JP2005234754A - 情報認識システム及び読取装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】
安定して動作することができる情報認識システム及び読取装置を提供することを目的とする。
【解決手段】
本発明に係る情報認識システムは、複数の物体10a〜10dに装着されたRFIDタグ20a〜20dと、RFIDタグ20a〜20dを動作させて識別情報を読み取るための識別コイル40a〜40dが配置されたリーダライタ装置30とを有する物体識別装置1であって、当該物体10a〜10dは、リーダライタ装置30上に並置され、当該RFIDタグ20a〜20dは、物体10a〜10dが重ねられた状態で露出する面のうち、その並置方向に略平行な面に装着されているものである。
【選択図】 図1

Description

本発明は、情報認識システム及び読取装置に関し、特に、非接触ICタグを用いた情報認識システム及びこれを読み取る読取装置に関する。
近年、例えばCDケースなど、平らな略直方体状で略同一サイズの物体にRFID(Radio Frequency Identification)タグを装着し、このRFIDタグを用いてケース内に収納された物体を識別するRFIDシステムが開発されている。図5に、従来のRFIDシステムの一構成例を示す概略構成図が示されている。図5(a)は、RFIDタグを装着した1個の物体を識別する場合の構成図である。
図5(a)において、900はRFIDシステム、901は物体、902はRFIDタグ、903はリーダライタ装置、904はリーダライタコイルである。図5に示すように、RFIDタグ902は、平らな略直方体状の物体901の広い面に装着されている。このRFIDタグ902の内部構造は、図示しないが、主にICチップとアンテナコイルから構成されている。物体901がリーダライタ装置903の上に置かれると、リーダライタ装置903に装備されたリーダライタコイル904とRFIDタグ902のアンテナコイルとの間の電磁的誘導により識別機能が動作する。
図5(b)の構成図に、RFIDタグを装着した複数の物体を識別する場合が示されている。図5(b)において、901a,901b,901c,901dは、図5(a)に示す物体901と同様の4個の物体である。また、図5(b)においては、4個の物体901a〜901dそれぞれには、RFIDタグ902a、902b、902c、902dが装着されている。図5(b)においては、図の煩雑さを避けるためにRFIDタグ902b、902c、902dは図示されていない。
図5(b)に示すように、平らな略直方体状で略同一サイズの物体901a〜901dを識別する場合、広い面にRFIDタグ902a〜902dが装着される。複数の物体901a〜901dを識別する場合、識別したい物体901a〜901dそれぞれは、上下に複数重ねられた状態でリーダライタ装置903の上に置かれる。RFIDタグ902a〜902dそれぞれのアンテナコイルは、この状態で、リーダライタ装置903のリーダライタコイル904との電磁的誘導によって識別機能の動作を行い、全ての物体901a〜901dが識別される。
このとき、一台のリーダライタ装置903で複数のRFIDタグ902a〜902dを誤りなく識別するために、通常、いわゆるアンチコリジョン機能という輻輳制御が適用される。このアンチコリジョン機能を使用することによって、RFIDタグ902a〜902dの情報が読み取られたり、RFIDタグ902a〜902dに情報が書き込まれたりしていた。
このような従来のRFIDシステム900を用いて平らな略直方体状で略同一サイズの物体901a〜901dを識別しようとすると、物体901aのRFIDタグ902aのような積み重ねられた上部のRFIDタグのアンテナコイルは、リーダライタ装置903のリーダライタコイル904から距離が遠くなってしまう。そのため、鎖交する磁束密度が薄くなり、その結果、動作するのに必要な電力が上部のRFIDタグ(902a等)に伝達できなくなる等の問題があった。
それゆえ、従来のRFIDシステム900では、RFIDタグ902a〜902d、特に上部のRFIDタグ(902a等)の動作が不安定となり、識別できる物体の個数が制限されたり、多くの数の物体を積み重ねることができなかったりする。また、積み重ねる制限個数、読取可能個数の範囲内であっても、積み重ねられたRFIDタグ902a〜902dのアンテナコイル同士が相互干渉して動作が不安定になったり、アンチコリジョン機能のための処理時間が長くなって、識別所要時間が長くなってしまったりする等の欠点もあった。
特に、物体901a〜901dがCDケースや本等のような平らな場合には、物体901a〜901dは、この広い面が上下になった状態で重ねられやすい。そのため、物体901a〜901dの積み重ねられる個数が多すぎると、識別コイル904a〜904dから遠い上部において鎖交する磁束密度が顕著に小さくなる。それゆえ、このような場合には特に、識別が不安定になったり、アンチコリジョン処理に長時間を要したりしていた。
このように、従来のRFIDシステムでは、複数の物体それぞれに装着された各RFIDタグに十分な電力が供給されないため、安定して動作することができないという問題点があった。
本発明は、このような問題点を解決するためになされたもので、安定して動作することができる情報認識システム及び読取装置を提供することを目的とする。
本発明に係る情報認識システムは、複数の物体のそれぞれに装着され、格納情報を読み取り可能に記憶した複数の非接触ICタグと、当該複数に非接触ICタグを動作させて前記格納情報を読み取るための複数の認識コイルが配置された読取装置とを有する情報認識システムであって、当該複数の物体は、前記読取装置上に並置され、当該非接触ICタグは、前記複数の物体が重ねられた状態で露出する面のうち、前記並置方向に略平行な面に装着されているものである。これにより、非接触ICタグと識別コイルとを近接させることができるので、非接触ICタグを安定して動作させることができる。
好適には、前記物体は、互いに略平行に対峙した第1の主面及び第2の主面と、当該第1の主面及び第2の主面とに対して略垂直な面であって、前記第1の主面及び第2の主面よりも狭い側面とを有する平らな略直方体状の形状を有し、当該複数の物体は、それぞれの前記第1の主面及び前記第2の主面同士が略平行となるように重ねられ、前記非接触ICタグは、前記側面に装着される。
また、前記複数の識別コイルを、前記側面の厚さと略同一のピッチで配置することができる。これにより、これにより、非接触ICタグを識別コイル上に配置することができるので、非接触ICタグの動作安定性をより確実にすることができる。
さらに、前記読取装置は、前記複数の識別コイルを時分割によって順次駆動させることことができる。この場合、前記読取装置は、少なくとも隣接した識別コイルよりも離間した複数の識別コイルを略同時に駆動させることができる。これにより、複数の識別コイルを駆動させることができるので、非接触ICタグを高速に動作させることができる。
さらにまた、前記読取装置は、前記複数の識別コイルのうち隣接した識別コイルが逆相となるように、前記複数の識別コイルを駆動させる。また、前記複数の識別コイルのうち、隣接した識別コイルを逆方向に巻回してもよい。これにより、隣接した識別コイルの磁束が打ち消しあうのを回避することができるので、非接触ICタグをより安定して動作させることができる。
本発明に係る読取装置は、格納情報を読み取り可能に記憶した非接触ICタグを動作させて前記格納情報を読み取る読取装置であって、略同一平面上に配置され、前記非接触ICタグを動作させるための複数の認識コイルを備え、当該複数の認識コイルを、時分割によって順次駆動するものである。
さらに、前記複数の認識コイルのうち、少なくとも隣接した認識コイルよりも離間した複数の認識コイルを略同時に駆動することができる。これにより、複数の識別コイルを駆動させることができるので、非接触ICタグを高速に動作させることができる。
他方、本発明に係る読取装置は、格納情報を読み取り可能に記憶した非接触ICタグを動作させて前記格納情報を読み取る読取装置であって、略同一平面上に配置され、前記非接触ICタグを動作させるための複数の認識コイルを備え、当該複数の認識コイルのうち、隣接した認識コイルが逆相となるように、前記複数の認識コイルを駆動するものである。これにより、複数の識別コイルを駆動させることができるので、非接触ICタグを高速に動作させることができる。
あるいは、本発明に係る読取装置は、格納情報を読み取り可能に記憶した非接触ICタグを動作させて前記格納情報を読み取る読取装置であって、略同一平面上に配置され、前記非接触ICタグを動作させるための複数の認識コイルを備え、当該複数の認識コイルのうち、隣接した認識コイルが逆方向に巻回されているものである。これにより、隣接した識別コイルの磁束が打ち消しあうのを回避することができるので、非接触ICタグをより安定して動作させることができる。
本発明によれば、安定して動作することができる情報認識システム及び読取装置を提供することができる。
本発明に係る情報認識システムは、非接触ICタグを用いて情報を認識するシステムである。本発明の実施の形態においては、その一例として、物体を識別するための識別情報が非接触ICタグに格納され、この識別情報を基に物体を識別する情報認識システムについて説明する。
以下、本発明を実施するための最良の形態について図を参照しながら説明する。
発明の実施の形態1.
まず、図1を用いて、本発明に係る情報認識システムであるRFIDシステムの全体構成について説明する。図1は、このRFIDシステムの一構成例を示す構成図であり、符号1によってRFIDシステムが全体的に示されている。
図1(a)の模式図に、RFIDシステム1の基本構成の一例が示されている。図1(a)において、10は物体、20はRFIDタグ、30はリーダライタ装置、40はリーダライタコイルである。
物体10は、書籍やCDケース等であり、厚さLの平らな略直方体状の形状を有する。この物体10は、その広い面が側方を向いた状態でリーダライタ装置30上に置かれる。つまり、物体10が置かれるリーダライタ装置30の面は、この載置状態で、物体10の広い面に対して略垂直となっている。ここで、物体10の広い面とは、厚さLの方向に略垂直な面を示す。
RFIDタグ20は、物体10の狭い面に装着され、一辺の長さが厚さLと同じ長さを有する面に装着される。より具体的には、RFIDタグ20は、物体10の底面に装着されている。このRFIDタグ20は、無線通信によって駆動する非接触ICタグであり、その一構成例が図1(b)の模式図に示されている。図1(b)において、200はICチップ、201はアンテナコイル、202は表面保護膜、203は回路形成部、201aは入出力端子である。
RFIDタグ20のICチップ200には、物体10を識別情報が読み取り可能に格納されている。このICチップ200に格納された情報は、物体10の識別情報に限らず、物体10がレンタル商品の場合には返却期限や製造日、また物体10が食品や飲料水等の場合には賞味期限とすることができ、ICチップ200に各種情報を格納してもよい。このようなICチップ200に格納された各種情報は、リーダライタ装置30によって認識される。また、リーダライタ装置30によってICチップ200に格納された各種情報は、読み取り可能に格納されるが、読み取りのみならず、各種情報を書き込み可能に格納してもよい。
図1(b)に示すように、RFIDタグ20は、ICチップ200の入出力端子200aの形成面側にコイル201を有する。このコイル201は、表面保護膜202を介して、略矩形スパイラル状に一体形成されている。また、表面保護膜202は、酸化シリコン膜や樹脂膜等を用いて形成された絶縁性の膜である。
コイル201は、ICチップ200の回路形成部203を除く外周部にのみ形成されている。このコイル201を構成する導体は、金属蒸着層、金属めっき層を含む多層構造になっている。また、コイル201は、無電解めっき法、電気めっき法、精密電鋳法により形成することができる。また、ICチップ200の入出力端子200aとコイル201との接続は、表面保護膜202に開設された透孔(図示せず)を介して行われている。
リーダライタ装置30は、RFIDタグ20のICチップ200に記憶された識別情報を読み取ったり、これに新たな情報を書き込んだりする装置である。このリーダライタ装置30は、このRFIDタグ20の識別情報を識別することによって、物体20を識別する。リーダライタ装置30において物体10が置かれる面は、略直方体状の物体10が載置可能なように略平面状に形成されている。この略平面状の載置面上に、RFIDタグ20と無線通信するためのリーダライタコイル40が設けられている。
図1(c)の模式図に、RFIDシステム1の全体構成の一例が示されている。図1(c)においては、図1(a)に示された物体10が複数個重ねられる状態が示されている。
図1(c)においては、5個の物体10が左右(すなわち、略水平方向)に重ねられ、それぞれの物体10を区別して説明するために、個別に符号10a、10b、10c、10d、10eが付されている。
物体10a〜10eには、それぞれRFIDタグ20が装着され、それぞれのRFIDタグ20を区別して説明するために、物体10a〜10eに対応して、それぞれ符号10a、10b、10c、10d、10eが付されている。図1(c)に示すように、物体10a〜10eが左右に重ねられたとき、物体10a〜10eの厚さがLであるから、RFIDタグ20a〜20eは略同一のピッチLで置かれることになる。また、各RFID20a〜20eは、物体10a〜10eの並置方向に略平行な面に装着されている。より具体的には、RFID20a〜20eは、並置方向に連なる物体10a〜10eの底面に設けられている。
リーダライタ装置30上に、リーダライタコイル40が複数設けられ、複数の識別コイル40a、40b、40c、40d、40eで構成されている。これらリーダライタコイル40a〜40eは、略同一平面状にピッチMで配置されている。物体10a〜10eは、これら識別コイル40a〜40hの配列方向に重ねられ、RFIDタグ20a〜20eは、この状態で識別コイル40a〜40e上に配置される。還元すれば、複数の識別コイル40a〜40eは、物体10a〜10eの重なる方向に配列されている。
続いて、図1を用いて、RFIDシステム1による物体10の識別について説明する。
図1(a)に示されたRFIDシステム1において、物体10の識別を行う場合、物体10は、RFIDタグ20がリーダライタコイル40の上部にくるように置かれる。より具体的には、物体10は、図1(a)に示された状態でリーダライタコイル40上に配置され、この状態から物体10を下方にスライドしてリーダライタコイル40上に置かれる。これによって、RFIDタグ20とリーダライタコイル40と間の距離を小さくすることができるので、RFIDタグ20に電力を十分に供給することができ、安定かつ確実な識別が可能となる。また、この場合、RFIDタグ20は、物体10の自重によってリーダライタコイル40側に押さえ付けられるので、特に安定かつ確実な識別が可能である。
図1(c)に示されたRFIDシステム1において、重ねられた複数の物体10a〜10eを識別する場合も、1つの物体10の識別と同様であり、これらに装着されたRFIDタグ20a〜20eの識別情報から行われる。この場合、識別コイル40a〜40eの配置ピッチMは、物体10の厚さLと略同じ値となるように設定される。このとき、物体10a〜10eは、RFIDタグ20a〜20eが識別コイル40a〜40eそれぞれの上部にくるように置かれる。これにより、識別コイル40a〜40eがそれぞれ、RFIDタグ20a〜20eと近接するので、安定かつ確実な識別をすることができる。
また、物体10a〜10eが例えばCDケースや本などの場合には、その厚さLは数mm〜数cmである。RFIDタグ20a〜20eおよび識別コイル40a〜40eの厚さは、物体10a〜10eの厚さLよりも小さくする必要がある。そのため、RFIDタグ20a〜20eの識別可能な距離は、数mm〜数cmという小さな値となってしまう。
しかし、RFIDタグ20a〜20eの端面は全て露出しており、それぞれがリーダライタ装置30の識別コイル40a〜40eと近接するので、安定かつ確実な識別を行うことができる。
上記物体10a〜10eが略同一形状でその厚さがLという定まった値であり、かつ識別したいRFIDタグ20a〜20eの数と同数の識別コイル40a〜40eがピッチMで配置される場合について説明したが、物体10の厚さがL以上の値、L以下の値、あるいはL以上やL以下の厚さが混在する場合も識別が可能である。
物体10の厚さがL以下の値の場合、それぞれの識別コイル40a〜40eの上に複数のRFIDタグ20が置かれることになる。この場合、リーダライタ装置30にアンチコリジョン機能を持たせることにより、それぞれの識別コイル40a〜40eが必要に応じて複数のRFIDタグ20を識別することができる。したがって、この場合もそれぞれのRFIDタグ20を誤りなく識別することができる。
物体10a〜10eの厚さがL以上の値の場合、それぞれの識別コイル40a〜40eの上に1つのRFIDタグが跨って置かれることになり、リーダライタ装置30は同一のRFIDタグを複数回識別することになる。この場合、識別が重複する場合は同一のものであると判断する補正論理計算をすることにより、それぞれのRFIDタグを誤りなく識別することができる。
なお、上記の説明では、物体10a〜10eの厚さLは一定の値、識別コイル40a〜40eの配置ピッチMも一定の値であるとしたが、アンチョコリジョン機能と補正論理計算を併用することにより、L以上あるいはL以下の厚さの物体10が混在している場合も、また識別コイル40a〜40eの配置ピッチがMという一定の値でなくても安定かつ確実な識別を行うことが可能である。
次に、RFIDシステム1のリーダライタ装置30について詳細に説明する。
図2(a)のブロック図に、リーダライタ装置30の電気的構成の一例が示されている。図2(a)においては、リーダライタコイル40が8個の識別コイル40a,40b,40c,40d,40e,40f,40g,40hから構成され、41a,41b,41c,41d,41e,41f,41g,41hは駆動回路、42は識別制御回路、42aは端子である。
また、図2(a)において、43a,43b,43c,43d,43e,43f,43g,43hは正極側配線、44a,44b,44c,44d,44e,44f,44g,44hは負極側配線である。ここで、識別コイル40a〜40hに対応する8個の物体10a〜10hと、これらに装着されたRFIDタグ20a〜20hを省略している。
図2(a)に示すように、リーダライタコイル40の識別コイル40a〜40hはそれぞれ、配線43a〜43h,44a〜44hを介して、対応する駆動回路41a〜41hに接続されている。具体的には、正極側配線43a〜43hは、識別コイル40a〜40h、駆動回路41a〜41hのそれぞれの正極側端子に接続され、負極側配線44a〜44hは、識別コイル40a〜40h、駆動回路41a〜41hのそれぞれの負極側端子に接続されている。
駆動回路41a〜41hは、識別制御回路42に接続されている。駆動回路41a〜41hは、識別制御回路42からの制御信号に基づいて、識別コイル40a〜40hそれぞれに電磁波を発生放射させる。また、端子42aは、識別制御回路42に設置され、この端子42aを介して図に示されていないパソコン等の外部装置と情報を交換できる構成となっている。
図2(b)の模式図に、リーダライタ装置30のリーダライタコイル40から生ずる磁束分布が示されている。図2(b)は、リーダライタコイル40の断面において観察した図である。図2(b)においては、特に、識別コイル40a、40b、40cが電磁波を発生放射している状態が模式的に示されている。また、図2(b)中の矢印は、磁界の方向を表している。
図1を用いて説明したように、例えば、識別コイル40aの上に物体10aが置かれると、RFIDタグ20aのアンテナコイルに励起される電磁波のエネルギーによってRFIDタグ20aに内蔵されているICチップに電力が供給される。すると、このRFIDタグ20aのICチップと識別制御回路42との間で所定の機能動作が実行され、RFIDタグ20aの識別が行われる。
この識別動作は、全ての識別コイル40a〜40h、およびその上に置かれるRFIDタグ20について同様である。すなわち、RFIDタグ20が左右に並べられている場合は、識別制御回路42の指令により識別コイル40a〜40hを駆動し、それぞれの上に置かれた各RFIDタグ20a〜20hを識別する。
識別コイル40a〜40hを同時に駆動し、RFIDタグ20の識別を高速に行うことが可能である。この場合、物体10a〜10hはそれぞれ識別コイル40a〜40hの上に位置合わせ精度良く置かれる必要がある。詳細に説明すると、図2(b)の磁束分布に示すように、例えば識別コイル40aは、識別コイル40aの上部だけではなく、その外側の広い範囲にまで電磁波を発生する。
この識別コイル40aが発生させる電磁波は、他の識別コイル40b〜40hの発生する電磁波と逆相となって打ち消され、磁束密度が薄くなる部分が生じる。この打ち消し効果は、隣接する識別コイルの間の部分で最も顕著となる。それゆえ、この部分にRFIDタグが置かれても、磁束密度が薄いので、このRFIDタグの識別を行うことができない。したがって、物体10a〜10hは、それぞれ識別コイル40a〜40hの上に位置合わせ精度良く置かれる必要がある。
識別に時間を要してもよい場合には、識別コイル40a〜40hを同時に駆動しなくてもよい。この場合の識別コイル40a〜40hを駆動させる駆動波形の一例が、図2(c)に示されている。図2(c)の波形50aに示すように、例えば、時刻t1に駆動回路41aだけを駆動して、その上に置かれたRFIDタグ20aの識別のみを行う。この識別が終わった時点で、波形50bに示すように、時刻t2に駆動回路41bだけを駆動し、その上に置かれたRFIDタグ20bの識別を行う。
このような過程を各時刻t3〜t8に識別コイル40c〜40hについても順次たどることによって、識別コイル40a〜40hが発生放射する電磁波を、駆動させる識別コイルだけから発生させることができる。これによって、同時に発生する電磁波における相互の磁束が干渉によって打ち消す効果が生じないので、広い範囲でのRFIDタグの識別が可能である。したがって、識別コイル40a〜40hを順次に駆動することによって、識別コイル40a〜40hに対するRFIDタグ20a〜20hの位置合わせ精度を緩和することができる。
図2(c)においては、同時に駆動する識別コイルは1個だけとし、他の識別コイルは駆動しないとしたが、識別コイル間の距離が離れており、打ち消し効果がほとんど生じない複数個の識別コイルを同時に駆動してもよい。この場合の識別コイル40a〜40hを駆動させる駆動波形の他の一例が、図3に示されている。
図3は、識別コイル40aと40e、識別コイル40bと40f、識別コイル40cと40g、識別コイル40dと40hの各組み合わせにおいて、打ち消し効果がほとんどない場合を示している。
図3の波形51aに示すように、例えば、時刻s1に駆動回路41aを駆動するとともに、波形51eに示すように、時刻s1に駆動回路41eも同時に駆動する。これによって、識別コイル40a,40e上に置かれたRFIDタグ20a,20eの識別を同時に行うことができる。この識別が終わった時点で、波形51bに示すように、時刻s2に駆動回路41bと駆動回路41fの両方を駆動し、識別コイル40b,40f上に置かれたRFIDタグ20b,20fの識別が行われる。
これと同様に、図3の波形51c〜50hに示すように、各時刻s3,s4に、駆動回路41c,41g、駆動回路41d,41hの両組を駆動して、二組の識別コイル20c,20g、識別コイル20d,20hを同時に駆動することができる。このように識別コイル40a〜40hのうち、打ち消し効果が少ないものを同時に駆動することによって、RFIDタグ20a〜20hの位置合わせ精度を緩和するとともに、RFID20a〜20hの識別所要時間を短縮することができる。
以上のように、本発明に係るRFIDシステム1においては、RFIDタグ20a〜20dは、複数重ねられた場合でも常に外側に露出する面、一例として略直方体状の物体10a〜10dの底面に装着されている。さらに、リーダライタ装置30の略同一平面(物体10a〜10eが置かれる上面)上には、識別したいRFIDタグ20a〜20dの数に対応する数の識別コイル40a〜40dが複数設置されている。このとき、識別コイル40a〜40dは、RFIDタグ20a〜20dそれぞれのアンテナコイルの位置と対応する位置に配置される。これらRFIDタグ20a〜20dそれぞれの識別は、各々に対応するリーダライタ装置30の識別コイル40a〜40dが受け持つように構成されている。
このようなRFIDシステム1においては、物体10a〜10dをリーダライタ装置30上に重なった状態で並置した場合に、物体20a〜20dは、複数の識別コイル40a〜40dを有するリーダライタ装置30上に、RFIDタグ20a〜20dが装着された側面が識別コイル40a〜40dに近接するように置かれる。そのため、物体10a〜10dに装着された全てのRFIDタグ20a〜20dのアンテナコイルは、リーダライタ装置30との距離が近距離になるように設置される。これにより、識別コイル40a〜40dのそれぞれは、近くにあるRFIDタグ20a〜20dを分担するので、重ねられた全てのRFIDタグ20a〜20dの機能動作に十分な磁束を鎖交させることが可能となる。
したがって、物体10a〜10dが多数重ねられている場合であっても、各RFIDタグ20a〜20dに十分な電力を供給することができ、安定かつ高速にRFIDタグ20a〜20dの識別を行うことができる。
また、リーダライタ装置30のそれぞれの識別コイル40a〜40dが少数のRFIDタグ20a〜20dの識別を分担するので、同時に多数のアンチコリジョン処理を行う必要がなくなり、高速かつ安定したRFIDタグ20a〜20dの識別を実現することができる。
略直方体状の物体10a〜10dの比較的狭い側面にRFIDタグ20a〜20dを装着するために、RFIDタグ20a〜20dのアンテナコイルを小型化することができる。それにともない、リーダライタ装置30の識別コイル40a〜40dも小型化され、これら小型化された識別コイル40a〜40dそれぞれは、各RFIDタグ20a〜20dと対応する位置に配置される。これらを小型化すると、RFIDタグ20a〜20dのアンテナコイルとリーダライタ装置30のリーダライタコイル40との間の識別可能距離が小さくなる。
しかし、RFIDタグ20a〜20dは、全て露出した側面に設置されているので、全てのRFIDタグ20a〜20dを、これらのアンテナコイルがリーダライタ装置30のそれぞれに対応する識別コイル40a〜40dと近接するように置くことができる。これによって、各RFIDタグ20a〜20dのアンテナと対応するリーダライタ装置30の識別コイル40a〜40dとが近距離となるので、各RFIDタグ20a〜20dに十分な電力を供給することができ、安定かつ確実な識別が可能となる。
また、物体10a〜10dの厚さLと識別コイル40a〜40dの配置ピッチMを一致させておくことにより、それぞれのRFIDタグ20a〜20dの近傍に識別コイル40a〜40dを配置させることができる。この場合には、RFIDタグ20a〜20dを動作させるのに十分な鎖交磁束密度を確保することができ、アンチコリジョンの所要時間も短いので、安定かつ高速な識別が可能となる。
これに対して、リーダライタ装置30のアンテナコイルの数、設置位置や設置ピッチは、重ねられる物体10a〜10dに装着されたRFIDタグ20a〜20dの設置ピッチに合っていないことがある。この場合には、論理計算あるいはアンチコリジョン機能を使用することにより、安定かつ確実な識別することができる。
さらに、リーダライタ装置30の各識別コイル40a〜40dを近接して設置することにより、それぞれが発生する電磁波が相互に干渉して識別を妨げる恐れがある。この場合には、相互に干渉する識別コイル40a〜40dへの駆動を同時に行わず、時間を分けて駆動、識別することによって干渉による悪影響を防ぐことができる。これによって、識別コイル40a〜40d間の電磁波の干渉を回避することができ、安定かつ確実な識別を高速に行うことが可能となる。また、電磁波の干渉が少ないRFIDタグ20a〜20dを同時に駆動することにより、複数のRFIDタグを同時に駆動することができ、RFIDタグ20a〜20dをより高速に識別することができる。
なお、リーダライタコイル40の近傍に図示せぬ衝となる壁状のものを設置し、これに重ねられた物体10a〜10eを押し当てて位置決めをする構造を併用してもよい。これにより識別コイル40a〜40eとそれぞれのRFIDタグ20a〜20eとが容易かつ精度良く近接でき、より安定かつ確実な識別をすることができる。
さらになお、上記の説明ではリーダライタ装置30のリーダライタコイル40を略水平に設置し、重ねられた物体10a〜10eのRFIDタグ20a〜20eのある側面がリーダライタコイル40と近接するようにその上部に置く場合を説明したが、上記RFIDシステム1の効果は、リーダライタ装置30の設置角度になんら影響されるものではない。
例えば、リーダライタ装置30のリーダライタコイル40を略垂直に設置し、物体10a〜10eの広い面が水平になるように重ねることにより、各側面にあるRFIDタグ20a〜20eのアンテナが垂直となるように置いても同様に安定かつ確実な識別が可能である。それとともに、重ねた物体10が倒れてRFIDタグ20とリーダライタコイル40との距離が大きくなってしまうことに起因する識別不能が生じることはない。
発明の実施の形態2.
図4を用いて、RFIDシステム1におけるリーダライタ装置の他の構成例について説明する。図4(a)に、このリーダライタ装置の電気的構成例が示されている。この図4(a)においては、符号31によって、他の構成を有するリーダライタ装置が示されている。また、本実施形態において、発明の実施の形態1と同様の部分には同じ符号を付し、その説明を省略する。
リーダライタ装置31は、図2を用いて説明したリーダライタ装置30と同様に構成される。このリーダライタ装置31においては、駆動回路41b,41d,41f,41hから識別コイル40b,40d,40f,40hそれぞれへの正極側配線63b,63d,63f,63h、負極側配線64b,64d,64f,64hが反転している。
具体的には、正極側配線63b,63d,63f,63hは、識別コイル40a〜40hの正極側端子に接続されるとともに、駆動回路41b,41d,41f,41hの負極側端子に接続されている。負極側配線64b,64d,64f,64hは、識別コイル40b,40d,40f,40hの負極側端子、駆動回路41b,41d,41f,41hの正極側端子にそれぞれ接続されている。その結果、リーダライタ装置31の識別コイル40a〜40hは、それぞれ隣接した識別コイル(例えば、識別コイル41aに対して識別コイル41b)と逆相で駆動される。
図4(b)の模式図に、リーダライタ装置31のリーダライタコイル40から生ずる磁束分布が示されている。図4(b)は、リーダライタコイル40の断面において観察した図である。図4(b)においては、特に、識別コイル40a、40b、40cが電磁波を発生放射している状態が模式的に示されている。また、図4(b)中の矢印は、磁界の方向を表している。
識別コイル40a、40b、40cは、図4(b)に示すような磁束分布が生じる電磁波を発生させる。図4(b)中の矢印の向きに示すように、隣接した識別コイルが発生する磁束は交互に逆方向となり、例えば識別コイル40a,40bの磁束の方向は互いに逆となるとともに、識別コイル40a,40cの磁束は同方向を向いている。これにより、隣接する識別コイルの間における磁束が逆相となって打ち消されるのではなく、むしろ同相となって強め合っていることになる。従って、リーダライタ装置31は、物体10a〜10hをそれぞれ識別コイル40a〜40hの上に精度良く位置合わせする必要がなく、全ての識別コイル40a〜40hを同時に駆動することができる。それゆえ、RFIDタグ20a〜20hの高速な識別が可能となる。
なお、図4に示されたリーダライタ装置31においては、駆動回路41b、41d、41f、41hからそれぞれ識別コイル40b、40d、40f、40hへの配線を反転して接続しているが、図4(b)に示すように識別コイル40a〜40hの磁束分布が交互に逆方向となる方法であれば他のどのような方法でもよい。
例えば、識別コイル40b、40d、40f、40hの巻き方向を識別コイル40a、40c、40e、40gと逆方向にすることができる。あるいは、駆動回路41b、41d、41f、41hの駆動波形を駆動回路41a、41c、41e、41gの駆動波形と逆位相にする等の構成にしても、同様の効果を得ることができる。
このように、隣接するアンテナコイル(RFIDタグ20b,20d,20f,20h)の駆動が逆相となるような駆動波形、あるいは識別コイルの接続とすることにより干渉をなくすことができる。これにより、リーダライタ装置31の識別コイル40a〜40hの駆動を同時に行うことができ、RFID20a〜20dの識別を同時に行うことができる。したがって、この識別速度を上げることができるので、安定かつ確実な識別をより高速に行うことができる。さらに、隣接した識別コイルの間における磁束を強めることができるので、この部分においてもRFID20a〜20hを識別することができる。
また、リーダライタ装置31では、識別コイル40a〜40hを同時に駆動する場合について説明したが、発明の実施の形態1におけるリーダライタ装置30で説明したように、識別コイル40a〜40hを時分割で駆動することにより、隣接する識別コイルの磁束分布からの干渉だけを排除するのではなく、さらに遠くの識別コイルからの干渉も受けにくくなるように構成することができる。
本発明に係るRFIDシステムの一構成例を示す図である。 本発明に係るRFIDシステムにおけるリーダライタ装置の一構成例を示す図である。 本発明に係るRFIDシステムにおけるリーダライタ装置の駆動波形の一例を示す図である。 本発明に係るRFIDシステムにおけるリーダライタ装置の他の構成例を示す図である。 従来のRFIDシステムの一構成例を示す図である。
符号の説明
1 RFIDシステム、10,10a〜10h 物体、20,20a〜20h RFIDタグ、30,31 リーダライタ装置、40 リーダライタコイル、40a〜40h 識別コイル、41a〜41h 駆動回路、42 識別制御回路、43a〜43h 正極側配線、44a〜44h 負極側配線、63b,63d,63f,63h 正極側配線、64b,64d,64f,64h 負極側配線
900 RFIDシステム、901,901a〜901d 物体、902,902a〜902d RFIDタグ、903 リーダライタ装置、904 リーダライタコイル

Claims (12)

  1. 複数の物体のそれぞれに装着され、格納情報を読み取り可能に記憶した複数の非接触ICタグと、
    当該複数に非接触ICタグを動作させて前記格納情報を読み取るための複数の認識コイルが配置された読取装置とを有する情報認識システムであって、
    当該複数の物体は、前記読取装置上に並置され、
    当該非接触ICタグは、前記複数の物体が重ねられた状態で露出する面のうち、前記並置方向に略平行な面に装着されている情報認識システム。
  2. 前記物体は、互いに略平行に対峙した第1の主面及び第2の主面と、当該第1の主面及び第2の主面とに対して略垂直な面であって、前記第1の主面及び第2の主面よりも狭い側面とを有する平らな略直方体状の形状を有し、
    当該複数の物体は、それぞれの前記第1の主面及び前記第2の主面同士が略平行となるように重ねられ、
    前記非接触ICタグは、前記側面に装着されることを特徴とする請求項1記載の情報認識システム。
  3. 前記複数の認識コイルは、前記側面の厚さと略同一のピッチで配置されることを特徴とする請求項2記載の情報認識システム。
  4. 前記読取装置は、前記複数の認識コイルを時分割によって順次駆動させることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載した情報認識システム。
  5. 前記読取装置は、少なくとも隣接した認識コイルよりも離間した複数の認識コイルを略同時に駆動させることを特徴とする請求項4記載の情報認識システム。
  6. 前記読取装置は、前記複数の認識コイルのうち隣接した認識コイルが逆相となるように、前記複数の認識コイルを駆動させることを特徴とする請求項記1乃至3のいずれかに記載の情報認識システム。
  7. 前記複数の認識コイルのうち、隣接した認識コイルが逆方向に巻回されていることを特徴とする請求項記1乃至3のいずれかに記載の情報認識システム。
  8. 前記格納情報は、前記物体を識別するための識別情報であることを特徴とする請求項1乃至7のいずれかに記載の情報認識システム。
  9. 格納情報を読み取り可能に記憶した非接触ICタグを動作させて前記格納情報を読み取る読取装置であって、
    略同一平面上に配置され、前記非接触ICタグを動作させるための複数の認識コイルを備え、
    当該複数の認識コイルを、時分割によって順次駆動する読取装置。
  10. 前記複数の認識コイルのうち、少なくとも隣接した認識コイルよりも離間した複数の認識コイルを略同時に駆動することを特徴とする請求項9記載の読取装置。
  11. 格納情報を読み取り可能に記憶した非接触ICタグを動作させて前記格納情報を読み取る読取装置であって、
    略同一平面上に配置され、前記非接触ICタグを動作させるための複数の認識コイルを備え、
    当該複数の認識コイルのうち、隣接した認識コイルが逆相となるように、前記複数の認識コイルを駆動する読取装置。
  12. 格納情報を読み取り可能に記憶した非接触ICタグを動作させて前記格納情報を読み取る読取装置であって、
    略同一平面上に配置され、前記非接触ICタグを動作させるための複数の認識コイルを備え、
    当該複数の認識コイルのうち、隣接した認識コイルが逆方向に巻回されている読取装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008021070A (ja) * 2006-07-12 2008-01-31 Seiko Epson Corp 情報書込装置、その制御方法及びそのプログラム
US11336014B2 (en) * 2017-09-28 2022-05-17 Murata Manufacturing Co., Ltd. Antenna device and multiaxial antenna device including antenna device

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