JP2010154012A - Rfidタグ用識別システム - Google Patents

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Atsushi Uchimura
淳 内村
Ken Tanaka
謙 田中
Hironobu Watanabe
広信 渡辺
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Abstract

【課題】RFIDタグをより狭い間隔で配置して使用することが出来るRFIDタグ用識別システムを提供する。
【解決手段】本発明のRFIDタグ識別システムは、基台と、上記基台上にアンテナの螺旋の軸が該基台の延在方向に沿うように配置されるヘリカルアンテナと、RFIDタグが設けられて上記基台上に載置される被識別対象体と、を備え、上記被識別対象体が上記ヘリカルアンテナのループ間に1つ又は複数配置され、該被識別対象体のRFIDタグが該ヘリカルアンテナのループ内に存在するように構成される。
【選択図】図2

Description

本発明は、RFID (Radio Frequency Identification) タグを使用する識別システムに関し、特に、複数枚のRFIDタグが近接して存在する場合のRFIDタグの読み取り・書き込み性能を向上させたRFIDタグ用の識別システムに関する。
RFIDタグは、バーコードと同様に商品などの在庫管理などに使用される。このRFIDタグを書類などのファイルを管理するために利用することが提案されている。例えば、特開2006−124123号公報(特許文献1)には、紙葉類のファイルを収容する書類フォルダと、書類フォルダに取り付けられるRFIDタグと、RFIDタグを検知するアンテナと、これ等を配置した棚と、在庫管理のコンピュータシステムなどとを組み合わせてファイル管理を行うことを提案している。
特開2006−124123号公報
しかしながら、多数のファイルを管理するためにはホルダケースの厚さの薄いものも使用できることが望ましいが、これには限界がある。ファイルのフォルダを薄くするとRFIDタグ相互の離間距離が短くなり、RFIDタグ相互の影響によってRFIDタグが動作しなくなり、リーダ/ライタで読み取りが行えなくなる現象が発生するからである。
例えば、RFIDタグ相互間を1cm程度離間させる必要があり、ファイルの厚さを1cm以下にすることは、困難であった。フォルダ(のケース)が厚いと保管棚に保管できるフォルダ数が少なくなり、フォルダケース内に空きスペースも生ずる。
これを解決するために、量産されて安価な標準規格のRFIDタグ((例えば、13.56MHzを使用する近傍型の規格である、ISO 15693などに準拠のRFIDタグ)とは別の技術仕様を用いた積層タグを使用することで改善することが可能であるが、タグの単価が高く、全体の管理システムも高価である。
よって、本願は、量産されている標準規格のRFIDタグ(標準RFIDタグ)を使用した場合であってもより狭い間隔で使用することが出来るRFIDタグ用識別システムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため本発明のRFIDタグ識別システムは、一方向に複数巻回したループ状導体を含むヘリカルアンテナ(あるいはヘリカルアンテナと同様に機能するアンテナ)と、RFIDタグが設けられて上記ヘリカルアンテナのループ間に配置される被識別対象体と、備え、上記被識別対象体が上記ヘリカルアンテナのループ間に1つ又は複数配置され、該被識別対象体のRFIDタグが該ヘリカルアンテナのループ内に存在する。ここで、ヘリカルアンテナはヘリカルアンテナと同様に機能するアンテナを含む。
かかる構成とすることによって、高周波電流が供給されるとコイル状のヘリカルアンテナに電磁エネルギが保持され、ヘリカルアンテナのループ近傍に存在するRFIDタグの場の電磁エネルギのレベルが単一のループアンテナの場合よりも高められる。また、ヘリカルアンテナのループとRFIDタグとを接近させることが可能となり、RFIDタグの受信電界強度を高めことが可能となる。例えば、RFIDタグ相互間を3mm程度の離間距離で複数配置する場合であっても、標準RFIDタグでも読み書きを行うことが可能となる。
上記ヘリカルアンテナの巻数及びピッチは該ヘリカルアンテナが上記RFIDタグに使用される無線信号周波数に同調可能であり、上記ループ間に配置される1又は複数の被識別対象の各RFIDタグが読み取り可能であるように設定されることが望ましい。それにより、ヘリカルアンテナの送受信における周波数帯域特性内にRFIDタグの高周波信号を含み、ヘリカルアンテナ及びRFIDタグの各アンテナコイルに効率よく電磁エネルギを保持する。
上記ヘリカルアンテナが直列に接続された複数のループアンテナによって構成されることが望ましい。それにより、アンテナの各ループ間に被識別対象体を配置しやすくなる。
上記ヘリカルアンテナあるいはループアンテナのループ形状は、円形に限定されるものではない。三角形(デルタループ)、四角形・五角形・六角形などであっても良い。円形のループの利得が高くて具合がよいが、他の形状を適宜に選択可能である。
上記ヘリカルアンテナが基台等の上に複数配置され、各ヘリカルアンテナが選択的に駆動されることが望ましい。ヘリカルアンテナがRFIDタグの高周波信号に同調する巻数には限界があるので、適正な巻数のヘリカルアンテナを単位としてこれを複数配置することによって所要数のRFIDタグの数に対応した数のアンテナループを配置することが出来る。
上記RFIDタグは複数タグの読み取りを可能とするアンチコリジョン機能を備えることが望ましい。それにより、1つのアンテナで複数のRFIDタグを識別することが可能となる。
上記識別対象体は、紙葉類、情報記録媒体を含む。紙葉類には、シート状の紙、閉じられた紙、シート状の樹脂、紙幣、印刷物、帳票・伝票類、有価証券などのファイルケースに収納可能なものが含まれる。
また、本発明の在庫管理システムは、上述したRFIDタグ識別システムが設けられる保管棚と、上記ヘリカルアンテナに接続されるRFIDタグのリーダ/ライタと、上記リーダ/ライタに接続されて上記被識別対象体の在庫(あいるは入出庫)を管理するコンピュータシステムとをを含む。それにより、RFIDタグを使用した在庫(入出庫)管理システムを構成することが可能となる。
また、本発明のRFIDタグ用アンテナシステムは、高周波キャリア電流の供給を受けて磁界を発生するループアンテナを複数配置してなるループアンテナアレイと、被識別対象体に付随するRFIDタグと、を含み、上記アンテナアレイは上記複数のループアンテナをコイル状に配置して磁場を形成し、上記被識別対象体は上記ループアンテナ相互間に配置されて少なくとも上記RFIDタグが上記アンテナアレイによって形成されるコイル内磁場又はその近傍に存在するようになされ、上記高周波キャリア電流の周波数と上記RFIDタグの動作周波数とが上記コイル状のアンテナアレイの共振周波数帯域に存在する。被識別対象体へのRFIDタグの付随の仕方には、貼着、接着、樹脂固定、埋め込み、印刷など、種々の方法が適用可能である。
かかる構成とすることによって、リーダ/ライタから高周波キャリア電流が供給されるとコイル状のループアンテナアレイ内に電磁エネルギが保持され、ループアンテナアレイ内又はその近傍に存在するRFIDタグの場の電磁エネルギのレベルが高められる。また、ループアンテナ間に存在するRFIDタグ数の増加に応じてループアンテナアレイとRFIDタグ間の伝送周期数帯域幅が増加する傾向を持つので良好な伝送特性が得られる。
上記アンテナアレイは複数直列に配置され、各アンテナアレイに上記高周波キャリア電流が選択的に供給されることが望ましい。それにより、限られた供給電力で多数のRFIDタグを使用することが可能となる。また、読み取りエリア/書き込みエリアを選択することによって多数のRFIDタグを使用することが可能となる。
また、本願のRFIDタグを使用した管理システムは、上述したRFIDタグ用アンテナシステムを形成した識別対象体の保管棚と、上記保管棚に形成された複数の仕切りと、を備え、各仕切り間に上記被識別対象体が保管され、各仕切りに上記ループアンテナが形成されている。それによって、ホルダケースの厚さの狭いもの(RFIDタグ間の離間距離が狭いもの)であっても使用することが可能となる。
以下、本発明の実施の形態についてについて図面を参照して説明する。まず、本発明の着目点について説明し、その後で実施例について説明する。
(本発明の着目)
発明者はRFIDタグを重ねるとリーダ/ライタで読み取りが行えなくなる原因について検討を行った。この原因は、例えば、次のように説明されていた。
図6(A)に示されるように、単体のRFIDタグは13.56MHzに共振するアンテナ(コイル)を備えている。しかし、複数のRFIDタグを重ねあいるは近接して配置すると、近接するRFIDタグのアンテナ同士の影響でアンテナの相互インダクタンスが大きくなる。RFIDタグのアンテナの総合インダクタンスが変化し、タグの共振周波数が変化する。
図6(B)に示すように、RFIDタグの共振周波数が13.56MHzからずれることによって13.56MHzにおける利得が低下し、RFIDタグのアンテナに誘起する高周波電流に基づく電源電圧が低下する。それにより、RFIDタグのICチップへの供給電圧が低下し、タグの動作が不安定となる。
発明者は、RFIDタグを重ねる(近接配置)とリーダ/ライタで読み取りが行えなくなる原因を確かめるためにRFIDタグの諸特性を測定した結果、後述するように、上述の原因説明は正確ではないことを見出し、本願発明の知見を得るに至った。以下、実験の結果について説明する。
図7及び図8は、RFIDタグが配置された伝送路(場所)の高周波信号の伝送特性を測定するための実験装置の概略構成を示している。図7は、アンテナ間に配置されたRFIDタグの枚数が少ない場合を、図8はアンテナ間に配置されたRFIDタグの数が多い場合を示している。両図において、アンテナ101と102は周波数特性のない互いに対向して配置されたループアンテナである。ルーフアンテナ101は送信アンテナであり、ループアンテナ102は受信(検出用)アンテナである。アンテナ101及び102はネットワークアナライザ110にそれぞれ接続される。両アンテナ間にRFIDタグが設けられた識別対象体20が配置される。ネットワークアナライザ110は周波数を変化させて利得特性(所定入力に対する出力の比)を自動的に測定する機能を有する。
図9は、アンテナ間の距離を100mmとし、アンテナ間にRFIDタグを3mm間隔(3mmピッチ)で0、1、2、3、4、5、10枚配置したときの各伝送特性を示している。同図において、横軸は30kHz−30MHzの周波帯域を示している。縦軸は利得を示しており、一目盛が10dBである。図中のマーカ1の位置は13.56MHz、利得−58.925dBである。
図10は、アンテナ間を130mmとし、アンテナ間にRFIDタグを3mm間隔(3mmピッチ)で40枚配置したときの伝送特性を示している。
両図より、RFIDタグの数を増すと多峰特性となり、単一のRFIDタグの場合(単峰特性)と比べて伝送帯域が13.56MHzの両側に広がり、利得も大幅に増加することが判った。
図11は、アンテナ間の距離を100mmとし、アンテナ間にRFIDタグを6mm間隔(6mmピッチ)で0、1、2、3、4、5、10枚配置したときの各伝送特性を示している。同図において、横軸は30kHz−30MHzの周波帯域を示している。縦軸は利得を示しており、一目盛が10dBである。図中のマーカ1の位置は13.56MHz、利得−58.873dBである。
図12は、アンテナ間を130mmとし、アンテナ間にRFIDタグを6mm間隔(3mmピッチ)で20枚配置したときの伝送特性を示している。
両図より、RFIDタグの数を増すと多峰特性となり、単一のRFIDタグの場合(単峰特性)と比べて伝送帯域が13.56MHzの両側に広がり、利得も大幅に増加することが判った。
図13は、アンテナ間の距離を100mmとし、アンテナ間にRFIDタグを13mm間隔(13mmピッチ)で0、1−5枚配置したときの各伝送特性を示している。同図において、横軸は30kHz−30MHzの周波帯域を示している。縦軸は利得を示しており、一目盛が10dBである。図中のマーカ1の位置は13.56MHz、利得−58.666dBである。
同図より、RFIDタグの数を増すと多峰特性となり、単一のRFIDタグの場合(単峰特性)と比べて伝送帯域が13.56MHzの両側に広がり、利得も増加することが判った。
図14は、アンテナ間の距離を100mmとし、アンテナ間にRFIDタグを33mm間隔(33mmピッチ)で0、1、2枚配置したときの各伝送特性を示している。同図において、横軸は30kHz−30MHzの周波帯域を示している。縦軸は利得を示しており、一目盛が10dBである。図中のマーカ1の位置は13.56MHz、利得−59.123dBである。
同図より、RFIDタグの数を2にすると双峰特性となり、単一のRFIDタグの場合(単峰特性)と比べて伝送帯域が13.56MHzの両側に広がり、利得も増加することが判った。
このように、アンテナ近傍のRFIDタグの数を増やすと伝送特性は、図6に示したように単峰の利得特性の同調周波数が単純に変化するものではなく、多峰特性となり、13.56MHzを中心にして上下周波数帯域に広帯域特性化する(伝送特性が良くなる)ことが判った。これは2つのアンテナ(送信アンテナ101、受信アンテナ102)間に多数のRFIDタグが配置されると、RFIDタグのアンテナコイルが2つのアンテナ間に連続的に配置された状態となり、コイル相互間が密に電磁結合して2つのアンテナ間に高周波信号の伝送路を形成するためと考えられる。一方、同じ距離で離間する2つのアンテナ間に存在するRFIDタグの数が少ない場合には、2つのアンテナ間に存在するRFIDタグのアンテナコイルは離間し、コイル相互間の電磁結合は粗となって2つのアンテナ間の信号伝送特性は劣化する(信号レベルが減衰して伝搬しにくくなる)と考えられる。(別言すると、2つのアンテナ間に多数のRFIDタグを配置した場合には2つのアンテナ間を信号が容易に伝搬するが、この状態で1(又は少数)のRFIDタグだけを残すと信号が2つのループアンテナ間を伝搬し難くなる。)
そうすると、2つのアンテナ間に電磁結合を助ける(高める)要素が有れば、2つのアンテナ間に存在するRFIDタグの数が少ない場合であっても2つのアンテナ間に良好な特性の伝送路が形成されることを期待できる。また、送信ループアンテナから発せられる電磁エネルギを増加すれば伝送路の伝搬エネルギは増加する。このような伝送路にRFIDタグが存在すれば少数存在する場合のRFIDタグの動作も安定すると考えられる。上記補助的な要素としては、電磁界を発生するループアンテナ(導体のループ)や電磁界を中継する疑似ループアンテナ(コイル)などを伝搬路に追加することが考えられる。また、RFIDタグの存在する場の電磁エネルギを増加するためには、ループアンテナの巻数の増加やRFIDタグをアンテナに接近させることが考えられる。
そこで、本願では、このような条件を満たす構造として、ヘリカル(螺旋)アンテナ(あるいはループアンテナアレイ)内にRFIDタグを配置する構成を提案する。
ヘリカルアンテナ(ループアレイアンテナ)の巻数及びピッチの決定は、例えば、所定距離で離間する2つのループアンテナ間に所望数のRFIDタグを配置し、それらがリーダ/ライタで読み取り/書き込みをできるようにする。次に、2つのループアンテナ間に1枚のRFIDタグを配置し、これを読み取れるように送信ループアンテナの巻数を増やす。この巻数と上記ループアンテナ間の距離で、ヘリカルアンテナの巻数、ピッチを設定する。
なお、13.56MHzのアンテナの同調回路を構成するためにヘリカルアンテナの巻数には限界があるので、1つのヘリカルアンテナで管理可能なRFIDタグの数は限られる。そこで、多数のRFIDタグを管理する場合には、ヘリカルアンテナのユニットを複数個設け、これを順次あいるは選択的に駆動することによって対応する。
また、ヘリカルアンテナは電気的に複数の直列接続されたループアンテナと等価であるので、これをループアンテナアレイによって構成することが出来る。ヘリカルアンテナをループアンテナアレイで構成することによって、被識別対象体を収納する筐体へのアンテナの実装が容易となる。
(実施例)
図1は、本発明のRFIDタグ識別システムに使用するヘリカルアンテナ(あいるはループアンテナアレイ)を概略的に示している。
同図において、ヘリカルアンテナ1は、コイル状の導体巻線(ループ)11によって構成されている。この巻線11間に被識別対象としてのRFIDタグが設けられたフォルダが配置される(図3の20参照)。RFIDタグは複数のタグを同時読み取り可能とする公知のアンチコリジョン機能を備えている。各ループは実施例では螺旋状の導体で構成されているが、各ループをループアンテナで構成し、それらを直列に接続しても良い。このヘリカルアンテナ1を使用するRFIDタグ識別システムは、更に、ヘリカルアンテナ1を収容する保管棚(図4、5参照)、ヘリカルアンテナ1の高周波電流供給源(13.56MHz)としてのRFIDタグのリーダ/ライタ30、リーダ/ライタ30に接続される在庫管理システムコンピュータ(図5参照)などを含んでいる。
上述したように、ヘリカルアンテナの巻数、巻きピッチは、ヘリカルアンテナの伝送帯域が13.56MHzを含み、かつアンテナのループ間に被識別対象体を1個及び所望の複数個配置した各状態でRFIDタグを読み取ることが出来るように設定する。
例えば、巻ピッチ70mmの等価2ターンのループアンテナでは、巻線間に置かれた3mmピッチである20枚のRFIDタグを読むことが出来るが(図10参照)、図7及び図14に示されるような2つのループアンテナ間の中央に数枚置かれた状態では伝送帯域が狭くなって読みにくい。そこで、まず、2つのループアンテナの幅を70mm固定として20枚のRFIDを読み取り可能とする。更に、この幅内にループを追加して設けて一枚のRFIDタグを読み取り可能とする。70mmのアンテナ幅内に一枚を安定して読み取り可能な最大巻数を求めるとループの数は4ターンであった。ループアンテナの幅を70mm、巻数4ターンにすることによって1巻当たり、1〜5枚のRFIDタグを読み取ることが出来る。なお、リーダ/ライタ30にはオムロン社のものを使用した。
上記に基づく4ターンのヘリカルアンテナの各ループ間に3mmピッチで5枚のRFIDを設けた被識別対象体(アンテナ内に合わせて20枚)を挿入し、ヘリカルアンテナの両側にも多数の被識別対象体を配置して定格状態で何枚のRFIDタグの読み取りが行えるかどうかを確認したところ、ヘリカルアンテナ中の20枚全てと、その外部の20枚を読み取ることが出来た。また、この状態(0dB)から出力を−10dBに下げた状態で測定を行ったところ、ヘリカルアンテナ中の20枚全てと、その外部の6枚を読み取ることが出来た。
4ターンのヘリカルアンテナにすることによって巻線からRFIDタグまでの距離が等価的に近くなるため、低い高周波電力で読めるようになった。巻ピッチ70mmの等価2ターンループアンテナと比較して約1/10の高周波電力で読み取ることができた。
図2は、ヘリカルアンテナ1を同様に機能するループアンテナアレイ10で構成した例を示している。ループアンテナアレイ10は、単独のループアンテナ11を直列に複数接続して構成されている。図示の例では、ループアンテナ11は絶縁基板11a上に印刷配線によって1ターンの導体コイル11bを形成した印刷配線基板(PCB)によって構成されている。このループアンテナアレイ10の両端にリーダ/ライタ30によって高周波電流が供給される。
図3(A)は、ループアンテナアレイ10の各ループアンテナ11間にファイルを保存したフォルダ20を配置した状態を示している。ループアンテナ11は、図示しない絶縁性のカバーで覆われてブックエンドとして機能する。
図3(B)に示すように、各フォルダ20の片側側面にはループアンテナ11のアンテナコイルに対応する位置(アンテナコイル内又はその近傍)に磁界結合型(13.56MHz)のRFIDタグ21が設けられている。RFIDタグ21の取付には、接着、溶着、樹脂固定、埋め込みなど種々の方法が使用可能であり、特定ものに限定されない。
図4は、上述したループアンテナアレイ10を保管棚50に設けた例を示している。同図において、図3と対応する部分には同一符号を付している。
この実施例では、基台しての棚板51と、棚板51上にアンテナの螺旋の軸が棚板51の延在方向に沿うように配置されるヘリカルアンテナと同等に機能するループアンテナアレイ10と、RFIDタグ21が設けられて棚板51上に載置される被識別対象体20と、を備えている。そして、被識別対象体20がアンテナのループ11,11間に1つ又は複数配置され、被識別対象体20のRFIDタグ21がループアンテナアレイ10のループ内に存在する。
保管棚50は棚板51と仕切り板52によって構成されている。仕切り板52は棚板50の延在方向に沿って複数設けられている。各仕切り板52の側面あるいはその内部にループアンテナ11が配置されている。複数配置されたループアンテナ11は直列に接続されてループアンテナアレイ10を構成している。このアンテナアレイ10に図示しないリーダ/ライタから高周波電流が供給される。各仕切り板52の間には、例えば樹脂製あるいは紙製のフォルダ20が配置されている。フォルダ20のループアンテナに対応する位置にはRFIDタグ21が設けられている。
図5に示すように、保管棚50は金属製のキャビネット60内の各収納段に収納され、上下複数段構成や左右方向に複数連続した保管棚構成とされる。後述するように、保管棚50に設けられたルーアンテナアレイ10はリーダ/ライタ30で全てのアンテナを同時に駆動するのではなく、各アンテナアレイ10ごとに、あるいは各ループアンテナ毎に時分割的に駆動するのがよい。それにより、各エリア毎にRFIDタグの読み出し、書き込みを行うことができる。また、リーダ/ライタ30の消費電力を少なくすることができる。リーダ/ライタ30は在庫管理(あるいは入出庫管理)を行う在庫管理コンピュータシステム40に接続されている。リーダ/ライタ30はコンピュータによる制御を受けて動作し、RFIDタグの読み取り情報をコンピュータシステム40に伝達する。コンピュータシステム40はキャビネット60内に存在するファイルをRFIDタグの読み取り情報に基づいて管理する。
図15は、本発明の他の実施例を説明する説明図である。既述したように、ヘリカルアンテナ1(あるいはループアンテナアレイ10)は13.56MHzに同調するように設計するため、アンテナの巻数(インダクタンス)には限界がある。そこで、多数のRFIDタグの識別を行う場合には、同図に示すように、複数のヘリカルアンテナ1(あるいはループアンテナアレイ10)とリーダ/ライタ30を設置し、各アンテナを選択的に動作させる。動作の制御はコンピュータシステム40で行うことが可能である。
図16は、本発明の更に他の実施例を説明する説明図である。この実施例では、複数のヘリカルアンテナ1(あるいはループアンテナアレイ10)を切替回路15で選択することによって1つのリーダ/ライタ30でシステムを構成している。コンピューターシステム40は切替回路15で複数のアンテナを適宜に選択することによって多数のRFIDタグの管理(ファイルの在庫管理)を可能としている。
以上説明したように本発明の実施例によれば、(標準規格の)RFIDタグの読み取り/書き込みアンテナをヘリカルアンテナ(あるいはループアンテナアレイ等の同様に機能するアンテナ)で構成し、アンテナの各ループ間に被識別対象体を配置する構成としているので、被識別対象体とアンテナが接近して被識別対象体の読み取りがより確実に行われ、読み取りエラーが減少する。ループ相互の間隔を狭く設定すればファイルの厚さが1mm程度のものであっても読み取ることが可能である。また、アンテナを複数増設することによって多数のRFIDタグの読み取りを行うことが可能となって具合がよい。
本願発明のヘリカルアンテナを用いたRFIDタグ識別システムの原理的な構成を説明する説明図である。 本願発明のループアンテナアレイを用いたRFIDタグ識別システムの原理的な構成を説明する説明図である。 本願発明のRFIDタグ識別システムのループアンテナアレイの中に被識別対象体を配置した例を示す説明図である。 収納棚の上にループアンテナアレイをブックエンド状に配置したRFIDタグ識別システムの例を説明する説明図である。 本願のRFIDタグ識別システムを使用した在庫管理システムの例を説明する説明図である。 RFIDタグの同調周波数の変化を説明する説明図である。 アンテナ間にRFIDタグを少数配置した場合の伝送特性測定を説明する説明図である。 アンテナ間にRFIDタグを多数配置した場合の伝送特性測定を説明する説明図である。 伝送特性例を説明するグラフである。 伝送特性例を説明するグラフである。 伝送特性例を説明するグラフである。 伝送特性例を説明するグラフである。 伝送特性例を説明するグラフである。 伝送特性例を説明するグラフである。 本願の他の実施例を説明する説明図である。 本願の他の実施例を説明する説明図である。
符号の説明
10 ループアンテナアレイ、11 (単独の)ループアンテナ、15 切替回路20 被識別対象体、21 RFIDタグ、30 リーダ/ライタ、40 在庫管理コンピュータシステム、50 保管棚、51 棚板、52 仕切り板、101 送信アンテナ、102 受信アンテナ、110 ネットワークアナライザ

Claims (7)

  1. 一方向に複数巻回したループ状導体を含むヘリカルアンテナと、
    RFIDタグが設けられる被識別対象体と、を備え、
    前記被識別対象体が前記ヘリカルアンテナのループ間に1つ又は複数配置され、該被識別対象体のRFIDタグが該ヘリカルアンテナのループ内に存在する、RFIDタグ識別システム。
  2. 前記ヘリカルアンテナの巻数及びピッチは該ヘリカルアンテナが前記RFIDタグに使用される無線信号周波数に同調可能であり、前記ループ間に配置される1又は複数の被識別対象の各RFIDタグが読み取り可能であるように設定される、請求項1に記載のRFIDタグ識別システム。
  3. 前記ヘリカルアンテナが直列に接続された複数のループアンテナによって構成される、請求項1又は2に記載のRFIDタグ識別システム。
  4. 前記ヘリカルアンテナが複数配置され、各ヘリカルアンテナが選択的に駆動される、請求項1乃至3のいずれかに記載のRFIDタグ識別システム。
  5. 前記RFIDタグは複数タグの読み取りを可能とするアンチコリジョン機能を備える、請求項1乃至4のいずれかに記載のRFIDタグ識別システム。
  6. 前記識別対象体が紙葉類、書籍、情報記録媒体、ファイルフォルダを含む、請求項1乃至5のいずれかに記載のRFIDタグ識別システム。
  7. 請求項1乃至6のいずれかに記載のRFIDタグ識別システムが設けられる保管棚と、前記ヘリカルアンテナに接続されるRFIDタグのリーダ/ライタと、前記リーダ/ライタに接続されて前記被識別対象体の在庫を管理するコンピュータシステムとを含む在庫管理システム。
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