JP7188102B2 - Rfidシステムおよびリーダライタ装置 - Google Patents

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Description

本発明は,無線により人や物を自動認識するRFID(Radio Frequency Identification)分野に関し,更に詳しくは,UHF帯におけるマルチパスによる混信を防止することを目的とした発明である。
無線により人や物を自動認識するRFIDシステムに係る技術として,RFタグとの交信に用いるリーダライタ装置のアンテナを二次元平面にマトリクス状に配置し,RFタグが二次元平面のどこに配置されているかを認識する技術が知られている(例えば,特許文献1)。この技術を応用できるシチュエーションとしては,工場のセル生産職場において工具や中間製品が作業机のどこに置いてあるか確実に認識できるようにするシステムや、アミューズメント施設においてRFタグが装着された人形やカードを用いた対戦型ゲームが考えられる。
RFIDシステムで用いる周波数帯としては,現在,HF(High Frequency)帯(13.56MHzなど)とUHF(Ultra High Frequency)帯(860-960MHz)が主流であり,UHF帯の方がRFタグの製造コストを安価にできることが知られている。これは,UHF帯用のICチップの価格がHF帯用のICチップより安価であること,UHF帯用のアンテナ構造がHF帯用のアンテナ構造より単純にできること,などの理由による。
RFタグとの交信に用いるリーダライタ装置のアンテナを二次元平面にマトリクス状に配置し,RFタグが二次元平面のどこに配置されているかを認識する技術でも,製造コストが安価になるUHF帯のRFタグを使用したいが,UHF帯のRFタグには,マルチパス(multipath propagation)による混信が発生し易い問題があるため,UHF帯のRFタグは,この技術に不向きとされていた。実際,特許文献1で開示された発明における周波数帯はHF帯(13.56MHz)で,リーダライタ装置のアンテナはコイルアンテナになっている。
WO2014/136167号公報
そこで,本発明は,RFタグとの交信に用いるリーダライタ装置のアンテナを二次元平面にマトリクス状に配置し,RFタグが二次元平面のどこに配置されているかを認識する技術で,UHF帯のRFタグを使用できるようにすることを目的とする。
本発明は,UHF帯の周波数を利用するRFIDシステムであって,UHF帯用ダイポールアンテナのインピーダンス調整回路を含むループ状の共振用アンテナとICチップとから少なくとも構成されるインレイを備えたRFタグと,UHF帯用ダイポールアンテナの直線状のアンテナ素子と同形状になっている複数のブースターアンテナを,X-Y方向で配置角度を90度ずらしてマトリクス状に表面パネルに配置し,前記ブースターアンテナと同形状・同サイズになっている複数のリーダライタアンテナを,前記ブースターアンテナとの向きを揃え前記ブースターアンテナと一対一対応の関係で対向するようにマトリクス状に回路基板に配置しているリーダライタ装置とを含むRFIDシステムである。
なお,本発明では,前記リーダライタアンテナと接続しているRF回路の通信電波出力を,前記RFタグと無線通信可能となる最小出力値に設定することが望ましい。
更に,本発明では,本発明に係るRFIDシステムを構成するリーダライタ装置についても特許権を請求する。
本発明では,UHF帯におけるマルチパスによる混信を防止するため,UHF帯用ダイポールアンテナの共振用アンテナをRFタグに備えさせ,UHF帯用ダイポールアンテナの直線状のアンテナ素子と同形状のブースターアンテナをリーダライタ装置に備えさせることで,ブースターアンテナの上にRFタグを置いたときのみ,RFタグが動作するようにしている。更に,本発明では,UHF帯におけるマルチパスによる混信を防止するため,ブースターアンテナとリーダライタアンテナを,X-Y方向で配置角度を90度ずらしてマトリクス状に配置することで,ブースターアンテナとリーダライタアンテナの対における混信を防止している。
本実施形態に係るRFIDシステムの構成を説明する図。 一般的なUHF帯用ダイポールアンテナを説明する図。 RFタグの構成を説明する図。 リーダライタ装置が備える表面パネルを説明する図。 リーダライタ装置が備える回路基板の表面を説明する図。 リーダライタ装置が備える回路基板の裏面を説明する図。 RFタグがリーダライタ装置に置かれた状態を説明する図。 カード読み取り部にRFタグが置かれたときのアンテナの重なり状態を説明する図。 B-B’断面図。
ここから,本発明に係る実施形態について記載する。本実施形態は,本発明の理解を容易にするためのものであり,本発明は,本実施形態に限定されるものではない。また,特に断りのない限り,図面は,本発明の理解を容易にするために描かれた模式的な図である。
図1は,本実施形態に係るRFIDシステム1の構成を説明する図である。本実施形態に係るRFIDシステム1は,本実施形態に係るRFIDシステム1で利用される非接触データキャリアとなるRFタグ3と,UHF帯の周波数を利用してRFタグ3と無線で通信するリーダライタ装置2を含む。
図1で図示したように,リーダライタ装置2の表面パネル20には,RFタグ3を置く位置を指定するカード読み取り部200をマトリクス状(ここでは,3行3列)に設け,カード読み取り部200の内側には,金属板(金属箔も含む)が用いられたブースターアンテナ201を設けている。カード読み取り部200の内側に設けるブースターアンテナ201の形状は直線形状で,複数のブースターアンテナ201が,X-Y方向で配置角度を90度ずらしてマトリクス状に配置されている。
リーダライタ装置2の内側,すなわち,表面パネル20の下側には回路基板21が実装されており,回路基板21の表面には,ブースターアンテナ201と同形状・同サイズになっており,金属板(金属箔も含む)が用いられた複数のリーダライタアンテナ210が,ブースターアンテナ201との向きを揃えブースターアンテナ201と一対一対応の関係で対向するようにマトリクス状に配置されている。
ブースターアンテナ201とは,UHF帯を利用するRFID分野では周知技術となるブースター方式を利用されるアンテナである。ブースター方式とは,例えば,特開2013-46326で述べているように,サイズが小さい共振用アンテナ31とこれに接続したICチップ32を含むインレイ30の通信距離を,共振用アンテナ31よりもサイズが大きいブースターアンテナ201を利用して延ばす方式である。
一般的なブースター方式では,共振用アンテナ31を有するインレイ30とブースターアンテナ201を共にRFタグ3に実装するが,本実施形態では,共振用アンテナ31を有するインレイ30のみをRFタグ3に実装し,ブースターアンテナ201をリーダライタ装置2のカード読み取り部200に設けている。このようにすることで,リーダライタ装置2のカード読み取り部200に配置されたブースターアンテナ201の上側にRFタグ3を置くことで,共振用アンテナ31とブースターアンテナ201が電気的に結合してRFタグ3が動作する。
図2は,一般的なUHF帯用ダイポールアンテナ4を説明する図である。図2(a)では,一般的なUHF帯用ダイポールアンテナ4の構造を図示している。一般的なUHF帯用ダイポールアンテナ4は,電力の供給と電波の送受信に用いられる線状のアンテナ素子40と,共振周波数の調整に用いられるインダクタンスを有するインピーダンス調整回路41がアンテナ素子40に接続した構造になっており,ICチップ32はインピーダンス調整回路41に接続している。
図2(a)で図示した一般的なUHF帯用ダイポールアンテナ4は,その機能に応じて,図2(b)のように2つのパートに分けることができる。一つは,電力の供給と電波の送受信に用いられる線状のアンテナ素子40で,もう一つは,共振周波数の調整に用いられるインダクタンスを有するインピーダンス調整回路41である。本実施形態では,電力の供給と電波の送受信に用いられるアンテナ素子40をブースターアンテナ201に利用し,共振周波数の調整に用いられるインダクタンスを有しICチップ32が接続されるインピーダンス調整回路41をインレイ30に利用する。
図3は,本実施形態に係るRFタグ3の構成を説明する図である。図3で図示したように,RFタグ3の中央部の内部にはインレイ30が実装されている。インレイ30は,共振周波数の調整に用いられるインダクタンスを有する共振用アンテナ31とこれに接続したICチップ32を有し,インレイ30が有する共振用アンテナ31の形状は,インピーダンス調整回路41を含むループ状になっている。なお,インレイ30が有する共振用アンテナ31は,銅箔やアルミニウム箔などの金属箔を用いたエッチング加工や,導電性ペースを用いた印刷加工などにより形成できる。
インレイ30が有する共振用アンテナ31の形状は,インピーダンス調整回路41を含むループ状にしているのは,カード読み取り部200に置くときのRFタグ3の向きやインレイ30を実装したRFタグ3を置くカード読み取り部200に応じて,共振用アンテナ31とブースターアンテナ201の相対角度が変わるからである。例えば,「a」の記号が付されたカード読み取り部200と,その右側になる「b」の記号が付されたカード読み取り部200では,ブースターアンテナ201の角度は90度ずれている。
インピーダンス調整回路41を含むループ状に共振用アンテナ31の形状をすることで,カード読み取り部200に置くときのRFタグ3の向きやインレイ30を実装したRFタグ3を置くカード読み取り部200にかかわらず,カード読み取り部200に配置されたブースターアンテナ201の上側に置くことで,共振用アンテナ31とブースターアンテナ201により一般的なUHF帯用ダイポールアンテナ4の形状を形成できる。
図4は,本実施形態に係るリーダライタ装置2の表面パネル20を説明する図である。図1や図4で図示したように,リーダライタ装置2の表面パネル20には,RFタグ3を置く位置を指定するカード読み取り部200がマトリクス状に設けられ,一つのカード読み取り部200には,RFタグ3に実装したインレイ30と電気的に結合する直線状のブースターアンテナ201が設けられている。
ブースターアンテナ201は,ブースターアンテナ201の上側に置かれたRFタグ3の共振用アンテナ31と重なり,図2(a)で図示した一般的なUHF帯用ダイポールアンテナ4の形状を形成する。共振用アンテナ31とブースターアンテナ201により一般的なUHF帯用ダイポールアンテナ4の形状を形成することで,RFタグ3は,ブースターアンテナ201の上側に置かれたときのみ正常に動作する状態になり,UHF帯におけるマルチパスによる混信を防止できる。
なお,RFタグ3は,ブースターアンテナ201の上側に置かれたときのみ正常に動作する状態になるため,カード読み取り部200には,RFタグ3を置く位置を指定するための工夫が必要になる。この工夫は,印刷絵柄により実現することもできるが,RFタグ3を置く位置を規制する凹部により実現することもできる。
ブースターアンテナ201は,表面パネル20の表面または表面パネル20の裏面に設けることができるが,本実施形態では,図4のA-A’断面図で図示したように,カード読み取り部200の表面にブースターアンテナ201を設け,ブースターアンテナ201を覆う保護フィルム20aを接着層20bにより貼り付けている。これは,ブースターアンテナ201を保護するとともに,カード読み取り部200に置かれたRFタグ3とブースターアンテナ201の距離を短くする工夫である。
本実施形態において,X-Y方向で配置角度を90度ずらしてマトリクス状に複数のブースターアンテナ201を配置しているのは,X-Y方向で隣り合うブースターアンテナ201が相互に干渉するのを防止することで,UHF帯におけるマルチパスによる混信を防止するためである。
ブースターアンテナ201の形状を直線状にしているのは,ブースターアンテナ201に指向性を持たせるためである。ブースターアンテナ201の形状を直線状にしてブースターアンテナ201に指向性を持たせ,X-Y方向で隣り合うブースターアンテナ201の配置角度を90度ずらすことで,X-Y方向で隣り合うブースターアンテナ201は相互に干渉しなくなる。
図5は,リーダライタ装置2の回路基板21の表面を説明する図で,図6は,リーダライタ装置2の回路基板21の裏面を説明する図である。
リーダライタ装置2の表面パネル20に実装したブースターアンテナ201は,RFタグ3に実装したインレイ30の共振用アンテナ31と電気的に結合して機能するアンテナになるため,リーダライタ装置2が備える回路基板21の表面には,ブースターアンテナ201を利用してRFタグ3に実装したインレイ30と無線通信するためのリーダライタアンテナ210が実装される。
リーダライタアンテナ210の形状・サイズは,ブースターアンテナ201と同形状・同サイズになっており,複数のリーダライタアンテナ210は,ブースターアンテナ201との向きを揃えブースターアンテナ201と一対一対応の関係で対向するようにマトリクス状に配置されている。ブースターアンテナ201と同様に,リーダライタアンテナ210をこのように配置することで,X-Y方向で隣り合うリーダライタアンテナ210は相互に干渉せず,UHF帯におけるマルチパスによる混信を防止できる。
また,リーダライタアンテナ210とブースターアンテナ201を対向させることで,ブースターアンテナ201の上側に置かれたRFタグ3と無線通信可能となる通信電波出力の最小出力値を下げることができる。リーダライタ装置2の通信電波出力を,カード読み取り部200に置かれたRFタグ3と無線通信可能となる最小出力値に設定することで,リーダライタ装置2は,表面パネル20に置かれたRFタグ3以外を検出せず,UHF帯におけるマルチパスによる混信を確実に防止できる。
ブースターアンテナ201とリーダライタアンテナ210の間隔は,ブースターアンテナ201とリーダライタアンテナ210が物理的に接触しないことを条件として短い方が,上述の最小出力値を小さくでき,UHF帯におけるマルチパスによる混信をより確実に防止できる。また,リーダライタ装置2の筐体外郭を金属などの電波遮蔽材で構成すると,UHF帯におけるマルチパスによる混信の防止効果をより高められる。
図6で図示したように,リーダライタ装置2が備える回路基板21の裏面には,リーダライタ装置2の表面パネル20に置かれたRFタグ3とその位置を認識できるように,インレイ30との無線通信を制御する電気回路であるRF回路211と,リーダライタ装置2の動作を制御する電気回路である制御回路212の対が,回路基板21の表面に配置したリーダライタアンテナ210ごとに実装されている。回路基板21の表面に配置したリーダライタアンテナ210それぞれは,リーダライタアンテナ210に対応するRF回路211と接続している。また,制御回路212それぞれは,リーダライタ装置2が備える出力ポート213と接続している。制御回路212は,出力ポート213を介してRFタグ3から読み取ったデータを上位システムへ出力し,上位システムは,RFタグ3からデータを読み取った制御回路212から,リーダライタ装置2の表面パネル20におけるRFタグ3とその位置を認識できる。
なお,リーダライタ装置2の表面パネル20に置かれたRFタグ3とその位置を認識できるように,リーダライタ装置2が備える回路基板21に実装するRF回路211と制御回路212を一つにし,それぞれのリーダライタアンテナ210と接続するスイッチング回路を設け,スイッチング回路を利用してRF回路211と接続するリーダライタアンテナ210を切り替えるように構成することもできる。
図7は,RFタグ3がリーダライタ装置2に置かれた状態を説明する図である。図7では,3枚のRFタグ3がリーダライタ装置の表面パネル20の上に置かれている。一枚目のRFタグ3は,「a」の記号が付されたカード読み取り部200の上に置かれ,二枚目のRFタグ3は,「f」の記号が付されたカード読み取り部200の上に置かれ,そして,三枚目のRFタグ3は,「g」の記号が付されたカード読み取り部200の上に置かれている。
図8は,リーダライタ装置2のカード読み取り部200にRFタグ3が置かれたときのアンテナの重なり状態を説明する図である。図8では,アンテナ以外の要素(例えば,リーダライタ装置2の表面パネル20など)を図示していない。
図8(a)では,「a」の記号が付されたカード読み取り部200の上に置かれたRFタグ3におけるアンテナの重なり状態を図示し,図8(b)では,「f」の記号が付されたカード読み取り部200の上に置かれたRFタグ3におけるアンテナの重なり状態を図示し,そして,図8(c)では,「g」の記号が付されたカード読み取り部200の上に置かれたRFタグ3におけるアンテナの重なり状態を図示している。
図8(a)から(c)で図示したように,カード読み取り部200にRFタグ3が置かれた状態で,リーダライタ装置2の表面側から順に,インレイ30の共振用アンテナ31,ブースターアンテナ201そしてリーダライタアンテナ210が順に積層された格好になる。図8(a)と図8(b)ではブースターアンテナ201の配置角度が異なり,また,図8(a)と図8(c)では共振用アンテナ31の向きが異なるが,図8(a)から(c)いずれの場合でも,共振用アンテナ31とブースターアンテナ201により一般的なUHF帯用ダイポールアンテナ4の形状を形成できる。
図9は,図8(a)におけるB-B’断面図である。本実施形態では,図9で図示したように,RFタグ3に実装された共振用アンテナ31とリーダライタ装置2に実装されたブースターアンテナ201の間には,保護フィルム20aやRFタグ3の基材が存在する。共振用アンテナ31とブースターアンテナ201の間に存在する物の材料として比誘電率が高い材料を選択することで,共振用アンテナ31とブースターアンテナ201は電気的に結合して図2(a)で図示した一般的なUHF帯用ダイポールアンテナ4として機能する。
一方で,リーダライタ装置2に実装されたブースターアンテナ201とリーダライタ装置2に実装されたリーダライタアンテナ210の間には,表面パネル20や空気層が存在する。空気層の比誘電率は低いため,ブースターアンテナ201とリーダライタアンテナ210は電気的に結合せず,ブースターアンテナ201とリーダライタアンテナ210間で,電波方式による電力供給や無線通信は可能であるが,上述した理由により,UHF帯におけるマルチパスによる混信は防止される。
1 RFIDシステム
2 リーダライタ装置
20 表面パネル
200 カード読み取り部
201 ブースターアンテナ
21 回路基板
210 リーダライタアンテナ
211 RF回路
3 RFタグ
30 インレイ
31 共振用アンテナ
32 ICチップ

Claims (3)

  1. UHF帯用ダイポールアンテナのインピーダンス調整回路を含むループ状の共振用アンテナとICチップとから少なくとも構成されるインレイを備えたRFタグと,
    UHF帯用ダイポールアンテナの直線状のアンテナ素子と同形状になっている複数のブースターアンテナを,X-Y方向で配置角度を90度ずらしてマトリクス状に表面パネルに配置し,前記ブースターアンテナと同形状・同サイズになっている複数のリーダライタアンテナを,前記ブースターアンテナとの向きを揃え前記ブースターアンテナと一対一対応の関係で対向するようにマトリクス状に回路基板に配置しているリーダライタ装置と,を含むRFIDシステム。
  2. 前記リーダライタアンテナと接続しているRF回路の通信電波出力を,前記RFタグと無線通信可能となる最小出力値に設定したことを特徴とする,請求項1に記載したRFIDシステム。
  3. 請求項1または2に記載したRFIDシステムを構成するリーダライタ装置。
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