JP2005235851A - 太陽電池モジュールの端面封止部材及びそれを用いた太陽電池モジュール - Google Patents

太陽電池モジュールの端面封止部材及びそれを用いた太陽電池モジュール Download PDF

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Abstract

【課題】 太陽電池モジュールを組み付けるときの作業性を考慮した簡単な構造で受光ガラスの表面状態に関わらず止水性(すなわち、封止性)を確保する。
【解決手段】 端面封止部材1は、太陽電池モジュール本体の外形に沿って形成された枠形状に形成されており、太陽電池モジュールの表面側に当接する上側封止片11と、太陽電池モジュールの裏面側に当接する下側封止片12と、太陽電池モジュールの端面に当接する横側封止片13からなる断面略コ字状に形成されている。また、封止片は、太陽電池モジュール本体の表面側に当接する上側封止片と、太陽電池モジュール本体の裏面側に当接する下側封止片と、太陽電池モジュール本体の端面に当接する横側封止片からなる断面略コ字状に形成されかつ2層構造であり、外側層が硬く、内側層の硬度が外側より小さく形成されていることで、凹凸のあるガラス面でも密着性があり封止が可能となる。
【選択図】 図2


Description

本発明は、住宅建物の屋根部分等に設置される太陽電池モジュールの端面封止部材に係り、特に、太陽電池モジュール本体とそれを支持する枠体との間の止水性能を確保するための改良に関する。
図9に示すように、太陽電池モジュールは、一般的に太陽電池モジュール本体4と枠体5とにより構成されている。図9(a)は太陽電池モジュール2の平面図、図9(b)は図9(a)におけるB矢視図、図9(c)は図9(a)におけるC矢視図である。
太陽電池モジュール本体4は、図10にその端部45を一部拡大して示すように、表面側である受光面ガラス41上(図面では下側となっている)に、エチレンビニルアセテート(EVA)からなる受光面側封止用樹脂層42a、多結晶シリコンにより形成された太陽電池セル43、エチレンビニルアセテート(EVA)からなる裏面側封止用樹脂層42b、裏面側封止耐候性フィルム44の順に積層され、一体化ラミネート加工されたスーパーストレート型構造のものが知られている。これにより、この太陽電池モジュール本体4は、耐候性が確保された矩形状の薄板として構成されている。なお、上記太陽電池セル41は、単結晶シリコンやアモルファスシリコン等で形成されたものであってもよい。
枠体5は、図9及び図10(図9におけるIII部分の分解斜視図)に示すように、上記太陽電池モジュール本体4の四辺を保持するものであって、上側フレーム材51、下側フレーム材52、左右一対の側端フレーム材53,54を備えており、これらフレーム材51,52,53,54が一体的に組み付けられることにより枠状に形成されている。ただし、図11は、下側フレーム材52と右側の側端フレーム材54との組み付け部分を示している。
各フレーム材51,52,53,54は、アルミニウムの押出加工によりそれぞれ成形されている。上側フレーム材51は、太陽電池モジュール本体4における住宅棟側に位置する端縁を保持している。下側フレーム材52は、太陽電池モジュール本体4における住宅軒側に位置する端縁を保持している。各側端フレーム材53,54は、太陽電池モジュール本体4の左右両側縁をそれぞれ保持すると共に、上側フレーム材51及び下側フレーム材52の両端縁同士を連結している。
次に、これら各フレーム材51,52,53,54の基本構成について詳細に説明する。基本構成は、各フレーム材51,52,53,54に共通であるため、ここでは図12を用いて側端フレーム材54の断面形状について説明する。ただし、以下の断面形状の説明では、図12における左方向を太陽電池モジュール2の外縁を構成する外側とし、図中右方向を太陽電池モジュール本体4を支持する側、つまり内側であるとして説明する。
図12に示すように、側端フレーム材54は、矩形の閉断面を有するフレーム本体54aを備えていると共に、このフレーム本体54aの上面の外側端(図中左端)から上方に延びた後、内側(図中右側)へ折り曲げられて成る延長屈曲片54bが設けられている。これにより、フレーム本体54aの上面54cと延長屈曲片54bの水平部分54dとの間で太陽電池モジュール本体4の外周端部が嵌り込む溝部54eが形成されている。また、フレーム本体54aの上面54cの内側端(図中右側端)には、太陽電池モジュール本体4の下面が当接するフランジ54fが突設されている。なお、この溝部54eの幅寸法(図10中の上下方向寸法)は、太陽電池モジュール本体4の厚さ寸法よりも僅かに大きく設定されている。
また、フレーム本体54aの外側(図中左側)の側面には、僅かに水平方向に延びた後、上方へ折り曲げられて成る延長片54gが突設されている。
なお、図11中の符号52hは、下側フレーム材52に設けられたビスホールを有するビス止め部であり、符号54hは、このビス止め部52hに対向して側縁フレーム材54に設けられたビス孔である。
ところで、このような構成の太陽電池モジュール2は、太陽電池モジュール本体4と枠体5との間の止水性能を十分に確保し、この両者間の隙間から雨水等が浸入しないようにしておく必要があるため、従来から種々の止水方式が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
図13は、太陽電池モジュール本体4と枠体5との間を止水する従来の止水構造の一例を示しており、太陽電池モジュール本体4と枠体5との間に、テープ状の止水部材61を介挿させた構造となっている。すなわち、止水部材61は、側端フレーム材54の溝部54eの開放部分を覆うように配置されている。この止水部材61は、EPDM等の発泡材により形成された薄板状の部材であって、側端フレーム材54の延長片54bの水平部分54dからフランジ54fに跨って設けられている。また、この止水部材61は、このフランジ54fの先端部分に接着されている(図13(a)におけるI部分)。つまり、止水部材61は、延長屈曲片54bの水平部分54dに対しては単に接触しているのみであって(図13(a)におけるII部分)、この端部は自由端となっている。さらに、この止水部材61の厚さ寸法は、側端フレーム材54の溝部54eの幅寸法(図13(a)中の上下方向寸法)から太陽電池モジュール本体4の厚さ寸法を減じた値を1/2した寸法よりも僅かに大きく設定されている。この止水部材61は、例えばブチレンゴムによって形成されている。
上記説明では、一方の側端フレーム材54における止水部材61の配設状態について説明したが、他方の側端フレーム材53においても同様に止水部材61が配設されており、さらに、上側フレーム材51及び下側フレーム材52においても同様にして止水部材61が配設されている。
この止水部材61は、各フレーム51,52,53,54に太陽電池モジュール本体4を嵌め込むときに、同時に嵌め込まれる。ここでは、側端フレーム54に対して太陽電池モジュール本体4の側端部を嵌め込む際の動作を代表して説明する。すなわち、側端フレーム材54の溝部54eに太陽電池モジュール本体4の側端部を嵌め込むと、太陽電池モジュール本体4からの押圧力によって止水部材61が変形する。
止水部材61の変形は、図13(b)に示すように、止水部材61の自由端側(図13(b)において上側に位置している部分)が太陽電池モジュール本体4によって溝部54eの内部に押し込まれ、この溝部54eの内面に沿って太陽電池モジュール本体4の外周部に巻き付くように変形する。このため、太陽電池モジュール本体4の外周部の表面側及び裏面側と溝部54eの内面との間にはそれぞれ止水部材61が存在することになる。この際、上述したように、止水部材61の厚さ寸法は、溝部54eの幅寸法(図13(b)中の上下方向寸法)から太陽電池モジュール本体4の厚さ寸法を減じた値の1/2よりも僅かに大きく設定されているため、この嵌め込み動作が完了した状態では、止水部材61は溝部54eの内面と太陽電池モジュール本体4の外面(表面及び裏面)との間で圧縮された状態となる。
また、本発明者らは、上記特許文献1とは異なる構造の止水方式をすでに提案(以下、「提案技術」という。)している。具体的には、太陽電池モジュール本体の外形に沿って形成された枠形状の端面封止部材を用意し、この端面封止部材を太陽電池モジュール本体の端部全周に渡って嵌め込んだ状態で枠体に嵌め込む構造としている。そのため、端面封止部材は、太陽電池モジュール本体の表面側に当接する上側封止片と、太陽電池モジュール本体の裏面側に当接する下側封止片と、太陽電池モジュール本体の端面に当接する横側封止片からなる断面略コ字状に形成されている。この封止部材を用い、太陽電池モジュールの端面封止を行っていた。
特開2001−230440号公報(図6(a)、図8)
上記構成の止水構造によれば、太陽電池モジュール本体4とそれを支持する枠体5との間の止水性能を確保することができる。
しかし、上記特許文献1の止水構造では、太陽電池モジュール本体4の外周端部を枠体5の溝部54eに嵌め込むときに、同時にテープ状の止水部材61を枠体5の溝部54e内に押し込みながら嵌め込んでいく構造であるため、止水部材61の一方の縁部がフランジ54fの先端部分に接着されているとはいうものの、押し込み圧によって止水部材61がずれ、太陽電池モジュール本体4の周端部全体を均等の状態で封止することが難しいといった問題があった。また、ずれて枠体の溝部からはみ出した部分については、作業者がナイフ等で切除するという後工程が必要となるため、作業工程が増加するといった問題があった。
また、テープ状の止水部材61を折り曲げながら枠体5の溝部54e内に押し込んでいくため、この押し込み作業も煩雑であり、手間と時間とがかかるといった問題もあった。
さらに、枠体5の角部分では、止水部材61が無理な状態で折り曲げられるため、この部分については別の止水部材を用意しなければならず、特に角部分の止水性能を充分に確保することが難しいといった問題もあった。
一方、上記提案技術の止水構造では、太陽電池モジュール本体4のガラスの受光面側が平坦である場合には十分に効果を発揮するものの、ガラス面に凹凸のある場合には凹凸部より水か浸入する可能性があるといった問題が残されていた。これは、上記特許文献1も同様である。
本発明はかかる問題点を解決すべく創案されたもので、その目的は、太陽電池モジュールを組み付けるときの作業性を考慮した簡単な構造で止水性(すなわち、封止性)を得る太陽電池モジュールの端面封止部材及びそれを用いた太陽電池モジュールを提供することにある。
本発明は、太陽電池モジュール本体が枠体に嵌め込まれた構造の太陽電池モジュールを前提としている。そして、太陽電池モジュール本体の外形に沿って形成された枠形状あるいは太陽電池モジュール本体の各辺に準じて形成された形状の端面封止部材を用意し、この端面封止部材を太陽電池モジュール本体の端部全周に渡って嵌め込んだ状態で枠体に嵌め込む構造としている。
そのため、端面封止部材は、太陽電池モジュール本体の表面側に当接する上側封止片と、太陽電池モジュール本体の裏面側に当接する下側封止片と、太陽電池モジュール本体の端面に当接する横側封止片からなる断面略コ字状に形成され、かつ2層構造であり、外層部材が硬く、内層部材の硬度が外層部材より小さく形成されている。これにより、凹凸のあるガラス面でも密着性があり封止が可能となる。
この場合、端面封止部材は、下側封止片が上側封止片よりも長くなるように形成されていてもよい。下側封止片は、太陽電池モジュール本体の裏面側に当接する部分であり、端面封止部材が太陽電池モジュール本体から容易に抜け落ちないようにすることができる。また、枠体形状は従来と同様であり、図12に示すように、下側封止片と当接する部分であるフランジ54fが、下側封止片と当接する延長屈曲片54bの水平部分54dより長いので、この水平部分54dに合った長さに形成しておくほうが、止水性の面からも好適である。
また、上側封止片と下側封止片にはそれぞれ内層部材の外層部材からのはみ出しを防止するための突起部が形成されている。このような突起部を形成することで、太陽電池モジュール本体の周端部に封止部材を嵌め込んだ状態で、この封止部材部分を枠体の溝に嵌め込んだとき、枠体の溝によって封止部材が圧接され、密着することにより、凹凸のあるガラス面においても確実に封止される。
なお、このような封止構造は、表面側である凹凸のある受光面ガラス上に、エチレンビニルアセテートからなる受光面側封止用樹脂層、太陽電池セル、エチレンビニルアセテートからなる裏面側封止用樹脂層、裏面側封止耐候性フィルムの順に積層され、一体化ラミネート加工されたスーパーストレート構造の太陽電池モジュール本体に適用した場合に、より効果が得られる。ただし、スーパーストレート構造のものに限るものではなく、例えば、表裏両面がガラスで形成されている採光型の太陽電池モジュールにも適用可能である。
以上説明したように、本発明では、太陽電池モジュール本体が枠体に嵌め込まれた構造の太陽電池モジュールを前提としている。そして、太陽電池モジュール本体の外形に沿って形成された枠形状あるいは太陽電池モジュール本体の各辺に準じて形成された形状で2層構造の端面封止部材を用意し、この端面封止部材を太陽電池モジュール本体の端部全周に渡って嵌め込んだ状態で枠体に嵌め込む構造としている。このように、枠形状に形成された一体型の端面封止部材あるいは太陽電池モジュール本体の各辺に準じて形成された形状の端面封止部材を太陽電池モジュール本体の端部全周に渡って嵌め込む構造としたので、ガラスの受光面側に凹凸が形成されている太陽電池モジュール本体にも密着し確実に封止することができ、水の進入を確実に防ぐことができる。
また、断面コ字状またはU字状の端面封止部材を太陽電池モジュール本体に嵌め込んだ状態で枠体に嵌め込むので、枠体に嵌め込む際に端面封止部材がずれるといった心配もなく、また嵌め込み作業性も向上する。
また、端面封止部材の下側封止片を上側封止片よりも長く形成することにより、端面封止部材が太陽電池モジュール本体から容易に抜け落ちないようにすることができるとともに、太陽電池モジュール本体の裏面側の止水性も向上する。
また、上側封止片と下側封止片の対向面に突起部を形成することにより、この端面封止部材を枠体の溝部に嵌め込んだとき、枠体の溝部によって端面封止部材が圧接され、突起部が太陽電池モジュール本体の表面側と裏面側とに押し潰されるようにして密着されるため、太陽電池モジュール本体の端面を確実に封止することができる。さらに、上側封止片及び下側封止片の先端部を、凹部側に傾斜して設けておくことにより、上側封止片及び下側封止片の先端部も太陽電池モジュール本体の表面側と裏面側とに押し付けられて密着されるため、突起部との相乗効果により、太陽電池モジュール本体の端面をより確実に封止することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。
[実施の形態1]
図1は、本発明の実施の形態1に係わる端面封止部材1の全体斜視図、図2は図1のD−D線断面図である。なお、本実施の形態1では、太陽電池モジュール本体については、図10に示すスーパーストレート構造の太陽電池モジュール本体4を使用し、枠体については、図12に示す構造の枠体5を使用して、以下の説明を行うものとする。
この端面封止部材1は、図10に示す太陽電池モジュール本体4の外形に沿って形成された枠形状となっており、太陽電池モジュール本体4の端部45(図10参照)全周に渡って嵌め込まれた状態で、枠体5の各フレーム51,52,53,54に嵌め込まれる。
この端面封止部材1は、図2に示すように断面略コ字状または断面略U字状に形成され、かつ2層構造となっており、太陽電池モジュール本体4の表面側である凹凸のある受光面ガラス41に当接する上側封止片11と、太陽電池モジュール本体4の裏面側封止耐候性フィルム44に当接する下側封止片12と、太陽電池モジュール本体4の端面45a(図10参照)に当接する横側封止片13とで構成されている。これら上側封止片11、下側封止片12及び横側封止片13によって、太陽電池モジュール本体4の端部45に嵌め込む凹溝部14が形成されている。
また、上側封止片11及び下側封止片12は、横側封止片13の各端部13a,13aから若干両外側に開いて設けられており、各先端部11a,12aは、互いの方向、すなわち凹溝部14側に向かって傾斜するように屈曲形成されている。この両先端部11a,12aの間隔Tは、太陽電池モジュール本体4の端部45の厚みとほぼ同じかそれよりも若干狭くなるように形成されている。また、横側封止片13の各端部13a,13aは、枠体5への嵌め込みを容易とするために、湾曲状に形成されている。ただし、図2中に破線で示すように、斜めにカットしたテーパ面13b,13bとしてもよい。
このように形成された端面封止部材1の各封止片11,12,13は、硬度の異なる部材の複層構造(本実施の形態1では2層構造)になっている。すなわち、外層側である各封止片11,12,13の内側に、各封止片11,12,13より硬度が小さく凹凸のある面においても密着が可能な内層部材111,121,131が形成されている。
図3(a)は、上記構成の端面封止部材1を太陽電池モジュール本体4の端部45に嵌め込んだ状態を示している。
この状態では、内層部材111,121は、太陽電池モジュール本体4の受光面ガラス41及び裏面側封止耐候性フィルム44に当接しているが、上側封止片11及び下側封止片12の各先端部11a,12aは、太陽電池モジュール本体4の受光面ガラス41及び裏面側封止耐候性フィルム44に若干圧接した状態で接しており、太陽電池モジュール本体4の端部45を保持する力を有している。これにより、端面封止部材1が太陽電池モジュール本体4の端部45から簡単に抜け外れる心配はない。
この状態で太陽電池モジュール本体4の端部45を枠体5の溝部54eに嵌め込むと、図3(b)に示すように、溝部54eの内面に沿って端面封止部材1が変形し、上側封止片11及び下側封止片12の各内側部材111,121(図示省略)、及び上側封止片11及び下側封止片12の各先端部11a,12aが押し潰されて、太陽電池モジュール本体4の凹凸のある受光面ガラス41及び裏面側封止耐候性フィルム44に密着する。またこのとき、端面封止部材1の横側封止片13の内層部材131も太陽電池モジュール本体4の端面45aに密着し、太陽電池モジュール本体4の端面45aが完全に封止されることになる。
[実施の形態2]
図4は、本発明の実施の形態2に係る端面封止部材1Aの断面図である。
本実施の形態2の端面封止部材1Aと上記実施の形態1の端面封止部材1との違いは、太陽電池モジュール本体4の裏面側封止耐候性フィルム44に当接する下側封止片12Aが、太陽電池モジュール本体4の受光面ガラス41に当接する上側封止片11より長く形成されている点であり、その他の構成は、上記実施の形態1の端面封止部材1と同様である。従って、実施の形態1の端面封止部材1の構成部分と同じ構成部分には同符号を付すこととし、詳細な説明は省略する。
このように、下側封止片12Aを上側封止片11より長く形成したのは、図12に示すように、フレーム本体54aの上面54cの内側端にフランジ54fを設けており、このフランジ54f分だけ、延長屈曲片54bの水平部分54dより長くなっているからである。そのため、下側封止片12Aの長さは、上面54cの基端部(延長屈曲片54bとの接合部分)からフランジ54fの先端までの長さにほぼ合致した長さに形成されている。
図5は、上記構成の端面封止部材1Aを太陽電池モジュール本体4の端部45に嵌め込んだ状態で、さらに枠体5に嵌め込んだ状態を示している。
この状態では、枠体5の溝部54eの内面に沿って端面封止部材1が変形し、上側封止片11及び下側封止片12Aの各内側部材111,12A1(図示省略)、及び上側封止片11及び下側封止片12Aの各先端部11a,12aが押し潰されて太陽電池モジュール本体4の受光面ガラス41及び裏面側封止耐候性フィルム44に密着する。この場合、下側封止片12Aが、溝部54eの上面54c及びフランジ54fのほぼ全体に渡って密着するため、太陽電池モジュール本体4の裏面側の止水性が向上する。またこのとき、端面封止部材1の横側封止片13の内層部材131(図示省略)も太陽電池モジュール本体4の端面45aに密着し、太陽電池モジュール本体4の端面45aが完全に封止されることになる。
なお、スーパーストレート構造の太陽電池モジュール本体4は、図10に示すように、表面側の受光面ガラス41に対し、裏面側が薄い封止耐候性フィルム44であるため、一体化ラミネート加工を行うと、裏面側が強く引っ張られて若干傾斜することになる。そのため、本実施の形態2のように下側封止片12Aを長くしておくと、このような傾斜に対してもあまり影響されることなく、端面封止部材1Aを太陽電池モジュール本体4の端部45に確実に嵌め込むことができるといった利点もある。逆に言えば、太陽電池モジュール本体4からの抜け防止の効果もある。
[実施の形態3]
図6は、本発明の実施の形態3に係る端面封止部材1Bの断面図である。
本実施の形態3の端面封止部材1Bと上記実施の形態1の端面封止部材1との違いは、上側封止片11と下側封止片12との対向面にそれぞれ突起部11b,12bが形成されている点であり、その他の構成は、上記実施の形態1の端面封止部材1と同様である。従って、実施の形態1の端面封止部材1の構成部分と同じ構成部分には同符号を付すこととし、詳細な説明は省略する。
この突起部11b,12bは、太陽電池モジュール本体4の周端部(端辺)に沿って平行に、すなわち、凹溝部14の長手方向に沿って平行に形成された1条または複数条(本実施の形態3では2条形成されている)のリブ片形状となっている。また、上側封止片11及び下側封止片12の各内層部材111,121は、この突起部11b,12bも被覆するように設けられている。すなわち、突起部11b,12bは、内層部材111,121が、外層部材である上側封止片11及び下側封止片12からのはみ出しを防止するために形成されている。このような突起部11b,12bを形成することで、太陽電池モジュール本体4の周端部に端面封止部材1Bを嵌め込んだ状態で、この端面封止部材1Bを枠体5の溝部54eに嵌め込んだとき、枠体5の溝部54eによって端面封止部材1Bが圧接され、密着することにより、凹凸のある受光面ガラス41のガラス面においても確実に封止される。
[実施の形態4]
図7は、本発明の実施の形態4に係る端面封止部材1Cの断面図である。
本実施の形態4の端面封止部材1Cと上記実施の形態2の端面封止部材1Aとの違いは、上側封止片11と下側封止片12との対向面にそれぞれ突起部11b,12bが形成されている点であり、その他の構成は、上記実施の形態2の端面封止部材1Aと同様である。従って、実施の形態2の端面封止部材1Aの構成部分と同じ構成部分には同符号を付すこととし、詳細な説明は省略する。
この突起部11b,12bは、太陽電池モジュール本体4の周端部(端辺)に沿って平行に、すなわち、凹溝部14の長手方向に沿って平行に形成された1条または複数条(本実施の形態4では2条形成されている)のリブ片形状となっている。また、上側封止片11及び下側封止片12の各内層部材111,12C1は、この突起部11b,12bも被覆するように設けられている。すなわち、突起部11b,12bは、内層部材111,12C1が、外層部材である上側封止片11及び下側封止片12からはみ出すのを防止するために形成されている。このような突起部11b,12bを形成することで、太陽電池モジュール本体4の周端部に端面封止部材1Cを嵌め込んだ状態で、この端面封止部材1Cを枠体5の溝部54eに嵌め込んだとき、枠体5の溝部54eによって端面封止部材1Cが圧接され、密着することにより、凹凸のある受光面ガラス41のガラス面においても確実に封止される。
[実施の形態5]
図8は、本発明の実施の形態5に係る端面封止部材1Dの断面図である。
本実施の形態5の端面封止部材1Dは、図8に示すように断面略コ字状または断面略U字状に形成された硬度の異なる内層部材D1と外層部材D2の2層構造となっており、太陽電池モジュール本体4の表面側である凹凸のある受光面ガラス41に当接する上側封止片21と、太陽電池モジュール本体4の裏面側封止耐候性フィルム44に当接する下側封止片22と、太陽電池モジュール本体4の端面45a(図10参照)に当接する横側封止片23とで構成されている。これら上側封止片21、下側封止片22及び横側封止片23によって、太陽電池モジュール本体4の端部45に嵌め込む凹溝部24が形成されている。
このように形成された端面封止部材1Dの各封止片21,22,23は、上記したように硬度の異なる内層部材D1と外層部材D2の2層構造となっており、外層部材D1の内側に、外層部材D1より硬度が小さく凹凸のある面においても密着が可能な内層部材D2が形成されている。
また、外層部材D1の開放先端部には、内層部材D2の先端部を受け止めるべく互いの方向、すなわち凹溝部24側に向かって突出した第1突起部211が形成されており、開放先端部の外側面には、外方に突出した第2突起部212が形成されている。
ここで、本実施の形態5の端面封止部材1Dでは、凹溝部24の内面形状が、太陽電池モジュール本体4の端部45の厚みよりも幅広に形成されており、特に、凹溝部24の底部から開放先端部に向かって漸次広がるように形成されている。そして、底部の幅Tが太陽電池モジュール本体4の端部45の厚み(幅)と略等しい幅に形成されている。
このように、凹溝部24の内面形状を太陽電池モジュール4の端部45の厚み(幅)よりも幅広の形状とすることで、この端面封止部材1Dを太陽電池モジュール本体4の端部45に嵌め込む作業を容易にしている。つまり、この端面封止部材1Dを太陽電池モジュール本体4の端部45に嵌め込む際、端面封止部材1Dの軟質の内層部材D2が太陽電池モジュール本体4の端部45に圧接されることなく嵌め込み作業を行うことができるので、嵌め込み作業に際して内層部材D2が嵌め込み方向(太陽電池モジュール本体4の受光面と平行な方向)に押し流されて変形することを防止することができる。さらに、端面封止部材1Dをただ太陽電池モジュール本体4に嵌め込むだけでなく、開き気味の形状を太陽電池モジュール本体4になじませることによって内層部材D1を太陽電池モジュール本体4の受光面ガラス41に押え付け表面形状を転写密着させることができる。
第1突起部211は、端面封止部材1Dが太陽電池モジュール本体4の周辺部に嵌め込まれ、枠体5に挿入された後に枠体5から太陽電池モジュール本体4の受光面に垂直な方向に押え付けられることによって、軟質の内層部材D1が太陽電池モジュール本体4の受光面と平行な方向に押し流されることを防ぐために設けられている。これは、軟質の内層部材D1が完全に太陽電池モジュール本体4の受光面形状を転写密着させることを目的としている。また、太陽電池モジュール本体4の裏面側(受光面と反対側の面)では弁として機能することにより両面での止水性を高めている。
第2突起部212は、端面封止部材1Dが完全に枠体5に挿入された後に枠体5を支えに反発力を有し、内層部材D1と太陽電池モジュール本体4との接触状態を追随させて維持させることを目的として設けられている。そのため、形状は図8に示された形状に限らず、結果的に内層部材D1を押え付ける機能を持っていれば任意の突出形状でも構わない。ここで断面形状が左右対称であるのは作業性を考慮したものであり、端面封止部材1Dに方向性を持たせないことで取り扱いを容易にしている。このような断面形状を基本に内外の突起部、硬度の違いを有する2層構造のエラストマーを使用することで太陽電池モジュール本体4の周端部に端面封止部材1Dを嵌め込んだ状態で、この端面封止部材1Dを枠体5の溝部に嵌め込んだとき、枠体5の溝部及び端面封止部材1Dの第2突起部212によって端面封止部材1Dの特に内層部材D1が圧接され密着する。このようにして、どのようなガラス面状態であっても確実に封止することが可能になる。
次に、上記実施の形態1〜実施の形態5の端面封止部材1,1A,1B,1C,1Dの材質について説明する。
端面封止部材1,1A,1B,1C,1Dの材質としては、シリコーン樹脂が好適である。これは生産性、着色意匠性、耐候性(長期物性保存)、シール性、耐熱老化性などの特徴を有している。より具体的には、太陽電池モジュールと接する軟質側に未架橋シリコーン樹脂あるいは部分架橋シリコーン樹脂を用いる。これらのシリコーン樹脂は未架橋状態の場合、上記実施時にシリコーン樹脂が塑性変形することにより太陽電池モジュール受光面の形状をそのまま吸収し、象るように端面封止部材側に転写密着されることになり、異物の進入を阻止することで太陽電池を封止することが可能になる。また、部分架橋状態の場合は塑性変形をするだけでなく素材に追随性を求めようとするものであり、密着封止した状態で外環境の変化により太陽電池モジュールに負荷がかかってもその密着状態を維持することが可能になる。
一方、反対側の枠体5と接する硬質側には架橋シリコーン樹脂を用いる。これは表面粘着性が低く主に押出し成型性と生産性を高める事を目的としているが、内側の未架橋あるいは部分架橋シリコーン樹脂との接着性、2色成型性を達成するためでもある。また、弾性に富んでいるため、枠体5を用いて太陽電池モジュール本体4の端面を封止した際に、その反発力を利用して未架橋あるいは部分架橋シリコーン樹脂を太陽電池側に押え付ける機能も有している。その機能を果たすために、図8に示したような形状をとることも可能である。また、このような塑性変形及び弾性追随する材料を使用することにより、辺でなく面で止水(封止)することが可能となるので、端面封止部材は必ずしも枠形状を有する必要はなく、各辺に対して適用することも可能になる。さらに、耐候性を高めるためにカーボンブラックを混入して成型するほうが望ましい。
また、本発明で使用する外層(枠体5と接する側)素材及び内層(太陽電池モジュール本体4の端面と接する側)素材の硬度は次の通り、外層素材には部材の強度を保ちかつ対象となる太陽電池モジュール端辺が長い場合に部材中心部が自重で垂れ下がってくることを防止するために硬度70(ショアA)以上のものを用いる。また、内層素材にはガラス受光面形状を吸収する形で塑性変形する硬度のものあるいはガラス受光面側に押え付けたときにガラス受光面形状を吸収する形で塑性変形し押え付けた方向に対して弾性(反発性)も保持する硬度のものを用いる。
本発明の実施の形態1に係わる端面封止部材の全体斜視図である。 図1のD−D線断面図である。 (a)は、実施の形態1の端面封止部材を太陽電池モジュール本体の端部に嵌め込んだ状態を示す一部拡大断面図、(b)は、(a)に示す状態の太陽電池モジュール本体の端部を枠体の溝部に嵌め込んだ状態を示す一部拡大断面図である。 本発明の実施の形態2に係わる端面封止部材の断面図である。 端面封止部材を太陽電池モジュール本体の端部に嵌め込んだ状態で、さらに枠体の溝部に嵌め込んだ状態を示す一部拡大断面図である。 本発明の実施の形態3に係わる端面封止部材の断面図である。 本発明の実施の形態4に係わる端面封止部材の断面図である。 本発明の実施の形態5に係わる端面封止部材の断面図である。 (a)は、太陽電池モジュールの平面図、(b)は、(a)におけるB矢視図、(c)は、(a)におけるC矢視図である。 スーパーストレート構造の太陽電池モジュール本体の端部を一部拡大して示す断面図である。 図9におけるIII 部分の分解斜視図である。 枠体の断面図である。 (a)は、止水部材の配置状態を示す断面図、(b)は、止水部材の変形状態を示す断面図である。
符号の説明
2 太陽電池モジュール
4 太陽電池モジュール本体
5 枠体
11,21 上側封止片(外層部材)
12,22 下側封止片(外層部材)
13,23 横側封止片(外層部材)
11a,12a 先端部
11b,12b 突起部
13a 端部
13b テーパ面
211 第1突起部
212 第2突起部
41 受光面ガラス
42a 受光面側封止用樹脂層
42b 裏面側封止用樹脂層
43 太陽電池セル
44 裏面側封止耐候性フィルム
111,121,12A1,12C1,D1 内層部材
D2 外層部材

Claims (10)

  1. 太陽電池モジュール本体が枠体に嵌め込まれた構造の太陽電池モジュールの端面封止部材において、
    前記太陽電池モジュール本体の外形に沿って形成された枠形状あるいは太陽電池モジュール本体の各辺に準じて形成された形状であり、前記太陽電池モジュール本体の端部全周に渡って嵌め込まれた状態で前記枠体に嵌め込まれている前記端面封止部材が、硬度の異なる部材の複層構造になっていることを特徴とする太陽電池モジュールの端面封止部材。
  2. 前記端面封止部材は、太陽電池モジュール本体の表面側に当接する上側封止片と、太陽電池モジュール本体の裏面側に当接する下側封止片と、太陽電池モジュール本体の端面に当接する横側封止片とからなる断面略コ字状に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の太陽電池モジュールの端面封止部材。
  3. 前記端面封止部材が2層構造であり、外層部材が硬く、内層部材の硬度が外層部材より小さく形成されていることを特徴とする請求項2に記載の太陽電池モジュールの端面封止部材。
  4. 前記端面封止部材の内層部材が外層部材より短い構造であることを特徴とする請求項3に記載の太陽電池モジュールの端面封止部材。
  5. 前記上側封止片の外層部材と前記下側封止片の外層部材との対向面の少なくとも1方に突起部が形成されていることを特徴とする請求項2または請求項3に記載の太陽電池モジュールの端面封止部材。
  6. 前記外層部材の突起部の内側に前記内層部材が形成されていることを特徴とする請求項4に記載の太陽電池モジュールの端面封止部材。
  7. 前記太陽電池モジュール本体は、表面側である受光面ガラス上に、エチレンビニルアセテートからなる受光面側封止用樹脂層、太陽電池セル、エチレンビニルアセテートからなる裏面側封止用樹脂層、裏面側封止耐候性フィルムの順に積層され、一体化ラミネート加工されたスーパーストレート型構造であり、かつガラスの受光面側に凹凸があることを特徴とする請求項1に記載の太陽電池モジュールの端面封止部材。
  8. 前記端面封止部材の材質としてエラストマー樹脂またはシリコ−ン樹脂が用いられていることを特徴とする請求項7に記載の太陽電池モジュールの端面封止部材。
  9. 太陽電池モジュール本体が枠体に嵌め込まれた構造の太陽電池モジュールにおいて、前記太陽電池モジュール本体の外形に沿って形成された枠形状あるいは太陽電池モジュール本体の各辺に準じて形成された形状の端面封止部材が、前記太陽電池モジュール本体の、端部全周に渡って嵌め込まれた状態で前記枠体に嵌め込まれており、前記端面封止材は、硬度の異なる部材の複層構造になっていることを特徴とする太陽電池モジュール。
  10. 前記太陽電池モジュール本体は、表面側である受光面ガラス上に、エチレンビニルアセテートからなる受光面側封止用樹脂層、太陽電池セル、エチレンビニルアセテートからなる裏面側封止用樹脂層、裏面側封止耐候性フィルムの順に積層され、一体化ラミネート加工されたスーパーストレート型構造であって、かつガラスの受光面側に凹凸が形成されていることを特徴とする請求項9に記載の太陽電池モジュール。

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