスプロケットの位置にあるか否かを判断する。変速位置がR1の場合、もうそれ以上シフトダウンできないので何も処理をせずにステップS2に戻る。変速位置がR1でとないとき、つまり変速位置がR2〜R10のときには、ステップS27からステップS28に移行する。ステップS28では、リアディレーラ97rを変速位置R1〜R9のいずれかに移動させるシフトダウン制御を行い、ステップS2に戻る。
ここでは、第2操作によりフロントディレーラ97fを微小距離移動させることができるので、チェーン95が掛かっているスプロケットの位置に応じてフロントディレーラ97fを微小距離移動させることにより、チェーン95がフロントディレーラ97fに接触しにくくなる。また、通常の第1操作を行う前シフトアップスイッチ131f又は前シフトダウンスイッチ132fの長押し操作により微小距離移動させる微調整処理を行えるので、第2操作用の余分のスイッチが不要になる。
〔第2実施形態〕
図9に示す第2実施形態では、前シフトアップスイッチ131f又は前シフトダウンスイッチ132fの長押しではなく所定時間以内の2回の操作、すなわち、ダブルクリック操作により通常の変速操作と微調整操作とを判断している。なお、以降のフローチャート及び制御ブロック部において同一部材又は同一ステップに対しては同じ符号を付している。
図9において、第2実施形態では、前シフトアップスイッチ131fがオンしたと判断すると、ステップS2からステップS30に移行する。ステップS30では、前シフトアップスイッチ131fが所定時間t3(たとえば0.1秒から1秒程度)以内に2回操作されたダブルクリックか否かを判断する。この判断は、通常の変速を行う第1操作か微調整処理を行う第2操作かの判断をしているものであり、前シフトアップスイッチ131fからの信号の立ち上がりのオンエッジのタイミングで判断すればよい。ライダーは、たとえばフロントディレーラ97fからの異音や液晶表示部135の変速位置の表示などにより微調整処理の要否を判断する。
ダブルクリックではないと判断すると、ステップS30からステップS11に移行する。以降の通常変速処理の処理ステップは第1実施形態と同様なため説明を省略する。
ダブルクリックと判断すると、前述した微調整処理を実施すべく、ステップS30からステップS13に移行する。以降の微調整処理の処理ステップも第1実施形態と同様なため説明を省略する。
〔第3実施形態〕
図10に示す第3実施形態では、シフトダウンが不可能なときの前シフトダウンスイッチ132fの操作又はシフトアップが不可能なときの前シフトアップスイッチ131fの操作がなされると、第2操作と判断している。
図10において、第3実施形態では、前シフトアップスイッチ131fがオンしたと判断すると、ステップS2からステップS11に移行する。ステップS11では、フロントディレーラ97fの変速位置がスプロケットF2、つまり外側の高速用のスプロケットの位置にあるか否かを判断する。変速位置がF2の場合、もうそれ以上シフトアップできないので、第2操作と判断してステップS20に移行する。ただし、この第3実施形態では、変速位置がF2であるため、ダウン微調整処理を行うために、ステップS20では、後変速位置センサ133rからの出力により、リアディレーラ97rの変速位置がR1−R3のいずれかにあるか否かを判断する。リアディレーラ97rの変速位置がR1−R3のいずれかにない場合は、シフトアップ不可能なときの前シフトアップスイッチ131fのシフトアップ操作である第2操作を無効にすべく何も処理せずにステップS3に移行する。リアディレーラ97rの変速位置がR1−R3のいずれかにある場合は、ステップS21に移行して前述したダウン微調整処理を行う。
前シフトダウンスイッチ132fがオンしたと判断すると、ステップS3からステップS17に移行する。ステップS17では、フロントディレーラ97fの変速位置がスプロケットF1、つまり内側の低速用のスプロケットの位置にあるか否かを判断する。変速位置がF1の場合、もうそれ以上シフトダウンできないので、第2操作と判断してステップS14に移行する。ただし、この第3実施形態では、変速位置がF1であるため、アップ微調整処理を行うために、ステップS14では、後変速位置センサ133rからの出力により、リアディレーラ97rの変速位置がR8−R10のいずれかにあるか否かを判断する。リアディレーラ97rの変速位置がR8−R10のいずれかにない場合は、シフトダウン不可能なときの前シフトダウンスイッチ132fのシフトダウン操作である第2操作を無効にすべく何も処理せずにステップS4に移行する。リアディレーラ97rの変速位置がR8−R10のいずれかにある場合は、ステップS15に移行して前述したアップ微調整処理を行う。その他の処理は第1実施形態と同様なため説明を省略する。
〔第4実施形態〕
前述した実施形態では、変速用のスイッチの特殊な操作により微調整処理を行うようにしたが、第4実施形態では、アップ及びダウン微調整用の専用のスイッチにより微調整を行う。
図11において、変速制御部130には、前後のシフトアップスイッチ131f,131r、前後のシフトダウンスイッチ132f,132rに加えて、アップ微調整スイッチ140u,140dが接続されている。
第4実施形態では、アップ微調整スイッチ140uを、図12に示すように、前シフトアップスイッチ131fが第1位置P1に設けられた変速操作部121fの第2位置P2に設けたり、変速操作部120fの第1位置P1に設けたりできる。前シフトアップスイッチ131fが第1位置P1に設けられた変速操作部121fの場合、変速操作部120fの第1位置P1には、前シフトダウンスイッチ132fが、第2位置P2には、ダウン微調整スイッチ140dが設けられている。すなわち、変速用のスイッチと微調整用のスイッチとが同じ操作部に収納されている。変速操作部120fの第1位置P1にアップ微調整スイッチ140uが設けられている場合、変速操作部120fの第2位置P2にダウン微調整スイッチ140dが設けられ、変速操作部121fの第1位置P1に前シフトアップスイッチ131fが、第2位置P2に前シフトダウンスイッチ132fが設けられている。すなわち、微調整用のスイッチと変速用のスイッチとが別々の操作部に収納されている。
さらに図13に示すように、変速操作部121fに前シフトアップスイッチ131fと前シフトダウンスイッチ132fと、アップ微調整スイッチ140dと、ダウン微調整スイッチ140dとの4つのスイッチを設けてもよい。この場合、変速用のスイッチから深押しの2段目の第3及び第4位置P3,P4にアップ及びダウン微調整スイッチ140u,140dが設けられている。
このような第4実施形態では、図14において、ステップS3に続くステップS33でアップ微調整スイッチ140uが操作されたか否かを判断する。ステップS34では、ダウン微調整スイッチ140dが操作されたか否かを判断し、操作されない場合はステップS4に移行する。
アップ微調整スイッチ140uが操作されるとステップS33からステップS14に移行する。ステップS14では、前述と同様な後スプロケットの変速位置の判断を行い、ステップS15で前述と同様なアップ微調整処理を行う。このとき、アップ微調整スイッチ140uの操作時間に応じて微小距離L1を大きくしてもよい。
ダウン微調整スイッチ140dが操作されるとステップS34からステップS20に移行する。ステップS20では、前述と同様な後スプロケットの変速位置の判断を行い、ステップS21で前述と同様なダウン微調整処理を行う。このとき、ダウン微調整スイッチ140dの操作時間に応じて微小距離L1を大きくしてもよい。
このような第4実施形態では、専用のスイッチを用いて微調整処理を行えるので、操作スイッチの数は増えるが誤操作が減少する。
〔第5実施形態〕
前記第4実施形態では、アップ微調整及びダウン微調整の専用スイッチを設けたが、微調整用に1つのスイッチを設けてもよい。また、リアディレーラ97rの変速位置だけでなく、ディレーラ97f,97rを駆動するための電源(図示せず)の電圧により第2操作を無効にしてもよい。
図15において、変速制御部130には、前後のシフトアップスイッチ131f,131r、前後のシフトダウンスイッチ132f,132rに加えて、微調整スイッチ141と、電源電圧検出部142とが接続されている。図16に示すように、微調整スイッチ141は、たとえばブレーキブラケット115rに設けられたノーマルオープンの押しボタンスイッチで構成されている。
このような構成の第5実施形態では、図17のステップS3に続くステップS35で微調整スイッチ141が操作されたか否かを判断する。ステップS35で操作されていないと判断されるとステップS4に移行する。
微調整スイッチ141が操作されたと判断すると、ステップS35からステップS36に移行する。ステップS36では、電源検出部142からの信号によりで電源電圧の低下を判断する。たとえば、電源電圧の50%以下の電源電圧になると電源電圧の低下を判断する。電源電圧が低下している場合は、微調整スイッチ141による第2操作を無効にすべくステップS4に移行する。電源電圧が低下していない場合は、ステップS37に移行する。ステップS37では、フロントディレーラ97fの変速位置がF1か否かを判断する。変速位置がF1の場合は、アップ微調整をすべくステップS14に移行してリアディレーラ97rの変速位置に対する前述した判断を行い、ステップS15で前述したようなアップ微調整処理を行う。また前述した場合と同様に、後変速位置に応じて第2操作を無視する。変速位置がF2の場合は、ダウン微調整をすべくステップS20に移行してリアディレーラ97rの変速位置に対する前述した判断を行い、ステップS21で前述したようなダウン微調整処理を行う。また前述した場合と同様に、後変速位置に応じて第2操作を無視する。
〔他の実施形態〕
(a)前記実施形態では、2段の前スプロケット群の場合を例に説明したが、3段の前スプロケット群の場合も同様に処理を行えばよい。前スプロケット群が3枚のスプロケットF1〜F3で構成される場合、変速位置が中間のスプロケットF2にある場合、第2操作によるスイッチ入力を無視するようにしてもよい。
(b)前記実施形態では、ロードタイプの自転車の変速制御装置を例に説明したが、自転車の形態は外装変速装置を有するものであればどのような形態でもよい。
(c)前記実施形態では、リアディレーラも電動であったが、リアディレーラは電動ではなく手動変速型のものでもよい。
本発明の一実施形態が採用された自転車の側面図 そのハンドル部分の正面図。 その後ブレーキレバーの側面図。 その後ブレーキレバーの正面図。 前後のスプロケット群の模式的配置図。 変速制御装置の構成を示すブロック図。 第1実施形態の制御フローチャート。 第1実施形態の変形例のタイムチャート。 第2実施形態の図7に相当する図。 第3実施形態の図7に相当する図。 第4実施形態の図6に相当する図。 第4実施形態の図4に相当する図。 第4実施形態の変形例の図4に相当する図。 第4実施形態の図7に相当する図。 第5実施形態の図6に相当する図。 第5実施形態の図3に相当する図。 第5実施形態の図7に相当する図。
符号の説明
95 チェーン
97f フロントディレーラ
99f,99r 前後のスプロケット群
110 変速制御装置
130 変速制御部
131f 前シフトアップスイッチ
132f 前シフトダウンスイッチ
140u アップ微調整スイッチ
140d ダウン微調整スイッチ
141 微調整スイッチ
142 電源電圧検出部
F1,F2 前スプロケット(フロントディレーラの変速位置)
R1〜R10 後スプロケット(リアディレーラの変速位置)

Claims (20)

  1. 軸方向に並べて配置された複数のスプロケットにチェーンを移動させる電気制御可能なフロントディレーラを制御する自転車用変速制御装置であって、
    前記フロントディレーラの変速操作を行うための操作部と、
    前記操作部が第1操作されたと判断すると前記フロントディレーラを前記複数のスプロケットに対応する変速位置のいずれかに移動させるとともに、前記操作部が前記第1操作と異なる第2操作されたと判断すると前記フロントディレーラを前記変速位置間の移動距離より小さい微小距離だけ移動させる制御部と、
    を備えた自転車用変速制御装置。
  2. 前記操作部は、前記変速操作を行うためのシフトスイッチを有し、
    前記制御部は、前記シフトスイッチの所定時間以上の操作がなされると、前記第2操作と判断する、請求項1に記載の自転車用変速制御装置。
  3. 前記操作部は、シフトアップ用のシフトアップスイッチとシフトダウン用のシフトダウンスイッチとを有するシフトスイッチを有し、
    前記制御部は、シフトアップが可能なときの前記シフトアップスイッチの所定時間以上の操作又はシフトダウンが可能なときの前記シフトダウンスイッチの所定時間以上の操作がなされると、前記第2操作と判断する、請求項1に記載の自転車用変速制御装置。
  4. 前記制御部は、前記シフトスイッチの所定時間以上の操作がなされると、その時間に応じて前記微小距離を変化させる、請求項1から3のいずれか1項に記載の自転車用変速制御装置。
  5. 前記操作部は、シフトアップ用のシフトアップスイッチとシフトダウン用のシフトダウンスイッチとを有するシフトスイッチを有し、
    前記制御部は、前記シフトダウンが不可能なときの前記シフトダウンスイッチの操作又はシフトアップが不可能なときの前記シフトアップスイッチの操作がなされると、前記第2操作と判断する、請求項1に記載の自転車用変速制御装置。
  6. 前記操作部は、前記変速操作を行うためのシフトスイッチを有し、
    前記制御部は、前記シフトスイッチの所定時間内の複数回の操作がなされると、前記第2操作と判断する、請求項1に記載の自転車用変速制御装置。
  7. 前記操作部は、前記第1操作用のシフトスイッチと、前記第2操作用の第2操作用スイッチとを有し、
    前記制御部は、前記第2操作用スイッチが操作されると、前記第2操作と判断する、請求項1に記載の自転車変速制御装置。
  8. 前記第2操作用スイッチと前記シフトスイッチとは、同一ハウジング内に収納されている、請求項7に記載の自転車用変速制御装置。
  9. 前記第2操作用スイッチと前記シフトスイッチは、2段押しスイッチ装置に内装されている、請求項8に記載の自転車用変速制御装置。
  10. 前記第2操作用スイッチは、前記シフトスイッチと異なるハウジングに収納されている、請求項7に記載の自転車用変速制御装置。
  11. 前記操作部は、前記シフトアップ用のシフトアップスイッチとシフトダウン用のシフトダウンスイッチを有するシフトスイッチを有し、
    前記操作部は、中立位置と、前記中立位置から一方向に移動したシフトアップ位置と、前記中立位置から他方向に移動したシフトダウン位置とに移動自在な操作部材を有し、
    前記シフトアップ位置に前記操作部材が移動すると前記シフトアップスイッチが操作され、前記シフトダウン位置に前記操作部材が移動すると前記シフトダウンスイッチが操作される、請求項1に記載の自転車用変速制御装置。
  12. 前記操作部は、中立位置と、前記中立位置から一方向に移動した第1位置と、前記中立位置から他方向に移動した第2位置とに移動自在な操作部材を有し、
    前記第1位置に前記操作部材が移動すると第1操作が行われ、前記第2位置に前記操作部材が移動すると第2操作が行われる、請求項1に記載の自転車用変速制御装置。
  13. リアディレーラの変速位置を検出可能なリア変速位置検出手段をさらに備え、
    前記制御部は、前記リア変速位置検出手段の検出結果に応じて前記第2操作の判断を無効にする、請求項1から12のいずれか1項に記載の自転車用変速制御装置。
  14. 前記フロントディレーラを駆動するための電源電圧を検出する電源電圧検出手段をさらに備え、
    前記変速制御部は、前記電源電圧検出手段の検出結果に応じて前記第2操作の判断を無効にする、請求項1から13のいずれか1項に記載の自転車用変速制御装置。
  15. 軸方向に並べて配置された複数のスプロケットにチェーンを移動させる電気制御可能なフロントディレーラを制御する自転車用変速制御装置であって、
    前記フロントディレーラを前記複数のスプロケットに対応する複数の変速位置のいずれかに移動させるためのシフトスイッチと、
    前記フロントディレーラを前記変速位置間の移動距離より小さい微小距離だけ移動させるための微調整スイッチと、
    前記シフトスイッチと前記微調整スイッチとの操作に応じて前記フロントディレーラを制御する制御部と、
    を備えた自転車用変速制御装置。
  16. 前記微小距離は、予め決められた距離である、請求項15に記載の自転車用変速制御装置。
  17. 前記微小距離は、微調整スイッチの操作時間に応じて変化する、請求項15に記載の自転車用変速制御装置。
  18. 前記シフトスイッチと前記微調整スイッチは同一のハウジングに収納されている、請求項15から17のいずれか1項に記載の自転車用変速制御装置。
  19. 前記シフトスイッチと前記微調整スイッチは異なるハウジングに収納されている、請求項15から17のいずれか1項に記載の自転車用変速制御装置。
  20. 軸方向に並べて配置された複数のスプロケットにチェーンを移動させる電気制御可能なフロントディレーラを制御する方法であって、
    前記フロントディレーラの変速操作を行うための操作部が第1操作されたと判断すると前記フロントディレーラを前記複数のスプロケットに対応する複数の変速位置のいずれかに移動させる工程と、
    前記操作部が前記第1操作と異なる第2操作されたと判断すると前記フロントディレーラを前記変速位置間の移動距離より小さい微小距離だけ移動させる工程からなる、フロントディレーラの制御方法。
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