JP2005232812A - 内副管付きコンクリート製マンホール - Google Patents

内副管付きコンクリート製マンホール Download PDF

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Kazumi Toyama
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Abstract

【課題】 本発明は、構造が簡単にして簡便かつ安価に提供でき、しかもマンホール内の清掃作業が簡単に行える内副管付きコンクリート製マンホールを提供する。
【解決手段】 コンクリート製マンホール1の側壁12上部に流入管1を接続すると共に、側壁12下部に流出管2を接続する。前記流入管2が開口したマンホール内壁12の下方に半割筒状のカバー体4を垂下させ、該カバー体4をマンホール内壁12に着脱自在に固定する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、コンクリート製マンホールに関し、詳しくは上方から落下する排水によってコンクリート製の底壁が浸食されるのを防止できる内副管付きコンクリート製マンホールに関する。
一般に、側壁と底壁とがコンクリートで形成されたマンホールでは、側壁上部に流入管が接続されると共に、側壁下部に流出管が接続される。ところが、このコンクリート製マンホールの場合には、長期間に亘って流入管から落下する排水によってコンクリート製の底壁が浸食されることがある。また、流入管から放出されて落下する排水に汚物等の固形物が混在していると、この排水が底壁と衝突したとき飛散することにより、排水が円滑に流出管に排出されないということがあった。
そこで、流入管の一端部をマンホールの内側に突出させ、この突出した管端部にプラグ付きクロス管を接続すると共に、該クロス管に球面自在継手を介して副管をマンホール底壁の近傍まで垂下させることによって、排水をマンホール底壁と衝突させることなくスムースに流出させるようにしたものが提案されている(特許文献1参照)。
特開2000−352066公報
しかしながら、前記特許文献1記載のものは、機能的には優れているものの、高価なプラグ付きクロス管や球面自在継手を使用するため施工費用が嵩み、コストアップが避けられない。このため、安易にこの構成を採用できない。また、マンホール内に汚物等の固形物やゴミが堆積したり、副管が詰まったとき清掃作業に手間が掛かるという問題がある。
そこで本発明は、構造が簡単にして簡便かつ安価に提供でき、しかもマンホール内の清掃作業が簡単に行える内副管付きコンクリート製マンホールを提供することを目的としている。
本発明は、側壁上部に流入管を接続すると共に、側壁下部に流出管を接続したコンクリート製マンホールであって、前記流入管が開口したマンホール内壁の下方に半割筒状のカバー体を垂下させ、該カバー体をマンホール内壁に着脱自在に固定したことを特徴としている。
また、本発明の内副管付きコンクリート製マンホールは、半割筒状に屈曲したカバー体の両側縁部にフランジが形成されており、該フランジをマンホール内壁にアンカーボルトで着脱自在に固定したことを特徴とし、更にはカバー体の上部が半割漏斗状に拡開していることを特徴としている。
本発明の内副管付きコンクリート製マンホールは、半割筒状のカバー体によって内副管を構成するので、構造が簡単にして簡便かつ安価に提供でき、しかもマンホール内の清掃作業も簡単に行える。
即ち、本発明は、半割筒状のカバー体を流入管が開口したマンホール内壁の下方に垂下させて内副管を形成するので、構造が簡単にして設置作業が簡便に行えるため安価に提供できる。また、このカバー体の両側縁部に形成したフランジをマンホール内壁にアンカーボルトで着脱自在に固定することにより、マンホール内に汚物等の固形物やゴミが堆積しても、マンホール内の清掃作業が極めて簡単に行え、排水が滞留することによる事故を未然に防止できる。
図1は本発明の第1形態例を示す断面図、図2は本発明で使用するカバー体を示すものであって、(A)図は正面図、(B)側面図である。図3は上部カバー体を示すものであって、(A)図は平面図、(B)正面図である。図4は上部カバー体を示すものであって、(A)図は平面図、(B)正面図である。
本発明のマンホール1は、コンクリート板によって底壁11が形成され、該底壁11上に載置されたコンクリート製中空体によって側壁12が形成されている。マンホール1の側壁12上部には接続孔13aが穿設されており、該接続孔13aに挿入された流入管2の一端部が接続孔13aとの間に充填したモルタルMによって接続固定されている。また、側壁12の下部には接続孔13bが穿設されており、該接続孔13bに挿入された流入管3の一端部が接続孔13bとの間に充填したモルタルMによって接続固定されている。
前記流入管2の開口したマンホール1の内壁下方には、半割筒状のカバー体4が垂下しており、該カバー体4は上部カバー体4Xと下部カバー体4Yとによって構成されている。上部カバー体4Xは本体部41が半割筒状に形成されており、前記本体部41の上部には半割漏斗状に開口した拡開部42が設けられている。また、半割状となった本体部41と拡開部42の両側縁には、外方に突出したフランジ43が形成されており、該フランジ43の接合面はマンホール1の内壁面に相応した湾曲面に形成されている。フランジ43には適宜間隔で貫通孔が穿
設されており、該貫通孔に挿通したアンカーボルトで上部カバー体4Xがマンホール1の内壁に固定される。
下部カバー体4Yは本体部45が半割筒状に形成されており、該本体部45の内側に前記カバー体4Xの本体部41がセットできるような内径に形成され、該本体部45の下部に半割漏斗状に開口した拡開部46が設けられている。半割状となった本体部45と拡開部46の両側縁には、外方に突出したフランジ47が形成されており、該フランジ47の接合面はマンホール1の内壁面に相応した湾曲面に形成されると共に、その内側に設けられた段差凹部48に前記カバー体4Xのフランジ43が収容できるようになっている。また、フランジ47には適宜間隔で貫通孔が穿設されており、該貫通孔に挿通したアンカーボルトで下部カバー体4Yがマンホール1の内壁に固定される。
前記カバー体4は、マンホール1の内壁に開口した流入管2の先端開口部の下方に取り付けられるものであって、流入管2の高さ位置等に合わせて上部カバー体4Xと下部カバー体4Yをセットする。このとき、まず最初に上部カバー体4X所定位置にセットし、フランジ43にアンカーボルトを挿通して側壁12の内側固定する。次に、下部カバー体4Yの本体部45を前記上部カバー体4Xの本体部41と若干ラップした状態で被い、フランジ47にアンカーボルトを挿通して側壁12の内側に下部カバー体4Yを固定する。この施工作業の際に、上部カバー体4Xに対して下部カバー体4Yの位置を上下にずらせて、その高さを調整することができる。
以上の如く、本発明の本発明のマンホール1は、半割筒状のカバー体4を垂下させて内副管を形成するものであって、該カバー体4の両側縁に形成したフランジ43の貫通孔にアンカーボルトを挿通してマンホール1の内壁に簡単に固定できる。また、アンカーボルトを取り外すだけでマンホール1の内壁からカバー体4を取り外すことができるもので、マンホール内の清掃作業が極めて簡単に行える。
尚、前記形態例では、上部カバー体4Xと下部カバー体4Yからなるカバー体4を例示したが、本発明のこの形態に限定されない。上部カバー体4Xと下部カバー体4Yとが一体に構成されたカバー体を用いることもできる。また、カバー体は、マンホール1の内壁に開口した流入管2の先端開口部を、カバー体の上部で被うようにセットしてもよい。
図1は本発明の第1形態例を示す断面図である。 図2は本発明で使用するカバー体を示すものであって、(A)図は正面図、(B)側面図である。 図3は上部カバー体を示すものであって、(A)図は平面図、(B)正面図である。 図4は下部カバー体を示すものであって、(A)図は平面図、(B)正面図である。
符号の説明
1…マンホール、11…底壁、12…側壁、2…流入管、3…流出管、4…カバー体、4X…上部カバー体、4Y…下部カバー体、M…モルタル

Claims (3)

  1. 側壁上部に流入管を接続すると共に、側壁下部に流出管を接続したコンクリート製マンホールであって、前記流入管が開口したマンホール内壁の下方に半割筒状のカバー体を垂下させ、該カバー体をマンホール内壁に着脱自在に固定したことを特徴とする内副管付きコンクリート製マンホール。
  2. 半割筒状に屈曲したカバー体の両側縁部にはフランジが形成されており、該フランジをマンホール内壁にアンカーボルトで着脱自在に固定したことを特徴とする請求項1記載の内副管付きコンクリート製マンホール。
  3. カバー体の上部が半割漏斗状に拡開していることを特徴とする請求項2記載の内副管付きコンクリート製マンホール。

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