JP4862572B2 - アンテナ装置、アンテナ集合体装置及びリーダライタ装置 - Google Patents
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すなわち、非接触データキャリアとの間で通信を行うリーダライタ装置に使用されるアンテナ装置において、磁性体層を内側とした磁性体層と導体層の積層構造を有する電波遮蔽体が、アンテナ素子の周囲を取り囲んでいる。ただし、アンテナ素子の端面(輻射導体層が形成された面を取り囲む面)に対向する電波遮蔽体の面の一部又は一面を開口部として残して、アンテナ素子を取り囲む。このとき、アンテナ素子は、その輻射導体層が形成された面が、非接触データキャリアの通信面(アンテナパターンに接続されたICチップを備えた面)に対してほぼ垂直になるように位置している。
これにより、磁性体層を内側とした磁性体層と導体層の積層構造を有する電波遮蔽体で、アンテナ素子の輻射導体層から放射される電波の一部を通すように開口部を残して該素子の周囲を囲むことで、非接触データキャリアとの情報の送受信を行う範囲や送受信方向の信頼性の向上を図ることができ、優れた指向性を発揮することができる。これにより、例えば複数個連続して配置された非接触データキャリアの個々の動作を確認する場合でも、前記複数個連続して配置された非接触データキャリアの位置に対応するように、複数個配置されたアンテナ装置(アレイ化したアンテナ装置とも言う。)を使用することで、隣接する非接触データキャリアを誤って認識することなく、一度に複数の非接触データキャリアを短時間で認識することができる。
また、市販のリーダライタ装置用のアンテナ素子を使用できるため、電波遮蔽体内に該素子を配置することで、低コストで容易にアンテナ装置を提供することができる。
これによれば、輻射導体層がループ状の形状のアンテナ素子にも適用することができる。
これによれば、例えば直方体、略直方体、立方体、略立方体等の四角柱状の筐体を使用することで、容易、かつ確実にアンテナ素子を設置することができる。
これによれば、円柱状の筐体を使用することで、容易かつ確実にアンテナ素子を設置することができる。
これによれば、開口部が形成された蓋部を上記筐体に設けることで、例えば10mm角以下の小型の非接触データキャリアと通信を行う場合であっても、非接触データキャリアと送受信を行う範囲や送受信方向の信頼性をさらに高めることができる。蓋部についても、磁性体層を内側とした磁性体層と導電体層との積層構造からなる。
これによれば、アンテナ素子の輻射導体層からの電波を放射しやすい位置に開口部を形成することで、通信距離を伸ばすことができる。
これによれば、アンテナ装置の小型化を図ることができ、アンテナ装置を複数個配置する場合に各アンテナ装置間の間隔を狭くすることが可能となる。
これによれば、アンテナ装置をアレイ化することで、例えば複数個連続して配置された非接触データキャリアの個々の動作を確認する場合でも、一度に複数の非接触データキャリアを短時間で認識することができる。
これによれば、アンテナ装置をアレイ化することで、例えば複数個連続して配置された非接触データキャリアの個々の動作を確認する場合でも、一度に複数の非接触データキャリアを短時間で認識することができる。
これによれば、アンテナ装置をアレイ化することで、例えば複数個連続して配置された非接触データキャリアの個々の動作を確認する場合でも、一度に複数の非接触データキャリアを短時間で認識することができる。
これによれば、リーダライタに接続されたアンテナ素子を、磁性体層を内側とした磁性体層と導体層の積層構造を有する電波遮蔽体で、アンテナ素子から放射される電波の一部を通すようにその周囲を囲むことで、非接触データキャリアとの情報の送受信を行う範囲や送受信方向の信頼性の向上を図ることができる。これにより、例えば複数個連続して配置された非接触データキャリアの個々の動作を確認する場合でも、一度に複数の非接触データキャリアを短時間で認識することができる。
また、市販のリーダライタ装置用のアンテナ素子を使用できるため、電波遮蔽体内にこれを配置することで、低コストで容易にリーダライタ装置を提供することができる。
以上、本発明の実施の形態により具体的に説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能である。
次に、本発明を実施例により説明する。この実施例では、図1に示した一実施形態のアンテナ装置21において、アンテナ素子22を電波遮蔽体23で覆うことが好適な理由を図9〜図14を用いて説明する。
Claims (10)
- 絶縁性基板に輻射導体層が形成されたアンテナ素子と、
前記アンテナ素子の周囲を囲むように設けられ、磁性体層を内側として前記磁性体層及び導体層の積層構造を有する電波遮蔽体と、
を具備するアンテナ装置であって、
前記電波遮蔽体は、前記アンテナ素子と前記電波遮蔽体の外側に配置された非接触データキャリア間の通信に用いられる開口部が形成された蓋部を備える、アンテナ装置。 - 前記アンテナ素子は、前記絶縁性基板の主面に輻射導体層がループ状に形成されていることを特徴とする請求項1に記載のアンテナ装置。
- 前記電波遮蔽体は、四角柱状の筐体であることを特徴とする請求項1又は2に記載のアンテナ装置。
- 前記電波遮蔽体は、円柱状の筐体であることを特徴とする請求項1又は2に記載のアンテナ装置。
- 前記蓋部の開口部は、前記筐体内に配置された前記アンテナ素子の主面に対向する側に設けられることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載のアンテナ装置。
- 前記電波遮蔽体は、前記筐体内に配置された前記アンテナ素子の端面と、前記蓋部の対角線とがほぼ平行になるようにアンテナ素子の周囲に設けられることを特徴とする請求項4に記載のアンテナ装置。
- 請求項1乃至6のいずれか1項に記載のアンテナ装置が複数個配置され一体となっていることを特徴とするアンテナ集合体装置。
- 前記アンテナ装置が、一列に複数個配置されることを特徴とする請求項7に記載のアンテナ集合体装置。
- 前記アンテナ装置が、マトリクス状に複数個配置されることを特徴とする請求項7に記載のアンテナ集合体装置。
- リーダライタと、
前記リーダライタに接続され、絶縁性基板に輻射導体層が形成されたアンテナ素子と、
前記アンテナ素子の周囲を囲むように設けられ、磁性体層を内側として前記磁性体層及び導体層の積層構造を有する電波遮蔽体と
を具備するリーダライタ装置であって、
前記電波遮蔽体は、前記アンテナ素子と前記電波遮蔽体の外側に配置された非接触データキャリア間の通信に用いられる開口部が形成された蓋部を備える、リーダライタ装置。
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