JP2005231706A - 改ざん防止用箱 - Google Patents

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Ryoji Fujita
良治 藤田
Takahiro Kimoto
隆博 木本
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Abstract

【課題】 改ざん防止用シールや接着剤等を用いることなく、蓋部或いは底部を箱本体に容易かつ強固に取り付ける一方で、蓋部或いは底部を開封した際に開封跡を明確に残すことができる改ざん防止用箱を提供する
【解決手段】 正面板1、背面板2、第1側面板3、第2側面板4、蓋板6、第1或いは第2側面板3,4に連接される第1及び第2上部サイドフラップ3a,4a、および蓋板6に連接される差込片7を有する箱Aにおいて、差込片7の左右両側に連接され、差込片7とともに箱A内に差し込まれることにより第1或いは第2上部サイドフラップ3a,4aと係合して、差込片7が箱A内から抜け出することを阻止する逆止片8,9を備える。
【選択図】 図3

Description

本発明は、食品や化粧品等の物品を収納するための箱に関するものであり、さらに詳しくは、開封済か未開封かを判断することができる機能が付いた箱に関する。
従来から、食品や化粧品等の物品を収容する箱には、開封済か未開封かを判断するために、或いは不正に内容物が抜き取られることを防止するために、箱の蓋部或いは底部に改ざん防止用シールを貼ったり、接着剤等で接着したりする等の手段が採られていた。
しかし、改ざん防止用シールや接着剤等を用いる場合には、改ざん防止用シール或いは接着剤の材料費、及び改ざん防止用シールの貼り付け或いは接着剤の塗布のための設備費や加工費が別途必要になってしまう。
このため、特開平11−105852号公報に示すように、強固に蓋部或いは底部を箱本体に取り付けることにより、販売或いは展示中に内容物が抜き取られることを防止する技術が提案されている。
特開平11−105852号公報
しかしながら、上述した技術では、蓋部或いは底部を箱本体に強固に取り付けているため、蓋を容易に開封することができず、別途、開封用のフラップを設ける等の措置を採る必要があった。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたもので、改ざん防止用シールや接着剤等を用いることなく、蓋部或いは底部を箱本体に容易かつ強固に取り付ける一方で、蓋部或いは底部を開封した際に開封跡を明確に残すことができる改ざん防止用箱を提供することを目的とする。
本発明に係る改ざん防止用箱では、上記課題を解決するために以下の手段を採用した。
本発明は、正面板、背面板、第1側面板、第2側面板、蓋板、第1或いは第2側面板に連接される第1及び第2上部サイドフラップ、および蓋板に連接される差込片を有する箱において、差込片の左右両側に連接され、差込片とともに箱内に差し込まれることにより第1或いは第2上部サイドフラップと係合して、差込片が箱内から抜け出することを阻止する逆止片を備えるようにした。
また、第1上部サイドフラップと第1側面板、及び第2上部サイドフラップと第2側面板との折罫の少なくとも一部に切線が設けられるようにした。
また、第1或いは第2側面板に連接される第1及び第2下部サイドフラップと、底板と、底板に連接される差込片と、差込片の左右両側に連接され、差込片とともに箱内に差し込まれることにより第1或いは第2下部サイドフラップと係合して、差込片が箱内から抜け出することを阻止する逆止片を備えるようにした。
また、第1下部サイドフラップと第1側面板、及び第2下部サイドフラップと第2側面板との折罫の少なくとも一部に切線が設けられるようにした。
また、正面板或いは背面板に箱を吊り下げる吊下片を備えるようにした。
また、吊下片に連接して吊下片を補強するとともに、箱内に差し込まれて差込片と対向する吊下補強片を備えるようにした。
また、箱が紙により形成されるようにした。
また、箱がポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニル、ポリスチレン、ペット樹脂のうち何れか一つ、或いはこれらの複合素材から形成されるようにした。
本発明によれば以下の効果を得ることができる。
本発明は、正面板、背面板、第1側面板、第2側面板、蓋板、第1或いは第2側面板に連接される第1及び第2上部サイドフラップ、および蓋板に連接される差込片を有する箱において、差込片の左右両側に連接され、差込片とともに箱内に差し込まれることにより第1及び第2上部サイドフラップと係合して、差込片が箱内から抜け出することを阻止する逆止片を備えるようにした。これにより、蓋板に連接される差込片が箱内に差し込まれると、差込片に連接される逆止片が第1及び第2上部サイドフラップと係合する。したがって、差込片が箱内から抜け出することを阻止できるので、蓋板が開かず、不正に内容物が抜き取られることを防止することができる。
また、第1上部サイドフラップと第1側面板、及び第2上部サイドフラップと第2側面板との折罫の少なくとも一部に切線が設けられるようにしたので、無理に蓋板をこじ開けると、第1上部サイドフラップ或いは第2上部サイドフラップが切線に沿ってひきちぎれるので、明確な開封跡を残すことができる。
また、第1或いは第2側面板に連接される第1及び第2下部サイドフラップと、底板と、底板に連接される差込片と、差込片の左右両側に連接され、差込片とともに箱内に差し込まれることにより第1及び第2下部サイドフラップと係合して、差込片が箱内から抜け出することを阻止する逆止片を備えるようにした。これにより、底板側においても、差込片が箱内から抜け出することを阻止できるので、底板が開かず、不正に内容物が抜き取られることを防止することができる。
また、第1下部サイドフラップと第1側面板、及び第2下部サイドフラップと第2側面板との折罫の少なくとも一部に切線が設けられるようにしたので、無理に底板をこじ開けると、第1下部サイドフラップ或いは第2下部サイドフラップが切線に沿ってひきちぎれるので、明確な開封跡を残すことができる。
また、正面板或いは背面板に箱を吊り下げる吊下片を備えるようにしたので、展示が容易となる。
また、吊下片に連接して吊下片を補強するとともに、箱内に差し込まれて差込片と対向する吊下補強片を備えるようにしたので、吊下片が補強されて、吊下片の破損を回避できる。また、箱内に差し込まれて差込片と対向することにより、差込片を箱内の内側に押し込み、更に差込片を故意に抜き出すことが困難となる。これにより、不正に蓋板或いは底板を開かて内容物が抜き取られることを防止することができる。
また、箱が紙により形成されるようにしたので、安価かつ軽量な箱を製造することができる。
また、箱がポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニル、ポリスチレン、ペット樹脂のうち何れか一つ、或いはこれらの複合素材から形成されるようにしたので、安価かつ軽量で、しかも透明或いは半透明な箱を製造することができる。
以下、本発明の改ざん防止用箱の第1実施形態について図を参照して説明する。
図1は本発明にかかる箱の第1の実施形態を示す斜視図であり、図2は箱の底面図、図3は図1の展開図である。
図1に示すように、箱(改ざん防止用箱)Aは、正面板1、背面板2、第1側面板3、第2側面板4、蓋板6、第1底板11、第2底板12を主要部として備え、更に、糊付片5、差込片7、第1逆止片8、第2逆止片9、吊下補強板10、第1上部サイドフラップ3a、第2上部サイドフラップ4a、第1下部サイドフラップ3b、第2下部サイドフラップ4b、糊付片13、糊付片14を備える。
具体的には、図3に示すように、第1側面板3、正面板1、第2側面板4、背面板2、糊付片5は、折罫30,31,32,33(図3においては山折り)を介して連接される。第1側面板3、正面板1、第2側面板4の上縁にはそれぞれ折罫34,35,36(同、山折り)を介して第1上部サイドフラップ3a、蓋板6、第2上部サイドフラップ4aが連接する。なお、折罫34,36の少なくとも一部には、切線34a,36aが形成される。
更に、蓋板6は、折罫37(同、山折り)を介して差込片7が連接され、更に差込片7の左右両側には、折罫38,39(同、山折り)を介して第1逆止片8、第2逆止片9が連接される。
また、背面板2の上側は吊下片2aとして形成されるとともに、略丸穴形の吊下部2bが形成される。更に、背面板2の上部の吊下片2aには、折罫40(同、山折り)を介して吊下補強板10が連接される。なお、吊下補強板10にも吊下部2bと重なるように吊下部10bが形成される。吊下補強板10を設けることにより、吊下片2aが補強されて、箱Aを吊り下げた際の吊下片2aの破損を回避できる。
そして、第1側面板3、正面板1、第2側面板4、背面板2の下縁にはそれぞれ折罫41,42,43,44(同、山折り)を介して第1下部サイドフラップ3b、第1底板11、第2下部サイドフラップ4b、第2底板12が連接する。更に、第1底板11及び第2底板12には、それぞれ第1底板係止部11a、第2底板係止部12aが形成され、また、それぞれ折罫45,46(図3においては谷折り)を介して糊付片13、糊付片14が連接する。
なお、箱Aの材質としては、0.3〜0.4mm程度厚みの紙や、0.25〜0.4mm程度の厚みのプラスチックシート、例えばポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニル、ポリスチレン、ペット樹脂、及びこれらの複合材料により形成されることが好ましい。
次に、箱Aの組立について説明する。
まず、第1側面板3、正面板1、第2側面板4、背面板2、糊付片5をそれぞれ折罫30,31,32,33で山折りした後に、第1側面板3の裏面と糊付片5とを接着剤等により接着する。
次に、第1下部サイドフラップ3bと第1底板11とをそれぞれ折罫41,42で山折りした後に、第1底板11に連接される糊付片13の裏面と第1下部サイドフラップ3bとを接着剤等により接着し、第1側面板3と正面板1とが略直交するように組み立てる。同様に、第2下部サイドフラップ4bと第2底板12とをそれぞれ折罫43,44で山折りした後に、第2底板12に連接される糊付片14の裏面と第2下部サイドフラップ4bとを接着剤等により接着し、第2側面板4と背面板2とが略直交するように組み立てる。
そして、その後に、折罫45,46を谷折りして、図2に示すように、第1底板11の第1底板係止部11aを第2底板12及び第2下部サイドフラップ4bの内側に差し込み、同様に第2底板12の第2底板係止部12aを第1底板11及び第1下部サイドフラップ3bの内側に差し込む。これにより、略平坦な底面15が形成され、しかも第1底板係止部11aと第2底板係止部12aとが係合し合うので、底面15を開封跡を残すことなく、開けることが不可能になる。なお、底面15が形成された状態では、折罫45,46は折り戻されている。
このようにして、箱Aが半完成して、箱A内に食品や化粧品等の物品を収容することが可能となる。
なお、底面15を上述したような構成としたのは、開封跡を残すことなく開けることを不可能とするとともに、箱A内に食品や化粧品等の物品を収容する前には、箱Aを潰して板状にすることができ、運搬、収納等に有利となるからである。すなわち、箱Aの組立作業と、箱A内にへの物品の収容作業とを異なる場所或いは時期に行う場合が少なくないので、箱Aを半完成状態で潰して体積を小さくすることができるようにしたのである。具体的には、折罫45,46を再度、谷折りすることにより、第1底板11と第1下部サイドフラップ3b及び糊付片13とが重なり合い、また第2底板12と第2下部サイドフラップ4b及び糊付片14とが重なり合い、箱Aが板状に潰れる。つまり、正面板1の裏面の一部及び第2側面板4の裏面が背面板2の裏面と密着し、背面板2の裏面の一部及び第1側面板3の裏面が正面板1の裏面と密着する。
次に、箱A内に食品や化粧品等の物品を収容した後の箱Aの組立について説明する。
まず、吊下補強板10を折罫40で山折りして、箱Aの内側に入れる。
更に、第1上部サイドフラップ3a,第2上部サイドフラップ4aをそれぞれ折罫34,36で山折りし、第1上部サイドフラップ3aと第2上部サイドフラップ4aの先端部分が重なる。
次に、差込片7を折罫37で山折りする。そして、第1逆止片8、第2逆止片9をそれぞれ折罫38,39で山折して、第1逆止片8、第2逆止片9のそれぞれの裏面と差込片7の裏面とを密着させる。そして、その状態で、差込片7、第1逆止片8、第2逆止片9を第1上部サイドフラップ3a及び第2上部サイドフラップ4aと吊下補強板10との間に形成される隙間から、箱Aの内側に挿し込む。すると、第1逆止片8及び第2逆止片9は、箱Aの材料自体の回復力により折り戻され、第1逆止片8及び第2逆止片9の端部8a,9aがそれぞれ第1上部サイドフラップ3a、第2上部サイドフラップ4aの裏面における折罫34,36と係合するようになる。
これにより、箱Aの組立が完成し、図1に示す箱Aとなる。
そして、蓋板6を持ち上げて箱A内から食品や化粧品等の物品を取り出そうとしても、第1逆止片8及び第2逆止片9がそれぞれ第1上部サイドフラップ3a、第2上部サイドフラップ4aの裏面と係合するので、開封跡を残すことなく蓋板6に連接する差込片7を箱A内から抜き出すこと不可能となる。
また、吊下補強板10が箱Aの材料自体の回復力により折り戻され、吊下補強板10と対向する差込片7を箱A内側に向けて押し付けるので、更に、差込片7を箱A内から抜き出すことが困難となる。
以上説明したように、本発明の箱Aによれば、食品や化粧品等の物品を箱A内に収容した後に蓋板6を容易に閉じることができ、しかも、蓋板6を及び底面15を開封跡を残すことなく開けることが不可能となる。これにより、箱Aに収容した物品を故意に抜き出すことが困難となり、万引き、無断使用、異物の混入等の不正を未然に防止することができる。
続いて、蓋板6を空けて、箱A内から食品や化粧品等の物品を取り出す場合の箱Aの作用について説明する。
まず、蓋板6を把持するために、蓋板6と第1上部サイドフラップ3a及び/又は第2上部サイドフラップ4aとの間に指等を差し込む。そして、蓋板6を持ち上げる。すると、上述したように、第1逆止片8及び第2逆止片9がそれぞれ第1上部サイドフラップ3a、第2上部サイドフラップ4aの裏面と係合するので、簡単には、蓋板6に連接する差込片7を箱A内から抜き出すことできない。
そして、更に、蓋板6を持ち上げて、蓋板6を開けると、第1逆止片8及び第2逆止片9の端部8a,9aがそれぞれ第1上部サイドフラップ3a、第2上部サイドフラップ4aの裏面における折罫34,36を押し上げるので、折罫34,36に形成した切線34a,36aが破断してしまう。
このように、蓋板6を空けて箱A内から食品や化粧品等の物品を取り出すと、第1逆止片8及び第2逆止片9により、折罫34,36の切線34a,36aが破断して、明確な開封跡が残る。したがって、例えば、収容した食品等に毒物等の異物が混入された場合であっても、箱Aに残される開封跡により、収容した食品等を不正に抜き出したことが確認できるので、未然に、毒物等が混入された食品を食べてしまう危険性を回避することができる。
なお、底面15及び箱A本体側面は、糊付けしてあるので、底面15及び箱A本体側面から物品を取り出すと、糊付片5、糊付片13、糊付片14に明確な開封跡が残る。
なお、上述した実施形態では、底面15を第1底板11,第2底板12等で構成することにより、開封跡を残すことなく開けることを不可能とするとともに、箱Aを板状に潰すことを可能にしたが、例えば、図4に示すように、第1底板11,第2底板12に替えて、底板17と底板17に連接する糊付片18を設けて、糊付片18を正面板1の裏面に糊付けする構造としてもよい。
また、箱Aを展示等するために設けられる吊下片2a及び吊下補強板10は、必ずしも必要でない。すなわち、箱Aを吊り下げる必要がない場合には、吊下片2a及び吊下補強板10を省いてもよい。
次に、本発明の改ざん防止用箱の第2実施形態について図を参照して説明する。
図5は本発明にかかる箱Bの展開図である。なお、第1実施形態の箱Aと同一の構成要素については、同一の符号を付して、説明を省略する。
箱(改ざん防止用箱)Bは、箱Bの上面と底面を略同一の構造とすることにより、上面(蓋板6)及び底面(底板26)を容易に閉じることができるが、その一方で開封跡を残すことなく開けることが不可能とするものである。
箱Bは、図5に示すように、第1側面板3、正面板1、第2側面板4、背面板2の下縁にはそれぞれ折罫54,55,56(同、山折り)を介して第1下部サイドフラップ23b、底板26、第2下部サイドフラップ24bが連接する。なお、折罫54,56の少なくとも一部には、切線54a,56aが形成される。
更に、底板26は、折罫57(同、山折り)を介して差込片27が連接され、更に差込片27の左右両側には、折罫58,59(同、山折り)を介して第3逆止片28、第4逆止片29が連接される。
箱Bの組立方法は、箱Aの組立方向を適用すればよいので説明を省略する。また、箱Bを組み立てた形状は、箱Aと同一であるため斜視図を省略する。
したがって、以上の構成により、箱Bは、蓋板6及び底板26を容易に閉じることができるが、その一方で開封跡を残すことなく蓋板6又は底板26を開けることが不可能となる。
すなわち、第1逆止片8、第2逆止片9、第3逆止片28、第4逆止片29がそれぞれ第1上部サイドフラップ3a、第2上部サイドフラップ4a、第1下部サイドフラップ23b、第2下部サイドフラップ24bの裏面と係合するので、簡単には、蓋板6或いは底板26に連接する差込片7、差込片27を箱A内から抜き出すことできない。また、蓋板6或いは底板26を空けて箱A内から食品や化粧品等の物品を取り出すと、第1逆止片8、第2逆止片9、第3逆止片28、第4逆止片29により、折罫34,36,54,56の切線34a,36a,54a,56aが破断して、明確な開封跡が残る。
これにより、箱Aに収容した物品を故意に抜き出すことが困難となり、万引き、無断使用、異物の混入等の不正を未然に防止することができる。また、箱Aに残される開封跡により、収容した食品等を不正に抜き出したことが確認できるので、不正使用や異物の混入の可能性を予想することができる。
箱Aの斜視図 箱Aの底面図 箱Aの展開図 箱Aの底面の変形例を示す展開図 箱Bの展開図
符号の説明
A,B 箱(改ざん防止用箱)
1 正面板
2 背面板
2a 吊下片
3 第1側面板
3a 第1上部サイドフラップ
4 第2側面板
4a 第2上部サイドフラップ
6 蓋板
7 差込片
8 第1逆止片
9 第2逆止片
10 吊下補強板
23b 第1下部サイドフラップ
24b 第2下部サイドフラップ
26 底板
27 差込片
28 第3逆止片
29 第4逆止片
34,36,54,56 折罫
34a,36a,54a,56a 切線


Claims (8)

  1. 正面板、背面板、第1側面板、第2側面板、蓋板、前記第1或いは前記第2側面板に連接される第1及び第2上部サイドフラップ、および前記蓋板に連接される差込片を有する箱において、
    前記差込片の左右両側に連接され、前記差込片とともに前記箱内に差し込まれることにより前記第1或いは前記第2上部サイドフラップと係合して、前記差込片が前記箱内から抜け出することを阻止する逆止片を備えることを特徴とする改ざん防止用箱。
  2. 前記第1上部サイドフラップと前記第1側面板、及び前記第2上部サイドフラップと前記第2側面板との折罫の少なくとも一部に切線が設けられることを特徴とする請求項1に記載の改ざん防止用箱。
  3. 前記第1或いは前記第2側面板に連接される第1及び第2下部サイドフラップと、
    底板と、前記底板に連接される差込片と、
    前記差込片の左右両側に連接され、前記差込片とともに前記箱内に差し込まれることにより前記第1或いは前記第2下部サイドフラップと係合して、前記差込片が前記箱内から抜け出することを阻止する逆止片を備えることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の改ざん防止用箱。
  4. 前記第1下部サイドフラップと前記第1側面板、及び前記第2下部サイドフラップと前記第2側面板との折罫の少なくとも一部に切線が設けられることを特徴とする請求項3に記載の改ざん防止用箱。
  5. 前記正面板或いは前記背面板に前記箱を吊り下げる吊下片を備えることを特徴とする請求項1から請求項4にうち何れか一項に記載の改ざん防止用箱。
  6. 前記吊下片に連接して前記吊下片を補強するとともに、前記箱内に差し込まれて前記差込片と対向する吊下補強片を備えることを特徴とする請求項1から請求項5にうち何れか一項に記載の改ざん防止用箱。
  7. 前記箱は、紙により形成されることを特徴とする請求項1から請求項6にうち何れか一項に記載の改ざん防止用箱。
  8. 前記箱は、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニル、ポリスチレン、ペット樹脂のうち何れか一つ、或いはこれらの複合素材から形成されることを特徴とする請求項1から請求項6にうち何れか一項に記載の改ざん防止用箱。


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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR101833376B1 (ko) * 2010-12-17 2018-03-02 에스프린팅솔루션 주식회사 포장박스

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